<聖獣界ソーン・白山羊亭冒険記>


酒は飲め飲め
●オープニング【0】
「第241回チキチキ大酒飲み比べ大会〜っ☆」
 白山羊亭の看板娘・ルディアのその声に、店内に居た客たちが拍手喝采をおくる。やんややんやの大盛り上がりだ。
「今から参加者の人たちがお酒をいっぱい飲み続け、話なり芸なり何なりとします。見物のお客さんたちは、最後にどの方が一番よかったか拍手してもらいます。優勝者はその拍手が一番大きかった人でーす!!」
 ルディアの説明に、また盛り上がる見物客たち。見物客も酒が入っているのだから、この後ますますヒートアップしてゆくことだろう。
 そもそも発端は、誰かが『どれだけ酒を飲めるか、大会を開こう』と提案したことによる。それがあれよあれよという間に、酒を多く飲むことを競うのではなく、酒を多く飲んで何かしらしたことの出来を競う、ということに変わってしまったのである。なお、ルディアの言っている回数は全くの出鱈目なので信じないように。
 要は簡単だ。見物客を引き付けるような話をしたり、芸を見せたりすればいいだけの話だ。何だったら、自らの飲みっぷりで引き付けたっていい。方法は問わない。
 順番は別に決まっていない。話したい時に話す、見せたい時に見せる、そういうことだ。
「優勝者には賞品も用意してますから、参加者の人たちは頑張ってくださいっ! それじゃあ、参加者の入場〜っ☆」
 ルディアに促され、参加者たちが姿を見せた。
 よーし……頑張ってみるか!

●参加者紹介【1】
 姿を見せた参加者の数はだいたい10人前後だった。人間はもちろん、エルフにシフール、それから猫耳娘、さらには腕が4本もある多腕族の男性が居たりなどと参加者の種族もバラエティに富んでいる。
 一方見物客の方はというと、ざっと見た所だと参加者数の3倍以上は居るのではないだろうか。無論こちらも種族は様々だ。
「……上手い商売だわ」
 エルフの女性、メリッサ・ローズウッドが見物客を見回して呆れたようにつぶやいた。それはそうだろう、参加者より見物客の方が圧倒的に多いのだから。きっと白山羊亭の損はないと思われる。
「いっぱい飲んだ人の勝ち? ……色んな種類のお酒を飲むのかな〜?」
 パタパタと飛んでいたシフールの少女、ディアナ・ケヒトがルディアの肩の上にちょこんと乗って尋ねた。
「ううん、別に同じお酒ばかり飲んでもいいのよ。でも……大丈夫?」
 心配そうにディアナに聞き返すルディア。ちゃんと飲むことが出来るのか、心配なのだろう。しかし、ディアナはふるふると頭を振った。
「ディアお酒は強いんだよ〜。ワイングラスで1/3くらいは飲めるもん」
 えっへんと、ディアナが胸を張って答える。……それって、飲めると言えるのだろうか? とりあえず、ルディアは苦笑していたことを記しておく。
 ディアナとルディアの間でそんなやり取りがあった中、店内に豪快な笑い声が響き渡った。
「酒飲み大会なら、俺の出番だな。お前たちとは鍛え方が違う所を見せてやる。わっはっは!」
 そう自信たっぷりに、かつ楽し気に言い放ったのは、小麦色の肌でがっしりとした多腕族の男性シグルマであった。笑い声を聞いた見物客の一部から、ひそひそと話し声が聞こえてきた。
「おいおい、あいつ出てたの?」
「確か前見た時、すっげえ飲みっぷりじゃなかったか? こりゃ本命かなー」
 どうやらシグルマ、その酒の飲みっぷりではちょいと知られているようだ。
「はいはい、皆さん準備いいですかー? 今からこの笛を吹きますから、笛が鳴ったらスタートですよー」
 いつの間にやら笛を手にしていたルディアが、参加者を見回して言った。と、何かに気付いたのかルディアはある少女の方に近付いていった。
「あ、お客さんダメですよ〜。一旦参加した以上、最後まで付き合ってもらわないとー」
 見物客の方へ紛れ込もうとしていた少女、高町恭華をルディアは参加者の方へと連れ戻した。ばつの悪そうな表情を浮かべる恭華。
「うっかり手を挙げたせいかな……」
 首を傾げながら、恭華がつぶやいた。どうも何かの拍子で参加するはめになったようである。
 恭華を連れ戻したルディアは、改めて参加者にこう言った。
「はーい、お待たせしましたっ! それじゃあスタートですっ☆」
 ルディアの吹く笛の音が店内に響き渡った。

●各人一斉にスタートを切りました【2】
 大会がスタートすると同時に、参加者たちはほぼ一斉に酒の入ったジョッキやグラスを手に取って飲み始めた。見物客からは拍手や歓声、口笛などが入り乱れ飛ぶ。
 一番気合いが入ってるのは、やはり本命視されているシグルマだろう。何せ自分専用のジョッキを取り出して、そこに酒を注いでもらっているのだから。
 飲み方も、注いでもらったら一気にぐいと飲み干す。また注いでもらったと思ったら、一息にぐいっと飲み干す。この繰り返しであった。並の者がこれを真似すると、間違いなく数杯で酔いつぶれるに違いない。
「このワイン、なかなかいけるわね」
 メリッサはワイングラス片手に、自分のペースでこくりこくりと飲んでいた。まあ、これが利口な飲み方というものか。
「……あら。もう1本空いたわ。新しいのくださいな」
 さらりと言い放つメリッサ。さて、いったいどういうペースで飲んでいるのだろう?
「あっ、ディアこのお酒がいいな〜☆ これがいいな〜☆」
 飲む酒のリクエストをルディアにしているのは、ディアナだった。酒のボトルをぺちぺちと叩くディアナ。
「へー、飲む種類にもこだわるんだ? お酒好きなのね。お酒強いって言ってたし、さっきも」
「でも、ホントはお酒が好きな訳じゃなくて〜、珍しい物が好きなだけなんだけどね〜。ディア、これ初めて見たもの〜」
 ルディアがワイングラスにその酒を注いでいる間、ディアナはわくわくとした眼差しを向けていた。
「……まあまあかな」
 皆が銘々自由に飲んでいる中、恭華は地味にちびちびと酒を飲んでいた。それはまるで、周囲で盛り上がる見物客に埋没するかのごとく。そのまま参加者であることを忘れられるのではないかと思うほど、ごく普通に飲んでいた。
 ということで、大会はまずはこのようなペースで進んでいった。

●暴走するエルフ女性【3】
 さて――時間が経つにつれ、飲み干した酒の量は増えてゆく。すなわちそれは、酔いが次第に回ってゆくということも意味している。
「ああ、もうジョッキでは面倒だ。樽ごと持って来い。樽ごとなっ!」
 前言撤回、酔いが回らない者も居る。今のシグルマのように。ここまで飲むペースが落ちる所か、逆に加速していた。
 それはそれとして、普通の者なら酔いは回る。ちょうど参加者たちが一芸などを披露し始めた頃、その一端が垣間見えた。
 中座してふらりと厨房に入っていたメリッサが、何故か林檎を片手に皆の前に戻ってきた。
 飲んでいるうちに、食べたくなったのだろうか? いや、そうではなかった。
「はい、ご注目。このリンゴを風の魔法で真っ二つにしてご覧にいれます」
「おーっ、エルフの姉ちゃんいいぞやれやれーっ!」
「割っちまえ、割っちまえーっ!!」
 前口上を言い始めたメリッサに、口笛やら歓声やらが飛んできた。なるほど、林檎を持ってきたのはそのためだったようだ。
「まず林檎を置きます」
 きょろきょろと辺りを見回したメリッサは、本当に当たり前のように――近くで飲んでいた参加者の猫耳娘の頭の上に、林檎をちょこんと置いた。
「あーっ、ダメです、ダメですっ!!」
 それに気付いたルディアが、慌ててピピピッと笛を吹き注意した。
「え? 大丈夫よ。私が失敗するはずないじゃない。おーっほっほっほ☆」
 高笑いしてみせるメリッサ。いけません、これ完全に酔ってます。
「ダメですってば! 万一があったら、どうするんですかっ!」
 なおも注意するルディア。当然の反応である。
「……仕方ないわね。じゃ、ここでいいわ」
 根負けしたのか、メリッサは渋々と林檎を空いていた椅子の背もたれの上に置き直した。そしておもむろに『ウィンドスラッシュ』の魔法を林檎に向けて放つ。
 次の瞬間、綺麗に真っ二つに割れた――椅子の方が。それも林檎は無傷のままで。どよめく見物客たち。だがメリッサはしれっとこう言い放ったのである。
「わざとよ、わざと。決まってるじゃない。さ、本番行くわよ」
 メリッサは床に落ちた林檎を拾うと、また別の椅子の背もたれの上に置き直した。椅子の向こうにいる見物客たちが、一斉に左右に別れていった。
 と、メリッサの一芸がちょっとした騒ぎになりつつある中、シグルマは4本の腕でそこそこ大きな酒樽を器用に抱え上げ、ごくごくと中身を飲み干しつつあった。
「んぐ、んぐ、んぐ……ぷはぁーっ! 旨いっ、もう1樽だ!!」
 シグルマが手の甲でぐいと口元を拭って言った。何とも満足げな表情である。見物客からは、感嘆の声が漏れてきていた。

●口は災いの元【4】
「気持ちいいね〜♪ ディア楽しくなっちゃうよ〜♪」
 酔いが回り顔が紅くなっていたディアナが、空になったワイングラスの上に座りながらまるで歌うように言った。
 が、次の瞬間にそのワイングラスが真っ二つに割れた。不意をつかれた形になったディアナは、そのままテーブルの上にすとんと落ちてしまった。
「えっ? 今の何なの〜?」
 目を丸くするディアナの耳に、ルディアの声が聞こえてきた。
「メリッサさんっ!!」
「やあね、ウォーミングアップよ。ウォーミングアップ。次こそ本番」
 どうやら今のはメリッサの仕業らしい。
「おおう、こっちの姉ちゃんもやるねえ」
 奥の方に居た見物客の声が聞こえてきた。見れば、頬に朱が差していた恭華が鋼糸を使って器用にグラスを運んでいる所であった。
 それなりに酔ってはいるようだが、落とすことなくグラスを運び続けている。1歩、また1歩と進む度に豊かな胸が揺れていた。
「いい胸してんねー、この姉ちゃん!」
「脱いじゃえーっ、脱いじゃえーっ!」
 見物客の何人かも胸の揺れに気付いたようで、酒も回っていたこともありそう言って恭華をはやし立てた。
 すると、だ。鋼糸で運んでいたグラスが、今はやし立てた見物客の方へと飛んでいった。
「うわあっ、危ねえっ!!」
「この姉ちゃん、何しやがるっ!!」
 文句を言い出す見物客2人。しかし恭華はつかつかとその2人の方に歩み寄ると、ぐいっと襟首をつかんだ。
「ちょっと……こっちへ」
 恭華は2人の襟首をつかんだまま、奥の部屋の方へと引っ張っていった。その直後、奥の部屋の方から激しい物音と悲鳴が聞こえてきたが……あえて触れないことにしよう、うん。
「ひいっ! すいませんっ、すいませんっ!」
「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ!!」
 何だか2人が哀れに思えてくるが……自業自得であろう、きっと。
「ディアの得意なことね〜、歌と踊りが好きだよ〜♪」
 奥の部屋での物音が続く中、先程の驚きから立ち直ったディアナが懐からエメラルドとクリスタルを取り出し、ジュエル魔法を使用した。『クリスタルソード』の魔法である。
 そして生み出されたクリスタルの剣を手に、ディアナは歌いながらクルクルと回り始めた。
「見て見て〜♪ ディアまだまだ回れるよ〜♪」
 ディアナはとても楽しそうに空中で回り続けていた。

●本番はいつですか?【5】
「んぐっ、んぐっ、んぐっ……かぁーっ! 身体中に染み渡るな、おいっ!!」
 ただただ飲み続けていたシグルマは、2つ目の酒樽をも空にしていた。
「どうだ、俺に挑戦する奴は居ねーか。受けて立つぜ」
 参加者たちを見回すシグルマ。が、飲み比べでシグルマと真っ向勝負を挑もうという者は居ないようである。誰も反応しなかった。
「居ねーのか……ちとつまらんな。おーい、樽もう一丁だ!」
 挑戦者の居ないことに小さな溜息を吐いたシグルマは、さらに酒樽を追加した。
「剣が綺麗でしょ〜♪」
 ディアナはまだ回り続けていた。しかし酒を飲んでそんなに回り続けていると……。
「あれ〜〜? ふらふらするよ〜〜」
 その言葉とともに、次第に回転が遅くなるディアナ。案の定だった。激しく回ったことによって、酔いが回り切ってしまったのである。
「みんなが回ってるよ〜〜」
 最終的にディアナは、テーブルの上に墜落してしまった。そしてそのまま、ぴくりとも身動きしない。
「大丈夫っ!?」
 心配したルディアが慌てて駆け寄ってきた。けれども何のことはない、ディアナは単に眠っているだけであった。規則正しく胸元を上下させ、すやすやと気持ちよさそうな寝顔を見せていた。
 一方シグルマは、相変わらず酔いつぶれることもなく、3つ目の酒樽を4本の腕で抱え上げて飲んでいた。
 やがて半分ほど飲み干したと思われる頃だ。シグルマの抱えていた酒樽が、すぱっと真っ二つに割れたのである。当然中身はシグルマへと降り注ぎ――。
「うわっぷっ!!」
 酒を頭から浴びたのではたまったものではない。思わずシグルマは両目を閉じていた。酒が少し目に入っていた。
「何だこりゃ!」
 驚くシグルマの耳に、メリッサの声が聞こえてきた。
「おかしいわ……ここのお店、スライスラインなのかしら。今度こそ本番よ」
 ああ、やっぱり。これもまたメリッサの仕業だったのだ。ちなみに林檎は無傷なままであり、隣ではルディアが手をぐるぐる回して教育的指導のポーズを取っていた。
「おいっ!!」
 怒りの声を発するシグルマ。酒を浴びさせられたことに対して、さすがに怒るつもりなのだろう。
「酒が勿体無いだろうがっ!!」
 ……そっちの方ですか。まあ、大酒飲みなシグルマとしては当然の反応なのだろうが。
「……あなた可愛いわね」
 ふと気付くと、いつの間にか奥の部屋から出てきていた恭華が見物客だった可愛らしい女の子の隣に座り、顎の辺りを優し気に撫でていた。ちなみに奥の部屋からは、ぼろ雑巾のようになった先程の2人が床に這いずるように出てきていた。
「一緒に……飲む?」
 恭華はそう言うと、自らが口をつけたグラスをその女の子の方に差し出した。この様子では、ちょっと理性のリミッターが外れてしまっているようだ。
「え、え、え?」
 戸惑う女の子。これもまた当然の反応であった。
 それから少しして大会は終わり、見物客の拍手を調べた結果、メリッサより僅かに拍手の大きかったシグルマが優勝者に決まった。
 ちなみに林檎は結局割れなかったことを付け加えておく。

●健康のため飲み過ぎには注意しましょう【7】
 大会の翌日――メリッサは魔法ギルドに居た。何故だかしかめっ面をして。
「ああ……頭に響く……」
 先程誰かが割った壷の音が、メリッサの頭の中で共鳴していた。昨日飲み過ぎたためか、完全に二日酔いになっていたのである。
「……口当りがいいからって、調子に乗る物じゃないわ」
 と、完全に参った様子のメリッサ。そこに誰かから聞いてきたのか、ルディアが現れた。
「メリッサさん!」
「……っ……!」
 ルディアの呼び声に、頭を抱えるメリッサ。重傷ですね、これは。
「お渡ししたい物があるんです」
「何が……?」
 ルディアの差し出した丸めた羊皮紙を、メリッサが受け取って開いた。そこには椅子やグラスなど、メリッサが壊した物に対する請求額がきっちりと記されていた。
「……何よ、これ。知らないわ」
 冷静に答えつつも、メリッサの表情はちと慌てていた。そう、酔った後の記憶がすっぽりと抜け落ちていたのである。
「えっ、覚えてないんですかっ!!」
「……っ……!!」
 ルディアの驚きの声に、とうとうメリッサは頭を抱えてその場にしゃがみ込んでしまった。

【酒は飲め飲め おしまい】


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 整理番号 / PC名 / 性別 
             / 種族 / 年齢 / クラス 】
【 1891 / ディアナ・ケヒト / 女
     / シフール / 18 / ジュエルマジシャン 】○
【 0664 / 高町恭華 / 女
             / 人間 / 19 / 高校生 】◇
【 0812 / シグルマ / 男
             / 多腕族 / 35 / 戦士 】◇
【 0926 / メリッサ・ローズウッド / 女 
            / エルフ / 23 / 風喚師 】◇


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■         ライター通信          ■
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・『白山羊亭冒険記』へのご参加ありがとうございます。担当ライターの高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・参加者一覧についているマークは、○がMT13、◇がソーンの各PCであることを意味します。
・なお、この冒険の文章は(オープニングを除き)全9場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通されると、全体像がより見えてくるかもしれませんよ。
・大変お待たせいたしました、とにかくほとんどお酒を飲むだけという物語をお届けいたします。高原としては、こういった展開が読めない物語は大変ですけど好きだったりします。
・優勝者は本文の通りですが、これはプレイングなどで判断して決定させていただきました。ちなみに優勝賞品が何なのか分かるのは、優勝者の方のみです。
・ここからは余談になりますが、聖獣界ソーンでは『PCクエストノベル』なる物が始まっています。『白山羊亭冒険記』などとはまた違った楽しみがあると思いますので、もし機会がありましたら設定などをチェックしてみてください。
・メリッサ・ローズウッドさん、7度目のご参加ありがとうございます。MT12のPCさんと同一人物であることは明らかなので、参加回数はそのまま通算させていただきますね。結局林檎は割れずじまいでした。シグルマさんと優勝を競ったんですが、真っ二つの恐怖があったためか惜しくも優勝を逃すこととなってしまいました。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。
・それでは、また別の冒険でお会いできることを願って。