<聖獣界ソーン・白山羊亭冒険記>
お掃除大作戦☆
●オープニング【0】
「明日、お屋敷のお掃除をするのですにゃー」
いつものように白山羊亭に遊びに来ていた猫耳メイドさんのマオが、脈絡もなく唐突に言った。マオは街外れに住む元騎士ガーナルの屋敷で働くメイドさん3人娘の1人である。
「いつものお掃除じゃなくて、大掃除なのですにゃー。大変なのですにゃー」
マオは話を続けた。何でも気候もよくなってきたことだし、少なくない部屋の埃を徹底的に払い、さらには物置までひっくり返すつもりなのだという。
「あたしとユウミちゃんとカオルちゃんだけじゃ、大変なのですにゃー」
などと言いながら、ちらちらと周囲の者たちを見るマオ。ユウミとカオルはマオと同じくメイドさん3人娘の2人で、エルフ娘メイドさんと眼鏡っ娘メイドさんである。
「……大変なのですにゃー」
同じ言葉を繰り返し、マオはちらちらではなくじろじろと周囲の者たちを見た。
これは……暗に『手伝え』と言ってますか? 誰かがそれを突っ込むと、マオは笑顔でこくこく頷いた。
「お金は出せませんけど、ご飯ならご用意出来ますにゃー☆」
金にはならない、けれども1食分は浮くと思われるこの話。
暇があったら、手伝ってみようかな?
●心優しい4人の者たち【1】
「今日はお掃除のお手伝いに来てくださって、どうもありがとうございますのにゃー」
深々と頭を下げるマオ。白山羊亭でのやり取りの翌日、元騎士ガーナルの屋敷での光景である。
「あっ……ありがとうございます」
マオの右隣に居たカオルが、マオに合わせて慌てて頭を下げた。
「すみません、きっとマオちゃんがまたご迷惑を……」
昨日マオが何をしてきたか、おおよその想像はついているのだろう。少し遅れて、ユウミがぺこぺこと頭を下げる。
「優しい人が多くて嬉しいですのにゃー☆」
顔を上げ、マオは笑顔でぐるりと目の前に居る4人の顔を見回した。4人で多いかどうか判断の分かれる所だろうが、無償であることを考えればやっぱり多い部類になるのかもしれない。
「確かに」
大きめの眼鏡をかけた青年はそうつぶやいて、天井を見上げた。
「この大きなお屋敷を3人では大変でしょうね」
青年――アイラス・サーリアスは、視線を天井からそのまま周囲へと移していった。特別馬鹿でかいという訳ではないけれど、人数比を考えるとやはりこれは大きな屋敷であった。
「そうなのですにゃー。あたしたち3人だけだと、丸々1日はかかるのですにゃー」
その通りとばかりに、アイラスの顔をしっかと見て言うマオ。
「でも7人居れば、今日は半日で終わってしまいますのにゃー☆」
半日はもちろん単純計算での話。しかし、そうそう計算通りに上手くゆかないのが世の常である。さて、実際はどのくらいかかりますやら。
「早く終わるようにディアも頑張るよ〜」
と言ったのは、半透明なアゲハ蝶のような羽根をパタパタと動かしてふわふわと浮いているシフールの少女、ディアナであった。
右手には壁に色を塗る時に使う刷毛を、左手には小さなバケツ――シフールが持てるサイズなのだから、潮干狩りで使うような大きさのだ――をディアナはしっかと握っていた。
「……それは何ですか?」
首を傾げ、カオルがディアナに尋ねた。
「ディアのお掃除道具だよ〜☆」
あっけらかんと答えるディアナ。バケツはそのままバケツとして、刷毛はきっとほうきの代わりに違いない。
「……カーテンは洗濯するのか?」
そう尋ねたのは、足首まである長い黒髪を持つ20代半ばの女性――シェアラウィーセ・オーキッドだった。青き瞳はもちろん、窓にかかったカーテンの方を向いていた。
「どうしようかちょっと迷っているんですが」
シェアラウィーセの質問を受けて、ユウミが思案顔で答えた。まだ結論は出ていないらしい。
「布の扱いなら得意だから、洗濯するならそれをやろうか?」
ちなみに、シェアラウィーセの職業は織物師だ。餅は餅屋という奴である。
「えっ、でも……」
「何、織り上がった布を仕上げに洗ったりするしな。気にすることはない」
申し訳なさそうな顔をしたユウミに、間髪入れずシェアラウィーセが言った。
「じゃあ……お願いします。数ありますけど」
ぺこんとユウミが頭を下げた。
「しかし、これだけの屋敷を掃除するとなると、埃も凄くなりそうですね。終わった頃には、身体中真っ黒になっていたり……なんて」
残る1人、背の高い黒髪の優し気な顔をした美男子――山本建一が素朴な疑問を若干の冗談を交えて口にした。
「それは心配いらないですにゃー。ちゃんとお風呂も用意いたしますのにゃー。さっぱりして帰ってもらえますにゃー」
そうマオが言うように、終わった後のことはそんなに心配しなくていいようだ。つまり、肉体労働の後に風呂で汗を流し、美味しい食事をいただくという流れが用意されているということだ。
「で、どのように掃除を進めてゆくおつもりなんですか?」
アイラスがマオたちに質問を投げかけた。何か指針があるのなら、それに従って進めてゆくに越したことはない。
「えっとですにゃー……最初は分担してお屋敷のお掃除をするのですにゃー。それから皆で物置を片付けるのですにゃー」
何だか分かりやすいようでいて、そうでもない説明である。すぐさまユウミがフォローに入ってきた。
「1階と2階の各部屋、それから廊下とホールという分担になると思います」
うん、この説明なら具体的である。一同はこれに従って分担を決め、屋敷内に散らばっていった。
●アクシデント【2C】
「大丈夫ですかにゃー?」
マオがホールで掃除するディアナと建一の2人に声をかけた。
「ディアは大丈夫だよ〜」
真っ先に返事を返してきたのはディアナであった。ディアナは刷毛を手に、天井近くのシャンデリアの埃を丹念に払っていた。さすがシフール、といった所だろうか。
「でも思ったより埃が積もってないね〜」
意外そうなディアナの言葉。シフールなら楽に届くシャンデリアだが、空飛べぬ者たちには埃を払うのも難しい。けれどもディアナの言うように埃が積もってないということは、空飛べぬなりにマオたちもシャンデリアの掃除をしているということであろう。
「あ〜、けど残ってる所にはやっぱり残ってるね〜。大丈夫、ディアが全部払ってあげるから〜♪」
しかし、隅々まで手が届くシフールにはやはり適わない。ディアナはすぐさま積もっていた埃を丁寧に払い始めた。
「……思ったほど汚れていませんね」
窓を――こちらは普通に地面に足が届く場所だ――きゅっきゅと拭きながら、建一が感心したようにつぶやいた。
大掃除というからにはよほど汚れているのかとも思ったのだが、さすがに人の出入りがある場所、日々の掃除は欠かされていないらしい。
「あー、だけど隅に汚れがまだ……」
ごしごしと力を少し込め、窓の隅の汚れを落とそうとする建一。そんな建一に、マオが不思議そうに尋ねた。
「あのですにゃー。1つ聞いてもいいですかにゃー?」
「ええ、何なりと」
窓と格闘しながら、マオに返事する建一。
「頭にあるのは何ですかにゃー?」
「はっ?」
何を当たり前の質問をしているのかといった表情で、建一がマオの方へ振り返った。
「これですか? これはですね、三角巾と言うんですよ。三角巾です」
にこっと微笑み、噛んで含めるように答える建一。
「そのくらい分かってますにゃー。……自前なんですかにゃー?」
「自前ですが」
建一がきっぱりと答えた。大掃除、凄い埃が予想される場所では髪を守るのに三角巾は必須であろう。
「……気合いが入ってますにゃー……」
マオはそうつぶやきながら、1階の部屋の方へと向かっていった。というか、あなたの方が気合い入れなきゃいけません、マオさん。
さて、マオがホールから姿を消し、残された2人は黙々と……いや、歌を口ずさみながらシャンデリアの埃を払ったり、窓を拭いたりしていた。
先に歌を口ずさみ始めたのはディアナであった。ひょっとすると黙々と作業するのが、ディアナの肌に合わなかったのかもしれない。
それを聞き、音楽の心得に優れていた建一もディアナに合わせるように歌を口ずさみ始めた。2人のハーモニーは、ホールだけでなく屋敷中へ響いていた。
と、不意にディアナが歌を口ずさむのを中断した。
「ん〜? あれ何だろ〜?」
ふと視界に入った大きくもない空気穴、その奥できらり何が光ったように見えたのだ。
一旦気になると掃除どころではない。ディアナは作業を中断すると、すぐにそちらの方へ飛んでいった。
(もしかして宝石だったりして〜?)
わくわくして空気穴のそばへ来たディアナ。無理すれば、頭と片手くらいは入る大きさだろうか。
「ディアいっきま〜す☆」
ごそごそと空気穴へとディアナが半ば無理矢理に頭を突っ込んだ。しかし、そこには何もなかった。
「あれ〜? おかしいな〜、さっききらりってしたのに〜」
首を傾げるディアナ。どうも光の加減で、何かが光ったように見えたのかもしれない。
が、何もなければしょうがない。ディアナは空気穴から頭を抜こうとした、が――。
「……あや?」
動かない。改めて、ディアナは空気穴から頭を抜こうとした。しかし、びくとも動かない。
「あれっ? うんしょっ、うんしょっ」
やはりびくとも動かない。ディアナの顔色がさっと変わった。
「う……うわ〜んっ、誰か助けて〜っ! ディア、ここから抜けなくなっちゃったよ〜っ!!」
泣き叫ぶディアナ。好奇心、シフールを殺す。やはり無理矢理に頭を突っ込んだのがいけなかったらしい。
「た〜す〜け〜て〜っ!!」
じたばたじたばたじたばた。ディアナは手足と羽根を動かし続けていた。
この後――助けを求める声に気付いた建一がマオを呼んできて、はしごやら何やら持ってくる騒ぎとなったものの、何とかディアナの救出に成功したのであった。
●物置の中には……【3】
「……どなたですにゃー?」
マオはシェアラウィーセの顔をまじまじと見つめて、そう尋ねていた。各場所の掃除が終わり、物置の前に一同集結した時のことである。
「あのね、マオちゃん……」
「シェアラさんです……」
ユウミがマオの右肩を、カオルが左肩を各々ぽむと叩き、呆れ顔で頭を振った。
「髪を切っただけで別人扱いされたか……」
苦笑するシェアラウィーセ。いつの間にやら足首まであったとても長い髪が、セミロングほどの長さとなっていた。
「にゃっ? ち、違いますですにゃっ。ちょ、ちょっとした冗談ですにゃっ、冗談ですにゃー。あははははー」
マオはそう言って笑った。そこにアイラスからぼそりと地味にきつい一言。
「目が泳いでいますよ」
「にゃっ!?」
はい、終了。――閑話休題。
「残るはここだけですか?」
「はい。もっともここが一番厄介なんですけど……」
建一の質問にユウミが苦笑して答えた。
何だかんだ言っても、今までの場所は日常ユウミたちが掃除している場所である。だが物置は違う。ある意味では非日常の空間だ。何が待ち受けているか、分かったものじゃない。
「そうですか」
と、ユウミの言葉を聞いた建一はすぐさまマスクをつけた。頭に被った三角巾といい、何とも準備のよろしいことで。
「やっぱり気合いが入ってますにゃー」
「一応人数分はありますけど」
本当に準備万端だった。
一同は建一からマスクを借り受けて――ディアナの分だけは、布を切り裂いてマスクの代用とした――身につけた。
「じゃあ……開けますね」
カオルは皆に聞こえるように言うと、ゆっくりと物置の扉を開いた。中からもわんと埃が流れ出てきた。
「これは凄いですね」
腕で眼鏡をかばいながら、アイラスがつぶやいた。少なくとも1年以上は放置されているように思えた。
「中へ入ってみますにゃー」
マオが先頭で物置の中へ入っていった。他の者たちも、ぞろぞろと後をついてゆく。
「……あー、これは」
入ってすぐにシェアラウィーセがつぶやいた。適当に置いていたと思しき荷物たちが壁になっていて、奥まで進めないのだ。
「埃を払うにしても、まず荷物をどうにかしてからでないといけませんね」
建一がぐるり物置を見回して言った。正論である。最低限、行く手を阻む荷物だけでもどうにかしなければならないだろう。
しかし、荷物が壁になっているとはいっても、シフール1人が通れるような隙間はある。
「ディア、ちょっと奥見てくるね〜」
ディアナはそう言って、物置の奥の方へと飛んでいった。
「けほん、けほんっ! 奥も埃がいっぱいだよ〜」
そりゃ入口で埃が多いのだから、奥も当然多いだろう。
「きゃ〜っ、蜘蛛の巣が引っかかっちゃった〜! あ〜ん、べたべたするよ〜」
そりゃ蜘蛛の巣もあるだろう。
「うわ〜っ、荷物が崩れてきたよ〜っ!」
そりゃ荷物も崩れ……って、何やった、何を!?
「だっ、大丈夫ですかにゃっ!?」
マオが慌ててディアナに声をかけた。
「だ……大丈夫だよ〜。ディアどこも怪我してないよ〜」
びっくりしたようなディアナの声が返ってきた。怪我をしていないのなら一安心だ。
「……あれ〜? 何だろ〜」
だがその直後、ディアナの声は不思議そうな物に変わっていた。
「どうしたんですにゃー?」
「んっとね〜、崩れた荷物から何か出てきたよ〜。ちょっと待って、持ってくね〜」
そう言って戻ってきたディアナは、古い羊皮紙の束を抱えていた。
「よく分かんないから全部持ってきたよ〜」
羊皮紙の束をマオに手渡すディアナ。こんな所に放置していたからか、あるいは古さゆえか、羊皮紙の所々に虫が喰っていた。
「にゃ? 大きな×がついてますにゃー……」
マオが持つ羊皮紙の束の一番上には、大きく×が記された物があった。
「ちょっと失礼」
横からアイラスの手が伸びてきて、羊皮紙を2つ3つ取っていった。そしてじっくりと見るアイラス。
「どうもこれは、何かの地図のようですね」
「地図、ですか?」
ユウミがアイラスに聞き返した。アイラスが言うには、何でも川らしき物が記された羊皮紙があったのだという。
「宝の地図かもしれませんね」
「となると、×印の場所に何かが隠されているのが相場か」
「わ〜い、宝探しに行くの〜? だったらディアも行ってみたいな〜☆」
建一が、シェアラウィーセが、ディアナが口々に言った。
「まあまあ、皆さん気が早いですよ。詳しくは時間をかけて見てみないと分かりませんけどね」
とアイラスは苦笑して言うが、大掃除の最中にそんな時間はかけていられない。
「とりあえず、ご主人様が戻られたら聞いてみたいと思います」
ユウミがそう結論を出して、この地図についての問題は一時棚上げされることとなった。
「さあ、物置の掃除を頑張りますのにゃー! えいえいおーですにゃー!」
マオが号令をかけ、ようやく物置の掃除が始まった。
●綺麗さっぱり片付いて【4】
物置の掃除はやはり時間がかかった。
まず入口付近の荷物を全て外に出し、奥まで進めるようになった所で大雑把に埃を払ってしまう。それから中の荷物を動かし整頓し、また埃を払う。最後に外に出した荷物を中へ運んできて整頓し、またまた埃を払う。このような行程で物置の掃除は進められた。
おかげで日もとっぷりと暮れた頃には、物置の荷物も僅かに減って、奥までスムーズに歩くことが出来るようになっていた。
「終わったですにゃー!」
両手を挙げ、思いっきり背伸びをしてマオが言った。
「やれやれ、お疲れさまでした」
額の汗を拭う建一。三角巾もマスクも、埃ですっかり黒く汚れていた。
「……やっぱり切って正解だったな」
髪を撫で、1人うんうんと頷くシェアラウィーセ。きっと髪をばっさり切っていなかったら、何度となく踏まれていたことだろう。
「他にあの地図に繋がる物は出てきませんでしたね」
拭いた眼鏡をかけ直しながら、アイラスが言った。掃除の途中、荷物の中身を確かめる際にちょこっと調べてみたのだが、あの地図はあれでとりあえず全部のようであった。
「本当に、あの地図は何なんでしょう……」
ユウミが首を傾げる。よもや大掃除でこんな副産物が出てくるとは、思いもよらない出来事であった。
「皆さん、お風呂の方が準備出来ました」
そこへ一足先に風呂の準備をしていたカオルが戻ってきた。恐らく男女交代で入ることになるだろう。
「わ〜い、お風呂だ〜☆ ディアもう埃だらけだよ〜。お風呂はあっち〜?」
よほど嬉しいのか、ディアナがくるくるとカオルの回りを飛び回った。そして風呂の場所を教えてもらう。
「皆さんがお風呂に入っている間に、お食事の用意をしますのにゃー。焼き立てのパンも出しますにゃー」
にこにことマオが言う。が、それを聞いたディアナの顔色が変わった。
「あ〜ん、ディアもう焼かれたくないよ〜! 焼きシフールは嫌だよ〜っ!!」
そう叫んで、一目散に風呂の方へと飛び去っていった。
残されたアイラス、建一、シェアラウィーセはきょとんとした表情を、マオたちメイドさんは3人顔を見合わせて苦笑いを浮かべていた。
ともあれ――大掃除お疲れ様でしたっ!
【お掃除大作戦☆ おしまい】
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【 整理番号 / PC名 / 性別
/ 種族 / 年齢 / クラス 】
【 0929 / 山本建一 / 男
/ 人間 / 25 / アトランティス帰り(天界、芸能) 】◇
【 1131 / ディアナ / 女
/ シフール / 18 / ジュエルマジシャン 】◇
【 1514 / シェアラウィーセ・オーキッド / 女
/ 亜人(亜神) / 184 / 織物師 】◇
【 1649 / アイラス・サーリアス / 男
/ 人 / 19 / フィズィクル・アディプト 】◇
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■ ライター通信 ■
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・『白山羊亭冒険記』へのご参加ありがとうございます。担当ライターの高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・参加者一覧についているマークは、○がMT13、◇がソーンの各PCであることを意味します。
・なお、この冒険の文章は(オープニングを除き)全6場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通されると、全体像がより見えてくるかもしれませんよ。
・大変お待たせいたし申し訳ありませんでした。お屋敷での大掃除の模様をお届けいたします。今回は淡々とお話が進んでいましたが、本文にもありましたように物置では謎の地図も見付かったりしています。ちなみにこの地図、プレイングによっては見付からない可能性も実はありました。さて、いったい何の地図なんでしょうねえ……?
・ディアナさん、14度目のご参加ありがとうございます。とりあえず、地図を見付けることになったのはディアナさんのプレイングの影響ですね。それ以外では、何だかアクシデントに引っかかっていますが……好奇心ゆえの結果ということで。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。きちんと目を通させていただき、今後の参考といたしますので。
・それでは、また別の冒険でお会いできることを願って。
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