<東京怪談ノベル(シングル)>


神殺し

 医者ってーのは、フツーの怪我や病気を治せて当たり前。チト難易度の高い敵(怪我や病気の事らしい)をやっつける事が出来てようやく名医の兆しアリ。患者の身体は勿論、ココロのケアまでしっかりやれて一人前。…って、じゃあホントの名医ってぇのは一体どんなのこ事を言うんだ?
 「それはシュヴァルツ先生のような医者の事を言うのではないのですか?」
 「よせよ、見え透いたお世辞はよ。ンなのは最早周知の事実、わざわざヒトサマに言われんでも分かりきってるじゃねぇか」
 大口を開けて豪快に笑うオーマの笑い声は、妙に響くせいか、アハハハともガハハハともウハハハとも聞こえ、それを間近で聞いた青年の耳の奥には、ハウリングを起こしたスピーカーの近くにいた時のように、いつまでもぐゎんぐわんとでかい鐘の音が鳴り響いていた。
 「…で、なんだっけ、お前さんの用件は。幾ら医者が患者のカラダもココロもケアするって言ったって、男のハートまではどうにもできんぞ、俺は。美女ならまだ何とかしようと言う気にもなるが、いっくら別嬪でも男じゃなぁ…まぁ、どっちにしても俺には愛する妻と愛する娘がいるから、できねぇ相談なんだけどよ」
 「いえ、そんな事を要求する気は毛頭ありません」
 青年は、片手の平をオーマの方に向け、それ以上のアツい語りを制止するような仕種の傍ら、きっぱりとそう言い切って首を左右に振る。そんな、どこか事務的な青年の態度にもメゲたようすはさっぱりなく、なーんだ、と気軽に残念そうな声を出した。

 この青年は、オーマの患者であった。あった、と過去形で表現する理由は、今日で青年は無事にオーマの病院を退院をする予定だからだ。先に何度も記述しているように、オーマの持論としては、怪我や病気を直すだけでは片手間だ、元々人間に備わっている治癒能力を高める為には、その者の精神ごと強くしていかねばならない、その為にこの俺様が可能な事ならば、悩み相談でもトラブル処理でも何でも纏めて掛かってきやがれ(拳ぎゅ)と言うものだ。患者とは、医学的な話以外の事も何でも話し、場合によっては力になってやり、助言をしてやる。盲滅法に救済している訳では決してなく、その相手に一番必要と思われる事に、ちょっとだけ手を貸してやるのだ。それが、この病院を繁盛させている理由の一つでもある。勿論、最初からオーマの手助けを目的として、しょうもない怪我をわざと負ってやってくるような大馬鹿者は、ちょちょいのちょいと最低限の手当てだけしてやってから容赦なく叩き出していたが。
 で、先の青年である。彼はひと月程前、長く続く微熱と食欲不振、酷い腹痛に苦しみ、オーマの病院を訪れた。どうやらウィルス性の胃炎か腸炎のようで然程心配した事はなかったが、青年には身寄りがなく、安静が何よりの薬の病気なのに、看病してくれるような甘やかな相手もいないと言う事なので、本当はその必要は余り無かったのだが、オーマの判断で入院させたのだ。
 それに、前述の理由とは別に、オーマにはもうひとつ、思う所があったのだ。青年は、実際の身長以上に長身に見える程の細身で、神経質そうな眉をした白皙の美青年だった。だが、その面にある二つの瞳の輝きは鋭く、異常な程の強い精神力を感じた。その瞳が、何かオーマには引っ掛かった。何がどうとははっきりとは言えないのだが、敢えて言うなら、ヴァンサーとしての勘、だろうか。だから青年をここに留め置いたのだが、病気が完治していざ退院と言う段になった時、目論見どおりと言うか、青年の方から話を聞いて欲しいと言って来たのだった。

 「私は、ここから少々離れた所の中規模程度の町の出身なのですが、ここ数年、少々怪しい存在に町自体が支配されているような気がするのです」
 「随分と曖昧な物言いだな。それはおまえの生来の喋り方か、それとも」
 「町長や一部の豪商が己の私利私欲の為に町を好き勝手しているのであればすぐに分かります。ですが、そうではないのにその気配がするから、こんな回りくどい言い方をしたのです」
 オーマの言葉を遮り、聞きたかった事を的確に答える青年に、オーマは口をへの字にして小さく唸る。だがそれは、言葉を途中でぶち切られた事による不満ではなさそうだ。オーマの沈黙を納得ととった青年は、静かな声でまた言葉を続ける。
 「私の町は、以前から多宗教の地として有名でした。町から認可されていない、信者が二、三人しかいないような宗教をも含めれば、数十、或いは百近くあると言われています。元々そう言う土地柄なので、異宗教同士での諍いなどは殆ど無く、他宗教の思想を認める事は無くても、否定する事も滅多にありません」
 「へぇ、随分と懐の広ぇ住人じゃねぇの。それなら、フツーの喧嘩や揉め事も少ないんじゃねぇの?」
 「そうでもありません。金銭・人間関係のトラブルは、普通にありますよ。異教徒の存在を認める事ができると言うだけで、中身は全く普通の人間ですからね」
 そう言う青年が、少しだけ自嘲的に片頬で笑う。オーマは、眉を一瞬だけ高々とあげたが、何も言わずに話の先を促した。
 「ですが、ここ数年、その体勢が少しずつ崩れ始めていました。簡単に言うと、宗教観の違いによる諍いが増えたのです。しかも大抵、当事者の片方は同じ宗教の信徒によるものでした。こうなると当然、その宗教は糾弾されてしかるべきなのですが」
 「何故か咎められる事も無く、デカい顔して今ものさばってる、ってぇ事か」
 今度は、オーマが青年の言葉を遮ってやる。言いたかった事を横取りされた青年は不機嫌を顔に現わす事も無く、そうです、と頷いた。
 「何故彼らが咎められないか、その原因は分かりません。ですが、そうなるとその宗派――マム教と言うんですが――の勢力がどんどん強くなっても致し方ない事。今や、わが町の住人の殆どが、マム教の信徒と化しています」
 「ふぅん。まぁ確かに異教徒にとっちゃあ、それはそれで由々しき問題かもしれんが、そのマム教ってぇの?そいつの教えって奴がとんでもねぇ危険思想とかで無い限り、ンな心配した事じゃねぇだろ?それが人の心に響く教えなら、信徒が増えるのも自然の流れ、っつう奴だろ」
 「ええ、そうです。ですが…」
 「なんだ、何かあんのか?おまえが心に病むような、なんか理由が」
 オーマの言葉に、青年はこくりとひとつ頷く。暫し迷った風な後、重苦しそうに口を開いた。
 「マム教の教祖は、今までに一度もその姿を人前に晒した事がありません。その神秘さも、人気の一つらしいのですが…実は私は、一度だけ教祖の姿を見ました。目の錯覚だと言われればそれまでなのですが…その姿は、人ではなかったのです」
 「………」
 「人ではなかったらなんだ、と言われても答えようがありません。見た事のない化物でした。街道などで人を襲う、モンスターの類いとも違います。…まるで、この世の世界のものではないように私には見えました」
 その時の事を思い出したか、青年は身体を震わせて己の二の腕を逆の手で擦る。オーマは、ふーんと呟いたっきり、他には何も言わなかったが、その表情はどこか険しかった。


 そうして、オーマと青年は、彼の出身地であると言う町へと連れ立ってやって来た。山あいの静かな町だが、施設や市場などは充実していてなかなか暮らしやすそうな町だ。だが、なんとなくだが、町全体が気怠げで、慢性的な怠惰が蔓延しているような雰囲気があった。あきらかに、住人の精神が何かに蝕まれている事をオーマは確信した。
 オーマがわざわざここまで出向いたその訳は、青年が言う教祖とやらにウォズの匂いを感じたからだ。ウォズの能力の程度は千差万別、中にはオーマがまだ遭遇した事のないタイプのウォズもいて当然だ。具現能力をどのように使用するかも、そのウォズ次第。知能の高い高位体存在であれば、己が能力を用いて人間心理を支配し、結果的に我がものにしようと目論む輩がいてもおかしくはない。そしてその場合、人が心の拠り所とする宗教を隠れ蓑にするとは、確かに上手くやりやがったなコノヤロウ、と言ったところだ。
 「あそこです。あれがマム教の総本山です」
 そう言って青年が指差す先には、オーマでさえ見上げる程に馬鹿でかい建物が、町のほぼ中心にどかんと神々しく建っていた。
 「…宗教ってぇのは儲かるもんなんだなぁ…俺様もいっちょ立ち上げてみるかね。腹黒イロモノ真教とかどうよ?」
 「………。教祖は、あの建物の最上階にいます。どうやって突入しますか?」
 オーマの冗談(いや案外本気かも)を実にさらりと聞き流し、青年が建物の天辺近くを指差す。くすんくすんと泣き真似などしつつオーマが口端でにやりと笑った。
 「そりゃおまえ、礼儀正しく玄関から、ノックは二回でオジャマシマースと…なーんてお行儀のヨロシイ男じゃねぇんでね」
 よっと。言うが早いか、オーマはジャンプをして三階のベランダに飛び乗る。ただでさえバカデカイ男が超人的な跳躍力を持って飛び上がったのだ。本当は四階か五階ぐらいまでじゃ楽勝でイケそうだったが、一応人目を気にして三階までに留めておいた。
 「んじゃ、ちょっくら行ってくらぁ。おまえはその辺でナンパでもしてな。イイコがいたら俺様にも紹介してくれ」
 妻にはナイショでな♪と冗談(これは本当に冗談でないとただでは済まないだろう)を付け足し、あっと言う間にオーマの姿は建物の上部へと消えて行く。一人残された青年は、オーマの軽やかな身のこなしを感心したように見上げていた。


 建物の途中の階は、幾つかの部屋に仕切られ、中には信者と思しき人影も見えたが、最上階はフロアぶち抜きのとてつもなく広い、だがどうにもセンスの欠片もない不細工な部屋が一つきりで、しかも明かりも何もなく、じっとりと湿っていた。それでもなんとなく薄ぼんやりとものの形が分かる辺り、室内の壁自体に僅かに発光体でも仕込んであるような感じだ。いずれにしても、この世界の人の手による造形だとは到底思えず、オーマは小さく舌打ちをした。
 何か嫌な感じだぜ。そう口の中で呟いた瞬間、部屋の奥に一つだけあった扉が静かに開く気配がした。オーマが身構え、いつでも具現化銃器を出せるよう、己の右腕に意識を集中させる。ゆっくりと観音開きの扉が開き、中からどろりと何かが崩れて落ちる。アメーバ状のそれはうねうねと蠢き、扉の向こうから這い出てくると、何やらオーマも見た事のないような化物の形になった。思ったとおり、それはウォズだった。
 「会いたかったぜ、ウォズちゃんよ。嬉しくって思わず鳥肌が立っちまったぜ」
 ニヤリ。オーマの口端が釣り上がって笑みの形になる。その右手には巨大な銃が瞬く間に姿を現わす。化物に照準をあわせ、引き金に指を掛けるもオーマは撃とうとはしなかった。ウォズも、銃口を向けられたにも拘らず、怯える様子も反撃する様子もなく、ただうねうねと不安定な身体を揺らしているだけだ。
 『……変だな』
 オーマは眉を潜める。何か、おかしい。最初はそれが何か分からなかったが、はっとオーマの目が見開かれた。
 オーマの予想では、このウォズはかなり高い知能を持った高位体の筈だった。だが、目の前のそれは、ウォズである事に間違いは無いが、一般的に言う知性の欠片も感じられないのだ。ウォズは大抵高い知能を備えているものだが、恐らくこれは、知能のベクトルが人とは根本的に違うのだろう。動植物だけでなく魔物とも会話可能なオーマだからこそ、気付けた特徴である。
 だがそうすると、いろいろと矛盾や不可解な点が出てくる。それらを、補って繋ぐのはただひとつ。
 「…どう言う事だ。このまんま俺様がこいつを封印しちまっていいのか?そこで、頭隠して尻隠さずの黒幕さんよ」
 オーマがそう声を掛けたのは目の前のウォズではなく、右横にある、恐らくは本当の出入り口である扉の陰だ。そして、「気付かれましたか」と言ってそこから姿を現わしたのは、オーマをここに連れて来た青年、その人であった。


 「いつから気付いていましたか?」
 「はっきりと確信したのはついさっきだが、最初っからなんとなく怪しいとは思っていたぜ。なんつーか…そう匂い。匂いだよ」
 「…匂い?」
 青年が首を傾げる。オーマは銃を構えたままで頷いた。
 「おまえ、匂いがないんだよ。言っとくが、体臭だとか香水だとかそう言う匂いじゃねぇぞ。雰囲気っつうか…とにかく、おまえには人の匂いがしなかった。だが、おまえは間違いなく人間だ。だから何かあるな、と思った訳よ」
 「…さすがですね」
 今度は本当に感心して青年が目を見開いた。オーマは自慢げにえっへんと胸を張って見せる。
 「大体、顔の綺麗な男ってのは信用ならねぇ。何か企んでると思って、まず正解だからな」
 「それじゃああなたもそうなんですね?」
 くすり、と小さく青年が笑うと、オーマは当たり前だとまた胸を張った。
 「当たり前だ、俺様ほどキケンな男はいねぇぞ?このミリョクが妻や娘だけじゃなく、ありとあらゆる美女に効いてしまう辺りが尤も危険なんだが」
 「恐妻家なんですね」
 さらりとそうツッコむ青年に、愛妻家だとオーマは言い直した。
 「私はこれ…ウォズと言うのですか。こいつに特殊な力がある事に気付き、それを利用したのです。あなたの話だと精神力を具現化すると言う事ですが、恐らく、こいつは他人の感情を読み取り、相手が求める感情の波動を具現化する事が出来るのでしょう。つまり」
 「救いを求める奴には救いの波動を、喜びを求める奴には喜びの波動を、と言う訳か」
 オーマがそう言うと、青年はこくりと頷く。オーマが口をへの字にして、銃を肩に担いだ。
 「最初はそれで人々を喜ばせるだけだったろうが、多分、こいつの波動は後々まで人の精神に影響を与えるんだろう。侵された精神が攻撃的になり、異教徒排除の動きに移行したんじゃねぇかな。…いずれにしても、このまんまにはしとけねぇよ」
 オーマは再び具現化銃器を構える。その銃口は、目の前のウォズを一寸の狂いもなく捉えている。オーマは引き金を引けば、このウォズは瞬く間に封印されてしまうだろう。青年は微動だにしない。まるで、それを自ら望んでいるかのように。
 「……行くぜ」
 低い声、オーマは奥歯を噛み締めると、ゆっくりと引き金を引いた。

 ウォズは無事に封印された。だが、まだ重要な問題が残っていた。
 「理由はともあれ、これでマム教は崩壊します。心の拠り所を失った民衆は戸惑い、混乱するでしょう。それが一大勢力の宗教であれば尚の事。下手をすると暴動が起きますよ」
 どうします?と他人事のように聞く青年をオーマはねめつける。おまえの所為だろと口の中でぶつくさ言いながら、片手を振って青年を部屋から追い出そうとした。
 「何のつもりです?」
 「いいからちゃっちゃと帰んな、オトコマエ。拠り所がなくなったんなら、また作ってやればいいのさ。それも、圧倒的な何かでもって」
 「…圧倒的な……?」
 青年は首を傾げる。いいから出てけと青年を部屋から追い出し、扉を閉める。窓から下を覗き込むと、教祖の消滅を感じたか知ったか、建物の下は動揺する信徒で溢れ返っていた。
 オーマは、全身に意識を籠める。カッと見開いたその目はいつも以上に紅く燃え滾っていた。人並み外れて大柄な身体が更に巨大化し、輪郭を変えていく。その姿は翼を持った、途方もなく巨大な銀色の獅子と化す。同時に、守護聖獣であるイフリートが姿を現わした。銀獅子は光り輝く毛並みを纏い、建物の屋根をぶち破り、空を仰いで声のない咆哮をあげる。イフリートは見事に隆々たる肉体を曝け出し、纏う炎と共に空へと駆け上っていく。それを追って空に駆け上る獅子の姿はまさに神々しく、人の目には、真の神が偽りの神を断罪し、全て無に化した後で、更に異神を追い払うように見えた。イフリートと獅子はそのまま空へと昇っていく。やがて姿が消えた後も、その威圧的とも言える存在感だけが、いつまでも残っていた。
 人々の間に、マム教の崩壊は摂理に従っただけだと言う空気が広がり始める。諦めにも似たその感情は、あらぶる感情を沈静化させた。やがては人々は立ち直り、また違う心の拠り所を見つけていくだろう。そしてまたこの町は、多くの宗教が同時に林立する、珍しい体系の町へと戻るに違いない。


 人々が雑然とする中、青年だけは悠々たる様子で人の流れに逆らって歩いて行く。その目の前を、一人の青年が横切った。
 銀色の髪に燃え立つ赤い瞳。年の頃は二十そこそこの若い男だ。何も言わず通り過ぎようとしたその背中に、青年が声を掛ける。
 「シュヴァルツ先生」
 「なんだ、バレてたのかよ」
 くるりと振り向き、にやりと笑うその表情は確かにオーマだ。獅子に変身した際に解放された血の余波か、その姿を未だ保てているようだ。
 「ところでおまえさんよ」
 「はい?」
 青年が首を傾げる。
 「おまえ、どうして俺様にあのウォズを封印させた。あのまんま、ある意味ちぃと足りないあのウォズを利用し続ければ、陰の教祖としてウハウハな毎日を送れたじゃねぇか。うまくやりゃ、ソーンを丸ごと手に入れる事だって出来たかもしれねぇのに」
 オーマのその問いに、青年は暫くは無言でその赤い瞳を見詰め続けた。ふ、と溜めていた息を吐き、口元で妖しく笑う。
 「良心が痛んだんですよ」
 「ウソ臭ぇ」
 オーマが即座に答える。それには何も答えず、ただ青年はくすくすと息を潜めて笑った。


おわり。


☆ライターより
 はじめまして、この度はシチュノベのご依頼、誠にありがとうございました!ライターの碧川桜でございます。
 今回のような、設定だけ頂いてのほぼお任せノベルは初めてでしたので、ある意味燃えました(笑) PL様の思い描く世界観を想像して書くか、或いは私なりに捉えて解釈した世界観を書くかで迷いましたが、結局はその間を取ったつもり…ですが、かえって中途半端になった可能性も否めず(汗)
 ウォズにはいろいろなタイプが存在すると言う事でしたので、中にはこんなウォズもいるかも(いたらいいなぁ)…と思い、登場と相成りました。人間に例えるなら『芸術的才能には物凄く恵まれているが社会的常識には極めて疎い』と言うような感じです(笑)
 どのような印象、感想をお持ちになられたかは大変不安ではありますが、少しでも楽しんで頂けたのなら幸いです。
 ではでは、またお会い出来る事をお祈りしつつ、今回はこれにて失礼致します。