<聖獣界ソーン・黒山羊亭冒険記>
□■□■ 猟犬の森<<active>> ■□■□
「組織だって動いている、か――ただの魔物というわけではなさそうね」
酒も飲まずに、客達とエスメラルダは顔を突き合わせている。その誰もが真剣そうな面持ちを崩さない。ある者は唾を飲み、ある者は黙って腕を組んでいる。考え込むような仕種を見せながら、しかし、エスメラルダは決断出来ずにいた。
「人質だけを助けるか、全体を駆逐するか――よね。相手の実態が掴めない以上、敵に回してどの程度のリスクを背負うことになるのか分からない……ああもう、頭を使うのは苦手なのよねぇ……」
漏らされた溜息。
彼女がカウンターに腰掛けると同時に、
「きゃあぁああああッ!!」
――その声は、響いた。
「レア? ッまさか」
エスメラルダが駆け出す、客達も続く。レアに貸していた部屋へ、黒山羊亭の奥へ。
ドアを開ければ、割られた窓が目に付いた。そして、引き裂かれたカーテン。割れた花瓶、調度品、羽の飛び出た毛布や枕――抵抗したのだろう、短時間でも。
エスメラルダは、決断した。
「思いっきりやっちゃって。あの子を取り戻して。――報酬も弾むわ、ただし、危険はあると思う。お願いできるわよね、あんた達なら?」
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「なぁエスメラルダ――」
ズタズタになった部屋の中、右手前の腕で頭を掻いたシグルマの不意の言葉に、アイラス・サーリアスはその顔を見上げた。短く刈られた髪に爪を立て、些か乱暴にその指先をがしがしと鳴らしている。眼は据わり、ひどく険しかった。
その気持ちは判らないでもない――何せ、安全だと思って置いておいた場所から、やすやすと奪われたのだ。どこで足がついたのか。黒山羊亭からなのか、それとも現場を探りに行った時か? 思い当たる可能性は幾つもある、だが、現状はそんなことを思考している場合ではない。攫われたレアと、囚われたサンカの人々を救い出すこと。それが何よりも、優先される事項だ。
ばき、とシグルマが指の間接を鳴らす。
「俺は手加減できるほど器用じゃねえ。以前も一人でゴブリン百匹以上を血祭りにした事があるんだが、今回、魔物の屍の山と血の海を作ってもしらねーからな」
「むしろ、それを推奨したい所よ。あたしの店を荒らして子供を攫っていくなんて――最悪ですもの」
「あらあら剣呑ですこと――でも、今回は私も乗せていただきますわ」
す、と身を進ませたのはゼラ・ギゼル・ハーンだった。ふわりとマントが靡き、ドレスが僅かに覗く。整った面に似つかわしくなく生えた角に掛かった髪も、僅かに揺れた。
「この通り、有角の身では他人事ではございませんもの。間違えられでもしたら良い迷惑――それに、放っておくのも『卿』とやらに劣らぬ悪趣味でございましょう? か弱き女の身ですが、囮程度にはなれますわ」
くすくすと嘯く彼女に続いて、ロイド・ハウンドも顔を上げた。悔しさに噛み締めていた口唇が赤く腫れている。彼の腕の中に抱かれていたガルムも、主の気性の高ぶりに誘発されてか軽くその体毛を逆立てていた。
戦いともなれば自分よりも主の方が得手ではあろうが、この一刻を争う状況ならば止むを得ない。幸いまだ時間は夜、闇――影の時間帯。多少の利はあるだろう。手の中に握り締めた預かり物のお守りには、レアの母のニオイも、レア自身のニオイも染み付いている。そしてそれはまだ部屋に漂っていた。
今ならまだ、追える。
魔物に一族を攫われた。一人だけ逃げ出した。泣きながら縋り付いてきた。お願いします。悲痛な声はまだ、耳の奥に残っている。誰の中にも、奥にも。
「――皆様、僕について来て下さいませんか? 今ならまだ間に合うかもしれません、あんなに傷付いた子供を攫うような者を野放しにするなど――御免です」
「もちろん、ですよ」
「当たり前だ」
「ふふ、そういうことですわ」
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「んー、んぅぅうう!!」
「黙ってろこの糞餓鬼が――手間ぁ取らせやがって。子供は長持ちするしこれからの量産にも使えるからな、貴重なんだよ。一人も逃がしゃしねぇさ」
森の中を駆ける男の腕には、子供が抱えられていた。薄汚れたローブをすっぽりと被っている。そこからはまだ身体相応に小さな角と、白銀の髪が覗いていた。赤い眼は涙で潤み、猿轡で口を塞がれながらもじたばたと必死に手足を動かしている。だが圧倒的な力の差の前では、それも無駄なことでしかなかった。
希少価値の古代民族。子供にはそれだけの価値しか、見出されていない。それは堪らなく悔しくて、堪らなく、悲しいことだった。
夜陰に獣の咆哮が響く。
男がその近さに、思わず身体を止めた。
「――近い、のか? くそ、早く戻らなきゃ――」
「ああ近いぜ、真後ろだからなッ」
「なッ」
悲鳴は無かった。鈍い音と共に男が崩れる、その後頭部に直撃させた金槌を一本の腕からぶら下げながら、違う二本でシグルマは男の腕からレアを抱き上げた。口をふさいでいた布を外さ、きょとんとした顔が彼を見止め再び潤む――それは、安堵ゆえに。
「こらこら、泣くなっつーの。男がそう簡単に涙見せるもんじゃねぇぞ、坊主?」
「う……ぅう、こ、わか……ッ」
「レア様、大丈夫ですよ。もう大丈夫です」
そっとレアの背を撫でながら、ロイドは優しく声を掛けた。余計に涙を誘われるのか、泣き止む気配はまるで無い。苦笑して、彼はガルムを見た。シグルマと二人で乗ってきた為にその姿はまだ巨大なままである。背にそっとレアを下ろし、掴まるように促して、黒山羊亭に向かうよう指示を出す。こくん、と頷いた忠実なるキメラは、翼を広げて夜を進んでいった。
その背を一瞥し、シグルマはロイドを肩に担ぎ上げる。細身のロイドは簡単に抱え上げられてしまった。
「わ、わわっ、し、シグルマ様!?」
「急ぐからな、悪いがこうさせてもらうぜ。お前と俺じゃ脚のリーチが違う――あの女が無茶しねぇうちに案内しろ、奴らの塒とやらに」
「これじゃ前が見えません!」
……逆だったらしい。
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ローブを頭からすっぽりと被った女性が、森の中で蹲っていた。
拉致されたサンカの人々を見張っていた兵の一人が、小用の帰りにそれを見付ける。僅かに覗く肌は白く、指先はたおやかだった。何よりも――女性の頭を覆うローブからは、銀髪と共に角冠が覗いている。それらは、サンカの特徴だった。
「――おい、あれ」
兵は仲間を呼び、女性を示す。
「まだ逃げた奴がいたのか……」
「へ、こんな所で迷子たぁ、ツキがねぇな」
「ま、念のため囲もうや。ロープ用意しとけよ」
「――おい」
兵達は女性を囲む。声を掛けられても、彼女は身動き一つしなかった。ただ顔を俯かせ、長いローブの裾を地面に丸く広げている。兵士達は訝りながらも、再び声を掛けた。やはり、反応はない。
「おい、野垂れ死にしてんじゃねーのか?」
「そりゃ困るな、俺達の失態かよ」
「良いだろ、サンカの女はみんな綺麗な顔してるしな。剥製かなんかにして置物にでもすりゃ、それなりに売れるだろうし」
「はは、『卿』好みの――」
「悪趣味、ですわね」
不意に女性は口を開く。ギョッとした眼で兵士達が彼女を見下ろした。彼女――ゼラは、くぅと口の端を吊り上げて嘲笑をくれてやる。そこで男たちはやっと気付く、彼女がサンカではないことに。その眼は金色の魔性、そして角は一つではなく、ローブに隠れてはいたがその脇に更なる二本の曲がり角を保有していた。
慌てて剣を抜くが、それは、あまりにも遅い。ゼラが腕を振り上げローブを地面から上げれば、そこには魔法陣が描かれてあった。小さく口の中で短い詠唱をするのは、剣を振り上げ下ろす動作よりもはるかに早い。湧き出した炎は瞬く間に彼らを包み、消し炭へと変えた。
「痛みを感じる間が無かったことに感謝なさい――あくまで命令、仕方なくとしていたのでしたら多少の手加減は差し上げましたが、そのように楽しまれては不愉快ですわ。……恥を知れ、愚物ども」
吐き捨てるように呟き、ゼラは立ち上がる。ローブを脱ぎ捨てればいつもの外套が翻った。歩き出し、向かうのは、ワーウルフたちの――
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ワーウルフたちの巣、近付いてくる夜明けの気配に活動時間を終えようとしていた彼らは、その殆どが眠りに付いていた。見張りの人間に頼りきっていたのか、自分達の居場所を知るものが無いと踏んでいたのかは判らない。だがその油断は、状況を最悪にしていた――彼らにとって。
奇襲を仕掛けたシグルマは、あっと言う間に眠っていたワーウルフたちを片付けていた。多腕族の利点を最大限に生かした乱撃は、通常の人間に対して絶大な暴力を誇る魔物すらをも蹴散らすに充分だった。
四本の腕は掛かってくるものを薙ぎ倒し、打ち砕き、切り払う。鉄球が炸裂すれば骨は無事で済まないし、金槌も同様だった。振り下ろされる斧は強靭な筋肉をいとも簡単に破壊し、突き刺される剣は内臓を貫く。そこにあるのは魔物など物ともしない、圧倒的な暴力――百戦錬磨の戦士の力だった。
「はッ、はぁ――そんなものか? そんな力か、そんな暴力か、そんな悪逆か!? その程度でこの俺が薙ぎ倒せると!?」
猛るその声に、魔物たちは後退りをする。だがその隙を逃すほどの甘さなどシグルマには無かった、一足飛びに縮めた距離。腕を薙ぎ払えば怯んでいたワーウルフたちは簡単に倒れた。生きてはいる、それでも立ち上がる力など無い。森に逃げるものも焼き払われ、或いは雷に打たれ、または氷付けにされる。一仕事終えたゼラが唱える呪文のためだった。
狭い洞窟に押し込められていた人々は、半ば茫然としながらその様子を眺めていた。何が起こっているのか理解できない、そんな様子がありありと見て取れる。口を半開きにするもの、眼を丸くするもの、怯えて身体を抱くもの――ガタンッと音が響き、彼らの視線が一斉に洞窟の奥に向けられる。
そこには大穴が開いていた。丈夫な岩盤が簡単に崩される。黒い前肢が、そこから覗いた。前肢――獣の、脚。短い爪と黒い体毛、そしてぎらりと光る眼。誰かが大きく口を開け、それを指差す。上がりかけた悲鳴はしかし、細い声に制された。
「黙って、敵ではありません!」
ひょこ、と開いた穴から顔を出したのはロイドだった。
召喚した黒狼に洞窟の裏から岩盤を砕かせ、通路を確保したらしい。サンカの人々はその姿に戸惑いを見せる。時間が惜しい、ロイドは少し早口に、事情を説明した。すると――中年女性が、彼に向かってくる。
「れ、レアは、レアは無事なんですね?」
「はい、ご無事です。今はエルザートの黒山羊亭というところに――」
「本当にあの子は、あの子は」
「これを。これをレア様に作られたのは、あなたですね?」
ロイドはレアから預かっていたお守りを差し出す。短冊形の編細工と、取り付けられた珠。民芸品のようなそれは、サンカの民のお守りなのだとレアが言っていた。そして同時にこれが、母によって作られたものなのだと。渡されたものなのだと、託されたものなのだと。
女性はそれを受け取り、ぎゅっと握り締める。そして、未だ訝しげな様子の人々を見渡した。
「行こう、この人達を信じよう」
信じる――それは、人間に捕らえられた彼らにとって、とても勇気の要ること。
それでも、人々はロイドを見た。頷きは、信頼の肯定だった。
彼もまた神妙に、それに応じる。
「こちらです、早く――」
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「これでも勉学には励んでおりまして」
にっこり。
笑っているアイラスの手には、愛用の釵が握られている。
それを喉元に突き付けられ冷や汗を掻いているのは、でっぷりと太った男だった。シルクの寝巻きに上質の羽根布団、天蓋付きのベッドにすっぽりと横たわっている。そしてその腹の上に、アイラスは膝を付いていた。単純な圧迫の拷問のためでなく、いざと言うときの立ち回りやすさを考慮しての事である。
空色の眼はアイスブルーの冷たさで男を見下ろしていた。浮かべられた笑みには、一寸も楽しげな様子など無い。冷笑か、嘲笑か、およそそういった軽蔑の念だけを内在させたそれに――男、エルザード貴族リンドン卿は、喉を引き攣らせていた。ぱく、と動く口元が金魚のように無様に映る。
「これ」
ひらり、アイラスは釵を持っていない右手で、懐から一枚の魔法陣が書かれた紙を取り出した。動いているはずなのに、釵の刃先はまったくぶれない。魔法陣と釵のどちらに焦点を合わせて良いのかと、リンドンは視線を彷徨わせていた。
アイラスはそんなものに一々気を止める素振りを見せない。笑みのままに、ただ事務的に魔法陣を示す。
「現場に――説明するのも野暮でしょうが、サンカのキャラバンが襲われた現場に、残されていたものです。おかしいと思ったんですよ、サンカの男性はみな屈強です。いくら群れとは言え、ワーウルフ程度に劣るはずがない。何か仕掛けがあったのだろうと。これ、馬車の裏に貼ってあったんでしょうね。軽い呪いです。体力を徐々に奪い、削ぐ――それならば、万全の状態でなかったのならば、理解は出来ます。そして」
眼が細められ、そこから笑みが消える。
リンドンの喉から引き攣った悲鳴が漏れた。
「あなたの手下は黒山羊亭にレアさんを攫いに来た。レアさんの居場所がどうして判ったのでしょうね? ある程度のスキルのある魔術師ならば、自分の書いた魔法陣の気配を辿ることが出来るのだと聞いたことがありますよ。それは僕の失態ですね、僕が導いてしまった。だから、始末は僕がちゃーんとつけます。大人としての責任という奴ですね」
くすくすくす。
その眼は、ちっとも、笑っていない。
「陣と術者の間に繋がりがあるのならば、辿ることも出来る。知り合いに頼んで居場所を探り、魔術師を訪ねさせて頂きました。ああそうそう、この釵、まだ臭いですかね? 血のニオイって結構付いてしまうんですよ、しかもまだ間が開いていないから――頚動脈は、やっぱり出血がありますからね」
「待て、貴様ッ」
「黙れ」
「待て、わしは、わしは貴族だぞ? 王の覚えもめでたい、そんなわしを手に掛けると? く、国中から非難を浴びるッ! い、いくら異世界の者であろうと、一国、このエルザードを敵に回して、ソーンを生き延びられると――」
「黙れと言っているんですよ。既にあなたの爵位は抹消済みです。正式な通達は明日になるでしょうね、抜かりありませんよ、だから――」
ひらり。
魔法陣が指に弾かれ、宙に舞う。
アイラスは。
それを釵で刺した。
リンドンの喉と、共に。
ひくひくと痙攣する身体、上等の寝具に染んで行く血液。喉を貫通した刺突用の釵は、そのままに脊髄まで到達した。ぐっと力を込めて、アイラスは確実な死を与える。そこで、ああ、と小さく声を漏らす。
「そうそう、忘れる所でした。ゼラさんからの伝言です」
「ッご、が」
「『支配する者とされる者があるのは優劣故、よって長なるは常に秀で敬意をうけてこそ長。愚物め、人の上に立つ者の意味を知れ』とのことです」
「ぎぃ――」
「じゃ、さようなら」
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後日のエルザードを覆っていたのは、貴族であるリンドン卿の唐突な死の噂だった。爵位を奪われたと同時に殺害された卿の部屋から大量の『人間の剥製』が発見されたこと、地下には稀少動物から稀少民族までが収集されていたこと。それは大変なスキャンダルだったが、黒山羊亭でそのことに触れるものはなかった。
と言うか、黒山羊亭には人影がなかった。
客も、エスメラルダも、そこには居ない。
都の外れに、彼らは居た。
「本当に――ありがとうございました。どうも危機感が足りなかったようですが、これからも私達は旅を続けようと思います」
深々と頭を下げたのは、レアの母親だった。他の人々も、同様に頭を下げる。シグルマはその改まった様子にどうも馴染めず、いやぁ、と照れ混じりに頭を掻き、頬を掻き、腕を腰の後ろに組んだりしていた。その様子をアイラスやロイドが笑う。ゼラはきょろ、と辺りを見回した――
レアの姿が、無い。
「あの、お母さん、レアちゃんは――」
「あ、います、ここっ!」
エスメラルダが調達した新しい馬車の中から、レアが飛び出してきた。
「――ぇ」
シグルマが、声を上げる。
ローブですっぽりと身体を包んでいたレア、ボクという一人称を使用していた子供は、スカートを穿いていた。髪飾りを銀色の髪に付けている。着替えをしていたのだろう、腰の後ろのリボンを止めながらぱたぱたと走ってくる――そして、一同を見上げ、にこりと笑う。見れば、それはサンカの伝統的な正装だった。
「えっと、今回は本当に、ありがとうございましたっ!」
「ちょ、ちょっと待て坊主、お前ッ」
「え? シグルマさん気付いてなかったんですか?」
「サンカの女性はみんな銀髪赤目のアルビノなんですよ? 男性はちゃんと色素があります」
「女性のニオイだったじゃありませんか」
「お――女の子だったのかぁッ!?」
シグルマの慌てた様子に、
少し疲れた顔を浮かべていた人々が一斉に笑い出した。
■□■□■ 参加PC一覧 ■□■□■
1649 / アイラス・サーリアス / 男性 / 十九歳 / フィズィクル・アディプト
1505 / ロイド・ハウンド / 男性 / 六六六歳 / 契約魔獣
2366 / ゼラ・ギゼル・ハーン / 女性 / 五四二歳 / 魔導師
0812 / シグルマ / 男性 / 三十五歳 / 戦士
■□■□■ ライター戯言 ■□■□■
初めましてまたはこんにちは、ライターの哉色です。この度は発注頂きありがとうございました、早速納品させていただきます。
今回はちょっとシリアスっぽくしようかな、と画策していたら大分長い話になってしまいましたが……如何でしたでしょうか。飽きてしまいましたら申し訳ございません; 皆様に活躍していただこうと思いましたらこんな感じになりました。ストーリー上、少々残酷描写が入ってしまいましたが、苦手と言うことがございましたら修正もお受けいたします。
それでは少しでもお楽しみ頂けていることを願いつつ、失礼致しますっ。
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