<あけましておめでとうパーティノベル・2005>
semper et fideliter
あなたをみつめるたびに生まれ来るこの想いの名を、もう一度教えてください。
その眸で。
その声で。
その唇で。
その手で。
そのぬくもりで。
今、指先が捉えた新しき年の真白さの中、世界はまた動き出す。
流れ落ちる水に圧され、水車が乱れ無き回転を止めぬように。
止め処なく刻まれゆく時間も、廻る時空の中で繋いだ絆も、強き絆の生み出す力も、やがては押し流されていずこへ辿り着くともつかぬ――それは儚き世の習い。
何かが生まれ、何かが消えてゆく。
変わらぬ日常を過ごしているようでいて、全く同じ日などは有り得ない。
昨日は昨日。今日は今日。明日は明日。
あなたはあなた。私は私。
引かれた境界線を越えて永遠に共有できるものがあるとしたら、
ああ、だから、
あなたをみつめるたびに生まれ来るこの想いの名を、教えてください。
もう一度。
今日、この場所で。
その、ぬくもりで。
SCENE-[1] 浄潔の聖堂:神父の祈り
新しきは穢れに弱いという。
なれば、新年もまた清浄の裡に迎えるべきだろう。
薄曇りの午後。
高遠聖は、先刻までパーティの準備に忙しなく人の行き来していた教会内に今はひとり、気を鎮め、祈りを捧げていた。
新年の宴を親しい仲間達と催すと決め、聖自身も今日は朝からその用意に追われていた。どうにか正午の声を聞くころには場が整い、もう暫くもすれば教会全体が友の笑声を帯びた明るさに包まれることになるだろう。が、その前にひととき、聖は神との対話の時間を持ちたかった。
いつの日も変わりなく澄明な光を宿すこの教会。昨年末には教会関係者や信者、近所の有志の手によって丁寧に磨き浄められたおかげで、人々の淳なる想いが隅々まで沁み込んだかのように、壁も床もあたたかな息吹を感じさせてくれる。時折雲を割ってステンドグラス越しに射し入る冬の陽はどこか張り詰めた硬さを思わせたが、その光は聖の背を鋭く刺すことなく、聖堂の空気に包まれて柔らかな着地を見せていた。
一年の初めにあって、神父の祈りは高く高く、清く清く、静やかに神の御許へと昇りゆき、ある想いのもとに解けた。
「今日の日が皆にとって至上の喜びとなりますよう」
祈り終え、下ろしていた瞼をゆっくり上げた聖は、口許に穏やかな笑みを載せた。
その綺麗な笑貌の向けられた先には、一着のドレスがあった。
聖堂の隅に準備された雪のように真白いドレス。
サテン、チュール、レースなどを贅沢にあしらいながらも、騒がしさを排した上質なアンティーク・デザインのそれは、誰の眼にもウェディングドレスとして映った。
聖はドレスを着せられているトルソーに歩み寄ると、そこに軽く留め込まれていたマリアヴェールを手に取った。容佳く伸びた聖の細い指の上で、ヴェールがしゅるりとかすかな音をたてる。
「このヴェールとドレス、リラに似合うと良いのですが」
呟きながら、聖はすでにドレス姿のリラを――聖の親友であるリラ・サファトを――胸の裡に鮮やかに描き出していた。
似合わないかもしれない、などとは、つゆほども考えていない。
何しろ、このドレスも、ヴェールも、それから靴も、ブーケも、アクセサリーも、シスター達の助けを借りながら彼女のことだけを思って揃えたものなのだ。
きっと、彼女のライラックの髪に、ヴェールは優しく馴染むだろう。
小柄なあの体を、ウェディングドレスは美しく包み込むだろう。
香り佳いアンティークローズのブーケは、彼女の手に合うサイズのもの。
少し高めのヒールは、彼女の顔をいつもより少しだけ愛しい人に近付ける配慮。
「とは言え、まずは……リラの驚いた顔を見るところから、ですね」
ひとり言ち、聖は伏し眼がちに小さく笑った。
そう、教会にウェディングドレスとくれば、すなわちそれは結婚の儀を想起させる以外の何ものでもないが、当の花嫁となるべき少女は、聖のこの企てを未だ何ひとつ知らないのだ。
今日は教会で楽しい新年パーティ。
今のところそれだけが、リラの手にある情報である。
いや、リラだけではない。
聖は、彼女の大切な恋人であり己の悪友でもある藤野羽月にも、告げてはいなかった。
新年の教会貸し切りパーティなどは言ってみれば口実で、本当に今日執り行いたいのは、羽月さんとリラの結婚式なのですよ、と。
「まあ、言わなくても……彼はなんとなく察していそうな気もしますが」
聖がそう思う理由は、このところのリラの状態にある。
先日、リラは羽月と暮らす家の中で何の前触れもなく倒れ、動かなくなった。
いや、それは何もそのとき限りのことではない。以前にもそういうことはあった。特別体に負担を掛けるようなことをしていたから、というわけではなく、いつもと変わることない日常の中にあって、不意に、ブツリと何かの糸が途切れる瞬間が訪れたのだ。
幸い、リラを診てくれる人間との邂逅に恵まれたおかげで、とりあえずは事なきを得たのだが、今後またいつこういう事態に陥るかは、誰にも分からない。
たとえばリラが聖や羽月のように、紛うことなき「ヒト」であったなら、どんな風にでも卒倒の原因を探る術はあったろう。結果、それが治癒の難しい病であったとしても、治す努力はできるのだし、前向きに希望を持つこともできる。
だが、現実には、リラ・サファトはヒトではない。
どこまでもヒトに肖せて創られ、ヒトよりなお美しい無機の横顔を秘めた存在――サイバノイドと呼ばれる生命体。身体の半分以上を精巧な機械で補うことによって生かされている少女。それが彼女である。
かつて己の意思とは無関係に与えられたその生命を、今また自分の想いとは無関係に奪われてしまうかもしれない。突然に。
リラ自身それを分かっていて、心に消えることのない大きな不安を抱え込みながら、それでもやはり彼女は微笑むのだ。恋しい人のために。その人と在る自分のために。
その笑顔を哀しいと、淋しいと、一体誰が言えるだろう?
聖は、そんなリラを、ただ、綺麗だと思った。
真っ直ぐで、
可憐で、
強くて、
優しい。
ひとすじの運命の支流に流され、抗うことを許されず、それでも自分の手で大切なものを掴み取った。大切な人をみつけた。幸せな日々を手に入れた。
その幸せを今よりもっとはっきりと肌で感じられるように、リラのために何かできることはないだろうか。
強く握ったはずの手指の間を、音もなくこぼれ落ちていってしまう不確かなものの多い世界。その中にあって、リラの幸福を確かに留め置くためにできることは、と考えたとき、聖の心に思い浮かんだのはウェディングドレス姿の彼女だった。そしてその姿は、聖だけでなく、きっと羽月の心にも見えただろう。この上なく愛らしい笑顔とともに。
SCENE-[fragment]
ずっとずっと昔、私の眸も涙というものを知っていたの?
いいえ、それも遠い昔のことなのか、
思うよりも近しいことなのか、
もしかしたら最初から私は双眸を濡らす何ものも持たなかったのか、
分からない。
分からないの。
分からないけれど、
涙はきっと、この手脚のように冷たいものではなくて、
あなたを想うときの気持ちのように、あたたかかったりするのだと思う。
眸で生まれた涙は、心に落ちて、じんわり拡がる。
あなたへの気持ちも、あなたをみつめた眸で生まれて、心に落ちて、じんわり拡がる。
そうですよね、羽月さん――――――。
SCENE-[2] 誓いの宴:到着
「聖」
嬉しそうな声音を連れて教会を訪れたリラは、準備万端、すぐにでもパーティを始められるようになっているとシスターに案内された聖堂内に、親友の姿をみつけた。
思わず駆け寄りそうになるところをぐっと堪えて、くるりと背後を振り返る。
「羽月さん」
視線の先にいる恋人の名を呼んで小首を傾げ、ゆっくり一度瞬きをしてみせる。
――行っても、いいですか?
リラの眼がそう問いかけているのが、羽月にも分かった。
「……ああ」
ここまで来て引き止める理由もないとばかり、羽月が肯くと、リラはにこっと笑って聖のそばへ小走りに向かっていった。
「こんにちは、リラ」
「こんにちは、聖」
笑顔で迎えてくれた聖に挨拶を返したリラは、ふと、何か見慣れぬ白いものが視界の隅を掠めた気がして、何気なくその白に顔を向けた。
「わあ……、ウェディングドレス、ですね」
少女ならば誰もがそうであるように、自然、リラの表情も、憧れと羨望の色に染まった。
そんなリラの横顔を、聖が眼を細めてみつめる。
「ええ、そうですよ」
「誰か、この教会で、結婚式を挙げるの?」
「ええ、そうですよ」
「聖の、知っている人?」
「ええ、そうですよ」
「こんなに綺麗なドレスの、似合う人ね?」
「ええ、そうですよ」
「……聖、さっきから、『ええ、そうですよ』しか言ってない」
リラが軽く唇を尖らせて、拗ねたような顔を作った。
「じゃあ、少し違うことも言いましょうか」
聖は、くすくす笑いながら、リラの手を引いてウェディングドレスに歩み寄った。
「似合うと思いませんか、リラに」
「……え?」
思いがけない聖の言葉に、紫の大きな眸がぱちぱちと瞬いた。
「このドレスは、リラのものです。そのために準備したんですから」
「……聖……」
「リラと羽月さんの結婚式のための、ウェディングドレスです」
言葉の示す事実がリラの心にきちんと届くように、ゆっくりそう言った聖は、聖堂の入り口付近に立ち尽くしている羽月へと視線を送った。
思っていたとおり、羽月は「新年パーティ」の真意を汲み取っていたようで、聖とリラがドレスの前で会話していることに驚いた様子は見せなかった。
(それなら、羽月さんもそれなりの用意をしてきているんでしょう)
そう思い、聖が含みのある会釈をしてみせると、羽月からも「分かっている」と言わんばかりの肯きが返ってきた。その眼許に僅かな上気が見られたような気がしたのは、聖の考え過ぎだったろうか。
SCENE-[3] 誓いの宴:花婿の想い
聖とリラがドレスを前に話し込んでいるのを眺めながら、羽月はすっと己の懐に手を差し入れた。
そこに、小さな箱が一つ。
箱の中には、静かな銀光を宿す一対の環。
それは、いつの日も変わることなく互いを繋ぎ続ける、約束の環。この先ずっと、ただひとりの人を守っていく、決意の証。
(リラさんに喜んでもらえると良いのだが……)
これまで自分の贈り物を喜ばなかったということのない彼女のことだから、きっとこの指環も喜んでくれるという期待が羽月にはある。
しかし、これは一般に言うところの「結婚指環」である。
リラと伴に居るようになってから、何くれとなく心任せにプレゼントをしてきた羽月でも、さすがに常と同じ心持ちで渡すということはできない。
(……結婚……)
聖の思惑を察知し、それに合わせて事前に指環などを買い求め、こうして持参してきておいて、今更。
そうは思うのだが、いざ彼女のあの細い薬指に自分と揃いの結婚指環を嵌めることを想像すると、胸に熱いものが生まれるのだ。
――今日これから、私達はここで、結婚する。
対外的に「新年を祝うパーティ」と謳った上で催されるこの結婚式は、その裡に厳かさよりも身近い親しみをより多く抱えているかもしれない。
それでいいのだと思う。
一日一日が何よりも大切な二人の日常の中で、挙式によって確かな絆を結び合う今日もまた、幸せな一日。
特別というなら、毎日が特別なのだから。
一緒に暮らして、一緒に食事をし、一緒に庭の花を見、一緒に笑い合い、一緒に布団に入る。
そうして、今日も一日楽しかったと告げ合い、心の中でそっと「ありがとう」と呟く。
それが何に対する「ありがとう」なのか、羽月にもはっきりとは分からない。
純粋にリラに対する礼の言葉なのか、
リラと二人で穏やかにその日を過ごせたことに、明日もきっといい日だと信じられることに、感謝の念を覚えるからこその言葉なのか。
分からないが、その言葉に、想いに、偽りはない。
「……リラさん」
懐に入れた小箱を手に握りながら、ぽつりと愛しい名を口にした途端、それに気付いたのでもないだろうが、リラが羽月を振り向いた。
「あ」
視線を受けてリラをみつめ返した羽月は、思わずその青の両眼を見開いた。
真っ直ぐ自分に向けられた彼女のまなざしが、潤んでいるように見えた。
そんなはずはない。
分かっている。
喜びに潤んでいるのは、きっと、彼女の心だ。
SCENE-[4] 誓いの宴:花嫁の想い
聖の許からシスターに連れ去られ、リラはドレスやヴェール、花嫁小物とともに控え室に押し込められることとなった。
結婚式は、ドレスを身に纏ったリラがいなくては始まらない。
「はい、どうぞ、ここに腕を入れて」
「コルセット、苦しくありませんか?」
「髪は軽くアップにして、ピンでヴェールを固定しましょうか」
「靴のサイズも大丈夫ですね。いいですか、歩くときは、こう、内側からドレスを軽く蹴るようにしてくださいね。そうでないと、裾を踏んでしまいかねませんから」
どうにもこうにも、ウェディングドレスを着るのはひと苦労である。
シスター達の手を借りていてさえ、一筋縄ではいかない。
その上、今のリラは、半ば夢の中にでもいるような心地で、ぼうっとしている。
かけられる言葉に素直に肯きはするものの、心はこの場にいない人の方へと飛んでいってしまっているのだ。
(羽月さん……、聖……)
さっきから、その二人の名前と笑顔だけが、ぐるぐると頭の中を回っている。
(私は、今日は新年の教会貸し切りパーティだって、聞いていたのに……)
聖の教会で、新しい年の始まりを祝う楽しいパーティ。
そう教えられていたから、皆が手軽に食べられるサンドイッチをたくさん作って、持ってきたのに。
教会に辿り着いてみたら、サンドイッチを差し出す前に、ウェディングドレスを差し出されてしまった。
(羽月さんと、結婚式……。聖が、いろいろ準備してくれて……、このドレスも)
ああやっぱり、夢の中にいるみたい。
幸せという名の、夢を見ているみたい。
ううん、夢が、この手に降りてきた、みたい。
聖に、羽月さんに、なんてお礼を言ったらいいだろう。
「まあ、なんて可愛らしい!」
シスターの喜色を滲ませた声に、リラはハッと顔を上げた。
瞬間、リラが見たのは、眼前に置かれた姿見に映っている自分の姿だった。
心の襞をくすぐるような、仄かに甘いレース使いのスリーブが腕を飾り、
どこか楚々とした趣を備えたドレスラインが優しく腰を包み、
ヴェールは緩く巻き上げた髪をきれいに蔽い流れている。
「さあ、このブーケも持って」
シスターに手渡されるままにブーケを両手に持ったリラは、ひとこと、ありがとう、と言うために口を開きかけて、その言葉が胸に詰まって声にならない感覚に困惑した。
唇がかすかに震えているのが、自分でも分かる。
気を落ち着けるために、一度眼を瞑った。
そして、大きくひとつ深呼吸をしようとして、ウェディングドレスを身に着けているとそれが困難なことを知った。
(……またひとつ、新しいこと、憶えられた)
リラの口許に、微笑が過ぎった。
いつ、動きを止めるのかさえ分からない。
この体も。
この心も。
それでも、生きている今、とどまることなく時は流れてゆく。
流れてゆく時の中で、私も、流れてゆく。
だけどそれは、行くあてのない漂流ではなくて、
ひとつひとつ、確かな幸せを身に刻み込んでいくための、
大切な人と一緒に、新しい幸せをみつけていくための、
幸福な旅路。
いつか、私のすべてが時を止める、その瞬間まで。
記憶の輪郭さえ曖昧に隠してしまうような、不安な霧がたちこめる日にも。
私はずっと、羽月さんと歩いて行く。
ゆっくりでも。
ときどき、転んだりしても。
傷を作ってしまっても。
一緒なら、幸せだから。
ただ、そばに、いたい。
今日、このときも。
SCENE-[5] 誓いの宴:誓いの言葉
ドレスに身を包んだリラを聖堂で迎えた聖と羽月は、彼女の麗姿に揃って息を呑んだ。
新年パーティに――否、羽月とリラの結婚式に集まってきた人々も、花嫁の登場にわっと一気に華やいだ。
「リラさん」
差し伸べられた羽月の手を取ったリラは、少しだけ恥ずかしそうに眼を伏せて、それから聖の顔を見上げた。
「……聖」
「はい。何ですか、花嫁さん?」
「あ……、ずるい、そんな風に言われると、上手に言葉が出てこなくなる……」
リラの言い分に聖は笑い、「何ですか、リラ」と言い直した。
リラはこくんと小さく肯き、聖と羽月を交互に見ると、
「……ありがとう」
桜色に染めた唇で、大事そうに告げた。
「リラ」
「リラさん」
神父と新郎は同時に花嫁の名を呼び、なんとなく顔を見合わせた。
「……羽月さんからどうぞ」
「あ、……いや、私は」
「なんて言おうとしたんですか? 僕に遠慮せず、どうぞ」
「だから、私はその、……此方こそ、ありがとう、と」
「奇遇ですね。僕もそう言おうと思ったんです」
二人の会話を聞いて、リラが首を傾げた。
「羽月さんと聖も、ありがとう、って……?」
「綺麗なリラを見せてくれてありがとう、ということですよ」
聖はそう言って微笑し、リラと羽月を祭壇の方へと導いた。
綺麗なリラを、
今ここに在るあなたのその存在を、
ありがとう。
聖と羽月に共通のその想いは、聖が穏やかに宣した誓いの言葉へと収斂された。
「semper et fideliter」
誠実に、そして永遠に。
ここから始まる確かな絆を、決して忘れることのないように。
「semper et fideliter」
羽月とリラは、結婚指環の置かれた壇を挟んで聖と真向かいに立ち、互いをみつめ合いながら、その言葉を繰り返した。
誠実に、そして永遠に。
失うことだけを、怯えないで。
願わくは、この幸せを、永遠に。
薬指に煌めく、不変の環に誓って。
semper et fideliter
「リラさん」
「羽月さん」
手を取り合った二人の愛を祝うように、聖堂を見下ろす高天を蔽っていた雲が、初春の光に融けた。
[semper et fideliter / 了]
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┏┫■■■■■■■■■登場人物表■■■■■■■■■┣┓
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┗━┛★あけましておめでとうPCパーティノベル★┗━┛゜
+ PC名 [整理番号|性別|年齢|職業]
+ 高遠 聖
[1711|男性|16歳|神父]
+ リラ・サファト
[1879|女性|15歳|家事?]
+ 藤野 羽月
[1989|男性|15歳|傀儡師]
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■ ライター通信 ■
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こんにちは、ライターの杳野と申します。
今回は、あけましておめでとうパーティノベルの代筆依頼を、ありがとうございました。
あけまして、というには随分と時期がずれ込んでの納品となったこともあり、新年感よりも結婚式感の強い内容になったように思いますが、少しでもPC/PL様方の心に残るようなノベルに仕上がっていたなら嬉しいです。
これからも、羽月さんとリラさんの幸せな笑顔が、聖さんの教会で見られることを祈りつつ。
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