<聖獣界ソーン・黒山羊亭冒険記>
金の涙は風に舞い
黒山羊亭に、甘やかな香りと共に一人の美しい女性が入ってきた。
「こんばんは、いらっしゃい」
笑顔で迎えたエスメラルダに、憂いを湛えた表情で女性は近づいた。
女性が近づくと、先ほど鼻腔をくすぐった甘い香りが濃くなっていく。
(この匂いは……)
「あの、すみません」
ひどくか細い声で女性はエスメラルダに話しかけた。
「はい、なにかしら?」
「お頼みしたいことが…あるのですが」
「なにかしら?」
エスメラルダが微笑んで問うと、女性は一度顔を俯かせて白く華奢な両手を胸の前で握り締めた。
その手は心なしか震えているように見える。具合が悪いのか、顔も青白い。
エスメラルダが心配して声をかけようとすると、女性はぱっと顔をあげた。
「私は…この店から少し離れた場所に咲く金木犀の精です」
金木犀、と言った女性の言葉にエスメラルダは心内で納得する。
(ああ…知っている香りだと思ったら…金木犀だったのね)
「私を…私の一部を、アリア村にある…とある男性のお墓まで、持って行ってほしいんです」
アリア村とは、ここから東に馬車で一日かかる場所にある小さな村である。
「あなたの…一部?」
「はい…私は、本体の自分からあまり長く離れていると消えてしまうんです…だから、…彼の元には行けない…」
そう言った金木犀の精は悲しげに目を伏せた。
「彼っていうのは…?」
「5年前から…私が居る場所の近くに住んでいた人です。カインという名前で…身体が弱い人で…あまり動き回れなくて。よく、私のところに来ては、絵を描きながら色々と話をしてくれました…」
彼と過ごす時間がとても好きだった、と金木犀の精は呟いた。
ずっと彼とこんなふうに話せたら…そう思っていた。
けれど、彼はある日風邪をこじらせそのまま帰らぬ人となった。そしてその亡骸は、彼の両親が住むアリア村へと葬られたのだ。
「カインは…私の…金木犀の香りが大好きだと、言ってくれたんです。前に冗談のように、もし死ぬ時は私の香りに包まれたら、安らかに逝けるかなって…言って…そんなこと言わないでってその時は言ったんですけど…」
実際に帰らぬ人となってしまった彼とは、死ぬ数日前から会えず、死に顔を見ることもできなかった。
「気休めかもしれない…単なる、私の自己満足に過ぎないかもしれないけど…死んでしまったあの人が、安らかに眠れるように私の香りを届けたいんです…一部でもいいから、あの人の元に行きたいんです」
消えてしまってもいいから、自身で彼が眠る地へと行きたかった。
けれど自分が咲く場所から彼が眠る場所までは遠く。行っている途中で、届けることなく消えてしまう恐れがあった。
「だから…お願いです…私の一部をあの人の元まで連れて行ってください。枝を折っても、何をしてもいいから」
ぱたぱたと涙を流しながら話し終えると、金木犀の精はその場に崩れ落ちた。
「おっと…大丈夫かな」
二人の側を通りかかったキング・オセロットは、床に膝を着いたまま倒れそうになっていた金木犀の精を支えた。
咄嗟のことで支えられなかったエスメラルダはほっと息をつく。
「おう、どうしたんだ?」
キングに支えられる女性を目にして、心配そうな面むちで来たのはオーマ・シュヴァルツと、リラ・サファトに藤野・羽月。
「大丈夫ですか?」
静かに泣いている精霊に、リラがしゃがんで声をかける。精霊は少し落ち着いてきたのか、顔をあげてこくりと頷いた。
オーマと羽月が問いかけるような目線をエスメラルダに向けると、彼女は精霊に目を向ける。
彼女がキングとリラに助けられながら椅子に腰を落ち着けるのを見ると、彼らに向き合い先ほど聞いた彼女の話をし始めた。
◇◇
エスメラルダから話を聞き終えた四人は、金木犀の精へと視線を移した。
カインのことを想ってか、金の瞳から次々と涙を零している彼女にリラがそっと手を伸ばす。
「泣かないで…きっとカインさんも哀しくなります」
静かに頬をつたう涙を、細く白い指が優しく拭った。精霊は微かに目を瞬かせてリラを見つめると、ありがとうと小さく声を出した。
「…あなたは、名前はないのか?」
「名前……カインは、ファーチェと呼んでくれました。彼の国の言葉で、星や光を意味する言葉だそうです」
キングの問いかけにそう答えた精霊―ファーチェは、ほんの少し微笑んだ。
「彼の元に一部を、と言うが…どうしたものかな。枝を折っても香りが消えてしまえば彼の元へ届けられぬし…」
静かな声でそう話す羽月の言葉に、キングも頷く。
「そうだな…それに、彼の元へ行きたいためであっても、彼が、あなたのその枝が折られるのを良しとするとは思えない」
「ああ。きっと、嬢ちゃん…ファーチェと同じように、カインもおまえのことを大切だったはずだ。自分の為に…おまえの本体に傷つけるのは、望まないだろうさ」
キングのあとに続けて、オーマも彼女へ話しかけた。
リラと羽月も二人の言葉に、同意するように頷いて彼女を見つめる。
四人の温かな言葉やまなざしに、それまで固い表情だったファーチェはそっと息を吐いて体の力を抜いて頷いた。
「……金木犀なら、小さな花をたくさん落としたと思うのだが、それを集め、彼の元へというのではダメかな?」
キングは顎に片手を添えて考えながらそう話すと、次いで柔らかく微笑んで続けた。
「地に落ちたとて、貴方自身に変わりはないから」
「…花を持っていくのなら…小壜に、花を入れて香りを閉じ込めるのはどうだろう……。後は、良くリラさんが作るポプリか何かにするかして…さほど加工しないようにすれば、墓前の彼もきっと解るだろう」
「小壜、か。それなら持ち運ぶのにもいいな」
羽月の提案にキングが相槌を打つ。
「ご自分の樹を見ることはできますか?届けるなら、貴方がこの花こそと思うものを届けたい」
ファーチェの隣に座っているリラは、真っ直ぐな瞳で彼女に言う。
「それから…手紙を書きませんか?」
「手紙…?」
「最後に伝えたかった事は沢山あるんじゃないでしょうか。…きっときっと、気持ちは届く筈だから。私、代筆でも何でもします」
懸命な様子で話すリラに、ファーチェは彼女の手に、礼を言うように自分のを重ねて目を瞑った。
「伝えたかった…こと…カインに……」
「俺も手伝うぜ。想いを映し取れる花を知っている」
自宅にあるであろう、故郷に咲く希少な花を思い浮かべながらオーマが言った。
「……ありがとうございます、皆さん……」
ファーチェは両手を胸の前で組み合わせて頭を下げた。
成り行きを見守っていたエスメラルダは、穏やかに微笑んでファーチェを見つめた。
「今からアリア村へ向かっても、着くのが早くて深夜か明け方になると思うわ。準備して、明日の朝出発するのがいいと思うんだけど……」
それでも、いい?
心配した表情でエスメラルダがファーチェに問いかけると、彼女は「勿論です」と答え、四人も同様に頷いた。
◇◇
翌朝。
他の三人よりも早くファーチェの元に着いたキングは、彼女と隣り合わせて樹の根元に座っていた。
ちらりとファーチェを見ると、彼女はもう泣いてはいないものの、哀しげな表情は変わらなかった。
「…一つ、良いかな」
「は、はい。なんでしょう」
ふと話しかけられて、ファーチェは少し驚いた様子でキングに顔を向けた。
「大切な者を失った哀しみは深い。涙に暮れるのも理解する。だが……」
キングは一度言葉を切って、そして再び真摯な眼差しで続ける。
「あなたが彼を大切に想うように、彼もまたあなたのことを大切に想っているのだろう?大切に想う相手には、笑っていてほしいと、幸せでいてほしいと、思うと思うのだが」
責めるでも、押し付けるでもない、穏やかなキングの言葉にファーチェはそっと俯いた。
「ええ…わかっては、いるんです…でも」
きゅっ、と両手を握り締めたファーチェの頭をキングはそっと撫でた。
「ああ…今はまだいい。でも、いつかは、空にいる彼に向かって、笑顔を向けられるようにな」
包み込むように優しく微笑んだキングに、ファーチェも励まされるような気持ちで、「はい」と頷いた。
微かに表情が明るくなった彼女を穏やかに見つめたキングは、はたと思い出したような顔をする。
「…そういえば、香りを運ばねばならないのだったな……道中、煙草は慎まねばなるまいか」
ふ、と苦笑して呟かれたヘビースモーカーである彼女の独り言は、ファーチェの耳に届くことはなかった。
◇◇
人々が活動を始める少し前の時間。
四人全員はファーチェの樹の元へと集まった。
彼女は花を集めてもらうために自身の枝を揺らしてそれらを落とす。
はらはらと降りてくる花を、キングと羽月、オーマが丁寧に拾い集めていく。
三人が作業している傍らで、リラはファーチェと向かい合い、カインの元へと送る彼女の言葉を便箋に書いた。
「…これで、いいかな」
集めた花を羽月が用意した小壜に入れ、香りが出て行かないように蓋をする。
手紙を書き終えたリラも、便箋を封筒に入れた。
「リラ、これも一緒に持っててくれるか」
先ほど、ファーチェの想いを映したルベリアの花を、オーマはリラに差し出す。
「あ、はい…勿論構いませんけど」
そっと彼からルベリアを受け取ったリラは、小首を傾げてオーマを見つめた。
その横でオーマは軽く身体をほぐすように首や肩を回す。
「馬車で一日…か。飛ばせば半日より短いくらいで着けるか」
「オーマさん?」
リラの問いかけと、同じように不思議そうな顔をしているキングと羽月に彼はにっと笑ってみせた。
「なるべく速い方がいいだろ?」
そう言うとオーマの周りに風が吹き始め、台風の目のようなそれは彼を包み込んだ。 次いで風が収まると、先ほどまでオーマが立っていた場所に銀色の獅子が四足で立っていた。
「……オーマか?」
驚いた様子でそう問い掛けたキングに、獅子は「おうよ」とオーマの声で答えた。
「俺の背中に乗れ。馬車よりは速いぞ」
「……驚いて呆けてる場合でもないか。確かに速いに越したことは無い…オーマさんの厚意に甘えようか」
羽月の言葉にそれまできょとんとしていたリラとキングも、はっとした後に、こくりと頷いた。
「そうだな。頼むぞ、オーマ」
「失礼しますね」
一番前にリラ、次に彼女を支えるようにして羽月が、最後にキングという並びで三人はオーマに乗った。
「ファーチェさん、行ってきますね。きっと、貴女の想いは届けますから…」
ファーチェはリラの両手に持たれた手紙とルベリア、羽月が持つ小壜とを見て、そして四人に顔を向けると深々と頭を下げた。
「…よろしくお願いします」
「よし、それじゃぁ行くぜ。ちょっと急ぐからな、皆しっかり捕まってろよ」
三人が頷いたのを確認したオーマは、力強く地を蹴って空へ駆け出した。
段々と見えなくなっていく彼らの姿を、ファーチェは祈るような気持ちで見送った。
きっと届けてくれると、彼らを信じながら。
◇◇
一度休む為に中間地点にあった村に降り立ち、その後また空へ飛び立ち、四人は陽が沈む前にアリア村へ着くことができた。
元の姿に戻ったオーマに、三人は礼を言って彼を労った。
カインが眠る墓の場所は、村人に聞くとその場所まで案内してくれた。
アリア村に住む人々の共同墓地の中に、カインの墓はあった。
綺麗に掃除されている墓石の元に、リラがそっと手紙とルベリアの花を置く。
その隣に羽月が花を入れた小壜を置き、蓋を開けると甘い、金木犀の香りがふわりと広がった。
四人は丁寧な動作で手を合わせると、暫くの間カインに黙祷を捧げた。
緩やかな風が吹く中、四人が静かに目を開くと、ルベリアの花が淡く輝きだしていた。
『…カイン…』
陽の光を受けて、橙色に輝くルベリアは、映しとったファーチェの声を響かせた。
『…私は、今あなたの元にいるかしら…?……きっと、大丈夫ね。優しい人たちが、私をあなたの元まで運んでくれるの…』
哀しさ…それ以上に、愛しさを含んだファーチェの声が柔らかく続いた。
『……あなたが好きだと言ってくれた私の香りと、あなたに伝えたかったことを書いた手紙を……』
届けるから…受け取って。
最後の言葉を伝え終わると同時に、ルベリアが一段と輝き、四人の前に淡い映像を浮かび上がらせた。
金木犀の樹の下で、仲良く話す二人の姿。
スケッチブックを手にしている青年が、カインだろう。何事かを話した彼の隣で、ファーチェがくすくすと笑っていた。
二人とも、とても幸せそうに、お互いが大切だというように寄り添って座っていた。
それは、僅かな時間で消えていったものだったが、四人の心に深く刻まれていった。
輝きを失ったルベリアは、元の偏光色に戻り、ひっそりと佇んでいた。
「ファーチェの想いは届いた…かな」
キングがぽつりと呟くと、それに応えるように彼女らの元を一陣の強い風が吹きぬけた。
「きゃっ…」
それぞれ突風に耐えるように腕や手で自身を庇う。
羽月に庇われながら、リラが目を少し開けてカインの墓を見ると、小壜が倒れて口から花が零れていた。
「花が……!」
飛んでいってしまう、と慌てた四人の前で、けれど緩く収まった風は、花たちを墓石の周りに止めさせていた。
きらきらと、きらきらと。
風に煽られて花びらが舞う。
カインが眠る墓石の回りを包み込むように、静かに一片一片、甘やかな香りと共に舞い降りてくる。
「……涙……」
声もなく、立ち尽くしてその光景を見つめていた中で、リラがぽつりと呟いた。
「彼女が泣いてるみたいだな……」
その隣でキングが目を細める。
すると、ふわりと、また風が吹いて花びらを巻き上げた。
―――ファーチェ?
どこからか、小さく呟く声が聞こえた。
「……あ」
「カイン、さん……?」
ファーチェの願いと、四人の優しさが届いたのか、幻のようにぼんやりとした形で一人の青年が現れた。
黒髪を風になびかせている、身体が透けた青年は、先ほど四人が目にしたカインだった。
カインは四人には気づいていない様子で、自身の周りで風に舞っている金木犀の花を愛しげな瞳で見つめた。
――ファーチェ…会いにきて、くれたのか…?
花たちはカインを包み込むように、彼の肩や腕、手にその身を降らせる。
甘く、切なさを抱いた香りをカインは抱きしめた。
ひらりと風に弄ばれた手紙が彼の元に届く。
――…あなたに逢えてよかった。
好きになれてよかった。
好きになってもらえて、本当に嬉しかった。
大好きだった…あなたと過ごした時間は、何よりも幸せだった。
ありがとう……どうか、安らかに眠って…――
「想う相手がいることは良い…な」
二人と同じく、花に包まれるカインを見ていたキングは、誰にも聞こえないような声で呟いた。
しかし、と思う。
いるからこそ、失いもする。いなければ、失うこともない。
失うことの悲しさは大きい。けれど、想う相手がいることで、得る幸せも大きく、かけがえのないものだ。
想う相手がいなければ失う悲しみに苦しみこともないが……。
「さて、いるのがいいのか、いないのがいいのか……」
優雅な仕草で風で少し乱れた髪をかき上げて呟いたキングの声は、穏やかに吹く風に攫われていった。
短いようで、長いような時間が過ぎると、カインの姿は風景に溶け込むようにして消えていった。
彼の手の中にあった手紙は消えており、花だけが墓石の側に添えられるように落ちていた。
静かで、少し切ない思いを胸に抱いて四人はカインの眠る場所へ一礼をし、その場をあとにした。
◇◇◇
アリア村へ行ってから数日後。
四人は再びファーチェの元へと来ていた。
「彼に私を届けてくれて、ありがとうございました」
深々と頭を下げたファーチェに、四人は温かな笑みを向ける。
「……皆さんが、発たれた日……気のせいだったかも、しれないけれど…カインの声が、聞こえたんです」
顔を上げたファーチェは、切なげに微笑んでいた。
「ありがとうって…そして、名前を呼んでくれる声が……」
そこまで言うと、ファーチェは再び俯いて目を閉じた。ぱらりと、重ね合わせた彼女の手の甲に雫が落ちる。
「…来年も、いいえ、毎年でも貴女の花を運びます。だから…」
そっと、ファーチェの手に自分の手を重ねたリラは、真っ直ぐな瞳で彼女を見つめ、次いで優しく微笑んで言った。
「だから、これからも…毎年綺麗な花を咲かせてくださいね」
愛しい人が愛した、貴女の花を。
リラの言葉にファーチェは瞳を濡らしながらも、微笑みを浮かべて何度も頷いた。
瞬きと共に彼女の頬を伝った涙を、キングが優しく拭う。
「…笑えるようになって、空にいる彼に元気な姿を見せられるといいな」
「貴女の笑顔を、カインさんも望んでいるだろう」
穏やかに微笑んで羽月も告げる。
「そうだぜ。カインもきっと、好きだったおまえの笑顔で、新たな道を紡ぐのを願ってるさ」
オーマはそう言うと、手にしていた石を彼女に渡した。
偏光色に輝く、不思議なその石を、ファーチェはそっと受け取る。
「これは…?」
「この間、お前の想いを映したルベリアを精製して作った輝石だ。二つに分けて、もう一つはカインに捧げた。…二人の絆が、永遠であるように」
「……ありがとうございます」
ファーチェは、大切そうにそっと輝石を両手で包み込んだ。
四人の温かな優しさに、ファーチェはゆっくりと微笑みを浮かべる。
「そうですね…いつまでも、泣いていては駄目ですね」
穏やかな声で言ったファーチェは、ふわりとその体を宙に浮かせ、両の腕を本体の樹を包み込むように広げた。
それを合図にしたように、未だ蕾だった花たちが愛らしい姿を見せ始めた。
風にそよぐオレンジ色の花たちは、微かに寂しさを滲ませながらも、晴れやかに、優しい香りを舞わせた。
ありがとう、と。
四人に告げる彼女の声が穏やかに花を揺らした。
終.
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【1953/オーマ・シュヴァルツ/男性/39歳(実年齢999歳)/医者兼ヴァンサー(ガンナー)腹黒副業有り】
【2872/キング・オセロット/女性/23歳(実年齢23歳)/コマンドー】
【1989/藤野・羽月/男性/16歳(実年齢16歳)/傀儡師】
【1879/リラ・サファト/女性/16歳(実年齢19歳)/家事?】
※発注順
NPC:金木犀の精(ファーチェ)
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■ ライター通信 ■
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ご参加ありがとうございました。ライターの佳崎翠です。
今回初めてシリアスでしんみりとした話を書いたのですが…如何だったでしょうか。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
少々長くなってしまったので、二つの部分だけ個別になっております(羽月様とリラ様は同じにさせて頂きました)。
宜しければ他の方の部分も読んでみてくださいませ^^
もし宜しければご意見ご感想などお聞かせくださいませ。今後の参考に致します。
それでは…またお会いできたら嬉しいです。
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