<聖獣界ソーン・PCゲームノベル>


戯れの精霊たち〜愛しき我が子〜

 火の神の末裔として生まれ、火の精霊獣を連れて旅をしていた。
 ゆえに。
 きっと、必然だったのだろう。――あの赤い炎に、引き寄せられたのは。

     ■□■□■

「焚き火……この季節に、どうして……?」
 ソル・K・レオンハートは、そのまばゆい赤を見つめて目を細めた。
 まして、ここは森の中だ。それほど開けた場所でもないし、火を扱うなど危ないことこの上ないのに。
 ……けれど、その炎は不思議だった。
 赤く大きく燃え立つ。――ゆらゆらと燃え立つだけで、『広がる』様子がまったくないのだ。
「こんにちは」
 背後から声をかけられて、ソルははっと振り返った。
 肩に乗せていた『朱雀』が、翼をはためかす。
 そこに、長身で眼鏡をかけた青年が、微笑を浮かべて立っていた。
「いらっしゃい。『精霊の森』へようこそ」
「『精霊の森』……?」
 聞き覚えのない名前だった。ソルは幼さの残るその顔を不思議そうにさせて青年を見上げた。
「『精霊の森』って、なんですか?」
「その名のとおり。精霊が棲む森のことだよ」
 青年は言った。ゆっくりと焚き火に歩み寄りながら。
「僕はクルス。……キミは、この焚き火に惹かれたのかい?」
 ――惹かれた?
「そうなのかも……しれない」
 ソルの赤と金のオッドアイに、炎がくっきりと映る。
「この炎……不思議だ」
「そうだろうね」
 クルスと名乗った青年は、かがんで焚き火をのぞきこみ、「うん、今日は一段と元気がいいな。きっとキミが来たからだ」
「……? どういうこと……?」
「この焚き火に精霊がいるってことさ」
 クルスは微笑んでそう言った。

 ――キミも、その肩に乗せている鳥も、火属性だろう――

「喜んでいるんだよ。焚き火の精霊も、当然火の精霊だから」
「そうなんですか……?」
 改めて焚き火を見る。
 ふつうの焚き火とは違うことは分かる。精霊……肩に乗せてる朱雀も『精霊獣』だ。似たような生き物だろうか。
 火の精霊はね――と、銀縁眼鏡の端を赤く照らしたクルスが語り出した。
「ここでひたすら燃えているだけで、動くこともなにもできないんだ。元気はいいんだけどね――僕はね、いつも精霊たちに、外を見せてやりたいと思っている」
「外を……」
「強引を承知で頼みたいんだけれど」
 クルスは、かがんだままソルを見上げた。「焚き火の精霊が、キミをとても気に入っているみたいだ。……キミの体を、彼女に貸してやってくれないかな」
 ――体を貸す――?
「どう……やって……?」
「僕の力があればできることさ。別にのっとられるわけじゃない。宿らせて、一緒に森の外に出てくれればいい」
 ただし、と立ち上がりながらクルスは苦笑した。「火の精霊は気性が荒いからな。何かに怒って勝手に体をのっとる可能性はあるから困りものなんだけれど」
「火の……精霊……」
 ソルはもう一度焚き火を見つめ、「どんな人なんですか?」と訊いた。
「焚き火の精霊はね。それはもう豪快な女性だよ。ひたすら元気がよくて、明るい」
「……女性……」
 小さくつぶやき、そして。
「何だかよく分からないけれど……」
 ソルは、そっと焚き火に手をかざした。「この焚き火に惹かれる。それはたしかです。だから――」
「体を貸してくれるんだね」
 言葉を引き継いで、「ありがとう」とクルスはふわりと微笑んだ。

 同じ火の属性だからなのだろうか。
 意識が重なることに、不思議と違和感がなかった。
『おはよう! ソル』
 しょっぱなから豪快なあいさつをされて、元気な女性の声がソルの頭にがんがんと響いた。
「お、おはようございます……ええと」
『あたしはウェルリさ。あんた、あたしを外へ連れ出してくれんだって? さっすが一目であたしがほれ込んだだけあるね! ありがとうよ、ソル』
「は、はい……」
 しゃべっているだけで熱気がすごい。火の精霊獣である朱雀が、なぜか自分の肩から離れていってしまう。
「火の精霊を宿らせてると、キミの体がすごく熱くなるからね……他人と触れなくなるかもしれないな」
 クルスがのほほんとそう言った。ソルは脱力した。
「それ……先に言ってください……」
「でもキミ自身への影響は少ないみたいだね。さすが同属性」
「………」
 ソルは頭の中に『いる』存在に向かって話しかけてみる。
「ウェルリが、焚き火の精霊なのか?」
『そうさ。いい炎だったろう?』
 気がついてみれば、焚き火が消えている。
 ――焚き火そのもの、だったのだ。
「外へ行きたい……のか?」
『ああ、行ってみたいさね』
 つれてってくれるんだろ?――さも当たり前のように、しかしどこか人懐っこく、豪快な精霊は言った。
 ばさばさと朱雀が肩へ戻ってくる。
 ソルは、少し微笑んだ。
「……そうだな。行こう、外へ」

     ■□■□■

『いやあ、外ってところは奇っ怪な場所だねえ!』
 額に手でもかざしていそうな口調で、森の外へ出るなりウェルリが言った。
 そうだろうか。――そうかもしれない。
 森の中しか知らない彼女には。
「どこへ行こうか……」
 ソルには行くあてがない。仕方ないので、とりあえず街に出向くことにした。
 エルザードの城下町。
『人間! 人間ってのはこんなにたくさんいるものなのかい』
 ウェルリの驚いたような声がする。
「ああ……俺もこの街に来たばかりの頃は、そう思った」
 ソルは思い出して少し笑った。
 ソルの故郷は秘境の集落だった。極端に排他的な場所だったため、住む者の数などこのエルザードに比較するのもくだらないほどだ。
 ――思い出したくない。ソルは頭を振って故郷の記憶を振り切る。
『ソル?』
「何でもない。……何だかのどが渇いたな」
『そりゃあ当然だ。あたしが宿ってるからねえ』
 ――それも先に言ってくれ。
「じゃあ、何か飲みに行こうかな……」
 少年は朱雀のくちばしとたわむれながら、酒場に足を向けた。

 ソルは年齢こそ十四歳と歳若だが、酒が好きだったりもする。
 食堂もかねている酒場へ入ろうとしたとき、
 ふと、中から出てきた子供とぶつかった。
「……っ熱い!」
 子供が悲鳴をあげ、ソルとぶつかった腕の部分をわしづかんで泣き出した。
 ――体が熱くなって、他人と触れなくなるかもしれないね――
「あ……ごめん、大丈夫?」
 クルスの言葉を思い出しながら、ソルは子供に声をかける。と、中から続けて母親らしき人物が現れた。
「ああ、どうしたのぼうや――ちょっと! きみ、うちの子に何したのよ!」
「―――」
 問答無用の母親の激怒。
 受けて、ソルは何も答えられなくなった。
『何だい何だい、こっちの言い分も聞かずに! 勝手なヤツらだね……!』
「……こっちの言い分言ったって、通じない」
 憤然とするウェルリに小さく返事をして、それから「すみませんでした」と親子に頭をさげた。
 母親は最後までこちらをにらみながら、一方で子供を優しく介抱していた。
「………」
 その姿を見送ったソルの胸に、どうしようもない痛みが走る。
 母親――
 自分の心の中に残っている母親の面影が、ずしりと胸にのしかかる。
『ソル? 大丈夫かい』
 ウェルリの心配そうな声がして、ソルははっと我に返った。
「大丈夫だ。……さ、のども渇きすぎだし、早く飲もう」
 自分に言い聞かせるように言って、彼は酒場へと踏み込んだ。

 カウンターでエールを頼み、
「ウェルリ、この後どこへ行きたい?」
 と精霊に語りかける。
 自分に行くべき場所が思い当たらないので、せめて行きたい場所に行かせてやりたいと思ったのだ。
『そうだねえ』
 ソルの目の前にエールのグラスが置かれる。
 ソルはそれを手にとって、口に運んだ。
『――海、ってやつを見にいきたいねえ』
 ぶふおっ
 思わずエールをふきだし、ソルは咳き込む。店員が「大丈夫ですか?」と慌ててかけよってきて、拭くものを貸してくれた。
「ぼうやにゃエールはまだ無理だろう」
 マスターは意味を取り違えてガハハと笑っていたが――
「う、海……?」
 ソルは服やテーブルを拭くのも忘れて、引きつった顔でその単語を口にする。
 海。よりによって海。

『火の精霊は水が大の苦手でね。少量の水なら蒸発させてしまうけど……大量の水につかると死んでしまうから、気をつけて』

 クルスに言い聞かされた言葉が頭をめぐる。
(み、見るだけなら、いいんだろうか……)
 ウェルリは何も、『入りたい』と言っているわけではない。つかりさえしなければ大丈夫なのだろう――現に今、エールを飲んだところでウェルリに影響があるようでもなさそうだ。
 ようやくふきこぼしたエールを拭き取る余裕を取り戻し、ソルは慎重に言葉を選びながら言った。
「見に行ってもいい、けど。……入っちゃ、ダメだぞ?」
『分かっているともさ』
 言って、ウェルリは大笑いをした。
 ……頭にがんがん響く。
 しかも、のどの渇きは簡単には潤わなかった。
 エール十杯――
「まだ……足りな……」
 ぶつぶつつぶやきながら、酒量の限界を超えたソルはその場で寝込んでしまったのだった。

 目が覚めると、すでに昼下がり。
「うわ……っ」
 慌てて飛び起き、二日酔いでがんがんする頭を抱え、ソルは酒場を飛び出す。
「お客さん、お代金!」
 背後から声が追いかけてきた。慌ててくるりと方向転換して、代金を払いに行ってからもう一度走った。
 ――海へ。
 駆ける横を、朱雀がぴったりとくっついて飛んでくる。
『ひゃっほう』
 ウェルリが、『気持ちいいもんなんだねえ“走る”ってのは』と楽しそうに言った。
(そうか……動けないんだっけ)
 思い出して、ソルは少し火の精霊が気の毒になった。
 そして、これから海まで走り続けてやろうと決めた。

 それが無謀なことだったと悟るまでほんの十分ほど……

「の、のど、渇いた……」
 走ったせいで渇きの度合いが違う。頭ががんがんするのをこらえてまで走って、あげくにこれか。
 あいにくと近場に水分はなかった。
 ――海、以外。

 広大な海が、眼前に広がっている。
 海面のさざなみは、耳にも目にも涼しい。
 遠目に船も見えた。どこへ行く船だろう。どこまでも続くような――この海で。

『これが、海かい……!』
 ウェルリの豪快な、感嘆の声がする。
 そのはっきりとした気配に、少しだけ苦労が報われた気がした。
「海だ。ソーンの海」
 のどの渇きは後回しにしよう。そう思ってソルは朱雀とともに少しだけ海に近づいた。
 近づきすぎはいけない。慎重に慎重に間合いをはかっていたのだが……
『う〜……火の精霊の炎が燃えるねえ』
 急激に、体の中が熱くなってきた。
「……は?」
 ソルは漠然と危機を感じながら、聞き返した。
 返ってきたのは、気合の入りまくりな精霊の声……。
『大量の水には、立ち向かいたくなるもんさ……っ!』
「そんな無茶な!」
 ソルはウェルリに体をのっとられまいと必死で自我を保つ。
 ――海になんかつかったら、いくらなんでも精霊は死んでしまうに違いない。
 ウェルリを――死なせたくなんか、なかった。
 たとえ迷惑だらけの精霊であっても。
「頼むからっ! 無謀なことはするな……! 頼むから……!」
 自分でも不思議なほど必死に。
 ――どうして? そんなこと、今はどうでもいい。
 体が熱い。精霊の激情をおさえなければ。頼む、頼むから……っ
「ウェルリ……!」

 何度目かの呼びかけで、ようやく体の熱がおさまった。

『……ごめんよ、ソル』
 ウェルリの、申し訳なさそうな声が聞こえた。
『どうもあたしゃ、暴走しやすいタチみたいでねえ……。だから、あたしを外につれてってくれる人間はいないんだ』
 あんたは同じ火属性だから――と、はかない笑みが、見えた気がした。
『あたしの激情を、止められたんだろうねえ。……ありがとうよ』
「………」
 ソルは、ぽつりとつぶやいた。
「……そんなことはいい」
 ――ウェルリが無事でよかった――
 ただ、それだけ。
 言葉にすると、本当に、本当に嬉しそうに、ウェルリが微笑むのが分かった。

 ――あったかい?

 熱い、のではなくて。
(なんだろう……この気持ち)
『あたしもソルの役に立ちたいねえ』
 何気なくウェルリが言った言葉が、ソルの胸の奥をきゅっとしめつけた。
(なんだ……?)
 海のさざなみが聞こえる。
 肩際で、朱雀がぱたぱたと翼をはためかせ、ソルの髪を舞わせていた。

     ■□■□■

 夕暮れになり――
 ソルは、ウェルリを、ある場所へとつれてきた。
「ここ……さ、俺の気に入ってる場所なんだ」
 ――夕陽の見える丘――
『ああ』
 ウェルリが優しげな声を出す。『あたしたちと違う、赤い色だねえ……』
 ソルは岩場に座り込んだ。そっと言葉をつむぐ。
「……ウェルリの炎も、綺麗だった。赤くて、力強くて……」
『そりゃああたしは、焚き火の精霊だからね』
 豪快に笑う精霊に、「そうじゃなくて」とソルは首を振る。
「力強くて――だから、そうじゃなくて、明るくて――」
 ――あったかくて。
「そうだ。あったかくて……」
 ――あの暖かさは、なんだろう?
 ――あの心地よさは、なんだろう?
 夕陽はいつにもまして美しく、鮮やかに彼の横顔を染める。
 夕陽を横切るように、朱雀が優雅に空を舞う。
 ソルはこの夕陽がとても好きだった。
 けれど、この夕陽にはない何かを、ウェルリは持っている……
「……分からない」
 首を振る。
 途方にくれた気分だった。
『焦るこたぁないよ』
 ウェルリの声は優しかった。
『あんたはまだ若い。これから、いくらでもたくさんのことを知ることができるさ』
 なんてったってこの歳で、あたしも初めて森の外を知ったからね――とまた大笑いし、
『だから――時間をかけてもいいのさ。そうしたら、いつかあんたの分からなかったことにも気づける日がくる』
「………」
 頭の中に響く声は相変わらず明るくて、力強くて、
 ウェルリの焚き火の炎そのままで、
 ――やさしくて。
(ああ……そうか)
「それが……欲しいのか、俺は……?」
 それは自問。
 答のない、答があってもどうしようもない、悲しい自問。
(でも……泣きはしない)
 ソルは立ち上がる。
 すかさず朱雀が、肩へと戻ってくる。
「帰ろうか……ウェルリ」
『そうだね』
 案外素直にうなずかれて、ソルは少しだけ寂しい思いをした。
 けれど、森ではクルスが待っている。きっとウェルリはその場所に帰ることを望んでいるはずだ。根拠もなくそう思った。
 それは、切なすぎる確信だったけれど。

     ■□■□■

「お帰り」
 とクルスが言ったのは、ウェルリにだったのか、それともソルにもだったのか――
「じゃあ、分離させるよ」
 意識の一部が引きはがされるような感覚の後、
 消えていた焚き火が、ぼっと強く燃え上がった。
「ウェルリ……」
 オッドアイにその強い赤を灯し、ソルはその名を呼ぶ。
 と、
「――ん? 何言ってるんだウェルリ――ああ、分かった、分かったから――」
 クルスが焚き火に向かってそんなことを言って、やがて言い争いに負けたかのように降参のポーズを取ると、
 焚き火に指をつきつけた。
 その指先に、輝く粒子が発生する。
 ――いけ。
 囁きとともに。きらきらと焚き火の炎をとりまくように粒子が散り、そして。
『――よい、しょっと!』
 光が霧散すると同時、かっぷくのいい女性がひとり、焚き火の中からどんと現れた。
 ソルは仰天した。クルスが苦笑する。
「これが僕のもうひとつの能力。――擬人化《インパスネイト》さ」
『ソル。あたしがウェルリだよ』
「ウェルリ……?」
 想像したとおりの女性だった。迫力があって、豪快そうで、明るくて、力強くて。
『あんたも火の眷属だろう?』
 ウェルリは訊いてきた。
 ソルは呆然として、うなずくのも忘れた。擬人化した火の精霊は勝手に決めつけたらしい、
『じゃあ、こうしても平気だね』
 言うなり、
 ソルを、その腕でぎゅっと抱きしめた。
「………っ!」
 豊満な胸に抱きこまれ、ソルはしばし暴れかけ――やがて動きをとめた。
 ――このあたたかさ。そうだ、今日何度か感じたのと同じ――
『あたしゃ、人間で言う“親子”ってのは、よく分からないんだけどねえ』
 ウェルリはぎゅうと胸にソルを抱いて、楽しげに言った。
『もし“息子”ってやつがいるんなら、あんたみたいな子がいいね』
「―――」
 息子。
 ――母親。
(俺は……)
 ――泣かないと決めたのに。
『安心おしよ』
 ウェルリが、熱い腕をはなさずに笑った。『あたしの腕の中じゃ、熱くて水なんか蒸発しちまうよ』
「………」
 ソルは精霊の胸に顔をうずめた。
 熱くて、あったかくて、優しい胸にすがった。
(これが……欲しくて、俺は……)
 ――答を見つけても仕方がないと思っていたのに――
 精霊はすべてをくれた。自分でも否定しようとした、すべてを。

『強くおなり……ソル』
 ――これが、炎の強さだよ。
 精霊の胸の中で、ソルはこくんとうなずいた。
 
 かすかに残っていた焚き火の炎が、少年の心を促すように揺れる。

 ソルは顔をあげた。
 ウェルリの微笑んだ顔が、間近にあった。
 そこから、一歩退いて。

 ウェルリの擬人化が解けた。彼女は、炎へと変わった。

 ソルは、強くつぶやいた。
「俺は……火の神の末裔」 
 ここに誓おう。

 ――ウェルリのくれた暖かさと、炎の誇りを決して忘れないと。

 肩で、相棒たる赤い精霊獣が高らかに鳴いた。


【END】


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【2517/ソル・K・レオンハート/男/12歳(実年齢14歳)/元殺し屋】

【NPC/ウェルリ/女/?歳(外見年齢34歳)/焚き火の精霊】
【NPC/クルス・クロスエア/男/25歳?/『精霊の森』守護者】

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■         ライター通信          ■
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ソル・K・レオンハート様
初めまして。ライターの笠城夢斗と申します。
このたびはゲームノベルへのご参加、ありがとうございました!
ソルくんの口下手や、本来の口調をうまく活かせるシーンを出せなかったのが残念ですが、かわいくてとても書いていて楽しかったです。本当にありがとうございました。
またお会いできる日を願って……