<聖獣界ソーン・黒山羊亭冒険記>


【指輪を求めて】

 
「ようこそいらっしゃい」
 今日も黒山羊亭ではエスメラルダの程よい低さの魅惑的な声が届く。
 ガヤガヤと、酒場の中はいつもと変わらぬ喧騒の中にあった。
 自慢げに冒険談をする者、次の冒険に向けて情報収集をする者、はたまた恋愛相談をする者など色々だ。
 自由を愛する者たちは様々な目的を持ち、様々な種族がいる。それゆえ誰もを受け入れ誰もが友だと語りあうのだ。
 しかし、そんな彼らが思わず眉を顰めて注目してしまう程に大きな声が響いた。 

「な、なんですってええええ?!?!」

 甲高く細い大きな声が酒場内に響いた途端、酒場はシーンと静まり返ってしまった。
 一瞬の後、なんだなんだと多方面から声があがり、声の主は慌てたように己の口を塞いで恥ずかしそうに縮こまる。
 が、皆の注目を浴びたがチャンス、これは使えるぞという顔になり、己が座っていた椅子の上に跳び乗った。

「皆さん、聞いてくださいませ。わたくしの大切な大切な指輪を落としてしまったようですの。どうか一緒に探してくださいませんか?」

 必死に告げる少女の様子に、何人かが耳を貸した。少女はそんな彼らに詳しい事情を話そうと身を乗り出す。
「近くの洞窟で魔物退治をしようとしておりましたの。ですからその際に落としたのかもしれませんわ」
「なんだ、魔物退治ってことはネーちゃん冒険者だろ? そこいらの魔物は大人しい方だし問題ないだろ」
 近くにいた男が笑いながら告げる。周りにいた者もうんうんと頷いていた。
 だが少女は逡巡した後、美しい眉根を寄せて己の胸の前で手を合わせた。
「……実は、魔物さんを怒らせてしまいまして……」
「魔物を怒らせたって……」
 やりとりを見ていた黒山羊亭のエスメラルダは眉根を寄せ、不思議そうに告げる。この少女は大人しく儚げで、可愛らしい。そんな彼女が『魔物を怒らせる』というのが想像付かない。
「なんでまたそんな」
「だ、だって……仕方ないじゃありませんの」
 少女は皆の不可解だという視線に耐えかねたのか、恥ずかしそうに顔を逸らした。
「……寒かったから毛皮をお借りしようとしただけですのよ?」
 うふふ、とごく普通に可愛く笑われ、皆は身体を強張らせ納得した。

 外見に騙されるなとよく言うが、それは本当に正しい言葉なのだと――――。

 少女の周りに集まっていた人々は呆れたような声を出し、脱力したように己の席へ戻っていく。
「あ、皆様どうなさいましたの!? 手伝ってくれるわけではありませんの!?」
「あ〜……俺、用事あるし悪いな」
「俺も、酒飲むのに忙しいし」
 各々、様々な理由を掲げ誰も相手にしてくれない。少女は負けじと大きく息を吸い込んだ。そして再び椅子に跳び乗る。
「このまま手を貸さずにここをお立ちになれば男が廃りますわよ!? いえ、冒険者として情けないと思いますわっ。ですからわたくしのために力をお貸しくださいな。減るようなものでもありませんでしょう?」
 ザワザワ、ザワザワ。
 喧騒は耐えない。
 少女は周りが無反応なことが不思議でたまらなかった。
 なぜ助けてくれないのかと。
「誰か、わたくしを助けてくださいませってばーー!!」
 少女が耐えかねてありったけの声量で告げるのと、黒山羊亭のドアが開くのは同時だった。

「おうおう、なんだなんだ、困り事か? 聖筋界下僕主夫ギラリマッチョ代表★としちゃぁ一筋も二筋もぬぎぬぎマッチョしてやらねぇとな?」

 救世主が現れたのだ!

「まああっ!」
 少女は、現れた男が救世主であると確信する。パアアと笑顔を浮かべ、声の主へと駆け寄って行った。
 随分と背が高くがっしりとした体つきであり、大剣を携えている。その容貌は彼が屈強な戦士であることを充分に表していた。
「ありがとうございますわ!」
「よし、んじゃまずは詳しい話を教えてくれよな」
 少女は大きく頷き、救世主と共に席に着いた。

 青年の名はオーマ・シュヴァルツ。
 医師として高度な知識と技術を持ち、自ら病院を経営しているという。尚且つ戦いにおける力も文句なしの持ち主だ。
「わたくしの名はミミと言います」
 少女はニコニコ笑いながら自己紹介をする。そんな彼女の頭の周りを小さな虫のようなものが飛んでいた。
「感謝いたしますぞ!」
 虫は懸命にオーマの周りを跳び周り、早口で何事かを告げている。
「ん? コイツは?」
「マメルですわ。わたくしの付き人の子妖精です」
 小指サイズ程のマメルは紹介を受け、「よろしくおねがいしまする!」などと叫んでいた。
 よく見ると虫ではなく、確かに人型をとっている。緑の髪に大きな瞳を持つ、なかなか愛らしい少年だ。
 子妖精は妖精の世話係としてペアとなって動くと言われている。つまり、ミミは妖精かとオーマは理解した。確かに、背にはチョコンと透明な羽を携えている。
「自己紹介は分かった。んで、俺は何を助ければいいんだ?」
 ミミは頷き、先ほど説明したことを再びオーマに話し始めた。

「……というわけで、わたくしの大事な指輪を取り返すお手伝いをして欲しいんですの!」
 ミミは胸の前で手をあわせながらオーマへ詰め寄る。その真剣な様は本当に切実なのだとオーマは感じた。
 そしてオーマの中で兄筋肉大脳が必死にざわめき、一つの結論が導き出される。
 ピンと来た。
「そうだよなぁ! そいつを無くすわけにはいかねえよなあ!! あんなもの無くしたら大事件だ!」
 うんうんと頷きながらオーマは酒をズビズビと飲みきる。「あ、もう一杯」などとエスメラルダに告げながらも、再びうんうんと頷いた。
「今まで経験した様々な想い、記憶、ちょっぴり恥ずかしい出来事★、全て収められてるんだろ!? そいつぁ大事件だ!」
「……はて、何を申しておるのじゃ?!」
 マメルが何かを言っている。しかしオーマには聞こえない。目の前の、悲しげなミミの姿とミミの熱い想いで頭はいっぱいだ。
「ナウ筋乙女桃色ミステリー日記マイクロチップ内臓指輪は、俺が何としても取り戻してやるからなっ!」
「なうきん? みすてりー?」
 マメルは尚も歯切れの悪い音を出す。そしてミミに助けを求めようと困ったように振り返った。
 ――しかし。
「ええ、よろしくお願いいたしますわっ!」
 張り切って答えているミミ。
「んでんで、指輪の形状、落とした場所の心当たりとかについては?」
 オーマもそれを見て満足そうにした後、張り切って身を乗り出す。
「指輪の形はここがこういう……王冠の形をしておりまして、ここに赤い宝石が……そう、こういう感じに」
「ふんふん」
「場所は、裏山の洞窟内の、何だか空気がとても冷たいところでして……」
「ああ、あそこは温度の変化が激しいっていうからな。それにちょうど今の季節だと雪の精がうろつくってせいもあって寒いだろうな」
 マメルはしばし黙って二人の会話を聞いていた。先程のように妙な感じではない。
 普通の会話である。うん。――しかし先ほどは何かが変だった。だが今は普通の真剣な会話である。うん。
「よし、じゃあ俺が親父筋煩悩具現念写で指輪の場所をきっちりきっかりミラクルヒット★してやるぜ!」
「まああ、お願いしますわ!」
「?!」
 マメルは、再び違和感を覚える。
 しかしそれにも構わずオーマはマメルには理解できない“何か”をして、一枚の紙を取り出した。
「ほら、マッスルアニキ霊魂軍団が悩ましく指輪を讃えてる心霊写真だ!!」
「まああ、凄いですわっ!」
「?! ミ、ミミさ……」

 バシン!

 マメルは、言葉を紡ぐことなくミミによって叩かれ、机の上へとヘロヘロと落ちていった。
「よし、これで場所はバッチリムッチリ把握したぜ!」
「ええ! 参りましょう!」
「ああ!」

 「乙女の秘密守る為GO!」などと二人揃って歌い出し席を立つのを、マメルはヨロヨロと立ち上がって首を傾げながら追いかけるしか出来なかった。




 件の洞窟には比較的すぐに到着した。オーマとミミが話に花を咲かせているうちに到着したのだ。
 マメル的見解では、二人はとても気があっているように見えた。しかしマメルには話の3割程しか理解が出来ない。なぜミミはあんなにも楽しそうにしているのだろうかと、マメルは不思議で仕方がなかった。
「ふぅ」
 マメルは二人の異様な話で盛り上がる空間に恐れをなし、ブルリと身震いする。
 そんなマメルに気付き、オーマは「そうだ」と荷物をガサゴソし出した。
「寒い洞窟に行くにゃあこれが必須だろうってことでさっき急いで用意したんだよな」
 そう言って取りだしたモノは――――鮮やかなピンク色で、フリルがふんだんに使われた、もこもこした羽織物。
「この『桃色ふりふりちゃんちゃんこ』をミミ、お前にもやろう!」
 オーマは当然のようにそれをミミに渡した。
「あらあら、まあまあ、可愛らしいですわ!」
 その言葉に嬉しそうな笑みを浮かべる。
「マメル、お前の分もだ!」
 マメルは一瞬呆気に取られ、反応が遅れた。気づいた時には『桃色ふりふりちゃんちゃんこ』とやらの極小サイズが己に着せられていた。
「まああ! マメル、よく似合っておりますわ。よかったですわね。オーマ様、ありがとうございます」
「いやいや、構わねえよ」
 二人のやり取り、声を聞きつつ、マメルは開いた口が塞がらない。
 何処で用意したのかとか、何故こんなピンクでフリルなのかとか――そもそも何者なのだとか、聞きたいことがたくさんあったのだが何も言えなかった。



 あれよこれよという間に三人は洞窟内部を進み、薄暗く湿った辺りを見回す。
 目的の場所に近付いた頃にはマメルは心底ぐったりしていた。何しろこの二人のテンションは高すぎてついていけない上、会話は理解が出来ぬことが多い。それゆえ無関係を装っているとかなりの確率で会話を振られる。答えられねば罰ゲーム、とまで言い出し、マメルは流れぬ涙を流しながら懸命に対応した。
「多分、この辺りだと思うのですが……」
 ミミは言って、辺りを探ろうとしたが、それよりも早くオーマが歩み、迷うことなくある場所へと向かった。
「あそこだ。ナウ乙女腹黒電波全筋全霊ビビビ親父愛をキャッチしたからには間違いは――むっ!?」

 ガルルルルルルルルルルル

 オーマが言葉を言い終えると同時に聞こえた嫌な音。ミミが怒らせたという魔物だろうか。
「ひ、ひいいいい!!!」
 マメルが勢い良くミミの髪の中に飛び込む。ガクガクと震えながら必死に「逃げましょう!」と叫んでいた。
 だがキバをむき出しにして爛々と輝く瞳を向ける大きな魔物は今にも飛び掛らんばかりの剣幕だ。
 その視線はミミだけを射抜いており、彼女がターゲットであると告げている。逃げられるとは思えない。
「で、出ましたわ! もこもこわんこりーねちゃんが!」
 ミミは唇を噛み締めオーマの陰に隠れた。
 この魔物には立派な名前があったはずだが「もこもこわんこりーねか……悪くないな」とオーマは呟いた。しかし自分だったら脳内筋腹黒変換で――などと考える。
「ひいいいいい、きたーーーーー」
 が、マメルの悲鳴にオーマは思考を中止し、弾かれるように飛び出した。
「危ないですわ! オーマ様っ!」
 剣も抜かずに魔物へと立ち向かっていくオーマに、ミミもマメルも目を見張る。このままでは魔物に食いつかれる――と思った瞬間、オーマは懐から何かを取り出した。何事かとマメルは目を見開いて凝視した。
「ほ〜れ、下僕主夫特製とろけラブボディ弁当だ」
「べ、弁当!?」
 マメルは目を見張った。何処から取り出したのか、誰が作ったのか。いや、そもそもそんなことをしている場合ではないはずだ。
「な、何をしておる! 危険であるぞ!! オーマ!」

「……くぅんくぅん」

 だがマメルの叫びは洞窟内に虚しく響いたのみで、いきりたっていた魔物は尻尾を振って彼が与えた弁当とやらに顔を寄せ、勢い良く頬張っていた。
「ハッハッハ!」
 オーマはそれを満足そうに見つめる。
「……す、す、素晴らしいですわ!」
 ミミは胸の前で手を合わせ、オーマと魔物の傍に駆け寄った。
「あ、ミミ様危ない!!」
 マメルの叫びは再び虚しく響く。一瞬の後、オーマとミミは魔物と楽しそうにじゃれあっていた。
「……」
「おー、よしよし。俺の胸に飛び込んでくるたあ見所のあるヤツじゃねえか。もっともっと大胸筋に飛び込んで来い!」
「うふふふ、可愛いですわねえ」
「腹が減ってただけなんだよな?」
「あおん!」
「……わたくしとても酷いことをしてしまいましたわね。眠っているのを邪魔した挙句に毛皮を傷つけてしまって申しわけありませんわ」
「くぅんくぅん」
「あら、許してくださるの? ありがとうですわ」
「ハッハッハ!」
「うふふふふ」

「……」

 マメルは思った。
 諸国を渡り歩いて人々に芸を見せる『さぁかす軍団』というものがあると聞いたことがあるが、オーマはその一派なのではないかと。
 瞬時にあらゆる物を調達し、瞬時に魔物すら手なずけてしまう『さぁかす軍団』とは、かくも恐ろしき存在だと――。
 マメルは、思った。


 その後、狭くなっている岩石と岩石の間にある指輪を見つけ、気分を良くした魔物に手伝ってもらい、一行は無事指輪を手にした。
「まああ、ありがとうございました!」
 オーマは魔物から受け取った指輪をしげしげと眺めるようにしたが、ハッとしたように慌てて目を逸らす。
「す、すまねえ! 乙女の秘密ミラクルハートを覗き見てしまうところだった!!」
「うふふ、大丈夫ですわ。ありがとうございます」
 ミミは優雅に頭を下げながら指輪を受け取った。そのまま大事そうに見つめ、そして「よかったですわ……」と息を吐く。
「ミミ様、よかったですな」
 マメルも嬉しそうに笑う。もっとも、マメルにとっては指輪を見つけた喜びよりも『この状況がやっと終わる』という喜びのほうが大きいだろうが。
「……これはお母様からいただいた大切な指輪なのです。もう二度と落とさないようにしなくては」
 ミミは本当に嬉しそうに呟いた。余程大事な物だったのであろう。余程知られたくない恥ずかしい秘密があったのだろうと、オーマは確信した。
 ホッと一息安堵の息を吐いたところでオーマは再び、傍で誉めてもらうのを待っている魔物に手を伸ばす。
「おーよくやったな、偉いぞ〜」
「あうんあうん」
 そんな光景を見つめながら、ミミとマメルは微笑みあった。
「……おぬしはすごいのう……」
「ん?」
 ふと聞こえてきたマメルの呟きに、オーマはじゃれあっていた魔物から顔を上げる。
「とにかくすごい。その一言じゃ」
 認めたくない思いと認めざるを得ない思いの中、マメルはフイとそっぽを向きながら、淡々と告げた。言うつもりはなかったのに思わず言ってしまい、自分でも戸惑っていたのだ。
「まあマメルったら、一緒に遊びたいのですわね? 恥ずかしがりやさんですこと。さあどうぞ、一緒に遊びましょう」
「わふ」
 ミミが嬉しそうに告げると、マメルは顔を真っ赤にさせた。
「ち、違いまする! わたくしめはそのような……!」
「うふふふ」

 ――結局、なんだかんだと言いながらも結局マメルもミミと一緒になって楽しんだ。
 そんな光景を見つめながら、オーマは満足そうに笑う。
 最初ミミの頼みを受けようとした際、酒場に居合わせた者達に「関わるのは止めといた方がいい。あの子の様子じゃ厄介ごとを引き起こすだけだ」などと言われもしたものだ。
 けれどミミはこうして大切な指輪を純粋な気持ちで求め、魔物にも素直に謝った。きっと今後は無茶なことはしないだろう。――きっと。

「よし、これにて一件落着だな」
「はい!」


 街に帰った時には夕暮れ時で、オーマは足早に家へと戻って行った。愛する家族が待っているのだと、それはそれは嬉しそうに語っていたものだ。もちろん、マメルには理解の出来ない単語もたくさん出てきていた。だがマメルはあえて何も口を挟まなかった。
 というのも、街へ帰る際、オーマの特殊な能力で行きよりもさらに早く帰りつく事が出来たのだ。マメルにとってその出来事は彼の考えを正当化する決定打であり、『さぁかす団員は自らが芸を行なうのだ』という考えにまとめたらしい。「オーマは凄い、オーマは凄い」と繰り返して、呆然としていた。
 そしてミミはというと、常にニコニコし、最後の最後までオーマとの別れを惜しんでいた。
「……ああ、楽しかったですわね」
 ミミはオーマとの別れから立ち直り、マメルを振り返るといつものように優雅に微笑む。夕日に染まった彼女の青い髪はほんの少し寂しげに揺れていた。そんな彼女を見つつ、マメルは一つだけどうしても聞いてみたかったことを聞いてみた。
「あのぅ、ミミ様……」
「なんですの?」
「ミミ様は、オーマの言っておった言葉の意味、理解しておりましたのですか?」
「言葉の意味?」
「筋肉が云々とかみらくる云々とか……」
 マメルの問いにミミは一瞬きょとんとし、そして再びニッコリ笑う。
「まあマメル、貴方も言っていたではありませんか。オーマ様は凄い方なのです」
「はあ」
「オーマ様にはオーマ様にしか分からない凄い世界があるのですわ」
「……」

 マメルは理解した。
 己の主人は、何も分からぬまま会話を楽しみ、何も分からぬまま意気投合し、絶大な支持をしていたのだと。
 ――――我が主ながら、一番理解不能だと。
 そう、思った。

「オーマ様、またお会いできるといいですわね」

 マメルは再び、今日何度目か分からぬ大きなため息をついたのだった。


End


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

1953 / オーマ・シュヴァルツ / 男性 / 39歳 / 医者兼ガンナー腹黒副業有り


NPC 0448 / ミミ / 女性 / 107歳 / 冒険者
NPC 0449 / マメル / 男性 / 付き人