<PCシチュエーションノベル(ツイン)>
聖刻盤に宿る夢魔 T──ヒエログリフリドラー
■
雨の降り止まない大通りを、アーケードを伝いながらふたり、並んで歩いている。足早な女性の足取りと、大股な男性の足取りは同じだけの速度で石畳を踏みしめ、迷いのない様子で目当ての店へと歩を進めていく。
女は明るい緋色の髪を肩の上でさらさらと揺らしながら、
「ホント、うっとうしいったら無いわ。私が買い物に来るときくらい、止めばいいのに」
凛とした高い声音でそう毒づきながらも、あそこ、と十数メートル先のブティックを顎で指し示した。セレブレティ階級の女たちが愛するブランドのひとつであった。
「ッたく──いったいお前は何人いるんだッてんだ。衣替えだろ? こんなにたくさんの服、ワンシーズンで袖を通しきるかってんだ」
その傍らで、やはり毒づく大柄の男──オーマ・シュヴァルツの顔が見えない。両手両腕にたくさんの買い物袋をぶらさげ、積み重ね、かろうじて遠くに目視できる数歩先を確認しながら、今日1日の己を拘束しうる女──ユンナに遅れを取らぬようにと悠々とした歩を進めている。
「分かってないわね──この服には、このブレス。この靴には、このガーター。こんな天気の時にはこんなワンピース、出かけないときは肌触りの良いルームウェア……毎シーズン毎時間、まったく同じシチュエーションの瞬間なんて2度と来ないのよ。人はもっと、自分本位の時間に関して贅沢さを知るべきだわ」
「へいへい……」
こと、自分のファッションや生き方に関してはうるさい女である。この女と暮らす運命を持った男は必ず苦労する。どれだけ高給取りで、どれだけ真摯で、たとえ世界の半分を買い占めて彼女に捧げることがあったとしても、彼女は毒の欠けらもない無邪気な笑顔で云うのだろう。『残りの半分は?』と。
「新作のミュールでしょう? 目を付けてたアンクレットでしょう? 虹色のラメが入ったネイルポリッシュ、ああ──忘れてた。戻るわよオーマ、リングの買いわすれを思い出したの」
「でええええぇ」
「これくらいで音を挙げないで頂戴、なんのためにあなたを荷物持ちに選んだか分からなくなっちゃうじゃない」
鈍する男の足取りの横で、ひらり、と衣の裾を翻しながらユンナがきびすを返し、そう曰う。
さながら、女王に仕える下僕か何かだ──オーマは跳ねるような軽やかさで道を引き返すユンナの後ろを、しぶしぶと云った感じでおとなしくついて歩く。──ことに、した。
そして、数時間後。
デザインリングを買いわすれただけだったはずが、更なる大量の紙袋をオーマの肩にぶらさげさせる結果となり──『女王と下僕の素敵買い物ツアー』は無事終了の声を聞くころとなった。
「これだけあれば、とりあえずは夏の終わりまで困ることが無さそう。季節の変わり目って楽しいわね♪」
「……もう何云っても無駄だな……」
ひとつひとつを取れば、どれもただの小さな布きれで、どれもきらきらと光るだけの金属片である。
が、それも積もれば、腕が抜けんばかりにものものしく、重みがある。日は西に傾き始めており、軒先を片づけ始めるブティックもちらほらと目立つようになっていた。
「さ、帰りましょ。とりあえず、部屋まで運んでもらえればそれで構わないわ」
「普通な、可愛げと恥じらいのある乙女だったら、『運んでください』ってお願いするもんなんだよ」
「それは可愛げでも恥じらいでもないの。男を操る手段のひとつ」
「……ある日突然、いきなり結婚願望に目覚めたとしても、俺ァ絶っ対ェお前に男紹介しねえことにした……悲劇を目の当たりにするのはしのびない」
最も、言葉こそは辛辣であるものの、つき合いの長さがそこに真意も悪意もないことを知らせるのだろう。ユンナは得意げに笑って、家路の方角へと爪先を向ける。
そのとき、ふと、視界の端で、今なおあかるい一角を見留めたのだった。
「あら」
「お」
そのテナントは、他のブティックのレイアウトとは少し違っていた。いかにも高価そうで、いかにも手触りのよさそうな布地であしらった服が展示されているわけでも、きらきらと煌めく石や貴金属が並べられているわけでもない。が、それでもふたりの目がそこに留まってしまったのは、別の意味で、彼らにとって「めずらしい」ものが並べられていたからだった。
「こんなにいっぺんに並んでるの、初めて観たわ」
「ああ、俺もだ──ちッと寄ってくか」
──36聖獣装具、展示博覧会。昨年の春からこのソーンの世界へ訪れた冒険者たちに授けられるようになった、不思議な能力を持つ装具の展覧会である。全部で36種類に分類され、おりに触れ間近で観る機会もないではなかったが、それが全て展示される機会と云うのはかなり珍しいものだろう。ふたりは少し足早に、豪奢なテナントコーディネイトがなされているブースの方へと足を向けていった。
時間が遅いせいか、ブースの中そのものにあまり客の姿はなく、オーマとユンナは比較的ゆっくりと、それぞれの装具たちを閲覧することができた。
大きな手荷物は──大きさも、そして、量も──、受付の係員が預かってくれた。ようやく開放された両腕の筋肉をほぐすべく、時折オーマがぐるりと両腕を回し、ガラスケースの周りを歩き回っている。
「……特に、何に役立つって云うわけでも、無さそうなんだけど……」
「──手に入らんと思うとな……」
「欲しくなるのが、ひとの性、ってヤツよね……」
武具の形をしたもの、マントやケープの形をしたもの、果ては石版や少女像の形をしたものなど、さまざまである。重火器系の、どちらかと云えば『護身用』に分類されるものが目立つような気がした。必ずしも戦闘術に長けた者だけが、この世界を訪れるわけではなくなった、と云うことだろうか。
時代も変わっていく──そう認識せざるを得なかった。
「すばらしい装具たちでしょう」
ショーケースの前で、興味深げに半身を屈めながら中身に見入っていたふたりに、背中から声がかけられた。「どれも私の研究材料なのです」
見れば、上質なスーツを身にまとった初老の男が、眼鏡の奥の瞳を嬉しそうに細めながらふたりをにこにこと見つめていた。
「この展覧会を開催いたしました、──こういう者です」
差し出されたものは小さな紙片で、彼の名と思われるものと、何やら長々とした肩書き、そして連絡先が記されている。名刺、と云うかたちでの自己紹介は、ここソーンでは珍しいものである。彼もまた、別の世界からここにやってきた研究家なのだろう。
「これらには全て、36の異なる聖獣たちが宿っています。受け入れ側にあたる装具たちは全て、その装具精製の巨匠たちが当たっていますから、強大な能力ごと聖獣を受け入れることができるのですな」
「ふむ。ただ珍しいッてだけじゃなくて、実用的でもあるってことか」
ますます欲しい──オーマが己の顎を撫でながら、食い入るように物々しい鎧に見入る。
「でも、これって確か、授かった本人じゃないと聖獣の能力を引き出すことができないとか……」
「その通りです。ですから今回は、この展覧会のために、『さる方面』のお方から特別に聖獣装具をお借りしてまいりました」
自分の研究対象に興味を持たれることがよほど嬉しいのか、研究家の表情はゆるみっぱなしである。それとは裏腹に、ユンナはつまらなそうに口を尖らせた。
「じゃあやっぱりいらないわ。自分のそばに置いておいでも本来の能力を発揮してくれないレア物なんてつまらないもの」
「バカお前、もうちょっとこう、男のロマンってやつをだな──」
「行きましょ、オーマ」
今なお物欲しげな筋肉の塊が慌てて、さっそうと歩き始めた女王に続いた。去り際、オーマが研究家に送った目配せは、自分の連れの奔放さを詫びたものである。
受付から大量の買い物荷物を受け取って、ふたりはすっかり日の暮れてしまった街並みを家路に急いたのだった。
■
そして、あくる日。
曇天模様の許、いつもよりも1枚多めに上着をはおったユンナとオーマが、展覧会会場の──さらに云うならば、展覧会会場跡地、の前に並んで立ち止まっていた。
昨夜未明、36聖獣装具展示博覧会の会場に何者かが押し入り、展示されていたすべての装具を奪って逃走した。そんな噂がまたたくまにソーン中に流出し、オーマとユンナは矢も盾もたまらず会場に駆けつけたのだった。
「……まずい、よな」
「──まずい──わよね」
噂には、気になる要素がひとつ、あった。
会場の中には、装具がいっさい持ち出されたあとで、真っ赤な鮮血で残されたけったいな紋章があった、と云うのだ。
けったいと云うからには、この世界──ソーンで見られることが少ない形のものなのだろう。
先だっての、ヴォーでのこともある。警戒には警戒を重ねようと、厚着をしてきて正解だったと思う。
現場に残された血の印は、ソサエティのシンボルである、エンブレム──オーマとユンナの肌に刻まれているものと、同一のそれ、であったのだ。
「匂うな」
「最近こんなのばっかりね」
明らかに、今回の強盗さわぎは、ゼノビアに連なる者の仕業であろう。
そうと断定できたならば、あとは己の足で情報を収集し、真実に迫るのみ、である。
消えた装具の足どりを追い始めてから数日が過ぎた。
あの日、オーマとユンナに話しかけてきた研究家は、いまも病院で集中治療を施されているようだった。
「何か、現場でショックな出来事があったのが原因だと思います。心神喪失状態で、外部からの刺激に反応を示しません」
事件があったとき、ブースに残っていたのは研究家ただひとりであったと云う。唯一の目撃者であろう彼への聞き込みができないとなり、たったふたりきりの調査は困難を極めていた。
「ねえ、会場にはまだ、シンボル……残ってると思う?」
調査の手が八方ふさがりになってしまった──そんな思いが、オーマの心を不安にさせたとき、ふとユンナがそう呟いた。
「んァ──どうだろうな。気味悪いってんでとっとと消されちまった線が濃いが……見に行ってみっか」
「そうしましょう。研究家はあそこで、何か『見てはいけないもの』を見たんだわ。あれだけのショックを受けるような何かを見たんだったら、その『残りかす』くらい、現場に落ちているかもしれないし」
残りかす──ありとあらゆる「モノ」や「場所」には、残留思念とも呼ばれるべき『記憶』が留まっているものである。具現能力を持つ者は、その能力を用いて記憶を辿り、残留思念を引き出すことができるのだ。
ユンナはそれを、『残りかす』と呼ぶ。
「面倒なことにならないければいいけど」
「冗談ぬかせ。面倒が嫌いなヤツなら、こんなところまで首を突っ込んだりしないだろ」
■
真夜中のブティック通りは闇に包まれており、昼の喧騒がまるで幻のようにも感じられる。言うなれば、生活の匂いを残した廃虚である。明るいうちに空気に刻まれたひとの気配は色濃く残ってはいるのだが、その実、ひとの姿ひとつ見留めることはない。
それでも足音と気配をしのばせ、オーマとユンナが向かったのは、いまだウインドウが荒々しく割られたままの展覧会会場跡、であった。
生活の匂いを残した廃虚の中で、唯一、本物の廃虚となってしまったその一角。通りに散らばったものもテナントの敷地内に掃き入れたのだろう、大理石の白い床の上はほのかな光に照らされてガラス片が散乱しているままである。
大きな窓ガラスがはまっていた枠をまたいで、ふたりはその室内へと足を踏み入れた。
通りを歩いているときにはその恩恵を注いでいた夜の月明かりも、室内には届かない。目が慣れるまではしばらく、その場にとどまってあたりの気配を伺う。
「──おい、何か感じるか」
「オーマは」
「さっぱりだ」
やがて、目が闇に慣れて来るのと同時に──周囲にうち捨てられたガラスの欠片、タペストリー、ショーウインドウの枠、そして床にあしらわれた大理石そのもの……すべての物たちが、ぼんやりと光の靄にも似た気配を漂わせはじめ、りんかくをあらわにさせていった。ふたりの能力と、それぞれの形骸たちが持っているかすかな波動──残りかす──が、同調しはじめたのである。
が、それは平素見られるものと比べれば、あまりにも弱い。
「ねえ、信じられる? ──モノまで、こんなに干渉されちゃってる」
「『辿る』のは無理だな……そりゃ人間だって壊れちまうだろうさ、こいつらがコレじゃ」
脳を持つすべての生物は、五感から得るあらゆる情報を自分の中で処理し、思考し、記憶をすることで時間の概念を持つ。時流が常に単一指向性であることを無意識のうちに体得するので、それに順応してしまうが故に生物は時間の逆行を体験することがない。
が、それに比べ、脳や体細胞を持たない者たち──無機物は、思考と云う枷を持たぬ存在たちである。ただ記憶と云う概念を持つのみであるから、彼らは今昔問わず、鮮明でありのままの記憶の中に存在しているのだ。
そんな、無機質の彼らから、今はその『記憶』すらが欠如してしまっていた。それはもう既に『無機質』と呼ぶにすら値しなかった。ただの「質」。そしてそれらの持つ残留思念は「残りかす」ではない。ただの「かす」である。
「ゼノビアが関与してることは間違いないけれど、これじゃ尻尾を掴んでやるどころの騒ぎじゃないわね──この血は、誰の血なのかしら」
「血液細胞が死滅しちまってる揚げ句、この状況だからな。わからん、儀式だと考えるなら、ヒトか、コウモリか、ヤギ、ブタ、イモリかトカゲ──」
「気持ち悪いこと云わないでよ」
「それか、まァ──純粋に、このエンブレムをここに残すためだったら何でもよかった、と考えるなら……そのへんのネズミの血なんかでも、ッヴぉフ」
闇の中、レバーのあるあたりに小さな拳を食らった。力こそ女子供のものだが、小さく細い打撃は鋭くて痛い。
「……ッお前な……イラついてる時にひとに八つ当たりするのは悪い癖……」
「しっ。・‥…──ほら」
ユンナは耳ざとい。希有な歌い手と呼ばれる者は、えてしてその聴力にも目を見張る場合が多いが、彼女のそれは特に常軌を逸している。
己の口唇に当てられた細く冷たい人さし指を感じながら、神妙な顔をし、オーマもまた耳をそばだてる。
「──…‥・」
「聴こえるでしょ」
「…………」
「どうして……」
「…………」
「どうして、『ココ』で……『コレ』が、聴こえるの──」
オーマの表情が移ろっていくのを暗がりの中で見つめながら、ユンナが擦れた声でそう呟いた。
時に、高く。そして時に低く。
どこからともなく聴こえる、その声──旋律は、まったくもってふたりの知る類いのもの、であったのだ。
──ヴァラフィス。
生と死を司り、祝詞と呪詛を内包する旋律。
「……こっち。──こっちから、聴こえてくる」
聴覚に意識を注ぎ込んだまま、じっと目を閉じたままのユンナが、オーマの服の裾をつんと引く。オーマからすれば、耳に届く声──のようなもの──が、かろうじてヴァラフィスであると認識できる程度である。周囲に対する警戒を緩めぬまま、オーマは小さく頷き、ユンナが裾を引く方向へとそっと足を踏み出した。
■
闇のどこを、どう云った方向に歩んだものだろうか。靴の裏がもう、ガラス片を踏んでいない。荒らしまわされた展示ブースから離れたのだろうと云うことだけは分かった。
今やユンナの足取りは確信に満ちていて、ヴァラフィスの源への距離感までもを掴んだ様子だった。オーマの耳にもまた、その旋律は非道く明確に届いている。
「『こっち』じゃ『あれ』に力は宿らない筈だわ。なのになんで?」
「ソーンでも力が宿るヴァラフィスを行使するヤツだからか、力が宿ってなくても行使したいヤツだからか、のどっちかだろ」
ふたりの足取りは早く、ともすれば駆け足にも近い。角を曲がると、ヴァラフィスはいよいよ明確な旋律をもってふたりを迎えようとしていた。
「後者は、ただ歌いたいだけってこと? 違うわオーマ、『これ』はね、」
そして、扉を開け放つ。その室内で、ヴァラフィスは行使されている。
「私たちをここに、おびきよせたかった──そういうことなのよ」
闇の中で、それはぼんやりとした青白い光を放っている。
繊細なヴァラフィスの旋律に包まれながら、36聖獣装具のひとつ──スフィンクスの『聖刻盤ヒエログリフリドラー』が宙に浮かんでいた。
──汝、因みに我問う。
いかなるか、これ汝生来の意。
汝、因みに我問う。
いかなるか、これ汝死去の意。
汝、因みに我問う。
いかなるか、これ汝過程の意──。
「──ハアアァァァァ?」
聖刻盤に浮かび上がったそんな文字を見留め、しばしの沈黙のあと。
オーマの開口一番である。
「何云ってンだこいつ! 意味わかんねえッつーんだよ!」
かなり腹が立っていた。成り行きとは云え、自分の産まれた世界からの来訪者の足取りを追い、数日走り回った揚げ句に、たどり着いたのは愚にもつかない妙な問答の文句である。
おまけに、ヴァラフィスを行使している者の気配は、ここには感じられない。ただ、その旋律が室内の空気を奇妙に震わせているのみであるのだ。
「よりによって、1番面白くなさそうで興味のなかった装具だけが取り残されやがって!」
が、1番の怒りの的はそこにあるらしい。
「オーマ待って。……聖刻盤のリドルを解いてあげないことには、──ここから出して、もらえないみたい」
ユンナが冷ややかで、凛とした声音でそうささやく。
ふるん、と瑞々しい重力と共に、室内の闇が小さく震えた。聖刻盤の上で問答句の文字が輝きを増す。VRS侵食。このままでは、取り返しのつかないことになってしまう──少なくとも、自分たちにとっては。
汝、因みに我問う。汝、因みに我問う。汝、因みに我問う。汝、因みに我問う。
聖刻盤の輝きが応えをせかす。
「決まっているだろうが」
「ねえ」
ふたりはほぼ同時に、口を開いた。
「家族を愛しているからだ」「私が女王様だからよ」
聖刻盤がまばゆい光をはなち、室内中を真っ白に染める。
深夜の高級ブティック通りを遠く見上げる者がいたならば、そのほぼ中心に位置した一点が天に向かって、一筋の光の針を突き刺した瞬間を見留めただろう。
そして、数日前にちょっとした事件となった元凶の、36聖獣装具が──厳密に云うならば、ヒエログリフリドラーをのぞいた35個の装具たちが──、ソーン各地、各方向に向けて、まるで己の意思に準ずるかのような素早さで散り散りばらばらに飛び消えていくのを、見たかもしれなかった。
後に、36聖獣装具の謎と彼らの間で語り継がれることになる、それが最初の──事件、であったのだった。
(了)
──登場人物(この物語に登場した人物の一覧)──
【1953/オーマ・シュヴァルツ/男性/39歳(実年齢999歳)/医者兼ヴァンサー(ガンナー)腹黒副業有り】
【2083/ユンナ/女性/18歳(実年齢999歳)/ヴァンサーソサエティマスター 兼 歌姫】
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