<聖獣界ソーン・PCゲームノベル>


護衛承ります 〜盗賊王ゾールの墓所 前編〜


 エルザードにある天使の広場近くにある、護衛屋『獅子奮迅』の事務所。
 その扉を開ける一組の冒険者がいた。
「いらっしゃいませ〜。って、あんたはいつぞやの貴族役!」
 入ってきた凪と虎王丸を見て、ロティーナが声を上げた。
「久し振り……っていうほど親交があったわけじゃないけど、あのときは世話になったね。おかげで今はこうして平和に護衛屋をやってるよ」
「あの頃の俺がどれだけ力になれたかは分からないけど……」
「大怪我する人間が出ずに済んだんだ、大手柄じゃないか。まぁ、あの舞いのおかげで大恥をかいた人間は沢山いたわけだけど」
「す、すみません」
 縮こまっている凪の肩を力強く引き寄せ、耳打ちをする虎王丸。……目がギラギラしていて少々怖い。
「おい、凪! この可愛らしいお嬢さんの知り合いなのか!?」
「まぁ、一応」
「俺が知らない間にこんなオナゴを捕まえてたぁ、なんてヤツだ! お前はもっと奥手だと思ってたぜ!」
「オナゴって……。ロティーナとは好きだの嫌いだのっていう仲じゃないよ」
「何でもいい、俺に紹介しろ!」
「でもロティーナには、ジェイさんっていう人が――」
「おっ? その弱気そうな声は凪か?」
 噂をすれば、さっそく当人が現れた。
 髪は寝癖であちこちに跳ね、元からウエーブがかかっているのでかなり凄いことになっている。
「ジェイ! お客さんの前なんだから、少しは身なりに気をつけなよ!」
「寝癖も天パーも大して変わらねぇって。それに相手は知り合いなんだからそんな気にすることもねぇだろ。……って、お前ら客なのか」
 ジェイは欠伸をかみ殺しつつ、二人を応接間に案内した。
 応接間には花が飾ってあったが、壁に幾本も真剣がかかっているので、かなりアンバランスだった。
「……俺って弱気そうですか?」
「思わず守ってやりたくなるな〜」
「……」
 ジェイにさらりと言われ、凪は少なからずへこんだようだった。
 それはそうだろう。凪とて一人前の冒険者なのだ、決して筋骨たくましいとは言えない青年にそう言われれば、冒険者としての自分に自信もなくすというものだ。
「気にすんな。ヤツの周りにはおしとやかな人間ってのがいねぇから、物腰の柔らかいお前さんを見てると女の子のように感じるんだろうよ」
「うおっ、虎だ!」
 奥の部屋からのっそりと出てきたデリンジャーを見て、虎王丸がなにやら感動したような声を上げる。
 デリンジャーの体型は比較的人間に近いが、体中に毛が生え、顔は虎そのものといってもいい。その姿かたちは半霊獣人状態になった虎王丸によく似ている。
 ソーンには数多くの種族が存在するが、その中でも圧倒的に人間、もしくは外見が人間と同じ種族が多い。獣人も存在するものの、外見が獣に近い人種はかなり少ない。
 その中でも虎の獣人に出会う確立といえばかなり低い。虎王丸はその低い確率にもかかわらず虎人に出会えた喜びと、自分に似たものに対するライバル心を燃やしていた。
「さて、依頼内容を聞こうか?」
 デリンジャーは凪と虎王丸の正面に座ると、鋭い爪で耳の後ろを掻きながら言う。
 凪は姿勢を正した。
「盗賊王ゾール、という人物をご存知ですか?」
「二百年ほど前に巷を騒がせていた奴だったな。金銀財宝よりも優れた武具を好んで盗んだという」
「そのとおりです。最近その墓所が発見されたという話を聞いたので、そこの探索をするために護衛をお願いしたいのです」
「具体的には、どんな脅威から守ればいいんだ?」
「……墓所では不審な人影が目撃されていて、墓所に行った冒険者が何人も帰って来ないそうなんです。人影はゾールの亡霊なのかも知れないと噂が」
「ふむ。ロティーナ、ゾールの墓所について何か情報はあるか?」
 デリンジャーの問いに、ロティーナは目をつむって目的の情報を頭の片隅から引っ張り出してきた。
「ゾール率いる盗賊団のアジトが襲撃され、そのときゾールとほとんどの部下が死んだとされています。残った部下たちが大きな墓所を作り、その最奥にゾールと彼らの財宝を安置したそうですね」
「ははぁ、そんなら本当に亡霊も出そうだな。……で、何人雇いたいんだ?」
「一人で。出来ればジェイさんにお願いしたいと思っているのですが」
「なんだとう!? 俺ぁ野郎に金なんて払いたくないぜ! せっかく可愛いロティーナという女性がいるんだから――」
「虎王丸が『そんな』だからこそ、ロティーナさんは連れて行けないな。ロティーナさんに見惚れて怪我でもしたら、それこそ何のために護衛を雇うのか分からないじゃないか」
「……じゃあ護衛なんていらねぇよ。俺とお前で十分だ!」
 むすっとした顔で虎王丸が立ち上がり、応接間から出ていた。
 彼はそもそも、護衛を雇うなどということに反対だった。
 二人では何かと危険なこともあるが、それこそが冒険者の醍醐味だとも思っていた。難所を気の置けない二人だけで攻略し、その先にあるものを見て心動かす。まったく、素敵なことではないか。
「やきもちだね」
 むっとして振り返ると、そこには壁に寄りかかってにやにやするロティーナがいた。
 すらりと伸びた手足。そのしなやかな体がナイフを投げる様を思い描くだけで、虎王丸は幸せな気分になれた。
「いいじゃないか、護衛を雇ったって。護衛なんて名前はご立派だけど、今回の場合は一緒に冒険する仲間、程度に考えればいいんだよ」
「……でも」
「自分が頼りにされてないようで気に入らない?」
 無意識のうちに表情が変わったのだろう、ロティーナがにやりと笑った。
「じゃあ、何で私ならいいと言ったのさ?」
「それは、ロティーナがいい女だから――」
「言っておくけどね」
 ロティーナがずいと虎王丸に近づく。息がかかるほど近い。
「私は護衛屋の一員であって、オトコの目を楽しませるためのお飾りじゃないんだ。オーケー?」
「……そういう意味に聞こえたなら謝る。すまん」
 虎王丸が素直に謝ると、ロティーナはからからと笑った。
 ……どうやらからかい半分で怒った真似をしたようだ。
「でも、仕事外だったら遊んでもいいよ!」
「マジでか!?」
「費用、全部そっちがもってくれるなら」
「うっ……。さ、財布に余裕ができたら是非」
 そうこうしていると、応接間から凪とジェイが出てきた。
 凪が何か言いたそうに虎王丸を見たが、虎王丸はさっさと扉を開けて外に出てしまった。
 まだ怒っているのだろうかと凪が困惑していると、虎王丸は多くの人が往来する道の真ん中でくるりと振り返った。
「行こうぜ、凪、ジェイ」
「……ああ!」
 三人は墓所へ向かうべく歩き始めた。
 虎王丸は少し照れたように。
 凪は嬉しそうに。
 ジェイは二人を見て面白そうに。
 三人を見送るロティーナは、急に自分の横へ現れた人影に語りかける。
「あんたが見送りなんて珍しいね、ヴィルダム。雹が降らなきゃいいけど」
 ロティーナの隣には、黒い魔術師のローブを纏った少年がいた。年のころは十歳ほどに見える。長い睫毛が紫色の瞳の上に影を落とす、エキゾチックな顔つきだ。
「ゾールの結末……ちょっと小耳に挟んだことがある。いや、正しくは結末じゃないけど」
「そういや、ヴィルダムはゾールに会ったことがありそうだよね。あんたはゾールが生まれるずっと前から生きてるんだろ?」
「……さぁね。会ったかもしれないし、会わなかったかもしれない」
 少年は不思議な笑みを残して、事務所に戻っていった。


 + + +


 盗賊王ゾールの墓所は、護衛屋【獅子奮迅】の事務所から西南に歩いて半日ほどの場所にある。
 墓所の周辺は広い荒野が広がっており、濁った沼が点在していた。おまけに焼き捨てられた古い村の跡のようなものもあり、お世辞にも心休まる素敵な場所とは言えない。
「ヴィルダムの魔法は凄ぇから、もちろんユニコーン地帯以外へも、別大陸へも行けるんだぜ。ま、ヤツが魔法陣を画いてある場所だけだから、そんなに行ける場所は多くねぇけど。それに……ヴィルダムは気まぐれだし、なんつっても値段が高いぜ。俺が言うのもなんだけど」
「よくそんな人を雇ってますねぇ」
 凪が呆れたようにいう。
 三人は途中で昼食を取り、墓所に大分近づいてからは、かなり饒舌になっていた。
 墓所、つまりは財宝がだんだん近づいてきたという期待がどんどん増してきたためだろう。
「お、あれって墓所の入り口じゃねぇか?」
 虎王丸が指差す先には、小さな神殿のようなものがあった。
 立ち並ぶ柱は白かったのだろうが、風雨に晒されて黒ずんでしまっている。そして内部に入るための扉は錆だらけで、荒々しく扱ったら取っ手がもげそうだった。
「鍵は……壊された後か」
 持ってきたランタンに火を入れ、虎王丸はそっと扉を押し開けた。ぎぃぃと、低い不気味な音が響く。
 ランタンで神殿の中を照らすと、すぐに下りの螺旋階段を見つけた。
「……盗賊王の墓だけあって、入ってすぐに墓がある、ってわけじゃないんだね」
「そりゃそうだろうよ。もしそうなら、とっくに宝は盗り尽くされてるぜ」
 虎王丸を先頭に、手で壁を探りながらゆっくりと階段を下っていく。
 石の階段はところどころ欠けていて、うっかりしていると一番下まで転げ落ちそうだった。……そもそも、その階段がどこまで続いているのかは皆目不明だったが。
 三人の靴が階段をコツコツと叩き、あたりを反響しては闇の奥に消えていく。そんな単調な時をどのくらい過ごしただろうか。
 階段の外壁に穴があいているのに気がついたジェイが、何気なくそこを覗き込んだ。
「うわぁ……」
 二人を手招きすると同じように穴を覗かせる。
 そこには……。
 とてつもなく広い空間が広がっていた。天井の割れ目から所々光が差し込んでおり、よく目を凝らせばはるか下の方に水面が見える。とは言っても岩が露出している箇所が多く、水中に何者かが潜んでいる危険性はなさそうだ。
 その空間はエルザードの王城がまるまる入りそうなほどに広い。
「地底湖の跡かな?」
 凪がそう呟いたので、虎王丸は嫌な顔をした。
「水竜のせいで宝をとり損ねるのは、もうゴメンだぜ」
「そうそう水竜なんているもんじゃないって。……その代わり、ここには別の脅威がありそうだけど」
「例の人影か? ……ハッ! どうせ壁に映る自分の影を魔物の類と見間違えたんだろうよ。ジェイはどう思う?」
「人間サイズの魔物が一体なら、別に脅威を感じねぇな」
「だよなぁ! 凪は心配しすぎなんだよ」
「いや、一体とは限らないし……」
 虎王丸とジェイが顔を見合わせ、ため息をついた。
「凪さぁ、何のために護衛屋の俺を雇ったんだよ? その人影とやらが危ないモンだったら困るからだろ?」
「えぇ、そうですが……」
「なら魔物が出てきた方がお得だぜ? なんもないままじゃあ、お前らが俺を雇った意味ねぇじゃん」
 言いながらも階段を下っていく。下から吹き上げる冷えた空気が、もうすこしで階段が終わると告げている。
「! 待て!」
 先頭を進む虎王丸が、小声で二人を制止した。急いでランタンの火を消す。
「魔物か?」
 ジェイが緊迫した声で問いながら、抜け目なく後方を警戒する。
「噂の人影が現れたぜ」
「……さっきお前が言ったように、自分の影じゃなくてか?」
「違う……と思うぜ。こっちに近づいてくるし、足音も聞こえる」
 ぴちゃ……ぴちゃり……
 虎王丸には、浅瀬を歩いてくる音と共に近づいてくる人影が見えていた。
 歩き方は軽やか、シルエットはほっそりとしていて、あまり強そうには見えない。
 だが……背中に生える羽と、腰に下げているハンマーが気になった。
(悪魔か? いや、それにしては羽の形が……)
 ぴちゃり……
 足音が、止まった。
 そっと窺い見ると、人影は階段の手前で止まっている。
 すでにこちらの存在に気づいているのか?
 それなら、もっと警戒する素振りをするはずだが……。
「出てきなよ坊やたち。アンタたちも冒険者だろ? よかったら私も仲間に入れてくれないかな。さすがに一人じゃしんどいわ」
 女性の声だった。
 若い……とはいえないだろう。少なくとも三十歳はいっていると思われた。
 三人がどうするべきか戸惑っていると、女性はつかつかと近づいてきた。
 再び火を入れたランタンを掲げると、階段を上ってくる黒髪の女性がぼんやりと浮かび上がる。
 ショートカットの黒髪と黒づくめの服、そして鷹のように茶色い翼は、降りたての雪のように白い肌と見事なコントラストを作り出していた。
 その中でふくよかな赤い唇だけが妙に鮮やかで、妖艶でもあった。
「ウインダー(有翼人)が地下にいるなんて珍しい。自由に飛べない場所は嫌いじゃねぇのか?」
「そういう坊やはエルフだけど、森にいなくていいの?」
「……ほっとけ」
 ジェイとウインダーの女性が話している間、凪は虎王丸の耳を引っ張って耳打ちをしていた。
「珍しくはしゃがないんだな」
「あん? 何で俺がはしゃぐんだよ?」
 いぶかしげな虎王丸に、凪は女性を視線で示した。
「色気のある美女」
「……いくら美人でも、俺の倍はいってそうなオバサンはちょっとなァ」
「オバサンで悪かったわねぇ」
 ぎょっとして振り返ると、当の女性がすぐ後ろでにっこりと笑っていた。
「私の名前はソルティア。よろしくね、可愛い坊やたち」
「よ、よろしくお願いします……」
「おいおい、凪! 気圧されてどーすんだよ! このオバ……女性は悪人かもしれねぇだろ! 盗賊王の墓場なんかに一人でいるなんておかしいぜ!」
「いや、それをいったら俺たちだって大して変わらないだろ」
「いいじゃねぇか、虎王丸よぉ。女性を助けるのもジェントルマンの務めだぜ? それに、もしソルティアが敵だとしても、野郎が三人もいればどうにかなるだろ」
「ジェントルマンなのか野郎なのかはっきりしろよ」
 ツッコミどころはそこじゃないだろうとひそかに思いつつ、凪はソルティアに訊ねる。
「お一人では大変とのことですが、この先に何かあるんですか?」
「それが……ゾンビの集団がいてね。巨大な魔物とかは別段怖くないんだけど、ゾンビの類だけは苦手なんだ」
「ゾンビの集団? そりゃまた墓所にぴったりだな、オイ」
 顔をしかめて、虎王丸。四人に増えた一行は、その広大な部屋の一角にある道に向かって歩き出した。
 この墓所は、自然に出来た地下水路を利用したものなのだろう。今は所々に水がたまっているのみだが、かつて水が流れていたであろう場所が道となっているのだ。
「ゾンビが相手なら、俺の白焔と凪の『天恩霊陣』がよく利くな」
「俺は、銀のナイフを持ってきてるぜ」
 ジェイが腰の小さなバッグから、柄から刃にかけて天使の彫り物があるナイフを取り出した。それはよく磨かれていて、曇り一つなかった。
「ジェイさん、それって蒐集用なんですか?」
「ちゃんと戦闘にも使うぞ」
「……戦闘に使ったら、傷つきますよね?」
「いーんだよ。戦闘で付いた傷なら勲章みたいなもんだからな」
「そんなものですか……」
 凪には蒐集癖がないのでそのような考えはよく分からなかった。
 道を進んでいくとどんどん暗くなってきたので、凪は神機に付けてあるライトを点灯した。
 ズルッ……ペタリ……
 湿った何かが這いずるような音と共に、胃を収縮させるような腐臭が漂ってきた。
 虎王丸が道の奥に向かって白焔を投げると、その光に照らされたゾンビの一群が浮き上がる。二十体はいるようだ。
「俺は『天恩霊陣』を舞うから、虎王丸とジェイさんは前衛を」
「よっしゃ! 俺の白焔で焼き尽くしてやるぜ!」
 虎王丸とジェイは凪の前方に出ると、各々の獲物を構えた。
 虎王丸の白焔が遠い雷のようにちかちかと辺りを白く染めるなか、凪は神機を携えたまま舞い始める。
 扇よりもはるかに重いので舞いにくいのは確かだが、その状態であれば即座に虎王丸たちの援護をすることができる。
 三人の背後では、酷く苦しそうな表情のソルティアが顔を背けていた。
 白焔と銀のナイフがほとんどのゾンビを地面に跪かせた頃、凪の舞いが発動した。あたりを黄味がかった光が満たし、明らかにゾンビの動きが鈍る。
 残りのゾンビを全て切り伏せると、虎王丸はその残骸に白焔を放った。
「これでもう大丈夫だろ」
「……なんだかあっけないな。このゾンビたちが例の『人影』だとしたら、冒険者が何人も帰ってこないということが腑に落ちないよ」
「俺たちは運よくアンデットに有効な手段を持ってたから簡単に感じるんじゃねぇのか? それに、帰ってこなかったのは新人冒険者だけかもしれねぇじゃん」
「うーん……」
 虎王丸がソルティアに預けてあったランタンを受け取ると、四人は再び道を進み始めた。
 宝が眠るであろうゾールの墓は、まだ遠いように思われた。


 + + +


 彼らが道を曲がっても、ゾンビの残骸は煌々と燃え続けていた。
 だが、突然現れた男が手をかざすと、一瞬にして白焔が消え去る。そして、ゾンビは再生を始めた。
 墓場から起き上がるようにぬらりと立ち上がると、何事もなかったかのように辺りを徘徊し始めた。
 男は白かった。そして黒かった。
 白い肌に黒い髪、そして血のように赤い唇。
 ゾンビたちを従える王のようなその男は、赤い唇で歌うように言葉を紡ぎだす。
「さて……。二百年がかりのお遊びもそろそろ終わりにしてやるかな」
 ゾールの墓を目指す四人は、背後の闇に溶け込む男に気がついていなかった。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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PC
【1070/虎王丸/男性/16歳(実年齢16歳)/火炎剣士】
【2303/蒼柳・凪/男性/15歳(実年齢15歳)/舞術師】


NPC
【デリンジャー/男性/47歳/護衛屋(所長)】
【ジェイ/男性/23歳/護衛屋(次期所長)】
【ロティーナ/女性/17歳/護衛屋(情報収集班班長)】
【ヴィルダム/男性/584歳/護衛屋(魔術班班長)】
【ソルティア】
【謎の男】


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■         ライター通信          ■
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こんにちは、糀谷みそです。
『護衛承ります』にご参加くださり、ありがとうございました♪
またまた続き物にしてしまいましたが、『面白い』と感じられましたらどうぞ後編をご発注くださいませ。
この『盗賊王ゾールの墓所』は前後編となりますので、次で終わりとなります。

今回はちょっと前置きが長くなりました。
『護衛屋【獅子奮迅】』の面々を紹介代わりに全員出したのが原因と思われます(´ロ`;)
新キャラが二人(ソルティアと、謎の男)出ていますが、彼らが何なのか、色々と憶測していただければ幸いです〜(憶測するには情報が少ないですが……)。
後編でちょっと意外な展開をご用意できればな、と思っています。
前編ではあまり進展がなくて申し訳ないです(>_<;)

ご意見、ご感想がありましたら、ぜひともお寄せください。
これ以後の参考、糧にさせていただきます。
少しでもお楽しみいただけることを願って。