<Trick and Treat!・PCゲームノベル>


幽明の宴〜牙がくれた思い出〜

■オープニング

「Trick or treat!」

 どこか遠くから、子供たちのはしゃぐような歓声が聞こえる。
 夜霧の漂う広場の向こうで、魔女や悪魔や狼男、思い思いの扮装に身を包んだ行列が、カボチャをくりぬいて作ったランタンをかざし練り歩く。

 ――そう、今夜はハロウィン。
 一応カトリックの諸聖人を称えるお祭りってことになってるけど、その起源はキリスト教より遙かに古く、古代ケルト人の収穫祭にまで遡る。
 彼らは一年のこの時期、生者と死者の世界を隔てる「門」が開かれ、互いに往来できるようになると信じてた。ちょうどこの国の「お盆」ってとこかな?

 ボクの名は「リデル」。何者かだって? まあ、細かいコトはいいじゃない。

 そんなことより、キミは誰か親しい人を亡くした覚えはない?
 しかも、本当に伝えたかった「大切な言葉」を言えなかったまま。
 親兄弟。恋人。友だち。幼なじみ――別に人じゃなくたって構わない。
 さあ、「門」は開かれた。今宵催されるは、幽明の狭間で生者とそれ以外のモノたちの間で繰り広げられる、一夜限りのパーティー。

 ひょっとしたら、キミが知ってる「誰か」も来てるかもよ?

 お菓子をあげよう。これがパーティーのチケットでもあり、キミ自身を望みのままの姿に変える魔法の鍵でもある。
 明日の朝、鶏が刻を告げるまでの間、よければ捜してご覧よ。
 あの言葉を伝えられるかもしれないよ? もう一度会いたかった「誰か」に。
 準備はいいかい? それじゃあ――

「Trick and treat!」

 ◆◆◆

 闘いは三日三晩に及んでいた。
 千獣(せんじゅ)は傷ついた身を岩陰に隠し、自然治癒で傷の回復を図ると共に、同様に傷ついているはずの敵の動向を把握しようと、五感を研ぎ澄ました。

 何者かが自分をつけ狙っているのは、数日前から感づいていた。

 だからこそ、周囲の人々を巻き込まぬよう、また気兼ねなく闘えるよう、気づかぬふりを装いわざと人里離れた山奥へ赴き、そこで敵を迎え撃つつもりだったのだ。
 だが、実際に誘き出されたのは彼女の方だった。
 山中に仕掛けられた魔獣用のトラップにはまり、深手を負ったところで「奴」は襲いかかってきた。
 敵は千獣と同じ「獣使い」。少なく見ても七、八百体の獣や魔獣を喰らい、その力を我が身に取り込んだ者。つまり、千からの獣や魔を体内に養う千獣とほぼ互角に渡り合える相手ということになる。
 だが、いくつかの点で千獣と相違があった。
 たとえば千獣の場合、体内の獣たちの暴走を抑えるため普段から呪符を織り込んだ包帯を体に巻き付けているが、襲ってきた男は呪符らしき物は一切身につけていなかった。
 はなから「体内の獣たちを抑える」などという気がないらしい。罠を仕掛けたくらいだから人間としての知性は残っているのだろうが、おそらく心の方はとうに自らが喰らった魔獣どもに取り込まれ、ただ闘争と殺戮を求めるだけの戦鬼と化しているのであろう。
 また、男が喰った「獣」には多数の人間も含まれていた。その中には優れた魔法使いの魂もあり、奴はその力まで己に取り込んでいる。これは、魔法を使えぬ千獣にとっては決定的に不利な要因だった。
〈ククク……愚かな娘よ。それだけの力を持ちながら、自ら呪符など使って封じているとは〉
 頭の中に、嘲るような男の「声」が直接響いてきた。
 己の居所を悟られぬよう、念話の魔法を用いているのだろう。
「おまえ……誰、だ……」
〈名前など、とうに捨てたわ。ただ殺し、喰らい、そして獣使いとしてさらなる高みを目指す――その意志だけが、今の『我』を『我』たらしめているのだから〉
「失せろ……おまえ……ただの、魔物……獣使い、なんかじゃ……ない」
〈人の皮を被った魔獣の貴様に、いわれる筋合いはないわ!〉
 本能的に危険を察知し、その場から飛び退く。
 刹那の間をおき、それまで身を隠していた大岩が大音響と共に砕け散った。
 ついに千獣の居場所を突き止めた男が、攻撃魔法を放ってきたのだろう。
「馬鹿め……この期に及んで、まだそんな小娘の姿に未練があるか?」
 舞い上がった土埃の彼方から、異形の影がのっそりと近づく。
 声こそ人間の男のものだが、その巨体は幾百としれぬ獣を一つに融合させたような、もはや元の姿が何だったのか見当もつかぬ醜い怪物だった。
 さきほど千獣の反撃で受けたダメージはとうに癒してしまったようだ。
「……」
 千獣も次の攻撃に備えて身構えるが、体力の回復がまだ充分でない。
 呪符で体内の獣たちを抑制している分、どうしても敵に比べて自然治癒のスピードが遅くなってしまう。
「さあ、呪符など捨てろ! 我と同じく内なる獣たちを解き放ち、かかってくるがいい!」
 男のいうとおり――いっそ体に巻いた包帯を呪符ごと破り捨ててやろうかとも思う。
 身も心も獣になりきり、体内の魔力を全て解放すれば負傷など瞬く間に癒えるし、あんな姑息な男など敵ではない。
 だが、千獣はあえてその考えを振り払った。
 獣使いとして999年の齢を重ねた彼女といえども、人としての生活を始めたのはごく最近のことだ。その意味で、彼女の「心」は外見の17歳以上に幼い少女ともいえる。
 己の忌まわしい過去を知りながら、それでも分け隔て無く友として迎え入れてくれた心優しい仲間たち。
 母と慕う樹の精霊。
 そして、その顔を思い浮かべるだけで、奇妙に胸焦がれる一人の青年――。
 いま自分が人であることを捨て一介の魔獣に身を堕とせば、それは彼らの信頼を裏切ることと同義だ。
「必要、ない……これで……充分」
 千獣は己の意志で制御できる範囲内で四肢を獣化させ、咆吼を上げて男に躍りかかった。たとえ呪符の封印を解かずとも、彼女の爪牙は相手が並大抵の魔獣ならば、たやすくその魂を打ち砕く力を秘めている。
 だが、男の再び放った魔法が空中で彼女を捕らえ、身動きできなくなったところを虫けらのごとくはたき落とした。
 大地に叩きつけられた痛みと、呪符の戒めを食い破って体内から飛び出そうともがく千の獣たち。外と内、二つの苦痛に責め苛まれ、少女の顔が歪む。
「口ほどにもない……宝の持ち腐れだな。なればその力、貴様を喰って我が貰い受ける!」
(もう……駄目、なの……かな)
 近づいてくる地響きを聞きながら、千獣の心を諦念が覆った。
 千年に近い歳月の間、彼女自身もまた数多くの命を奪ってきた。つまるところ、その順番が己に回ってきたということか。
 だが、ほんの束の間とはいえ、人として安らげる日々を過ごすこともできた。
 思い残すことなど、もう何もない。
 ――にもかかわらず、覚悟した「最期の瞬間」は一向に訪れなかった。
「……?」
 不審に思い身を起こすと、そこに奇妙な光景が広がっていた。
 たったいま、勝ち誇って自分にとどめを刺しに向かってきた獣使いの男が、まるで石像のごとくその場に硬直している。
 男だけではない。山中の森――いや世界の全てが、死に絶えたかのような静寂に包みこまれていた。
「どう、した……?」
 身動きを止めた男に触れてみると、千獣の爪の先は何の手応えもなく男の体を突き抜けた。

「無駄だよ。いまキミは、時間の流れの外にいるんだから」

 背後からの声に振り返ると、そこに奇妙な服装の子供が立っていた。
 性別は不明だが、見た目12歳くらいの綺麗な顔立ち。
 人間でないことは、獣使いとしての直感で判った。さりとて、ソーンの世界に住む精霊たちとも毛色が違うようだ。
「おまえ……誰?」
「ボク? ボクのことは『リデル』って呼んで」
 子供は頭の帽子を取り、サーカスの道化のごとくおどけて一礼した。
「助けて、くれた……のか?」
「うーん、ちょっと違うんだけど……ほら、今日はハロウィンじゃない?」
 そういえば、そうだ。もっとも、この三日間はひたすら闘い続けていたので、すっかり忘れていたが。
 たった今までの凄惨な状況とは全くそぐわぬリデルの無邪気な笑顔と言動に、千獣はただきょとんとするばかりだった。
「だから、こうしてキミにパーティーへの招待状を届けにきたのさ……ある人に頼まれてね」
 差し出されたリデルの掌に、手品のごとく小さなクッキーが出現する。
 甘い香りが、千獣の鋭敏な嗅覚をくすぐった。
 何の話なのかさっぱり判らないが、少なくともリデルから敵意や悪意は感じられない。
 勧められるままクッキーを口に含むと、甘く香ばしい味わいが、三日三晩何も食べていない彼女のはらわたに染み渡る。
 その瞬間――。
「Trick and Treat!」
 リデルの陽気な声と共に、千獣の視界が暗転した。

 ◆◆◆

「ここ……どこ、だ……?」
 樹木と高い土壁に囲まれた薄暗い迷路の中で立ちつくし、千獣は当惑してつぶやいた。
 いつの間に時間が経ったのか、既に夜中となっている。
 周囲に灯火は見えず、ただ夜空に浮かぶ満月の光だけが、周囲の状況を確かめるよすがだった。
「ここは世界樹の上に生まれた世界。年に一度、生者と死者が再会できる『狭間』の国でもあるんだよ」
 上の方から聞こえるリデルの声。
 驚いたことに、さっきは千獣の胸のあたりしか背丈のなかった子供が、今は千獣より遙かに大きくなってこちらを見下ろしている。
 否。リデルが大きくなったのではなく、彼女の方が小さくなったのだ。
 ちょうど3つか4つくらいの幼女の体。ただし、心は元の千獣のままだ。
 まるで体だけ時間を遡ったかのように、闘いで受けた傷も、それどころか体内で養っていた千の獣の気配さえ消えていた。
「別に驚くことないよ。それが、キミがさっき心の中でなりたいと望んだ姿――だいいち、その姿でなくちゃ『彼女』もキミだと判らないだろうしね」
「かの、じょ……?」
「さ、おいで。案内してあげる」

 リデルに手を引かれるまま、薄暗い迷路の森を進んでいく。
 しめった樹と土の匂い。さえざえとした月の光。
(……覚えて、いる……)
 遠い昔、こんな暗い森の中を、独りぼっちでさまよっていたことを。
 おそらく、自分は幼くして実の親から捨てられたのだろう。
(とても、寒くて、冷たくて……私は、独り、泣いて、いた……)
 リデルがふと立ち止まり、前方を指さした。
「着いたよ。あそこに、キミに会いたがっている……そしてキミが会いたかった人がいる」
 迷路の通路が交差するあたりで土壁が曲面を描き、少し広い円形の中庭となっている。
 中庭の中央には1本の大樹が茂り、その下に――1匹の獣が寝そべっていた。
 熊ほどの体躯を持つ漆黒の狼。いわゆる「魔狼」と呼ばれる種族だ。
 だが、その姿を見ても千獣の心に怯えは生じなかった。
 代わりに湧き上がってきたのは、言葉にできない切なさと懐かしさ。
(そう、だ……思い、出した……)
 リデルから離れ、巨大な魔狼へ向かって駆け出していく。
 魔狼の方も彼女が近づいてくるのに気づいたのだろう。
 黒い剛毛に覆われた喉からウルルル……と唸りが洩れるが、それは威嚇でも警戒でもなく、どこか嬉しげな響きを含んでいた。
「そんな、時、あなたは、私を、見つけて、くれた……」
 千年近い歳月に隔てられた、微かな記憶。
 だがそれは、確かに千獣の体に、心に、刻みつけられていた。
 幼くなった体の歩みももどかしく走り寄り、魔狼の胸元に飛び込んで頬ずりすると、黒い獣もまた紅玉のような両目を細め、まるで自らの子供を慈しむかのように千獣の顔を舐めた。
「頬、舐めて、くれた、舌……ざら、ざら、してたっけ……」
 覚えている。
 あなたの毛はごわごわしていて。
 でも暖かく、私を包んでくれた。
 その、ぬくもりが――。
「私を、救って、くれた……森の、冷気から、だけじゃ、ない……孤独、からも……あなたが、いな、ければ……私は、今、ここに、いない……人、とか、獣、とか……関係、ない……あなたは、私の、」
 ――おかあさん。
 心まで幼子に返った千獣は黒い獣の体毛に顔を埋め、千年の時も忘れて泣きじゃくった。
 懐かしく安らぎに満ちた遠い日々――だが、そのぬくもりはある日突然失われた。
 当時幼かった彼女には、何が起こったのか知る術もない。
 おそらくは、彼女を養ってくれた魔狼もまた、弱肉強食の掟の中で命を落としていったのであろう。
(伝えられ、なかった、この、言葉……今、なら……伝え、られる、かな……?)

「もうすぐ時間だよ。キミは、元の世界に戻らなくちゃいけない……」
 そういいながら新しいクッキーを取り出したリデルは、なぜか気まずそうに視線をそらした。
「これを食べれば、元の姿に戻れるよ。でも……キミはあそこで、またあの男と闘わなくちゃならない。悪いけど、ボクはただの案内役だから……他の世界の事象に介入しちゃいけない決まりになってるんだ」
「構わない……あそこ、私の、世界……私、を……待って、くれる、人たち……いるから」
 千獣は手を伸ばし、リデルの掌に乗ったクッキーをもぎとるように受け取ると、ためらうことなく噛み砕いた。

 ◆◆◆

 迫り来る地響きが、千獣を現実に引き戻した。
(今の、夢……?)
「うははは! 同じ獣使いの情け――せめて、一撃で葬ってくれるわ!」
 忌まわしい男の哄笑を聞きながら、千獣は地面に両手をつき辛うじて立ち上がった。
(まだ……諦め、ない……!)
 何枚かの呪符を引きはがし、自然治癒を早めると共に、自らの意志で制御できる限りの獣化を遂げる。
「ほう、まだ抵抗するか? よかろう、それでこそ殺しがいが……うがっ!?」
 ふいに男の声が苦しげに変わり、その歩みが止まった。
「……?」
 訝しげに見つめる千獣の目前で、その「異変」は起こった。
 獣使いの巨体を構成する数知れぬ獣たち――その中でもひときわ大きな一匹が、突如反旗を翻すように首を曲げ、「主」の肉体に噛み付いたのだ。
 それは漆黒の体毛に紅玉のような眼を持つ、狼の首だった。
(あれ、は……!)
「な、何をするっ!? 貴様ぁ、一度は我に敗れ下僕となった身で――!」
 だが黒い狼の牙はますます強く深く、男の体へと食い込んでいく。
「グァアアアア!!」
 体内の獣たちを封じ込める呪符を持たぬことが、男の命取りとなった。
「本体」の力が弱まったのを契機に、元々男の犠牲者である獣や人の魂が、我先にその体内から逃げ出し始めたのだ。
 肉体を形作る何十匹かの獣を失い、ぽっかり口を開けた穴の奥に、「本体」と思しき男の胴体が覗く。
 本能のままに体が動き、大地を蹴った千獣の爪牙が男の胴を貫いた。

「ウウッ……我の、負けか……」
 地面に倒れ伏し、ただの男の姿へと戻った獣使いの肉体から、幾百と知れぬ人と獣と魔の魂が、光のオーブとなって抜け出していく。
「是非も無い……この身を喰らい、貴様の力とするがよい……」
「一緒に、する……な」
 蔑むように男を見下ろし、千獣は冷ややかに答えた。
 彼女自身は、他の生き物を喰らい己の力にする力をとうに放棄している。
「あああああ……我の力がっ……千年かけて蓄えた、獣どもの魂がぁーッ!」
 もはやとどめを刺す必要もない。
 獣使いの力を失い、ただの人間へと戻った男に千年の歳月がのしかかる。その肉体は急速に朽ちて、間もなく一握りの塵と化し風に吹き払われた。
「おまえ、たち、自由……好きな、ところ……行け」
 魂のオーブたちは自らを解放してくれた少女に感謝を捧げるようにその周囲を一回りしたあと、四方八方へと飛び去っていく。
 中には「勝者」である千獣に取り入り、彼女と融合することを望む魔性の魂もいたが、一喝すると逃げるようにその場から消え失せた。
 それら無数の魂の中でただ一つ、千獣の前に留まり、名残惜しげに強い光を放つ一つのオーブがあった。
 少女は直感した。あのとき、自ら男に刃向かった魔狼の魂だ。
「あなた、は……」
 その言葉に答えるかのように、光のオーブはふいに一つの白い塊に凝縮すると、千獣の掌にポトリと落ちた。
 ――1本の、大きな狼の牙。
 千獣の紅い瞳から止めどなく涙が滴り落ちる。
 握りしめた牙を胸に押し当て、リデルに招かれた世界で伝えたあの言葉を、もう一度繰り返した。

「……おかあさん……ありがとう……」

 ◆◆◆

 山を下りる頃には、既に陽も落ちて周囲を夜の闇が覆い始めていた。
 山道から見下ろすと、麓の人里はハロウィンを祝う祭りの灯火で、まるで昼間のように明るく輝いている。
 あの弱くて強い人間たちの世界で、自分もまた運命の許す限り、生き続けていくのだろう。
 過去に犯した過ちを取り消すことはできなくても。
 そして未来で待ち受けるものが何であっても。
(あなたが、くれた、命……だから)
 そして千獣は、振り返ることなく山道を下っていった。

〈了〉

━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
(PC)
3087/千獣(せんじゅ)/女性性/17歳(実年齢999歳)/異界職(獣使い)

(公式NPC)
―/リデル(りでる)/無性/12歳くらいに見える/観察者

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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はじめまして、ライターの対馬正治です。この度のご参加、誠にありがとうございました。
ひょっとするとゲーム本編の戦闘では、千獣さん呪符なんか外して獣化バリバリで闘ってらっしゃるのかもしれませんが……個人的には、あえて本来の力を封印したまま闘う姿がストイックでカッコいいかなあ……と。
また「獣の母」の設定についても「弱肉強食の掟の中で死別」とのみ記述されていたので、これもライターの創作でかなり膨らませて頂きました。PL様が考えられた設定とは異なるかもしれませんが、「番外編」ということでご容赦を……。
ではまた、ご縁がありましたら、よろしくお願いします!