<東京怪談ノベル(シングル)>


【古の地下神殿都市】

 とある山岳地帯の片田舎。
 隻眼の冒険者リルド・ラーケンは冴えない表情のまま古臭い宿の扉を押し開けていた。
「何か面白ぇ事でもあるかと思って来たが…こりゃはずしたな」
 ソーンの都でじっとしているばかりでは満足の行く冒険にも出会えない。時には自ら出向いてみようかと、こうしてやってきたのがこの寂れた街であったが、目ぼしい話しにも巡り合えずにリルドは宿へと戻ってきていたのだった。
 まあ、時間ならある。また別の街なり村なり、出向いてみるかと部屋へ戻りかけた矢先。リルドの耳にカウンターの隅で話しこむ男達の声が入り込んできていた。
「また帰って来てないらしいな」
「あの遺跡に出向いて帰って来た奴の話しなんて、聞いた事が無えよ」
 そんな会話のやり取り。リルドの視線が自然と其方へ向いて、部屋に向かった足もその二人の男の方へと向いていた。
「なぁ、その話し。もう少し詳しく聞かせてくれねえか?」
 そうしてリルドはすぐさま首を突っ込んだ。
 口の端を持ち上げて、新しい悪戯でも見つけた少年の様な表情でリルドは二人の男に話しかける。面白そうな話しじゃないか、誰一人と帰って来た事の無い遺跡なんて。
「この街を北に行くとでかい渓谷がある。それを越えると、切り立ったテーブルマウンテン群の原に出るんだ。その中の一つに、古代人の地下神殿都市があるって言う言い伝えがな…この地方には大昔からあるんだよ」
 割り込んだリルドに驚く男であったが、それでもそうして男は口を開く。
 聞けば、何処にでもありそうな噂の類な気もするが。一度出向いて見るくらいなら悪くも無い。男の話しに耳を傾け、リルドは短く頷いた。
「で、その遺跡には何があるって?」
「さあな。金銀財宝が眠るのか、はたまた、凶悪なドラゴンの巣にでもなってるだか…色々噂はあれど、何せ誰一人って確認して戻ってきた奴は居ないからな。本当に存在してるのかも実際は知られちゃいない」
 問うた男が困ったようにそう返してくると、リルドはますます面白そうな表情を作った。
「そりゃいいぜ。古代文明の地下神殿都市か、面白そうだ」
 未開の遺跡なら尚面白い。未だ語りの域を出ないと言うその遺跡、この目でどんなものか見てきてやろうじゃないか。
 青い単眼を笑い細めたリルドは、話しを聞いた男二人へ別れを告げて宿屋の出口へ向い出す。
「おい、兄ちゃん! もしかして行くきじゃねえだろうな、地下神殿に。やめとけって、あんたの倍は冒険してる奴らが戻って来ないんだ」
「ンな事にビビってたら、冒険なんざはじまらねぇだろ?」
 慌てて止めに入った男にリルドは笑ってそれだけ言い返した。
 冒険は運と実力。その若さゆえ、冒険の経験が浅いと見られるリルドだがそれなりの場数も危険も踏んでいる。
 心配される事など何一つ無い。そうして背中で笑って見せたリルドは、そのまま宿を後にしていた。



 人はおろか、全ての生命すら拒むかの様な深い渓谷の先には圧倒されるばかりの光景が広がっていた。
 まるで大地から突き生えるかの様な垂直のテーブルマウンテンの群れが深い霧海の中、沈黙のままに佇む様はその地に伝承として語られる何かがあったとしても不思議では無い…寧ろ、何かが眠っているはずだと期待を抱くには十分過ぎるほどの光景であった。
「すげぇ…想像以上だ」
 一際高く聳えたテーブルマウンテンのその頂上。深く抉れた陥没孔がある。その陥没に沿って土肌を削り出した螺旋の階段を下りれば、そこが地下神殿の入口だった。
 迷わず神殿へと踏み入ったリルドは、直ぐ手前に現れた崩れかけの欄干から深く続いてゆく地下神殿を覗いて思わず感嘆の息を落していた。
「こんな遺跡、滅多にお目にかかれるもんじゃねぇな…」
 手を置いていた欄干が小さな音を立てて削れると、そこから手を離して次には辺りを見回し歩き出す。
 岩肌が剥き出しの壁には、壁を彫って作られたのだろうか石像が壁に埋もれる様にして等間隔に何体も鎮座している。それは人の姿であったり、時には獣や鳥の姿である。
 長年手を加えられず、崩れ劣化している石像達であったが今にも動き出そうかと言うその精巧な作りに、遥か昔にこの地に住み着いていた民達の技術の高さが窺がえた。
「この辺はごく最近に人が通った後があるな」
 石像を期待に輝く瞳で見やりながら奥へと進みだすリルドは、自分のブーツの先を行く無数の靴跡を見つけている。
 少ししゃがみそれを確認すればそこまで古くは無い足跡だと分かる。しかし、気にかける事は奥へ進む足跡はあれど、出口へと戻る足跡が無いと言う事だ。街で耳に挟んだ“誰も戻ってこない”と言う話しは大げさな事かと思っていたが、嘘では無いかもしれなかった。
「怖ぇ魔物に喰われちまったか…、それとも帰りたく無くなる様な楽園がこの下に広がってやがるのか」
 夢の楽園が地下に眠ると言うのも話としては面白いのかもしれないが。
 やはり待ち受けるものは、冒険として相応しく多少なりとも危険が付き纏う物の方が腕が鳴り、胸が高鳴る。
 幸い、と言っていいのか少し悩んだが見る限り、感じる気配の限り、続くこの遺跡は魔物の巣にでもなっていそうな独特の空気が奥からは流れ出していた。
 そんな想像を働かせ、リルドは笑いながら古い足跡の上に己の足跡を落としてゆく。ミイラ取りがミイラになるなんて、まったくの笑い話だ。
「まあ、とりあえず下に降りる階段なりを探さねぇと話しになりそうにねぇか。最上層には、そんな面白ぇもんも無いだろうしな」
 冒険の基本、否、遺跡や古い洞窟の基本と言うべきだろうか。普通は入ったそのすぐ先に何かが在ったり、居たりするものではない。仮にこの最上層に何かがあっても既に先に訪れた同業者達に奪われている。
 その辺りは当然リルドも踏まえており、注意深く周囲を確認しながら進むが探す物は下へと続く階段だった。
「……っち、此処も崩れてやがる」
 薄暗く広いそこにリルドの舌打ちが良く響く。
 階段を探し、蜘蛛の巣を払い時に飛び出す剣すら抜く必要の無い小物の魔物を手で払いながら、リルドは何度目かの舌打ちをする。
 崩れた壁や天井に行く手を阻まれるのだ。瓦礫の隙間から通路が見えはするが、無理やり瓦礫を退かせば新たに崩れかねない様な状態で、リルドはそれを恨みがましく眺めてガシガシと髪を掻き混ぜた。
「ぁ? なあ、お前さぁ――階段何処にあるか教えてくんねぇか…つっても、わかんねぇよなぁ」
 途方にくれるわけでは無いが、立て続けて塞がれた通路に出くわせば少々気も滅入る。
 溜息を落としていると、足に何かがぶつかった気がして視線を下げれば、そこに一匹の丸い黄色のゲル状の物体が居た。所謂スライムと呼ばれるそれ。
 目も鼻もなく、何処の遺跡にも転がっているような弱小と言われる魔物でさしたる驚異でも無い。あまり長い事ブーツにくっつかれていると、溶かされてしまうので軽く靴先で蹴飛ばした後に、しゃがんで道なぞ尋ねてみたが…。
「……」
 当然だったが返答はなし。蹴られて戦う気が無くなったのか、さっさと瓦礫の隙間に逃げ込んだスライムをリルドは無言で見送った。
「――しゃぁねぇっ。もう少し粘るか」
 両膝を叩いて立ち上がったリルドは、そう気合を入れなおすと再び中層へと続く階段の探索を開始したのだった。



 それからどれ程か。
 リルドは漸く下へと続く階段を見つけ、その長い長い階段を下っていた。 
 最上層は天井に設けられたいくつかの明り取りから外の光を導いていた様で、視界に難は無かったが階段を下るにつれその光も届かなくなる。時折、壁に作られた窓があったが、もとよりこの土地が霧に沈んだ山岳地帯であり、小さな窓から入る光など微々たるものであった。
 下へと一段一段と降りるにつれ、最上層では感じられなかった強い魔物の気配を感じる様になる。長かった階段を全て降り切ると、その空気に混じった気配は最上層とは比べ物にならない程に危険なものになっていた。
「わぉ…こりゃ、すげぇお出迎えだ。ここに住んでた古代人ってのは、洒落てんな」
 リルドのブーツが高い音と共に中層の床へとついた。
 その瞬間、殆ど闇と言っても良かったその空間が青白い光によって照らし出されている。最上層と同じく、均等に置かれた壁の石像達が手にする燭台が、まるで客人を出迎える様に青白い炎を燃え上がらせていた。
「しっかし…、凄い有様だぜ」
 青白い灯りが暗闇に浮かび上がらせたものは古代神殿の美しい造形ではなく、錆び折れた剣や破れた衣類だった。時折何か白く覗く物があったが、此処で果てた者の成れの果てか。
 散見される遺物からなのか、そこには思念の様なものすら感じられる。青白く照らし出される中層の奥からは、まだ知れぬ明らかなる魔物の気配も流れて来ていて、リルドは知らずと笑いを浮かべていた。
「〜♪ やっと、本番ってわけか?」
 窺がう気配や様子から、きっと此処までたどり着いた者は少ないだろう。そして此処から先は単なる散策と言うわけには行きそうにもない。そんな判断をリルドは下すと、すらりと鞘から剣を抜き放つ。
 漸く思う様に暴れる事が出来るのだと逸る気持を抑えつつ、抜き放った剣を携え中層の奥へと歩み出した。
「地下神殿都市。都市って言うくらいだ、普通に人が住んでたんだろうが…」
 中層は最上層とは違い細く入り組んだ通路が縦横無尽に走り回っていた。ソーンの都で言うならば、多くの店が軒を連ねるベルファ通り辺りと重なるのだろうか。
「こんなトラップだらけで、果たしてマトモな生活が出来てたのか疑問だぜ……っと!」
 複雑な通路の上に、狭い通路の壁際からは槍や刃物が飛び出してくる。少しでも反応に遅れれば見事に串刺しだ。その証拠と言う様に、罠の見られる壁際には朽ちた屍が点在している。
 今しがたも、左右の真上から死神の鎌の様な刃物がリルドの鼻先を掠める様にして落ちてきてリルドはそれを軽く後ろへ跳んで避けていた。
 そんな事を何度か繰り返し、入り組んだ通路を抜ければその先に開けた大通路が真っ直ぐに奥へと進んでいる。
 しかし、まるでホールの様に広いその通りには大きな魔物が我が物顔と徘徊をしている。並の冒険者ならば引き返すか、極力の注意を払い密やかに通り抜けようと考えただろうが、生憎この青い隻眼の剣士は違うようだ。
 通路を抜けたその先に魔物達を見つけ、ニヤリと口端を持ち上げ剣を握りなおしたリルド・ラーケンが選んだその道は…
「行くぜっ!!」
 逃げも隠れもしない正々堂々真っ向勝負の“正面突破”であった。
 掛け声と共に走りこみ、声に反応をして襲い掛かってくる三つ首の獣をまず切り伏せる。それの絶命を確認する間も無く、空中から飛び込んでくる巨大な蝙蝠を振り向き様の勢いのまま剣を持って地面に叩きつける。
「威勢のいい犬っころだぜっ、頭が三つあっちゃぁ飯の時喧嘩になりゃしねぇのか?」
 真後ろから殺気を覚え振り返ると、今しがたの三つ首の獣がやはり生きており真っ赤な口を三つ開いて飛び掛ってきた。それをそんな軽口を喋りながら後方に一旦避け、構えなおした剣を持って真ん中の眼元を目掛けて斬りかかる。目を持つものは、大抵が総じてその場所が一つ目の弱点なのだ。
 そうすればすぐさま情け無い犬と変わりない鳴き声が上がり、三つ首の獣は一時怯んで動かなくなる。
「やっぱ犬だな」
 そんな余裕の台詞と笑いを落としながらも、出来た一瞬の隙を逃さずリルドは通路の奥へと走り向っている。正々堂々正面突破ではあるが、流石にここに徘徊する魔物全て倒しながら進んでゆくのは辛い。
 その先も、同じような獣に獰猛な蛇の様な魔物を蹴散らしながらリルドは奥へと走り進み漸く大通路の終わりをその目にとめた。
「おいおい、行き止まりじゃねえよな…? …うぉわ!?」
 通路の終わりは壁だった。
 進むべく次の道は無く、此処まで来てそれは無いだろうとリルドが壁を調べようとした所で、再び邪魔が入る。
――ガキィンッ!
 激しい金属同士のぶつかり合う音の後、少しだけ苛立ったリルドの声が続く。
「邪魔すんじゃねぇっ! 取り込み中なんだよっ」
 リルドに剣を使わせ剣を受け止めさせるに至ったものは、ガシャリと耳障りな音を立てる一体の鎧であった。
 叫ぶと共に鉄兜の内側を睨んだリルドだったが、そこに睨みつけたかった目元が無い。
「…空の、鎧か…」
 一瞬、古代人の末裔でも出てきたのかと思ったが、中身が無いのならばまたこれも魔物の一種であった。
「っち…やり辛れぇ」
 剣を受け止め、暫く競り合いを続ける。そして鎧の剣をなんとか力で弾き返すとそう漏らした。全身を堅い鉄で装甲した相手のなんと戦い難い事か。
 一度鎧と間を置いて、どうしたものかと考えたかったが相手は待ってくれる様子はなかった。
「ああ、そうか。――こいつを喰らいなっ!」
 再び鉄同士を軋ませて煩く走りこんできた鎧に向かい、リルドは素早く手元に作った雷弾を叩き込んだ。
 相手が鉄ならば話しは早い。自分は雷撃を操れるのだから。
 そうして叩き込んだ雷弾は、鎧の胸へと衝突しその勢いのまま空とは言え重いはずの鎧をすぐ後ろの壁まで吹飛ばした。
 凄まじい激突音と共に、砂塵が巻き上がりその中から崩れた鎧の一部がリルドの足下に転がってきていた。どうやら、雷の一撃は苦も無く鎧を破壊した様であった。
「ったく…面倒かけやがって。――さぁて、行き止まりじゃねえ事を祈りたい所だが、どうなってんだ?」
 鎧が再生でもしやし無いかと、少し待ってみたがその様子も無く。転がってきた鎧の一部を蹴飛ばすと、今度こそと行き止まりの壁を詳しく調べ始めた。
「?」
 壁を撫ぜたり叩いたり。出来れば隠し扉でもあってくれれば。と願いつつ、暫く色々やっていると壁の下の方に何か、剣でも収まりそうな窪みを発見する。
 しゃがんでそれを確かめて、自分の剣と窪みを見比べる。まさか何か起こるわけも無いだろうと、とりあえず自分の剣を置いてみたが特に何が起こるわけでもなく。
「あれか…?」
 何も起こらなかったのは当たり前だろう。その後、先ほど戦った鎧が剣を握っていた事を思い出して、側で崩れている鎧から剣を取りもう一度それを窪みに置く。剣の形はぴったりで、まさに填めると言う言葉通りになった。
「…すっげえ…なんだこれ」
 剣を添えた途端、目の前の壁に白く光る亀裂が走る。それは次第に複雑な模様を描き、最後には一つの大きな扉となってリルドの目の前に現れていた。
 魔物の群れと遭遇しても、驚くどころか喜々とそれを迎え入れる勢いのあるリルドであったが、流石にこの扉の出現には驚くのか、暫く大きな扉を見上げてしばし唖然としていた。
 そんな数秒後。はっと我に返ったリルドは、壁に現れたその扉をゆっくりと両手で押し開けていた。



 扉のその向こうは広い円形の部屋だった。
 今までは土肌が剥きだしの床が続いていたが、この部屋の足下は白い石で固められている。
 壁には今までと同じように石像が埋め込まれていたが、その大きさは今までの比ではない。女神の様な姿の巨大な石像が二体、静かにこの部屋を護っているかの様であった。
「今までと随分雰囲気が変わりやがったな。祭壇か何かか…そんな所か」
 ざっと辺りを見回すリルドはそう零す。
 がらんと何も無い部屋ではあるが、何かそんな特別な場所の様な気がする。あんな仕掛けの施された扉の奥だから、余計にそう思うのかもしれないが。
 何にしろ、此処に何かがあるはずだ。硬い石の床をブーツで叩き、高い音を部屋中に木霊させながらリルドは部屋の中心へと向う。
 そこは円状の白い石台が置かれて一段高くなっている。見れば石台には細かな細工が施されており、この石だけでも随分な値打ちがありそうだと、リルドは一瞬思ったがそのまま石台へと脚を掛けて乗り上げていた。
「石碑か」
 石台の上には黒く艶のある石の碑が鎮座していた。
 辺りに危険な気配が無い事を今一度確認したリルドは、静かに剣を納めてその石碑に刻まれた文字へと指を這わせた。
「…案外読めるな」
 古代の文字かと構えて掛かったが、ところ所と解読できる部分がある。
 石碑には、この地底深くより魔物が溢れ出した事、それの討伐へと多くの戦士たちが向かった事が細かく記されていた。
 そうして刻まれていた文字を最後まで読み進めたが、石碑に記されていた事はそこまでだった。
「なるほどね、で…」
 石碑の文字を追いかけていた指先で、最後の文字を叩いてリルドは顔を持ち上げる。
 ずっと何も無いと思っていたその部屋だったが、持ち上げた視線の先には白い石床に闇色の口を開けるように、更に深い場所へ向う階段が続いていた。
「古代人はどうなったんだ?」
 下層へと続くその入り口を見やり、すっとリルドは青目を細め呟く。
「――ますます、楽しくなって来たじゃねえか」
 笑いを混ぜた、しかし何処か真剣味を帯びるような。
 そんなリルドの声と、彼が再び一歩を踏み出す高い足音が女神の部屋へと響き渡った。
 石碑が綴る途切れた古の物語と、リルドが抱いた古代人への疑問。
 それらを確かめ真実を知るためには、どうやらまだ、探索を続ける必要がある様だ…



 END.





















■ライターより

 リルド・ラーケン 様

 始めまして、ライター神楽月です。このたびは有難う御座いました。
 ライター都合で納期が伸びてしまった事、深くお詫びを申し上げます。大変申し訳御座いませんでした。
 王道チックな冒険物語、と言う事で情報を入手する所から入らせて頂く事となりました。
 
 リルド様を少しでも、スタイリッシュにカッコよく!と念じつつ書かせて頂きましたが、如何でしたでしょうか!
 ほんの少しだけでも、お気に召して頂けましたら幸いです。
 
 お待たせしてしまい本当に申し訳ございませんでした。
 また、お会いする機会が御座いましたらどうぞ宜しくお願いいたします。
 それでは、失礼致します。