<聖獣界ソーン・白山羊亭冒険記>


ショウ・ダウン

□Opening

 人形博物館へようこそ。
 カラクリ人形、自動人形、愛くるしい貴方のお友達。
 さぁ、一緒に遊びましょう!


 ルディアは、机に突っ伏す男とチラシを交互に眺めた。
「もう、昨日は五体もなんだ……。このままじゃ、うちの博物館は営業できなくなる」
 男は、苦しそうに呟き、水をごくりと飲む。
「きちんと戸締りをして、博物館を閉める。でも、次の日開店しようとすると、人形が壊されている、と言うわけだね?」
「ああ。もう展示する人形も少ない。このまま人形を壊され続けたら、明後日には博物館を閉鎖しなければならなくなるよ……」
 男は、人形博物館の館長だ。人間と同じくらいの大きな人形から手のひらサイズの小さな人形まで、様々な人形を展示する博物館は、子供に大人気だった。
 それが、である。ここ何日か、博物館を閉めてから夜の間に展示されている人形が破壊されていると言う。
 警備員を配置した事もある。けれど、人間が見張っていると、人形は無事なのだ。
 これでは、犯人を捕まえる事もできない。ずっと館を見張っているのも良いが、それでは根本的な解決にならない。
「でも、人間がいたら駄目って事は、普通に博物館に乗り込んでも無駄だよね?」
「それで、考えたんだが。冒険者を紹介してもらえないか? まずは人形の振りをして展示室に”搬入”する。その後、もし人形を壊す犯人が現われたら捕まえて欲しいんだ」
 そうすると、どんな人形を演じるのか。工夫したほうが良いのかも。自動人形の展示もあると言うことなので、多少動いても平気だろう。
 ルディアは人形を破壊する犯人を捕らえてくれる冒険者を探した。

□01
 シルフェは大きめの水差しを持ってやってきた。その中には、なみなみと色付きの液体が注がれている。水差しを抱え、腰掛け人形に扮するらしい。
「時々にっこりと周囲を見回して笑ったりもするんですよ」
 ふふふと微笑むシルフェ。
 彼女につられるように、依頼主も笑顔を浮かべた。
「ああ。それは良い。動く人形は、人気があるよ」
 一時、博物館の惨事を忘れたように、人形へと想いを馳せる。博物館の館長は、本当に人形が好きな様子だ。彼のためにも、この事件、きっと解決してあげたい。
 そう、思う。
「人、形……に、紛れて、その、壊し、に、来る、人、捕まえ、たら、いいん、だよね……?」
 千獣は真摯な眼差しで、依頼主を見上げた。
「そうだよ。お嬢ちゃんは、どんな人形になる?」
「じゃあ、私は……う……ん、と」
 ほら、アレだ。アレ。一応、扮する人形を決めているらしく、千獣は両手をふわふわと上下させた。が、なかなか、名前が出て来ないらしい。
「うん?」
「えーと、……あの……」
 困ったように何度も首を傾げ、ようやく思い至ったと顔を上げた。
「ミイラ、男……に、なる……そしたら、この、呪符、誤魔、化せる、と、思う、から……」
「ふむ……何故犯人が人形を壊すのかわからぬが、営業妨害も甚だしい」
 いつものように、表情を引き締め現われたのはアレスディア・ヴォルフリート。
「そうなんです。このままでは、人形博物館は……!」
「了解した。人形の警備、犯人の捕縛、引き受けよう」
 不安そうに懇願する依頼主に、アレスディアはしっかりと頷いた。彼女は全身を鎧で包みこむ鎧装で人形のフリをするらしい。また、鎧の関節部分に布を詰め、音が出にくいよう工夫する。
「ぜひ、わたくしも参加させていただけないでしょうか」
 とことこと、輪の中に入ってきたのは自動人形の鬼灯だ。
「おや、き、君は?!」
 逸早く鬼灯のゼンマイに気がついた依頼主は、祈るように両手を組み彼女を覗き込む。やはり、この依頼主、人形が好きらしい。またも、事件の事を忘れて、人形に想いを馳せているようだ。
 そんな依頼主の後ろから、現われたのはジェイドック・ハーヴェイ。その姿は、雄雄しく二足歩行する虎のよう。なのだが、本人曰く、この顔だと顔を剥き出しにすればまっとうな人形に扮する事は難しい、らしい。依頼主は、そんな事は無いと思ったのだが、本人に任せようと黙って頷いた。
「俺は、ブギーマンに扮するか」
「ブギーマン……。子供を襲いに来る、アレ、ですか」
 悪い子供を襲いに来ると言うブギーマンは、様々な姿形の定説がある。ジェイドックが考えたブギーマンは、大きいずた袋で全身を覆った、顔も見えないお化けだった。今は、ハロウィンの季節だから、丁度良い。尻尾も隠せるしね!
 そうして集まった皆を見て、人形博物館の館長は改めて、よろしくお願いしますと頭を下げた。

□02
 人形へ扮する準備をしながら、気になっている事や確認を済ませた。
 中でも、鬼灯はそのまま展示できるので、大仰な準備が必要ない。その分、積極的に依頼主に話を聞く。
「事件が起き始めた頃の、博物館の状況など、教えていただけますでしょうか」
「状況か……。うーん。それが、良く分からないんだ……。自分でも色々考えてみたんだけど、来客が減ったり増えたりしてないし……。人形は、幾つか仕入れたけれど、うーん?」
 依頼主は、困ったように腕を組んだ。まさか、事件が起きるなんて思わなかった。だから、はっきりと覚えていない、と、心底困っている様子。
「……あのぅ、ところで本当に犯人が居るということでよろしいのでしょうか?」
 頭を抱える依頼主に、シルフェも質問を投げかける。
「え? それは、どう言う?」
 館長は、戸惑ったように首をひねった。実際に、博物館の人形が夜な夜な破壊されている。だったら、犯人がいるのでは無いのか?
「あるいはお人形が夜な夜な喧嘩をしていたりはしないかと考えてしまったのですけれど……」
「なっ……!」
 シルフェは微笑む。館長は驚いてのけぞった。
「わたくしも、”犯人”は人形などの器物に宿っている付喪神かそれに類するものかと考えます」
 シルフェの話に、頷いたのは鬼灯だ。夜間、霊力が満ちて動けるようになると感じているようだ。
「問題は理由なのですが……」
 そこまで話して、鬼灯は館長を見る。彼は、驚いておろおろと結論を出せずにいた。この様子では、心辺りは全く無いのだろう。だとしたら、八つ当たりのような行動か、特別でありたいと言う願望であろうか。
「もしお人形さんが犯人なら、理由を伺いますね」
 にっこりと微笑むシルフェに、鬼灯も頷いた。

□03
 各員が扮した人形の搬入作業は、閉館直前から作業が行われた。
 博物館内は、大展示場の他に種類別紹介コーナーや人形の歴史コーナーなどもある。しかし、被害が大展示場に集中していると言う事で、全ての”人形”を大展示場に配置する。
 閉館直前だったが、意外に来館者は多く、皆興味しんしんで搬入される人形を見ていた。
「これは、わかった! にんぎょひめ!!」
 一人の子供が、透明の水差しを抱えて木の台に腰掛けるシルフェを指差した。水と綺麗な女性のイメージだろうか。シルフェが不自然にかくかくと首を傾げにっこりと笑ってやると、指差した子供は照れたように俯いた。
「なにこれー、なにこれー?!」
 展示室の入口付近に配置されたハロウィンコーナーにも、沢山子供が集まっている。そのうちの一人が、ぼすぼすとジェイドックを叩き始めた。見た感じ大きなずた袋が膨らんでいるだけなので、気安く触れたのだろう。しかも布を叩いた音が面白いらしい。きゃっきゃと声を上げ、子供は大きく腕を振りかぶる。
 そこへ、急いで館長が割って入った。
「駄目だよ、人形さんに触っちゃあ。ほら、ブギーマン、悪い子を食べに動き出しちゃうよ?」
「ぶぎーまんって、なぁに?」
 必死にジェイドックをかばう館長に、子供は首を傾げる。
 この袋はブギーマンと言い、悪戯する子や悪い子を懲らしめるのだと話してやると、子供は涙をためて近くに展示されているミイラ男の包帯の端を掴んだ。
 ハロウィン特集と言うことで、ジェイドックのブギーマンと千獣のミイラ男が並んで配置されていたのだ。
 千獣は、呪符を誤魔化すため、全身を包帯で包んでいた。たっぷりの包帯をゆったりと巻いているので、間近に迫った子供にも呼吸を気付かれることが無い。
 しかし、子供は、頼りにしようと掴んだ包帯がミイラ男のものだと分かった途端、走って逃げ出した。
 ハロウィンの展示は、余程目を惹く。それが分かり、館長はジェイドックと千獣の周りにロープを張った。
「ほほぅ……。これは素晴らしい。もしや、名のある巨匠の作品では?」
 一方、アレスディアの周りには、高齢の男性が二人三人と集まっている。皆一様に頷き、鎧装を眺めていた。灰銀の全身鎧は、人形のためにあつらえたと言うにはあまりにも美しく、照明の鈍い光を反射している姿が見る者を魅了したのだ。ピクリとも動かないので、誰一人、中に人がいるなんて思わない。
 そして、大展示場の一番奥には鬼灯が配置された。
 歴史のある人形を一つずつ紹介するコーナーには、鬼灯の他にもいろいろな地域の伝統的な人形が展示してある。このコーナーは、人形好きな大人が日がな一日立ち止まる事もあり、人形の違いに気付く者が寄り付くかもしれない。従って、鬼灯ならばと館長が設置台を手配した。和風の敷き物を足元に置き、上品な日本人形を思わせる。
 こうして、着々と彼らは展示されて行った。
 完全に展示の作業が終わると、もう日が傾いていた。館長は、最後の閲覧者をドアまで見送った後、作業員を大展示場に集め声を張り上げる。
「皆、ありがとう。作業員は、今から全員館を出る。そうしたら、照明を落とすぞ。――よろしくな!」
 勿論、それは人形に扮する彼らに向けての言葉だった。
 館長の言葉通り、作業員が撤収すると、館内の照明が消える。
 頼りになるのは、窓から差し込む月の灯りだけ。
 夜の人形博物館は、静まり返っていた。

□04
 ぎり、と。
 最初に聞こえたのは、控え目なネジの音だった。
 しんとした館内に、ぎり、ぎり、と不自然な音が響く。
 しばらくして、カツンと何かが床につく音。動き出す、シルエットは人型。
 大展示室の一番奥から、ソレは現われた。
(やはり……人形に何かが宿って?)
 ソレが動き出す様を、一番近くで見ていたのは鬼灯だった。同じコーナーの人形が動き出したのだ。人形は、大柄な成人男性程の大きさで顔つきは女性を思わせる。豪華なフリルのついたドレスを身に纏い、くるくるとステップを踏んだ。
『アハッ』
 人形が、愉快に跳ねる。
 展示場内は、まだ誰も動かない。ただ、人形が動き出しただけだ。まだ、何もしていない。
『アハッ、ハッ、ハッ』
 人形は、笑った。
 笑いながら、大展示場を何度も行き来する。
『マスター、ノ、命令。ワタシ、遊ぶっ!!』
 月の光を浴びて、人形が吼えた。
 元々、そう言うギミックだったのか、人形の両腕がぐんと伸びる。ぱたぱたぱたと両手が床についた頃、伸びた両腕はぐねりとしなやかにうねった。
 人形は、身体をくねらせ、反動で両腕を突き出す。
 勢いを付けた両腕は、展示室奥の人形へと直撃した。
 筈だった。
 ごん、と、鈍い音が響き、人形の腕は弾き飛ばされる。
『アレ?』
 人形は、不思議そうに何度も展示されている人形を叩こうとしたが、その度に弾かれた。
 同じく奥のコーナーに配置されていた鬼灯の茨の盾『鬼蔓』が、周囲の人形を護ったのだ。
 すいと、音もなく鬼灯も動き出す。
『アハッ。人形!! 一緒ニ、遊ぶ!!』
 腕が伸びた人形は、鬼灯を見て興奮したように何度も跳び上がりくるくると回った。
 その時、ざぶんと水が人形に降り注ぐ。
 人形の右側から、水差しを抱えたシルフェがふわりと床に降り立った。
「こんばんは、人形さん?」
『アイ?』
 優しく声をかけると、人形は首だけを直角にぐるんと回し、シルフェを見る。
「どうして、こんな事、するのかしら?」
 シルフェは、水の残っていない水差しを、ことりと台に置いて首を傾げた。人形からは、ぎりぎりとネジを巻く音が聞こえている。
 動き出したのは、二人だけではなかった。
 千獣は人形が鬼灯とシルフェに気を取られている間に、展示物に紛れて動き始めている。展示された時から、人形の配置などを確認していた。だから、利用できる人形の影を最大限活かすことができる。音を立てないよう注意し、一気に飛びかかれる位置まで距離を詰めた。
 アレスディアも、同様に人形へ向かっていた。少しずつ、他の人形に紛れ込みながらにじり寄る。千獣とは人形をはさんで反対側を目指した。気になるのは、あの両腕だ。もし、違う方向へ腕が伸びるのなら、一つ所に固まっていては他の人形を護れない。
 人形が他の人形に手を出すまで様子を見ていたジェイドックも、同じように行動していた。人形の側面両側に千獣とアレスディアが向かったため、ジェイドックは人形の背後に忍び寄る。正面には、人形と向きあう鬼灯が見えていた。

□05
 さて、人形はシルフェの問いに何と答えるのか。
『ダッテ! マスターの! 命令、ダカラ!!』
 がしゃんと、人形の部品がこすれあう音が響く。人形は、胸を張って大声を上げた。
『マスター、遊ぶッテ言った! 遊ぶハ壊すコト!! ダカラ、壊すヨッ!!』
 舌ッ足らずな印象を受ける。人形は、自信満々にそう言って、両腕を再び大きく振りかざした。正面には、鬼灯の盾があるから駄目だ。だから、今度はもっと違うところへ腕を伸ばした。
 人形の両腕は、壁に沿って飾られている人形へと伸びる。流石に、遠くまでは鬼蔓も届かない。鬼砲での破壊も考えたが、射線軸には人形が多数展示されている。
 人形の腕は、迷いなく左右に伸び、他の人形へと向かった。
 しかし、その勢いも突然止まる。
 いつでも飛び出せる態勢だった千獣が、正確に人形の左腕を掴み全身で押さえ込んだのだ。人形の腕は、長く重い。しかし、ここで逃せば展示されている人形が破壊される。暴れる腕を、強引に床に叩き付けた。
 反対側には、丁度シルフェが立っていた。人形は、お構い無しに腕を振る。シルフェごと、展示物をなぎ払う動きだった。シルフェは、慌てずふわりと後ろに飛び退く。入れ替わりに、アレスディアが飛び出した。
 こちらは、人形の右腕だ。迫る腕を両手で掴みねじ伏せる。下手に力を抜くと、暴れ展示物を破壊されかねない。鎧の重さを活かし、しっかりと人形の腕を制圧した。
『ナ、ンダヨゥ! ナンダヨゥ!!』
 それでも、人形は動きを止めなかった。
 ぎしぎしと、人形が軋む音が木霊する。人形は苦しそうに身体をひねり、腕を伸ばそうとした。しかし、腕は全く動かない。床にねじ伏せられたまま、ピクリともしなかった。
 けれど、腕を伸ばす。
 無理矢理にその動作をすれば、人形の身体が浮かび始めた。
 伸びる腕が、胴体を押し上げたのだ。
 今度は、足を構える。
 その時大きな影が人形の背後から飛びかかった。人形の背後に迫っていたジェイドックだ。
 ジェイドックは、有無を言わせず人形の身体を掴んだ。どんな仕掛けが備わっているのか分からないけれど、二足歩行する事に代わりはない。人間の関節を決める要領で、動きを封じた。
『ナンデ! ナンデ! 遊ぶンダヨゥ!!』
 人形は、嫌々をするように首を振る。
 けれど、どんなに頑張っても、押さえ込んだ三人を振りほどく事はできなかった。

□Ending
 連絡を受けた館長は、すぐに飛んできた。
 大展示場の真ん中で押さえ込まれている人形を見て驚愕する。
「どうやら、マスターさんに命令されていたようですけれど」
「何だって?」
 事の顛末をシルフェが語ると、館長は身体を震わせた。
『離せヨウゥ。マスターノ命令ハ、絶対、ダヨゥ』
 人形は、叫ぶ。
 その言葉を聞き、館長は厳しい顔で人形に近づいた。両手で、唯一自由に動いている人形の顔を持ち上げる。
「他の人形を、襲ってはいけないよ。勿論、暴れるのも駄目だ。遊びたいのなら、楽しい遊びを学びなさい」
『……』
 館長の言葉に、人形は反応しない。
「君は、私が前の持ち主から譲り受けた」
『アイ?』
 館長は、言葉を区切り、はっきりと発音する。
「君のマスターは、私だ。だから、私の言葉に従うべきなのでは?」
『エッ?』
 その言葉は、人形にとって衝撃となった。
 どうにか動こうと、頑張っていた力が抜ける。押さえ込む必要が無くなったと判断し、千獣、アレスディア、ジェイドックはゆっくりと身体を起こした。
 その後、人形が作られたのは、何世紀も前だと言う事。人形を作った人物は、既にこの世にないと言う事を皆は聞かされた。
 それから、丁寧なお礼と報酬を受け取る。
「犯人の処遇については、館長様次第かと」
 鬼灯の言葉に、反対する者はいなかった。


「人形が人間になった、伝承?」
 全てが終わったその後で、鬼灯は館長に訊ねた。人形博物館の館長を務める人物だ、そう言う伝承に詳しいのではないだろうか。
 しかし、館長は力なく首を横に振った。
「申し訳ないが、範疇外だなぁ……」
 子供に読み聞かせる物語なら知っているが、それが伝承や確実な情報となると力になれないと言う。
「今日のように、人形に魂が宿る話ならば、幾つか実例もあるようだけれどね」
 館長は、そう締めくくった。他でもない、鬼灯にその実例は無意味だった。人に戻れる術には、届かない。
<End>

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【2994 / シルフェ / 女 / 17 / 水操師】
【3087 / 千獣 / 女 / 17 / 異界職】
【2919 / アレスディア・ヴォルフリート / 女 / 18 / ルーンアームナイト】
【1091 / 鬼灯 / 女 / 6 / 護鬼】
【2948 / ジェイドック・ハーヴェイ / 男 / 25 / 賞金稼ぎ】

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■         ライター通信          
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 この度は、依頼にご参加いただきましてありがとうございました、ライターのかぎです。今回は、皆さん個性的な人形の扮装を提案いただいたので、描写を全員共通にしました。色んな人形が突然搬入され、博物館も華やぐだろうなと思い、搬入を閉館前にしてみました。
 いかがでしたでしょう。楽しんでいただければ幸いです。

■鬼灯様
 はじめまして、はじめてのご参加有難うございます。そして、犯人ズバリ特定も有難うございました。しかしながら、最終的にお望みのお話を引き出すことができずに申し訳ありませんです。口調や動作などいかがでしたか。
 それでは、また機会がありしたらよろしくお願いします。