<聖獣界ソーン・黒山羊亭冒険記>
水晶の滝
--------------------
深夜の黒山羊亭は酒と踊りと食事と笑い、静寂を知らない者達がいつも通りに楽しんでいた。
そんな中座席の一つに陣取って、黒山羊亭の屈指の踊り子であるエスメラルダを独り占めする女の姿が、亭の者達の興味を誘っていた。
けれど当の本人は、ちらちらと注がれる視線をモノともせず言う。
「貴女、水晶の滝を知っていて?」
高慢な口調に、エスメラルダは曖昧な笑みを浮かべて首を振る。
「言葉通り、水晶の流れる滝よ。夜の帳が落ちた後、月の光に照らされる滝の何て美しい事――ある高名な絵師が描いたその姿、ワタクシは一生忘れられなくてよ」
「……はあ……」
「幼いワタクシはその美しさに魅せられて絵の道へと入りましたの。いつかワタクシも、「水晶の滝」を描く日を夢見て……」
とろんと熔けそうな瞳を向けて、女は口元を緩めた。
「その絵師は、自伝でこう語ったわ。『それは危険な道のりだったが、だからこそ見つけた風景は一生の宝だ』とね」
「危険?」
「そうよ。水晶の滝は遠く遠く、山を越え、霧深き土地を渡り――龍の洞窟を抜けた先にあるというの」
「龍の洞窟?……って、片目の洞窟の事?」
「そうとも言うわね」
女は何事も無いように頷いて、テーブルの上に並べられた料理に箸をつけた。だが対するエスメラルダの表情は曇っている。
それもそのはず、女のいう片目の洞窟とは体長四メートルのドラゴンの洞窟だ。額に赤い一つ目を持った、炎を吹く恐ろしいドラゴン。その洞窟を抜けた者は、目指した数よりはるかに少ない。
「ワタクシは水晶の滝を目指し、山を越え霧の世界を通って参りましたわ。ドラゴンの洞窟くらい、何て事ないの」
「だからって……一人で行くなんて危険だわ」
そう言うエスメラルダに、愚問だわと言葉を返す女に、引く気配など少しもない。どんな危険も、どんな言葉も、きっと女を止めるには至らない事がエスメラルダにも良くわかった。
エスメラルダは長い吐息を漏らすと、女の手を握った。
「せめて護衛をつけるべきだわ。知り合いに手を貸すように頼んでみるから……」
--------------------
◇◆護衛参上◆◇
--------------------
一人で大丈夫だと言い張る女性――エリザベスは、どう見てもドラゴンを撃退出来るような様相では無い。上流階級の、何時も執事が付き従っていそうな風情で、本当に一人で山を越え霧の中を迷わずやって来れたとは思えない。
エスメラルダに声を掛けられ、護衛を快諾した“二人”から見ても到底信じられない事だった。
渋々と言った態ながら護衛の二人が気に入ったのだろうエリザベスは、
「エリーゼと呼んで頂いて結構よ。ご一緒頂けるなら、報酬も勿論出させてもらいますわ」
にこりと微笑んで二人に視線をやった。
「わたしも『水晶の滝』を見てみたいわ。それに調度剣の腕を磨きたかったところなの。護衛なら任せて?」
応じるのは、華やかな微笑の似合うティアリス・ガイラストだ。ウェーブのかかった長いブロンドの髪といい、気品のある紅玉のような瞳といい、こちらも負けてはいない。
傍らには小柄な、少女とも見紛う青年。松浪・心語は名乗りを上げてから、
「……これでも今年で20歳になる、念の為……」
と、俄かに目を見張ったエリザベスの疑問を一言で払拭した。
外見を裏切る野太い声はどう見ても男性のそれであったし、纏う空気は隙が無い。
何にせよエスメラルダのお墨付きの二人である。
「実力は疑う余地も無いわよ」
「期待致しますわ」
茶目っけたっぷりのエスメラルダのウィンクと、挑むようなエリザベスの視線を受けながら、肩を竦めるように顔を合わせたティアリスと心語は、それでも力強く頷いた。
--------------------
◇◆道行◆◇
--------------------
『水晶の滝』へはティアリスと心語が護衛として侍る、とは決まっても、そこから先は少し難航した。
というのも、その『水晶の滝』への行路は、『片目の洞窟』を知るエスメラルダにも曖昧だったからだ。そもそも『水晶の滝』の存在を噂でも耳にした事すらない。エリザベスは異国の住人だというし、彼女が黒山羊亭を訪れたのもその情報を集める為だった。
大きな地図を広げながら『片目の洞窟』と呼ばれる位置を指し示すエスメラルダの指先を、ティアリスと心語の二人は真剣な面持ちで見つめる。
「単純に考えると、洞窟の奥が件の場所――って事だけど」
優美な所作で腕を組みながら、ちらりとティアリスの視線が横に滑る。
「それなら、知れ渡ってていい、と、思う…」
「同感よ。私だったら観光名所として大々的に宣伝するだろうし。こう言っちゃなんだけど、水晶自体もお金になるじゃない? 表立っては無くても裏の世界で話題にならないとも考えられないわ」
何と言っても黒山羊亭の客層は幅広い。ここで話題に上らないような話は眉唾である、というのが総意だ。それだけの情報が出入りする亭で、エリザベルの来訪があるまでちっとも話題にならない、となると……。
けしてエリザベスを疑っているわけでは無い。だからこそ渋面で唸る。
「考えても仕方ないわ。ねえ……エリーゼ?」
「何かしら」
「数日時間をもらえない? 何の情報が無い、というのも危険だもの。出来れば図書館である程度の情報は仕入れておきたいの」
「同感、だ。俺も、用意しておきたいものが、ある」
「……仕方ありませんわね。では、二日。三日目には『水晶の滝』へ向かう、という事でよろしくて?」
そんな風にして、エリザベスに猶予を貰って三日目。
「……ここからが問題ね」
三人の目の前には、山を潜るようにして緩やかに下方へ向かう洞窟。その、ぽっかりと開いた黒い穴がある。
まだ人の手の介入しない鬱蒼とした森の中、囀る羽鳥の声が響く長閑さとは裏腹に、太陽の光を遮るように手を広げる木々の下は妖しげな雰囲気が漂っていた。
「参りましょう」
エリザベスの緊張したような固い声音は、恐怖の為か。高揚を押さえている為なのかは知れない。
少なくとも護衛の二人への信頼は見て取れた。片目のドラゴンに対抗しうる力を持つ事は、ここまでの道程で嫌という程知っているのだ。襲い掛かってくる野生の獣を難なく退けたそれは、まさに鮮やかの一言に尽きる。
エリザベスが足を踏み出す前に、心語がすっとその前を行く。
「……俺が、先に行く。――あんたは、」
「後方は任せて」
言い切る前にニコリと微笑んでティアリスが頷くと、先頭を心語、続いてエリザベス、ティアリスという順に縦に洞窟へと入った。
躊躇いは、無い。
結局の所図書館でも洞窟についての情報は皆無と言えた。あったのは洞窟の奥、二階建ての家屋が十軒は並べそうな広い空間にドラゴンが存在する、という事。そしてドラゴンの生態についての記述のみだった。
そこに行き着くまでの事は、一つも無い。
それでも、三人の胸の内に迷いは無い。
--------------------
◇◆片目の洞窟◆◇
--------------------
心語が用意したカンテラに火を入れると、ぼんやりとした灯りが辺りを照らしだす。
剥き出しの岩肌は水気を含んでしっとりと色づいている。
「何の面白みもありませんわね」
何の変哲も無い、ただ長いだけの道筋に、しばらく歩いた後エリザベスがため息を吐いた。
時々軽くうねり、軽い勾配を続けるだけの道だった。
エリザベスが頭上で纏めた赤髪のおだんごを眺めながら、ティアリスは苦笑する。常に周りに気を配っているティアリスや心語にとっても、何の味気も感じられないそれは確かに退屈ではあった。
「わたくし、不思議でならないわ。何故あの方はこんな洞窟に入り込んだのかしら」
最早声を潜める事も忘れて、エリザベスは言う。
「『水晶の滝』の存在を、始めから知っていたわけでもないはずですのに」
「山を登るよりも早く、向こう側へ行き着けると思ったんじゃないかしら」
逡巡した後、ティアリスが思い出したかのように答えた。図書館で書物をさらっていた折、どこぞの冒険家が残した記述に似たようなものがあったのだ。抜け出れるかと思えば行き止まりの広い空間にドラゴンが居て、危うく死に掛けた――などといった門限が記されていた。
「それはあり得るかもしれませんわね」
「その方、もうご存命では無いのでしょう? 何時の方なの?」
「お亡くなりになったのはわたくしの生まれるずっと前ですわ。『水晶の滝』の作品は百五十年前後前のものというお話です」
ここまでの道程で思いの他意気投合した二人の会話は軽やかだ。
心語は沈黙に徹しながら、時々カンテラを前方に動かして位置を測っている。その度に三人の影が前後に揺らいだ。
「『水晶の滝』の情報は、残してらっしゃらなかったの?」
「――その方の作品は、『水晶の滝』が名画として有名ですけれど、それ以外ではあまりにお粗末な評価しか受けていらっしゃらないの。少しクセのある絵師で――作品自体もそうなのですけれど。作品よりもそのご気性が後世に残るような方なのです」
エリザベスの返答がちぐはぐだった所為か、ちらと心語の顔が後方を振り返ったが、それだけだった。
「その方が、今までの作品とは百八十度違う絵をお描きになった、それが『水晶の滝』とわたくしが呼んでいる絵なのですけれど……発表された時分にはそれが盗作では無いかと騒がれたそうですわ。そもそも彼の言を信頼して件の場所を探そうにも――こういうわけですし、それが原因で絵画の世界から追放されてしまいましたの。ひどい醜聞だったようで、彼に纏わる作品も書物も、全て処分されたと聞くわ。唯一残った『水晶の滝』は私の曽祖父が彼のご子息から譲られたもので、それがわたくしの目に触れる事となりましたのよ」
つまり彼女の国で『水晶の滝』という存在は、最早人の口に上らない忘れ去られたものである、という事だった。
そしてエリザベスが幼少期にその絵に感銘を受けてからの十数年で、やっと掴んだのがここまでの道程だった。
--------------------
◇◆ドラゴン◆◇
--------------------
それから、どれだけの時間が過ぎただろう。
まるで永遠にも続きそうな長い洞窟。時々水滴が天井を伝い、風の流れを微かに感じるだけで、雑談に興じるエリザベスが「一人では耐えられませんでしたわ」とうんざりと言うぐらいに味気なかった。
けれど先頭を歩く心語が足を止めたのを皮切りに、奇妙な緊張感が三人を包んだ。
小さく、大地が振動している。
「……あんたは、少しここで待っていろ」
柳眉を寄せた心語はカンテラをエリザベスに押し付けると、返事も待たずに走り出す。ティアリスも一拍の後、この場に危険は無いと悟った上で続いた。
「呼ぶまで動かないでちょうだいね!」
通り過ぎ様それだけ言って、小さな背中を追っていく。
初めて、大きなカーブで方向転換すると背後のエリザベスが見えなくなった。
次第に振動が大きくなり、それが何物であるかを薄々と感じ始めた時――
目の前の空間に、突如として明るい色が踊った。
それがドラゴンの口から吹き出された炎である事は、見るに明らかだった。
噂どおりの広い半円形の空間に、のしのしと歩きながら炎を撒き散らす赤いドラゴン。吐き出した炎が岩肌を嬲り、黒く変色させていく。故にその空間の壁という壁はほとんど真っ黒で、それなのに何故か所々が奇妙に発光していて、辺りをほの明るく見せていた。ドラゴンの炎の為だけでは無く、だからこそ空間全体が火を灯したかのように鮮明に見える。
まだドラゴンは二人の存在には気付いていない。鱗の生えた長い尾をひきずりる大きな背中を見据えながら、二人は辺りを見回した。
ぐるり、と全体を見回してみても、
「……行き止まり?」
「みたい、だな」
吐息に近い言葉を交わす。
ドームのような天井に、焼土の壁、他に目に留まるものは、所々に見える白い骨と――食い散らかしたばかりの獣の成れの果て。今しがた二人が飛び出て来た洞穴以外に、道は無い。
それでも、風の流れは感じられるのが不思議だ。ただ循環しているだけでは無い、新鮮な風の匂い。
その出所を探そうと二人の視線は何度も空間を往復する。
気配を希薄にして、物音を立てずに、息さえ潜め――ドラゴンが気付くような要素は無かった。
けれど、本能とでも言おうか。
尾が二、三度跳ねたかと思うと、ドラゴンの顔が背後の二人に、照準を合わせた。額に輝く金色の一つ目が、ぎょろり、と二人を映した。
瞬間尾が風を切る音。反転したドラゴンが息を吸い込むような動作を見せた。
ティアリスは左へ、心語は右へ、飛び退く、そのまさに一瞬の後、灼熱の炎がいましがた二人の居た場所を襲った。
「ギャオォウッ!!!」
吼えたドラゴンが踏み締めた大地が大きく揺れる。一足飛びで心語に迫る、その間にティアリスは剣を抜き放ち走る。
しかし二撃目の炎を心語が転げながら避けると、背後を取ったティアリスに向かって尾っぽが振り下ろされた。横飛びで交わした先にドラゴンの鋭い爪が迫り、ティアリスは細い剣で受け止めた。
「くっ」
呻きながらも受けた力を有用し、流すように爪先を払う。さらされた手の甲から腕にかけて横薙ぎに剣を振るうも、硬い鱗に弾かれる。
びっしりと全身を覆う鱗は甲殻のようなものだ。
無論、ティアリスと心語も簡単に攻撃が決まるとは思っていない。
獅子が獣の王者というならば、ドラゴンはその上に君臨する支配者さながらの存在である。しかも砲撃を喰らおうが意にも介さぬ強靭な肉体を誇る種族が、この片目のドラゴンだ。
だからこそ二人は先に、役割を決めていた。
ティアリスは囮。心語が弱点を狙う。
その為に、ティアリスはドラゴンを引き付ける役目をもって動く。
炎を吐き出す瞬間を見極めて寸前で避けては、爪と尾の攻撃を剣で受け止める。そして誘導する。
――今一度吐き出される呼気にも似た炎を逃げた先――
心語が待ち構える真正面で、低く頭を下げたドラゴンが大きく口を開けた。獰猛な肉食獣の歯列の奥、赤い塊が大きさを増す。
掌を掲げるその姿は、端から見れば奇妙であっただろう。まるでそのか弱い掌を壁にでもして身を守るかのようで、しかしそれが成果を見せない事は明らかだろうに。
けれど炎は吐き出される前に瞬滅し、かわりにドラゴンの頭が大きく仰け反った。振り子のように後方へ揺らめき、踏鞴を踏んで、
「ッガァアアオウ!!!」
金色の瞳が伸縮して閉じた。
心語が放った不可視の気の弾丸【気段】を、口と目に続け様に受けたのだ。
そしてその間に肉薄したティアリスと、心語の攻撃を、ドラゴンは耐える事が出来なかった。
ドラゴンの弱点は、鱗を持たない体内、目玉、そして。
柔らかい肌、爬虫類のような艶めいた腹部に渾身の攻撃を受けて、ドラゴンは背後の壁に衝突して動きを止めた。
--------------------
◇◆水晶の滝◆◇
--------------------
殺したわけでは無い、ただ気を失ったドラゴンを肩で息をしながらの二人が、見つめる。
「……何とかなったわね」
「そう、だな」
「あとは……」
もう一度空間に視線を彷徨わせるが、ドラゴンが倒れ伏している以外は代わり映えしない光景があるだけだった。
「……」
左回りにティアリスが、右回りに心語が辺りを見渡して、ぶつかった瞳の奥で僅かに困惑し、沈黙。
そんな事を数度繰り返した後、どちらとも無く空間を後にしようと踵を返した。
「お二人共!!」
けれど息急ききった様子で洞窟の先から現われたエリザベスの、高揚露な表情を見て小首を傾げる。
「こちらへ、来てちょうだい!!」
言うだけ言って、ドラゴンには目もくれずにまた引っ込んでいったエリザベスを、二人は顔を見合わせてから追った。
「……」
声も出ない、というのはまさにこういう事だった。
眼前には月明かりを浴びて光り輝く水晶体。大地から生えるようにして大小様々な結晶が転がっている。
広間を少し戻った先、調度急なカーブになっていた辺りだ。二人は気付かなかったのだが、後をゆっくりとやって来たエリザベスの目には留まったのだろう。頭上にあるのだろう木の根が天井から横の壁まで伸びており、その根が絡みつくように壁と一体化していて、そこに穴があるとは知れなかった。
子供の目線でどうにか、という高さの、細身の三人であるから腰を追って通り抜けられるような穴。根を払った先に、まさに捜し求めていた場所があった。
「……これが、」
震えるエリザベスの言葉はそれ以上続かなかった。
静かに流れ落ちる清廉な水。それが流れ落ちる程に変貌し、やがて固体となって転がり落ちる。
煌びやかな光景。闇の中に青白く浮かぶ結晶は、月の光を反射して美しく輝き続ける。
半透明の水晶に顔を寄せれば鏡のようにその姿を映す。
幻想的で、この上なく神々しい光景に、三人はしばらく茫然と立ち尽くした。
一番に覚醒したのはエリザベスだった。
荷物の中からキャンパスを取り出すと、すぐに筆を走らせる。
言葉は無く、ただ何かに駆られるように、白いキャンパスの上に目に映るもの全てを残そうとしているようだった。
長い間憧れ続け、遠い異国から旅をして来た彼女の情熱が、そのまま現われたような生き生きとした作品がどんどんと生み出されていく。
その姿を、ティアリスと心語も飽きもせず見つめ続けた。
それはまるで、幻想の世界を生きる女神さながらに美しく、彼女自体が『水晶の滝』の一部でもあるかのように見えた。
やがてエリザベスが満足してキャンパスを畳むと、三人は分かち合った思い出を、一欠けらの水晶に抱くようにして持ち帰った。
END
--------------------
◇◆登場人物◆◇
--------------------
【整理番号/PC名/性別/年齢/種族/職業】
【1962/ティアリス・ガイラスト/女性/23歳/人間/王女兼剣士】
【3434/松浪・心語[マツナミシンゴ]/男性/12歳(実年齢19歳)/戦飼族/傭兵】
--------------------
◇◆ライター通信◆◇
--------------------
こんばんわこんにちわ、この度は発注まことに有難うございました!!
そしてお届けがこの上なく遅くなってしまいまして大変申し訳ありません。納期をぶっちぎって今頃お届けなど不甲斐無いばかりです。本当にすみません。
少しでもお気に召して頂ければ幸いなのですが……。
願わくば、またお目にかかる事が出来ますよう…。
ありがとうございました。
|
|