<聖獣界ソーン・PCゲームノベル>


【炎舞ノ抄 -抄ノ参-】昼に訪れ

 今日は、以前の轍は踏むまいと考える。

 アルマ通りの裏通り。シェリルの店に程近い場所。
 そこにある看板のない店。
 先日訪れた時は、少々配慮が足らなかった…ような気がしている。
 他人が話し込んでいるところを、偶然とは言え盗み聞きしてしまっていたのだから。
 だから、今回はそうしないように、気を付けようと思う。

 扉の前。
 今日は誰か、先客は居るだろうか。
 思い、ひとまずその時点で中の様子をそれとなく窺う。…話し声は聞こえない。中にある気配も店主一人のものしかない。
 …先客はどうやら居ない。
 店の扉の前では、前回同様、かつかつかつと金属を叩く音――恐らくは店主が何か細工か修理をしているのだろう音だけが連続して聞こえてくる。
 店主がまだ何か悩んでいる様子があるかどうか。まずそこを見極めるのも肝心なこと…だろう。聞こえてくるこの音からわかるか。…職人ならば少しはそんなところにも己のその時々の心が出るものだろうか。…いやそれとも逆に、何を思っていても手業に影響はさせないように、もう身体に憶えさせているものだろうか。
 …音の調子は、変わらない。
 今ここから――これだけの情報で見極めるのは難しいか、と思う。
 ただ、先日訪れた時と同じ音、である…とは思える。…悩む心で手業に影響が出るものであるのなら、先日同様である以上、改善されてはいないのだろう…とは思えるのだが。

 いやそもそも。

 …今こうやって店の扉の前で長々突っ立っていることの方が、配慮と言う面ではむしろ悪いかもしれないか。
 やや遅れながらもそう気付き、店の扉を叩き声をかける。すぐに中から答えが返り、開いてるよ、と言われる――入ることを促される。店主の声。
 俺は今日は、邪魔をする、とだけ店内に返しつつ、店の扉を開けることをした。
 扉と言う遮蔽物がなくなり、かつかつかつと続く作業の音が直接聞こえてくる。工具で金属を打つその一連のリズミカルな音が一段落したところで、店主の手が止まった。顔を上げてくる。
 …すぐに気付いた。
 これは、まだ悩みは晴れていない。
 直接顔を合わせれば、すぐわかる。…もっとも、先日来た時程…ではないようだが。…少なくとも今は、誰が見てもわかる程悩みが顔に出てはいない、とは思う。
 店主は俺を見ると、ああ、と溜息混じりに口を開いている。
「…あんたか」
 今、漸く俺だと気付いたような声音だった。…単に、訪れた客が誰であるかなど気にも留めてなかっただけかもしれないが。
 そうでないかもしれない。
 …どちらとも取れるような声音だった。
「ああ。…先日は…世話になった」
 応じてまず言っておくのは、俺の『兄貴分』である愛剣――『まほら』の研ぎのこと。今日は、この礼をまず言わねばと決めていた。
 そして皆まで言わずとも、俺の言っているのが『そのこと』だと店主はすぐに察している。
「…調子はどうだい」
「悪くない。…で、だ」
 言いながら、俺はまた『まほら』を背に吊ったベルトから鞘ごと下ろし、捧げ持つようにして丁寧に両手に持つ。…店主に渡す為。
「ん? 今日はどうしたィ? …――ああ、鞘か」
 俺が『まほら』を下ろして持った時点で――店主に見せたい部分を示し、渡す前の時点で――店主はすぐに目敏く気が付いた。
 そしてその目敏い反応もまた、この店主の目や腕への信頼に繋がる。
 俺は今日修理を頼むつもりである鞘――鞘の留め具の部分が今度こそ店主にもよく見えるように、『まほら』を向きを変えて持ち直した。
「ここの留め具が…壊れかけていてな」
 修理を頼みたい。
 …今日は――愛剣本体の方には問題はないのだが。
 どうせ直すのなら、貴殿にと思った。
 …本来、研ぎよりも、こちらの方が専門に近いようだから。
 そう含み、その鞘を――愛剣を納めたままの状態で店主に差し出した。
「…貴殿なら…『兄貴分』を預けても…心配なかろう」
 言った時点で、店主の目がほんの少し、気のせい程度見開かれた気がした。
 が、すぐに元に戻る。
「そうかい。…ま、見せてみな」
 すぐに返ってくる店主の声。
 頷き、俺は店主のその手に『まほら』をそっと手渡した。



 …すぐ、直りそうだと言う。
 そのことは承知した。すぐに直るなら有難いと思う。…大切な『兄貴分』。預けても心配ない相手だと思ってはいるが…やはりなるべく傍に置いておきたいとも思うので。
 この店主の見極めなら信頼に足るだろう。
 店主はそれまでしていたと思しき仕事を置いて、『まほら』の鞘の方を見ている。留め具の形や大きさを確かめているのだろうか。そんな感じがした。その取り回しの様子に危なげはない。…やはり職人の手業が悩みに影響されることはないものなのかもしれない。
 なら、今切り出してみてもいいかと思う。…これならば、話しかけても邪魔にはなるまい。
「…もし貴殿が嫌でなければ…だが。…尋ねてもいいだろうか」
 先日の。
 立ち聞きしてしまった件。
 …また、皆まで言う前に伝わった気がした。
 していることに変化はないが、少し、店主の纏う空気だけが変わる。
 何でもないように核心の言葉だけ投げられた。
「…。…龍樹の事かい」
「…ああ。…あの時…店の中で貴殿らが話していて…俺の耳に聞こえてしまったのは…そんな名前だった。…その者は…何者なのだろうか」
 勿論、尋ねたとして答えを聞かせてくれるかなどわからないが。…出過ぎた話ではあると自覚してはいるので。ただ、先日ここで言われた件に――俺の方で言い残しておいた件もある。…俺にできる礼の一環として。店主の悩みを拭う手伝いができるのなら――俺で手伝いをしていいのなら。
 その分で、きっちり手伝って返そうと考えてはいる。
 龍樹、と言うその名前。
「…それが貴殿の悩みの元…なのではないのか?」
 そこまで切り込んでおく。
 と、店主はまた小さく溜息を吐いていた。
「…。…まぁそうだ。…龍樹ってなァ、おれがソーンに来てからずっと捜してる奴の事だよ」

 …。

 捜している。
 そう一言で言っても、先日の話からすると。
 捜している対象だと言うその者は。
 ただ捜せば――見付かればいいと言うだけの相手ではないのだろう。先日のあの時も、何か、戦いやら殺すやらと穏やかではない言い方をされていた。
 そもそも、その捜している相手が見付かればいいと言うだけならば――話をしていたあの時点で明らかな目撃証言が得られている訳で、それから結構経っている今ならば――もう店主の悩みも解決していておかしくない筈だとも思える。
 なら、捜して、見付けるだけでは済まない事情がある。
 だからこそ、この男であって――ずっと悩んでいるのだろう。
「元々おれがソーンに来たのも龍樹が消えたって話を蓮聖様――ああ、龍樹の剣の師匠で実質龍樹の親父みてぇなもんなんだが――に聞いたからになる。おれァ初めっからここには奴を連れ戻しに来たんだよ。けどよ、そうするにはいったいどうしたもんかって考えれば考える程わからなくなってな。…それでこの体たらくなんだよ」
 この場所で。来る客来る客に憂いと焦燥を見抜かれてしまう程の――と言うことか。
 …この男が、それ程までに悩む訳。
「それは…その龍樹と言う者が…貴殿らが戻って来いと言っても…聞きそうにない、と言うことだろうか」
「聞かないっつぅより聞こえないっつぅ方が正しいな。…あんたはこの世界のあちこちに出向いてそうだと見るが…『獄炎の魔性』の騒ぎ、って聞いた事ァねぇかい?」
「…」
 獄炎の魔性。
 何処かで聞いた気はする。
 が…少し、思い出せなかった。
 思い出そうと首を捻ってみる。
「…すまない、ちょっと思い出せない」
「…。…思い出せない、って事ァ、聞き覚えはあるって事だな。…まぁそうだろうな。ソーンの各地で起きてる業火を纏う人型の魔物による殺戮と破壊。突然現れて町や集落一つ潰しては突然消える。消えてはまたとんでもねえ場所に現れてまた同じように暴れてる。…『獄炎の魔性』ってのは殆ど天災に近いって言われてるそれの『犯人』に付いてる呼び名だよ」

 …。

 ――――――どうして殺すのか何処まで殺すのか。
 ――――――人も獣も超えている。

 …殆ど反射的に、先日聞いてしまった話の欠片を思い出す。
 なら。
「…それが、龍樹なのか」
 獄炎の魔性と呼ばれている、それが。
 今度は、店主は何も口に出しては答えなかった。
 が、態度がそうだと言っていた。
 …手の方は俺の頼んだ通りに冷静に作業をしていても、貌の方がどうしようもない苦味を含んだ表情になっていた。
 俺がここに来て初めて見た時のような、憂い顔。

 店主は『まほら』を鞘から抜き、その本体を作業台の脇、布を敷いた上にそっと置く。鞘の方は作業台の上に置き直すと、道具箱らしい脇に置いてある箱を探り、何か金具を拾い出しては壊れかけた留め具の部分に何度か合わせては外し、合わせては外しを繰り返していた。やがてそれを取り止める――箱の中から形と大きさが合うものを見付けていたらしい。
 見付けたかと思うと、今度はまた別の道具を取り出し当てて、かつかつかつとまた工具で叩き始めた。
 沈黙が続く。
 俺の方でも何も言わず、そのまま待ってみた。
 暫しの沈黙の後、店主は再びぽつりと零す。
「…そういやあんた、手伝ってくれるって言ってたか」
 言われ、頷く。
 その通り。
 研ぎの代金の不足分は、と。…先日ここを訪れた時に伝えてはある。
 が、今は。
 その前に、少し…気になることができた。
 気になることであって、同時に、すぐに確かめられること。
 訊いてみる。
「ところで…その件と関わりがあることとも限らない…と思うのだが…少し、貴殿に聞きたいことがある」
 いいだろうか。
「…ああ。何だい」
「先日、義兄に聞いた話なのだが…――」
 和装姿の不思議な少年に遇った、と言う話だ。
 初めて会ったのは、エバクトにある俺の家に来る途中、エルザードの外れにある人気のない丘でだったと言う。色々と話をしたらしいが、その中でその少年が…どうも酷く辛そうに見えたのだと、義兄はずっと心配しているようだった。
 だから、俺もその少年のことが、少し気になってしまっている。
「――…歳の頃は…俺の見た目と大して変わらない程度。…白の狩衣を纏っていたらしい。肌の色は白くて…目の色は金色。髪は白く…派手な形に結い上げてあったそうだ。その上に、虎と竜が大きく描かれた…御衣黄の被衣を被っていて…能面を被っている、と聞いている」
 確か名前は…『秋白』とか。
「…店主はそんな少年に、心当たりはないだろうか」
 この世界では――少なくとも俺の知る限りでは、この世界では和装は珍しいから。
 そして今目の前に居るこの店主は、そんな珍しい和装の人物になる。
 ならば、知り合いか何か。…そんな可能性はないだろうか。
 …もし店主にこの少年についての心当たりがあるのなら、その少年を心配している義兄にも知らせたいと思うから。…きっと何かの助けにもなる。
 と、そう思ったのだが。
「………………秋白?」
「ああ。…春夏秋冬の秋に、色の白で秋白…だった」
 聞き直されたので、名前の字について補足する。
 …確か、そうだと聞いている。
 と、そうしたら――その時点で店主の手がいきなり止まっていた。
 何か心当たりでもあるように――何か自分の中で考えを巡らせているように目が細められ、その視線には何処か険まで帯びている。
「…秋白だと?」
「…?」
「…本当にその字でその音か? 漂泊者の如き白を纏う童子か?」
「…心当たりがあるんだな」
「心当たりっつぅかな、おれの方がそいつが何者か聞きてぇ」
「…。…心当たりはあるが…知り合いではない、か?」
「そういうこった。…つまりな。龍樹の動きの後を追ってくと、どうしてもそいつの影がちらついてくるんだよ…――」
「…」
 動きを追う。
 突然現れては消え、消えてはまたとんでもないところに現れる…殆ど天災に近いと言う者を?
 いや、それだけではなく――この秋白も、やはり彼らの関係者と言うことなのだろうか。
 改めて問うまでもなく、店主の科白はまだ続いている。
「――…何処の街行っても同じだ。龍樹が来たって話があるところやその近くにゃ決まってその前後に秋白らしき話が何かしらあるんだよ。ほんのちょっとした事だがな。誰も繋げて考えてねぇかも知れねぇ。裏っ側に潜って潜ってやっと欠片に手が届く程度の位置にある話になる。…名前の時もありゃあ、姿だけの時もある。…それが同じ奴の事だと繋がったのが最近漸くだ。まだ具体的に何者だかはわかりゃしねぇ…ただ、どうにも嫌な予感がしてしょうがねぇんだ」
 そこまで言い切ると、店主の手は思い出したように作業に戻っている。視線もその手許に戻り、元通りの職人らしい真剣さだけが戻っている――それでもまだ、そこはかとなく険は残っているが。…心中穏やかではない、と言うことなのだろう。
 ただ、俺にしてみれば――その話を聞いて、腑に落ちたことが一つある。
 それは、この店主と夜道で初めて会った時のこと。
 表に回れば真っ当な刀剣の細工師をしているような職人が、何故裏であんな危険な真似をしているのか――腕に覚えがありそれだけのことができる能力が例えあったとしても、命のやり取りなど、できる限りは避けたいことであって当然だと思うのに。…戦いの中で血に酔い、その感覚が病み付きになってしまったような者ならばそれは言い切れないが、そういう者の場合は――何と言うか、見てわかる。
 …そしてこの店主の場合は、違う。
 それは確かに剣呑な「こちらの世界」にどっぷり浸っている者であることに間違いはなかろう。だが同時に、他に何かそうするべき理由がなければこの男は裏では動かない、とも思う。この男は、己の愉しみの為だけに危険を望む程病んではいない。俺にはそう見えた。
 なら、初めて会った時にこの男が動いていた理由。
 …それは龍樹を捜す為、なのだろう。
 その為に、この男はこのソーンと言う世界の裏側にまでも根を張り、探ることをしている。
 直接龍樹に関わることでなくとも、己が『その場』にある為に、建前として――別件ででも、手を汚す。
 本当の目的を果たす為に。

 作業に戻った店主は、念押しするように――確かめるように声だけを俺に投げて来る。
「あんたの義兄が秋白に何度か会ったって言うのは、エルザードの外れの丘でだと言ったな」
「…ああ。何故…こんな寂しいところに一人で居るのかと…まずそれで心配になり、声をかけたのが切っかけだった…と聞いている」
 と。
 そう答えたら。
 店主はまた、黙り込んでいる。
 返答が暫く返って来ない。
 かつかつかつと金属を叩く音だけが響く。
 少し、音が変わった。
 そこで漸く、声が返る。
「…わかった。ありがとよ」
 礼を言われた。
 …行く気、だろうか。
「案内は不要か?」
 …その、丘への。
「ああ。だいたい見当は付く」
「そうか」
 なら、俺は構うまい。
 と。
 返したところで――作業中だった店主の手がまた止まっている。『まほら』の鞘。修理を頼んだ留め具の辺りを軽く埃でも掃うような仕草をしつつ、ふっと息を吹きかけていた。
 それから店主はその鞘に『まほら』本体を納め直している。
 で、俺を見た。
「…出来たぜ」
 言葉と共に、預けた『まほら』を差し出して来る。
 修理した鞘の留め具の部分を見せられた。
 問題ない。…と言うより、元々何処が壊れかけていたのかすら今はもうよくわからないくらいの出来。
 …本職と言うことに納得した。
 それで俺はまず、受け取る前に懐から折り畳んだ紙を取り出す。差し出された『まほら』を受け取るのと交換で、その紙を店主に手渡した。
 店主はごく自然に受け取ってはくれたが、すぐに不思議そうに首を傾げてもいた。
 確かに、渡したその紙について俺はまだ何の説明もしてはいない。…少なくとも金には見えなかろうし。
「…こりゃなんだい?」
「参考になれば…と」

 ――――――ここエルザードで店を回って調べてみた刀剣の研ぎ賃や、修理代などの一覧表。

 俺が言った直後、紙を開いてざっと見た時点で店主は目を瞬かせていた。
 それから、改めて俺を見て苦笑している。
「…んなわざわざ…。悪ィな。…ありがとよ」
「…大したことじゃない」
 この間の研ぎ代の分も考えれば。
「で…今日の修理の代金だが」
「いや、要らねぇよその程度」
「…」
 取り敢えず他の店では普通に支払いが必要になる仕事だと思うが。そして「そうである」と言うことは、今店主が見た筈のその一覧表にも書いてあると思うのだが。
 どうやら今すぐに活用して参考にする気はないらしい。

 少し思った。
 …この男、エルザードの相場を知ってるとか知らないとかは関係なく――結局、単にお人好しなだけなのかもしれない。

 少なくとも『表』の仕事では。
 …そんな気がしてならなくなってきた。

【了】

×××××××××××××××××××××××××××
    登場人物(この物語に登場した人物の一覧)
×××××××××××××××××××××××××××

 ■整理番号/PC名
 性別/年齢/職業

■PC
 ■3434/松浪・心語(まつなみ・しんご)
 男/12歳(実年齢20歳)/傭兵

■NPC
 ■店主(=夜霧・慎十郎)

 ■佐々木・龍樹(獄炎の魔性)(名前のみ)
 ■秋白(名前のみ)

 ■風間・蓮聖(名前のみ)

×××××××××××××××××××××××××××
          ライター通信
×××××××××××××××××××××××××××

 再びの発注どうもです。
 今回は『炎舞ノ抄』三本目の発注、有難う御座いました。…日数上乗せしている上に今回は土日絡みでお渡しが納期遅れになっております。大変お待たせしました。

 ノベル内容ですが…今回も前回に引き続き…と言うか今回は細かいところで前回の件を踏まえたとても気遣って下さっているプレイングを頂いてしまいまして。わざわざ調べて頂いた一覧表のくだりなんかもう…!
 松浪心語様は色々と生真面目な方なのだなとしみじみ思いました。
 そして今回、慎十郎の悩みとして少しだけ龍樹と秋白の話にもなりましたが…義兄さんに聞いた話から来られるとは。…ともあれ、こんな感じで龍樹と秋白の件が重なってくる事になります。
 それと今回、『獄炎の魔性』と言う言葉自体には松浪心語様にも覚えがある、と言う事にさせて頂きました。…傭兵さんなのであちこち出向く事もあるだろうと思いましたので…その場合、当方の冒険紀行の世界では何処かしらで耳にしていないと不自然だろうと思いましたので。

 今回もまた、頂いたプレイング以上の反応は…PCデータ等からPC様ならこう反応しそうか、と思ったように書かせて頂いております。

 …如何だったでしょうか。
 少なくとも対価分は満足して頂ければ幸いなのですが。

 では、また機会を頂ける事がありましたら、その時は。

 深海残月 拝