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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


悪魔教会〜カジノ〜

<オープニング>

「カジノの調査?」
「はい」
草間武彦の問いに黒いスーツの男が答える。神経質そうな顔をした男だ。
「現在、ある場所にあるバーで現金取引が行われているところがあるという情報があったのです。ですが、いくら調査しても単なるゲームの域を出ないカジノゲームを行っているだけでコインを現金化している証拠がつかめないのです」
「それでうちに依頼を?」
「はい」
不承不承頷く依頼人。
「しかし潜入捜査を行えばいいでしょう。お得意でしょう?」
「それを行ってもボロを出さないんです。どうやら現金カジノは勝ちつづけた者しか遊べないようになっているようなんですよ。流石にうちでカジノが得意なものがいなくて・・・」
「なるほど」
「それに・・・、勝ちつづけるとオーナーに会えるそうなんですが、このオーナーとの勝負に勝つと、代償を支払うことで何でも願いをかなえてくれるなんて噂が真しやかにささやかれています」
草間は依頼を受けにきていた者たちを振り返りこういった。
「だ、そうだ。度胸のある奴、だれか行ってみないか?」

<聞き込み>

「今回は現金カジノの調査ですがついでに儲けてきましょう」
開口一番そう言った青年の言葉に、椅子で流行りの探偵小説を読んでいた女性は呆気にとられて青年の顔を見る。整った顔立ちの、深い知性を感じさせる落ち着いた雰囲気を漂わす青年だった。
「は?なにそれ高柄」
女性の方はといえば、眠たそうな目をしたやる気のない表情が特徴的で、ヨレヨレのシャツにチノパンを履いている。
「いえね、興信所の方に現金取引しているカジノの調査依頼があったんですよ。折角ですから調査をしたついでにカジノで儲けられば一石二鳥かななんて」
「カジノねぇ・・・。でも現金カジノなんて警察が摘発すればいい話だろ?」
女性のもっともな意見に、しかし青年は首を振った。
「それがですねぇ、そうもいかないんですよ。場所も判明しているんですが、いつ行っても現金で賭けを行っている形跡が見られなくてコインで遊ぶゲームしかやっていないんです。潜入調査など行って詳しく調べようとしたところ、突然調査の中止を命じられたそうです」
「なんで?」
「上からの圧力がかけれたようです。詳しくは分かりませんが上層部にここと関係のあるものがいるのかもしれません」
「それで警察に関係の私たちの出番ということか・・・」
ハッカパイプを加えながら呟く女性。彼女の名は鷲見千白。目の前の青年は各務高柄。ここ鷲見探偵事務所の所長と事務員である。鷲見はここの一応の経営主なのだが、業界でも有名なやる気のない探偵で通っており、実質的な運営は全て各務に任されている。各務は国立大学に通う大学生なのだが、経営に明るく、その上家事全般もこなす事務のエキスパートである。彼を知る知人の間では、一家に一台欲しいとまで言われている。
本音を言えば鷲見は煙草を吸いたいのだが、各務が煙草が嫌いなのと匂いがつくという点からハッカで妥協している。虎の子の事務所の半分の面積を占める蔵書を物質に取られていて従わざるを得ないのだ。この事からも二人の力関係を知ることができる。
「生活費稼ぎもかねてこの依頼受けましょう」
「まぁ、いいか。結構面白そうだし。あ、高柄。アタシのドレス、何処に置いたっけ?」

<スロット>

東京新宿西口近くにあるその店は、表向き洒落たバーといった感じの内装で反対側のフロアでは現金をコインに返金することでポーカー、スロット、ブラックジャック、ルーレットなどカジノのゲームを楽しめるようになっている。
その中で一際目を引くのが、金髪のショートボブのカツラに蒼いラメのロングドレス、羽根ショールに長いパイプという派手な衣装に身を包んだ女性だった。彼女はバーのカウンターにつくとバーテンにソルティドックを注文した。
「ふうん、ここがカジノバーか・・・。一度来て見たかったのよね」
女性にしてはやや野太い声が喉が出てくる。それもそのばず。彼女、いや彼は男性だったからである。とある商社の営業部所属のサラリーマン室田充。それが彼の名前。しかしばっちりメイクを施された彼の顔は完全に女性そのもの。のどぼどけと声が低くなければ誰も彼が男性だとは分かるまい。
「お待たせしました」
「ああ、ありがと」
バーテンが用意したグラスを受け取り、彼は優雅な物腰で席を立った。
実は、まだ会社の上司や家族には話していないが彼はゲイである。そして裏の顔としてその世界では知る人ぞ知るドラァグクイーン「アンジェラ」という側面をもつ。自身のホームページではそのアンジェラで活動しており日々更新している。今回、このカジノの存在を知ったのは、そのホームページで知り合った友人の書き込みを見たからである。興信所に入った依頼でここに来たわけではないので、ここが本当はどのような場所なのか知る由もない。
彼はひとまず現金3万円をコインに変えてスロット台の前に座った。
「さ〜て、どうなりますことやら」
楽しそうにコインを放り込んで、レバーを引く。様様な絵柄が回転し止まる。だが、しばらくの間はチェリーが揃う程度で大した当たりはこなかった。徐々にコインの山が無くなっていく。
「う〜ん、……機械も元気になってくれないかしら、彼の「能力」で」
彼の能力とは男女や種族の区別なく、彼を見ていたり話をしたり近付いたりすると何故か「安らぐ」「元気が出る」との効能がある「癒し」の力である。その力が功を奏したのであろうか。ソロットの絵柄の内、右と真中の列に7が表示されている。
そして左の列が止まった。
絵柄は・・・。
「きゃあ〜7だわ!!!」
見事なスリーゼブンが出た。次々と台から出てくるコインの山。その騒ぎに周りの人たちが集まり、羨ましそうな目つきでそれを眺める。室田はほくほく笑顔でコインをかき集めるのだった。

<ブラックジャック>

その騒ぎを聞きつけて、ブラックジャックの台からちらりと見てみると金髪の女性がコインの山に狂喜乱舞している姿が映った。
「…って、あれ?サイトで世話になってるアンジェラ姉さんらしき人が…??…気のせいね」
ベージュのシックなスーツを着た女性はそう言って勝負に戻った。
ディーラーが配ってきたカードは8と10。かなり微妙な数字だ。対するディーラの顔は落ち着き払っていて顔色からはその手はうかがえない。だが、彼女にはもう一つの手がある。心音で相手の心を読むのだ。
目を閉じて、心の音を聞く。落ち着いた鼓動。焦ってはいない。自分の手に自信があるのだろう。とすれば相手の手は相当良いに違いない。20か21。危険だがここで勝負をかけるしかない。現在彼女は9連勝しているが、目立つためにあえて全額を賭けるという手を取っている。興信所の依頼では、現金カジノの現場を発見しなければならない。ということは、勝ちつづけ胴元の目に止まるような行為をするべきだ。既にコイン数は当初の1024倍まで膨れ上がっている。ここで勝てば2028倍。負ければ0。胴元に接触するためにもなんとしても負けるわけにはいかない。
「もう一枚頂戴」
ディーラーの手からカードが配られる。裏側に伏せられたカード。これが4以上であれば負けだ。だが、3であれば勝ち目があるかもしれない。
彼女はカードを開いた。
そのカードは・・・。
3。
全てのカードを開いてディーラーに見せる。
ディーラーのカードはジャックと9。こちらの勝ちだ。
「どうやら私の勝ちのようね」
何千枚というコインが彼女の元に積み上げられる。周囲の羨望の眼差しが彼女に向けられた。
その時。
「お客様、見事な勝ちぶりで・・・」
近づいてきたのは一人のボーイ。
「よろしければオーナーがお相手したいと申しております。いかがでしょうか?」
ビンゴ。どうやら目的どうり獲物が食らいついてきたらしい。彼女はこみ上げてくる笑みをこらえて、ごく平然と頷いた。
「ええ、いいわ。息抜きには丁度いいもの」
「お客様、宜しければお名前を」
「エマよ。シュライン=エマ」

<ルーレット>

黒のスーツを格好良く着こなし、夜の男になりきった各務はルーレットで勝負を挑んでいた。単純に黒と赤どちらに止まるかを競うルーレット。堅実に少しづつ賭けながら着実と勝っていく彼の元にはコインの山が築かれていた。現金に変換できないのが残念だ。だが胴元と接触できれば現金化できるかもしれない。胴元に会うために勝負に出ることも必要。今まで稼いだ金の半分を一気に賭けることにした。
すると、自分の隣に座っていた男が「ほう」と声を上げた。
「すごいですね。勝負にでますか」
「貴方も結構勝ってますね」
各務の言うとおり、男の前には各務と同僚のコインの山が築かれている。彼も各務と同じようにルーレットや、その他のゲームで勝ってきている。勝ったり負けたりを繰り返し、派手な勝ちこそ収めていないもののたまったコインの数は相当である。
タキシードを着た、各務と同年代くらいの容貌の持ち主はマティーニを口に含むと各務に言った。
「そうだ。運試しをしませんか。全額勝負というのは?」
物静かな、だが挑戦的な色を秘めた漆黒の双眸に見つめられ、各務は考えた。
確かに目立たなくてはならない。だが、全額を賭けては失敗したら胴元に会うチャンスが無くなってしまう。ここは避けるべきだろうか。
そんな彼の考えを知ってか、男はこう付け加えた。
「大丈夫。僕も貴方と同じ依頼を受けたものですよ」
「え?今なんと」
だが、男は聞き返した各務に答えず稼いだコインを全額賭けた。
「どうします。勝負しますか?」
「・・・。分かりました。お相手します」
この男の正体は分からないが、先ほど聞いた言葉が聞き間違えでなければどちらかが勝てば可能性は残る。それにあれだけ挑戦的な目で勝負を挑まれて退くのは漢が廃る。仮にも鷲見を誘ったのは自分なのだから。
「さすが。勝負師ですね。僕の名前は水神楽刹那。貴方は?」
「各務高柄」
ルーレットが回りだした。
「赤!」
「黒!」
二人の声が同時に店内に響き渡った。激しく回転するルーレット上の玉。やがて回転が徐々に弱まり、玉が一つの穴に入った。
赤か黒か。
周囲の人間も見守る中、玉が入っていたのは・・・。
「赤です」
赤。水神楽が賭けていたほうだ。勝負は水神楽の勝ちである。
「負けました。完敗です」
「いえ、僕の方が少し運が良かっただけですよ。」
微笑を浮かべて答える水神楽。だが、各務は見ていた。なぜ玉が赤に入ったのか。同じく微笑を浮かべながら水神楽にだけ聞こえる声でそっとささやいた。
「二人がかりでは勝てませんよ」
水神楽は驚いて各務を見た。
「見てたんですか?」
「ええ、まぁ」
「まいったなぁ」と頭をかきながら苦笑する彼。実は勝負が始まった時彼は守護霊である桜紅羅(さくら)に頼んで玉が赤に入るよう細工してもらったのだ。霊体であるため普通の人間では見えない桜紅羅だが、霊視の力がある各務にははっきりと見えていた。しかも二人の会話まで聞き取ることができたのだ。

『頼みますよ桜紅羅さん』
『真剣勝負でイカサマをするとは情けないな・・・』
『いや、まぁ今回だけですから』
『ふん。仕方がない。今回だけだぞ』

「いやぁ、そこまでみぬかれちゃ仕方がない。僕の負けです。これは全部貴方のものですよ。駄菓子屋を経営するのにこんなにもらっても仕方がないですから」
「いや、結構です・・・。と言いたいんですがちょっと事情がありまして、ありがたく頂戴しますよ。ただし現金化してもらってですが」
そう言って各務が指差す方向には、シュラインを誘ったあのボーイがいるのだった。

<ポーカー>

「あれ、高柄負けたのか・・・」
ルーレットの方に視線をやっていた鷲見は、各務が負けたことを知った。
「仕方ないねぇ。こりゃ私が勝たないと。ほらスリーカード」
手札を見せて、ダイヤのスリーカードを見せる彼女。普段のだらしない格好を止めて、スリットの入った大胆な黒のロングドレスを着ている。普段は男物の服装をしているので分からないが、鷲見はかなり豊満な体つきをしている。ドレスはかなり露出度が高く、その大きな胸を強調するような作りになっている。男のディーラーはドキドキして、なんとか鷲見に視線を合わさないようにしているがゲームに集中できなくなっている。これも鷲見の作戦なのだ。逆に鷲見はいつもののらりくらりとやる気があるのかないのか分からない表情で通している。
「さて、そろそろ勝負を決めようかな」
ちまちまとスリーカードやストレートあたりで勝ってきたが、いい加減飽きてきた。それに派手に勝たないと注目されないだろう。鷲見は勝負に出ることに決めた。
「全コインを賭けるよ。カードを頂戴」
流石にディーラーの目も真剣になる。鮮やかな手つきでカードをシャッフルすると5枚のカードが彼女に配られる。
ハートのエース、クラブのキング、スペードのエースにダイヤのキング、それに9だった。既にツーペアが揃っている。ここはエースとキングを手元に残すべきだろう。上手くいけばフルハウスが狙える。だが、鷲見はこの手がおかしいと感じた。こちらが大賭けに出るといったのにこれだけの手札が揃う。ディーラーは無表情を装っているが、もし彼がイカサマをしているとしたらこちらはツーペアで終ってしまう。スリーカードあたりにすら簡単に負けてしまう。ここはどうすべきか・・・。暫く悩んだ末、彼女は結論を下した。
「全部捨てるよ。5枚頂戴」
彼女の発言にディーラーはわずかではあったが驚きの表情を見せた。それを見逃す鷲見では無い。やはり罠だったのだ。
彼女の手元に5枚のカードが渡る。鷲見はその手を見て表情に何の変化も見せなかった。
勝負の時。
ディーラーが見せた手はダイヤの7のフォーカード。先ほどの手では仮にフルハウスになっても勝てなかっただろう。しかし、罠をかわしたとはいえ鷲見は全部のカードを切り替えている。勝算はほぼないだろう。心の中で勝ったと思うディーラーを前に、鷲見はゆっくりとカードを表に返していく。
ハートの9。ハートのキング、ハートのジャック。ここまででは何の役もできてはいない。
鷲見の白い手が次のカードを捲る、
ハートの10。
周囲の視線がまだ開かれていない最後のカードに集中する。最後に鷲見はゆっくりとカードを表替えした。
「ストレートフラッシュ・・・だよね?」
わぁぁぁぁぁぁぁ!
店内に客の声が木霊した。0の状態でストレートフラッシュを作り上げたのだ。何と言う強運だろうか。だが、周囲の賞賛の声にも、彼女はこう返すだけだった。
「賭ってのは勝つためにあるもんだろう。ただ、それだけさ」
そう言って席を立とうとする。だが、その彼女をディーラーが呼び止めた。
「お待ちください。オーナーがお会いしたいそうです」

<魔王パイモン>

結局、賭けに勝った4人、室田、シュライン、水神楽、鷲見はVIPと書かれた部屋に通された。巨大なシャンデリアに真紅のペルシャ絨毯。チークの戸棚には高価な酒が所狭しと置かれている。中央には大きなポーカーの台があり、向かい側には一人の男が立っていた。
「いや〜、見事な勝ちっぷりで」
醜く肥え太った中年の男だ。頭は禿げ上がり脂で照かっている。
「当カジノではそんな真のギャンブラーの方にご利用いただくため特殊なカジノを用意しております」
「特殊なカジノ?」
「はい。現金で勝負のできるものでございます」
4人は顔を見合わせた。やはり現金カジノは存在していたのだ。
「今回お客様がお稼ぎになったコインは勿論現金に換えることが可能でございます。しかし、ただ今私とハイアンドロウで勝負をしていただくことで、勝たれた場合掛け金の100倍の金額がお手元に参ります」
「負けた場合は?」
「その場合なのですが、勝負をする前に一つ代償を決めていただきます。負けた場合その代償を支払っていただきますが、今回のコイン分の代金はそちらに参ります。逆に勝たれた場合、先ほどのお金以外に一つだけなんでも願いが叶います」
「どんな願いでも?」
「はい。左様で」
ニヤリと笑うオーナー。欲深い人間にならば、確かに魅力的なゲームだろう。何か代償を決めて勝負すればコインを変金した率で現金化してくれ、負けても代償を支払うだけで現金はくれるという。
4人の答えは決まっていた。
「アタシ別に儲けたし久々のギャンブルも結構楽しかったしなぁ。別にいいや勝負しなくて」
魔界には面倒なので関わりたくない鷲見はそう言って断った。
「別にいいわ。お金は…無くともなんとかなるしネェ。アタシから欲しいものも特にないでしょ?」
アンジェラこと室田の答え。
「私には必要ない話ね。、欲しい物は自分の手で掴むわ」
あっさりと断るシュライン。
「別に駄菓子屋経営にそんな莫大なお金必要ありませんし・・・。人並みの幸せが得られればそれで結構ですよ」
やんわりとそう答える水神楽。
4人の答えを聞いて、オーナーは意外そうな顔をした。
「ほう、何もいらないと?」
頷く4人。しばらく4人の顔を見つめた後、やおらオーナーは高笑いを上げた。
「アッハッハッハ!珍しい人間がいたものだ。カジノに来て、金を目の前にぶら下げられているのにそれがいらないとは・・・。面白い」
ガラリと口調を変えたオーナーの体が闇に包まれる。やがて漆黒の闇から現われたのはひとこぶ駱駝に乗った一人の若者。
「我が名はパイモン。ご存知かな」
パイモン。それはソロモンに封印されし72人の魔王の一人。賭け事を司る魔王でもある。正体を現した彼の体から放たれる重々しい気は凄まじいもので、4人は身動きがとれなくなる。魔王という名は伊達ではないらしい。
「ふふふ、欲の皮がつっぱった人間はこうやって餌を用意するとすぐに乗ってくる。その内金額とともに代償も重くなっていくのにも気がつかず賭け事に夢中になって身を滅ぼす人間はたくさんいたが・・・。お前達のような客は初めてだよ。中々楽しませてもらった。今回はもう十分だから引き上げるとしよう。また機会があったら勝負してみたいものだ」
そう言うとパイモンはスッとかき消えるのだった。

事件の顛末を報告した後、警察はそのカジノを摘発しようと動いたがカジノがあった場所は既に閉店しており、経営者などは行方不明となっていた。あの場所が悪魔教会になっていたかは分からない。だが、確実に悪魔は存在したのだ。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0229/鷲見・千白/女/28/(やる気のない)陰陽師
0334/各務・高柄/男/20/大学生兼鷲見探偵事務所勤務
0076/室田・充/男/29/サラリーマン
0086/シュライン・エマ/女/26/翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト
0361/水神楽・刹那/男/20/駄菓子屋店長

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■         ライター通信          ■
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お待たせしました。
悪魔教会〜カジノ〜はいかがだったでしょう?
今回は悪魔との契約を結ばれる方はお一人もいませんでした。契約を結ぶ場合、ハイアンドロウで勝負していただくことになっていたのですが・・・。
ただ、負けてしまった場合代償を支払うことになっていたので、これで正解とも言えます。
お疲れ様でした。
皆様の思い描いていたとおりに活躍できていたでしょうか?もしこの作品にご意見ご感想ご要望などございましたらお気軽にテラコンから私信を送っていただければと思います。なるべくお返事を出させていただきますので、よりより作品作成のためご協力願います。