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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


人形は嗤う(わらう)
●始まり
       ……可愛い人形はいりませんか?……

「それで、娘さんを捜して欲しい、と」
 草間は煙草を求めた手を宙に彷徨わせて、困ったようにペンを手に取った。
 目の前に座っているのは片品佐代子(かたしな・さよこ)と言う40代の女性で、突然いなくなった娘を捜して欲しい、という事だった。
「……警察には?」
「届けました。でも、私たちで出来る限りの事もしたいんです」
「そうですか。わかりました。我々も出来る限りの事を致しましょう」
「よろしくお願いします……」
 目の下の隈が痛々しいほどだった。
「ふぅ……」
 依頼人を見送ると、草間はデスクに足を放り出して一服。
「最近この手の依頼ばっかりだな……」
 調査依頼書類の山を見つめ、大仰にため息。ここ最近の依頼は全て人捜し。しかも全部子供。
「共通しているのは、行方不明になる直前に買っている人形、だな。それごと子供が消えちまってる。40代前半の男性で、子供の人形を売り歩いている。目撃箇所は東京駅周辺……。人形、か……」

      ……うふふふ、お友達になりましょう……

●草間興信所(シュライン・エマ)
「武彦さん、さっきの依頼人と、同じ様な依頼してきた人達の電話番号教えてくれません?」
 言ってシュライン・エマは調査簿を受け取る。依頼人に買った人形の容姿を詳しく聞いてみようかと思ったのだ。全てが同じ人形とは限らない。一体一体顔が違っているとしたら……。
「行方不明の子供に似た人形って可能性もあるって事よね」
 呟きながら、受話器を手に取った。
 そして数件聞き込みをしたみたが、シュラインの予想はあたっていた。買った人形全てが違っていた。男の子もあれば女の子もある。
 依頼人全てから聞く、という訳にはいかなかったが、それでも15体近くの人形の情報を聞き出せた。
「調査、行ってきます」
 シュラインは立ち上がった。

●東京駅
 最初に駅についていたのは柚木暁臣だった。
 暁臣は人形を売る男よりも、やはり人形の方が気になっていた。人形に魂があって、淋しいから子供を連れていったりしているのなら、哀しいな、と思った。
 そこへ不意に声がかけられた。
「ねぇ、この辺で人形売り歩いてる男性知らない?」
 シュライン・エマにそう声をかけられて、暁臣は一瞬目を丸くした後、首を横に振った。
「そっか、知らないか……え?」
 立ち去ろうとしたシュラインの服を暁臣が掴む。
「俺も……」
「……ああ、あんたも捜してるのね。もしかしてどっかの探偵事務所の人?」
「鷲見……」
「あはははは。ライバル事務所だね。ま、いっか。別の依頼者だろうし。一緒に捜そう」
「俺も混ぜてくれへん?」
 顔を挟んだのは鈴宮北斗。興信所から全力で走ってきたらしい。息がかなり乱れている。
「鈴宮くんか。あんたもこの仕事受けたの?」
「強制的やけどな。ちょい気になってしもて」
 多少顔を知ってるシュラインと北斗は、軽く挨拶を交わす。
「……ところでどちらさん?」
 北斗の目が暁臣で止まる。
「そう言えば名前聞いてなかったわね。私はシュライン・エマ」
「……柚木、暁臣……」
「暁臣か。俺は鈴宮北斗や。よろしゅうな」
 北斗は人好きする笑みを浮かべた。

「なぁなぁ、この辺で人形売り歩いてる男知らない?」
 有賀仁は駅の売店の売り子の女の子に声をかける。
 今は高校教師だが、元はホスト。話術には長けている。しかも女の子の扱いは上々。
「人形? ……ああ、そういえばなーんか暗そうな男の人が、可愛い女の子の人形もって歩いているの見たことあるわ」
 服装はどうであれ、見てくれがいい仁に声をかけられて、売り子の女性はにこやかに笑う。
「どの辺で一番見かけるかわからないかな?」
「……中央口だった気がするけど。ほら、翼の像がある。後は露天商がたまに出てるところで一緒になって人形売ってる、って誰かが言ってたわね」
「中央口か……ありがとう」
 特上のスマイルを浮かべると、仁は売店を後にした。

「ちょっと訊きたいんだが……」
「え? 何?」
 駅の改札口でたむろっている女子高生に、真名神慶悟は声をかけた。
 うるさいなぁ、と振り返った女子高生は、慶悟の姿を見て隣の女の子とひそひそ話を始めるが、トーンがさほど下がっていないため丸聞こえ。
「ねぇねぇ、ちょっと格好良くない?」
「何かのスカウトかなぁ〜。どうする?」
 どうするもこうするもないのだが、勝手に話を作って盛り上がっている。
「……すまないが、この辺りで人形を売り歩いている男性を知らないか?」
「え? 人形? なーんだ、スカウトじゃないんだぁ。ねぇ、知ってる?」
「……確か、中央口の方にいたと思うけど。何々〜? なんか事件? もしかして刑事さんとか?」
 女子高生の瞳が好奇心に輝く。
「刑事じゃない。坊主だ」
「えーうっそー。お坊さんって頭ツルツルでしょー? 見えないよー」
「とりあえず助かった。では」
「あ、ちょっとー!」
 これ以上話をしていても仕方ない、と慶悟は足早に立ち去った。
「行って来い……」
 慶悟は赤い鳥の式神を放ち、怪しい気を捜させた。
(人形に取り憑かれた男か、それとも趣味がヤバ気な男が特殊な能力を用いて人形を介して行っている犯行か……推理は苦手なんだよな)
 小さく息を吐きつつ、ぼやいた。

「可愛い人形はいりませんか? お嬢ちゃん。お坊ちゃんのお友達に……」
 露天商が並ぶ通りで、男は人形を並べて売っていた。
 人形の大きさはみな同じくらい。しかしどれ一つ見ても同じ姿形の物はない。
「パパ、あれ可愛いー」
「ダメダメ。お人形なら違う店で買ってあげるから」
「えー、でもぉ……」
 それでも女の子は陳列されている人形に近付いていく。
「不味いわ。あの子人形買いたいみたいや」
 ようやく探し当てた北斗達は、人形を物欲しそうに眺めている女の子を見て走り出した。
「……ちょっと待て」
「……誰?」
 一番最後尾にいた暁臣が振り返る。そこに立っていたのは仁。3人よりずっと前から露天商を眺めていた。
 勿論購入後の様子を見るためだった。
「どうしたの?」
 後をついてこない暁臣に気がついて、女の子のことを気にしつつシュラインと北斗が戻ってくる。
「犯人があの男かどうかはわからなんねぇし。様子を見た方がいいぜ」
「せやけど、もしあの子に何かあったらどないする気や!」
 煙草に火を点けながら言った仁に、北斗がくってかかる。
「それをさせない為に見張っておくんだろ? なんだ、守ってやる自信がないのか?」
 意味ありげにニヤリと笑う。
「あのな! ……」
 今にも飛びかかっていきそうな北斗の腕を、暁臣が掴む。そして小さく首を左右に振った。
「急いては事をしぞんじる。様子を見よう」
 短い端的な言葉。しかし何故か重みがあった。北斗は悔しそうに唇を噛んだが、それ以上言わなかった。
「この男が言うことも尤もだな」
 式神の後を追ってやってきた慶悟は、4人の話の聞いていた。
「誰やあんた?」
 まだ気が治まっていない北斗は、少々つっけんどに言う。
「自己紹介は後だ。買ったぞ」
 言われて弾かれたように振り返る。そこには娘にせがまれて渋々人形を買い求める父親の姿あった。
「わぁい、パパありがとー」
 嬉しそうに包装もされていない人形を抱いて女の子は父親に手をひかれ、帰っていく。
「追え」
 慶悟が呟くと、赤い鳥が親子を追って飛び立った。
「興信所の連中だろ。行くぞ」
 促されて、4人は慶悟の後ろをついていった。

「能力者、の人か。有る意味助かるわね」
「なんでや?」
「だって私も北斗君も大して能力ないでしょ? というか霊能力は。暁臣君についてはわからないけど」
 自分の事が話題に上っているが、暁臣はちらっと視線を投げただけで何も言わなかった。
 最初は取っつきにくい印象のある暁臣だが、喜怒哀楽を現すのがちょっと苦手なようで、一緒にいるうちにそれがわかっくる。
「あそこの家か」
 家に入っていく親子を見て、仁が言う。しかし目立つメンバーある。中でも仁と慶悟は趣向が違えどド派手な格好。5人で動いているから、見て下さい、と言わんばかりであるが、当の本人達は気にしていない。
 時間はすでに夕方を回っていた。シュラインは近くのコンビニで人数分のおにぎりとサンドイッチ、飲み物を買い求めてくる。
 それを受け取り、簡単な夕食を済ませる。
「すんまへん、シュラインさん」
「気にしないで。後できっちり所長に請求するから」
「……」
 それを言われて食べかけていた暁臣は行動を止めた。自分は違う会社の人間だから、食べても良いのか躊躇したらしい。それにシュラインは笑う。
「気にしないで。一人分増えたくらいわかりはしないわ」
「……どうも」
 ぺこっと頭を軽く下げて、またおにぎりにかぶりついた。
 仁はちらっと時計を見た。
「8時か……」
 いつ動き出すかわからない。慶悟は家についたと同時に、他に怪しい気がないかどうか式神を飛ばしていた、がまだひっかかるものはなかった。
 最近は多少温かくなってきたとは言え、やはり日が完全に落ちると寒い。特に風が強かった。
 5人は着ていた服の前を深くあわせる。ここでお腹が痛い、とかいう事態にはなりたくなかった。
 そして夜10時を回った頃、慶悟の式神にひっかかるものを感じた。
「呼んでる……」
 ポツリ暁臣がもらす。霊媒体質でもある暁臣に、何か聞こえたらしい。
「誰が呼んでるんや?」
「……わからない。でも呼ばれてる」
 ふらり、と暁臣が何かに引っ張られるように歩き出した。
 それと同時に、家から女の子が人形を抱いて出て来る。その瞳は、暁臣のそれを似ていた。
「行くぞ」
 携帯用灰皿に吸い殻を放り込んで、仁は息を潜めて後をついていく。他の人達も足音をたてないように歩き始めた。
 そして10分くらい歩いただろうか、黒いミニバンの前に男が立っていて、その前で女の子は止まった。暁臣は完全には意識が囚われていなかったのだろう、女の子よりかなり手前で止まり、我に返ったように物陰に隠れた。
「良く来たね。さぁ、キミもサナのお友達になっておくれ……」
 男が女の子に触れると、女の子は意識を失って男の腕の中に倒れた。瞬間、抱えていた人形が地面に落ちる。
「!?」
 人形は地面に落ちると、ムクリと起きあがった。そして服の砂を払いながら車へと乗り込んだ。
「……ちぃと待ちな」
 男がミニバンに乗り込もうとした瞬間、仁が声をかける。
「……」
 しかし男は仁を一瞥しただけで、すぐに車に乗り込こんだ。
「まったく気の短いおっさんだ」
 セルが回る音が聞こえたが、一向にエンジンのかかる気配がなかった。それもそのはず、先回りした慶悟の式神が車の動きを止めていたのだ。
 瞬間、北斗は走り出して車のドアを開き、後部座席に寝かされていた女の子を抱えて戻ってきた。それは本当に一瞬の出来事。運動能力の異常に高い北斗だから出来たこと。息一つ切らさずやってのける。
「いったいなんのつもりだ」
 車から降りてきた男が、5人を睨む。
「なんのつもりもないだろう。これは立派な犯罪だ」
「そうよ。誘拐はかなり重いのよ、罪」
 女の子をかばうように北斗の前に慶悟とシュラインが立つ。
「あんたの売っとる人形のせいで、ぎょうさんの子供が行方不明になっとるんや。親が子をも思う気持ち、わかるやろ? もうこないなこと終いにして子供達を返してくれへんか?」
「……。お前のようなガキに何がわかる」
「ガキだからわかる事もようけある。ふざけんのも大概にしいや」
 親を亡くした北斗だから、わかることがある。それは子を亡くす親にも匹敵する感情。
「なかなかの甘ちゃんだが……嫌いじゃないぜ」
 北斗の言葉に仁は瞳を細めた。
「なんの為にこんな事してるの?」
「……サナの友達を作るためだ。みんな、お前達の友達を連れていこうとする悪い奴らだ!」
 男が叫んだ瞬間、車から沢山の人形が飛び出してくた。
 そして5人を囲むようにくるくる回る。
「お友達、連れていかないで……淋しいの……」
 数体の人形が同じ言葉を繰り返す。
「あの人形達……」
 シュラインが電話で聞き込みをした子供の特徴にそっくりな人形が目に入り、声をあげた。
「あやかしの術を使って子供達を人形にする……許せん行為だ」
 慶悟が呪文を唱える。すると、人形が何かに掴まったかのように硬直し、地面に落ちた。
「何をするんだ!!」
「傷つけないようにどいていて貰う為だ。死なせるわけにはいかない。俺の老後の安泰の為に」
 最後にポロッと本音が出た。
「……」
 暁臣は落ちた人形をシュラインと北斗と一緒に集め、意識下で話しかけた。
『大丈夫だ。きっと助ける。だから今は大人しくしていてくれ』
 優しい言葉使いではなかった。しかし気持ちは伝わったらしく、掴まって尚、動こうとしていた人形は、束縛から逃れるのを止めた。
「サナは私の命より大切な娘だ。その娘が体を無くしたから、人形を作ってやった。そしてサナの髪をつけてやると、こう言ったんだ。『父さん、お友達が欲しい』ってな。だから作ってやることにしたんだ、人形をな!」
「くだらん事言うな!」
 恫喝と共に慶悟が男に禁呪をかけた。その為男は首から下が動かなくなる。
「今ならまだ大事には至らない。ここで止めてガキどもを解放しろ」
「うるさい! お前に何がわかる!」
「……ああ、わからねぇさ。人の親になった事なんかねぇからな。でもな、人の痛み、ってヤツはわかってるつもりだぜ? あんたが娘亡くして痛かったみてぇに、人形にされて子供達に親も痛いだろーよ」
 説得を試みる慶悟の後ろ手、仁が苦々しい顔をする。
「……この子ね……」
 唯一車から出てこなかった女の子の人形を持って、シュラインが車から出て来る。
「サナに触るな!!」
「ええ加減にせえやおっさん!!」
 叫んだ男の横面を、北斗が殴り飛ばす。
「泣いとるやないかこの子。おっさんの行いが、どんだけこの子を傷つけたかわからんのか?」
 北斗に言われて人形に目を向けると、その瞳から涙のようなものが溢れていた。
「……あなたに聞こえた娘の声は、あなたの妄想から来た幻聴だ。真実の声は、届かなかったみたいだな……」
 ぽつり、ぽつり、と小雨が降るような口調で、暁臣が言った。そしてゆるりと目を閉じた暁臣の体が、仄かな光を放った。
「……お父さん、止めて……。私、そんなこと望んでない。お父さんが幸せに暮らしてくれれば、それでいいの……お願い、止めて……」
 暁臣の口から漏れた言葉。しかし声そのものが違っていた。
「霊媒か」
 唇の端を軽くあげて仁は笑う。
「……私は……」
「今あんたに出来ることは、子供達を返してやることね」
 女の子の人形を返してやりながら、シュラインがきっぱりと言った。
「惜しいな、こんなにいい人形が作れるのに……」
 人形屋である実家の人形を思い出して、暁臣はポツリと呟いた。すでに女の子の霊は離れたらしい。
「……すまない、サナ……」
 禁呪を解かれた男は、涙でぐちゃぐちゃになりながら、人形を抱きしめた。
 すると、道路に寝かされていた人形達の体が淡く光り、元の姿へと戻り始める。
 夢から覚めたような顔で、子供達は呆然と道路に座り込んでいた。
 シュラインは即座に事務所へと電話をかけた。すると、3コールの後、草間の眠そうな声が出た。たまに事務所に残っていることを、シュラインは知っていた。そして今日がその日で良かったと思う。
 端的に状況を告げ、親元へ連絡を頼んだ。
 草間は短く返事をし、切る。
「すぐに父さんと母さんが迎えに来るさかい、我慢しとってや」
 安心させるように北斗は子供達の頭を撫でつつ笑う。
 しばらくすると、パトカーのサイレンが聞こえた。
 これからしばらく、テレビを賑わせる事になるだろう。
 子供が無事戻ったとはいえ、誘拐の罪は重い。しかし償わなければならない。人としてあるために……。

●その後(シュライン)
 草間興信所を悩ませていた事件が、あっという間に一辺に片づいた。
「裁判、どうなってるんですかね」
 テレビの報道を見ながら、シュラインは呟いた。
「さぁな。……でも子供達で無事で、しかも酷いことをされてない、って親に話したみたいで、告訴を取り下げてる人もいるらしいな」
 酷いこと……人形にされる事を酷いこと、と呼ばないのか。シュラインにはわからない。しかし、全員無事で帰れたこと。それだけでは十分ではないか、とも思う。後の罪の償いは、本人がやることだった。
「……それにしてもこの報告書、誰か手伝ってくれないかな……」
 一辺に片づいてしまった為、全てに置いて報告書を書かなければならないシュラインは、大きくため息をついた。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【0086/シュライン・エマ/女/26/翻訳家+時々草間興信所でバイト】
【0389/真名神慶悟/男/20/陰陽師】
【0070/有賀仁/男/27/高校教諭】
【0380/柚木暁臣/男/19/専門学校生・鷲見探偵事務所バイト】
【0262/鈴宮北斗/男/18/高校生】

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■         ライター通信          ■
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 初めまして、こんにちは。夜来です。
 シュラインさんと北斗クンは再びお目にかかれて光栄です。
 この度は私の依頼を選んで下さりまして、誠にありがとうございます。
 今回の依頼は父親が子供のために、他のこと人形にしていってしまう、という事でした。私の依頼ってこんなの多いですね(^-^;)
 とにかく、お疲れさま&ありがとうございました。無事依頼は解決しました。
 始めての書いた方々が、うまく表現出来ていればいいのですが……、もし何かありましたらいつでも言って下さい。次の機会を頂けるのでしたら、頑張りますので。
 それではまたお逢いできるのを楽しみにしております。