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<東京怪談ウェブゲーム ゴーストネットOFF>


悪魔教会〜放火〜

<オープニング>

「ねぇ、この頃木場ってところで連続放火が起きてるの知ってる?」
 ゴーストネットの書きこみはこのような文から始まっていた。
「まだ小火程度で済んでいるんだけど、10件以上も発生してるみたい。でもこれが普通の放火事件だったら別にこんなところに書きこみする必要がないだけど・・・。犯人が見つかった時、いきなり自分に火をつけて自殺しちゃったんだって。その時近くにいた人が聞いたんだって。『契約により命を貰い受ける』って。不気味だよね。まだ変なことがあって、自分に火をつけた人なんだけど、遺留品からマッチとかライターみたいな火をつけるための道具が見つからなかったそうよ。また放火が起きてるそうだからちょっと調べに行って来てもらえないかな?」

<事前調査>

 東京木場。かつて江戸時代、ここには建物の建設などに使われる材木が置かれていた。木は生き物であり、切り倒しても実は生命活動を維持している。そのため、河などに流して運びおいて置けばかなりの期間材木は新鮮な状態で保存できる。木場にはそのようにして集められた材木を売る材木商たちの見せが軒を連ね大層賑わっていたそうだ。
 だが、それも今は昔の話。現在は普通の住宅街になっている。
 今回の依頼はこの木場で起きている連続放火に関する調査である。普通の放火であればわざわざ異能者が解決に乗り出すこともないのだが、今回は少々事情が異なる。放火魔が火をつけるための道具をもっていないことと、警察に発見された時突然炎上し、「契約によりその命を貰い受ける」という言葉を聞いたものがいることである。
 以上の事を踏まえ、調査を開始したものの一人、烏丸紅威は放火された場所を順に調査し、自殺現場の調査を現在調査していた。恐らく放火が行われるのは夜であると考え、日が沈む前あたりにここを訪れていた。
(場からはこれと言って何らかの力の作用は感じられません。やはり犯人を捕まえないことには…。契約により命をということはやはり悪魔の仕業でしょう。その契約の内容がどういうものなのか…)
 そう考え愁眉を顰める彼。白銀の輝きを宿した髪は風に靡かれ、様様に流れを変える滝のよう。背は高く華奢で、繊細な陶器のごとき白い肌を持つ美麗なる青年。だが、なによりも彼の神秘さを印象づけるのはその真紅の瞳。紅玉の細工物のように輝くその瞳は、沈もうとしている太陽にも劣らぬ美しさをもっていた。現在はひっそりと医師をして生計を立てている。
(近頃噂の悪魔教会。教会…何か嫌な感じがしますね。神聖とは程遠い何か。いっそ犯人が力を使ってくれたらすぐにわかるんですが…。地道に探して捉えるしかないでしょうね)。
 光の時間が終わり、闇が支配する時へと映る町に一人の医師が彷徨い始めた。

<ホスト技能発動?>

「いや〜、奥さんよく知っていらっしゃる。お陰で助かりましたよ」
「いやねぇ、私もあんまりこんな事をべらべらとしゃべるべきではないと思いますのよ。でもね、やっぱりこんな物騒な事件は早く解決してほしいでしょ。今は小火で済んでいるけどいつ大火事になるかしれたものではありませんものね。何時家が火事に巻き込まれるから不安で不安で夜も眠れないんですのよ。犯人は死んだって聞いてましたけど、また放火が起きてるそうでしょ。はぁ〜どうしたらいいのかしら」
「大変ですね〜。奥様も」
「そうですのよ。専業主婦なんて言うと皆様暇しているように思われるかもしれませんけど、これでも結構大変ですのよ。朝は主人の見送りから・・・」
 火事についての話題から脱線して自分の苦労話をし始める自称両家の奥様。それに笑顔で相槌を打ちながら耳を傾けるのは派手なピンク色のスーツに小薔薇模様の黒いシャツという、今時ホストでもしないようなファッションで身を固めた長身の男だった。髪は脱色しており、瞳は金色のカラーコンタクトを入れるという徹底ぶりである。ここまで派手な格好をしていながら、それはそれで似合っているというのだから物凄い。しかもこの格好で現役の高校教師であるのだから、世の中も侮れない。
 ようやく、奥様の苦労話が終了し、聞き出せることを聞き出した彼はまだ話したり無い奥様を適当にあしらい一息ついた。
「くそ、あのオバサン思い切り暇じゃねぇか。聞いてもいねぇ事べらべらしゃべりやがって・・・。実質一時間半は聞かされたぞ・・・。雑誌の記者だなんて言うんじゃなかったぜ」
 そう愚痴る彼の名は有賀仁という。自分の生徒の中に木場に教え子が住んでいるため、少々心配なので調べて見る気になったので調査に加わった。彼は以前ホストをしていたことがあるため、その時の経験を生かしてその辺の奥様方に話を聞いてみようとしたのが運の尽きだった。必要な事を聞き出すために延々と下らない世間話を聞かされ、かなりの時間を消費してしまった。ホストで培った女性のあしらい方が仇になったのかもしれない。
 だが、苦労した甲斐もあり必要な情報を手に入れる事ができた。それによると、まず放火が行われるのは夜中に2時近く。ひっそりと静まり返って誰もおきていない時間に起きる。また、放火のポイントは住宅街の近辺の人通りが特に少ない場所に集中していることが分かった。毎日火をつけにくるわけでは無く、何日かおきに放火されるとのことだった。
 今回の事件は悪魔教会が関わっているのかもしれないということで、現場の住宅街付近で何らかの悪魔召還のような儀式が行われているのではないかと儀式の行われた痕跡がないかということも調べてみたがこちらは収穫は特になかった。
「しゃあねぇ。後は地道に探すしかねぇか・・・」

<地回り>

 聞き込みと現場の調査により、依頼を受けた4人が一致した事は地回りであった。大体の出現ポイントは割り出せたものの、それは大体でしかない。後は夜の町を歩き犯人が放火している現場を抑えるしかないだろう。
「まぁ、僕はこのあたりが火の海になろうと関係ないけどね。要は犯人を生かして掴まえられればいいんだろう?」
 あっさりとそう言ったのは小柄な中学生くらいの少年である。華奢で少女と見まごうほど繊細な顔つきをした彼だが、その外見に騙されてはいけない。吸血鬼や魔物を排除する闇組織「吸血鬼ハンターギルド」の中でも目標殲滅率100%を誇る切り札的存在水野・想司。彼に無防備な姿を見せた敵は、まさしく瞬時に抹殺される。ただし、命に対する感性や、常識が常人とずれている為かなり過激な事を簡単に口走る。
「そういう問題じゃねぇだろうが。そりゃ確かに依頼目的は犯人を見つけることだ。だが放火犯を捕まえる理由は放火を防ぐためだろ」
「僕には関係ないことだね。それより早く行こうよ。犯人が先に現われて、火をつけて逃げてしまったら困るだろう」
 有賀の言葉もどこ吹く風。水野はさっさと先行して歩き出す。頭を抱える有賀にさらに悩みのタネを増やす発言をする者がいる。
「怪奇事件なら、正義のヒロインの出番ね♪このアンジェラにお任せよ☆」
 女子高校生のような少女アンジェラ・アルティナである。目が覚めるような赤い髪にトルコ石を思わせるつぶらな瞳。まるで漫画の登場人物のような格好だが、それもそのはず。実は彼女は魔法が存在する現代日本を舞台にした恋愛シミュレーションRPG「ストレートカップル」のヒロインなのだ。サブヒロイン的な存在で、正統派ヒロインに嫉妬する彼女は退屈なゲーム世界を抜け出し、現実世界に遊びに来た。その方法はなどは一切が不明だが彼女の存在そのものが怪奇現象であり、都市伝説の生き証人と言えるだろう。勿論、その正体はストレートカップル自体があまり有名ではないので、今だほとんどの人間には知られていない。久しぶりにヒロインとして活躍できそうな彼女はウキウキしながら水野の後を追う。
「この中にまともな人間はいねぇのか!」 
 あまりの勝手さ気軽さに眩暈を感じた有賀の肩にポンと手が置かれた。烏丸である。
「この依頼自体がまともでない可能性があるのですから、ある程度はまともじゃなくても仕方がないでしょう」
「そりゃそうだが、あまりにまともじゃなさすぎないか」
 常識が欠如した刺客少年にお気楽天然魔法少女(自称ヒロイン)。自分の格好などは棚に上げて有賀は深々とため息をついた。
「まぁ、あんたはこん中じゃ一応まともみたいだからな。頼りにしてるぜ。って待てお前ら!」
 どんどん先行する水野とアンジェラの二人に「先走るんじゃねぇ」と説教する有賀。彼の姿を見ながら烏丸は心の中でつぶやいた。
(私もまともではありませんよ。なにせ私の中には悪霊が棲んでいるのですから・・・)

<犯人捕獲。そして・・・>

 午前二時。俗に草木も眠る丑三つ時とよばれる時間帯。件の放火事件のせいで警戒に当たっていた警官たちも流石に疲れ始め、巡回も滞り始めた頃。
 ひっそりと静まり返ったゴミの前に一人の男が立っていた。革のジャンパーにジーンズという、ごくありふれた格好をしている20歳くらいのその男はゴミに向かって呟いた。
「燃えろ!」
 その言葉に答えるようにゴミがに火がついた。火はたちまりゴミ全体に燃え移り炎上する。男はニヤリと笑うとその場を立ち去ろうとした。
その時。
『我が声は雷。我が拳は鉄槌。我が瞳は寸分の過ちも逃さぬ神の裁きなり』
 冷厳な声が男の耳に聞こえてきた。
「だ、誰だ!?」
 慌てて辺りを見回す彼の視線に映りこんできたのは、赤い十字の聖衣の服装をした背の高い女性であった。銀の髪を靡かせ、エメラルドの瞳で男を睥睨する。その白皙の顔には何の表情も浮かんでいない。
「私は神の教えを守りし者。神に背きし者よ。お前の罪は我が瞳が見た」
「な、何言ってやがんだ。お前頭が変じゃねぇのか?」
 男の言葉に答えず、彼女は袖の中から聖水の詰まったシリンダーを取り出すと燃え盛る火炎へと投げた。聖水のかかった炎は瞬時に消え去った。
「やはり邪なる火か。答えろ。お前は誰からこの力を授かった?これはお前一人の力ではあるまい。今己が罪を恥じ、懺悔するつもりがあるのであれば神もお許しになるだろう?」
「誰が言うか!それにな、神様なんてこの世にいねぇんだよ!」
 言うが早いか懐から取り出したバラフライナイフを構え、突進する男。
 だが。
「愚かな」
 鮮やかなステップでその一撃をかわすと、彼女は男に片腕を向けた。そして腕からワイヤーが伸びて男を拘束する。
「な、何なんだよ、これは!?」
 男がどんなにもがこうと、彼女の腕から伸びたワイヤーが切れることはない。なぜなら、彼女ロゼクロイツは人間ではない。悪魔崇拝者の造型家によって造られ、魂を宿した、人と見紛うばかりの呪われた傀儡だからだ。彼女の身体に仕込まれた暗器の一つであるワイヤーは見た目は細いものの非常に硬度が高く、鉄の刃でそう簡単に断ち切れるものではない。まして並みの人間の力では傷つけることすら難しい。悪魔崇拝者に作られたとは言え、現在の彼女は悪魔の僕ではない。主になる悪魔払い師によって活動前にその身を確保され、神への教義を刷り込まれているのである。主無き今でさえ、都市を彷徨い己に課せられた任務を為して回っている哀しき傀儡人形。それが彼女であった。
 そうこうしているうちに、炎を見つけた4人が現場に駆けつけた。
「あ〜あ。もう仕事終っちゃったじゃないか。オジサンがグズるからだよ」
 ワイヤーに拘束された男に、水野は銃よりも早い速度で当身を食らわせて気絶させ、有賀に文句を言った。
「オ、オジ・・・!俺はそんな年じゃねぇぞ!!!」
「ほんとだ。もう終ってる〜。何よ、オジサンが慎重に行けとか言ってチンタラしてるから出遅れちゃったじゃない。もう最低〜。折角ヒロインらしく活躍できると思ったのに〜」
 不気味な声だの「契約」だのと、敵は黒魔術を使ってくるだろうと考え、恋愛の力を源とする白魔法の使い手として大活躍できると思っていたアンジェラも見ぜ場を奪われて不貞腐れる。
「まぁまぁ。犯人が捕まったからいいじゃないですか」
 烏丸が仲裁に入るが、有賀と水野、アンジェラはお前が悪い、いやそちらが悪いと子供のように口論を始める始末。ロゼはそんな4人を一瞥して告げた。
「この男は、詳しく事情を聞いた上で警察に突き出すとしよう」
 烏丸が頷いたその時、異変が起きた。

『契約により、その命貰い受ける』    

 突如、男の全身が炎に包まれ燃え上がったのだ。呆然と見守る5人目の前で、男は悲鳴を上げる間もなく炎上した。数秒が立ち火が消え去ると残されたのは消し炭のみだった。その消し炭も夜風にふかれいずこへともなく消えていく。男の痕跡を残すものが何も無くなった。
「まったく不甲斐ない。折角チャンスをくれてやったというのに誰一人として成功せんとはな」
 頭上から投げかけられた声。5人が慌てて振り向くと、そこには紅の馬に跨る、西洋風の甲冑を纏ったものがいた。いや、馬は皮膚が紅いのではない。燃え盛っているのだ。
「だ、誰だ、てめぇは!?」
 上からかけられる強烈なプレッシャーに耐え、なんとか声を振り絞って問い質す有賀。
「我が名はベリアル。72人の魔王の一人よ。お前達は我が見えるか?面白い。素質はありそうだな・・・」
 魔王ベリアル。かつてソロモン王に封じられし魔王の一人。叡智を司ると言われ、また炎も自在に扱う魔界の実力者。興味深々と言った様子で5人を睥睨する魔王に、彼らは身動きがとれなかった。蛇に睨まれた蛙とでもいうのであろうか、その威圧感は心臓を握りつぶされるみたいな圧迫感を彼らに与えていた。しかし、それをまったく受けない者がいた。ロゼである。彼女は傀儡人形であるため精神が無い。精神的なプレッシャーとは無縁なのだ。彼女はベリアルを睨みつけると腕から銀の刃を抜き放った。 
「魔王ベリアル。神に背をむけた堕天使。その存在を許すわけにはいかない。滅びよ!」
 超人的な跳躍力を発揮し、はるか頭上にいるベリアルに切りかかるロゼ。
 ビギィィィィン!!!
 銀の刃はベリアルの手にした炎の剣の前に粉々に粉砕された。
「木偶が・・・。その程度の力で我にあがらえると思うてか」
 ベリアルに殴りつけられ、ロセは地上に叩きつけられた。人間では確実に死んでいるところだが、そこは傀儡人形。耐え切っている。だがさすがに無傷とはいかないのが身体全体が軋んで立ち上がることができない。
「ふむ、つまらんな・・・。誰もかかってこんのか?おや?」
 ベリアルが面白い玩具を見つけたかのように、眼を輝かせて見つめたのは烏丸だった。
「ふふふ、貴様身の内に面白いものを飼っているではないか。なぜそれを解き放たん?もしかしたら我に一撃を加えられるかもしれんぞ」
「うるさい!黙りなさい!」
 烏丸は珍しく怒気を込めた声で応えた。実を言うと彼の身体の中ではもう一つ別個の存在が何度も語りかけてきているのだ。
(俺を解き放て・・・)
(黙れ!お前を解き放つなどできるものか・・・!)
(ならばこの場にて俺もろとも果てるか?仲間も当然死ぬだろうな)
(くっ・・・)
 心の中で語りかけてくる存在、九霊。かつて400年以上前に彼自身が己が身体に封じた強大なる悪霊。その力は絶大で彼は九霊の魔力によって死ねない体にされてしまっている。その時から彼の身体は時を刻むことを止めている。また、封じられているとは言え、完全ではなく何度となく九霊は彼の身を乗っ取ろうとした。今と同じように。
「無理に押さえつけているのか。哀れだな。どれ、私が少し手助けしてやろう」
 ベリアルの紅蓮の瞳が妖しく輝くと、烏丸の中の九霊の強制力が急激に高まり始めた。
(そ、そんな・・・。なんて圧力・・・。このままじゃ・・・)
(おお、この力・・・。これさえあれば俺を自由になれる。全てを食い殺してやろう。まずは貴様からだ。積年の恨みを思い知れ・・・!)
(・・・あ、あぁぁぁぁぁぁぁ・・・・)
 烏丸は意識が飲み込まれていくのを感じていた。九霊の意識がベリアルの魔力により増幅され烏丸の意識を蝕んでいく。
「だめ〜!!!」
 アンジェラの叫び声が響き辺りが白い光に包まれた。
「この光は・・・!」
 さしものベリアルもあまりの輝きに耐えきれず眼を塞ぐ。
(な、なんだ・・・この力は・・・?むぅぅぅ。いま少しだというのに・・・。おのれぇぇぇ・・・)
 九霊の意思も徐々に同じように弱まっていく。
「これは一体なんなんだ・・・?アンジェラ、お前なのか?」
 アンジェラとはというと、白い光を放った後気を失って倒れてしまっている。彼女はゲーム上の設定同様に白魔法を使用することができるが、イメージした魔法をそのまま使用できる。恐らくベリアルの魔力を打ち消す白魔法をイメージしたのだろうが、相当の力を使って放ったため気を失ってしまったのだ。
「その娘・・・。人間ではないな。しかし面白い素材だ。貰っていきたいところだが」
「いつまで無視しているな!」
 水野が牽制のためのナイフを放ち始めた。だが、ナイフはベリアルに命中する前に空中で制止して止まってしまう。 
「ふむ、煩わしいな。このまま遊んでいても良いが、あまり干渉しているとアレが五月蝿いからな。ここは引き下がるとしよう。もし私に会いたいのなら聖堂まで来るがいい。契約を結ぼうぞ。お前達とならば少しは楽しめそうだ」
 ベリアルは哄笑を響かせながら夜の闇と共に消え去っていった。
 果たしてベリアルの言っていた聖堂とはどこにあるのだろう。
 カラカラカラーン。
 そう疑問に思う彼らの前で、空中で制止していたナイフが落ちてくるのだった。
 
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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0037/烏丸・紅威/男/466/封魔師
0423/ロゼ・クロイツ/女/2/元・悪魔払い師の助手
0424/水野・想司/男/14/吸血鬼ハンター
0388/アンジェラ・アルティナ /女/416/美少女ゲームのヒロイン(高校生)
0070/有賀・仁/男/27/高校教諭

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■         ライター通信          ■
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お待たせしました。
悪魔教会〜放火〜をお届けします。
今回は無事放火魔を発見し、放火を阻止することができたので成功となります。
おめでとうございます。
ベリアルの言っていた聖堂とはどこにあるのか?またアレとは?
次回のストーリーから悪魔教会は急展開を見せます。ご期待ください。
この作品に対するご意見、ご感想、ご要望、ご不満などございましたらお気軽にテラコンよりご一報いただければと思います。お客様のお声はなるべく作品に反映させていただくつもりです。
それではまた別のストーリーでお目にかかれることを祈って・・・。

ロゼ様

初参加有難うございます。今回は無機質的な傀儡人形というコンセプトで表現させていただきましたがいかがだったでしょう?無機質的な方というのは初めてだったのですが、お気に召していただければ幸いです