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結婚するって本当ですか?
●オープニング【0】
金曜日の夕方、事務所に居た者はその草間武彦の言葉に耳を疑った。
「俺、今度の日曜に結婚するから」
草間はまるで近所に出かけるかのごとく、さらりと言い放った。
寝耳に水――草間へ立て続けに質問が投げかけられた。
「……仕事だ」
苦笑する草間。だったら最初からそう言えばいいのだが、何とも人が悪い。
「今度の日曜に教会で結婚するカップルに、脅迫電話がかかってきたそうだ。『結婚を中止しろ。さもなくば新郎の身に悲劇が起こる』とな」
新郎の名は加藤武弘(かとう・たけひろ)、新婦の名は原田愛(はらだ・あい)。20代半ばのサラリーマンとOLというごく普通のカップルらしい。当然草間は周辺に怪しい人物が居ないか探したが、残念ながら見つからなかったのだ。
こういうのが一番質が悪い。脅迫の主は、こちらを勝手に見初めて、勝手に恨んでる奴かもしれないのだから。
「そこで最後の手段として、俺が身代わりになることになったんだ」
そう言って草間が写真を見せた。なるほど、新郎の方は眼鏡を外した草間に似ている。新婦の方もここに出入りする誰かさんに似てないこともない。
「何なら結婚式に参列しないか? 正直、人手が欲しい」
●代役【1A】
土曜日の朝、事務所では2人の女性が草間と向かい合わせに座っていた。草間にしてみれば、両手に花とでも言うのだろうか。
「変ねぇ……何で別れろじゃなく、結婚中止なのかしら?」
疑問を口にするシュライン・エマ。テーブルに置いてあった写真を手に取って、しげしげと見つめていた。
茶髪でショートカットの女性、松本純覚が隣から写真を覗き込んだ。新郎となる加藤は確かに草間に似ている。そして新婦となる原田も誰かに似ていた。すぐ隣に居る誰かさんに。
「草間が結婚ねえ……」
何やら草間に言いたげな表情の純覚。左頬に何気なく手を当てる。手の下には過去に修羅場をくぐり抜けてきたのではと推測させる傷が少し見えていた。
「何だ?」
「ん、何でもあらへん」
そう言って純覚は写真から視線を外し、ちらりと傍らのシュラインを見る。
「新郎に攻撃、と言うことは犯人は結婚してほしくないと言うことなのは確実やろな。新郎か新婦、どっちに恨みがあるかはまだ分からんけど」
「それが分かればまだやりやすいんだがな」
煙草に火をつける草間。昨日まで散々調べて何も出てこなかったのは痛かった。
「でも脅迫者が男にせよ女にせよ、実害があるのは新婦の方のような気がしてならないんだけど……。電話の主は『新郎の身に悲劇が起こる』と言ったんでしょう?」
そのシュラインの言葉に対し、草間が何かに気付いたように言った。
「……新婦が攻撃されたら、新郎には悲劇、か」
「せやろな。さっき言い忘れとったけど、新郎を攻撃したとしても、新婦が巻き添えにならんて保証もあらへんもんな」
小さく頷く純覚。となると、新婦がそのまま本人というのは危ないのではなかろうか。
「だから、あの、その……」
一旦思案してから、言いにくそうにシュラインが切り出した。
「……新婦も代理立てた方が良いかなぁって……。ベール被って声を模写すればバレないんじゃないかしら……?」
「お前が代役を買って出る気か。まあ新婦には似てるし……」
写真の中の原田とシュラインを見比べる草間。そして確認を求めるように純覚に視線を向けた。視線の合う2人。
「……あたしは別に構わへんけど。似とる美人さんがやったらええんちゃう」
さらっと言い放ち、純覚は草間から視線をそらした。
●式の前【5】
日曜日・結婚式当日――外は雲一つなく青空が広がっていた。結婚式日和である。
教会内部には招待客が集っている。だが新郎新婦が入れ替わっていることは、草間興信所の関係者以外は誰も知らない。情報が漏れてさえいなければ、そのはずだ。
厳かな雰囲気の中、祭壇の前では白いタキシード姿の草間と、青年神父ヴァラク・ファルカータの姿があった。そう動いてはいないが、視線だけは教会中をくまなく探している。いつどこから犯人が姿を見せるか分からないからだ。
招待客の中では、各人が要所要所に入り込んでいた。左前方には神坐生守矢と矢塚朱姫の姿が、右中程にはやや居心地の悪そうな松本純覚の姿が、左後方には卯月智哉の姿が各々ある。怪しい動きを見せる者が居ないか、自分が他の者に怪しまれないように注意していた。
中には加藤と原田の新郎新婦の姿もあった。当然のことながら変装をして正体をばれないようにしている。これは2人だけを別室に置いておくよりは、招待客の中へ紛れ込ませた方が護りやすいだろうという草間の判断があった。もし別室に置いておいてそちらで何か起きたとしても、結婚式に関わっている大半の者は即座に動けないのだから。
守矢の隣には加藤が、純覚の隣には原田が居る。どちらも必要最低限の会話しか交わさない。
様々な緊張感に教会が包まれる中、いよいよ結婚式が始まろうとしていた。
●結婚行進曲【6】
最初にお揃いのデザインのドレスに身を包んだ少女2人が笑顔で姿を見せる。2人とも腕には花びらの入ったバスケットを手にしていた。白いドレスの少女は小日向星弥、ワインレッドのドレスの少女……もとい少年はラルラドール・レッドリバーだ。
2人は新婦の歩く前のバージンロードに花びらを撒いて清め歩く。そして祭壇前に着くと、近くの席に着いた。
続いて新婦の介添え人となるメイドオブオナー、瀬田茅依子が姿を見せた。ブーケや手袋等を預かる役だ。これは茅依子とラルラドールが買って出たが、じゃんけんの結果で茅依子が務めることとなった。
メイドオブオナーの入場後、教会に流れていた音楽が結婚行進曲へ変わる。いよいよ新婦の入場だ。
新婦の父のエスコートで新婦が入場する。一部の者が新婦の父を見て、軽く首を傾げる。『はて、こんな人だったかな』と。それもそのはず、その場に居たのは新婦の父ではなく、渡橋十三だったのだから。
昨夜新婦の実家を訪れた十三は、新婦の父に深酒をさせていた。そして二日酔いになってどうしようもない状態にさせ、この教会内で上手く入れ替わったのだ。
少し酒臭いが足取りはしゃんとしている。新婦の手を取ってエスコート。純白のウェディングドレスに身を包んだ新婦――シュライン・エマがゆっくりとバージンロードを歩いてゆく。招待客の間からは羨望と喜びが入り混じった溜息が聞こえていた。
ベールに覆われて表情は全く分からないが、緊張しているのは見ていて分かる。何しろ右足を出した後、また右足を出そうとしたりしたのだから。
シュラインの頭の中はウェディングドレスのごとく真っ白で、胸は激しく鼓動していた。
(……落ち着け自分。仕事よ仕事……)
何とか自分を落ち着かせようとするものの、そんなことを思えば思う程に緊張は高まってきていた。そんなシュラインを見て、十三が一瞬へへっと笑った。
●誓いの言葉【7】
入場も終わり、音楽が終わるとヴァラクが結婚式の開始を宣言した。そして聖書を開き、草間たちにお説教を始める。祭壇に向かって右に草間、左にシュラインが居る。
「アレ? 花嫁さん……しゅらいん?」
左手からシュラインを見ていた星弥がぽつりとつぶやいた。
「うっわぁ〜〜っきれぇ〜っっ」
感嘆する星弥。一方ラルラドールはヴァラクの顔を警戒するかのごとく、じーっと見つめていた。
「綺麗……」
朱姫が溜息混じりに言った。本物の新郎新婦への聞き込みは不調だったが、それでも結婚式を見るとそんなことはどこかへ行ってしまう。例えそれが嘘の結婚式であったとしても。
興味深気に周囲を見回す朱姫。そもそも結婚式に出ること自体が初めてだから、嬉しくて仕方がない。
そんな朱姫を肘で軽く突き、注意を促す守矢。少し激しく動き過ぎだったようだ。
草間とシュラインが向かい合い手を握った。ブーケは茅依子に渡してある。ブーケに何か仕掛けがしてある心配はなかった。式の直前まで、作成者である守矢の管理下にあったのだから。
「……あなたは彼女を妻とする事を誓いますか? 良い時も悪い時も、病める時も健やかなる時も、いかなる時もあなたを愛し敬うことを約束しますか?」
草間へヴァラクの質問が飛んだ。
「はい」
静かに答える草間。続いてシュラインにも同様の質問が投げかけられる。
「……はい」
一拍置いて、シュラインが答えた。本物の新婦の声はしっかりと心に刻み込んでいた。
そしてヴァラクの言葉を互いに繰り返す2人。誓いの言葉が無事に終わった。
●パニック【8B】
式は滞りなく進んでいった。指輪交換、キャンドルへの点火も終わり、メインイベントとも言えるキスをいよいよ迎える。
(本当にキスしちゃうのかな?)
ブーケとグローブを預かっている茅依子が、わくわくした視線を草間とシュラインに向けていた。
十三はハンカチを取り出し泣いて……いる振りをしていた。
(へへっ、旦那よぉ。このまま本当に年貢を納めちまうのもいいかもしれねぇぜぇ?)
内心ではこの光景を面白がっている十三。微妙な草間の視線と動作から、戸惑っているのは明らかだった。
草間がベールを上げ、シュラインの顔が露になる。シュラインもはっきりと戸惑った表情を見せていた。
(え、え、え? 本当に……? このまま……?)
こうなる可能性もほんの少しだけ頭をよぎっていたが、まさか本当になるとは思っていなかったシュライン。思わずヴァラクに助けを求める視線を向けた。
だがヴァラクは微笑んだまま、小さく頷いた。このままやるしかない、そういうことだ。
徐々に近付いてゆく2人の顔。やがて――2人の唇が重なった。
(きゃっ!)
思わず口元を押さえる茅依子。十三の目が笑っている。シュラインの頭の中は今まで以上に真っ白で、ほとんど何も考えられなくなっていた。
そしてヴァラクが結婚が成立したことを宣言した。
●ブーケトス【9】
結局教会内では何事も起こらず、無事に結婚式は終わった。
式の後、教会の前に出てくる草間とシュライン。招待客たちが祝福の準備をして待っている。
式の後のイベントといえば、ブーケトスだ。未婚の女性がシュラインの前に集まってくる。その中には茅依子に連れられた朱姫の姿もあった。
「……悪戯だったんじゃねぇか?」
少し離れた場所でこの光景を見つめていた十三がつぶやいた。
「何事もなかったなら、いいじゃありませんか」
そう言って笑顔を向ける守矢。それはそうだが、どうも釈然としない。
「武彦としゅらいん、この後どこか行っちゃうの〜?」
にこーっと微笑んで星弥が言った。それに答えたのはラルラドール。
「僕知ってるです。結婚したら、熱海って場所へ行くんですよー☆ そこでおっきなダイヤモンドもらってから、フラダンス踊るんですー」
あのー……何か色々と混じり合っていませんか、それ?
無事に式も終わり、緊張が解けつつあった。そんな様子を目の当たりにし、十三たちとは反対側に居た純覚がぼそっとつぶやいた。
「こういう瞬間こそ危ないんやけどな……」
最後の最後まで警戒を怠らない純覚。経験の上での言葉には重みがあった。傍らに居た智哉も本物の新郎新婦のそばで警戒を続けていた。
「どうでしたか」
教会の裏手を見回ってきたヴァラクが純覚の背後から声をかけた。裏手には怪しい者は見当たらなかった。
「……ええ式やったと思うけど?」
「それだけですか?」
紅い瞳でじっと純覚を見つめるヴァラク。一瞬の沈黙――。
「それだけに決まっとるやろ」
そう言い捨て、純覚は教会の門のそばにある大きな木の方へ視線を向けた。
自らの能力を使い木を透視する純覚。
(ん……?)
木の向こうに神父らしい青年の姿があった。草間たちの方を向いたまま微動だにしない。
「そういえば、1人気になる青年が居ましてね……」
ヴァラクがそう話し出した時、青年神父が懐に手を突っ込んだ。
「あかん! 危ない!!」
危険を察知し、青年神父と草間の間へと駆け出す純覚。その純覚の叫び声で、草間たちの方へ向かうヴァラク。教会前では今まさにブーケトスが行われた瞬間であった。
●凍った時間【10】
それはほんの一瞬の出来事だった。
1発の銃声が辺りに響き渡る。
向こうには両手で拳銃を構えた青年神父の姿が。
間には仁王立ちの純覚の姿が。
銃弾は落下途中だったブーケを散らす。
女性たちの頭上に降り注ぐ花びら。
数カ所から上がる女性の悲鳴。
呆然となる草間。
その場へ崩れ落ちたシュライン。
教会の白い階段には赤黒い血が、スロー映像のごとく流れ落ちている。
血に触れた純白のウェディングドレスが紅く染まってゆく。
この場に居た全員が起きながら見ている、まさしく本当の悪夢だった――。
●兇行【11】
「シュラインさん!!」
こうなっては芝居だ何だなんて言っていられない。茅依子と朱姫は人を掻き分け、シュラインのそばへ駆け寄っていった。
朱姫はハンカチを裂いて、とにかくシュラインから流れ落ちる血を止めようとしていた。
「あの青年ですよ……!」
同じく駆け付けたヴァラクが苦々しい思いで唇を噛み締めた。
「あいつは誰だ!」
叫ぶように尋ねる草間。
「本来……この式を担当するはずだった神父ですよ」
草間たちから離れている時を狙われては、ヴァラクの力を持ってしても防ぎ様がなかった。
「ぼ……僕の警告を無視するからいけないんだ。結婚式さえ中止すれば、僕だってこんなことしなかったのに……あは、あはは……」
拳銃を構えたまま、がくがくと震えている青年神父。その瞳は――。
「ありゃ駄目だ……! 完全にいっちまってる!!」
忌々し気につぶやく十三。拳銃さえなければ人海戦術でどうにでもなるのだが……。守矢も飛び道具が相手では迂闊に動けやしない。
「脅迫したら結婚を止めるかと思ったのに、まさか僕を外そうとするなんて……! 許さない、許すもんか……あは……あはははは……!」
笑いながら銃口を純覚へ向ける青年神父。
「どけよ……どけ!! こんな式、潰してやる!!」
「どく訳ないやろ……こん阿呆が! 殺るんやったら、あたしを倒してからにせんかい!!」
青年神父をじろっと睨み付け、純覚が啖呵を切った。
「……しゅらいん傷付けた……」
ここまで無言だった星弥が口を開いた。怒りでわなわなと身体が震えている。
「シュライン傷付けた! この痴れ者めが!!」
星弥がそう叫び目を見開いた瞬間、一陣の強風が舞い込んできた。
「うわっ!」
青年神父が強風の煽りを受けて拳銃を取り落とした。それを見逃さなかったラルラドールと智哉が各々行動に出る。
ラルラドールの指先から出た糸が青年神父の足元に絡み付く。そして智哉の身体から伸びたイバラの枝が青年神父の右腕に絡み付く。青年神父は全く身動きが取れなくなった。
そこへすかさず走り込む守矢。守矢が青年神父の目前に来たのを見計らって、縛めを解くラルラドールと智哉。
相手の懐へ飛び込んだ守矢の投げに、青年神父の身体が宙を舞い――背中から地面へ落ちた。
「シュライン、しっかりしろ! おい、シュライン!!」
草間の声が辺りに響き渡る。だが、シュラインからは何の反応も返ってこなかった――。
●ごめんなさい【12】
日曜日の夜――一同は草間の事務所に集っていた。
「心配かけてごめんなさい……」
皆の顔を見回して謝るシュライン。肩口の大きく開いた服からは、左肩に巻かれた包帯が見えていた。
「でもよかった。怪我が軽くて」
ほっと溜息を吐く朱姫。
あの後、いくら呼びかけてもシュラインからは返事がなかった。それもそのはずで、シュラインはあの瞬間完全に気を失っていたのだ。
「終わりの方、何が何だか分からなくなっちゃって……緊張のピークだったのかしら。で、そこに銃弾でしょう。一気に切れちゃったのね、きっと」
その時のことを思い返しながら説明するシュライン。銃弾はブーケにぶつかったこともあり、弾道がずれシュラインの左肩に入り込んでいた。もちろん今は摘出済みだ。
だがもしブーケにぶつかっていなければ……この場は通夜会場と化していただろう。
「ま、無事だったからいいやな。ほれ飲め……っと。傷口に障っちまうか」
珍しく気を使う十三。差し出しかけていた缶ビールを直前で引っ込める。
守矢も智哉も缶ビールを飲みつつ、テーブルの上に並べられた料理に箸を伸ばしていた。
「事情を説明して、本当の結婚式もあの後やり直しましたから、問題はないでしょう。私は……後で懺悔をしておかねばなりませんが」
苦笑するヴァラク。
「本当の結婚式もよかったですー☆」
料理を放り込み、もぐもぐと口を動かすラルラドール。本当の結婚式でも星弥と2人でフラワーガールを務めていた。
「あーあ、ブーケ取りたかったなあ……」
隣の女性に一瞬の差でブーケを奪われた茅依子が、残念そうにつぶやいた。念のため守矢は予備のブーケを用意しておいたのだが、それは本当の結婚式で使われていた。
草間は皆から少し離れ、ちびちびと缶ビールを飲んでいた。膝の上には疲れたのか、すやすやと眠る星弥の姿がある。
缶ビール片手に、純覚が草間の隣に座る。
「……なぁ、草間」
小声で話しかける純覚。
「何だ」
「アンタはこの結婚式が本当やったら……」
純覚が複雑そうな顔で草間を見つめた。沈黙。
草間は一気に缶ビールを飲み干してから、一言だけこう答えた。
「仕事だ」
【結婚するって本当ですか? 了】
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【 整理番号 / PC名(読み)
/ 性別 / 年齢 / 職業 】
【 0016 / ヴァラク・ファルカータ(う゛ぁらく・ふぁるかーた)
/ 男 / 25 / 神父 】
【 0060 / 渡橋・十三(とばし・じゅうぞう)
/ 男 / 59 / ホームレス(兼情報屋) 】
【 0086 / シュライン・エマ(しゅらいん・えま)
/ 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト 】
【 0152 / ラルラドール・レッドリバー(らるらどーる・れっどりばー)
/ 男 / 12 / 暗殺者 】
【 0293 / 瀬田・茅依子(せた・ちいこ)
/ 女 / 18 / エクソシスト(普段は高校生) 】
【 0375 / 小日向・星弥(こひなた・せいや)
/ 女 / 6、7? / 確信犯的迷子 】
【 0514 / 松本・純覚(まつもと・じゅんかく)
/ 女 / 25 / 無免許医師 】
【 0516 / 卯月・智哉(うづき・ともや)
/ 男 / 23? / 古木の精 】
【 0550 / 矢塚・朱姫(やつか・あけひ)
/ 女 / 17 / 高校生 】
【 0564 / 神坐生・守矢(かんざき・もりや)
/ 男 / 23 / 花屋 】
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■ ライター通信 ■
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・『東京怪談ウェブゲーム』へのご参加ありがとうございます。本依頼の担当ライター、高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・なお、本依頼の文章は(オープニングを除き)全18場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通す機会がありましたら、本依頼の全体像がより見えてくるかもしれません。
・今回の参加者一覧は整理番号順で固定してあります。
・ジューンブライドには1ヶ月半は早い依頼でしたが、いかがだったでしょうか? 皆さんのプレイングはかなり楽しく読ませていただきましたよ。
・本文中の結婚式の様子は実際の流れの中から抜粋して記していますので、実際の結婚式の流れと異なります。ご了承ください。
・さて、気になる花嫁代役の選び方ですが、自薦を5ポイント、他薦を1ポイントとして基準値を出し、それに6面ダイス2個(2D6)の値を加えて高い方を選ばせていただきました。
・危険度5の依頼は高原にしては珍しかったですね。ただプレイングの結果、危険度が6になってしまいました。このように、傾向は変動しますのでご注意を。
・何らかの能力を使った方も、今回の騒動の中ではうやむやになってしまっているのでご安心を。
・怪我人は出てしまいましたが、結果よければ全てよしということで。何たって結婚式なんですから……。
・シュライン・エマさん、11度目のご参加ありがとうございます。何となく参加される予感はあったんですが、やはりそうでしたね。美味しい話には裏があることも多いですので……。あ、肩の怪我は軽傷ですのでご安心を。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。
・それでは、また別の依頼でお会いできることを願って。
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