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meets boy
<オープニング>
「この子を遊園地に連れて行っていただけませんか?」
草間興信所の来客用ソファに座るなり、少女はそう言い放った。
「は?」
草間の目の前には、二人の少女がいる。
一人は十代半ばの少女で、眠そうな目つきと喋り方が印象的である。
もう一人は、まだ十歳くらいの可愛らしい女の子だ。ちょこんと姿勢正しく座ったまま草間の顔を凝視している。
「あ、申し遅れました。私は栗本狸子といいます。そんでもってこっちは、えーと、サリモでいいです」
「『でいいです』って……」
「この子はちょっと傷つきやすいところがあるんで、そこのところだけ気をつけてくれればオッケーです。具体的にどのくらい傷つきやすいかっていうと……バーカ、バーカ、泣き虫ー、根暗ー、友達いなそうー」
悪口を言われ、みるみるうちにサリモの目に大粒の涙が浮かんでいく。
「お、おい」
草間は慌てるが、狸子は何事もなかったようにサリモの頭を撫でる。
「と、ご覧の通りです。それじゃよろしくお願いします」
そう言い残し去ろうとする狸子を見て、あわてて草間は立ち上がる。
「ち、ちょっと困りますよ! ここは託児所じゃないんだ、そんな依頼は……」
「繰り返しますが、くれぐれもその子を泣かさないように気をつけてくださいね」
狸子はまるで草間の言うことを聞いていないようだ。出口へと向かう途中でチラリとソファを振り返り、ぼそっと呟く。
「……泣き声を聞いた人の、命に関わりますから」
<in park>
入場門をくぐると、遊園地内は大勢の利用客で賑わっていた。
「ここで、このコと一日遊んであげればいいわけね?」
胸元が大きく空いたロングコートを着た女性が呟く。
シュライン・エマ。切れ長の瞳と、中性的な顔立ちが印象的である。彼女は半ば草間から押しつけられる形で今回の依頼を請け負うこととなった。
「そうですね。まずはお友達になるところからはじめましょう。遊園地と言う場所は親しい人と行けば楽しさ倍増ですからね」
穏和な笑みを浮かべて頷いたのは、草壁さくらである。シュラインの親友にして骨董屋『櫻月堂』で店員をしている彼女は、シュラインを通じて今回の依頼に関わることとなった。遊園地に入るなり、和服を着ているさくらに対して他の客の視線が集まっている。
シュラインとさくらの視線が、同時に下を向く。
二人の足元でぼんやりと園内の風景を眺めているのは、まだ十歳くらいに見える長い黒髪の女の子だ。緑色の洋服に身を包んだ少女の瞳は、泣きはらしたように真っ赤に染まっている。
名前は、サリモというらしい。この少女を遊園地で遊ばせるのが今回の依頼内容である。
さくらとシュラインは顔を寄せ合い、小声で話し合う。
「……ね、依頼主の狸子ってコ、以前アトラスに悪戯に来たって狸の娘さんよね? って事は、このサリモちゃんも人間外の可能性大よね」
「またあの狸娘ですか……今度はなにを企んでいるのやら……まあ、そのへんは依頼が終わってから、ゆっくり、しっかり、本人から語って頂きましょうか。ふふふ」
「ちょっと怖いわよ、アンタ……それはともかく、注意だけはしておいたほうが良いわね」
「ええ、話を聞く限りですとバンシーかもしれませんし」
秘密会議を終え、まずはシュラインが姿勢を低くし、サリモの目線で話しかける。
「ねえ、アンタの名前、サリモちゃんで構わないの? もし、呼んで欲しい名前あったら教えてね。私のことはシュラインって呼んでちょうだい」
髪の長い少女が、じいっとシュラインの顔を凝視する。
だがすぐにサリモが肩を震わせ、目に涙を浮かべてしまう。
「ち、ちょっと、なんで私の顔を見て泣きそうになるのよ! 失礼ね!」
憤慨するシュラインから逃げるように、サリモが小走りにさくらの後ろへ隠れる。
さくらがサリモの頭を撫でながら苦笑する。
「貴女って、その、見る人によってはクールに見えるというか、キツそうに見える時がありますから……私は草壁さくらといいます。さくらと呼んでくださいね、サリモちゃん」
さくらの後ろに隠れたサリモが、素直にコクリと頷く。
「……なんか納得いかないわね。でも、まあいいわ。ねえ、サリモちゃん。苦手な事や物ってある?」
シュラインの問いに、さくらの後ろから顔だけを出したサリモが首を横に振る。シュラインを見る時だけ、赤い目に怯えの色が見え隠れしているのは気のせいだろうか?
「どこか行きたいところはありますか?」
さくらが訊くと、サリモは迷うことなくある方角を指さした。
小さな指の先に見える物体を見て、シュラインとさくらの顔に不安の陰がよぎる。
「ジェットコースター……ね」
「本当に大丈夫ですか、サリモちゃん?」
サリモがこくこくと何度も頷く。
「嫌な予感がするけど、本人の意志は尊重するべきかしら。遊園地ならお互い楽しまないと損だし。手、繋いで行きましょうか?」
笑みを浮かべて差し出したシュラインの手を、しかしサリモはパシッと叩いて振り払う。そのまま少女はさくらの手をしっかりと握り、先へと引っ張っていく。
「……」
「お、落ち着いてください。相手は子供ですから、ね? ね?」
かくして、サリモとの遊園地遊びがはじまった。
ジェットコースターにおいて最も恐怖をかきたてられる瞬間。
それはレールを滑り出す直前、最頂点に向かってコースターがゆっくりと上っていく時間帯である。
三人乗りのシートに座ったシュラインが横を見ると、案の定、サリモの赤い目には大粒の涙が浮かびはじめていた。
「ああもう、やっぱり! サリモちゃん! もし泣きそうになったら声を出して数を数えてみて! 泣かない泣かないって思ってると余計緊張して泣いちゃうかもしれないから、ね? さくら、アンタも何とか言ってあげて……って、なんでアンタまで泣きそうな顔してるのよ!」
「ご、御免なさい。私もこの手の乗り物はちょっと……」
そうこうしているうちに、三人の乗ったコースターがレールの頂点を乗り越える。
ッゴウッッ!
コースターが急加速し、他の乗客たちがいっせいに悲鳴を上げる。
風圧に耐えながらシュラインがサリモを見ると、少女は真っ青な顔でプルプルと震えていた。慌ててシュラインは声を張り上げる。
「ほ、ほら、サリモちゃん! 数を数えてみて! いーち、にーい!」
「い、いーち、にーい……!」
「さくらが数えてどうするのよっ!」
シュラインが思わず叫ぶ。風の音に負けない声で喋ることができるのは、シュラインの人並み外れた声量あっての芸当である。
「歌でも良いわ! 一緒に歌って気を紛らわしましょう! さん、にい、いち……ラララ……痛っ! なんでぶつのよ!」
サリモが煩そうにシュラインの顔をおしのけ、さくらの腕にしがみつく。
「ラ、ラララ……」
「だからアンタが歌ってどうするのよ、さくら!」
数多の悲鳴が飛び交う中、シュラインの他とは違った絶叫が遊園地に響き渡った。
ジェットコースターを乗り終えた三人の中で最も疲れ果てていたのは、なぜかシュラインだった。
ベンチに座ってぐったりとしているシュラインの横で、さくらとサリモは仲良く手をつないでいる。
「結局、泣きませんでしたね。偉いですよ、サリモちゃん。楽しかったですか?」
サリモが無表情にコクリと頷く。
「他に行きたいところはありますか?」
さくらの問いかけに、サリモがまたある一点を指で指し示す。
その方向を見て、またもやさくらとシュラインの表情に不安が浮かぶ。
「お化け屋敷、ですか……」
「ひょっとしてアンタ、わざと泣こうとしてるんじゃないでしょうね?」
シュラインの言葉を首を振って否定するサリモを見て、二人は顔を見合わせる。そもそも、人間ではないサリモがお化け屋敷に行ってなにが楽しいのだろう?
困惑する二人の返答を待たず、サリモがさくらの腕を引っ張る。
シュラインとさくらは嘆息し、仕方なくお化け屋敷へと向かった。
<meets boy>
係員に入場券を渡し、三人は薄暗い建物内へと足を踏み入れる。
すると早速、人外の人形たちが彼女たちを迎え入れた。
顔が焼けただれた女の霊、角や牙が生えた半人半獣の怪物、地面から上半身を出した骸骨、それらが通路を囲むようにして立ちはだかっている。
サリモはきょろきょろと人形たちを見回し、次にシュラインを見る。
怪訝な顔をするシュラインと人形たちを見比べていたサリモだが、シュラインを見上げたかと思うと瞳に涙を滲ませる。
「……人形よりも私を見て泣きそうになるって、どういう意味なのかしら? ねえ、さくら?」
「ま、まあまあ、相手は子供ですから……」
サリモがシュラインから視線を外し、通路を歩き出す。
あとをついていくさくらとシュラインだが、角を曲がったところで立ち止まる。
通路が二つに分岐していた。
サリモの後ろ姿は、闇に消えてどこにも見あたらない。
「サリモちゃん?」
「サリモちゃん、どこにいるんですか?」
二人の呼びかけにも、返事は返ってこない。
シュラインとさくらは顔色を変え、顔を見合わせる。
外見は幼い子供とはいえ、サリモが人間ではないことはもはや間違いない。万が一、彼女たちの目の届かない場所でサリモに何かあったら、何が起きるか想像もつかない。
「……探すわよ!」
「はいっ」
親友である二人は、それだけで互いの意志を確認し合うことができる。即座に二手に分かれ、それぞれ別の通路へと飛び込んでいく。
――十分後。
再び繋がった通路の先で、さくらとシュラインは落ち合った。
「駄目です。どこにも居ません……」
「ヤバイわね」
焦る二人の背後から、唐突に声がかけられる。
「お姉さんたち、どうしたの?」
「!」
さくらとシュラインは驚いて背後を振り返る。
そこに、一人の少女が立っていた。
腰まで伸びた長い黒髪、泣きはらしたような真っ赤な目、緑色の服。
サリモである。
「サリモちゃん!」
「ああ、良かった。どこに行ってしまわれたのかと心配しました」
胸をなで下ろす二人に向かってサリモが駆け寄ってくる。
「ごめんね。楽しすぎて、つい一人で先に行っちゃった」
そう言って、少女がニッコリと微笑む。
表情豊かなサリモを見て、二人は眉をひそめる。
外見はサリモに違いないのだが、雰囲気が一変していた。先ほどまで今にも泣き出しそうな顔をしてばかりだった少女が、普通の女の子のように元気に笑っている。
「サリモちゃん……よね?」
「はい、多分……」
シュラインの問いに、さくらは困惑気味に頷く。
すると急にサリモが二人の背後を指さした。
「危ない! 後ろを見て!」
「え?」
シュラインとさくらが無意識に後ろを振り向く。
しかしこの時、さくらはあることを思い出した。
そういえば月刊アトラス編集部の所にも似たような依頼が舞い込んだと聞いていた。なんでも本当の天邪鬼を遊園地に連れていく依頼らしい。もしその少年に出会うことがあれば、言葉は全て反対の意味で聞くことにしようと決めていた。
「……!」
反射的にさくらはすぐにサリモのほうへと顔を戻す。
するとそこには黒髪の少女の姿はなく、両手に大きな爪を生やした少年の姿があった。
「やはり、天の邪鬼!」
ボウッッ!
さくらが空中にいくつもの狐火を生み、少年に向かって勢いよく飛ばす。
「ありゃりゃ、ひっかからなかったね! すごいや!」
少年が陽気に笑い、素早い動きで狐火を次々とかわしていく。
「本物のサリモちゃんをどうしたのです! 答えなさい!」
さくらが鋭い声で言い放ち、さらに無数の狐火を虚空に生み出す。
遅ればせながら事態を把握したシュラインもまた身構える。
「天の邪鬼って、まさかアトラスに来た依頼の? サリモちゃんに何をしたの? 正直に答えないと……」
「あはは! こんなところで僕と遊んでていいの? 早く見つけ出さないと、手遅れになっちゃうよ!」
少年の笑い声が響いた、直後だった。
……ぅぅぅぅぅ……。
どこからか、小さな声が聞こえてくる。
声は次第に大きくなっていき、やがて弾かれたように一気に爆発する。
うわああぁああぁぁあぁぁぁぁああぁんっっっっっ!
「!」
あまりの大声に、シュラインとさくらは顔を歪めて耳をふさぐ。
音量だけではない。
声を聞くだけで身体の内側から壊れてしまいそうな、異様な重圧を受けてしまう。
周囲にあるものがビリビリと震え、お化けの人形が粉々に砕け散っていく。
「あはは! バンシーとシュリーカーのハーフが遊園地に遊びに行きたがってるって聞いたからちょっとからかってみたけど、想像以上にスゴイや!」
「なんということを……!」
さくらが怒りを露わにするが、少年は悪びれもせず笑い続けている。
だが。
……ああああぁぁぁん……。
周囲に呪いの破壊をばらまいていた泣き声が、徐々に弱まりつつあった。
さくらが振り向いた先に、目を閉じて喉を震わせるシュラインの姿があった。
「……ああああぁぁぁん……」
シュラインが泣き声をそっくりコピーし、破壊の衝撃を相殺しているのだ。ありとあらゆる音を聴き分け再現することできるのは、シュラインが持つ特殊能力である。
声を出し続けたまま、シュラインが目を開いてさくらを見る。
さくらは頷き、シュラインとともに走り出す。
天の邪鬼の少年は確かに許すことはできないが、今はサリモを見つけ出すことが何より先決である。
「あははははははっ!」
暗闇を走る二人の背後からは、少年の笑い声が響き続けていた。
<in dark>
破壊しつくされた墓地の真ん中に、サリモはいた。
両腕で顔を覆い、大きな口を開けて泣き続けている。
暗闇の中、一人で泣いている少女を見つけた時、さくらとシュラインは安心すると同時に胸に小さな痛みを覚えた。
ひとりぼっちで泣いている女の子。
その姿は、彼女たちまでもが涙を浮かべてしまうくらい悲しく目に映ったのだ。
サリモは二人に気づいた様子もなく、必死に泣き続けている。まるで誰かが自分を見つけてくれるのを待っているかのように。
シュラインもまたサリモと同じ声を出し続けていた。胸のポケットに手を入れ、取りだしたものをさくらに手渡す。
小さな、飴玉である。サリモが泣き出してしまった時のために持ってきたものだ。
さくらが頷き、少女に歩み寄って小さな口に飴を放り込む。
「ンム……」
ピタリ、と泣き声が止む。
サリモがさくらとシュラインの存在に気づき、じっと二人の顔を凝視する。
「大丈夫、サリモちゃん?」
「あの男の子に何を言われたんですか?」
少女の顔を覗き込む二人に対し、サリモは口の中で飴を転がしながら俯いてしまう。
嘆息する二人だったが、やがてサリモがぽつりと呟く。
「……シュラインとさくらは、本当はわたしのこと大キライだって……」
言って、サリモがまた嗚咽を上げ始める。
さくらとシュラインがびっくりして、小柄な女の子を見下ろす。
だがすぐに笑みを浮かべ、二人でサリモの頭をなでる。
「バカね。あいつは天の邪鬼なのよ?」
「そうですよ。天の邪鬼は本当とは逆のことを言うんです」
サリモが不思議そうな顔で二人を見上げる。
「私がアンタのこと嫌うわけがないでしょう」
「私もです。サリモちゃんのことは大好きですよ」
サリモがきょとんとした顔をする。
だが、すぐに黒髪の少女は笑みを浮かべる。今日、はじめて見せた笑い顔だった。
「……ありがとう」
<bye-bye>
「はいはい、どうもー。サリマウスがお世話になりましたー」
お化け屋敷から出るなり、眠そうな顔をした少女が三人を迎える。
シュラインにとっては初顔合わせだが、さくらはそうではない。敵意を露わにして少女、栗本狸子を睨みつける。
「出ましたね、狸女。今回の騒ぎの原因もまた貴女だったのでしょう」
「失敬な。あたしは迷子になっていたその子、サリマウスを拾っただけですよ。なんでも日本の遊園地の話をどこかで聞いて海を渡ってきたそうです」
悪びれもせず、あっさりと狸子が言い放つ。
サリマウスというのがサリモの本当の名前なのだろう。シュラインが少女にたずねる。
「サリモちゃん、そうなの?」
サリマウスがこくこくと頷く。
狸子がやれやれというように頭を振り、嘲笑を浮かべる。
「狸と見れば悪者扱いですか。はっ、これだから狐は浅はかでいけません」
「くっ……」
言い返すこともできず、さくらは怒りを堪える。
「ほら帰るよ、サリマウス。急がないと船が出ちゃうぞー」
サリマウスが二人のもとを離れ、狸子に駆け寄っていく。
しかし思い出したように踵を返すと、立ち尽くしている二人のもとへと戻ってくる。
戸惑うさくらとシュラインの手を握り、にこっと微笑む。
「また会えるといいですね、サリモちゃん」
「サリモちゃん……」
さくらもまた微笑み返し、シュラインは複雑な顔をする。特にシュラインはこれまでサリマウスに嫌われているかと思っていたため、熱い感情がこみ上げていた。
そうして、サリマウスは狸子に連れられ二人のもとを去っていった。
「ふふ、もしかして今度は貴女が泣いてしまいそうなんじゃないですか? 意外と涙もろいですものね」
「泣かないわよ。失礼ね」
言いながらもシュラインはさくらから顔をそむけ、胸のポケットから取りだした飴を口に放り込む。
いつの間にか、赤い夕日が二人の影を地面に落としていた。
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】(整理番号順)
【0086 / シュライン・エマ(しゅらいん・えま) / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト】
【0134 / 草壁・さくら(くさかべ・さくら) / 女 / 999 / 骨董屋『櫻月堂』店員】
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■ ライター通信 ■
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ある地方では、瓜子姫といれかわった天の邪鬼が瓜子姫の家族を食べてしまうという伝説があります。しかし遠方で縛られた瓜子姫が大声で泣いたためにニセモノだと分かる。
今回のシナリオのクリア条件は、サリモを泣かせないための工夫(物を食べさせる、意識を失わせる、別のことに気をとらせる、等)を考えることが条件でした。
はじめまして、シュライン・エマさん。岩井シナリオに初のご参加、ありがとうございます。整理番号が二桁の大物さんは初めての受注だったので緊張しました。
プレイングもとても繊細だったので書く身としても楽しかったです。優しいプレイングだったので、逆に少しだけイジめてしまったのですがいかがでしたでしょうか? 飴玉のアイデアが岩井的にも大好きでした。
人物や能力の描写に関してご希望・感想がありましたら、クリエーターズルームからメールで教えていただけると嬉しいです。
次回もまた、ぜひ東京怪談の舞台でお会いしましょう。
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