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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡線・地下都市 HEAVEN>


地下水路にひそむ悪魔

日本のどこかの、地下深くに広がる都市・HEAVEN。
主な交通手段である地下鉄【第七天】駅を出ると、そこは大型ドーム空間『中央街』だ。
駅前広場から一望すると、右手にはメインタワー【バベルの塔】がそびえ、ハイウェイがその前を横切っている。
太陽光の届かない地下都市は、常時ライトアップされた『夜の街』だ。
さまざまな事情で地上の世界にいられなくなった者や、密かに人外の者も多く生活している。
そんな人々がもっとも集まる場所が、合法カジノバー【胡蝶の夢】だった。



カランカラン、という涼しげなベルの音に、苑川蝶子(そのかわ・ちょうこ)は顔をあげた。
「ごめんなさい、まだ営業してな―…」
カウンターで開店準備をしていた蝶子は、顔見知りの来店に作業の手を止める。
「あら、浩(こう)ちゃんじゃない。珍しいわね」
真っ赤なルージュをひいた唇が、笑みの形を作った。
店に入ってきたダークブルーのスーツの男は、微苦笑しながら軽く片手をあげた。
男の名は榛名浩二(はるな・こうじ)。彼のことを『浩ちゃん』などと呼ぶのは、HEAVENでただひとり、蝶子だけである。
「久しぶり、蝶子さん」
「ホントよ…ちっとも来てくれないんだから。寂しかったわ」
「またまた、そんなこと言って…」
カウンターに席を取ると、浩二はテーブルの上で両手を組んだ。細長く、しかし男性的にゴツゴツした指が、神経質に動く。
「それ、困ってるときのクセ?」
浩二の好きなバイオレット・フィズを出しながら、蝶子が尋ねた。
「まいったな…そんなクセ、はじめて気付いたよ」
「何か、仕事でトラブってるわけ?」
「うん、実は…」
浩二は特殊警察機関【AX】に勤務する刑事である。
【AX】は、科学では解明できないような不思議な事件を専門に扱うところだ。
その【AX】に警視庁から、ある犯罪者の逮捕が依頼された。
地上からこのHEAVENに紛れ込んだ、連続殺人鬼。
「…で?浩ちゃんが絡んでるってことは、ソイツ、ただの人間じゃないってわけね」
「そう。なんでも、悪魔召喚師だっていう話なんだ」
悪魔召喚師――その名のとおり、悪魔を呼びだしてさまざまな術を行使する輩である。
その犯罪者は、悪魔の力で殺人を犯してきたのだ。
「本当は僕が担当すべきなんだけど、他にも仕事が山積みでね」
ため息混じりに言う浩二に、蝶子はあごに指を添えて、にまっと笑った。
「そういうことなら、あたし、いい人知ってるわよ」
最近ここに出入りするようになった、能力者たちがいる。
きっと彼らなら、協力してくれるだろう。
「ちょっと頼んでみるわ。そいつを生け捕りにすればいいのね?」
「そう。第3階層の下水道に潜伏しているらしいから、そこで捕獲してもらえればベストかな」
最悪の場合、殺すことも厭わずに――なにしろ相手は、悪魔なのだから。



このHEAVENにおいては、時間の経過を知るには時計を見るしかない。
バベルの塔の管理する大時計【クロノ・ゲート】から発する電波が、街の要所に設置された電波時計の時刻を調整し、必要があれば人々はそれを見て行動する。
だが、この地下世界では、時間を気にする者は数少ない。
勤め人と、自ら店を経営している者ぐらいだろう。
その例にもれず、営業開始時刻になった【胡蝶の夢】は、早くも集まってきた人々の喧噪に包まれていた。
バックヤードへつづく扉を閉め、それまで店内の様子を伺っていた黒月焔(くろつき・ほむら)は、口笛を吹いた。
「ふうん、ずいぶん盛況なんだな」
「ま、ね…ここには、ギャンブルもお酒も好きな人が多いから」
依頼を受けるために集まった面々は、バックヤード――応接室に通されていた。
その彼らに、蝶子が直々にドリンクを振る舞って回っている。
「おかげさまでいろんな情報が手に入るしね」
「なるほどな」
蝶子からウィスキーのロックを受け取り、焔はグラスに口を付けた。
「あとのみんなは未成年よね。ソフトドリンクでOK?」
「あ、はい…」
コクリとうなずくのは、直弘榎真(なおひろ・かざね)。
地上の世界の高校生である。
女性に対してほとんど免疫がないので、初対面の――しかも年上で、かなり露出度の高い服をまとった蝶子に、だいぶ緊張しているようだ。
「私は結構だ」
ひとり離れて壁にもたれかかっていた修道女、ロゼ・クロイツは、片手で蝶子を制す。
「あら、あたしの出すモノは飲めないってこと?」
「…そうは言っていない」
笑みを深めた蝶子に、肌で危険を感じたのか、ロゼはかぶりを振った。
「そう。ならいいけど?」
実をいうと、蝶子の趣味は、他人に絡むことだったりする。
不必要に他人をあおり、喧嘩を売ることもしばしば、だ。
「そこのカップルはどうする?なんでもいいわよ」
ピシリと指をさした先に座るのは、今野篤旗(いまの・あつき)と砂山優姫(さやま・ゆうき)である。
同じソファに座ってはいるが、不自然なくらいに間を開けて座っている彼らを見て、どうしたら恋人同士だと思えるのかは知らないが、
「違います。篤旗さんは、友達のお兄さんなんです」
優姫がキッパリ否定すると、蝶子は意味深に笑った。
「ホ、ホンマですよ?優姫ちゃんは妹みたいな感じでっ」
蝶子に見つめられて、顔の前で両手を振る篤旗。
本当は、優姫を好いているのだが――優姫が恋愛方面に疎いので、なかなか言い出せずにいるのだ。
「弥琴(みこと)は、100パーセントのアップルジュースが良いです♪」
はいはいはーいっ、と、元気な声があがり、蝶子はそちらを振り返る。
声の主は、ソファの上で足をプラプラさせた、ゴシックロリータ風のワンピースの少女だった。
神楽弥琴(かぐら・みこと)という、弱冠13歳のプロ・バイオリニストである。
その隣には同じくらいの年齢の少年が座っており、彼も同じものを所望した。
「はい、どうぞ」
「すまないな」
自称16歳の『探究者』、夢崎英彦(むざき・ひでひこ)である。
外見はどう見ても子供だが、中身は貫禄たっぷりだ。
「さて、じゃあ本題に入るわね」
蝶子は、HEAVENの見取り図をテーブルの上に広げた。
全部で5つの階層からなる地下都市の、《中央街》部分の地図である。
ドーム空間とはいえ、その規模は、地上の世界で言うところの【東京・新宿区】と同じくらいだ。
「まずは、ここを見てちょうだい」
蝶子が指さしたのは、発電施設や下水処理施設などがある第3階層。
「ちょうどここに、第2階層――地下鉄からの通路があるのよ。まずはそこから1組」
「1組?」
「そう。二手に分かれて、挟み撃ちにできればベストかなと思って」
榎真に問われ、当然のように蝶子はうなずいた。
榛名浩二の情報によれば、悪魔召喚師が一番最近目撃されたポイントが、その入り口付近なのだという。
「もう1組は、こっちから入ってもらいたいの」
初めの入り口のほど近くにある、別の入り口。
「2つの入り口から、うまい具合に追いつめられれば――捕らえられる確率も上がるでしょ」
最悪の場合は、殺してしまっても構わない。
そうは言われたものの、敵も同じ人間だ。さすがにそれは回避したい選択肢だった。



下水道の中を、1列になって彼らは進んでいた。
汚水の流れる水路の両脇に、大人が2人ほど並んで歩ける幅の通路がついている。
「それにしても――やっぱ臭いな」
最後尾にいる榎真が、口元を手で覆って眉をひそめた。
「ひょうがないはよ、ははへはん」
「…なんだって?」
榎真の前を歩く弥琴が、鼻をつまんだ状態で後ろを振り返る。
片手には愛用のバイオリンケース。
出発前に、服は汚してもバイオリンだけは汚さないわよ、と豪語して、みんなの反対を振りきって持ってきたのである。
「しょうがないわよ、榎真さん――ってとこかいな?」
先頭を行く篤旗が、微笑ましいやりとりに笑みを浮かべた。
準備の良い優姫が持ってきた懐中電灯を手に、前方を照らす。
「この先、分かれ道やわ。優姫ちゃん、目印つけといてもらえる?」
「わかりました」
篤旗の後ろを歩いていた優姫は、持参した蓄光シールを壁に貼り付けた。
蝶子から借りてきた地図にも現在のポイントを書き込み、進んでいく。
「でも、篤旗さんまでこちらにいらしてるとは、思いませんでした」
「ん?そ、そう?」
篤旗は頭を掻いた。
実は電車に乗り間違えて、気がついたらHEAVENにいた――というのは、ここだけの話である。
「ええ。でも知っている人がいてくれて、安心しましたけど」
優姫がほんの少しだけ笑うのを見て、篤旗もあわてて口を開く。
「僕かて優姫ちゃんが」
――いてくれて安心したで。
という言葉は、言えないままに終わる。なぜならば、弥琴が後ろから先に言ってしまったからだ。
「私も優姫さんに会えて、心強いわ」
「私も、弥琴ちゃんがいてくれて良かった。榎真さんも、付き合って下さってありがとうございます」
突然話をふられ、榎真は照れたように手を振った。
「礼なんていいって。ちょうど『探し物』しようとしてたとこだし、ついでだからさ」
「そうなんですか?……私も、一緒です」
優姫が目を伏せた、その時。
「なんや!?」
サッ、と目の前を何かが通り過ぎたのを、篤旗が感知した。
その姿は捉えられないが、篤旗の能力は『温度の変化を感知する』力だ。
下水道内の空気よりも温度の高い『何か』が、確実にその場に存在している。
「目標か!?優姫、弥琴、気を付けろよっ」
かばうように躍り出た榎真が、油断なく辺りを見回した。
「誰だっ、オマエらぁぁっ!?」
反響してどこにいるか判らないが、甲高い男の声が聞こえる。
おもむろに、弥琴がバイオリンをケースから出し、肩にのせた。
そして高音を一度だけ、ひく。
「ギャッ!!」
男が悲鳴と共に、近くの角から姿を現した。
どうやら召喚した悪魔に身体を護らせていたらしく、その残像がまとわりついているのが見える。
「弥琴の奏でる音は神の声。悪魔なんて、浄化しちゃうんだから!」
弥琴のバイオリンの音によって霧散した悪魔を目にして、男はおびえた声をあげた。
「な、なんなんだよオマエたちはぁぁぁっ!!」
おそらく今まで、自分の使役する悪魔を倒されたことなどなかったのだろう。
完全に、男は恐慌状態に陥っていた。
「向こうから、黒月さんたちが――」
優姫が指さした方を見ると、別ルートを行っていた焔、ロゼ、英彦が、ちょうど男をはさんだ向こうから小走りでやってくるところだった。
形勢は明らかにこちらが有利――一瞬、安堵の表情が全員の顔に浮かんだ。



「捕まるのは嫌だあぁぁぁっ」
男は立ち上がると、右手を地面にかざす。
「偉大なる我が王ベルゼビュートよ、我に力を与えたまえ」
男が呪文を唱えると、毒々しい色の魔法陣が浮き上がった。
そしてそこから、真っ黒い人型の悪魔が飛び出してくる。
口は耳まで裂け、鋭い歯が並び、真紅の瞳が6つもある。
「悪魔を使って殺人を犯すなんて、許しがたい行為です…」
優姫が、キッと、悪魔と召喚師の男をにらみすえた。
「悪魔が相手なら、力をセーブすることもありませんね」
優姫の持つ超能力――主に破壊のための力は、あまりの力の強大さゆえに、なかなか制御できないため、普段はかなり力を抑えて使っている。
瞳が紫に輝き、黒いロングヘアがフワリとなびくと、優姫は一気に力を解放した。
もちろん、悪魔に向けてである。

ドウッ!

大きな衝撃音と共に、悪魔が吹き飛ぶ。
が、何のダメージも受けていないかの如く、悠然と悪魔は立ち上がった。



篤旗は悪魔の姿を視野に入れ、力を放った。
悪魔の体液――そんなものがあるかどうか定かではないが、とにかく凍らせるためである。
わずかに悪魔は足を止めたが、篤旗の方を向き直ると、一足飛びに飛びかかってきた。
「わああっ!?」
為す術なく吹き飛ばされる篤旗。
「あいたたた…」
強打した腰を押さえてうめく彼の元に、やれやれと弥琴が歩み寄った。
高い位置で2つ結びにした銀髪が、ゆらゆら揺れる。
「大丈夫ですか?」
「う、うん…なんとか大丈夫やわ」
無理して笑みを浮かべる篤旗に、弥琴は優しくバイオリンを奏でる。
「あ…痛みが引いた、かも」
「言ったでしょう?弥琴の奏でる音は、神の声なんだから」



優姫と篤旗の攻撃をものともしない悪魔に、焔は舌なめずりした。
強い奴ほど、殺りがいがあるではないか。
「来い、龍神!!」
悪魔に対抗して、龍神を召喚する。
身体中に刻まれた龍の刺青が、うっすらと熱を放った。
燃える炎のような髪が、気の煽りを受けて、ざわめく。
具現した龍が、悪魔を口にくわえて下水に突っ込んだ!
そして、そのまま龍神は消滅する。
「チッ…さすがに神様は、長時間使役できないってわけかよ」
舌打ちして、焔は召喚師の男に視線をやった。
「ったく――チンケな殺人者ひとりに、手こずってる場合じゃねぇ!」



悪魔が下水に落ちたのを見計らって、榎真が力を解放した。
ある事件がキッカケで手に入れた、天狗の能力。
普段はなんともないが、時々なぜか無性に力を使いたくなる。
そして、今日もそうだった。
「雷鐘!」
電撃が水を伝い、悪魔を感電させる。
――全てを破壊し尽くせ。
耳元で誰かに言われたような気がして、榎真は我に返った。
「あ……」
行使している力をゆるめ、自分の両の手のひらを見つめる。
今のは、誰だ――?



榎真の攻撃がやんだところで、ロゼは下水に身を躍らせた。
人間ではないので、呼吸をする必要はない。
ただ、不浄なる存在を消滅する、それだけのためにロゼは疾駆した。
まずは暗器のひとつ【銀の矢】が、下水から浮かせるようにして悪魔を貫く。
続けてワイヤーを放ち、悪魔をからめ取った。
自らも下水から飛び出すと、勢いで壁に悪魔をたたきつけ、聖なる力を込めた短剣で悪魔の足をつなぎ止める。
「汝の存在そのものが罪――悔い改めて消えるがいい!」
言いながら、ロゼは聖水を浴びせかけた。
シュウシュウと音を立てて煙が上がる。
悪魔の身体が溶けはじめていた。
その隙に、残りの全員がありったけの力を込めて攻撃を加える。

さすがの悪魔も、消滅するよりほかなかった。



みんなが悪魔に気を取られている間、英彦はひとり召喚師の男に照準を定めていた。
自分の手のひらをナイフでうっすらと切り裂いて、その血液を壁に塗る。
血痕は英彦の意のままに、壁づたいに男に迫った。
英彦の能力は、自分の血をたらした無機物を、自在に操る力だ。
壁自体がいびつに変化して、男を拘束した。
さながら、無数の蛇の如く。
「わあぁぁっ、やめろ、やめてくれえぇぇっ」
男はあわてふためき、わめき散らす。
「五月蠅(うるさ)い男だ」
英彦は、眉間にしわを寄せた。
他のメンバーもこちらの様子に気がついて、集まってくる。



「さて、どうしようか…?」
悪魔召喚師の男を囲んで、一同はぐるりと顔を見回し合った。
蝶子と浩二の言いつけを守れば、このまま引き渡すことになる。
「とりあえず気絶させて、連れていくか」
英彦が提案した、その時――
「あああああっ!?」
英彦の『壁の触手』の拘束を振りきり、男の身体が宙に浮かび上がった。
「まだ余力を残してた!?」
「いや、直弘、よく見ろっ!」
焔に言われて榎真が男を観察すると、男の顔は真っ青だ。どう見ても、自分の意志で力を使っているようには見えない。
「まったク、役立たずは死んでしまえばいいのヨ」
彼らの背後から、低めの女声が届いた。
慌ててそちらを振り向けば、真っ赤なボブカットの女性が佇んでいる。
メタルレッドのボディスーツに身を包んだ、妖艶な女だ。
「プ、プロセルピナっ!?」
召喚師の男が、うわずった声で叫ぶ。
「どういうことだっ、助けてくれよぉぉっ!」
「駄目ヨ。無能な者は要らないノ」
プロセルピナと呼ばれた女は、氷のように冷たい瞳で、男を見た。
とたんに男の身体が消滅していく。
「うぁ、あぁぁぁぁぁぁぁ―……」
まるで、はじめから何もなかったように、男の姿は忽然とかき消えた。
「これって、どういうことなの!?」
弥琴が、バイオリンケースを抱えて後ずさる。
無意識のうちに、身体が拒否反応を起こしているようだ。
「あなたたチ、邪魔をしないでちょうだイ。せっかく棲みやすい場所を見つけたんだかラ」
「なんなんですか、あなたは!?」
篤旗がさりげなく優姫を背後にかばいながら、問う。
だが、その問いには答えることなく、プロセルピナは笑みを浮かべたまま、消えた。
言葉の通り、その場から忽然と――。
「あの人は、何者なのでしょう…?」
優姫のつぶやきに答えられる者は、存在しなかった。

そして一同は、ありのままを報告するために【胡蝶の夢】に戻ることにした。



【胡蝶の夢】での報告を終えて、篤旗は東京へ帰るべく、【第七天】駅をめざしていた。
駅前広場でアカペラのストリートライブをやっているのを横目で見つつ、地下――第2階層に降りる。
この駅は、界境線をはじめ、HEAVEN内を循環している地下鉄も多々発着していた。
行きのような間違いは二度としないように気を付けながら、やっぱり循環地下鉄に乗ってしまうあたり、ちょっぴり篤旗は自己嫌悪するのだった。

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■      登場人物(この物語に登場した人物の一覧)      ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【0231/直弘榎真(なおひろ・かざね)/男/17歳/日本古来からの天狗】
【0423/ロゼ・クロイツ/女/2歳/元・悪魔祓い師の助手】
【0495/砂山優姫(さやま・ゆうき)/女/17歳/高校生】
【0527/今野篤旗(いまの・あつき)/男/18歳/大学生】
【0555/夢崎英彦(むざき・ひでひこ)/男/16歳/探究者】
【0599/黒月焔(くろつき・ほむら)/男/27歳/バーのマスター】
【0771/神楽弥琴(かぐら・みこと)/女/13歳/バイオリニスト】

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■               ライター通信               ■
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ご参加どうもありがとうございました!
担当ライターの多摩仙太です。
毎度のことながら、お待たせしてしまってすみませんでした。
さて今回は、『地下都市HEAVEN』最初の事件でしたので、私自身もすごくドキドキでした。
結局、召喚師の男は『消滅』(死?)してしまったのですが、依頼としては成功したと思っていただいてOKです。
試行錯誤しながらの世界観作りになりますが、気が向いたら是非またお付き合い下さいませ。
ちなみに今回、アンケートさせていただいた結果を元に、ラストにおまけを付けさせていただきました。
今後の参考になったりならなかったり、いろいろあるとは思いますが、このような楽しみも交えて頑張っていきたいと思っています。
では、また別の依頼でお目にかかれることを祈って。

◇今野篤旗さま
2度目のご参加ありがとうございました。
いつも優姫ちゃんとの絡みを一生懸命書いてしまうのですが、戦闘シーンの描写はいかがでしたでしょうか?
それと、いつも京都弁に困っているのですが・・・あのような感じでよろしいでしょうか。
何かありましたら、テラコンよりお願いいたします。
ではでは、またどこかでお目にかかれることを祈ります。