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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


DeadEnd Train

------<オープニング>--------------------------------------

 深夜、三時。
 踏み切りが動き出す。警報の音はしない。静かに遮断機がおり、赤いランプが一定のリズムで明滅する。
 重たい音を立て、列車が踏み切りに近づいてくる。
 ほんのりと青白い光を放っている。オレンジ色の車体は薄汚れ、雨の後を走りぬけてきたようだ。
 電車が、踏切を通り過ぎる。突風が吹いた。
 この時間、この線路の上を走る予定の電車などはない。そしてここは高田馬場。
 シルバーにグリーンのラインが入った山手線の車両しか、この上を走る筈はないのだ。
 
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 山手線の線路上を、幽霊電車が走っているという噂がある。この幽霊電車が走るようになってから、山手線の車内で「眼に見えない痴漢」にあうという被害も続出している。
 今回の任務は幽霊列車の破壊である。
(以下略)
 草間興信所 草間
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 JR山手線「渋谷駅」――
 山手線内回りホームで、二人の女性が苦い顔をしていた。
 一人は豊満な肢体を、ぴったりとした黒のサマーニットドレスで包んでいる。背が高いのに加えて、かなり高いヒールのサンダルを履いていた。
 その隣で仏頂面をしているのは、艶やかな金髪の女性だった。黒革のビスチェに、黒いスパッツ。その上に薄手の白い外套を羽織っていたが、それは左肩に跳ね上げていた。
 軋むような独特の音を立て、ホームに車両が入ってくる。銀地にグリーンのラインの入った車両だ。
 ドアが開くと、二人は同時に車内に乗り込んだ。
「ちょっと。昼間の痴漢捜査はあたしがやるつもりだったんだけど」
「そんなことは聞いてないぞ」
 サマードレス姿の湖影華那が、居丈高に言い放つ。
 レイベル・ラブは肩をすくめた。
「強力捜査だって言うのも聞いてない」
「それは、あたしも」
 華那は唇を尖らせる。電車が発進した。
「昼間のウチにちゃちゃっと片づけちゃおうと思ったのに。どうせ、痴漢と電車は関係あるんでしょ? 武彦が指示書に付け加えるくらいなんだから」
「そう思わなければここにはいないな」
 レイベルはつり革に掴まったまま、窓の外を見ている。
「折角触りやすいように清楚な格好してきてあげたのに」
「……セイソ?」
「うるさいわね。華やかだから何着たって派手になるのよ。そっちはどうなの? スパッツなんかでガードしたら、痴漢は寄ってこないわよ」
「触られるつもりはない」
 レイベルは首を振る。
「大体、こうしてお前がいる以上、お前が触られればいいんだ。それが望みなんだろう」
「望みじゃないわよ。仕事だからタダで触らせてあげるんじゃない。そうねえ、あなたじゃちょっと触られる見込みはないし」
 ふん、と華那は胸を反らす。豊かな乳房が揺れた。長い髪をかき上げ、女性的なラインを描く首筋に指を這わせる。
 オードトワレの匂いがふわりと漂う。イヴ・サンローランのオピウム……「毒」という名を持つ、濃厚で官能的な香りだ。
 華那とレイベルの太腿に、ひやりとした何かが触れた。
「いたようだぞ、物好きが」
「そうね」
 二人は同時に下を見る。
 二本の太腿を抱え、にやにやと笑う男が足元にいた。
――ようこそ
 男の腕に力がこもる。
 二人はずぶりと車両の床に沈んだ。
 
×

 赤黒く濡れ光る床が迫ってくる。
 ぶよぶよとした感触の床に着地し、レイベルは辺りを見回した。
 赤黒い床が細長く伸びている。両脇には、肌色をした細長いベンチと、銀灰色の壁、窓が見えた。
 色味と雰囲気こそ異なるが、明らかに電車の中であった。
 窓の外は暗い。
 がたんと振動が伝わる。電車はゆっくりと発進した。
「夜になっちゃった……みたいね」
 油断なく周囲を見回していた華那が呟く。
 冷気が二人に向かって吹き付けてくる。
「招待してくれたようだな」
 レイベルは呟く。じりじりと背中合わせに二人は移動する。
「前と後ろに大きな気配があるわ。これは両方叩かないと止まらなそうね」
「同感だ」
 華那がさっとニットドレスの裾をまくり上げた。華やかな黒いガーターベルトで、レース付きのストッキングを留めてある。
 ストッキングの中に、小さなエアガンが挟んである。
 レイベルは肩に跳ね上げていた外套の下で手を動かす。腰元にホルスターがあり、そこに長細い鋼鉄の棒が締まってある。
 取り出す。
 ぶん、と棒を振るった。
 30センチほどの棒が、一気に1メートルほどまで長くなる。
「なにそれ」
「特殊警棒だそうだ。草間から貰った」
「……武彦に貢がせてるの?」
「そういうワケではない」
 華那がかしゃりと弾丸を装填する。
「それって、特殊ってことは霊体も殴れたりする?」
「多分しない」
 レイベルはあっさりと答える。華那ははぁとため息をつき、警棒に指を這わせた。
「それでどうやって戦うつもりなの。……これでいいわよ」
 華那の指先から、ほの赤い光が伸びる。警棒を光が包み込んだ。
 通常霊などに人間は触れられない。だが、華那の気でくるむことによって、霊に物を触れさせたりすることが可能になる。
 応用すれば、鋼鉄の棒でも霊が殴れるようになるというわけだ。
「後ろは任せたわ」
「前は頼んだぞ」
 同時に言い放ち、二人は床を蹴った。
 
×

 ぶよぶよとうごめく車内は動物の内臓のようだ。窓の縁や手すりの部分も、白く節の入ったものに変化している。骨に似ていた。
 車両と車両を繋ぐ細長い入り口に飛び込む。
 首が、座席を埋めていた。
「何故邪魔をするんだ」
 更に向こうの連結部に、乗務員の制服を着た男が立っていた。下半身はつぶれ、はみ出た腸や崩れた脚が絡まり合い、蛇の胴体のようになっている。
「ここにいるのは電車にはねられて死んだ者だ。突き落とされた者、謝って転落したもの、飛び込んだもの。それらの恨みと苦痛がこの電車を走らせている」
「聞きたくないわ」
 華那は銃口を男に向け、トリガーを引く。
「いつまでもこの世に迷っているあんた達の理屈は言い訳でしかないわ。ぐだぐだ言わずに成仏なさい!」
 ほの赤い光にくるまれた弾丸が、男の眉間を打ち抜く。乗務員が大きくのけぞり、すぐに起きあがった。
「生者の思い上がりだ」
「現世は生者の居場所なの」
 華那はすぐさまそれを打ち消す。座席に詰まって歯をガチガチと鳴らしている無数の首に向かって、立て続けに引き金を引いた。
 首が弾ける。華那はゆっくりと歩きながら、獰猛に唸る首を破壊していく。
 乗務員が踵を返す。
 一本になった下半身をずるずると引きずりながら、奥へと進んでいく。
「あれがボスなのね」
 華那は足を速めた。
 
×

 飛来した首を、レイベルは警棒で殴り飛ばした。
「これはいいな」
 続いて食らいついてきた首にも、警棒を打ち下ろす。警棒に噛みつこうとした歯ごとへし折り、バットを振るうように打つ。
 首は猛スピードで車両の隅まで飛び、ガラスを砕いて外へと飛び出した。
 無数の首が、車内を飛び回っていた。がちがちと歯を鳴らし、レイベルへと襲いかかってくる。
 レイベルは車内を走り抜けながら、首を次々に打ち倒していった。
 ドアを抜ける。
 にやにやと下卑た笑いを浮かべる男の首が、浮いていた。
 首から下は、青白い光を放つ身体だ。だが、明滅を繰り返す身体は首以外は消えかけている。
 レイベルと華那をここへと引きずり込んだ男だった。
「お前が痴漢だな」
 レイベルは警棒の先を男に突きつけた。
「死んだ後にまで、痴漢程度しか出来ないとはとんだ小心者だ」
「うるさい! 女はみんな、本当は触られたがっているんじゃないか!」
「馬鹿かお前は。何を世迷い言を」
「オレは、生前は痴漢なんてしたことが無かったんだ……でも、でも、あるブスが、オレをいきなり痴漢だと言いやがった。あんなブス、頼まれたって触るか! け、結局女は男に触られたいんだろう!?」
「それで、首でも吊ったのか」
「オレは逃げて……足を滑らせてホームに落ちたんだ」
「はっ……」
 レイベルは笑い飛ばす。
「生前からお前は病に掛かっていたようだ。このレイベル・ラブが、治療をしてやろうじゃないか!」
 レイベルは懐からメスを取り出す。
 投げた。
 男の眉間に、メスがぐっさりと突き刺さる。
「あの世へは、健康な状態で送ってやる」

×

 上半身だけになった女性が、華那にしがみついてくる。
 華那はエアガンを太腿に戻し、反対側から長い一本鞭を取り出す。
 女性の身体を掴み、投げ飛ばす。
 空中で、打った。
 女性が悲鳴を上げる。
 身体から無数の光が抜けていく。床に落ちる前に消滅した。
「弱いのが一杯寄り集まってるのね」
 走るスピードはゆるめず、鞭を振るう。
 飛びかかってくる身体の一部分を失った哀れな霊魂たちを打ち払った。
「少し痛いけど我慢なさい! 迷った罰よ」
 鞭を振るう。
 目の前に立ち塞がろうとした首を打ち据える。
 がたんと電車が揺れた。
 速度を上げたようだ。
 更に内臓めいてきた壁が、ぶるぶると振動する。
 華那は足首を捕まれ、膝を突いた。
 壁と床から、腸のような触手が伸びてきている。
 華那の両足に巻き付き、胴体にも巻き付いてくる。
 華那はもがいた。
 
×

「逃げるな!」
 床を蹴り、レイベルは一気に痴漢との距離を詰める。
 がたんと車内が揺れる。警棒が空振りし、レイベルはよろけた。
 ごんごんという音が響く。速度を上げているのだ。それも、かなり。
 車内の壁という壁がぶよぶよと蠕動する。
 赤黒い液体をまき散らしながら、レイベルに向かって触手が伸びる!
 レイベルは警棒をくるくると回し、触手を叩き潰した。
 痴漢が触手の向こうを走っている。レイベルは伸びてきた触手を掴み、引きちぎった。
 赤黒い液体が飛び散る。
「あいつ自体には大した力がないんだな……集まるためのツナギにすぎないのか」
 身体に巻き付こうとする触手をぶちぶちとちぎり、床へと投げ捨てる。
「やかましい!」
 警棒を振るい、触手を叩き潰す。
 車両の最後が見えている。男は奥に逃げ込んだようだ。
「中央線は、人身事故が多すぎるな」
 ため息をつく。
 警棒を大きく一閃する。
 行く手を阻む触手の網を引き裂いた。
 
×

 華那は両手足を戒められ、床に引きずり倒された。
 触手は後から伸びてきて、華那の胴体や腕に巻き付く。ぶよぶよとしたなま暖かい感触が気持ち悪い。
「調子に乗るんじゃ、ないわよ」
 低く呟く。
 触手が華那の細い首に絡まる。
 華那は両腕に力を込める。
 華那の身体がほの赤い光に一瞬だけ包まれる。
 千切った。
 手足を戒めていた触手が、赤黒い液体にまみれながらちぎれ飛ぶ。
「汚れるじゃないの」
 華那は立ち上がり、なおもからみついてこようとする触手を踵で踏みつけた。
 鞭を拾う。
 一つ向こうの車両に、変貌した乗務員が立っているのが見えた。
「往生際が悪いのね」
 華那は鞭を掴み、びしっと壁を打った。
「この華那女王様が、あの世に逝かせてあげるわ!」
 走る。
 鞭の一振りが、乗務員の胴体を打ち据えた。
 
×

 痴漢はじたばたと車両の奥へ移動しようとしていた。
 レイベルが男の頭をむんずと掴んだ。実体化しているこの部分だけは、掴むことが出来る。
 後部の運転席へ入り込もうとしていた男を引きずり出した。
 床に投げ出す。
 男の眉間には、レイベルが先ほど投げたメスが半分ほどまで突き刺さっていた。
「素直に釈明すれば、痴漢に間違われるようなことはなかったはずだ」
 男の頭を踏みつける。
「だが、死後に痴漢を繰り返すようでは、ただ度胸の問題だったのかもしれんな……」
 ぐ、と足に力を入れた。
「己の歪みを棚に上げて、この世に居座るのは馬鹿らしいぞ」
 踏みつぶす。
 男の頭が砕け、無数の細かな光が空中へ飛び散った。
 
×

 乗務員の恨めしげな顔が、ゆっくりと空中に溶けていく。
 華那は消えゆく顔面に、もう一度鞭をお見舞いした。
「馬鹿ね」
 ため息をつく。
「迷っても、救いなんてないのよ」

 電車のスピードはゆるまなかった。
 ぎしぎしと車体を軋ませながら、古びた電車は線路の上を疾走する。
 車両の正面から、ぼろぼろと塗料がはげ落ちてゆく。
 赤黒い皮膚が、塗料の下から現れてゆく。剛毛を生やした、皺だらけの醜い肌だ。
 先頭車両の部分に、顔が浮かび上がった。
 無数の霊体が集まり、歪み、肥大していく。苦悶と恨みに歪んだ巨大な顔が、低いうめき声を上げた。
 
×

「止まらんな」
 レイベルは車両を前へと進みながら呟く。スピードは増すばかりで、揺れも酷い。時折ガタンと大きく揺れ、転びそうになるのだ。
 赤黒くうごめく床も、蠕動している。壁から生えてくる触手を払い除けながら進んだ。
「おい」
 華那を呼ぶ。
 先頭車両で仁王立ちしていた華那が振り返った。
「止まらないわね」
 苦い顔で呟く。
「これだけスピードが出ていると、何かを挟んだ程度では止まらんな。さて、どうするか」
 レイベルも頷く。
 華那が窓に取りついた。
「この前に、大きな石とか置いたらダメかしら」
「止まりはしそうだな」
「そしたら後は外から壊せばいいんじゃない?」
 一理ある、とレイベルは頷く。
「けど、大きな石なんてないわよね、線路沿いに……」
「石はないが」
 レイベルが警棒でとんとんと自分の肩を叩いた。
「石の代わりなら、ここにいる」

×

 レイベルが警棒を振るう。
 窓ガラスが粉々に砕けた。
 顔を出すと、凄まじい風が吹きつけてくる。予想よりもずっと速く走っているようだ。
――少し痛いか。
 レイベルはガラスを外へと蹴り破り、懸垂の要領で窓から外へ出る。
 屋根へ上った。
「止めたら、あとは任せたぞ」
「どうやって止めるのよ!?」
 ひょいと窓を逆さまに覗き込み、レイベルは言う。華那がぶるぶると首を振った。
「まあ、なんとかなるだろう。ではまかせたぞ」
 にっと唇だけで笑うと、窓から離れた。
 吹き付けてくる風に逆らいながら、先頭を目指す。
 長い髪が肌に絡まってくる。
 車両はすでに、剛毛を生やした肌に覆われ尽くしている。先頭部分からなびく長い黒髪が、風に煽られてレイベルを襲う。
 レイベルは髪を掴み、それを頼りに前進する。
 巨大な顔が、車両の前方を覆っていた。
 長い髪を振り乱し、ぎろぎろと光る目でひたすらに前方を睨んでいる。大きな口の間には醜い牙が並んでいた。
「やれやれ」
 レイベルは顔の頭によじ登る。
 長い舌が、レイベルを掴もうと額まで伸びてくる。それは警棒で払った。
「食べたりするんじゃないぞ」
 呟く。
 顔の額を渾身の力を込めて蹴る。
 跳躍した。
 
×

「きゃあああ!」
 華那は耳を押さえて座り込んだ。
 車輪が軋み、もの凄い音を立てている。低く重たく、しかし金属的に甲高い轟音が響き渡った。
 どん、と床が揺れる。
 華那は耳を押さえたまま、床の上に転がった。
「……止まった……?」
 起きあがり、窓に取りつく。
 風は来ない。
 止まっている。

 レイベルはがっくりと膝を突いた。
 車輪の殆どが、線路を支える砂利の上にめり込んでしまっている。
 夏、鉄製の線路が膨張して歪んだりしないようにと、線路の間には切れ目が入れてある。そのつなぎ目に足を突っ込み、両手で車両を押さえたのだ。
 レイベルの後方では、たわんだ線路が大きく持ち上がってしまっている。
 電車の顔が吼えた。
 レイベルに黒髪がからみつく。
 微かに足掻くが、振り解くだけの力は残っていない。
 レイベルの首に、髪がからみついた。
 
 空気を切り裂く鋭い音が響いた。
 黒い鞭の先端が、レイベルを戒めていた髪を打ち据える。
 レイベルは線路の上に落ち、げほっと咳き込んだ。
 黒いニットドレスを着た華那が、鞭を振り上げている。
 巨大な顔に、大きな×印の鞭の後が刻まれる。
 華那の足が、巨大な鼻を蹴り上げる。
 無数の光が電車から発せられ、華那とレイベルに向かって飛んでくる…!
 レイベルは顔を覆った。
 
×

 電車の心地よい振動が眠気を誘うのか、華那の隣で弟の龍之介がしきりに欠伸を連発している。
 七月上旬、平日の山手線内はやや混んでいた。
 運良く座席を確保出来た二人は、何をするでもなく車内を眺めていた。
 電車は秋葉原駅へと滑り込む。のろのろと数人が下りていった。
「でも、座ってたら痴漢には遭わないんじゃないッスかねぇ」
 龍之介はまた欠伸を漏らし、そう呟いた。
「やっぱり朝の混み時とかじゃないと」
「違う痴漢にあうのはイヤなのよ」
 華那はぎりっと弟の足を踏みつけた。
「居たら判るわよ。確認なんだから、別にいいの」
 華那はそう言い、窓の外を見た。
「じゃあなんで、オレまで」
「うるさい。あと半周なんだからグズグズ言わないの。ご飯くらい奢るって言ってるんだから」
 華那は弟の膝を軽くつねる。
「ところで、あんたは痴漢なんてしたことないでしょうね?」

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

 0606 / レイベル・ラブ / 女性 / 395 / ストリートドクター
 0490 / 湖影・華那 / 女性 / 23 / S○クラブの女王様
 
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■         ライター通信          ■
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大変時間が掛かってしまいました。「DeadEndTrain」をお送り致します。
今回は募集人数が多かったので、二人一組で出番を半々くらいに分けるという書き方を取ってみました。
全編に渡り戦闘シーンになりましたが、いかがでしたでしょうか。

 湖影華那さん
 龍之介さんを友情出演させてみましたが、如何でしたでしょうか。
 その他の方のシナリオでは、痴漢の正体が全く異なっておりますので、興味がありましたらそちらも是非目を通してみて下さいませ。
 ご意見ご感想などありましたらよろしくお願い致します。お待ちしております。