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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


密かに守れ
●オープニング【0】
「またあそこの事務所からの依頼だ……香西真夏のな」
 草間はそう言うと大きく溜息を吐いた。香西真夏(こうざい・まなつ)といえば、『魔法少女バニライム』主役の大月鈴(おおつき・りん)役の少女だ。何度となく守った相手でもある。
「『イベントを潰す』、そんな電話が事務所にかかってきたそうだ。それで以前の事件で縁のあったうちに話がきた訳だ」
 草間が資料を手渡してくれた。イベントというのは、『魔法少女バニライム』のDVD発売を記念してのもので、人数限定のイベントだ。入場できるのは抽選に当選した者と、取材許可を得ている芸能・マスコミ関係者のみ。小さなホールを借り切って行うそうだ。
「先方の希望で、香西真夏や他の出演者たちにばれないように動いてくれとのことだ。余計な心配をさせたくないらしい。ちなみに会場では、スタッフの身分を保証するということだ」
 つまり、極力秘密裏に動けということか。確かに、派手に動けばマスコミの餌食になるのは目に見えているけれど……。
「いいか、慎重かつ迅速に動いてくれ。怪しい奴が居たら要注意だ」
 要注意はいいですけど、犯人の手がかり他に何かないんですか?

●前日【1】
 夕陽の差し込む部屋に、8人の男女が集まっていた。その中には子供が1人混じっていた。
「武彦ぉ〜、バニライムのおねえちゃんはどこ〜?」
 小日向星弥は室内をきょろきょろと見回しながら、草間に尋ねた。
「今日はな、お仕事でここには居ないんだとさ。明日になれば会えるさ」
 諭すように優しく話しかける草間。星弥は一瞬寂しそうな表情を見せたが、すぐににこーっと微笑んだ。
「うんっ! せーや、明日おねえちゃんに会うの〜♪ おねえちゃん困らせる悪い人、せーやがやっつけてあげるの〜」
「……大丈夫なんですか?」
 スーツ姿の眼鏡をかけた細身の青年が、怪訝そうにつぶやいた。視線は星弥に向いている。
「犯人も子供相手なら油断するでしょうから」
 さらりと答える草間。青年はまだ腑に落ちないようだったが、改めて一同に向き直った。
「えー……それでは明日の警備の件につきまして、香西真夏のマネージャーである私、姫川から皆様に説明させていただきます。なお、この件に関しましては当事務所社長の本村洋一と私、番組プロデューサーの山井氏と監督の内海氏、そして皆様のみが知る所となります」
 青年――姫川里志(ひめかわ・さとし)は一息にそう言うと、くいっと指先で眼鏡を上げた。そして手元の資料に視線を落とした。
「明日は朝8時までに直接会場入りしていただきます。そこで私の方から、皆様にスタッフ証をお渡しいたしますので。会場には皆様専用の部屋を1室用意させていただいています。なお、他のスタッフや出演者の方々には、決して今回の警備の件は口になさらないでください。犯人を捕まえるための手段はお任せします」
 説明を続ける姫川。そこに黒髪の清楚な美少女――天薙撫子がすうっと手を挙げた。
「あの……前もってお願いしておりました件なのですが」
 実は撫子は、イベント潰しをするような輩に心当たりがないか、草間を通じてリストアップを頼んでいたのだ。
「天薙さん、でしたね。ええ、分かっておりますとも。今から説明させていただきます」
 資料を捲る姫川。それを聞いた撫子は、満足げな表情を浮かべ頷いた。
「これはつい先程他の事務所から回ってきた連絡なんですが、どうもイベント潰しを生業としている人間が、『魔法少女バニライム』を狙ってきたらしいんですよ」
「ちょっと待った。どうしてそれが分かったんだ? それに生業とはいったい……」
 すかさず真名神慶悟が口を挟んだ。こちらもスーツ姿であるが、姫川と違ってくだけた雰囲気があるのは、着こなし方の違いなのだろうか。
「その質問に対する答えは2つです。1つは他にも狙われた所がある、もう1つは『魔法少女バニライム』や真夏の活躍をよく思っていない輩がこの世界には存在するということですよ。だからこそ、そんな生業が成立するんです」
 忌々し気に姫川が答えた。何しろ芸能界は魑魅魍魎の闊歩する世界、そういう嫌な面もあるということだ。
「連絡をくれた事務所の方も、以前イベントを潰されましたからね……」
「すみませーん、以前の事件の犯人が逆恨みしてというのはないんですか?」
 赤く短い髪の小柄な女性、杉森みゆきが姫川に尋ねた。みゆきの言う『以前の事件』とは、某有名俳優が自分の娘をバニライム役にするために、裏金を積んだり真夏を殺そうとしたりした事件のことだ。一時は毎日のようにワイドショーを騒がせていたので、ここに居る誰しもが1度はその話題を耳にしていた。
「考えられなくもないですね。犯人本人でなくとも、その縁者が恨んで……という可能性はあり得ますから」
 姫川は眼鏡をくいっと上げ、溜息を吐いた。
「何にせよ、脅迫犯人の正体がはっきりとしないのが困ります。結局脅迫は、例の電話1本のみですからね……まだカミソリレターや妙な贈り物の方が対処しやすいですよ」
「オタッキーなファンから困ったちゃんな贈り物がきたり?」
 みゆきの言葉に姫川は頷いた。
「可愛い所では、お手製のケーキを普通の宅配便で送ってくるなんてのがありましたね。悪質なのになってくると、自分の下着を入れていたり、蛙や蛇の死体を入れていたり……」
「……そう、蛇を」
 ここまで無言で話を聞いていた妙齢の女性、巳主神冴那が不意に口を開いた。
「蛇の真の恐ろしさも知らず、そのようなことに使うなんて……ふふ」
 冷笑を浮かべる冴那。それは思わずぞくりとしてしまう笑みだった。
 さて――姫川の話はその後も続いたが、1人だけ明後日の方を向いて、腕組みをしている強面の青年が居た。
 青年は紫色の坊主頭で、額に鋭い剃り込みとサイドに3本ラインの剃り込みが入っていた。これだけでもあれなのに、鼻、唇、耳とピアスをいくつもつけている。耳のピアスなんてボルトだ。時折星弥が興味深気に青年の周囲をうろついていた。
 その青年、征城大悟は無言で壁に貼られた『魔法少女バニライム』の特大ポスターを見つめていた。何だか怒っているようにも見える。『こんな子供を護るためにやってきたんじゃねえっ!!』とでも怒っているのだろうか?
「おうっ、ちょっといいかっ!!」
 突然大悟が振り返って、大声を出した。ぎろっと睨まれた姫川の身体がびくっと反応した。
「は、はいっ? 何でしょう?」
 返事する姫川。声が裏返っている。
「このポスター……1枚貰えないっスか?」
 大悟は少し気恥ずかしそうにポスターを指差して言った。
 それから少しして事務所を後にする時、嬉しそうな表情の大悟の腕の中には、大量のポスターが抱えられていた……。

●犯人の人数【3】
「本当なのか?」
 草間は確認するように撫子に尋ねた。イベント当日朝8時前――草間たちのために会場に用意された1室でのことだ。姫川を含め、すでに全員が集まっていた。
「はい、他に3人居ると」
 撫子はちらりと奥に視線を向けた。部屋の奥には、猿ぐつわをして鋼の糸で身体をぐるぐる巻きにされた男性が転がっていた。胸騒ぎを感じて早めに会場入りした撫子が、衣装を切り裂こうとしていたこの男性を発見したのだ。
「何でもネット上で誘われて、面白そうだからと参加したとのことですが……」
「あー……愉快犯って奴かなあ? ほら、恨みとかはないけど、騒がせるのが面白いからやっちゃうって奴」
 撫子の説明中、みゆきが口を挟んだ。
「だろうな。恐らく主犯以外はそうなんだろう」
 ぼりぼりと頭を掻く草間。そういう輩は何を考えているんだと言いたげな表情だった。
「ともあれ、顔が分からないのは変わらないが、人数が分かっただけでもやりやすくはなったんじゃないか?」
 慶悟がニッと笑った。少なくとも残り3人、主犯がこの中に含まれていないのならば残り4人捕まえてしまえばいいのだ。明確な数があるのとないのとでは、やはり違いが出てくるというものだ。
「たく、許せねえな、ほんとによぉっ!」
 左手にばしばしと右手の拳をぶつける大悟。こういう卑怯な輩たちには腹が立って仕方ないのだろう。
「ええっと、今日のバニラ芋の……」
「バニライムです」
 言い間違えた冴那に、姫川が冷静に突っ込みを入れた。
「バニラ犬?」
「ですから、バニライム」
「横文字は苦手なのよ……ごめんなさいね。その、今日のバニラ椅子のイベントのことだけど」
 言い間違いも3度目ともなると、さすがに姫川も黙り込んでしまった。
「2部構成で変わりはないのね?」
「ええ、変更はないですね。もう1度言っておきますが、開場は10時。11時から抽選で当選した一般入場者向けの第1部を2時間程度。それから一般入場者を帰した後、マスコミ向けの第2部を30分程行います。第1部にもマスコミは居ますので、くれぐれも行動にはご注意ください」
 姫川は皆にそう言うと、星弥に視線を向けた。星弥はランチボックスを抱えて、終始にこーっと微笑んでいた。
「武彦、武彦ぉ。これ、しゅらいんがせーやに作ってくれたの〜♪ からあげさんに、おにぎりさん、それとたこさんウインナーが入ってるんだよ〜♪」
 嬉しそうに草間に話しかける星弥。何とも無邪気な姿だが、そんな星弥の頭には狐の耳が、お尻には狐の尻尾が生えていた。
「草間さん……この子の姿はいったい……?」
「犯人も、こういった姿の子供相手なら油断するでしょうから」
 さらりと答える草間。
「油断ですか……」
「油断です」
 色々と説明するのが面倒なのか、草間はきっぱりと言い切った。

●潜みし者【4C】
「可愛いうさぎさんたちね……」
 ぎこちない笑みを浮かべ、ぼそっとつぶやく冴那。通路を少女たちの一団が横切っていった。
(呑み込むには大きすぎるけれど)
 朝9時、冴那はそんなことを思いながら女性用トイレへと向かっていた。手には大きな籠を抱えている。
 女性用トイレに入った冴那は、トイレ内に誰も居ないことを確認すると。おもむろに籠をタイルの床に置いて開いた。
 籠の中から、大小の蝮が数匹うにょうにょと這い出してくる。
「とりあえず私は護りに徹しましょうか……兎は月の下で舞い踊る、蛇は物陰へ潜む……」
 冴那がすっと指先で何やら示した。這い出した蝮たちは排水溝や物陰へと潜ってゆく。それを確認した冴那は、籠を閉めると再び抱え上げた。
「さあ……まだまだ潜む場所はたくさん……」
 女性用トイレから出てゆく冴那。その後、入口や通用口、ステージの下、天井等に蝮を放ち、自らも天井へと身を潜めた。
 そして1匹の蝮が冴那にある情報を伝えた。
「あら、そうなの。いいわ、そのままで……」
 そう言って冴那は、情報を伝えてきた蝮を優しく撫でた。

●開場【5A】
 朝10時、開場の時刻となった。会場の外で列を作っていた一般入場者がぞろぞろと会場内へ入ってくる。撫子は受付で応対をしながらその様子を窺っていた。
 他の者たちも各々の場所で開場時刻を迎え、気を引き締めていた。

●罰を受けよ【5C】
 とある青年が男性用トイレへと駆け込んだ。そして個室へと入り鍵を閉める。
 青年は天井を見上げ、ニヤッと笑みを浮かべた。この個室から、天井が開くようになっていた。
 青年は便座の上に乗ると、天井をぱかっと開いておもむろに手を突っ込んだ。と――。
「*@%&#$+¥〜!!」
 声にならない叫びを上げて、青年が個室から飛び出してきた。そしてタイルの床へと座り込む。
 開いたままの天井から、ぼとりと何かが落ちてきた――蝮だ。鎌首を上げ、青年を威嚇している。
「あらあら……急に手を突っ込んだものだから、この子怒っているわ」
 天井から冴那の声が聞こえてきた。どことなく、楽しんでいるようでもある声だ。
「考えたものね。前もって天井裏にエアガンを隠しておくだなんて……」
 ガチャガチャンという音と共に、バラバラになったエアガンが天井から落とされた。
「ひ……ひぃっ!!」
 男性用トイレから逃げ出そうとする青年。だがそれは、1発のボールベアリングで阻まれることになった。
「うぎゃあっ!!」
 ボールベアリングの一撃を眉間に受け、青年はそのまま後ろへと倒れ気絶してしまった。
「蛇に呼ばれて来てみたらこれかよ」
 大悟は青年を部屋へと連れてゆくために抱え上げた。足元には別の蝮がちょろちょろと動いていた。

●開演【6】
 11時の開演後間もなく、撫子とみゆきから皆に連絡が伝えられていた。受付で一般入場者の様子を窺っていたその結果の連絡だ。
 『特に怪しい人物は居ないように思われる』、それが結果だった。それも仕方はない、見るからに怪しければ会場の入口ですぐに止められるのだから。
 それから他のスタッフが手荷物検査をしていたことも合わせて伝えられた。こちらも特に何もなかったそうだ。
 また大悟の方からも連絡が伝わっていた。犯人の一味の身柄を1人確保した、と。これで残りは1人、もしくは2人だ。

●終演【8D】
「どうやらこれで全員捕まえたようだな」
 慶悟が通路に姿を見せた時、撫子によって鋼の糸でぐるぐる巻きにされた女性を、大悟が部屋へと連れてゆこうとしている所だった。
「終わったみたいね……」
 通路へと漏れてきた大きな拍手を聞き、冴那がぽつりつぶやいた。ちょうどイベントも終わった所らしい。
 星弥はネズミにたこの形をしたウィンナーを与えている所だった。美味しそうにウィンナーを食べるネズミを見て、星弥はにこーっと笑みを浮かべていた。
「……何で居るかなぁ……」
 頭を何度も振りながら、みゆきが姿を見せた。何故だか知らないが、えらく疲れているようだった……。

●打ち上げ【9】
 夜6時過ぎ――ホテルにてイベントの打ち上げが行われていた。テーブルの上には中華料理が所狭しと並び、立食パーティ形式となっていた。
「すんませんっ、こっ、これにサインお願いしまっス!」
 征城大悟は『魔法少女バニライム』の巨大なポスターをざっと広げ、真夏にサインをお願いしていた。その表情は嬉しさのためか、緩んでいた。
「待ってよ、次はあたしの番なんだからっ!」
 月見里千里は紫色の丸坊主等といった大悟の容貌に少したじろぎながらも、きっぱりと言い放った。
 真夏は2人のやり取りに笑いながらも、しっかりと手を動かしてサインを行っている。さすがに女優の一員である。

「捕まえた犯人はどうしたの?」
 もぐもぐと口を動かしながら、雫が草間へ尋ねた。
「イベントが終わってから4人共警察へ引き渡した。今頃は取り調べの真っ最中だろう。余罪があるだろうから、たっぷり絞られるのは間違いない」
 草間はぐいっとビールを飲み干した。仕事の後のビールはさぞかし旨いに違いない。
「あんたは今日何もしてないだろ」
 同じくビールの入ったグラスを手にした真名神慶悟が皮肉っぽく言い放った。しかし怒っている素振りは見られない。むしろ楽しそうである。
「ところで少し耳に挟んだんだが、主犯格の女が持っていた発煙筒、見付かっていないらしいが……?」
 草間に尋ねる慶悟。だが草間がそれを知るはずがなかった。

「イイですカ? メイクの基本ハ……」
 プリンキア・アルフヘイムはワイン片手に、即興のメイク講座を行っていた。白い頬がほんのり桜色に染まり、何とも上機嫌であった。
 プリンキアを囲み、女性たちが熱心に聞き入っていた。多少なりとも興味があるのか、その輪の中には天薙撫子の姿も見受けられた。

「何やってたの、あんな所で!」
「だってみゆちゃん、みさはバニーさんちょっとやってみたかったんだもん」
「話くらいしてくれたって……」
「だってみゆちゃんのことだから、そんなえっちな格好ダメーとか、胸ないから似合いっこないとか言うに決まってるもん」
「当たり前だよ!」
 髪型こそ違えど、全く同じ顔の双子の姉妹、杉森みゆきと杉森みさきが言い争っていた。いや、争っているのはみゆきの方で、みさきの方はさらっとかわしているようなのだが。
 ちなみにこの2人の見分け方、ショートカットなのが姉のみゆきで、肩まで伸ばしたウェーブヘアなのが妹のみさきである。みさきの手には、真夏のサイン色紙がしっかと握られていた。
「「もう、いい加減にして!」」
 2人の声が、見事にはもった。

「無事に終わってよかったね、お兄ちゃん」
「そうだね、鈴花」
 世羅・フロウライトは皿にいくつか美味しそうな料理を盛ると、王鈴花に手渡した。鈴花は笑顔を浮かべそれを受け取る。
「そういえばお兄ちゃん……貰った衣装どうしよう……?」
 鈴花はイベントで着た衣装をどうしたものかと思案していた。少なくとも着る機会はもうないはずなのだが……。
「お兄ちゃん、いる……?」
 おずおずと尋ねる鈴花。1拍の間があって、世羅が小さく頷いた。
「僕が預かっておくよ」
 世羅はそう答えると、封印してタンスの奥深くへと仕舞っておくことを心に誓った。

 巳主神冴那は1人黙々と唐揚げを食べていた。不思議なことにこの周囲にはほとんど人が来なかった。
「美味しいのに……」
 数度目のお代わりに手を伸ばす冴那。冴那が食していたのは、蛙の唐揚げであった。

「何ですか、それ〜?」
 ファルナ・新宮は、メイドのファルファから料理の乗った皿を受け取りながら、小日向星弥に尋ねた。星弥は口紅らしき物体をくるくると回していた。
「ん〜とねぇ、拾ったの〜。せーや、これしゅらいんにあげるの。しゅらいんもこれもってるの、せーやこないだ見たもん☆」
 にこーっと満面の笑みを浮かべる星弥。
「そうですか〜、喜んでくれるといいですね〜」
 ファルナも笑顔で返す。ほのぼのとしたやり取りだ。
 だが2人共知るよしもなかった。この口紅らしき物体こそが、超小型の発煙筒であったことを。それが分かるのは、また別の日のことであった――。

【密かに守れ 了】


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 整理番号 / PC名(読み) 
                   / 性別 / 年齢 / 職業 】
【 0085 / 杉森・みゆき(すぎもり・みゆき)
                   / 女 / 21 / 大学生 】
【 0328 / 天薙・撫子(あまなぎ・なでしこ)
               / 女 / 18 / 大学生(巫女) 】
【 0375 / 小日向・星弥(こひなた・せいや)
              / 女 / 6、7? / 確信犯的迷子 】
【 0376 / 巳主神・冴那(みすがみ・さえな)
          / 女 / 妙齢? / ペットショップオーナー 】
【 0389 / 真名神・慶悟(まながみ・けいご)
                   / 男 / 20 / 陰陽師 】
【 0662 / 征城・大悟(まさき・だいご)
            / 男 / 23 / 長距離トラック運転手 】


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■         ライター通信          ■
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・『東京怪談ウェブゲーム』へのご参加ありがとうございます。本依頼の担当ライター、高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・なお、本依頼の文章は(オープニングを除き)全17場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通す機会がありましたら、本依頼の全体像がより見えてくるかもしれません。
・今回の参加者一覧は整理番号順で固定しています。
・大変長らくお待たせいたしました。イベント警護サイドをお届けします。ちなみにこちらのお話での意図は『いかにしてイベントを潰すことなく守るか』というものでした。守り切っても、イベントに影響を及ぼしたら実質失敗ということになったんですが、皆さんご立派でしたね。
・今回のお話は『バニライム乱舞』と密接に絡まっていますので、そちらの方もご覧になられると面白いかもしれませんよ。そちらの方にも姿を見せている方が居ますので。
・巳主神冴那さん、5度目のご参加ありがとうございます。ファンレターいつもありがとうございます、多謝。プレイング、よかったです。天井裏を注意したのは正解でしたね。もし見付けていなかったら、エアガンが使用されていたことでしょうから。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。
・それでは、また別の依頼でお会いできることを願って。