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<東京怪談ウェブゲーム ゴーストネットOFF>


真夜中の遊園地〜観覧車の女神〜

------<オープニング>--------------------------------------

 雫は学校から帰宅すると、自分の部屋の机に向かい、いつものようにパソコンをたちあげてメールチェックの作業をする。
「あれ…ゆきくんから届いてる」
 届いた数通のメールのうちの一つに雫は気づいて、メールを開く。
 ゆきくんとは先日知り合ったばかり。倒産した山中遊園地を買い取った会社の社長の息子さんだ。
 その山中遊園地はとても『出る』場所らしく、いろいろとあるらしい。
『拝啓 雫ちゃんへ
 先日は素敵なお友達を紹介してくれてありがとう。おかげでメリーゴーランドはあれ以来、とっても静かになってくれたよ。 
 おかげでお盆明けから改装工事も進んでる。パパもとても感謝していました。
 それでね、またお願いなんだけど…今度は観覧車の方を見てもらえたらなって思ったんだ。
 山中遊園地には大きな観覧車があって、その中にひとつだけ赤いゴンドラがあるの。
 それでねその赤いゴンドラには二つの噂があるんだ。一つは、日が暮れてからそのゴンドラに二人で乗り、頂上で「約束の誓い」をするとそれがかなうっていうもの。それともう一つは、そのゴンドラに乗ると長い髪の女がゴンドラの外に張り付くっていう悪い噂なんだ。
 最初はよい方の噂しかなかったんだけど、そのうち悪い方の噂の方が有名になったというか、実際ゴンドラから降りてきた人が泣きじゃくっていたり、気絶してる人が続出したらしくて、ここ一年くらいは使用禁止になってるんだ。
 でも、リニューアルの後はいつまでも「開かずのゴンドラ」にしておきたくないし…。
 もしよかったらまた誰かに来てもらえると嬉しいんだけど…』

「ふーむ」
 雫はメールを見て唸った。
 そして返信を打つ。
『ゆきくんへ:
 雫だよ☆ わかった。今日ゴーストネットに行ったら、みんなに声をかけてみるね』


■8月30日 午後20:02

 車は霞峠という難所に差し掛かっていた。
 起伏とカーブがやたら多く、夕方から突然雲行きが悪くなったのが影響したのだろう、発生した濃い霧に阻まれて視界も宜しくない。
「…まっしろだね〜☆」
 後部席の窓に、手の平をぴったりとはりつけて、寒河江駒子(さがえ・こまこ)が呟く。
 おかっぱ頭に、赤い着物を着けたとても愛らしい少女だ。彼女は不思議なものを見るように窓から一心に外の景色を見ている。
 そこは幻想的に霧が出ているだけで、たいして面白い景色とは思えないのだが。
「駒子さん、しっかり座っていないと危ないですよ」
 運転席の九尾桐伯(きゅうび・とうはく)が、バックミラー越しに彼女を捕らえながら注意した。
 長い髪を後ろで一つにくくった端正な青年だ。彼の涼しげな瞳で見られていることを駒子は気づき、一瞬きょとんとした表情をみせる。
「カーブが多いから転んじゃうわよ」
 少し微笑んで助手席にいた寒河江深雪(さがえ・みゆき)も駒子に声をかけた。駒子は黙って、元のように後部席にきちんと腰掛けなおす。
 だがすぐに我慢できなくなり座席から助手席の背中に手をかけ、深雪に尋ねた。
「みーちゃん、きゅ〜ちゃん、いつ<ゆうえんち>つくの〜?」
「もうすぐよ」
 深雪はにっこりと笑って答えた。色白の優しげな顔立ちをした美人な彼女は、テレビ局のアナウンサーで、朝の天気予報の担当をしていたりする。
 気象予報士の資格も持っている彼女は、ここで霧の発生の説明でも、駒子にしてあげたいところだが、この峠の道もそろそろ終わるだろうということも知っていた。
「はやく<かんらんしゃ>のりたいねぇ〜」
 駒子はぱたぱたと後部席で足をばたつかせ、それから立ち上がり、ぴょんと飛び上がる。
「あっ」
 振り返って駒子を見ていた深雪が声を出す。
 飛び上がった駒子の体は車の屋根をするりと通り抜け、その上に腰掛けてぺたんと座り込む。
「<きり>はつめたくてきもちいいね〜」
 風におかっぱ頭をなびかせながら、駒子は目を細めた。
 そのとき、対向車のライトが駒子の体を浮かび上がらせる。
「……」
 運転席と助手席の二人は一瞬とても緊張した。
 だが無事にその車が通り抜けていったことを知り、揃って大きくため息をついた。
 どうやら<霊体>である駒子の姿は気づかなかった、いや見えなかったのだろう。
「駒子ちゃんたら…もう」
「…大丈夫でしょう。動物園ももう閉園時間を過ぎてますから、それほど車も来ないでしょうし」
 対向する車の運転手が驚いて事故でも起こしたらどうしようと杞憂する深雪に、桐伯が笑って答えた。

 やがて、車の屋根の上の駒子が「みーちゃん、<かんらんしゃ>みえたよー」と突然フロントガラスぺたりと顔をつけ、驚いた桐伯が急ブレーキを踏む、そんな事件もありながら一行はようやく遊園地へと到着するのだった。。

■8月30日 午後20時38分

「あ、深雪お姉さんと、九尾さん!」
 一行の車が無人の駐車場に滑り込むと、彼らを遊園地の入り口で待っていた依頼人の里中雪斗(さとなか・ゆきと)とその連れの黒サングラスをかけた若い執事が出迎えてくれた。
「雪斗くん、また会えたわね」 
 車を降りて深雪が言うと、雪斗は礼儀正しく頭を下げた。
「先日はお世話になりました。おかげでメリーゴーランドの工事も着々と進んでます」
 桐伯が車のキーを抜き、ドアを閉めながら雪斗に尋ねた。
「もう取り壊されたのですか?」
「ええ。ちょうど一昨日解体が終わったところです」
「そうですか…」
 二人の脳裏に先日のメリーゴーランドの思い出が浮かんでいたが、それはすぐに振り切らなければならなかった。
 今日はまた別件で来たのである。
 桐伯の腕の裾を握り、駒子が引っ張る。
「あのこ、だれ〜?」
「ああ。この遊園地のオーナーの息子さんですよ…」
「え?」
 きょとんとする雪斗。
 彼には霊能力はほとんど無い。若干感じるものはあるようだが、駒子の姿をその瞳で捕らえることは出来ないようだった。
「<こまこ>だよ〜。よろしくね〜」
「…?」
 駒子はにこにこしながら彼に挨拶をかけたのだが、雪斗にはやはり届かないようだった。
 少ししゅんとする駒子の左手をとり、深雪は「さあ行こうか」と笑いかけた。袖を握っている右手も桐伯が握りなおして、優しく見下ろす。
 駒子に笑顔が戻った。

■8月30日 午後21時02分
 
「動かしますよ」
 執事の声で、この半年間一度も動くことのなかった大きな観覧車が、ゆっくりと回転を始めた。
 ひどく高温の金属音が突然響き、一瞬驚いたが、しばらくするとそれも静かになり、ゴンドラは正常に回転を始める。
「あ、あのゴンドラかしら」
 深雪が白い指で降りてくるゴンドラの一つを指差した。赤く塗られた唯一のゴンドラは大袈裟な位に、その扉を何重にも鎖をかけられ、大きな南京錠で止められていた。
「あれだね。そろそろ止めて〜」
 雪斗が合図を送り、赤いゴンドラが真下に来たところで観覧車の動きは再び止まった。
 雪斗はポケットから錠前を取り出し、南京錠を外し、鎖も執事と二人で取り外す。
「混んでる時も絶対にこのゴンドラにだけは人を乗せないように、頑丈に縛ってあったみたいだよ」
 そう言って、彼は赤いゴンドラの扉を開いた。
「九尾さん、深雪お姉さん、気をつけてね。どうかよろしくお願いします」
「任せて、雪斗くん」
 深雪は微笑んでゴンドラに足をかけた。
 桐伯がその背中を守るようにして続けて乗り込む。
「それでは」

 ドアにロックがかけられ、観覧車は再び動き始めた。

■8月30日 午後21時10分

「わあ・・・あがっていくね〜」
 深雪の隣に腰掛けていた駒子が、上昇していく光景にすっきり夢中になっている。
「駒子ちゃん、何か見つけたら教えてね」
 深雪は駒子を見つめ、それから桐伯を見つめた。
「…出るかしら…、女の幽霊さん」
「そうですね。出なければ、それはそれで…もうこのゴンドラから離れたって可能性もありますが…」
 桐伯は苦笑するように微笑む。もし幽霊が出なければ、ここまでやってきて彼女と駒子と三人で観覧車に乗り込む理由はなんだろう。
 しかし理由が無くてもそれはそれで良いことのような気もするのだが。 
 深雪はその桐伯の優しい視界の中で、ゴンドラの中をきょろきょろと首を動かし、何か観察している。
「どうしました?」
「落書きとか無いかしら…と思って」
「落書き?」
「例えば…『約束の誓い』を書き記してあるとか…」
「…成る程」
 桐伯は付き合うようにゴンドラの中を一緒に観察した。
 この事件に関しての二人の意見は合致していた。
 ゴンドラに出る女の幽霊は「信じていた男に裏切られた女ではないだろうか」というのが二人の見解である。
 深雪はまずこの観覧車で過去に事故が無かったかどうかを、報道部のデスクに問い合わせた。だが、そんな事例は見当たらなかった。

 しばらく二人で探りあったが、そのような落書きは見当たらなかった。
 その間にもゴンドラはだんだんと上昇していく。
 駒子はますますその窓にぺたりと顔をくっつけて、興味津々で外を見つめていた。
 とはいえ、こんな山の奥だ。しかもすっかり夜更けである。遠くに都会の灯が見えはするものの、後は住宅街の明かりと、遠くに見える海に浮かぶ船のともし火がかすかに見えるだけで、たいして面白くない。
「こまこ、<おそと>でみるね〜」
 駒子はゴンドラの中を飽きてしまったのか、今度はその壁を通り抜けて外に出てしまった。
 そしてゴンドラの上に座り込み、機械の腕が動いていく風景を面白く見つめている。ライトアップされ、色とりどりの光に反射する観覧車はとても綺麗に見えた。
「もう駒子ちゃんたら…幽霊出たら危ないのに」
 深雪は心配そうにゴンドラの屋根を見上げる。いつものことだから仕方ないと言えばそうだが、もし幽霊が凶悪な人格だったりするととても危険だ。
「…あっ」
 桐伯が小さく声をあげた。
 彼の見ている方向に、深雪もそれを見つけて、息を飲む。
 ゴンドラのドアのついた窓に、ぺたりと女の手が張り付いているのである。
 やがてその手の平は二つに増えた。下からもう一つ腕が伸びてきて、その手の平の上に張り付いたのである。それは一対の腕だった。
「あ…」
 深雪と桐伯は息を殺してそれを見つめた。そして、天井にいる駒子のことが心配になった。
「駒子ちゃん、戻って!」
 天井に向けて深雪が叫ぶ。「どうして〜?」と駒子が天井から顔だけ出して尋ねた。そしてふと、二人が注意している方向に視線を向けた。
「あれ、<おてて>があるの〜」
 天井の駒子は顔を戻し、ゴンドラの外側から、ドアの方を見下ろした。するとそこには白い着物を着た女がぶら下がるようにしてゴンドラに張り付いているのが見えた。
 長い髪を振り乱した青白い顔の女である。
「…<おねぃさん>なにしてるの〜?」
 駒子は彼女に声をかけた。
 睨み上げるようにして女が駒子を見上げる。それは睨むような恨めしいようなそんな冷たい視線だった。 
 彼女は駒子を見つけると、ぱっとゴンドラから手を離し、駒子に飛びついた。一瞬のことで駒子の体はあっという間に女の腕の中に包まれる。

「駒子ちゃん!!」
 仰天したのは何よりもゴンドラの中だった。
 彼らは駒子を女に奪われたことを知ると、蒼白になり、ゴンドラの中から辺りを見回した。
「ど、どうしましょう。駒子ちゃんがっ」
「…なんてことだ…」
 桐伯は拳を握る。ふつふつと沸いてくる怒りに己れを失う眩暈のような衝撃を感じた。
 その刹那。ゴンドラに強い衝撃が加わり、小さなゴンドラが左右に激しく揺れる。
「きゃああっ」
「危ないっ」
 立ち上がりかけていた深雪が体勢を崩して倒れようとしたのを、桐伯はあわてて抱きとめた。 
「…九尾さん…」
 驚きと戸惑いで一瞬顔を赤らめる深雪。だが、それは次の瞬間、驚愕に変わった。ゴンドラの窓に駒子を腕に抱いた長い髪を振り乱した女が立ち尽くしていた。その向こうでガチャガチャと金属音が響いている。どうやらゴンドラのロックを解いているのである。
「……!」
 二人は呆気にとられたかのようにしばらくそのままでドアの方を見ていた。
 女はロックを解くと、ゴンドラに入ってくる。そして腕に抱かれておとなしくしている駒子を深雪に返した。
『子供に危ないまねはさせるな』
「え…」
 駒子は深雪の腕に戻ると、女に向かって答えた。
「こまこ<あぶなく>ないよ〜」
『見ていて怖いから、危ないの』
 女は冷たく言い返す。桐伯は体を起こし、彼女に尋ねた。
「あなたは一体何なのですか?」
『…私は』
 女はふうと息をつき、髪に触れながら答えた。
『この観覧車の女神よ』
「女神…」
 さすがにぽかんとするしか無かった。
 どうみても、日本の幽霊代表といった出で立ちで女は、軽く睨むように、そんな桐伯を見つめ返す。
『あなた達はかっぷるね』
「えっ」
 桐伯と深雪は顔を見合わせる。
 女は一人合点がいったという顔つきで、ひとり頷いている。
『うんうん。正真正銘のかっぷるだわ。さて、早いとこ「約束の誓い」をしなさい。かなえてあげるから』
「…そんなこと言われても…」
 深雪はうつむく。桐伯は深雪を庇うように、女に問いかけた。
「あなたがこのゴンドラの中の人を驚かせたり、害を為したりしていたのですか」
『…害を為すだなんて…物騒ね。覗いて脅かしたことがあるのは認めるけど、そんなことしてないわよ!』
 女はむすっとして言い返した。そして窓の外を眺め、もう一度言う。
『ほら、そろそろ頂上よ。早く指をつないで…。誓いはこうするの』
 女の白く冷たい指が、桐伯と深雪の小指をからませた。「げんまん」のポーズである。
 窓の外には観覧車の頂上を示すポールが見えてきていた。
『早く…』
 女が急かす。
 深雪は桐伯を見つめ、そして用意していた言葉を彼に告げた。
「…わ…私こと寒河江深雪は…この男性(ひと)が私と共にいる間、いつでも心安らげる存在になれる様最大限努力します…」
「…深雪さん」
 桐伯は、言うなり耳まで赤くなってうつむいた深雪と小指を繋いだまま、優しく微笑んだ。
「私も誓いましょう。私は共に誓いを立てる方をずっと信じています…」
「九尾さん…」
 恐る恐る深雪は桐伯を見上げる。
 その時、ゴンドラは観覧車の頂上のポールをゆっくりと横切っていった。
『ふふふ。これよこれ!これを待っていたの!!』
 女が笑い出す。
『あなたたちの願い、私の命かけてもかなえてみせるわ! だから絶対に喧嘩なんかしたりしちゃ駄目よ!女神の沽券に関わるんだから!』
「…?」
 深雪と桐伯の前で女はひとしきり笑い終えると、そう言い切って、しばらく様子をぽかんと見ていた駒子の頭に手をおいた。
『あんたももうおいたしちゃ駄目だからね!』
「<おねぃさん>どこかにゆくの?」
 駒子が尋ねる間もなく、女は窓の方に後ずさり、すぅっと空気に紛れて消えていってしまった。
「いなくなっちゃった…」
 駒子が小さくつぶやく。
 観覧車の下降の半周は、とても短い時間に感じた。
 まるであの女神が上昇の半周に時の魔法をかけていたのではと思えるくらいだった。まさか、そんなことはないだろうけれど。

■エピローグ

 やがて地上近くに戻ってきた赤いゴンドラの扉から、三人は出てきた。
 不思議なことにロックは元通りに戻っていたらしい。
 …あれは一体なんだったのだろう。
 その結論はなかなか出ない。
 自称女神だが、とても神のようには見えない。神と名乗るならもっと偉大であって欲しい気もする。
「神として奉って欲しいと望む古い霊なのでしょうか」
 桐伯が思考を巡らせてつぶやいたその言葉が一番正解だったのかもしれない。
「みーちゃん、こまこ、<そふとくりーむ>たべたいな〜。<ちょことばにらのみっくす>のやつね」
 深雪の袖を引いて駒子がつぶやく。夜更けの休園中の遊園地には、ソフトクリームは置いていない。
「ちょっと我慢してね。帰りに買ってあげるから」
 深雪が言うと、駒子は空を見上げた。
「<おねぃさん>もいっしょにたべないかなぁ〜」
 その空の方角を深雪も一緒にみあげたが、何も見つけられなかった。駒子も彼女の姿を見つけたわけではないようだ。
 そこにはただ綺麗な星空が満天に輝き、彼らを見守っているのだった。

「さあ帰りましょうか」
 桐伯は優しく二人に問いかけた。
 二人が無事でよかった。今はこのことが何よりも嬉しかった。
 それに自分の中にある激しい怒りの衝動、自分をとめられなくなるような強い力を彼女たちに見せずに済んだ。
「はい、九尾さん」
 微笑みながら駒子と手を繋いで、後を追ってくる深雪を待ちながら、桐伯は今日の小さな幸せに満足し、かすかな不安をそっと心で打ち消すのだった。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
  0291 寒河江・駒子 女性 218 座敷童子
  0174 寒河江・深雪 女性 22 アナウンサー(お天気リポート担当)
  0332 九尾・桐伯 男性 27 バーテンダー
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■            ライター通信                 ■
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 いつもお世話になっております。鈴猫と申します。
 寒河江・駒子さま初めまして。
 寒河江・深雪様、九尾・桐伯様、2度目の参加ありがとうございます。
 カップルが参加者の中にいらっしゃいましたら、おふたりだけのラブラブゴンドラにしようと目論んでおりましたが、可愛い同行者がいらっしゃいまして、とても喜んでしまいました。
 デート風にと思ったのですが、なんとなく新婚さん風になってしまったような…。
 駒子ちゃんはとても可愛くて、お会いできたことが本当に嬉しかったです。

 ただ、ご想像とは少し違うお話になってしまったかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
 今回の依頼の最大のヒントは、ちなみにタイトルに隠されておりました。
 タイトルって、いちばん気づき難い、ヒントの隠し場所らしいですね。ちょっと反省です。
 
 また他の依頼で再会できますことを心より祈って。
 ご参加本当にありがとうございました。