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黄泉のテレフォンカード
□オープニング
アトラス編集部にちょっとした葉書の山が出来ていた。
そのどれもがテレフォンカードについての投稿である。
（何で、今時テレカなんだろう……？）
三下はそう思った。携帯電話じゃない辺り今時の怪談じゃない。
が、葉書は少しづつ増えつづけ無視できない数となりつつある。
もちろんただのテレフォンカードではない。
電話が繋がる先は黄泉の国、つまる所、死後の世界である。
話は大きく二つに分かれている。
良いテレカと悪いテレカと三下は名付ける事にした。
ネーミングセンスが問われそうだが、至って真剣である。
良いテレカも悪いテレカも新宿のどこかの辻占い師から手に入れられるという。残り度数は１。
（これじゃ一分しか話せないよ……。……待てよ。市外通話料、かかるのかな？）
そもそも死後の世界に電話線があるのかという問題もある。
とにかくそのテレカを使うと死後の世界に電話が繋がるらしい。
良いテレフォンカードを貰った人達は一様にして「暖かい気分になった」、「救われた気持ちだ」、「もうちょっと頑張ろうと思った」などと感想を述べている。
悪いテレフォンカードの人は「怖かった」「泣きそうだった」「死ぬかと思った」「呪われた」……どうかすると「きっと僕は死人に殺されます」などと書かれている。字が震えている辺り、書いた本人は本気なのだとわかる。
「何、その良いテレカと悪いテレカって？」
背後から声に三下は飛び上がった。編集長の碇だ。
しどろもどろに説明すると碇編集長はにっこりと微笑んだ。
「あら、結構面白そうじゃない。取材してちょうだい」
……当然三下には『はい』以外の返事が許されなかった。
■アトラスにて
月杜雫（つきもり・しずく）がアトラスを訪れようと思ったきっかけはその前日に遡る。
クラスメイトの如月茜がひどく落ち込んでいる原因を詳しく聞いたのは昨日の放課後の事だった。
（茜ちゃん、おじいちゃんとの思い出の金魚が死んで落ち込んでいたのは知っていたけど、まさか、他にあんな事情があるなんて……）
落ち込んでいる茜を何とか励まそうと皆で色々企画していたのだが、茜はあまり乗り気な様子じゃなかった。
一人で悲しそうに帰る茜を見るたびに月杜の心は痛んだが、何も出来ない。そんな自分が少し悲しかった。
落ち込んで一人で帰った茜が最近噂のテレフォンカードを手にしてしまった事を聞いたのは次の日の事だ。黒い服の女の子から、手渡されたテレカは死者に繋がるテレカで、茜はひどく祖父から叱られた。いや、むしろ責められたのだという。
（茜ちゃんのお祖父さんはそんなひどい人じゃないのに……。それにあの茜ちゃんの落ち込み方……なんてひどい事をする人がいるの）
月杜が最初に感じたのは悲しみ、そして次に怒りだった。
茜からテレカを預かると月杜は思いつく限りの方法で調べてみた。なんとしても真相を究明して茜を慰めたかったからだ。しかし、どれも徒労に終った。テレカは既に普通のテレカで、電話をかけてみようにもただ、公衆電話から使い切ったテレカとして吐き出されるだけだったし、残っている気を追いかける事も出来なかった。
万策尽きた月杜がアトラスの編集部に行こうと思ったのは、同じテレカの事をそこに投稿したという人の話を聞きつけたからだ。もしや、何か情報が集まっているかもしれない。
アトラスの編集部で案内された席にはメガネの青年ともう一人背の高い男性がいた。
（この人どこかで見た事あるような気がするんだけど……）
そう思いつつ、勇気を振り絞って声をかける。……邪魔だと思われたりしないだろうか？
「あのぉ……、すいません」
月杜の声に二人が振り返った。どちらも迷惑そうな顔をしていないと見て取ると月杜は安心した。
「テレフォンカードの事なんですけど、あの、よろしいでしょうか？」
「あ、俺達もちょうどその件について話してたんだ。……あ、俺は氷澄要（いずみ・かなめ）。君は？」
「あ、はい。月杜雫と申します」
月杜は自分の事情を説明すると共に、ここに良いテレカと悪いテレカの投稿が続いていて、取材する事になったという話を聞く事が出来た。二人で調べようと話がまとまり碇と三下に軽く挨拶して二人は編集部を後にした。
その時にすれ違った紅い髪の美女とは思わぬ場所で再会するのだが、それはまた後の話と言うことになる。
□テレカの条件
「これなんですけど……」
可愛い仔犬の写真のついたテレカを月杜は差し出した。ちなみに試してみた所残り度数は０ですぐに出てきてしまったそうだ。
「普通のテレカに見えるな」
「ええ。普通のテレカです。……普通なんですよね」
二人の間に沈黙が落ちる。テレカを眺めていても解決しそうにないので二人は投書の葉書を読み漁る事にした。
その占い師は人気のない場所に現れる。
その占い師は黒い服を着た女の子である。
その占い師が言う事は全て当たっている。
「これ、本当に占い師なんですか？」
「人気のない場所に現れても商売にはならないよなあ……。でも、悪いテレカを配るのが目的なら？」
「そうですね……。茜ちゃんも、飼っていた金魚が死んで落ち込んでて、皆で慰めようとしてたんですけど、その時の帰り道だったんです。占い師に会ったの」
（その場合聞こえてくるのは金魚の恨み言？）
思わず妙な連想をしてしまった氷澄の微妙な表情に気がついたのか月杜が言い足す。
「あ。おじいちゃんと一緒に行った縁日で金魚すくいした時の金魚、です」
「あ、ちょっと待てよ……そういう話、他になかったかな？」
そういえばと月杜も葉書を読み返す。確かにちらほらと悪い事があって落ち込んでいたと言う記述がある。
「もしかして、これもテレカを貰う条件の一つなんでしょうか？」
「だとしたらかなり悪質だよなあ……。わざわざ落ち込んでいる人間選んでさらに突き落とすような真似するなんて、許せないよな」
氷澄の言葉に月杜も深く頷く。なんてひどい事をするんだろうと月杜も思った。落ち込んだ茜の表情を思い出すだけでも、その占い師に腹が立ってくる。
「……新宿に行ってみませんか？ 見付かるかどうか分かりませんけど、それが一番早いような気がします」
「そうだね。場所が確定出来ないんじゃ、ここで葉書見て唸っていても仕方がない。ただ」
「はい？」
「かなり歩き回る事になるケド、大丈夫かい？」
氷澄の心遣いに月杜は控えめな笑顔を見せて頷いた。
□青い導き
新宿の街と一口に言っても広い。ただ今回は人気のない場所に現れる占い師を探すので中心の人が多い場所には用がない。二人は地図を片手に歩き回る事にした。
「人気がないっていうと、小さい路地かな？」
「後、公園とかはどうでしょう？ 子供さんが遊んでなければ結構静かなんじゃないかと思いますけど……」
などと言い合いながら、地図を片手に街を歩き始める。
一、ニ時間も歩いた頃だろうか。月杜は目の端に何か見たような気がして立ち止まった。
「どうしたの？ 月杜さん」
「あ、いえ。……あの……あれ」
曲がり角の所に青い布がひらひらと揺れている。確かに不思議な気がする。
「行ってみよう」
その曲がり角を目指すと青い布が消えていた。そして先に同じ物が揺れている。
「……なんだって言うんだ？」
「悪い感じはしませんけど……」
なんとなく気になって、追いかける。曲がり角の度に揺れているそれはどこかに二人を誘導しているようだった。
「どこへ連れて行く気だ？」
ついつい気になって足早になる氷澄の後ろを小走りに月杜が追いかける。
「あっちの方って、確か、さっき行った、公園が」
言葉が途切れがちなのは息が上がっているせいだと気が付いて氷澄は足を緩めた。
「す、すいません」
「いや。気が付かないで俺も悪かったよ」
公園へまっすぐに続く道に出た時ようやく青い布がコートの端だという事に気が付く事になった。なぜなら、コートの持ち主がそこに佇んでいたからだ。
話し掛けようとした氷澄を制するように口元に人差し指を押し当てた金髪の青年はそのままその指を公園へとむけた。公園にいるのは二人の少女。制服の女の子と黒いフリルのワンピースを着た女の子。月杜は小さく息をのんだ。ここからでもはっきりとその邪気が伝わってくる。
（まさか、この為に……？）
月杜は先程の青年に問いかけようと、彼がいた場所を見たがそこには既に誰もいなかった。氷澄も同じだったようで当惑気味に辺りを見回している。
「そんなコト、どうでもいいじゃない。岡島美咲と話したいんでしょ、勝島絵里サン？」
「……あなた、だれ？」
勝島絵里と呼ばれた少女はひどく驚いたようだった。
「スノウ・ホワイト。そう言ったでしょ？ ねぇ、テレフォンカード欲しくないの？」
焦れたように舌足らずの声が催促する。絵里は何度も頷いた。スノウ・ホワイトと名乗る少女は満足げに頷く。
「最初から素直にそう言えばいいのよ。ほら、あげるわ」
何気ない素振りで投げ出されたカードは綺麗に絵里の膝に着地した。何か写真の柄のテレフォンカードだと見て取れる。
「ほら、電話ボックスはあそこにあるわよ」
その言葉に絵里は頷いた。
「あれ、きっと悪い方の……！」
「ああ。きっとそうだ。行こう」
「はい！」
しかし、その時スノウ・ホワイトが動いた。何かを感じたように背後を見、そしてこちらを見た。軽く舌打ちするとそのまま身を翻して駆け出した。目があった事に二人がしまったと思う暇もないタイミングだ。
「え？ ちょっと！？」
絵里は当惑した声をあげる。氷澄は彼女に声をかけようかどうしようか迷っていたが、最初にスノウ・ホワイトが見た方角から紅い髪の女性と黒いコートを着た青年が飛び出して来るのを見て考えを決めた。
（あれは、昼に編集部で見た人だ。あの二人もきっとテレカを追っているんだろうな）
氷澄達が悪い方を追っている以上、向うはきっと良い方を追っているのに、違いない｡だったら、悪い方のテレカはこっちの担当だ。
「あの黒い方追うぞ！」
「はい！」
二人は勢い良くスノウ・ホワイトを追って走る。しかし、スノウ・ホワイトの足取りは止まる事はない。
（逃げるっていうのはやましい事がある証拠って言うケド、どういう体力してるんだ？）
後ろを走る月杜はかなり息が上がってきている。これは……。
（ここ一番で使わなきゃ、能力じゃないってね）
とりあえず可哀想だけどこけて貰おう。そう思って氷澄は進行方向にある地面に、思念を凝らす。ふっとそこに１０センチ四方の氷の塊が現れた。ちょうどそこに向かってスノウ・ホワイトの足が下ろされ、そしてすり抜けた。
（！？ 嘘だろ！？ あれ、人間じゃないのか？）
思わず足を止めた氷澄にようやく追いついて月杜が言った。
「あれ、人間じゃ、ない、です。わ、私に、考えが、あるんです」
切れ切れの月杜の言葉に氷澄は心配そうに大丈夫かと声をかけた。
□罠
先程の公園に戻ってみたものの、誰もいなかった。二人は缶ジュースを片手にベンチで話し込んでいた。
「多分あれは物憑きの類だと思うんです。で、人の姿は仮の姿で」
「だから、俺の創った氷をすり抜けた？」
「ええ。ただ、行動範囲が広いから、あの姿のどこかに本性が隠れてるんじゃないかって思うんです」
氷澄は月杜の言葉を租借するようにしばらく間を置いてから続けた。
「……本性を見つけ出して壊してしまえば、もう悪い事は出来ないって事か」
「ええ。私が引っ張り出して、探り当てますから、氷澄さん壊してくれませんか？」
「わかった。俺にできる事なら任せてくれ」
さらに作戦をつめてから、準備を整えるのに時間を費やし、月杜が公園に立ったのは１時間後だった。夕闇の帳がそろそろ空を覆おうかという雰囲気になっている。
人気の無い公園で佇む月杜の足元には清明桔梗――セーマンとも呼ばれる五芒星、一筆書きの星のマークだ――が描かれている。テレカを手に持つと宙に向けてそれを放つ。不思議な事にテレカは宙で静止した。少し離れた位置に立っていた氷澄に小さく頷いて合図を送ると彼は物陰にそっと身を寄せた。月杜一人だと思わせて油断させる為だ。月杜は眉を寄せ、気を込めてその名を呼んだ。
「スノウ・ホワイト、これに悪意を込めた存在。その名を持って呼び出す鍵となさん。真名への呼びかけに応じざる事、これ存在を捨てる事と同義。己の存在を明かしたくばここへ、来よ、……スノウ・ホワイト！」
右目が熱い、と月杜は思った。力の発動に際してそれが赤く染まったせいだろうか。しかし、月杜は念じるのをやめなかった。ここで失敗しては信頼して任せてくれた氷澄に申し訳ないではないか。月杜は背筋を伸ばして毅然と立っていた。
真名という概念がある。そのものの真実の名を知る者にはそれは逆らえないというものだ。そして、月杜は言霊を使用する能力があった。彼女の本性が月杜の想像通りなら、この方法で呼び出せる筈だと考えていた。
程なくしてスノウ・ホワイトは現れた。先程見かけた時と寸分違わぬ姿だ。
「私に何の用？ ……月杜雫さん？」
朱唇が孤を描いて笑みの形になる。からかうような口調に月杜は一顧だにせず冷ややかにスノウ・ホワイトを見据えた。
「何故、こんなひどい事をするの？」
「何故？ 何を？」
「悪いテレフォンカードを――いいえ、人に恨みの声を聞かせるテレフォンカードをばら撒くの？」
「悪いテレカ？ ふふ、いいわね、それ。でも、嘘じゃないでしょ？ 人間良い面ばかりじゃない、勉強させてあげたんだから感謝して欲しいくらい」
スノウ・ホワイトは笑みを深くした。邪悪な微笑みだと影で見ていた氷澄は思う。
「それに可哀想なのって好きよ。だって同情するのって気持ちいいじゃない？」
きゃはははと気持ちよさそうな高笑いが辺りに響いた。その様子に月杜と氷澄の心に怒りが生まれる。これを許してはおけない、絶対に。
「隠れてないで出てきたら？ 不意打ちなんてオトコのするコトじゃないわよ？ ふふ、それともこーんな私相手に勝つ自信が無いとでもぉ、氷澄要さん？」
揶揄する口調に氷澄が潜めていた影から立ち上がって中央まで歩いてきた。口元が怒りに噛み締められているのがようやく点いた公園の外灯の明かりに照らされていた。
「これで、文句ないだろう？ 死んだ人間利用して生きた人間に手を出そうなんて１００万年早いんだよ！ もう悪さ出来ないようにしてやるよ」
「ふふ、アナタ達、私を懲らしめるつもりなのね？ でも無理よ。だって、私がアナタ達を可哀想にしてあげるんだから」
「無理ね」
上機嫌のスノウ・ホワイトの言葉を月杜が一蹴した。自信に満ちた声だった。
「あなたに出来るわけが無い。私に近寄る事も出来ないくせに」
月杜の明らかな挑発に気分を害した様子でスノウ・ホワイトが月杜に目を向けた。
「やってやろうじゃないの！」
スノウ・ホワイトはとうとう月杜の足元の清明桔梗に足を踏み入れた。
「バン・ウン・タラク・キリク・アク」
月杜はスノウ・ホワイトの心臓の辺りを指差し、そこを右の基点として五芒星を描いていく。一辺ごとに一つの呪を絡めながら。
スノウ・ホワイトは一瞬動揺したが、自分の身に何もないと気がついて月杜を嘲笑ってやろうと思った。しかし、月杜は表情を変えないまま、氷澄に向かって言葉を投げかけた。
「そこです！ 氷澄さん！」
「おうっ！」
氷澄にはヘソの辺りに輝きがある事がはっきりと見えていた。躊躇わず行動に移す。右手に鋭い氷の刃が生まれ、放たれる。それは正確にその輝きを貫いた。
ぱりんとガラスが砕けるような音がした。スノウ・ホワイトはこれが人間の声かと思うような絶叫を上げる。
「いやああああ！ 何で私が消えなくちゃ……」
恐らくはならないの、と続けるつもりだったであろう声はもう聞こえない、もはやその姿が無いからだ。後には砕けたガラスが残っていた。手にとるとそれが鏡だと言う事がわかった。しかし、それは歪んだ姿しか映さない粗悪な鏡だった。
「これが、正体か。歪んだ念を集めてああなっちまったのかな。……って、おい！」
終った、そう気が抜けた為か崩れ落ちた月杜を氷澄は慌てて支えた。
■再びアトラスにて
アトラス編集部に戻ると説明を氷澄にお願いして、月杜は公衆電話の前に立った。まずは茜に報告しなくてはいけない。
「もしもし、如月さんの御宅ですか？ ……あ、茜ちゃん？」
「雫ちゃん……どうしたの？」
相変わらず元気のなさそうな茜の声が電話の向うから聞こえてくる。
「あのね。あのテレカの事なんだけどね」
まさか自分が退治したなんて友達に言える訳が無い。だから、月杜は悪意を持った人がテレカをばら撒いていて、それは悪い事しか言わない事。落ち込んでいると付け入られてしまうらしい事。そして、その犯人が捕まってもう悪い事はなくなった事などを話した。
「じゃあ、あれがおじいちゃんの本当の気持ちじゃないの？」
「茜ちゃん、考えてみて。茜ちゃんのお祖父さん、すごく優しい人だったと思うの。茜ちゃんの自慢のおじいちゃんは、茜ちゃんにひどい事言ったりする？」
「あ……。そうだよね。私そんな事も気付かなかった。ゴメンね、雫ちゃん。ありがとう」
「ううん。いいの。また元気な茜ちゃんになってくれれば」
それじゃあまた学校で。そう電話を切ると、氷澄がこちらに手を振っていた。
「腹減ったな。俺はなんか食って帰るけど、どうする？」
「え？ そうですね……ご一緒します」
家に遅くなるって電話を入れなくちゃと思いながら月杜は氷澄の後を歩き始めた。
Fin.
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■ 登場人物（この物語に登場した人物の一覧） ■
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【整理番号 ／ ＰＣ名 ／ 性別 ／ 年齢 ／ 職業】
1026／月杜・雫（つきもり・しずく）／女性／17／高校生
0671／氷澄・要（いずみ・かなめ）／男性／23／フィギュアスケーター
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■ ライター通信 ■
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依頼に応えていただいて、ありがとうございました。
小夜曲と申します。今回は遅くなってしまって歩本当に申し訳ありませんでした。
今回のお話はいかがでしたでしょうか？
もしご不満な点などございましたら、どんどんご指導くださいませ。
月杜さま、初めてのご参加ありがとうございます。
普段と霊と対峙している時のギャップをうまく出せましたでしょうか？イメージが崩れたりしておりませんでしょうか？
月杜さんの内気で友達を大切にしている部分をうまく出せたらなと思っております。また、セーマンの部分がイメージ通りだったか少し心配です。
今回のシナリオは良いテレフォンカードの話もございます。
また、各キャラで個別のパートもございます（■が個別パートです）。
興味がございましたら目を通していただけると光栄です。
では、今後の月杜さまの活躍を期待しております。
いずれまたどこかの依頼で再会できると幸いでございます。
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