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壊れた季節の中で【完結編】
貴方が消えたあの日から、私の四季は止まっている――
◇
保月真奈美が目を醒ますと、そこには知らない天井が広がっていた。
凝った装飾がなされた飾り天井、小ぶりだが豪華なシャンデリア、マシュマロのように弾力のあるベッド――。
(あれ…真奈美、どうしてこんなところで寝てるの?)
恋人の花房翠や、友人の高橋理都、工藤和馬らと一緒に、草間の知人の家の新築パーティにやってきたところまでは覚えている。
庭での立食パーティ、翠との楽しいひととき。
それから――
(そうだ…殺人事件が起きて…)
気分が悪くなり、相沢家の客室で休ませてもらっていたことを思い出した。
(いけない…翠ちゃんたち、どうしてるんだろう)
部屋の中には誰の姿もない。
おそらく、調査に出てしまっているのだろう。
早いところ合流しなくては――と、真奈美がベッドから身体を起こしたとき、扉が遠慮がちに開いた。
そしてそこから、年下の恋人の顔がのぞく。
「マナ…もう大丈夫なのか?」
ホッとした表情で駆け寄る翠に、真奈美は少し疲労の色が浮かんではいるものの、笑顔を返す。
「うん。心配かけてごめんね、翠ちゃん」
「いや、マナが無事ならそれでいいさ」
翠は、くしゃりと真奈美の髪をなでた。
ベッドにふたり並んで座ると、さっそく真奈美が質問する。
「なにか調べてきたんでしょう?真奈美にも教えて」
「マナは首突っ込むな…と言いたいところだけど、ここまで巻き込まれてて、そんなこと言えねぇか」
苦笑する翠に、真奈美はコクンとうなずいた。
翠の情報を聞き終え、真奈美は珍しく真剣に考え込んでいた。
「どうした?何か気付いたか?」
「うん…あのね、千尋さんと話がしたいんだけど、ダメかなぁ」
「千尋?」
真奈美が言っているのは、第1発見者の橋本千尋のことである。
翠自身が直接話を聞いたが、あまり有力な情報は聞き出せなかったらしい。
しかし、真奈美が話せば少しは違うかもしれない。
「橋本千尋なら、この隣の部屋で休んでるよ。ひとりで大丈夫か?」
いたわるような翠の言葉に、真奈美は微笑を返した。
「うん。千尋さんは犯人じゃないと思うし…ひとりでも大丈夫。それに、何かあったら翠ちゃんが絶対守ってくれるでしょ?」
「当たり前だ」
翠が、コツンと真奈美の額を小突く。
「俺は、向かいの草間の部屋に行ってくるからな。何かあったら大声で呼べ。飛んで行くから」
「ありがとう」
頼もしい恋人の、あまりに真剣な態度に、真奈美は再び笑みをこぼした。
◇
真奈美の目の前には、憔悴しきった顔の橋本千尋がいる。
彼女はベッドの上に上体を起こし、怯えたように真奈美を見ていた。
その『怯え』がいったい何処から来ているものなのか――それを知るために、真奈美は千尋に会いにやってきたのである。
「大丈夫ですか?」
真奈美は優しく声をかけながら、千尋の肩に触れた。
とたんに、千尋の肩から余計な力が抜け、ややリラックスした表情に変わる。
真奈美の職業はタッチ・セラピスト――触れることによって対象を『癒す』ことができるのだ。
英国に留学し身につけた技術と、持ち前の優しさで、これまで大勢の心と体のケアをしてきた。
「ここには千尋さんと真奈美しかいないから、安心してね?」
真奈美が小首をかしげると、千尋は小さくだがうなずいたようだった。
「真奈美ね、千尋さんに教えてほしいことがあるの」
「私、に…ですか?」
再び怯えの色を浮かべる千尋の髪を、真奈美はゆっくりなでる。
「どうして、翠ちゃん――さっき話を聞きに来た人に、嘘をついたの?」
「わ、私は嘘なんて…っ」
「大丈夫だよ、ここには誰もいないから」
千尋が嘘をついていると思ったのは、直感のようなものだ。
直接情報収集したわけではないが、それだけに客観的に、冷静に判断できる気がする。
「誰かに、そうするように言われたの?」
真奈美の問いに、千尋は激しくかぶりを振った。
「…もしかして、縁さんに?」
「ちっ、違います!お嬢さまは…私にも、とても良くしてくれてっ」
だから逆らえないのね、とは口にしなかった。
おそらく、それが正解だからだ。
「どうして縁さんは遠藤さんを?やっぱり、春恵さんのせいなのかな?」
落ち着かせるためやんわりと、しかし核心を突く質問を投げかける。
――だが。
その言葉に、千尋がきょとんとして顔をあげた。
「何のお話ですか?」
「え?」
今度は逆に、真奈美が慌てる番になる。
「だってだって、縁さんが、愛人を連れ込んだ春恵さんに逆上して、遠藤さんを殺ししちゃったんじゃないの〜!?」
「違います、お嬢さまは殺人なんて…ッ!」
興奮のあまり顔を真っ赤にした千尋に強い口調で言われ、真奈美は首をひねった。
推理は、大はずれだったのだろうか?
その時、部屋の扉が激しく叩かれた。
「マナ、全部わかったぜ!早く、一緒に行こう!」
「す、翠ちゃん!?」
勢い良く扉が開き、大きな足音を立てて翠が入ってくる。
彼は強引に真奈美の手を取り、立ち上がらせた。
その翠の後ろには、草間の姿もある。
「犯人とご対面と洒落込もう」
「えっ、えっ…どういうことなの〜?」
わけのわからないまま、真奈美は翠に連れられて、千尋の部屋を後にした。
◇
翠と真奈美、そして草間がたどり着いたのは、相沢縁の部屋だった。
「やっぱり、縁さんが…?」
真奈美の問いを、翠は否定も肯定もしない。
ただ草間と視線を交わすと、コンコンと2回、扉をノックした。
「どうぞ」
堂々とした縁の声が返ってくる。
翠に代わって草間が扉を開け、3人は縁の部屋に足を踏み入れた。
寒々とした、殺風景な部屋だった。
デスクの上には写真立てがあり、そこに写るのは、若き日の草間と、縁と――
「裕樹…」
「覚えていた?草間くん…」
苦しげに呟く草間と懐かしそうに目を細める縁に、ただ一人事情を飲み込めていない真奈美が、目で翠に助けを乞う。
「忘れるわけがないだろう…唯一無二の友人だからな」
「そうね。私にとっても貴方にとっても、かけがえのない人だったから」
草間と縁のやりとりを見守りながら、翠は(後で説明する)と真奈美に耳打ちした。
「どうして、こんなことをした?」
草間の問いかけに、縁は悠然と微笑んでみせる。それまで腰掛けていたベッドから立ち上がると、草間の元に歩み寄った。
「それは、裕樹のこと?それともこのパーティのことかしら」
「…どちらも、だ」
ついに出たパーティという言葉に、翠と真奈美も耳を澄ませる。
縁は不自然なくらいに明るい笑みを浮かべ、
「ふふふ…どうして私は《あの時》――罰せられなかったの?相沢の名のせい?」
(何を言ってるの、縁さん…?)
真奈美にはまったく話が見えてこないが、傍らでは翠が納得したように頷いていた。
「だから、こうしてあの時と同じ状況を作り、貴方を呼び――今度こそ」
「俺に、お前を告発しろと?」
草間の言葉に、縁はゆっくりと首を縦に振った。
事件の種を明かせば、それは数年前の、尾藤裕樹(びとう・ゆうき)の死が起因する。
別れ話のもつれから恋人を殴り殺してしまった娘がいた。
だが娘の背後には、国内でも最大級の企業が存在していた。
そのため事件はうやむやのまま闇に葬られ、娘の罪悪感は行くあてを無くし――
「私の季節は、裕樹が死んだあの秋のまま、止まっているの」
縁の指先が優しく草間の頬を撫で、探偵の表情が硬さを増す。
それから縁は、窓を開けバルコニーへと歩み出た。
ここは3階だ――もし落ちれば、打ち所が悪ければ死に至ることもあり得る。
「縁さん」
縁が何をしようとしているのかに気付いた真奈美は、とっさに駆け寄ろうとするが――
それより先に、白いコートを着た人影が、横から縁を羽交い締めにした。
「あっ…」
その人物が誰なのかに気付いて、真奈美は目を丸くする。
「止めて下さい、縁先輩。僕はあなたに死んで欲しくて、協力したわけではないですからね」
それは、死んだはずの遠藤慎二だった。
草間は、壁にもたれ大きく息を吐く。
そして、良く通る声で一言だけ、縁に向けて語りかけた。
「相沢――おまえの季節を止めてしまったのがお前自身ならば、再び動かすことが出来るのもお前だけだ――だから戦え。俺も、協力するよ」
◇
大学時代、草間武彦はあまり真面目な学生ではなかった。
学校に出てきても、たいてい中庭のベンチで煙草を吸っているか、サークル(友人に無理やり入れられた推理小説研究会、通称ミス研である)の部室で寝ているかのどちらか。
授業にはほとんど出席したことがなく、心優しき友人のノートだけが頼りだった。
そんなある日のこと。
『天高く』の言葉通り、澄み渡る青空の下、草間が読書をしながら煙草を吹かしていると、突然声をかけられた。
「おーい、武彦」
その声の主は、断りもなく草間の隣に腰を下ろすと、馴れ馴れしく肩を組んでくる。
「あんまり本ばっかり読んでると、そのうち本になるぞー?」
「そいつは良い。なれるものなら、是非なってみたいね」
「そしたらオマエ、世界びっくり人間コンテストで優勝できるぜ」
「…の前に裕樹(ゆうき)、首が絞まってる」
こんな風に軽口を叩き合える程の仲なのは、このキャンパス内ではごくわずかであった。
サークルに入るキッカケを作ったのはこの男、尾藤裕樹(びとう・ゆうき)である。
入学してすぐに知り合い、気付けば大学にいる時間の大半を、この男と過ごしていた。
「ところで、どうなんだ?就活のほうは」
裕樹の拘束から逃れた草間は、本を閉じ、吸い終わった煙草を手近の灰皿に放り込む。
入学してから3年と少し。順調にいっていれば、就職活動も終わりに近づいている頃合いだ。
「まぁ留年続きの武彦には無縁な話だろーけど…」
「…五月蠅い」
からかうような口調の裕樹を一蹴して、草間は新しい煙草に火をつける。
その横で苦笑しながら、裕樹は大きくVサインを作った。
「小さい所だけど、芸能プロダクションに所属することが決定いたしましたー」
「そうか。良かったな」
裕樹は根っからの芝居好きで、役者を目指して上京してきた男である。
彼が演劇サークルに所属して、芝居に打ち込んでいる姿をずっと見てきただけに、所属先が決まってホッとした。
まるで父親のような心境だな、とひそかに苦笑する。
「ホント、武彦にも感謝してるよ。ありがとな」
「ああ。いつかお前が有名になったら、3倍くらいにして返してくれ」
「ははっ、任せとけって」
これから卒業論文の指導を受けると言って裕樹が去った後、再び草間は本を開いた。
取り立ててどこが好き、というわけでもないのだが、惰性で読み続けている作家の新刊である。
「『世界が罪と悲しみでできているというのなら――』」
ふいに、背後から、草間が読んでいる部分を朗読する者が現れた。
その存在に、気付いていなかったわけではない。
気付かない振りをしていただけだ。
「『私はもう、生き続けることは出来ない』――だって。あなたもそう思う、草間くん?」
その女性の名は、相沢縁(あいざわ・ゆかり)と言う。
「裕樹なら、研究室に行ったぞ」
「知ってるわ。あとで逢う約束、してるから」
彼女こそが、草間がミス研に入るハメになった『裕樹の』口実だ。
縁は童顔で、草間と同い年にはとても見えない。だが外見とは裏腹に、かなりしっかりしている。
そんなところが良いのだと裕樹は言うが、草間にはよくわからない。
「おまえは、就職決まったのか?」
視線を合わせようとしない草間の問いにも慣れた様子で、縁は笑った。
「私は、父の会社にいくから」
「そう、だったな…」
その時視界の端に映った縁の表情が、今にも泣き出しそうだったので、草間は思わず振り返る。
「相沢…」
だが、その言葉を遮るように、遠くから縁に声をかける者がいた。
「縁先輩!」
「…彼、サークルの後輩でね、近所に住んでる幼なじみでもあるの。じゃ、私もう行くわね」
後輩に手を振り返し、簡単な説明を残して縁も去った。
行き場をなくした右腕が宙をさまよい、苦笑する。
しかし、唐突に現れては唐突に去るこのカップルが、草間は嫌いではなかった。
裕樹と縁が卒業した2年後、ようやく草間も卒業論文なるものの制作を始めていた。
そのころになると、裕樹はテレビドラマにも良く出演するようになった。
草間はそういう方面には疎いのでよくわからないが、新人としては異例のスピードで若手トップクラスに登りつめたと、再履修のクラスで一緒になった名前も知らない少女が言っていた。
縁の実家である相沢貿易も、貿易会社として不動の地位を気付いていた。
そんな、ある秋の日の午後のことである。
『ユウガタ5ジ シリツコウエン ケンセツヨテイチ デ アオウ ユウキ』
相変わらず唐突に、裕樹からポケベルのメッセージが届いた。
市立公園の建設予定地とは、縁の家の近くにある広大な敷地のことである。
確かに、そこならば人気も少ない。
いまやトップスターの仲間入りをした裕樹も、お忍びでやってくるにはちょうど良いのだろう。
(久しぶりに会ってやるか)
ここ数ヶ月、互いの近況報告すらしていないことに思い至り、草間は出掛けることにした。
そのころには知人のツテで、ある興信所に住み込みでバイトをしていたので、所長に断って約束の1時間前に興信所を出る。
おそらく今日は縁も来ているはずだろう――そんな風に思案しながら、約束の場所にたどり着いたのは、待ち合わせ時刻のちょうど5分前だった。
いつも遅れがちな草間にしては珍しいことだ。
刺すような冷たい風の中、薄いコートの襟を掻き合わせて、裕樹を待った。
そして、『建設予定地』と表示してある低いフェンスに腰掛け、6本目の煙草が燃え尽きるころ。
「草間くん!」
予想だにしなかった方向―公園予定地の中から、縁が真っ青な顔をして走ってくる。
何かあったのは明白だった。
もともと生えている木々や、工事に使われる予定の機材などで遮られて、奥の方は見通せない。
「救急車…ッ、裕樹が、裕樹が…!」
「落ち着け、相沢」
「だって裕樹が死んでるのよおぉぉぅ…!」
最後のほうは、嗚咽にまじって聞き取れなかった。
死?裕樹が?
頭を鈍器で殴られたかのような衝撃が走る。
その瞬間に、草間は駆けだしていた。
すっかり葉を落とした木々の向こう、凍える土に赤黒い血を流し、地に倒れ伏しているのは――
「裕樹…」
絞り出した声は掠れていた。
頼りない足取りで近寄り、流行最先端のファッションに身を固めた友人に触れる。
もうその体は冷たくなっていたけれど、割れた額からはいつまでも鮮血が流れ続けていた。
◇
草間から話を聞いた後、縁の切なさを想って、涙が溢れた。
そして、草間の苦しみも。
大切な友人の手にかかって、友人が死んだ。
もし自分がかつての草間と同じ立場だったら、どうしただろうか?
きっと草間と同じく、縁を犯人と認めることなど出来なかったに違いない。
「苦しかったんだね…縁さんも、草間さんも」
「そんなことはない…ただ、逃げていただけだ」
かぶりを振る草間に、そっと触れた。
(せめて、私の力で癒してあげることができたら)
その苦しみを、少しでも和らげてあげることができたら。
草間は一瞬驚いて、それから苦笑した。
「有り難う」
そして、草間は縁と遠藤と共に、屋敷の奥へと消えていった。
これからどうするか、縁の両親らと話を付けてくるのだそうだ。
帰り支度をして庭に出ると、すでに外に出ていた翠が待っていた。
恋人は、ひとりでこの事件について考えていたのだろう。複雑な表情をしていた。
「ねぇ翠ちゃん。今度の件は結局、縁さんの狂言だったんだよね――草間さんに、縁さんの罪を告発させるための」
「ああ」
翠にそう返されて、真奈美は彼の腕に自分のそれを絡め、大きなため息をついた。
「なんだか難しいね。真奈美にはよくわかんない…」
「…わからなくてもいいさ」
独り言のように言って、翠は『四季の館』を見上げた。真奈美も同じように、視線を送る。
壊れた季節の中に建つ、白き館――相沢縁の『罪』の象徴。
そして彼らは、手を繋いで歩き出した。
――いつかまたこの場所に、美しい花が咲き乱れる春が来ることを願って。
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【0086/シュライン・エマ/女/26歳/翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト】
【0365/大上隆之介(おおかみ・りゅうのすけ)/男/300歳/大学生】
【0375/小日向星弥(こひなた・せいや)/女/100歳/確信犯的迷子】
【0487/慧蓮・エーリエル(えれん・―)/女/500歳/旅行者(兼宝飾デザイナー)】
【0523/花房翠(はなぶさ・すい)/男/20歳/フリージャーナリスト】
【0555/夢崎英彦(むざき・ひでひこ)/男/16歳/探求者】
【0633/保月真奈美(ほづき・まなみ)/女/22歳/タッチセラピスト】
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■ ライター通信 ■
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たいへん永らくお待たせいたしました…!
担当ライターの多摩仙太でございます。
これにて『壊れた季節の中で』シリーズ完結と相成りました。
ほとんど全員の方に第1話からお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
今回は大きく分けて3つに話が分かれております。
いわゆるパラレルな展開なのですが、事件の本質的なところはすべて同じです。
また、2PCで会話している場面は、そのお相手の方の文章を読むと、その時の相手の感情などがわかるという…多摩仙太初の試みです(笑)
お暇なときにでも、他の参加者さんの文章を読んでいただけると、さらに楽しんでいただけるのではないかと思います。
ちなみに、事件の真相などではっきり書いていない部分(特に、草間の過去の部分でしょうか…)に関しましては、みなさんに想像していただいて、それが真相ということでよろしくお納め下さい。
また、どうしてもはっきりとした解答が欲しい場合には、私のホームページやテラコンのメールなどで質問して下さいませ。
ほとんど全員が『犯人』は見抜いていたようですが、動機に関してはやはり難しかったですね。
実を申しますと、続けていくうちに予定とかなり違う展開になってしまいまして(汗)
結果的には上手く完結したと思うのですが…いかがでしたでしょうか。
感想などなどお待ち申し上げておりますので、よろしくお願いいたします。
保月真奈美さん。
またお目にかかれて嬉しいです。真奈美さんの優しさが描写できていればいいのですが…。
翠さんとはとても良いカップルだと思いますよ。これからのご活躍を、期待いたします。
次回は11月頃に新作を発表いたします。
詳細はホームページにてお知らせしておりますので、よろしければチェックしてみて下さいませ。
それでは、みなさま本当にありがとうございました。
心よりの感謝を込めて…。
2002.10.16 多摩仙太
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