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<東京怪談ウェブゲーム ゴーストネットOFF>


もう一つの学園祭
□オープニング

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タイトル:学園祭 投稿者:TAKATO

こんにちは! 僕の通っている学校は今度の週末が文化祭です。
僕は写真部なんですが、今度取り潰される旧校舎を映したんです。
でも、変なものが映っちゃって。あんまり多いんでこっそりと
「心霊写真展」を開こうかと思っています。
それと、こんな写真が撮れちゃったので誰か行ってくれる人が
いないかなって思ってるんです。
あ、文化祭自体も楽しいですよ。良かったらどうぞ。
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 URLが記載されていたので雫はクリックしてみた。
 すると、文化祭の要項と地図。そして一枚の写真。
 古い校舎の掲示板に張り紙が一つ
「あ、書いてある事読めるみたい。なになに? 後夜祭を資料館でおこないます?」
 写真の下に一文。
「資料館は取り壊しが決定していて現在立ち入り禁止になっています。実際の後夜祭は体育館で行われますし、写真の場所にはポスターは貼ってありませんでした」
「……じゃあ、これって、誰が作ったポスターなの? 実際に行ってみたらどうなるのかなあ? ちょっと面白そうかも☆」
 雫は早速一緒に行ってくれる人を求めるべく書き込みを始めた。

■それぞれの文化祭
 『第70回文化祭〜夢と希望の未来へ』
 校門にはそう大きく書かれた急ごしらえの入場ゲートが作られている。色とりどりの風船がそのゲートの周りをアーチ状に囲っている。中にはプードルの形の風船などもあるから中々凝っている。
 物珍しげにそれらを眺めながら、巳主神冴那(みすがみ・さえな)は薄手のコートの襟を合わせた。朝一番とは言わないものの早めに来た為、まだ少し肌寒い。
(学園祭……って初めてだわ、私……)
 巳主神には文化祭と学園祭の違いも今一つわからない。学校でやる祭りは全て学園祭なのか、文化に偏ったお祭りだから文化祭なのか……。いずれにせよ祭りである事には変りがない。渡されたパンフレットをめくって見ると食べ物の露店の類が多い事がお祭りである事の確信を深めさせた。
「ここから校舎までも食べ物屋の並びなのね……」
 その時コートの内側でうごめいたものがいる。彼女が同伴してきた蛇だ。彼女の背中を見ていた者がいれば背中を移動する何かにさぞかしどきりとした事だろう。
「寒い? そうね。後で日向ぼっこに行きましょうか?」
 その声に納得したのか蛇は動きを止めた。どうやら同じ場所でじっとしておく方が暖かいらしい。とその時。
「寒いんなら暖かい飲み物はいかがですか〜!」
 後ろから唐突に声をかけられて巳主神は驚いた。振り向いてみるとどうやら飲み物の露店を出している生徒の呼び込みの声だったらしい。
「コーヒー、紅茶、ココアにホットレモン! 温かい飲み物でお酒以外なら何でもあるよ!」
「未成年なんだからお酒はなくて当り前でしょ!」
「甘酒くらいならいいと思ったんだけどなあ」
 呼び込みの声に即座に突っ込みが入って最後にぼやきながら首を傾げた生徒が巳主神と目を合わせてにこにこと笑った。
「ここで座って飲むと風除けにもなって一石二鳥ですよ」
 成程、透明なビニールシートを周りに張り渡した飲食席がある。陽気な声につられて巳主神はその露店に近寄ってみる。メニューは結構数が多い。散々悩んでからロイヤルミルクティを注文してみる事にする。
「お客様一名様ご案内ー!」
 威勢のいい呼び声と共に開いている席はこっちと案内される。楽しげな声にこちらまで少し楽しくなってくる気がした。
「巳主神さん!」
 聞いた事のある声が先ほどの入り口から聞こえた。振り返ってみると友人の葛城雪姫(かつらぎ・ゆき)の姿があった。
「葛城さん、久しぶりね。亀は元気?」
 唇の端を持ち上げて心持ち笑顔を作りながら巳主神は葛城に声をかける。葛城は彼女の前に腰掛けながら笑って頷いた。
「ええ。巳主神さんの方こそ、蛇さんはお元気ですか?」
 巳主神は返事の代わりにそっとコートの襟を開いて見せた。錦蛇がそっと顔を覗かせてちろちろと舌を出す。論より証拠と言うわけだ。
「寒いから今日はコートの中なんですね」
「そうなの」
「おまちどうさまですー」
 フリルのエプロンをつけた女生徒が二つのカップと一枚の紙皿を前に置く。おや、と葛城を見ると同じ視線で巳主神を見つめている目に出会った。結果二人して女生徒を見る。
「注文してないんですけど……」
 クッキーの入った皿を示すと女生徒はサービスですよと笑顔で言う。二人も笑顔を返す。
「ありがとう。美味しそうね、早速いただくわ」

■昼下がりの木の下で
 巳主神と葛城は連れ立って歩いている。模擬店横町と銘打たれた校門から校舎までの道のりはクラスや部活動の模擬店で埋め尽くされている。焼き鳥の焼ける匂いや、焼きソバやたこ焼きのソースの香ばしい匂い、ポップコーンのバターの匂い、どれも食欲をそそる美味しい匂いの筈だが、混ざってしまってはなんだかよくわからない匂いになってくる。
 ちょうどお弁当を開けた時の匂いに似ている。どれが何の匂いだか判然としないのだ。
 陽気な呼び込みの声や明るく可愛いありがとうございましたの声。果ては買って貰ったお礼なのかパフォーマンスをしているグループまでいる。どれも共通している事は楽しそうだということだ。
(こういうものなのね……たまには公に臨むのもいい事かもしれないわね……)
 物珍しげに辺りを見回しながら巳主神はそう思う。興味を引かれるものがあれば時折立ち止まってしげしげと眺めてみたりとかなり気ままな散策になっているが、同行している葛城に気にした様子はない。
 葛城も実にマイペースにあちらこちらと視線をさ迷わせているのだが、お互い一定距離以上は自然と離れない。互いに見てないようでも見ていると言うべきなのか、あるいは友達とはこういうものなのだろうか? そう考える葛城は少しくすぐったい気持ちになる。
(あ、あれは……)
 確か貰ったパンフレットに赤丸がついていた出店だ。焼きソバの看板が下がっている。
「ねえ、たこ焼きって美味しいと思う?」
「おなか、空きません?」
 巳主神とほぼ声が重なる。お互いに顔を見合わせ笑うとお昼にしようかと笑いあった。
 校舎の奥の方に大きな桜の木があって日向ぼっこしながら食べるのにちょうどいいと聞いて足を運んだ二人はすっかりと大荷物になっていた。
 焼きソバ、たこ焼き、焼き鳥、おにぎり、おでん、ポップコーン、揚げたてドーナツにワタアメ等両手に抱え込んでいる。最早二人で食べきれる量とはとても思えない。
「買いすぎちゃったかしら?」
「余ったら写真部の人達におすそ分けしましょう?」
 ハンカチを木の根っ子に敷いて座る場所を確保するとあれやこれやと開いては「美味しそう」などと言い合い食べ始める。巳主神は連れて来た蛇達をコートの中から暖かい日向に出して日光浴をさせていた。
 少し日陰になった辺りでのんびりとお茶のペットボトルを片手におしゃべりを楽しむ。それが終ったのは日向でのんびりしている蛇達の驚きが巳主神に伝わったからだ。
「巳主神さん?」
 突然立ち上がった巳主神に葛城が当惑の声をあげたが、巳主神はそのまま木の反対側へ――つまり蛇達のもとへと足を運ぶ。
 誰もいない。
「どうしたんですか?」
「蛇達が木から子供が出てきてあっちへ走って行ったって……」
「……誰もいませんね」
「ええ」
 巳主神が指差した方向は立ち入り禁止の立て札が立つ旧校舎だった。葛城は少し首を傾げてから言う。
「心霊写真展にそんな子が写っているかもしれませんね」
 ええ、と頷いた巳主神だった。
 写真部の展示教室へいくとTAKATOはちょうど席を外しているらしかった。名前を言うと展示場へ通してもらえる。
 2階の窓からのぞく影、こちらを見ているらしい半透明の少年や少女達。そのどれもが巳主神の蛇達の見たどれとも違う。
「10歳位の男の子なんていませんね……」
「ええ。……あら?」
 巳主神が目を留めたのは掲示板のポスターの写真だ。この写真はインターネットで見ている筈、そう思って首をかしげた葛城はある事に気がついた。
「これって、さっきの場所から撮った写真……?」

□逢う魔が時の資料館
 秋の日はつるべ落し。日が傾くとすぐに夕闇の帳が降りてくる。薄暗くなったこの場所にも校舎を挟んだ向かい側の後夜祭の喧騒が伝わってくる。向うは明るく楽しげな雰囲気に満ちている事だろう。しかし、ここは静かだ。
 灰野輝史(かいや・てるふみ)、月杜雫(つきもり・しずく)、巳主神冴那、葛城雪姫、そしてTAKATO――藤原貴斗(ふじわら・たかと)と瀬名雫は桜の木の下で掲示板を見ていた。今度ははっきりと掲示板が見て取れる。
「あるねぇ、掲示板」
「掲示板……見えますね」
「ええ」
 瀬名と葛城の言葉に巳主神は頷く。葛城は巳主神に寄り添うようにして、掲示板の方を見ている。見えない筈の物が見えるというのは慣れない事で少し怖い。対する瀬名はと言えばワクワクしていると言いたげに掲示板に近付いていく。止めようかと思った葛城は月杜と灰野の言葉に手を止めた。
「悪意は感じませんね。むしろ暖かい気を感じます」
「やっぱりこちら側の生徒さんにも参加して欲しいのかもしれませんね」
「やっぱり、ですか?」
「ここ取り壊されるからお別れ会するんじゃないかなっていうさっきの話ですね」
「お別れ会……そう、皆で校舎を送り出そうって事かしらね」
「それなら……きっと怖くないですね。そろそろ時間ですし行ってみましょう?」
 それぞれが頷き、彼らは資料館へと進んでいった。それを見送る一つの影があった事には誰も気付かなかった。それは、幼い少年の姿をしていた。
 資料館と呼ばれるその建物は1階に講堂、2階に図書室と学校史の資料室があったという。他の校舎よりも低い建物はレンガの壁の少し瀟洒な造りだった。
「可愛い……」
「灯り、ついてない?」
「ええ、ついていますね。霊の気配がします」
「……とにかく開けてみましょうか」
 最後の灰野の言葉に女性陣が頷く。やはりここは男性たる自分の役目だろうと、藤原と一緒にドアの前に立ちそっとノブを回す。背後では月杜がそっと持参した札を握り締めていた。
「いらっしゃい!」
「来てくれたんだねー!」
 ドアを開けた途端に明るい声がそこかしこからかかった。その声に巳主神と葛城は目を丸くする。灰野の後ろから覗いていた月杜は部屋の明るさと人の多さに――この場合は霊の多さと言うべきなのか――目を丸くした。
 招き入れられた資料館はしっかりと飾り立てられていた。折り紙や色付きのティッシュで作られた如何にもといった飾りの一つ一つに霊力が込められている事に気が付いて月杜は少なからず驚いた。飾りにこめられた暖かい気持ちに灰野は目を細めた。巳主神は昼間見た展示室と似ていると思い、葛城は迎え入れた人たちが明るい表情をしている事に少し安堵した。
「ほら、宣伝した甲斐あったじゃない」
「やってみるものだなあ」
「主さまが様子見にきている人がいるって言っていたケドホントに来てくれるなんてな」
 挨拶の声に混じってそんな声も聞こえてくる。葛城が恐る恐る声をかける。
「あの……主さまって?」
「桜の木だよ。学校が出来た時にここに来たんだって」
「それってこれくらいの小さな子かしら?」
 手で1メートルくらいの高さを示した巳主神に彼らはしーっと口元に手を当てた。
「サイズは言っちゃダメダメ」
「そう。人とは成長が違うけどああ見えて70歳なんだから」
 霊とは言えその顔は明るく楽しそうだ。葛城はこれなら怖くないと笑顔になる。灰野が納得したようにその会話に入ってきた。
「木の生きる年月は人のそれとは違いますしね。主さまはここには来ないんですか?」
「主さまは桜から離れられないんだ」
「ああ。そういう事なんですね」
「あ、そうだ。これ」
 ホントにお別れ会ならとお昼の残りにさらに色々買い足した袋を葛城と巳主神が差し出した。
「差し入れよ。せっかくのパーティだから」
 それは月杜が霊に捧げる儀式を予め済ませたものだった。食べられるかどうかはわからないが気分的にパーティならお土産の一つくらいと思ったのだ。
「うわあ、ありがとう! 皆、差し入れだってー!」
 後ろにいた者達も口々に礼を言う。なんとなくこそばゆくなり目を合わせた6人だった。

「何? 学校に行った事がないの?」
「文化祭も初めて!? もったいないわ!」
 口々にそう言われて巳主神は返答に困った。もったいないと言われてもどうしようもない。言葉につまった彼女を余所に霊達は盛り上がっていた。
 曰く巳主神に学校体験をさせよう! というわけである。
 巳主神は何がなにやらわからぬ内に並んだ机の一角に座らされて授業もどきを受ける羽目になった。題目は源氏物語である。桐壺の帖を解説するのは生徒の一人だ。時折他の生徒から突っ込みが入るものの和やかな座学が行われている。
(学校ってこういうものなのね……。少し楽しいかもしれないわ)
 ぼんやりそんな事を思っていたら突然指名されて驚いた。
「巳主神さん、ここどう思いますかー?」
 彼女の隣でここだよと教える女生徒に笑顔を返して答える。
「出席番号が日付と似ていると当てられるんだよね」
 うんうんともっとももらしく言いながら頷くのは瀬名だ。そこからは席の並び方で行くか、下一桁が同じ出席番号の人があてられるかと話題が盛り上がり始める。
 しゅっせきばんごう? 不審に思いながらも成程と思う巳主神だった。
「授業のお約束はこの辺?」
「じゃあ、次は」
 体育祭か修学旅行だと学校の楽しさを伝えようとする生徒達に自然と笑みが浮かぶ巳主神だった。

 月杜はふと気になってとある霊を探していた。カーテンの七不思議がなんとなく気になったからである。彼女が探し当てたのは、みつあみと眼鏡の大人しそうな女生徒だった。
「あの、どうしてカーテンなんですか?」
「それは、あの……。あのカーテン私が縫ったんです」
 ぽつりぽつりと彼女が語る言葉をまとめると、体が弱かった彼女が唯一得意だったのが裁縫で、好きだった男の子が破いてしまったカーテンを縫ってあげたのが忘れ難かったらしい。
「私、この場所とカーテンが大切な思い出だったんです」
「あの……、その男の子は?」
 ふふ、と少女は幸せそうに微笑んだ。
「今、この学校で数学の教師をしているの。……春には子供が生まれるのよ」
「……辛くないんですか?」
「あの人、ちゃんとカーテンを見に来てくれたの。それで充分。私は校舎と一緒に向こう側に行くんです」
 ちょっと悔しいから、生まれ変わったら素敵な恋をしなくちゃ。そう言う彼女にきっと出来ますよと月杜は言った。
(私も彼女みたいにずっと大切に出来る恋が出来るといいな……)
 きっとあなたもできるわと頷く彼女に月杜は少しだけ嬉しくなった。

 灰野は藤原や何人かの霊達と連れ立って桜の木の下に行ってみる事にした。一応手土産持参である。冷たくなって美味しくなくなるものよりはと駄菓子の類が中心である。
「子供ではないんだがのう」
 古臭い言葉遣いの主はそう言いながらもまんざらでもなさそうに礼を言い、綿菓子にかぶりつく。その様はまるで普通の子供だ。
 晧々と満月が照らす中、桜の木の精霊と灰野は旧校舎を眺めていた。
「あなたが学校を護っていたのですね」
「いや、護るとかではなく、ただここが好きだっただけだ」
 そうですか、と灰野は相づちを返した。
「ここは良い場所ですね。何年たって振り返っても良い思い出が皆に残っているといいですね」
 頷いた主は旧校舎をもう一度見た。その横顔は寂しげだったが、どこか温かいと灰野は思った。
 校舎や資料館もきっと『向こう側』へそのままいくのだろうかと思う。そして桜と主は変わりつづける学校をずっと見ているのだろう。

 葛城はいつのまにか一人になっている事に気付かずに和やかにパーティの中心にいた。恐怖心はとうの昔になくなっていて今は笑顔で周りと話し込んでいる。
 まるで修学旅行の夜みたいだとこっそりと思う。
 夜だと言うのに彼女の周りには人がいてあれやこれやと失敗談や楽しい思い出話をしている。これで枕投げでもできるならこの間行った修学旅行みたいだと思う。
 そう言うと生前修学旅行に行かなかった生徒たちが興味津々で聞いてくる。
「修学旅行ってどんな所に行ったの?」
「広島に行きました……宮島とか、萩とか」
「いいなあ、しゃもじ買った?」
「広島って言ったら紅葉饅頭だよな、やっぱり」
「しゃもじは買いました。紅葉饅頭は……家で一人だから一番小さいのでも食べきれないから……」
 家に帰っても迎えてくれるものはいない。ふとそれを思い出して葛城の顔が暗くなる。
「そっかぁ、一人なんだね」
「でもさ、雪姫ちゃんの両親も向こう側でちゃんと見ているよ」
「そうそう、一人じゃないよ。見えないだけでさ」
「……向こう側に行っても私達もちゃんと見てるからね!」
 口々にそう言う彼らの心が伝わってきて気持ちが暖かくなる気がする葛城だった。

□ありがとう
 結局その日は明け方近くまで彼らは騒いでいた。
 その時間に女性を一人で帰らせるわけには、と灰野と藤原が彼女らを送っていった。
 その二日後、藤原から一通のメールが届いた。
≪掲示板変わってたので見てあげてください。≫
 そんな風に書かれている。添付ファイルを開くと一枚の写真。
 後夜祭の案内のポスターが張られていたそこには「ありがとう」と大きく書かれた文字とたくさんの霊達が思い思いにVサインや笑顔で写っている。
 冬休みを待たずに取り壊されるという校舎もなんだかとても優しい雰囲気をしている気がした。

fin.

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
 0376/巳主神・冴那(みすがみ・さえな)/女性/600/ペットショップオーナー
 0664/葛城・雪姫(かつらぎ・ゆき)/女性/17/高校生
 0996/灰野・輝史(かいや・てるふみ)/男性/23/霊能ボディガード
 1026/月杜・雫(つきもり・しずく)/女性/17/高校生

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■         ライター通信          ■
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 依頼に応えていただいて、ありがとうございました。
 小夜曲と申します。
 今回のお話はいかがでしたでしょうか?
 もしご不満な点などございましたら、どんどんご指導くださいませ。
 巳主神さま、二度目のご参加ありがとうございます。
 初めての学園祭という事でしたので、学校も初めてだろうと霊達が学校を紹介がてら授業の真似事までしてしまいました。問題なかったでしょうか(汗)。
 また、蛇さん達は桜の主と一緒にお月見をしておりました。ちょっと肌寒かったかもしれません。
 各キャラで個別のパートもございます(■が個別パートです)。
 興味がございましたら目を通していただけると光栄です。
 では、今後の巳主神さまの活躍を期待しております。
 いずれまたどこかの依頼で再会できると幸いでございます。