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<東京怪談ウェブゲーム アトラス編集部>


東京怪談・月刊アトラス編集部「追憶からの呼び声」

■オープニング■
「突然不躾なお便りを差し上げて真に申し訳ありません。どうしてもどなたかにこの事を知っておいて欲しく、無礼を承知でこの手紙を認めました。
 私は秋になるとどうしても不安で溜まらなくなるのです。
 古くからそして現在でも、この季節は祭りが多く行われます。私はその祭りに不安を感じるのです。
 生まれてこのかたと言う意味ではありません。ここ5年、そう、祖母が亡くなってからのことです。
 御神楽の好きな人でした。御神楽が聞こえる時期ともなればそわそわと落ち着かなくなる程に。訊ねても理由は教えてくれませんでしたが。
 祖母は私が中学に上がる頃には既に少女帰りをしていました。夢見るようにこの季節を迎え、そして季節が去ると嘘のように萎れてしまう。毎年、そうでした。
 祖母は冬に亡くなりました。目尻から涙を落とし、吐息のような声で『ごめんなさい』と謝って。それきり、祖母は目を開けませんでした。
 この辺りの神社では秋に御神楽があります。その音に不安を感じるようになったのはそれからの事です。
 何故だか呼ばれているような気がして。その呼び声に何処かへ連れ去られてしまうようで。
 なんの確証もないのです。ただ私がそう感じているだけ。誰に話しても取り合っては貰えませんでした。
 だから、この手紙を書きました。同じ文面の手紙を机の引き出しに閉まっておきます。
 私が消えてしまった時のせめてもの道標に。

 乱筆乱文、失礼いたしました。
                10月7日月刊アトラス編集部御中
                           萩本菊野」

 三下が探し出してきた手紙と、そして目の前に座した男を見比べ、麗香は眉間に皺を刻んだ。その初老の男はガラステーブルに両手を付きがばりと頭を下げた。
「娘を…菊野を探して下さい」
「…ウチは人探し屋じゃないんですけどね」
 言いつつも、麗香は既に幾人かの携帯番号を頭に思い描いていた。

■本編■
 ただすれ違った。それだけの、ことだったのかもしれない。


 シュライン・エマ(しゅらいん・えま)は流石にぽかんとその建物を眺めた。
 それはまあ、とりあえず神社、と言った程度の建物だった。
 紅白の幕で飾られ、石造りの階段の上には一升瓶や面などが雑多に並べ立てられている。境内はコンクリート敷きで、しかも隣に公民館が建っている。一応のように注連縄が飾られた鳥居なども在るが、神格とも神威ともまるで無縁の、とりあえず神社である。
「……ええと…」
 流石に困惑しておろおろと周囲を見回した所へ、神社の裏手からどやどやと人のやってくる気配がした。そちらに目を向けると、天狗面を持ち同じ衣装をつけた若い男や着物姿の小さな女の子、藁蓑のようなものを被った小さな男の子などが連れ立って歩いてくる。
 シュラインはきょとんと目を瞬かせた。そう言えば御神楽があるはずだが、この神社の寂れた様子と彼らの中々に物々しい集団とはどうにも印象が克ち合わない。
 その集団の中から一人洋服を着た女がシュラインへと駆け寄ってくる。まだ若い、はちきれんばかりにエネルギュッシュな印象の女である。
「ね、あんたもしかしてアトラスから来た?」
 シュラインは反射的に頷いた。
「…と、言う事はあんたもなのね?」
「そ。あたしは九重・京香(ここのえ・きょうか)!」
 シュラインはよろしくと言って差し出された手を握った。そして不思議そうに神社の前に溜まり始めた一団を見やる。
「ねえ、あれは?」
「ああ、地元の青年団だって。これから踊りなんだってさ」
 一足先に着き、あの集団にすっかり馴染んでいたらしい京香が楽しげに説明してくる。
 御神楽はこの神社の境内でやるのではなく、この辺りの各家を回りその庭先で行うのだそうだ。子供が生まれたり結婚が決まったり、そうしたおめでたい出来事があった家がご祝儀を出して御神楽を家へ招じ入れるのだという。
「ふうん。だからこの神社そのものはそんなに派手に飾り立てられてるわけでもないのね」
「いい風習だね。ああ、公民館の方の鍵も借りて来てあるよ。勝手に見てってくれていいってさ」
 本気で同化していたらしい京香が笑ってシュラインに鍵を示してくる。シュラインは肩を竦めてその鍵を受け取った。
「じゃあ、行きましょ」
「あいよ!」
 威勢良く答える京香に、シュラインは笑みを誘われた。

 公民館の中は神社と負けず劣らずがらんとしていた。
 一階はコンクリートが剥き出しになったフロアと給湯室があるばかり、階段をあがった二階部分は全面開け放たれた畳敷きの部屋になっている。いくつも畳まれた洋服が小山を作っているところを見ると、ここがさっきの集団の更衣室代わりになって居るのだろう。
 その奥の床の間の横に、小さな本棚が置かれており、和綴じの本がずらりと並んでいた。
「ああ、あったあった」
 パタパタと駆け出していく京香を追って、シュラインもその本棚へと近付いた。
 そこにきっちりと整頓されて置かれている和綴じの本が、この御神楽祭りの芳名帳だという。一冊を取り上げて見ると表紙に年号が記されている。
「へえ…きちんと管理されてるのねえ」
 シュラインはその表紙をまじまじと見つめ声を上げた。寂れて見えた神社だったが、こうして祭りは続いているのだ。
「えっと…ああホントに51冊あるわ」
「51冊?」
「そ。一年につき一冊なんだってさ。祭りは江戸時代辺りから続いてるらしいけど、記録は空襲で焼けちまったんだって。んで祭りが復活したのが52年前。今年の分の芳名帳はあいつ等持ってっちゃってるから51冊で数が合うんだよ」
 京香が最も古い芳名帳を叩きながら言う。うっすらと埃が宙へと舞った。
 それに僅かに眉を顰めて手を出すと、京香は素直に芳名帳をシュラインに差し出した。受け取ったそれを開くとまた微かに黴臭い香りがする。
 ぱらぱらと捲ると、箇条書きで記されていた名簿が切れ、白い(最も変色して正しくは茶色だったが)一頁の後、文章が書き連ねられている。
「あら?」
「なになに?」
「……これ、覚書ね」
 恐らくこの祭りを復興させた者達の気持ちを綴ったものだろう。
 毛筆でおまけに古いものだから完全に読むことは難しいが、分かる単語を拾って意味を図る事は出来る。
 そこには祭りの復興の喜び。そしてこの時より変わってしまった祭りの手順などが記されている。
「何が変わったって?」
「ええ、と。ちょっと待って、これは…斎、でいいのかしら? 神社の再建がまだだから、ってことね」
 どうにか読み下しながらシュラインが言うと、京香が唸り声を上げた。
「ん〜…? ってことは神社に斎が住んでたってことかな」
「そうみたいね。まあまだ占領下だったのかもしれないし、憚ったってトコもあるんでしょうけど。ああ、やっぱりそうだわ、未婚の女の子が持ち回りで斎を務めてたのね、祭りから祭りの間」
「斎、ねえ」
 意味ありげな京香の声に、シュラインもまた頷いた。
 戦争、そして無くなってしまった斎の風習。
 それが、酷く引っかかった。 


 時が、時代が、生み出したすれ違い。


 萩本家で通された部屋には奇妙な沈黙が下りていた。そこは菊野の祖母、ススキの使っていた部屋だった。
「ああいたいた」
 明るい声を発したのはシュライン、それに続いて京香が部屋に入る。
 部屋の中に、見知った顔が三つ立ち尽くしている。腐れ縁の真名神・慶悟(まながみ・けいご)と、幾度か行き会ったことがある冴木・紫(さえき・ゆかり)、志堂・霞(しどう・かすみ)の三人だ。
 二人の顔を見た途端に、部屋の中央に突っ立っていた紫がはーっと息を吐き出して畳の上にへたり込んだ。
「どーしたのさあんた?」
「なんかちょっと…気が抜けたのよ」
 京香の差し出した腕に縋って立ち上がり、紫はもう一つ、今度は小さめに息を吐き出した。
 シュラインは慶悟と紫に問い掛けるような視線を投げた。端から霞を充てにはしない。そう悪い人間でもないのだが兎角説明という作業には不向きなのだ霞は。
 慶悟が肩を竦めつつ口を開いた。
「ちょっとお客さんでな」
「お客さん?」
「ちょっと、過去からね」
 言って、紫が苦笑した。

 慌ただしく情報交換が持たれたのはそれからすぐだった。居間へと移動し、菊野の母親が淹れてくれた茶に手を伸ばし人心地ついた頃合に、風に乗って太鼓の音が聞こえて来出した。この家にたどり着くまでの道すがら、一つの露天も見ることがなかったことを指摘した紫に母親は困ったように笑って『そう言うお祭りじゃないんですよ』と言った。
「つまりホントに御神楽なのよ。ちょっと面白いのは奉納舞をそれぞれの家の庭先でやる事ね」
 シュラインが笑って補足する。それに京香もまた身を乗り出した。
「そうそう、獅子舞とか天狗舞とかがさ、行列組んでそれぞれの庭先回るんだってさ。神輿祭りほどの威勢はないけど風情あっていい感じだよ」
「……祭りに喜んでる場合じゃないだろう」
 慶悟が呆れたように京香を窘めた。そしてそれで、と話題を転ずる。
 シュラインと京香は顔を見合わせ、調査してきた所を語りだした。
「地元の青年団とかがやってるらしいよ。もー惰性に近いらしいけど止めようって話はてんでないらしい。いい風習残ってるよね」
「ご祝儀を出してくれる家の庭先を回るらしいわ。その名簿…公民館の方に保管してあったんだけど見せてもらってきたわ。ホントに続いてるみたいね。少なくとも52年は」
「52年、とはどういうことだ?」
 霞の問いかけに、シュラインは困ったように手帳を閉じた。
「戦争よ、第二次世界大戦。芳名帖は空襲で焼けちゃったのよ。終戦が45年の事だから…何年かの空白は復興優先で祭りどころじゃなかったってことなんでしょうね」
「戦争…」
 紫がはっと慶悟を仰ぎ見た。慶悟もまた紫に頷いてみせる。
「エマ、九重…その祭りに、斎の風習か何かはなかったか?」
 慶悟の問いかけに、今度はシュラインと京香が顔を見合わせた。
「よく分かったね。戦前は未婚の女の子が交代で神社に住んでたんだってさ」
 京香の答えを待たずに慶悟はすっくと立ち上がった。紫もそれに続く。
「ちょっと、真名神くん? 紫ちゃんもどうしたのよ?」
「さっきのお客さんがね、言ったのよ。待ってたって、約束だったって」
「次は自分で、自分が最後だ、ともな」
 言い捨て、二人は駆け出した。
「ちょいと!?」
 慌てて京香が腰を浮かせかける。同じく立ち上がったシュラインが霞の羽織の襟を引っ張った。
「なんだ?」
「まぁあの二人の行き先も推理も検討はついてるけどね。それで一体お客さんって言うのは何のことなのか、説明して貰えない?」
 走りながらでも。そう付け足すとシュラインは霞の応えも待たずに京香の後を追って走り出そうとする。掴まれたままの霞はその動きに逆らわず自分も立ち上がった。
 そして走り出しながら霞がポツリと言った。
「約束…」
 と。


 遠い約束。遠くなった約束。
 引き起こされた混沌がそれによって流れた時が、少女からその資格を永遠に奪った。資格を無くした少女を、人でない彼はもう見つけることが出来なかった。


 果たされなかった、神と交わした約束。


 何の罪もない通行人を凄まじい血相で脅してその神社にたどり着いたときには、紫も慶悟も息を乱していた。
「あ、んた、まで、付いて来てどうする…」
「そん、な、の、単、なる…勢いよ」
 息を乱しながらも懲りもせずに言い合いを始めていると、すぐにシュライン達が追いついてきた。こちらは予め道を知っていたためか、慶悟たちほどに息を乱しては居ない。
「全く、行き成り走り出すんじゃないよ」
 京香が腰に手を当てて胸を反らせる。どうにか息を整えた紫がそれに答えた。
「勢いよ、勢い」
 それにしてもと後続の三人を見回し、紫が目を瞬かせた。
「良く分かったわね。それこそ何の説明もしないで勢いで飛び出して来ちゃったんだけど」
「まあ多分そうじゃないかと当たりはつけてたのよ」
「戦争で一時祭りが中止になってたんだしねえ。その前にはあった斎の風習も中止になったって言うし。それに約束と来たら意味する所は一つじゃないよ」
 ふふんと鼻を鳴らす京香に、霞が小首を傾げる。
「そうなのか?」
「そうだよ」
 京香の声に一同はうんうんと頷く。兎に角なんでもいいから納得してもらった方が話が早いのは確実である。
 それにしてもと慶悟が神社を見上げる。
「…随分と、本当に、小さいな」
「そうね」
 頷く紫の後ろから、シュラインがすっと歩を進めてくる。石造りの鳥居に手をかけたシュラインは、ほっと息を吐き出した。
「寂しかったのね、きっと」
 菊野を、祖母のススキと取り違えるほどに。
 季節が巡る度に祭られてはいても、いや祭られているからこそ。嘗てもっと大切に祭られていた頃を季節の度に思い出す。
 既に追憶と成り果てた古き時代を。
 しんみりとした空気を打ち破ったのは京香の打ち鳴らした手の音だった。
「さあさ、ぱっといって、ぱっと戻る! 折角の祭りの日なんだ、さっさと片付けちまおうよ!」
 妙に明るいその声に、一同は顔を見合わせて笑いあった。

 神社の中は外観とは裏腹に重い空気に満ちていた。
「曲がりなりにも神格という訳か」
 呟く慶悟の表情は硬い。この圧迫してくる気配には軽口を許さない威圧感があった。
「どうするつもり?」
「……まぁとりあえず結界を張る。式は配してあるが…神格相手に何処まで通用するかは謎だな」
「そうね」
 シュラインは重く頷いた。その瞬間だった。
 ビクリと、霞が反応した。それに続くように慶悟と京香も目を見張る。
「なに!?」
 驚愕した紫の叫びに重なるように、宙が震えた。すかさずシュラインと紫を囲むように三人は円陣を組む。
 そして静かに、それは現れた。


 ただすれ違った。それだけの、ことだったのかもしれない。
 彼女はいつまでも少女ではいられず、そしてその存在はいつまでもただ神威でしかなく。
 ほんの少しだけずれてしまった時が、彼らを永遠にすれ違わせてしまった、ただ、それだけのこと。


 ただ、それは現れた。
 現れただけだった。
 それが何を模しているのかはわからない。ただ白く浮かび上がっただけのもの。人ではなく獣でもない。いや、それは道具でもなければ植物でもなかった。
 形を持たぬもの。
 形ではないもの。
 神と、呼ばれ、存在していた、なにか。

 シュラインは思わず両手で口元を覆った。口元を覆う冷たい指先の感触以外の一切を感じることが出来なかった。確かに自分を囲んでいたはずの仲間の気配さえ感じることが出来なかった。
 ただ視覚に映る何かと、そして己の肌の感覚、それだけがあった。
 何を思い上がっていたのかと思う。
 今自分が、自分達が対峙しているのは、軽軽しく相対していいものなどではない。菊野を取り戻そうとした、今対峙しているその何かと争ってもだ。そもそもそれが思い上がりだったのだ。
 膝が震えた。地というものが在るのならそこにがっくりと倒れてしまいそうなほどに。
 ここにあるのは江戸の古きから祭られてきた存在。
 神と呼ばれた、存在なのだ。
 目を瞑りそうになったその瞬間、とんと腕に何かが当たる。シュラインの前に居たのは京香だったか、紫だったか。
 その感触に気づいた途端に、自分の前に立ちふさがる二つの背中が視界に戻って来た。慶悟と霞の背だ。縋りつけるほどの距離にある体温の存在に、シュラインは漸く我に返った。
 シュラインはぎゅっと下唇を噛んだ。
 未だ圧倒されてはいても。これがどれほど不遜な事なのか、思い知った今であっても。


 それは追憶。
 既に失われてしまった、もう戻る事のない過去。


「違うでしょう!? 菊野さんは! それじゃあんたを待ち続けていたススキさんの気持ちはどうなるのよ!」


 乗り越えられるべき、過去の出来事。


 叫んだ声が小さな神社の中に木霊して、消え去る。
 そしてその余韻が消え去ったその神社の中に、女が一人倒れ付していた。


 意識を失ったままの菊野を萩本家に送り届けた一同は揃って駅への道を歩いていた。言葉少ななのは何かが蟠ったままだからだろう。それが何かと問われればまた沈黙しかない。ただ割り切れない。
 その状況に真っ先に音を上げたのは京香だった。がりがりと頭を掻き毟り。がーっと喚く。
「辛気臭いっ! いーじゃないのよ、とりあえず菊野さん帰ってきたんだからっ!」
「それはそうなんだが」
 困ったような慶悟の声に紫もまた頷いた。
「すっきりしないのよ、なんかこうね」
「同感だわ」
 シュラインは深く頷いて同意を示した。
 あの存在は菊野を手放した。手放しただけだ。その真意は測れない。測ろうとする事さえ不遜な事かもしれないが。
 あの存在が求めた斎はもう居ない。あの存在が真実孤独を払拭できる日は来ない。ススキが何故あの存在に思いを寄せたのか、あの存在が何故ススキを求めたのか、それは分からない。だが事実ススキは待ち続け、あの存在は呼び続けた。
 ただすれ違った、多分それだけの事なのだろう。
 それだけの事を、割り切る事が出来ない。
 再び下りた沈黙に、霞がポツリと言葉を落とした。
「……だが、あれは菊野の手を離した」
 京香の放った自棄気味の声とは違う重みが、その声にはあった。
「…そうね…」
 噛み締めるようなシュラインの声に、一同は微かに笑んで頷きあった。


 呼び声の主は孤独の果てに手に入れようとしたものから手を離した。
 それは神と呼ばれる、人に祭られ、人を抱き続けてきた、
 真実優しい存在だからなのだろう。

 乗り越えられるべき過去の追憶。
 きっとその存在はあの瞬間にそれを乗り越えたのだろう。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【1021 / 冴木・紫 / 女 / 21 / フリーライター】
【0389 / 真名神・慶悟 / 男 / 20 / 陰陽師】
【0086 / シュライン・エマ / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト】
【0935 / 志堂・霞 / 男 / 19 / 時空跳躍者】
【0864 / 九重・京香 / 女 / 24 / ミュージシャン】

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■         ライター通信          ■
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 こんにちは、里子です。再度の参加ありがとうございます。
 今回は行き成りうちの回線がゴネてくれやがりまして、なんとなく波乱含みの納品となりました。
 テーマがテーマなので実は神罰なんじゃなどと洒落にならないこと考えてしまったりとか。

 今回のお話のお祭りはうちの地元でずっとやってるお祭りをモチーフにしてます。子供の頃は何が嬉しかったのかよくその御神楽行列を追いかけて回ったりしました。
 気持ちい感じの信仰って言うのは、こんなものなのかなと、今でもそのお祭り見かけるたびに思います。

 今回はありがとうございました。
 また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。