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<東京怪談・PCゲームノベル>


メイドさんを見たかもしんない

●待つ者たち【1】
 あやかし荘本館・1階正面玄関――そこには5人の男女がたむろしていた。たむろしているといっても、無為にこの場に居るのではない。そう、5人はまるで何かを待っているようだった。そんな5人の近くには、あやかし荘の管理人室があった。
 目を閉じて壁にもたれかかる者が居るかと思えば、廊下の奥に注意を払っている者もある。そして何か釈然としない様子の者も居り、『平隊員』と横手に書かれてあるヘルメットを被った三下相手に話をしている者も居た。
 壁にもたれかかっているのは、長い黒髪を後ろで束ねている長身の若い青年、高校生の田中裕介だった。学生服の前と白いカッターシャツのボタンも1つ2つ開け、どちらかといえば硬派さを感じさせる雰囲気を持っていた。
 裕介は両腕を組み、無言で目を閉じていた。その足元にはトランクが置かれていた。恐らく裕介が持参した物だろう。
 廊下の奥に注意を払っているのも、長い黒髪を後ろで束ねている長身の若い青年だった。もっともこちら――大学生・宮小路皇騎の方は、優男然とした雰囲気を持っていたのだが。
 皇騎は廊下の奥から視線を外すと、どこか釈然としない様子の女性に改めて視線を向けた。長身で細身な女性、草間興信所バイト・シュライン・エマである。
 シュラインは時折、裕介や裕介の持参したトランクにちらちらと視線を向けていた。何か気になることでもあるのだろうか。
「だから違いますぅぅぅっ!」
 玄関に三下の悲痛な声が響き渡った。そんな三下の肩に、やはり長身で長く緩いウェーブのかかった髪を後ろで束ねている青年がぽんっと手を置いた。バー『ケイオス・シーカー』を営む九尾桐伯である。
「そんな慌てて否定せずとも、世の中には様々な趣味の方が居るのは当然のこと……私の店に来る方の中にも『巫女装束』や『ナース』に対して熱く語るような方が居ますし」
「ですから……」
 三下が口を挟もうとするが、桐伯は無視して話を続けた。
「いわゆる『メイド萌え』だからといって、恥ずかしいことではないですとも」
 桐伯は、心配しなくてもいいというように頭を振った。だが、直後にハンカチを取り出して目頭を押さえると、こう言葉を続けた。
「しかし、三下さん。いくら彼女居ない歴が長いからといって、白昼からメイドさんの幻覚を見るとは……」
 今度は少し情けないといった様子で頭を振る桐伯。三下が再び否定した。
「だから幻覚じゃなくて、本当に見たんですよぉぉっ! 何で嬉璃さんと同じこと言うんですかぁぁっ!!」
 無論桐伯も本気で言っている訳ではない。普段から笑みを浮かべている桐伯であるが、親しくしている者であればその笑みが深いことが分かるだろう。つまり……三下をからかっているのだ。
 こんな5人は、嬉璃命名による『メイドさんを捜索して家賃回収しちゃい隊』、略して『メイド捜索隊』のメンバーであった。中には、参加すると言うより組み込まれたという表現の方がしっくりくる者も居るが、それが誰なのかは言わずもがな。
 しかし『メイド捜索隊』はもう1人居た。隊長に仕立て上げられてしまった恵美である。だがこの場には見当たらない。どこで何をしているのか――。

●隊長登場【2】
 その時だ。それまで目を閉じて黙していた裕介が、静かに目を開いたのである。
「……終わったな」
 ぼそりつぶやく裕介。ほぼ同時に管理人室の扉が開く。一同が視線をそちらへ向けた。
「あの……これでいいんですか?」
 中から恵美が恥ずかし気に顔を出す。皇騎が、桐伯が、三下が思わず感嘆の溜息を吐いた。
 今の恵美の格好は、いわゆるメイド服であった。事細かに説明すると、頭にはフリルのカチューシャを、身体には濃紺のワンピースの上にこれまたフリル飾りのついた白のエプロンドレスを、そしてスカート丈は足首近くまであるロングタイプ。全体としてクラシカルな雰囲気だ。余談だが、素足の上には黒のタイツを身に付けている……ほとんど見えはしないが。
「似合いますよ」
 皇騎が微笑んで恵美に言った。桐伯もそれに同意する。
「確かに。三下さんも大喜びでしょう」
「違いますよぉぉっ!!!」
 桐伯の言葉に、三下がまたしても叫んだ。
「そうですか……あたし、よく分からなくって」
 廊下に出てきて、皆の前でくるりと回ってみせる恵美。裕介がそれを見て、うんうんと頷いていた。
「同じ服を着てもらった甲斐があるな。これでどうだろうか?」
 ちらりと三下を見る裕介。三下がすぐに答えた。
「あ、はい! こんな感じです、どこか古めかしい感じもして……」
 どうやら恵美の着ているメイド服、三下が目撃したメイドが着ていた物に近い雰囲気の物らしい。
 実は恵美にメイド服を着るように言ったのはこの裕介である。『同じ服を着れば見つかりやすいかもしれない』、それが裕介の主張であった。
 確かに一理ある。服装を口で説明するより、実際に見せた方が聞き込み調査においては有益かもしれないのだから。
「けど」
 シュラインが口を開いた。シュラインにも裕介から同様の勧めがあったのだが、少し悩んでから辞退していた。辞退の理由については何故か言葉を濁していたけれど。
「……どうしてメイド服持ってたの? それも色々と」
 シュラインは裕介の足元にあったトランクを指差して言った。トランクの中にメイド服がたくさん詰められていたのを目の当たりにし、ずっと疑問に感じていたのだった。それが先程からの釈然としない表情だ。
「今日はいい天気だな……」
 裕介が明後日の方を向いて話を逸らした。

●資料は十分【3】
「そこ、何を韜晦しておるのぢゃ」
 別の場所から嬉璃の声が聞こえてきた。見ると、嬉璃は煎餅の袋を手にして他の部屋より出てきたばかりであった。
「ふむ……」
 恵美を一瞥する嬉璃。そして一言。
「お主にもそういう趣味があったのぢゃな」
「ちっ、違うっ! 違うってばっ! これは目的のメイドさんを見付けるためでっ……」
 恵美がパタパタと手を振り、慌てて言い訳を始めた。
「冗談ぢゃ。まあ、似合ってはいるぞ」
 ニィッと笑みを浮かべる嬉璃。恵美が憮然とした表情を見せた。
「ところで恵美さん。ファックスは届いていませんでしたか?」
 皇騎が思い出したかのように尋ねた。
「あ、ひょっとしてあれですか?」
 恵美はそう言うと部屋の中に引き返し、1枚の紙を手にして再び戻ってきた。
「何ですか、これ? 女性の顔……ですよね」
「三下さんが見たというメイドさんの似顔絵を、CGで作ってみた物ですよ」
 説明する皇騎。恵美が着替えている間に、皇騎は三下の証言を元にノートパソコンでこのような物を作成していたのだ。ただプリンタはなかったので、携帯電話を介して管理人室のファックスに送信したのである。
 似顔絵の中の女性は、目が大きめで全体としては幼気な顔立ちであった。つまり童顔。髪はストレートで長く、前髪は眉の上で切り揃えられていた。
「それを人数分コピーすれば、十分な資料になりますね」
 似顔絵を覗き込みつつ桐伯が言った。似顔絵は人を探す上で大きな武器だ。
「そうと決まれば、皆で手分けして件のメイドとやらを探すのぢゃ!」
 嬉璃が天井を指差し、皆に号令をかけた。コピーされた似顔絵を手に、三々五々散らばってゆく一同。果たして無事にメイドは見付かるのだろうか?

●火をつけてしまったかもしれない【4C】
「流行ってるのかしらねえ……」
 シュラインがぼそっとつぶやいた。一緒に居た恵美が顔を向けたが、シュラインは何でもないと手を振った。
(世の中には武彦さんみたいな人、多いのね)
 そんなことを思うシュライン。恐らく今頃某探偵は事務所でくしゃみしていることだろう。
「それにしても、見付かりませんね」
 恵美がきょろきょろと辺りを見回しながら言った。擦れ違う住人を何人か捕まえて尋ねてはみたが、芳しくない答えしか返ってこなかったのだ。
「んー、大っぴらに言えない事情とかあるのかもしれないし……。住人のお客、あるいは住人本人が仮装してたのかも」
 そう言うシュラインは似顔絵をもう1枚コピーして掲示板に貼り、情報提供を呼びかけていた。携帯電話の番号も書いておいたので、こっそりと連絡が来るかもしれないからだ。
「でもあたし、この人の顔に見覚えありませんけど」
 一応管理人である恵美の言葉だ。嘘だとは思えない。住人という線は薄そうだ。
「メイドさんかぁ……何者かはひとまず置いて、目的は何なのかしらね。家事って結構重労働だし……露天風呂にでも入りに来たのかしら?」
「入ってるといいんですけど……やっぱり違いますか、ここ?」
「違うわよ。気持ちよいもの、ここの」
 などと話しながら、2人は露天風呂のある本館裏へ向かっていた。万一入っていたなら見付け物、そうでなくとも誰か居れば聞き込みが行えるのだから。
 さて、露天風呂へ行くと、そこでは天王寺綾が1人で居り、露な姿で何故か柔軟体操を行っていた。
「管理人はん、何やその格好!?」
 ああ、やっぱり驚いた。慌てて事情を説明する恵美。そしてシュラインが似顔絵を見せると――。
「この娘やったら見たで。そうゆうたら、管理人はんの格好に似とったんちゃうやろか」
 さらっと答える綾。シュラインと恵美が顔を見合わせた。
「それでどっちに行ったの?」
「旧館の方や。竹ぼうき手にしとったけど、掃除でもする気やろか……あっ」
 そこまで言い、綾がはっとした様子で恵美を見た。
「掃除……ライバルかも……」
 ……恵美さん、少し目の色変わったような。
「はいはいっ、旧館行きましょ!」
 シュラインが恵美の腕をつかんで、慌てて露天風呂を出ていった。
 本館裏では一応、聞き慣れない足音や物音についても調べてみたが、これといったことは分からなかった。
 で――露天風呂を後にした2人が、旧館から戻ってきた裕介と擦れ違って少しした頃。露天風呂の方から綾の悲鳴と物凄い物音や水音が聞こえてきたというのは、また別の話である。

●確保【5】
 しばらくして、正面玄関に捜索を中断した一行が戻ってきていた。
「水も滴るいい男ぢゃな」
「……うるさい」
 嬉璃の言葉に、裕介が憮然とした表情で答えた。裕介の濡れた頭には、何故か小さなたんこぶが出来ていた。
「結局どこにも居ないし……」
 恵美が困ったように言った。やけに綺麗になった廊下など、痕跡はあるのだが肝心の本人が見付からない。つまり、壁にぶつかっていた。
「掃除された後を追ってもいいけど、後手後手なんでしょう?」
 シュラインが尋ねると、裕介が頷いて言った。
「ああ。まるで逃げ水だ」
「蜃気楼ですか、言い得て妙ですね。けれど、居ることは間違いない。さて、どうやって見付け出したものか」
 思案顔で皇騎が言った。すると、桐伯がこのようなことを言い出した。
「どうでしょうね……そこらを散らかして、掃除に出てくるように仕向けてみては」
「囮ぢゃな。ふむ……単純ぢゃが、意外にゆけるかもしれん」
 嬉璃が桐伯の提案に乗り気になった。他に案も浮かばなかった一行は、ともあれそれを試してみることにした。
 管理人室前の廊下を散らかし汚し、途中で掃除に出そうになる恵美を抑えながら隠れて待つこと15分。
「……本当に来ましたね」
 そっと覗いていた桐伯が、若干呆れたように言った。
「似顔絵に似てるな」
 入れ違いで覗いた裕介がつぶやいた。そして別の場所に隠れていた皇騎やシュラインたちに合図を送る。
 そして――一行に挟み込まれる形となったメイドは、かくして身柄を確保されたのだった。

●来てしまった理由【6】
「まずは名前から話してもらうぞ。ほれ、早く言うのぢゃ」
 突然のことに困惑した様子のメイドを連れ、一行は管理人室へ入った。嬉璃がメイドに質問の回答を急かした。
「フェイリー……フェイリー・オーストン」
 皆の顔を不安そうに見回しながらそのメイド、フェイリーは答えた。
「心配は要らない。何も取って食おうだとか、虐めようというんじゃない」
 裕介がフェイリーに優しく話しかけた。きっと不安を取り除こうというのだろう。
「フェイリー・オーストンですか。うーん、やっぱり住人には居ませんね」
 少し考えてから恵美が言った。嬉璃もそれに頷く。
「単刀直入に聞くけど……あなたは何者なのかしら? ここの住人のお友だち?」
 シュラインがフェイリーに尋ねる。が、フェイリーは困惑した様子でこう言った。
「……何者なんでしょうか?」
 さすがにこの言葉には、皆が怪訝な表情を浮かべた。すわ記憶喪失かとも思ったが、フェイリーの語った話によるとそんな生易しい物ではなかった。
 フェイリーは明治末期、貿易商であった雇い主とともに日本へやって来たのだが、不幸なことに病に倒れここ異国の地で死んでしまったのだという。が、つい最近気付くと、何故か自分が元気な姿で墓地に居たのだそうだ。
「幽霊……いや、より強い思念体か」
 皇騎が考察を口にした。どちらにせよ、この世の者ではないのだが。
 何故自分がそこに居るのか不思議に思いながらも、フェイリーはとにかく屋敷へ戻ってみようとした。しかし屋敷のあるはずの場所には何故か、このあやかし荘が。仕方なくフェアリーはあやかし荘に上がり込み、屋敷の手がかりを探し求めていたのだということだ。
「掃除をしたのは、メイドとしての本能……そんなとこかしら?」
 シュラインが言うと、フェイリーはこくんと頷いた。
「日本語は、こちらで学びました」
「ちなみに住所を覚えていたら、教えてもらえませんか?」
 口を挟む桐伯。住所を聞けば、手がかりが見付かるかもしれないからだ。フェイリーは澱みなく屋敷の住所を告げた。
 すると、嬉璃がぼそりと一言。
「……全く反対側ぢゃぞ、その住所」
「え?」
 目を丸くするフェイリー。それに三下が追い打ちをかけた。
「反対側って、大きな公園でしたっけ?」
 あやかし荘とは反対側には大きな公園が。それはつまり、屋敷はおろか建物すら存在していないということだ。
「そんな……私、もうお屋敷に戻れないんですか……?」
 フェイリーの顔は今にも泣き出しそうであった。けれども、時代も大きく違ってしまっている以上、屋敷に戻ることはもう不可能だった。

●解決策、あるいは英断【7】
「……どうだろう、行くあてもないようだし、ここに住み込みで雇ってはくれないか」
 フェイリーの話を聞き終え、裕介が神妙な表情で恵美に頼んだ。困惑の表情を見せる恵美。すぐに答えは出せないのだろう。
「家賃が問題でしたら、私がここに部屋を借りて、そこにフェイリーさんに住むことしてもよいかと思いますが」
 皇騎が助け舟を出してきた。様子を見る限り害を為すこともないと判断したのだ。
「悪い娘じゃないみたいだし、ねえ?」
「ええ。見れば分かりますね」
 シュラインと桐伯も好印象を感じたようだった。余談だが三下の意見は、嬉璃がさくっと無視していた。ので、ここでも割愛する。
「……分かりました! 困ってる人を追い出したら、きっとお婆ちゃんに怒られます。部屋も空いてますし、住んでもらって結構です」
 これで恵美の結論は出た。後は家賃の問題だが……視線が嬉璃に集中した。
「身体で払ってもらうしかないぢゃろ」
 さらりと言い放つ嬉璃。無論、妖しい意味合いではなく、ごく普通の意味合い――旧館の清掃を時折してもらう、ということだ。
「ありがとうございます!」
 満面の笑みを浮かべるフェイリー。この瞬間、あやかし荘は新たな住人を迎えることとなったのだった。
 その後、掃除をするフェイリーの姿があやかし荘内で見られるようになった。本館では時々、恵美と掃除バトルをしている姿も目撃されているということである。
「平和ぢゃな」
 ええ、全く――。

【メイドさんを見たかもしんない 了】


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 整理番号 / PC名(読み) 
                   / 性別 / 年齢 / 職業 】
【 0086 / シュライン・エマ(しゅらいん・えま)
  / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト 】
【 0332 / 九尾・桐伯(きゅうび・とうはく)
                / 男 / 27 / バーテンダー 】
【 0461 / 宮小路・皇騎(みやこうじ・こうき)
        / 男 / 20 / 大学生(財閥御曹司・陰陽師) 】
【 1098 / 田中・裕介(たなか・ゆうすけ)
              / 男 / 18 / 高校生兼何でも屋 】


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■         ライター通信          ■
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・『東京怪談ゲームノベル あやかし荘奇譚』へのご参加ありがとうございます。本依頼の担当ライター、高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・なお、本依頼の文章は(オープニングを除き)全10場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通す機会がありましたら、本依頼の全体像がより見えてくるかもしれません。
・今回の参加者一覧は整理番号順で固定しています。
・年末年始を挟み、大変お待たせいたしました。申し訳ありません。高原にとってはこれが初となる、『東京怪談ゲームノベル あやかし荘奇譚』の物語をお届けいたします。
・シナリオ傾向に『危険度:0』とありましたように、今回の物語は本当にほのぼのとした物でした。とりあえず最初ということもあり、あやかし荘の不可思議さと主要NPCの紹介を兼ねてみたのですが……いかがだったでしょうか?
・プレイングですが、皆さん押さえる所を押さえていて本当によかったと思います。ありがとうございます。ちなみに今回登場しましたフェイリーですが、高原の担当依頼では今後も顔を出す機会があるかと思います。そういえば……ここに草間零を連れてくると、さらに掃除バトルが加熱しそうな気もしますね。
・最後に少し怪談らしいお話を。実は高原、幼い頃よりよくデジャヴ(既視感)を感じることが多いのですが、今回のプレイングを読んでいる時にも感じました。あるプレイング、読み覚えがあるんですよねえ……不思議なことに。さて、それはどなたのプレイングでしょうね。ここでは秘めることにいたしましょう。
・シュライン・エマさん、38度目のご参加ありがとうございます。フェイリーが通った後の考察についてはその通りでした。で、幽霊だか何だかは分かりませんが、本当のメイドさんでしたね。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。
・それでは、また別の依頼でお会いできることを願って。