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思いは何処にも残らないまま
●序
気付いた時には周りには何も無く、誰もいない空間だった。俺は悟る。俺は、死んでしまったのだと。どうして死んだかは分からない。直接的には知っている。赤信号を渡ったんだ。だけど、どうして俺は赤信号を渡ろうと思ったのかがさっぱり思い出せない。どうしてだろう……俺は、どうして……。
ゴーストネット。そこの掲示板は様々な事項で溢れかえっている。思わず苦笑してしまうような珍事件から、息を飲み込んでしまうほどの怪事件。様々な『不思議』がそこには溢れかえっているのだ。そして、本日も一件。
「題名：玉替（たまがえ）大通りの男／投稿者：団扇
そこの大通りに、変な男の霊がいるらしいです。『俺はどうして死んだのか教えてくれ』って言いながらふらふらとしているらしいです。それで『何処かに行かないといけなかった』とも言っているらしいですよ。私はまだ見たこと無いですけど」
雫はその記事をじっと見つめる。
「何だか可哀想……。自分の死んだ理由と、何処かに行こうとしていた目的が分からないなんて」
レスに目を移しながら、雫は溜息を一つつく。
「題名：Ｒｅ：玉替大通りの男／投稿者：片岡
その話、聞いたことあります。恋人に先立たれた男の人が後追い自殺したとか、死んだ恋人に引き寄せられたとか。実際に交通事故があったかを調べたら、坂崎・智樹（さかざき ともき）って人がいました。もしかしたらその人なのかも」
雫は『返信する』のボタンをクリックする。
「題名：Ｒｅ：玉替大通りの男／投稿者：雫
その人、成仏できてないって事だよね。じゃあ、誰か成仏の手助けをしてあげてくれないかな？私も行きたいけど、テスト勉強しないとやばいんだ。だから、結果は教えてね。約束だよ！」
書き込みを終えると、雫は再び溜息を一つつく。
「テストさえなければなぁ」
名残惜しそうに掲示板を見つめ、それからもう一度大きな溜息をつくのだった。
●春の木漏れ日
暖かな陽射し。空気もなんとはなく柔らかい。そんな中、パソコンの画面を見ながら涙目の男が、中堅食品会社に一人。土曜日出勤で、余り切羽詰った仕事が無いのも一つの原因かと思われる。
「か、可哀想だぁ……」
黒い髪から覗く黒い瞳を潤ませ、成瀬・京一郎（なるせ きょういちろう）は呟いた。
（俺、手伝ってあげたいな。絶対に成仏させてみせる！）
京一郎の決意は固い。そこに、不審な動きを見せる部下に、気付いた者がいた。
「……おい、何涙目でモニターを見ているんだ？成瀬」
「ああ、課長！何でもないですよ！ええと……そうだ、営業に行ってきます！」
京一郎はそれだけ言い残し、猛ダッシュで会社から走っていった。社内は嵐が過ぎ去ったようにしいんと静まり返る。
「営業って……まあ、やってるところもあるだろうが」
カレンダーを見ながら課長は呟く。本日は土曜日なのである。
「まずは……身辺でも洗ってみようかな」
京一郎は公園で鳩にパン屑をやりながら、考える。ここは事件のあった玉替大通り近くの公園だ。缶コーヒーとアンパン片手に、ダッシュで出てきての一息を入れている。
「身辺を洗うって言ってもなぁ。どうやってコネを得るかなぁ」
（電話帳の『坂崎』っていう名前を虱潰しにかけまくるとか？まさか……）
飲み終わった缶を、ゴミ箱めがけてぽーんと放つ。綺麗な弧を描きながら缶はゴミ箱を目指し……すぐ隣に落下した。何となく気恥ずかしくなった京一郎は、慌ててそれを拾ってゴミ箱に入れなおす。そこに、くすくすという声が響いた。
「お兄ちゃん、残念だったね」
６歳くらいの小さな女の子が、京一郎を見てくすくす笑っていた。京一郎は後頭部をがしがしと掻きながら、照れた。
「こら、失礼でしょう？」
その子の母親らしき女性が後からやって来て謝った。京一郎は人懐っこい笑みで「いえいえ」と言う。そして、ふと母親が菊の花束を持っているのに気付く。
「墓参りですか？」
「いえ……玉替大通りで息子が事故に遭いまして。今日で丁度半年なんですよ」
寂しそうに母親は微笑んだ。
「失礼しました。……残念な事があったんですね……」
そう京一郎は言ってから、ぴんとする。
（玉替大通りでの交通事故？まさか……）
「あ、あのう……失礼ですけど。……坂崎、さん？」
「はい？」
（当たった！）
「俺、実は坂崎さんの事を調べていて！それで、もし失礼で無ければ交友関係とか教えて頂きたいのですが」
母親の顔が曇った。京一郎は慌てて手を大きく振る。
「い、いえ！無理ならばいいんですけど」
「無理じゃないですよ。余りお役に立てないかもしれないですけど」
母親は小さく笑って一人の男性の名前と電話番号を教えてくれた。彼が住んでいたアパートの隣の部屋に住んでいた青年らしい。
「あの子の事、調べてくださって有難うございます」
そう言って微笑んだ母親の顔は、酷く寂しそうに見えた。京一郎はメモを握り締める。
「俺、頑張りますから！」
母親と少女は手を振って大通りへと去っていった。京一郎の手にはメモ、そして決意が残されているのだった。
●日中の光
「ええ？入院中ですか」
メモに書いてあった電話番号をかけると、電話機の向こうから母親らしき女性が申し訳無さそうに答える。現在、そのメモに書いてある人物、各務・正平（かがみ しょうへい）は足の骨折で、百七（ももな）病院に入院しているのだと言う。
「でも、本人は割合にして元気ですから。話くらいなら出来ると思いますよ」
「そうですか……有難うございました」
思わず相手もいないのに電話機を持ったまま礼をしてから、京一郎は電話を切った。幸いな事に、公園から百七病院まではすぐ近くにあった。それもその筈。玉替大通りで事故をすると、ほぼそこに収容されるという都立百七総合病院なのだ。都営の病院だけあり、規模は大きい。
「ここにいるのか……各務さん」
病院の入り口で携帯電話の電源を切ってから、京一郎は中に入った。受付で病室を聞き、そこに行くが中はもぬけの殻だった。京一郎は仕方なく廊下に出てそこを歩いていた看護士に声をかけた。
「すいません。各務正平さんは……」
看護士は快く「談話室にいましたよ」と教えてくれた。京一郎はせかせかと歩きながら談話室を目指した。
やっと辿り着いた談話室には、程よく人が入っていた。一体誰が各務なのかは分からない。ちょっと悩んだ末、京一郎は「すいませーん」と叫ぶ。
「各務正平さーん。いらっしゃいませんか？」
営業で鍛えた、良く通る声が談話室内に響いた。すると、青い髪に青い瞳が印象的な少女の隣に座っていた男性が再び椅子を倒しながらがたんと立ち上がる。
「は、恥ずかしいから止めてくれないか？」
「ああ、あなたが各務さんですね。初めまして、俺は成瀬京一郎です」
ぺこり、と丁寧に京一郎は頭を下げた。各務は顔を真っ赤にして「分かったから、分かったから！」と言いながら自分の椅子を起こす。青い少女は京一郎に気付いてにっこりと笑った。
「あたしは海原・みなも（うなばら みなも）と申します」
「どうも、こんにちは。……あ、もしかして彼女さんですか？」
だとしたら邪魔してしまったか、と京一郎は一瞬後悔する。が、みなもは首を横に振った。
「違います。ちょっと、お話を聞かせていただこうと思っていた所なんです」
「へえ、奇遇だなぁ。俺もですよ」
「あたしは坂崎智樹さんという方の事で……」
「俺もです」
にこにこ、と互いに笑い合う。そして、京一郎ははっとしてみなもに真剣な顔で口を開く。
「もしかして、掲示板を見ました？」
「あら、成瀬さんもですか？」
京一郎はこっくりと頷き、そして涙目になる。
「可哀想ですよね……俺、あの掲示板を見ていても立ってもいられなくて」
みなもはそんな京一郎の様子に小さく微笑む。各務はやっと椅子を直し、座りなおす。
「別に、可哀想なんかじゃなかったけどな。あいつ」
「え？」
各務の口調は、吐き捨てるかのようだった。少なくとも、坂崎に好感を持っているような話し方ではない。
「どういう事ですか？」
京一郎が怪訝そうに尋ねる。各務は少し考え、溜息をついて口を開く。
「俺、アパートで坂崎の隣の部屋に住んでたんだよ。そしたら、あいつよく女を連れこんでさ」
「彼女さんですか？」
みなもが尋ねると、各務は「はっ」と鼻で笑う。
「向こうはそう思っていたかもしれないけど。あいつは彼女の事を『金づる』って言ってたぜ。家賃をいつも滞納しててさ、彼女に金を貰ってたんだ」
「それはいけないね。きちんと自分で家賃は払わないと」
京一郎が言うと、各務はびしっと突っ込む。
「そういう問題じゃないだろう」
「彼女さんは……？」
「交通事故で死んだらしい。あいつ、悔しがってたもんな。『良い金づるをなくした』って」
（坂崎さんは、どうしてそんな事を言ったんだろう）
そのような事を思ったことも無い京一郎にとっては、不思議でたまらない事だった。
「それで、その後どうなったんですか？」
「坂崎、突然どっかに行ってしまったんだ。ふらふら、と。虚ろな目をしてさ、俺が『何処に行くんだ？』って聞いても全然聞こえてなかったみたいに。そうしたら……」
「交通事故に遭っていたんだね」
京一郎が後を続けた。
「そう言えば、あいつおかしかったなって後から思ってさ」
暫く沈黙が流れた。誰もが今のことを整理しようとしているかのようにも思える。
「ああ、そういえば。彼女さんのお名前とか分からないかな？」
「確か……春日・陽子（かすが ようこ）だったと思うけど？」
それから、各務は暫く考えてから口を開く。
「あいつが死んでからさ、あいつのいない筈の部屋で女の幽霊が出たんだ。どっかの業者が何とかしてくれたけど……あれは絶対春日陽子だったと思う」
再び、沈黙。それを振り切るかのように、みなもはすっと立ち上がった。にっこりと各務を見て笑う。まだあどけなさが残る、それでも愛らしい笑みで。
「お話有難うございました。大変参考になりました」
続いて、京一郎も立ち上がる。にこにこと体に染み付いている営業スマイルを伴いながら。
「本当に有難う！」
各務は「あ、ああ」と言って手を振る。みなもと京一郎は、無意識のまま走り出していた。一刻も早く玉替大通りに行く為に。
●陽光の温もり
みなもと京一郎が玉替大通りに着くと、二人の坊主と一人の青年が横断歩道の前で話をしていた。
「もしかして、あれって掲示板を見た人なんじゃないかな？」
「そうですね。横断歩道の前にいますし」
二人は顔を見合すと、三人に話し掛ける。
「あのう、掲示板を見ていらっしゃった人ですか？」
みなもが尋ねると、三人は同時に振り向く。
「そうだが、お前らもか？」
金髪に黒い目、何より派手な格好が気になる青年が尋ね返した。
「真名神さんじゃないですか」
「海原か……」
突如みなもが言い、苦笑した。どうやら知り合いのようだ。
「もう坂崎さんには会われました？」
京一郎が尋ねると、網代笠を被った銀の目の坊主が首を横に振る。彼ならば知っている。護堂・霜月（ごどう そうげつ）だ。
「まだじゃ」
「今から会ってみようか、というところですよ」
黒髪に黒い目、こけた頬と似合わない不精髭が気になる坊主が答える。
「こんにちは、皆さん。まさか皆さんとご一緒とは」
みなもはぺこりと頭を下げる。
「俺は成瀬京一郎って言います」
京一郎はにこと営業スマイルを伴って礼をする。
「真名神・慶悟（まながみ けいご）だ」
「俺は大覚寺・次郎（だいかくじ じろう）」
霜月はにやりと笑ってから口を開く。
「護堂霜月じゃよ」
「知ってますよ？もしかして、忘れちゃったんですか？」
焦ったように京一郎は言う。霜月はにやりと笑ったままだ。
「うむ、わざとじゃ」
京一郎はほっとして笑う。慶悟は全員を見回し、結界を張る。人目につかぬよう、人避けの結界だ。辺りが異空間に包まれる。すると、横断歩道の中心辺りに、ぼんやりと人影が現れる。恐らくは、坂崎智樹。
「あ、あのう……坂崎さんですか？」
『坂崎……ああ、そうだ。俺は、坂崎智樹……』
坂崎は五人を一瞥し、空を見上げる。
『あんたらなら、知ってるのかもしれないな。なあ、教えてくれ。俺はどうして死んだんだ？』
「……お前は呼ばれたのだ。女の残留思念に曳かれたのだ」
慶悟が吐き捨てるように言う。何か別の事を言おうとし、やめる。
『女……俺は女に呼ばれたのか……？』
「春日陽子さんっていう人に呼ばれたんじゃないの？」
京一郎が尋ね返す。坂崎は一つ一つ言葉を噛み締めるように『春日……陽子』と呟く。
『それから、俺は何処かに行こうとしていた……』
「記憶は、無くなったわけではない。ただ……それを思い出せないだけじゃよ。引出しに入れたものが出せなくなるように、な」
霜月はそう言って坂崎に向き直る。坂崎は突如、『はは』と笑い始める。
『思い出してきた……春日陽子……はは、そうだ。あいつだ……！』
「うっ」
次郎がうめいた。途端、目の前に広がる風景がぐにゃりと曲がり、坂崎を中心にして世界が成り立つ。
「何だ、一体？」
慶悟が身構えると、霜月も身構えながらそれに答える。
「恐らくは大覚寺殿の『幻覚・幻聴』じゃ！この結界という閉鎖されし空間において、多大な影響力を与え始めておる！」
（幻覚、幻聴……それはつまり）
京一郎はじっと坂崎を見つめる。
（坂崎さんの、過去……？）
横断歩道を、坂崎はふらふらと渡ろうとしていた。赤信号。深夜二時。ぐにゃりと曲がったその不可思議な空間内で、坂崎は横断歩道を渡ろうとしている。車がやって来る。
『そうだ……俺はこうやって死んだ！だが！』
ビデオで停止画面にしたかのような、静止。横断歩道の先には、女の姿。恐らくは春日。
『陽子、お前の仕業か！お前が俺を恨んでいたか！』
坂崎が叫ぶ。
『俺はなぁ、お前に謝ろうと思ったんだぜ？一応、謝ってやろうと思ったんだぜ？』
横断歩道を渡ろうとする坂崎の目は、虚ろ。春日に操られていた坂崎。
「そんな、謝罪は『してやろう』と思ってするもんじゃないと思うけど？」
京一郎が眉を顰めて尋ねる。坂崎は鼻で笑う。
『何でだよ？俺はあいつの事、いい金づるだと思ってただけなんだ！』
「馬鹿め！女に貢いでもらうなど、恥を知れ！」
慶悟が妙にすっきりした顔で叫ぶ。
『恥？はっ。自分が死んだからって俺を曳きやがった方がよっぽど恥だぜ！』
「それはどうかな？そういうものは、中々自分では気付かぬというからのう」
霜月が皮肉な笑みを浮かべながら言う。
「……それで、あなたは何処に行きたかったんです？」
ぼそり、と次郎が言った。自らの幻覚から逃げず、向かい合い。まっすぐに坂崎を見る。
「そうですよ、結局何処に行こうとしてたんです？何がしたかったんですか？」
みなもも叫ぶ。坂崎は一瞬呆けたような顔をし、それから苦笑する。空気が変わった、と京一郎は確信する。人の表情の変化を見るのは、得意なのだ。
『俺……無くしてから気付いたんだよな』
ぐにゃりと曲がっていた空間が、すうっと消えていく。坂崎は空を見上げる。
『俺、謝りたかったんだよな。結局、謝ろうと思っただけなんだよな』
「春日陽子さんにかい？」
京一郎が尋ねると、坂崎は自嘲するだけだった。自分にはその資格はないと言わんばかりに。何だ、と京一郎は微笑む。
（何だ、大丈夫そうじゃないか）
「お前は謝りに行く事は出来る。お前が行くのは墓等ではない。向かうべきは、先にお前の相方が向かった場所だ」
慶悟が数珠をジャラリと鳴らしながら言う。木火土金水を整えつつ。
「そうじゃな。目的が判明したのならば、別にここにいなければならぬ事も無い」
霜月も数珠を出し、手を合わせる。「おん かかかび さんまえい そわか」と小さく真言を唱えながら。
「謝ってあげてくださいね。是非とも」
みなもはそう言って微笑む。
「そうだよ。仲直りはしっかりとやってね」
京一郎が満面の笑みで言う。それは違うのでは、と何人かは心の中で突っ込みを入れる。
「時間は、沢山ある筈ですから」
次郎はそう言い、同じく数珠を出して手を合わせた。すると、だんだんに光が満ちていき、坂崎の気配は無くなった。乱れていた霊気も、正常に戻る。
「ああ、いい天気ですね」
結界を解き、一番にみなもが口を開いた。それを受け、他の四人も空を見上げる。突き抜けるような青空が、そこに広がっているのだった。
●事後
ゴーストネットに、新たに書き込みが行われた。件のスレッドに、もう全てが終わった事が報告される内容だ。
「終わったんだな」
にこにことしてパソコン画面を見ながら、京一郎は呟いた。抜け出した会社に戻ると、課長だけが渋い顔をしていた。「お前が帰らんから、会社を閉められないじゃないか」と。京一郎は苦笑しながら会社の鍵を預かり、後片付けをし、ゴーストネットを見たのだ。
「もう課長もいないもんな。大丈夫大丈夫！」
上司の目を気にせずネットが出来ると、京一郎は嬉しそうに笑う。
「それにしても、坂崎さん……良かったなぁ」
思い返しながら京一郎は微笑む。きっと、天国とかいうところで、仲直りをしている所だろう。時にすれ違いながら、それでもじっくりと話し合って、謝りあって……仲直りして。
「おーい、まだ誰か残っているのか？」
警備員の見回りだ。
「あ、はい！すぐ閉めます！」
京一郎は慌てて電源を切り、会社を閉める。今日一日一日を、真っ直ぐに生きていく為に。
＜依頼完了・思いは何処にも残らないまま＞
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■ 登場人物（この物語に登場した人物の一覧） ■
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【 0389 ／ 真名神・慶悟 ／ 男 ／ 20 ／ 陰陽師 】
【 0836 ／ 成瀬・京一郎 ／ 男 ／ 25 ／ 熱血営業マン 】
【 1069 ／ 護堂・霜月 ／ 男 ／ 999 ／ 真言宗僧侶 】
【 1252 ／ 海原・みなも ／ 女 ／ 13 ／ 中学生 】
【 1352 ／ 大覚寺・次郎 ／ 男 ／ 25 ／ 会社員 】
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■ ライター通信 ■
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お待たせしました、コニチハ。ライターの霜月玲守です。この度は「思いは何処にも残らないまま」にご参加いただき、本当に有難うございました。如何だったでしょうか。
成瀬・京一郎さん、初めまして。ご参加、本当に有難うございます。如何だったでしょうか？その好感のあるお人柄をしっかりと描写できたかどうかが不安です。少しでも気に入っていただけたら幸いです。
リプレイではその内面の優しさが溢れているようでした。モニターを見ながら涙目、という成瀬さんが本当に素敵でした。
今回、実は以前に納品済みの話と対になっているものなんです。「思いはそこに残ったまま」という草間興信所での依頼です。宜しければそちらも見て頂けると光栄です。また、皆様それぞれのお話となっております。他の方の話も読まれると、より一層話が深く読み込めると思われます。
ご意見・ご感想を心よりお待ちしております。それだけでかなり元気になれますので。それでは、またお会いできるその時迄。
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