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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


どこかで聞いたような何か
〜 一列縦隊の何か 〜

「これ、なんだかわかりますか?」
 そう言って、依頼人の少年は「赤く塗られた木製の物体」を取り出した。
「鳥居、じゃないのか?」
 それを見るなり、武彦が即答する。
 確かに、それは高さが一メートルほどしかなく、鳥居にしては少々小さい気もしたが、形だけ見るならどこからどう見ても鳥居である。
 しかし、零はそれを見て首を傾げた。
「でも、鳥居にしては何か変ですね。
 ……確か、鳥居は上が長いんじゃありませんでしたっけ?」

 そう。
 この木製の物体は、確かに鳥居に似てはいたが、よく見ると、二本の横木のうち、貫と呼ばれる下の横木の方が、笠木と呼ばれる上の横木より長くなっている。
 一般に見られる鳥居とは、まるで正反対であった。

「ええ、実はこれ、鳥居に似せて作られた、ゴミのポイ捨て防止グッズなんです」
 少年のその言葉を聞いて、武彦はいつかこれについてテレビで聞いたことを思い出した。
 河川敷にこれを設置したところ、少なくともその周囲にだけはほとんどゴミが捨てられなくなったとか、確かそんな話だったはずだ。
「で、その鳥居もどきがどうかしたのか?」
 武彦が尋ねると、少年は困ったような笑顔を浮かべた。
「それなんですけどね。
 最近、これにいたずらした人がいるみたいなんです」
 そう言いながら、少年はメモ用紙を取り出して、何やら絵を描き始めた。
「これが、こんな風になっちゃってるんですよ」
 メモ用紙の上に、「鳥居もどき」がいくつもいくつも集まって、一列縦隊を組んでいる様が描き出されていく。
 その様子を見て、武彦はつい大声を出した。
「これは、まさか、連ね……!?」
「そう、そのまさかです。
 そのまさかなんですけど、ほら、横木の長さが逆じゃないですか。
 そのせいで、なんか、効果までほぼ正反対になっちゃったみたいで」
「おい、それ、実はかなり大変なことになってるんじゃないのか!?」
 あっけらかんとした様子の少年に対して、再び武彦が大声を出す。
 すると、ことの重大さがわかっているのかいないのか、少年は苦笑しながらこう答えた。
「ええ、なんかいろいろ出てきちゃって、結構大変なんです。早くなんとかしてください」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜 故郷へ通じる何か 〜

 ちょうどその頃。
 海塚要(うみずか・かなめ)は、その問題の河川敷を歩いていた。
 ビルの隙間から覗く夕日が、辺りを茜色に染めている。
 その中に、ひときわ赤い「何か」の列を見つけて、要はふと足を止めた。
(何だ?)
 何とはなしに興味を引かれて、その「何か」に近寄ってみる。
 するとその時、そちらの方向から、かすかな風が吹きつけてきた。
 その風に、なぜか懐かしいにおいを感じて、要は歩みを早めた。

 要が見たものは、行儀良く一列に並んでいるおよそ二十ほどの「鳥居もどき」の姿だった。
(一体、誰が何のためにこんなものを?)
 さっぱり事情が飲み込めず、首を傾げる要。
 しかし、それよりももっとわからないことがあった。
(さっき感じた「懐かしさ」は、いったい何だったのだ?)
 ズラリと並んだ「鳥居もどき」からは、確かにある種の魔力ないし霊力を感じないでもない。
 けれども、それと、先ほどの感覚とは、どうしても結びつかなかった。
(気のせいだったのだろうか)
 そう考えながら、彼は「鳥居もどき」の列の前に立って、その中をのぞき込んだ。

 「鳥居もどき」の中に見えたのは、なんと、要の故郷でもある、魔界の風景だった。

「ぬおおっ!?」
 予期せぬ出来事に、要は驚きの声を上げた。
「魔界への門が、こんなところに開いているとは!」
「鳥居もどき」の高さは約一メートル、長身の要にはやや辛いが、思いきり身をかがめるなりなんなりすれば、なんとかくぐれないこともなさそうである。
「久しぶりに、帰ってみるかな……」
 郷愁の念に駆られて、試しにそう呟いてみたその時。
 要の頭の中で、「魔界」と「鳥居」というキーワードが、ある一本の線でつながった。
(そうだ! 『巫女様萌え党』だ!!)

 そして、要は「鳥居もどき」をくぐって、魔界へと向かった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜 想像を絶する何か 〜

「鳥居から怪人軍団が現れて、ご近所の皆様に巫女衣装を強要してる」。
 確かに、水野想司(みずの・そうじ)はそう言ったし、依頼主の少年も、それを認めていた。
 だから、神島聖(かみしま・ひじり)も、現場がどんな状況なのかは、だいたいわかっているつもりだった。

 しかし、やはり話だけ聞くのと、実際に見るのとでは大違いである。
 現場に到着した聖と、弟分の葛西朝幸(かさい・ともゆき)は、そのビジュアルな破壊力に、改めて打ちのめされることとなった。

 中でも、最大の誤算は、「巫女衣装の中身」であった。
「巫女」というのは、「女」という字が入っていることからもわかるとおり、普通は女性である。
 故に、怪人たちが巫女衣装を強要しているのも、当然女性に対してだけだろうと聖は考えていた。
 だが、実際には、掛け値なしに「ご近所の皆様」に対して巫女衣装が強制されていたのである。
 その上、怪人たちが身につけているのもやはり巫女衣装だったりするため、辺りを彷徨う巫女衣装の人々の男女比率は、どう見ても男性のほうが高そうだった。

「うっ……」
 その光景に、朝幸が顔をしかめる。
(こんなもんばっか見てたら、目がどうにかなってまうわ)
 聖は内心そう毒づきながら、この騒ぎの元凶を探すのと、目の保養になりそうな誰かを捜すのとの二つの目的をもって、辺りを見回してみた。

 その聖の視界に、一人の少女の姿が飛び込んでくる。
 だいたい、歳は十六、七くらいだろうか。
 長い黒髪が巫女衣装とよくマッチした、なかなかの美少女である。
「これはこれで、なかなかええモンやなぁ」
 少女に気を取られて、聖がついそう呟いたとき。
「……これでもそう言えるか?」
 朝幸の声とともに、聖の視界が一気に九十度ほど横へ切り替えられた。

 聖の目に映ったのは、巫女衣装をもって迫り来る、目を血走らせた巫女衣装の男たちの姿。
 それが、聖に否応なく自分たちの置かれている状況を思い知らせた。

 そう。
 巫女衣装を強要する相手が女性に限らないということは、当然、聖たちもターゲットにされうる、ということなのである。

「さぁ、アンタらもこれに着替えるんだ……」
 じりじりと、包囲の輪を狭めてくる怪人たち。
「俺は……見てる方がええなぁ」
 聖は試しにそう言ってみたが、もちろん許してくれるはずもない。
 とはいえ、ここでいきなり事を荒立てるのも、あまり得策ではないだろう。
 そうなれば、あとは逃げの一手である。
「とりあえず、一旦上に退避だ!」
 朝幸のその言葉に合わせて、二人は怪人たちの手の届かない上空へと舞い上がった。
 そのまま、いくつかの建物の上を飛び越え、怪人たちの追跡をまく。

 そして、完全に怪人たちをまいてしまってから、聖はふとあることに気がついた。
 つい先ほどまで一緒にいたはずの、依頼主の少年のことである。
「ところで朝幸、あの子は?」
 尋ねる聖に、朝幸も驚いたようにこう返す。
「しまった! 俺はてっきり聖が持ち上げてくれたのかと!」
「俺もてっきり朝幸が……まぁ、過ぎたことは仕方ないやろ」
 そう答えると、聖は大きくため息をついて、川の方に視線を移した。

 と、その時。
 川面と河原の境目辺りに、「鳥居もどき」の列が、まるで傷口を縫い合わせた跡のように横たわっているのが目に入る。
 その鳥居の列の前に、巫女衣装を纏った銀髪の男の姿があった。
 海塚要(うみずか・かなめ)である。
「ふはははは! これより我輩はご近所に楽園をうち立てるぞ!
 美しき紅袴の巫女衣装で世界を萌やし尽くしてくれる!」
 聖たちが見ているとも知らず、豪快に高笑いをあげる要。
 そのあまりと言えばあまりな野望(?)を聞いて、聖は首を横に振った。
「ったく、恐ろしいというか、あほらしいというか」
 だが、いずれにせよ、これは放っておける話ではない。
「どっちにせよ迷惑だ! 一気に頭を退治して騒ぎを沈静化させるぞ!!」
 朝幸のそのかけ声とともに、二人が鳥居のところへと突撃を駆けようとした、まさにその時。

 突然、鳥居とは正反対の方向で、鬨の声が上がった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜 何か、もとい、何がなんだか 〜

 『全国シスター激萌え党』の修羅共を引き連れ、自らもシスターの格好をして、想司は意気揚々と河原へ向けて進軍した。
 隣には、半ばヤケクソの武彦と、事態がよくわかっていない零の二人が、やはりシスターの格好をして続いている。
 さらに、そのはるか後ろを、有澤貴美子(ありさわ・きみこ)が、他人のフリをしながらついてきている。想司は貴美子にも修道衣を着るように誘ってはみたのだが、「宗旨が違うから」の一言で断られてしまったため、彼女だけは普段通りの格好をしていた。

「さぁ、いざ行かんっ♪ 愛と正義と『萌え』のためにっ☆」
 想司の言葉に、『全国シスター激萌え党』のメンバーが、人目もはばからず怪気炎を上げる。
 周囲の奇異の視線が痛いのか、武彦は何とか集団の中心付近にいようとしたり、フードを下げて顔を隠そうとしたりしていたが、場慣れしている想司にはこの程度全然気にならなかった。

 そして、一同が河原にあと一歩と迫ったとき。
 上空から、二人の人影が想司たちの方に向かって飛んできた。
 先に現場に向かっていた、朝幸と聖である。
「草間さん! 一体何やってるんですか!?」
 武彦に気づいて、朝幸が呆れたような声を出す。
「俺に聞くな! 俺にもよくわからないんだ!!」
 この状態で大声で名前を呼ばれてますますヤケになった武彦に、今度は聖が携帯電話のカメラを向ける。
「はいはい、草間はん、笑って笑って!」
「だあぁ! こら、写真を撮るな、写真をっ!!」
 想司はそんな様子を黙って見つめていたが、少し落ち着くのを待って、おもむろに二人にこう尋ねた。
「朝幸さんも、聖さんも、一緒にどうかなっ?」
「いや、俺は遠慮しておく」
 即座に首を横に振る朝幸。
 一方、聖はというと、どこか想司とは違った方向を見つめながら、半ば独り言のようにこう呟いた。
「俺も、やっぱり見てる方がええなぁ」
 想司が彼の視線の先を辿ると、そこには『全国シスター激萌え党』の数少ない女性メンバーの中でも、一番の美人と目される女性の姿があった。

 ともあれ、二人を今勧誘している時間はないと悟ると、想司は苦笑しながら続けた。
「じゃ、後から来る貴美子さんを手伝ってあげてよっ♪
 僕たちが合戦をやってる間に、回り込んで鳥居を奇襲するって言ってたからさっ☆」
「わかった。それなら、おやすい御用だ」
「了解や。鳥居の方は、俺らに任しとき」
 口々にそう答えて、貴美子の方へ向かう二人。
 それを見送ってから、想司は全軍に号令をかけた。
「さぁ! 今こそ合戦のときだよっ☆
 僕らの『萌え』の強さを、ヤツらに思い知らせてやろうじゃないかっ♪」

 かくして、戦いは始まったのであった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜 天下分け目の何か 〜

 空が徐々に赤く染まり始める頃。
 要率いる『巫女様萌え党』と、想司率いる『全国シスター激萌え党』は、どちらもご近所の皆様に多大なご迷惑をおかけしつつ、がっぷり四つの戦いを繰り広げていた。

 最初のうちはあくまで指揮官に徹していた想司だが、戦いが長引くに連れて「後方では物足りない」という思いが強くなっていく。
 そして、それが頂点に達したとき、想司はついに敵本陣への切り込みを敢行した。

 想司の振るう巨大な十字架が、次々と巫女衣装の怪人たちをかっ飛ばしていく。
 その飛距離平均して百メートル弱、全てサク越え確実である。
「要っち! どこだぁっ♪」
 そう叫んで、想司が目の前の怪人をオーバーフェンスにしたとき。
 突然、鋭い刃物のような何かが想司を襲った。
 横っ飛びで、かろうじて避ける想司。
 彼が飛びのいた後の地面には、何列もの傷が残されている。
「これは、まさかっ!?」
 もしやと思って、想司が顔を上げると。
 そこには、祓幣(はらいへい)を手にした、巫女衣装の要の姿があった。
「やはり来たか、水野想司っ!」
「要っち! 例によって例のごとく、キミの野望もここまでだよっ☆」
 想司のその言葉に、要が不敵に笑って胸を張る。
「笑止! この巫女衣装に宿る『萌え』の力を手に入れた以上、もはや貴様など敵ではないわ!
 今日という今日こそ、貴様を倒し、燃えないゴミの日にポイしてくれるっ!」
 しかし想司は一切取り合わず、にやりと笑ってこう言い返した。
「毎度のことだけど、そんな近視眼的な『萌え』では、まだまだ僕には勝てないよっ♪」

 そして、しばしの沈黙の後。
 要が、祓幣を想司に突きつけて叫んだ。
「決着をつけねばなるまい、水野想司!」
 当然、想司もこれに応じる。
「望むところだよっ、要っち☆」
 想司と要はその態勢のまましばらくにらみ合い、それから味方に最後の檄を飛ばした。
「ものども進め! この日本に住みながら、巫女衣装の良さのわからぬ連中など、この場で成敗してしまえっ!」
「こっちも負けずに突撃だよっ♪ 『萌え』の鎖国状態を打ち破り、グローバルスタンダードの風を吹き込むためにもっ☆」
 周囲の者たちが、それに応えて雄叫びをあげる。
 そのまっただ中で、二人の死闘の幕が切って落とされた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜 その後 〜

 川沿いの道路を、問題の区域に向かって歩いている少女がいた。
 森里しのぶである。
 幸か不幸か、不思議と彼女の前方では戦いが行われておらず、それ故に、彼女は自分が知らないうちに「戦闘区域」に立ち入ってしまっていることに全く気づかなかった。
 それでも、辺りの空気から、何かがおかしいことくらいは彼女にも理解できる。
(なんだか嫌な予感がする……早く帰ろうっと)
 そう考えて、彼女は足を早めた。

「おおおっ! こんなところに黒髪の少女発見!」
 不意に横合いから聞こえてきたその声に、しのぶが驚いて振り返る。
 そこにいたのは、目を血走らせた巫女衣装の男だった。
「な、何!?」
 本能的な恐怖を感じて、二、三歩後ずさるしのぶ。
 その様子を見て、男はにやりと笑うと、どこからともなくもう一着の巫女衣装を取りだし、彼女にこう迫った。
「さぁ、早速この巫女衣装に着替えて! きっと似合うこと間違いなし!!」
 もちろん、しのぶとしては遠慮したいところだが、とても話してわかってもらえる相手には見えない。
 しのぶは直ちに回れ右をして逃げだそうとしたが、いつの間にか、後ろには目を血走らせたシスター姿の男が待ち受けていた。
「いや、絶対こっちの修道衣の方が似合うに決まってる!」
「前門の虎、後門の狼」ならぬ、「前門の巫女萌え、後門のシスター萌え」。
 まさに、絶体絶命の大ピンチである。
「ちょ、な、何なのよ!?」
 懸命に抵抗の意思を見せるしのぶだが、男たちは全く意に介する様子はない。
『さぁ、さぁ、さぁさぁさぁさぁ!!』
 じわじわとにじり寄ってくる男たちに押されるように後ずさり、しのぶが気がついたときには、塀際に追いつめられていた。
(だ、誰か、助けてっ!!)
 しのぶが大声を出そうとした、まさにその時。
 突然、彼女の目の前にいた男たちが、西の空へとかっ飛んだ。
 そして、そのまま沈みかけている夕日に吸い込まれるように見えなくなる。
 その様子を、しのぶはただ茫然と見送った。

「もう大丈夫だよっ♪」
 聞き覚えのある声に、しのぶははっと我に返った。
(想司くんが助けてくれたんだ)
 今度こそ完全に脅威が去ったのを感じて、しのぶがほっと一息つく。
 だが、それも長くは続かなかった。
 彼女の目の前に現れた想司は、なぜか、先ほどの男の一人と同じく、シスターの格好をしていたからである。
「そ、想司くん!? そんな格好で何やってるの!?」
 愕然とするしのぶに、想司はきょとんとした顔で答える。
「何って、見ての通り、合戦だよっ☆」
 見ての通りと言われても、シスター服と合戦は、どう考えても結びつかない。
 一体どこから尋ねたらいいものかと考えていると、突然、向かいの塀を乗り越えて、巫女衣装を纏った銀髪の男がこちらに飛びかかってきた。
「危ない、後ろっ!」
 しのぶのその叫びに合わせて、想司が手にしていた巨大な十字架を振るう。
 ところが、巫女衣装の男はその一撃をうまく受け流し、道の反対側に着地した。
「逃がさんぞ、水野想司っ!」
 そう叫んで、男は今にも再度飛びかかってきそうな様子を見せる。
 想司はその男を十字架で牽制しながら、しのぶにこう言った。
「さ、ここはいろんな意味で危険だから、早く逃げてっ!」
 想司のことは心配だが、想司が誰かに負けるとも思えないし、そもそも自分がいても足手まといになるだけである。
 そう考えて、しのぶは想司の言葉に従うことにした。
「う、うん……想司くんも、気をつけてよ!!」
 それだけ言うと、しのぶは全速力でその場を離れた。





「戦場」を離れて、ようやく一息ついた頃。
 暗くなり始めた空を見あげて、しのぶはふとこんなことを考えた。
(想司くんが私を助けてくれたのは嬉しかったけど……この調子で、本当に想司くんを更正させることなんてできるのかなぁ)

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
0759 / 海塚・要   / 男性 / 999 / 魔王
0424 / 水野・想司  / 男性 /  14 / 吸血鬼ハンター
1294 / 葛西・朝幸  / 男性 /  16 / 高校生
1295 / 神島・聖   / 男性 /  21 / セールスマン
1319 / 有澤・貴美子 / 女性 /  31 / 探偵・光のウィッチ

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■         ライター通信          ■
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 撓場秀武です。
 この度は私の依頼にご参加下さいまして誠にありがとうございました。

・このノベルの構成について
 このノベルは全部で六つのパートで構成されており、そのうち二、三、五、六番目のパートには複数の種類がありますので、よろしければ他の参加者の方の分もご覧になっていただけると幸いです。

・個別通信(海塚要様)
 いつもご参加ありがとうございます。
 私も巫女さんは結構好きですので、楽しんで書くことが出来ました(笑)
 それにしても、巫女さん(神道)やシスター(キリスト教)はあっても、尼さん(仏教)というのはあまり聞きませんよね。なぜでしょう……?
 ともあれ、もし何かありましたら、遠慮なくお知らせいただけると幸いです。