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虚無狩りの刃 序章 『甦る紅』
港近くの裏通り。煤けた一件のBAR。
店先に出された看板のネオンが切れかけ、陰気な明滅を繰り返していた。
草間は、迷う事もなくその店の入口をくぐる。
中は、薄暗かった。草間の記憶にある通りに。
少し離れれば顔を確認する事など出来ない。だが、誰かがいる事はわかる。そんな暗さ。
この店に来る連中にはこれで十分な明るさなのだろう。光に背を向け‥‥それでいながらも人恋しさに店を訪れる者達には。
自分がこの店を暗いと思ってしまった事こそが、自分がこの世界から遠ざかってしまった証に思え、草間は思わず苦笑する。
「いらっしゃい‥‥」
銀髪のバーテンが、グラスを磨く手を止めることなく、カウンターの向こうから声を掛けた。彼は、何も変わってはいない。
草間はカウンターに向かって歩き、そしてバーテンと向き合う椅子に座る。
「‥‥オールド・パルを」
何気ない注文。しかしそれは、決してされる事がない筈の注文‥‥。
バーテンは無言のまま小さく頷き、店の奥へと消える。ややあって出てきたバーテンは、グラスに入った赤いカクテルと木製の小さなケースを草間の目の前に置いた。
そして、呟くように言う。
「もう夜闇の世界からは足を洗う‥‥あの日、貴方はそう言ったのに」
「夜風が俺を呼んだのさ‥‥」
言いながら草間は、ケースを開けて中を確かめる。中に収められたのは、一丁の拳銃‥‥
その冷たいフレームにそっと指を滑らせ、草間は懐かしげに呟いた。
「‥‥お前とまた一緒に戦うとは思わなかったよ」
コルト45リボルバーM1917。人を殺すために創り出され、ある男の伝説を彩ったそれは、今は草間の手の中で眠りから覚めようとしていた。
波止場‥‥一人の少女が歩いていた。
それは零‥‥零は人影を探して周囲を見回し、そして倉庫の影で丸くなっている男を見つけると、今日何度目かになるのかもわからない質問をぶつけた。
「失礼します。草間という人を捜しています‥‥この辺りで見かけたと風の噂に聞きました。もしや、何かご存じではないでしょうか」
男は、零をじっと見返し‥‥苦笑混じりに答える。
「止しなよ‥‥ここに来る男は、あんたみたいな嬢ちゃんとは無縁な奴ばかりだ」
「兄なんです‥‥」
零が返す。草間が何も言わず行方不明になって、もう何日も経つ。探しだし、どうしていなくなったのかを聞きたい‥‥そして、帰ってきて欲しい。ただ、それだけ。
男は零の言葉に答える事なく背を向けた。
返事をもらえなかった事にあきらめ、零はまた他を探そうと立ち去りかける‥‥と、
「この先にBARがある。ここへ来た男は、誰でも一度はその店に行くのさ」
男は零に背を向けたまま言った。
「だがね、ここへ来る男を止められる奴なんかいやしないよ。それでも良いのかい?」
「‥‥ありがとうございました」
零は一礼してBARに向かう。そこに待つのが別れだとしても‥‥零はそこへ向かわずにはいられなかった。
●集まる者達
霧のたちこめる港‥‥空には、銀に輝く月が鈍い光を放っている。
切れかかったまま放置された街頭が、明滅を繰り返しながら波止場を照らしていた。
そして、零が男に教えられたBARの前。
「護衛? ‥‥不要です」
海原みなもに、護衛をするという話をされて、零はそれを断っていた。
「私、兵器ですから」
「平気って‥‥ダメです。危険ですよ」
ちょっと勘違いした海原に、零はもう一度、ゆっくりと言った。
「違います。私は兵器ですから」
外見は優しげな少女なのだが、零の正体は旧大日本帝国軍の秘密兵器、霊鬼兵である。
その力は半端ではなく、かつては世界大戦の趨勢を覆す事を期待された程であった。
だから、零に関しては危険という事は、ほとんど有り得ない。有り得ないのだが‥‥見た目に騙される人は何時でも何処にでも存在する。
「大丈夫です。必ずお守りしますから」
最後まで誤解を解かぬまま、海原は気負ってBARの看板を見る。
明滅する薄暗い看板‥‥それだけとっても何か尋常じゃない雰囲気を感じる。
とは言え‥‥邪悪な雰囲気とか、呪われた感じというものは微塵もなく、寂れた夜の雰囲気でしかないのだが‥‥まあ、中学生の海原には、あと10年以上は縁のない空気なのだから仕方がないだろう。
それは、零ともう一人の同行者も同じ‥‥
「私って、こういうお店初めてなんです」
ショッピングの途中で零を見つけ、ついてきていた白里焔寿もすっかり入るつもりで言った。
蒼いリボンをつけた愛猫を連れ、グレーのツーピースにお揃いのリボン、ブーツ‥‥こんな格好で夜の街を歩くのはどうかと思われる。
「私もです‥‥」
零も言った。まあ、零の特殊な生まれを考慮すれば、それも仕方のない事だろう。
「シュラインさん達が来ますから、もう少し待ってみましょう‥‥」
シュラインならば大人だからBARみたいな場所にも行った事があるだろうし、何よりも待っているように止められてもいる。
「そうですね‥‥あ、噂をすれば‥‥」
言いながら白里が手を振る。霧の向こうからシュライン達がやってくるのが見えた。
「ようやく合流か‥‥まったく、この霧はなんなんだ。ここらへんの港は、何か特別な場所なのか?」
一行の中、山伏の格好の北波大吾が、辺りを見渡しながら言った。その場違いな格好は、明らかにこの港から浮き上がっている。
ともあれ確かに、この港の一角だけは時間というものに見捨てられたかのようで、何処か古い時代を思い起こさせた。
だが、魔力に満ちているわけでも、呪力に侵されているわけでもない‥‥
「武彦さんの好きそうな場所ね‥‥」
シュライン・エマは、そんな風景の中で溜め息をつく。
この港の空気は知っている‥‥草間という男の影の部分にいつも匂っていたのと同じだ。
「草間さんって‥‥何者なんですか?」
宮小路皇騎が聞いた。それを受けてシュラインは、逆に問い返す。
「どういう事?」
「いえ‥‥過去の情報が、出鱈目なんです」
来る前に草間の過去を調べてきた宮小路だったが、何故か草間の過去の情報は複雑に錯綜し、真実と呼べそうな情報に行き着く事はなかった。
「‥‥多分、帰昔線の影響ね。特に武彦さんは自分の歴史を変えているから」
物憂げにシュラインが答える。
怪奇探偵最初の事件‥‥帰昔線事件の時、歴史は草間の手で改竄された。その影響で、草間の過去がぼやけたとしても不思議はない。
「‥‥私も出掛けに調べてきたの。武彦さんがいなくなった理由を‥‥」
言いながらシュラインは、一枚の写真を皆に見せた。
「手がかりはこれだけ‥‥」
「何処にあったんです?」
写真を見ながら聞く宮小路に、シュラインは手を口元に当てて考え込みながら答える。
「‥‥帰昔線事件のファイルの中。最近、引っぱり出した様子があったから調べてみたの。出所のわからない写真はそれだけよ」
写真には、10歳くらいの少女と、母親らしき女性が写っている。写真の日付は4年前になっていた。
勝ち気そうな美女。そして、栗色の髪の少女‥‥少女は一丁の拳銃を玩具にしていた。
「‥‥草間さんの隠し子‥‥」
「まさか‥‥ね」
海原の言葉をシュラインが否定する。
そんなやりとりを受けて、ササキビ・クミノがBARを指して言った。
「何にしても、直接、聞いてみればわかるだろう。草間は‥‥このBARの中にいるんだ」
「そうね。でも、場違いなメンツね‥‥」
シュラインは呆れを禁じ得なかった。
何せ、20歳を越しているのは、シュラインと宮小路だけ。残りは皆、未成年‥‥このメンツでBARの中に入ろうというのだから。
●BAR
「‥‥」
白里は物珍しさにキョロキョロしていた。
BARの中は暗く、ざわついてはいるが静かだ。客達はどうにも堅気には見えない人達ばかりで、自分達だけの世界を作ってそこで囁きあっている様に見える。
レコードの流す、かすれかけたジャズが、静かに店内を満たしていた。
そのどれもが、白里には縁のない代物だ。若者が行く店の雰囲気ではない。
一方、白里の傍らで、何を考えているのか店内の客達をギロギロ睨みつける北波の姿は場違いにも程があった。
静かに酒を飲み、ざわめくように談笑している客達はそんな北波を一瞥し、苦笑と嘲笑半々の思い思いの反応を見せた後、自分達の世界へと帰っていく。
「な‥‥何だよ」
思っていたような反応ではない‥‥少なくとも、相手にもされないどころか完全に馬鹿にされるとは思ってもいなかった北波は、入口の所で戸惑いを見せた。
そんな北波に、店の奥から声がかかる。
「止せよ‥‥何にでも噛み付くのは、ガキか馬鹿の証拠だぞ。ここの何処に敵がいる? それともお前は、敵を作りに来たのか?」
まあ、何事にも力を振りかざせばいいと馬鹿な誤解をするのも、若さというものなのだろうが‥‥一線を越えた者達にとっては笑いものでしかなかった。
「馬鹿にするな! 俺はガキじゃないぞ!」
怒鳴り返す北波。それに答え、声を掛けてきた客が席を立って近寄ってくる。
「ここは子供の遊び場じゃない。静かにしろ。それがわからないなら、お前は立派な馬鹿だ」
そこに立つのは‥‥草間武彦その人だった。
ただ、そこにまとう雰囲気は、いつも興信所の中で見せる飄々としたものではなく‥‥影を背負い、暗い‥‥
「草間さん‥‥何だか、別人みたい。ハードボイルドで格好良いです」
思わず海原が呟いた。その言葉に、草間が小さく微笑む。その笑みには、いつも通りの草間の姿が垣間見え、皆は何故か安堵した。
「そんな所に立っていたんじゃ、邪魔になる。こっちに来いよ‥‥俺に用が在るんだろ?」
草間は軽く手を振って皆を招き、途中でカウンターからグラスと木箱を拾い、バーテンになにがしか囁いた後、店の奥のテーブルに座った。
その後を追い、皆はそのテーブルに座る。
そして、まず最初に口を開いたのは、無遠慮な北波だった。
「超常的なモンに関わっているンなら、加勢するぞ。俺には言霊‥‥炎や、他愛ない酔払いたちの感情‥‥呪術原理まで操る術があるんだ」
「いらないから帰れ」
草間の北波に対する言葉は辛辣だった。
「何でだよ!」
「役に立たないからだ。お前を連れて歩いたら、敵がここにいますと報せて歩くようなものだろうからな」
北波の言動‥‥及び、格好を見ての判断である。
まあ、わざわざ敵を増やして歩く様な言動と言い、一般的に奇異の目で見られる事が分かり切っている山伏の格好で出歩いている事と言い、役に立つかどうかは疑問だろう。
「それに‥‥そもそも、俺はお前達を連れて行くつもりはない。そのつもりがあったなら、黙って興信所を出たりはしないさ」
草間はグラスに口を付けながら、淡々と言い放った。それを受け、シュラインが聞く。
「どうして興信所を出たの? 興信所も、責任持って預かった娘もほっぽり出して‥‥そうまでして、何をする気?」
「夜風が俺を呼んだんだよ‥‥帰って来いってな。俺の生きるべき夜闇の中に」
ただ、静かに答える草間。と、海原が身を乗り出して、僅かに責めるような口調で言った。
「ふざけないでください。草間さんは、零さんや他の皆さんに心配をかけているんですよ?」
「ふざけちゃいないさ‥‥」
沈黙が落ちる。草間の手の中で、グラスの氷が澄んだ音を立てて転がった。
それきり、答えは返らない。
「身近な人が黙って急にいなくなったら不安になります。それが危険な事だったら尚更です。だからみんな、草間さんと一緒に戦いたい、守りたいと思ってるんです‥‥なのに、どうして連れていってくれないんですか?」
白里が焦れたように草間に言葉を投げつける。
草間はタバコを吸い、紫煙で肺を満たしてから口元を笑みに曲げて答えた。
「俺を戦いの理由にして欲しくないからさ」
「どういう関係であれ、草間に関わる者達を含めてそれが『草間武彦』というもの。それがわからないとは言わせない」
ササキビ・クミノが口を開く。ただ滔々と心の内を語るかのように。
「それは他の者も同じ。『草間武彦』あっての自分‥‥自分の半身を守るのは当然の事だ」
「光栄だね」
皮肉げな草間の答。そして、それ以上の言葉を、草間はグラスの中身で流し込んだ。
ただ、その態度は明らかに拒絶を示していた。
「説明はしてくれないの?」
シュラインが問う。そこには、責めるような響きはなく、ただ確認をしただけのように聞こえた。草間は肩を軽くすくめて答える。
「説明しても、理解してもらえるとは思わない。帰昔線の時もそうだったろう? シュライン」
「‥‥そうね。あの時は、誰もが一度は武彦さんを止めようとしたわ。私も」
あの時、過去を変えようとした草間を誰もが止めた。しかし、草間は歴史の改編を行った‥‥自らの意志を貫いて。
「武彦さんは、皆が止めるような事をしようとしているのね‥‥」
「そう言う事だ‥‥」
グラスに向けて呟くように言う草間に、シュラインは聞く。
「引き返せはしない?」
「‥‥俺に何て答えて欲しい?」
無言で視線をかわしあう、草間とシュライン‥‥ややあって、シュラインは呟く。
「勝手ね」
「勝手だよ。確か、前にも言ったな‥‥仲間の中に一生、居続けるわけにはいかない。別れなんてものは、いつも突然で勝手なんだって」
草間は小さく微笑んだ。
「今がその時ってだけの話さ」
そんな草間に向け、今までずっと黙っていた零が口を開く。
「草間さん‥‥私は‥‥‥‥行って欲しくありません。一人でお掃除をしながら待つのはもう嫌です」
「‥‥‥‥」
零の言葉には答えず、草間はグラスを口に当てる。中の酒を苦そうに飲み干した草間は、小さな笑みとともに答を吐き出した。
「俺は‥‥お前に兄と呼ばれる資格はないのかもしれない。そう思った今、お前と一緒にいるわけにはいかない‥‥」
そう言った後、草間は呟くように言葉を繋げた。
「何故それが存在しているのか‥‥何故、存在しなければならないのか‥‥」
言い終えて草間は席を立つ。その手には、木製の小さなケースだけが握られていた。
「じゃあな‥‥俺は行く。シュライン‥‥しばらくの間、零を頼んだ。残念だが、必ず帰るとは言えそうにもない」
シュラインは頷く。
その時、ササキビ・クミノが弾けたように声を上げた。
「草間! 私はお前を追うぞ。二度と戻らないと誓ったあの場所へ戻ったとしても‥‥その場所すら越えたとしても! 必ず、お前を追う!」
「そうね‥‥貴方が何処へ行こうとも、私達は貴方を追うわ‥‥」
シュラインもまた、草間を見据えて言った。
草間は目を伏せ、無言のまま背を向ける。
そして皆は、BARから出ていく草間の背を見送るより他になかった‥‥
●紅の伝説
「零さん‥‥」
海原は、零を気づかっていた。
零は沈み込んだ様子で俯いている。
一方で、北波は苛立たしげに奥歯を噛み締めていた。
「せっかく、心配してきてやったってのに、すかしやがって‥‥」
誰もが、草間の変化に衝撃を受けていた‥‥草間が強硬に自分達を拒絶するなど、考えてもいなかった事だ。
何が理由なのか‥‥誰にもわからない。
「失礼いたします‥‥」
と‥‥いつの間にかテーブルの傍らに立っていたバーテンが、皆の前にグラスを置く。それは全てソフトドリンク。
ただ、シュラインの前に置かれたのは、白色のカクテルだった。
「これは‥‥」
「草間様からです。先ほど、注文されて行きました」
バーテンは僅かに黙り、そして続ける。
「ラストキッス。別れのカクテルです」
「そう‥‥武彦さんらしくないわね。こんな、小さなグラスで語るなんて」
苦笑混じりに呟き、シュラインはグラスに唇を当てた。バーテンはシュラインに悲しげな目を向け、言う。
「何度も‥‥貴方のような人は見てきました。辛いものですね。別れというものは」
「‥‥‥‥」
「大丈夫です。きっと帰ってきます!」
何も言わないシュラインにかわり、海原が声を上げた。だが、バーテンは首を横に振る。
「あの方は帰りません。もう一つの生を選んだのです‥‥紅としての生を‥‥」
「くれない?」
聞き慣れない言葉に、白里が聞き返した。それに、バーテンは懐かしげに目を細めて答える。
「紅‥‥伝説ですよ。継がれゆくガンマンの伝説。銃に巡り会って初めて生を得、銃と共に生き、銃を握って死んだ者の伝説です」
宮小路は首を傾げる。
「初めて聞きますが‥‥」
「‥‥でしょうね。堅気の人が知る話じゃない。ただ‥‥私達の中では英雄であり、同時に忌まわしい殺戮者でもある」
遠くを見て語るかのようにバーテンは言う‥‥
「そして‥‥紅は戦いの中に身を投じる。草間様はわかっていたのですよ。4年前、先代の紅から銃を受け継いだ時に‥‥自分が、いつか戦いに赴く日が来る事を‥‥」
紅‥‥その名こそが、草間を変えたものであった。
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
1252/海原・みなも/女/13/中学生
0086/シュライン・エマ/女/26/翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト
1305/白里・焔寿/女/17/天翼の神子
1048/北波・大吾/男/15/高校生
0461/宮小路・皇騎/男/20/大学生(財閥御曹司・陰陽師)
1166/ササキビ・クミノ/女/13/殺し屋じゃない、殺し屋では断じてない。
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■ ライター通信 ■
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そんなわけで、謎だけ残して虚無狩りの刃に続きます。虚無狩りの刃VSNをお楽しみに。
今回、誰も拳銃にツッコミを入れなかったのが残念でした。あんなに怪しいのに。
BARが舞台なのに、未成年者だらけだったのも‥‥
あと、どう考えても敵襲の気配すらないシナリオなのに、零を守るというプレイングが来たのも‥‥謎。
作中にもありますが、零は本来、無茶苦茶強いので護衛は必要なかったりします。
零がピンチの時は、他の人はもう死んでるんじゃないかと‥‥
海原・みなもさん
どういう風に説得するのかが書かれていなかったのが残念です。
ただ、草間が帰って来ない事を読んで、零のフォローをしたのは良い行動でした。
シュライン・エマさん
ただ一人、帰昔線事件を知る人でしたので、少々便利に使ってしまったかも知れません。
あの時と同じように、草間は自分の決めた事に走り出しました。
止める事が困難なのは、シュラインさんも良くおわかりのことかと思います。
白里・焔寿さん
事件に首を突っ込んだだけで、能動的に行動を起こしていないのが残念です。
自分で状況を動かす位の方が、私は好みです。
北波・大吾さん
ちょっと、場違い過ぎでしたね。
TPOを考えるべきだったかもしれません。
後、零と雫を間違えていました。ご注意の程を‥‥
宮小路・皇騎さん
草間の過去を探るのは良い発想だったのですが、草間の過去は草間自身の手で弄られている為、はっきりとはしません。
詳しくは、『帰昔線』を御覧下さい。
ササキビ・クミノさん
IO2は秘密組織ですが、普通の国際組織でもあるので、ここの隊員を数十人も殺した日には、世界的にテロリスト扱いで指名手配されるのが確実です(警官を数十人殺して、指名手配されない訳がないのと同じです)ので、その設定は却下させていただきました。ご了承下さい。
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