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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>




*オープニング*

「廃屋で?」
「そうです。側にいると思っていたのに、振り返ったら消えていたんです。恐くなって先に帰ってしまったのかと思って携帯に電話をしてみたんですけど、連絡が取れなくなって。心配で、自宅の方にも電話してみたんですけど、まだ帰ってないって言われて。」
草間の前で話すのは、セーラー服を着た女子高生。
友人達と集まって、春休みに遊び半分で幽霊が出るとか、行った人が戻らなくなるとか言う噂のある廃屋へ探検に行ったのだそうだ。
廃屋と言うのはもう随分昔に住人のいなくなった木造のアパートで、彼女たちは有刺鉄線をくぐり抜けて侵入したらしい。
そこで、一緒に行っていた友人の一人が消えてしまったと言う。
「消えてしまう少し前まで喋ったり巫山戯たりしてたんです。それが、ちょっとよそ見をして振り返ったら、いなくなってたんです」
「消えてしまってからどれくらい?」
「今日で1週間です。何度も携帯に電話してみるんですけど、全然駄目で。もしかしたら、何か事件とか事故に巻き込まれたんじゃないかって、ご両親が捜索願を出したんですけど……。私、心配でこちらにお願いしたいと思って。お願いします、友達を捜して下さい」
友人を案じてか、半泣きになった女子高生は草間に彼女たちが探検したと言う廃屋のある住所と、友人の携帯電話の番号、そして、当日の昼間に撮ったと言うプリクラを残して行った。


***
女子高生が去った後、草間の前にずらりと4人の少年少女が並んだ。
新学期が始まって間もない今日、早々に学校を終えて遊びに来ていた海原みあお、神崎美桜、御上咲耶、松浦絵里佳だ。
4人はカードゲームに興じたり、雑談したりしていたが、依頼人が来ると耳を澄まして話しを聞いていた。
「神隠しだよね。よくテレビとかでやってるもんね」
と、小柄な体を乗り出すのは、銀色の髪と目が可愛らしく印象的なみあお。
「おもしろ……だめか、心配だもんね」
興味津々と言った顔で、にこりと笑う。
「さっきの方、私と同じ高校生なんですね。お友達もご両親も心配さなさってるでしょう…。何かお手伝い出来れば…」
どこか寂しげな、困ったような顔で言うのは美桜。
その横で、5歳の時に神隠しにあった事のある絵里佳は不安そうに草間の手元のプリクラを見た。
「本人の意思で消えてしまったのか、何かトラブルに巻き込まれたのか……」
「或いは、廃屋に何か原因があるのか」
と、絵里佳の言葉を継いだのは紅一点ならぬ白一点、咲耶。
色白なみあおと美桜の間に立つと、健康的な小麦色の肌が際だって見える。
「みなもお姉さんは下調べが基本って言ってたけど、現場行った方が早いって。一週間たってるから一刻も早く探し出さないとね!」
みあおは今すぐにでも飛び出して行きたそうに言う。
「亮一兄さんに電話をしてみましょうか…」
亮一兄さん、と言うのは美桜の従弟の都築亮一だ。
強力な力を持ち、呪術や陰陽術に長けた退魔師の名を聞いて、草間は少々安堵の息を付く。
それぞれ特殊な能力を持つ少年少女と言ってもまだ未成年。
自分が同行できれば問題ないのだが、草間には今日明日中にカタを付けなければならない仕事がある。
亮一は現在24歳。保護者役にはもってこいではないか。
早速連絡を入れて来られるかどうか尋ねて欲しいと美桜に頼む。と言っても、返事は分かり切っているのだが。
「そのプリクラ、霊視出来ないか」
咲耶が言い、絵里佳は草間が差し出すプリクラを掌に受け取った。
「やってみる。タロットを使えば、この人が今無事か、何処にいるのかも分かるかも知れない」
絵里佳の占いは驚くほど当たる。
失踪した少女の無事が分かれば、少しは気が楽になると言うものだ。
プリクラに写っているのは4人。依頼人である少女と、失踪したと言う少女。そして、廃屋探検に同行した2人の少女。
4人の中でずば抜けて白い肌と、唯一黒い髪の失踪した少女はやや控えめな笑みを浮かべて左の隅に写っている。
「何か変なモノ写ってるの?」
尋ねるみあおに、絵里佳は首を振った。
「全く異常なし。どこからどう見ても普通のプリクラみたい」
続けて、絵里佳はタロットカードを取り出して机に並べ始めた。
シャッフルした大アルカナを3つの山にカットし、左端から一枚ずつめくって行く。
THE TOWER、THE DEVIL、DEATH………。
素人目にも、良くない結果だと分かる。
「良くない……、な」
呟く咲耶。
「何処にいるのか、分かった?」
みあおの質問に、絵里佳は首を振った。タロットが示す答えは『悪い場所』。
「あの廃屋の何処かにいるのかしら」
「だったら、今すぐ行って調べようよ!ここに居たって消えちゃった人は助けられないもん」
「そうだな、まずは現地の調査から始めるか」
そこへ、電話を終えた美桜が戻る。
「あの、来て下さるそうです。不動産屋さんに寄って廃屋の見取り図を貰って来て下さるって。危ないから、決して中には入らない様に言われました」
その言葉に、草間も頷く。
「中に何があるか分からないからね。亮一君と合流出来るまでは情報収集に徹して貰おうかな」
「草間さん、その、依頼人と他の友達も呼べますか?どんな状況で消えてしまったのか、再現して貰いたいんですが」
咲耶の言葉に、草間はすぐに依頼人に電話を掛ける。
答えは、可。現地に4時に来て貰えるとの返事。
「じゃ、みあお達は先に行ってできる限りの調査でもしてようよ」
その言葉を合図に、4人は草間興信所を後にした。


***
辿り着いたアパートは、まさに廃屋と呼ぶに相応しい建物だった。
元々は木造だったらしいが、補強の為か、所々に鉄筋が使われている。
蔦の絡んだ有刺鉄線を越えて敷地内へ入ると、伸び放題の草に囲まれたアパートは遠くから見るより更に古く汚く、そしてどこか妖しげに見える。
割れた窓ガラスに、折れた窓枠。2階へ上がる階段の屋根は崩れ落ちている。
「わー、すっごい……」
みあおは思わず声を上げる。
こんな建物に侵入したと言う少女達を少々尊敬した。
「3時か……」
少女達が来るまで1時間。
「亮一さんは何時位に来られそう?」
尋ねると、多分少女達と同じくらいだろうと言う返事。
「それじゃあ、早く出来る限りの調査をしましょう。私は、この近所の人達や動物たちに話しを聞いてみる」
絵里佳の言葉に、それならば、自分は周囲の木々に話しを聞いてみようと思いながら美桜が頷く。
「みあおは小鳥に変身して、空から探してみる。上から見たら、何か分かるかも知れないし…。空間的な異常がある所は風溜まりが出来やすいから、見つけたら羽を挟んでおくね。大丈夫、勝手に中に入ったり、危ない事はしないから」
4人の中で一番幼いみあおを、年長の3人は案じたがそれをものともせずみあおはさっさと小鳥に変身し、空に飛び上がった。
「じゃ、俺はこの辺を適当に探査してみる。4時にここに集合しよう」
お互い無理をしないよう、何か危険があった時にはすぐ声を上げるよう約束して、3人は思い思いの方法で調査を開始した。


***
午後4時。
都築亮一は美桜に教えて貰った廃屋の前に立っていた。
何だか色々用事と行事があったような気がするが、そこはそれ、目に入れても痛くない可愛い美桜の頼みだ。
予定など全てキャンセルして問題ない。
問題があるとすれば、美桜に何かしら危険が迫る事だけだ。
亮一は美桜の為だけと言って過言ではないほど万全の準備を整え、途中、不動産屋で廃屋の見取り図を受け取って大急ぎでここまでやって来た。美桜が無理をしていないだろうかと心配し始めた頃、ちょうど美桜が姿を現した。
美桜の隣にはみあおと絵里佳。やや遅れて、咲耶がいる。
「亮一兄さん」
心を許した者にのみ見せるはにかんだ、人懐っこい笑みを浮かべて駆け寄ってくる美桜に亮一は微笑みで応える。
「久し振りですね」
みあお、絵里佳、咲耶にも微笑みかけて、簡単な挨拶を済ませると早速亮一は状況の説明を求める。
咲耶は1時間それぞれの方法で周囲を調査していたのだと言い、順番に結果報告を始める。
「建物にギリギリまで近付いて、窓からも覗いてみたけどぜ〜んぜん変わったところってなかったなー」
と言うのはみあお。
何か分かったことがあるとしたら、屋根に穴が開いていた事くらいだ。
続いて絵里佳が言う。
「この辺りは借家が多くて長年住んでいる人って少ないらしいです。で、2件向こうの方が唯一20年程住んでいるらしくて、アパートの事をちょっとだけお話して呉れたんですが、依頼人が話していた通り、幽霊が出るとか行った人が戻らなくなるって言う噂があるそうです。でも詳しい事は御存知ないみたい。」
数匹の動物達にも聞いてみたが、建物に対して漠然とした恐怖感と言うか、不安を持っているだけで、これと言った情報は得られなかった。
「こっちは収穫なし」
手短に咲耶。
一通り建物の周りと敷地内、ついでに隣近所の家の辺りまで見回ってみたが、異常らしい異常はなかった。
1時間も費やしたと言うのに、情報らしい情報がなく、3人は少々ガックリきていた。
期待を込めた目で美桜を見ると、美桜は困ったように3人を見て、そして亮一に目をやり、首を振った。
「絵里佳さんが仰った、動物たちと同じです…。建物の中に何か恐ろしい事や危険な事がある、と言う事しか分かりませんでした」
「と言う事は、中に入ってみなければ話しにならないと言う事がハッキリしましたね」
亮一は不動産屋から受け取ったアパートの見取り図を広げた。
「どの辺りで消えてしまったのか……」
その言葉に、咲耶が時計を見る。
「遅いな」
4時20分。
依頼人とその友人達は4時に来るのではなかったか。
「草間さん、時間聞き間違えたのかな?」
「草間さん、お仕事中ですよね。確認の電話を掛けても大丈夫でしょうか……」
話していると、走って近付いてくる少女の姿があった。興信所にやってきた依頼人だ。
「遅くなってすみません」
息を切らしながら、少女は言った。
「あの、他の皆さんは……?」
少女が1人である事を不思議に思い、美桜が尋ねる。と、少女は溜息をついて困ったように微笑んだ。
「えっと、あと2人……いるんですけど、塾があるから、ちょっと来られなくて。あたし1人でも構いませんか?」
一緒に遊んだ友人が消えてしまったと言うのに塾があるから来られないとは、随分な友情ではないか。
5人の胸の中に、何かしら引っかかる事があったが、今はそれよりもいなくなった少女を捜す方が先だ。
「勿論、構いませんよ」
にこりと笑って、亮一は見取り図を少女に見せる。
「どの辺りでいなくなってしまったのですか?」
1階2階共に、廊下を挟んで左右に4つづつの部屋。風呂はなく、各階の一番奥に共同のトイレがある。
「2階から探検したんです。一番奥のトイレまで行って、1階に降りようと思って『行こうか』って振り返ったらいなくなってたんです」
少女はトイレの前当たりを指す。
「トイレの中にも入ったのですか?」
「え、ええ、まぁ」
「中に入った方が良いですね?恐いかもしれないけど、状況を再現して貰えませんか?」
亮一と少女に向けて、咲耶は言った。
「そうですね。構いませんか?なら、入ってみましょう」
「もしもの時の為に、俺は獣化しておこう」
言って、咲耶は金色に輝く目を持つ狼に変身した。
30分程度なら理性を保っていられると言うから、出来るだけ短時間に事を終えなければならない。
先頭に亮一と少女、美桜とみあおを真ん中に、最後を狼に変身した咲耶と絵里佳と言う順に並んで、6人は建物内部に向かった。


***
窓の少ない内部は薄暗く、ひんやりと静まりかえっていた。
人の気配は勿論、ネズミやゴキブリと言った類の気配さえ感じられない。
「何だか、凄く嫌な感じのする所ですね……」
何かしらひやりと冷たいものを感じて、絵里佳は肩をさする。
ギシギシと軋む廊下は気を付けて歩かないと踏み抜いてしまいそうだ。
6人はぞろぞろと一番奥のトイレの前へ向かった。
「あなたたちは、4人でここを探検したのでしたね?どんな状況でしたか?」
「えっと、その、トイレの中を覗いて、別に何もなかったから、すぐに出ました。それで、扉を閉めて、1階に降りようと思って」
言いながら、少女は扉の前に立ち、閉める仕草をする。
「私の後ろを歩いてたので、振り返って、」
「そうしたら、いなかった?」
みあおの言葉に、少女は頷く。
「あとは草間さんにお話した通り……。携帯に電話をしても繋がらなくて」
「かけてみましょう」
言って、亮一は自分の携帯を取り出した。
そこへ、美桜が草間から預かった番号を差し出す。
慣れた手つきでダイヤルを押し、発信。
数秒後、どこからともなくカノンのメロディが流れ始めた。
少女は何故かビクッと体を竦ませる。
「どこから聞こえるのかしら……?」
絵里佳が耳を澄ます。
「………」
咲耶は体でトイレの扉を勢いよく押し開いた。僅かに着信音が大きくなる。
「個室?」
内部の、一つしかない個室を見て、みあおは足を踏み入れ掛けた。が、咲耶が鼻先それを止める。
ガチャッと、鍵が開く音。
そして、元はクリーム色だったのであろう黄ばんだ扉がゆっくりと開く。
5人がそれを見守っている中で、少女は何故かゴクリと唾を飲み、後退る。
ピッと言う音と共に、着信音が止まる。
半ば開いた扉の向こうから、少女の声が返事をした。
「もしもし?」
「ヒッ」
亮一の隣で、依頼人の少女は息を止めてその場にしゃがんだ。
「大丈夫ですか?」
慌てて手を貸そうとする亮一。
その手の携帯と扉の向こうから、同じ声がする。
「もしもし?漸く来てくれたわね。どうして私をこんな所に閉じこめたの……?」
閉じこめた、と聞いて5人は一斉に依頼人を見る。そんな話しは全く聞いていない。
「ねぇ、待ってたのよ。あんたなら絶対に来てくれると思ってた。他の2人は別として……、あんたが一番の偽善者だものね……」
ギィィィィと、音を立てて扉が開く。
咄嗟に、亮一と咲耶は身構える。
代わりに美桜が依頼人を立ち上がらせようと手を差し出す。
「1人でこんな所にいると、寂しくてしようがないの……。一緒に居てくれるわよね?友達だものね……」
扉の向こうから現れたのは、間違いなく失踪した少女だった。
プリクラに写っていたのと同じ、白いパーカーを着ている。
「いっイヤッ!」
差し出された美桜の手を振り払って、依頼人は慌てて立ち上がり駆け出した。
「あ、待って!」
絵里佳の制止も聞かず、廊下を走り抜けて階段を駆け下りる。
「どう言う事なの?」
状況が飲み込めず首を傾げるみあおの前で、少女は携帯を仕舞い、寂しげに微笑んだ。
「何だか、巻き込んでしまって申し訳ありません」
その声に、亮一と咲耶は警戒を緩める。
「これは、私のささやかな復讐の計画だったんです」
「復讐?」
穏やかではない言葉に、亮一は首を傾げて少女を見る。
「友達なんかじゃない。私、あの子達の奴隷だもの」
少女は、中学時代からの友人である依頼人達に、ずっと良いように使われてきたのだと言った。
日々の生活のスポンサー、パシリ、面倒事の処理施設、退屈凌ぎの玩具。
少女は自分をそう呼んだ。
この廃屋の探検の話しが持ち上がった時、少女はこの計画を思いついたのだそうだ。
「ここに色んな噂があるのは、知ってました。それを利用しようと思ったんです。人が近寄らない所だから、隠れるのに丁度良いし」
1週間前のあの夜。
探検にやって来た依頼人達は巫山戯て少女をトイレに閉じこめた。
個室を囲む壁は低い。その気になれば便器とパイプに足を掛けて外に出られる。そう思ったのか、扉を外から閉ざして友人達はさっさと帰ってしまった。残された少女は、多少計画が狂ったものの、これを利用しない手はないと思った。
人気のない妙な噂の多いアパートは恐ろしかったが、不思議と肝が座ったと言うか、計画を中止しようとは思わなかったと言う。
少女は探検した中で一番綺麗な部屋に行き、そこで夜を明かす。
幸い、暖かい日が続いていた。
近くのコンビニで食料品を買い揃え、少女は再び友人が現れるのを待った。
何故か、必ずやってくると言う確信があったのだそうだ。
ささやかな復讐。
対象は1人になったが、計画は成功した。
「無事なら、良かった……」
占いの結果があまり思わしくなかったので不安になっていた絵里佳は安堵の息を付く。
「でも、これからどうするの?学校に行けないんじゃ……」
相手にも非があるとは言え、友人を騙したのでは学校に行きづらくなるのではないか。
案じるみあおに、少女は笑った。
「あの子達には言ってなかったけど、学校は辞めたの。今年からはフリースクールに通う事になってるのよ」
何もかも忘れて、1からやり直すつもりだと少女は言う。
「あの、でも、お友達には無事を伝えてあげて下さい。騙したままなんて、良くないです……」
美桜の言葉に、少女は頷いた。
「そうだね。本当に友達だった頃だって、あるもんね」
寂しげに笑って、少女は頷いた。
彼女の復讐が実現した今、友人達への思いはどんなものだろうか。
5人には想像出来なかった。
ただ、虚しさだけが残るのではなかろうかと言う以外。


***
解散し、家路を辿りながらみあおはそっと溜息を付く。
何かしらのオカルトを期待して来たのに、そんな欠片さえない復讐物語。
虐められた少女を気の毒には思うが、あまりにもあっけなさ過ぎる結末だった。
「でもどうして今日みあお達が来るって分かったんだろう?」
遠ざかる廃屋を振り返って、みあおは首を傾げた。



end



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】 
1415 / 海原・みあお / 女 / 13 / 小学生
0622 / 都築・亮一  / 男 / 24 / 退魔師
0413 / 神崎・美桜 / 女 / 17 / 高校生
0475 / 御上・咲耶 / 男 / 18 / 高校生
0046 / 松浦・絵里佳  / 女 / 15 / 学生

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■         ライター通信          ■
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こんにちは、この頃ちょっと体調不良に泣いている佳楽季生です。
この度はご利用頂き有り難う御座いました。
皆様初めての方ばかりだったので、かなり緊張してしまいました。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。