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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡線・仮面の都 札幌>


調査コードネーム:激突! 魔ラリー!!
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :界境線『札幌』
募集予定人数  :1人〜4人

------<オープニング>--------------------------------------

 ごうごうと唸るエンジン。
 北海道の玄関口と呼ばれる函館市。
 郊外の丘陵地に、数十台の車両が集っている。
 暴走族(ゾク)の集会ではない。
 これから始まる日本最大級のレースイベントの参加者だ。
「北海道横断ラリー」
 ここ函館を出発して釧路で折り返し、ふたたび函館にもどる。
 最短距離で一二〇〇キロメートルを越えるサバイバルレース。
 高速道路の使用禁止。
 自動車一台につき、乗員は二名まで。
 ルールはそれだけだ。
 コース取りは、参加者に任されている。
「あら武彦? あなたも参加するの?」
 日本初の女性フォーミュラレーサー、新山綾が言った。
「当然だぜ。環七の黒豹と呼ばれた俺の実力を見せてやる」
 気を吐いている草間武彦。
 ストリートレースの雄である。
「いやいや。優勝は私のものですよ」
 なんだか気障ったらしい態度で、青年が会話に割り込む。
 稲積秀人。
 愛車はピンクのポルシェ。
 先年のF1で総合一〇位に入った強者である。
 センスの善し悪しはともかくとして、侮れる相手ではない。
 陽光を浴びて煌めく車両たち。
 戦いの時を待ちわびるかのように。





※パラレルワールドです。コメディーです。そして、魔シリーズです。
※参加に当たっては、NPCとペアを組んでくださると嬉しいです。
 NPCは、わたしの作品群で登場した人物であれば誰でもOKです。
 あきらかに運転免許を持っていないようなNPCでも、なんとかします。
※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日と木曜日にアップされます。
 受付開始は午後8時からです。


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激突! 魔ラリー!!

 蒼穹を貫くエキゾストノート。
 号砲と同時に、七五両のモンスターマシンが走り出す。
 約六〇〇キロメートル離れた釧路市を目指し、折り返して戻ってくる。
 地獄のサバイバルラリー。
 時速六〇キロ強で走り続ければ、約二〇時間後にはゴールできる計算になる。
「さてさて。そう上手くもいかねぇだろうがな」
 紅のインプレッサ。
 巫灰慈がナビゲーターシートの新山綾に話しかけた。
「そうね。静狩峠をどう切り抜けるか。そこが一つのポイントね」
 恋人の言葉に頷く。
 札幌を経由する道央まわりのコースを取ろうと、太平洋に沿って走る南回りのコースを使おうと、静狩峠は通らなくてはならない。
 一年の大半を霧に閉ざされている難所だ。
「抜ける道があるとよいのですが‥‥」
「ありますけど、距離的に七〇キロはロスになりますね」
 一九七五年型ランチアストラトス。
 伝統的なラリーカーで疾駆する九尾桐伯と、ナビゲーターの槙野奈菜絵。
 やはり静狩の攻略に無関心ではいられない。
 むろん、これは巫チームと九尾チームだけではない。
 蒼のパジェロを駆る草間武彦、シュライン・エマのコンビや、漆黒のファイアーバードを操る斎悠也とサトルのコンビも同様である。
 おそらく、最初のバトルポイントになるだろう。
 独走できるなら問題ないが、ダンゴ状になっていると危険だ。
「八雲から長万部を越える直線。この六〇キロである程度後続を離したいわね」
 ロードマップから目を離すことなく綾がいった。
 巫チームはカーナビゲーションシステムなど使わない。
 なぜなら北海道は整備中の道が多く、ナビゲーションの援護は当てにできないからだ。
 もちろんそれはマップでも同じだ。
 だからこそ。大きな街道以外を信用することはできないのだ。
 それと、カーラジオから流れてくる道路情報。
 もっとも、このあたりは他の参加者も大差ないだろう。
 機械は、しょせん機械である。
 人間のナビゲーションに勝てるはずがないのだ。
「いまよ。武彦さん。仕掛けてっ!」
「了解!!」
 パジェロが一気に加速する。
 国道五号線。
 片側一車線の道ではあるが、このような道こそストリートレーサー草間の腕の見せ所だ。
 八雲町を越え、長万部を通過して静狩峠へ突入する直線。
 このままトップで峠に入れば、パジェロのパワーで押し切れる。
 それがシュラインの計算であった。
「だからこそ。尻に食いつかせてもらいましょう」
「露払いにちょうど良いですからね」
 パジェロのジェットストリームの位置に、ランチアストラトスが食らいつく。
 おそらく大会参加者中、最も冷静なチームであろう九尾・奈菜絵組である。
 この時点で焦る必要はない。
 パワーのあるパジェロに先導をさせた方がずっと運転が楽だし、効率も良いのだ。
 そして、九尾たちち同じことを考えているチームが、あと二つある。
 巫チームと斎チーム。
 インプレッサもファイアーバードも素晴らしいマシンではあるが、峠道の攻防ではさすがにパジェロには及ばない。
 登りはうしろに食らいついて、下りで勝負をかけるべきだろう。
「九尾に巫に斎か。変悪人どもが考えそうな手だぜ」
 草間が吐き捨てる。
「変悪人ってなによ?」
 シュラインが言語的な疑問を提示した。
「変人で、しかも悪人ってことだ」
「その二つって、両立が難しいと思うけど?」
 悪人とはだいたいにおいて現実主義者であり、変人のほとんどは性格的には善良なものだ。
「あいつらは両立させてるからな。ま、珍種ってやつだろうよ」
 あっさりとのたまう草間。
 そういう本人はどうなのだろう、と、シュラインは思ったが、口には出さなかった。
 いかに論評しようとも、後続三両の考え方は正しい。
 そして、彼らが正しいとするなら、シュラインたちが間違っているのであり、彼らが賢明であるとするなら、シュラインたちが愚かなのだ。
 まったく、面白くもなんともない結論だった。
「でもまあ、まだまだ先は長いわ」
 不敵な笑みを浮かべる蒼い目の美女。
 一二〇〇キロメートルを越える生き残りレースは、まだ一割ほどを消化したにすぎない。


「やっぱり、こっちのルートを選びますか‥‥」
 ファイアーバードのナビゲーターシート。
 斎が呟く。
 右手の風景は、すでに太平洋だ。
 現在のところ彼らの前には三両しかいない。
 ランチアストラトス。パジェロ。インプレッサ。
 後続は一〇両ほど。
 多くは道央を突っ切って釧路に向かったらしい。
 たしかに距離的には、そちらの方が近いのだ。
 ざっと計算して一〇〇キロメートルは短縮できる。
 ただし、
「中山峠と日勝峠。この二つをクリアしないといけませんが」
 ほくそ笑むのは九尾だ。
 この二つの峠は、静狩などは比較にならないほどの難所である。
 北海道の屋根と呼ばれる石北峠よりは難しくないが、日勝などは標高一二〇〇メートル以上を登るのだ。
 単純に地図を見ただけでは判らない厳しさがある。
「それに、大都市の間を抜けることになりますから」
 九尾の隣で奈菜絵が付け加える。
 千歳市に帯広市。
 市内での低速運転は、時間と燃料のロスだ。
 もちろん市内ならば給油所を探すのに時間がかからないが、それでも渋滞や信号などで停滞を余儀なくされるのは痛い。
 このあたりの駆け引きは、高速道路を使用できない今回のレースでは絶対に必要になるだろう。
「もっとも、こっちも天馬街道に入る前に給油しないと酷いことになるな」
 ファイアーバードの車内。
 サトルが言った。
 函館から約四〇〇キロメートル。
 そろそろ燃料タンクの中も不安になってきた。
 もちろん予備の燃料は積んでいるが、あくまでこれは緊急用だ。
「浦河で給油しましょう。それで釧路まで行けるはずです」
 冷静に斎が言う。
 すでに運行計画は立っている。
 それに従って行動すればよいだけなのだが、そこは人間心理というやつだ。逐一確認しないと不安になってしまう。
「それと、給油の時に運転チェンジしましょうね」
 手製のクラブハウスサンドを相棒に食べさせながら、微笑する斎だった。


 浦河で運転者の交代を考えていたのは、斎チームだけではない。
 シュライン組も巫組も、給油の間に交代を済ませている。
 例外は九尾チームで、ナビゲーターの奈菜絵が運転免許を持っていないため、彼が一人で全行程を運転しなくてはならない。
 むろん、承知の上で九尾は奈菜絵をパートナーに選んだのだ。
 運転技能はなくとも、黒髪の少女のナビゲーションはおそらく参加者随一である。
 常に冷静で隙がなく、堅実で効率的だ。
 比較すると、草間や巫などはドライバーとしての腕はともかくとして、ナビゲーターとしては好戦的すぎる。この点はサトルなども同じだろう。
 シュライン、斎、綾などはドライバーもナビゲーターもできるだろうが、結局、両方をこなさなくてはいけないので、集中力が持続できまい。
「完全に役割を分担した方が、かえって効率的なものです」
 とは、給油中の九尾の弁である。
 問題になるのはドライバーの体力だけだ。
 一二〇〇キロメートルといえば、普通に日本を縦断するのに等しい。
 ただ、この場合ナビゲーターもべつに休めるわけではないので、一人で運転しようと交代で運転しようと変わらない。
 と、九尾は踏んでいる。
 そしていまのところ、計算は上手く合っているようだ。
 一息ついている黒髪の青年の目に、給油完了を示すランプが映っていた。


「じゃ、ガンガン飛ばすわよー☆」
 天馬街道をインプレッサが疾走する。
「いっけー!!」
 オープンした窓から、春の風が流れ込んでくる。
 なびく茶色い髪と黒い髪。
 なんだかデートのドライブみたいによい雰囲気だが、巫と綾の二人では、まあ当然だろう。
 草間とシュラインが恋人同士で参加しているのと同様、この二人もカップル参加なのだから。
「むう‥‥やっぱりあの三台は振り切れないわね‥‥」
 バックミラーに映るランチアストラトス、パジェロ、ファイアーバード。
 自動車の性能もさることながら、搭乗者の作戦が素晴らしい。
 周囲の状況に流されることなく、運行計画に従って完璧なドライビングを披露している。
 情報では、この時点で二〇チームほどが脱落しているというのに。
「お、稲積が脱落したらしいぜ」
 情報収集をおこなっていた巫が、にやりと笑った。
 どうやら稲積はパートナーに恵まれなかったらしい。
 ピンクのポルシェでは、当然の結果ともいえるだろう。
 いずれにしても、強力なライバルが消えてくれたことは重畳きわまる。
「行程の半分もいかないうちに、絞られてきたな。ある程度」
「そうね。でも油断大敵よ」
 言った綾がウィンドウを閉め、ヘッドライトを灯した。
 天馬街道の頂上部には、なんと全長五キロメートルになんなんとするトンネルがあるのだ。
 トワイライトゾーンに迷い込んだような錯覚を起こすほどの長さである。
「慎重にな。シュライン」
「判ってる。ここで焦ったら元も子もないなものね」
 こちらはパジェロの車内の会話である。
 起伏の多いコースだからとパジェロを選んだ二人だが、いまのところ車種による有利不利は生まれていない。
 燃費の悪いアメリカ車のファイアーバード。
 電気系統の弱いイタリア車のランチアストラトス。
 ラリーカーとしては少し物足りないインプレッサ。
 いずれも一歩も退かず戦っている。
 否、峠で差を付けられぬとしたら、パジェロが最も不利になるかもしれない。
 あるいは復路は、日勝峠経由で賭博に出るか。
「おっと、焦りは禁物、禁物」
 軽く頭を叩くシュライン。
 スタートから六時間あまり。
 本当に苦しくなるのは、復路の後半だろう。
 いまは牙を研ぎ、爪を磨き、チャンスを待つのだ。


 折り返し地点を通過したとき、すでに北の島には夕闇が迫っていた。
 そしてそれは、さらなる困難を参加者たちに与える。
 後半戦はナイトバトルになるだろう。
 ただ、その前に、彼らはもう一つの敵と戦わなくてはならない。
 すなわち、夕日だ。
 復路は、東から西へと向かって駆け抜けるのだ。
 ということは、日が沈むまでの間は、常にフロントガラスに夕日が映るということになる。
「計算していたより、ずっと激しいですね」
 斎が呟く。
 サングラスをかけて直射日光が目にはいるのを防いではいるが、やはり眩しいものは眩しい。
 それに、周囲は徐々に暗くなってきているのだ。
 サングラス越しの運転は、なかなかに厳しくなってきている。
 速度を落とさざるをえなかった。
 もちろんこれは、他の車両も同じである。
 無理にスピードを上げれば事故に繋がる。ここまできてリタイアしたくないのであれば、ある程度のスピードダウンはやむを得ない。
「作戦変更よ。武彦さん」
「日勝峠を抜けて、千歳を経由せずに苫小牧に入るんだな?」
「そういうこと。夕張から一気に南に下るわ」
「少しばかりロスが出るな。距離的に」
「仕方ないわ。このまま西に向かって走ってても日が沈みきるまでに後二時間はかかるもの」
「たしかにな」
 簡易作戦会議を終えたパジェロが、大きく右に進路を変える。
 大胆な作戦である。
 むしろ賭博の要素が強い。
 だが、どこかでギャンブルに出なくてはいけないのなら、それが今であるようにシュラインには思えたのだ。
 日が沈まぬうち日勝峠という難所をクリアする。
 これは、進路を西に取らないという利点があるだろう。
 しかし間に合わなければ、北海道屈指の難所を夜に駆けることになってしまう。
 そういうギャンブルだ。
「どうします?」
 ランチアストラトスの車内、九尾が信頼するパートナーに尋ねた。
 草間チームを追走するか、という問いである。
「やめておきましょう」
 奈菜絵の返答は短い。
 軽く頷く九尾。
 一言で、完全に真意を理解することができた。
 日勝峠は、万年雪に閉ざされた難所だ。さすがに道路は乾いているだろうが、極寒であることに変わりはない。
 ランチアストラトスは素晴らしい車体ではあるが、やはり電気系統に不安が残る。
 パジェロのようなマシンとは違うのだ。
 もし万が一、峠の途中でトラブルが起こったら、
「峠ではまともな修理もできません」
 奈菜絵の言葉。
 堅実で、隙のない運用法だ。
 満足げに頷いて、ナウマン街道に突入する九尾。
 峠の攻略に時間をかけるよりは、直線路で距離を稼ぐ。
 冷静な二人が選んだ作戦だった。
「ま、順当な作戦ではあるがな」
「俺たちはどうします?」
「ストラトスを追いかけるさ」
「ですね」
 ファイアーバード。
 この車両の欠点は、やはりアメリカ車ならではの燃費の悪さだ。
 斎の計算では、ゴールにたどり着くまで、あと二回の給油が必要である。
 うち、一回は予備の燃料を使うことになるだろう。
 これは最終給油。
 おそらく場所は伊達紋別あたり。そこから函館までなら予備の二〇リットルで充分だ。
 それでも、他の車両に比較して一回分給油が多くなるという事実に変わりはない。
 補給にかかる時間はおよそ十分。この分のロスをカバーするのは斎とサトルの腕しかない。
 となれば、無理に峠を攻めるより直線路の多い南回りを進むべきだろう。
 まず無難で順当な判断だった。
 そして、その順当さに感応しないチームもある。
「‥‥インプレッサが追走してくるわ」
 シュラインが苦々しく呟いた。
 バックミラーには紅い車両が映っている。
「驚いてるらしいぜ」
「でしょうね。こっちが寒冷地仕様車を使ってることまでは気づかなくて当然だもん」
 笑い合う巫と綾。
 彼らはギャンブルに出ているわけではない。
 はじめから、日勝峠は使う予定だったのだ。
 この一点のために、寒冷地仕様の車両を用意したのである。
 奇しくも草間チームと同じ作戦になってしまったが。
「さてさて。武さんたちはどう動くかな」
「峠に入ってからよ。仕掛けは」
「だな。その方がパジェロらしい」
 エンジン音を轟かせて、パジェロとインプレッサが難所に突入する。


「なんてこった‥‥」と、草間。
「やりますね‥‥」と、九尾。
「さすが‥‥」と、斎。
「差はつかなかったみてぇだな‥‥」と、巫。
 四人のドライバーが、同時に呟いた。
 長万部。
 ここからゴールの函館までは、ほぼ一本道だ。
 手を変え品を変えた、虚々実々の作戦を取ってきた彼らだが、結局のところ他の車両を引き離すには至らなかった。
「ここからは、腕と性能の勝負‥‥か」
 シュラインの微笑。
 疲れ切ってはいたが、晴れやかな。
 為すべきことはすべて為した。
 小細工は、もう終わりだ。
 正面から腕を競い、勝ち残ったものが勝利者だ。
「武彦さん! 行くわよっ!!」
「任せとけ!!」
 パジェロが疾走する。
「サトルさん!」
「判ってる!」
 ファイアーバードが、文字通り火の鳥と化して驀進する。
「今です!」
「了解!!」
 神岡ターンで前に出ようとするランチアストラトス。
「ハイジ!」
「いかせねぇぜ!!」
 フルスロットルを叩きこまれたインプレッサが、夜の闇を切り裂く。
 意地と意地。
 技と技。
 パワーとパワーが鎬を削り。
 深夜の国道五号線を極彩色に飾り立てる。
 五〇キロメートル先あるチェッカーフラッグを目指して。
 勝利の栄冠をその手に掴むために。
 ファイアーバードが。
 パジェロが。
 インプレッサが。
 ランチアストラトスが。
 すべての性能と、絶倫の腕前を発揮しつつ。
 古代の闘技場を駆けるチャリオットのように。
 沖天に輝く月が、騒音に辟易しながら勝負の行方を見守っていた。


  エピローグ

 北海道横断ラリー。
 今年の大会では、異様な事態が起こった。
 優勝チームが四つでたのだ。
 最後は写真判定にまでおこなわれたが、優劣は決しなかった。
 とはいえ、出場七五チーム中、四二チームが脱落するという過酷なレースの中で勝ち残り、最初にチェッカーフラッグを振られた彼らは、充分に賞賛される資格を持つであろう。
 記念写真。
 疲れたような、照れたような。
 そして満足げな微笑を浮かべた四組八名の選手が映っている。








                         終わり


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0143/ 巫・灰慈     /男  / 26 / フリーライター 浄化屋
  (かんなぎ・はいじ)
0164/ 斎・悠也     /男  / 21 / 大学生 ホスト
  (いつき・ゆうや)
0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)
0332/ 九尾・桐伯    /男  / 27 / バーテンダー
  (きゅうび・とうはく)

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■         ライター通信          ■
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お待たせしました。
「激突! 魔ラリー!!」お届けいたします。
きっと、みんなしばらく腰が痛かったことでしょう☆
如何でしたか?
楽しんでいただけたら幸いです。

それでは、またお会いできることを祈って。