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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


調査コードネーム:怪盗vs怪奇探偵
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :草間興信所
募集予定人数  :1人〜6人

------<オープニング>--------------------------------------

「平成の大泥棒」
 なんだか怪しげな見出しが新聞の一面を飾っている。
 まあ、アイドル歌手が結婚したくらいで号外が出るような国だから、べつに珍しいことでもないのだろう。
 草間武彦が溜息をついた。
 まったく、日本は平和だ。
 そのうち裏のばーさんが転んだくらいで新聞のネタになるかもしれない。
 と、電話が鳴る。
「はい。こちら草‥‥」
『草間さん。ちょっとお力を貸していただこうと‥‥』
 名乗り終わらぬうちに、先方が話を切り出した。
「やっぱりな‥‥」
 ふたたび溜息をつく怪奇探偵。
『おや?』
「あのなぁ稲積。それこそ警察の領分だろうが」
『草間さんは喜ぶと思っていましたが。怪盗ですよ怪盗。アルセーヌ・ルパン並の』
「うそつけ」
『ホントですって、なんと予告状まで送りつけてきたんですから』
 犯罪者というものは、基本的に自己顕示欲が強い。
 自分のやったこと、やろうとしていることを言わずにはいられないのだ。
 その点は、草間にも理解できる。
 ただ、警視庁に予告状を送ったとなると冗談では済まないだろう。
 よほど自信があるのか、それともただのバカか。
 後者であれば、わざわざ警視庁刑事部参事官が助けを求めるはずはない。
「‥‥何度出し抜かれた?」
『正直に言いましょう。もう四度目です。つぎにやられたら、警察の威信は丸潰れなんですよ』
「だろうな‥‥」
 頷きつつ、草間の脳細胞が高速稼働を始める。
 警視庁を出し抜けるほどの大泥棒。
 相手にとって不足はない。
「で、今度は何を盗むって言ってきてるんだ?」
『青花蓮池魚藻文壺』
 重要文化財だ。
 時価にして一〇億円と言ったところだろう。
「判った。俺も警備に加わろう」
 草間が言った。
 新聞の片隅に、「怪盗ペガサス」の名が踊っていた。







※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日と木曜日にアップされます。
 受付開始は午後8時からです。


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怪盗vs怪奇探偵

 エアコンディショニングの風が、事務所に参集したメンバーの髪を撫でる。
 七人。
 年齢も経歴もばらばらなチームである。
 それは良いのだが、
「野郎率が高い‥‥」
 デスクにふんぞり返った草間武彦が呟く。
 たしかに、生物学上の女性は二名しかいない。
 シュライン・エマと海原みあおだ。
 しかも蒼い目の事務員はともかくとして、銀髪の少女の方はまだ小学生だ。
 ロリコンのレッテルを貼られたくないのであれば、手を出すべきではないだろう。
「色気もくそもありゃしな‥‥ぐげぶはっ!!??」
 蹴り上げられる白い足。
 吹き飛ぶ怪奇探偵。
 むろん加害者はシュラインだ。
「バカですね」
「ああ。バカだ」
「雉も鳴かずば打たれまい、という諺もあります」
 壁際に沈んだ草間を激励するのは、斎悠也、武神一樹、九尾桐伯の三人だ。
 幾度も怪奇探偵と一緒に難事件怪事件を解決してきたトリオである。
 これに、今回は露樹故というマジシャンが加わる。
 どうして魔術師かというと、
「この手の事件には小学生と魔術師が付き物なんだよ」
 よろよろと立ちあがった草間が、適当なことを言った。
「ちっ」
 舌打ちするシュライン。
 どうやら威力が足りなかったらしい。
「ちってなんだ? ちって!?」
「べつにー」
「しくしく。シュラインの愛はその程度のものだったのか‥‥」
「おつりがくるでしょ?」
 じゃれあってる。
 誰の迷惑になることでもないので、飽きるまでやらせておいて問題ないだろう。
「ようするに、人数を増やして依頼料を増額させたかっただけだろうな」
「でしょうね」
「かなりの線で同意見です」
 武神の言葉に、九尾と斎が頷く。
 そして、カメラだの色紙だのを用意しているみあお。
 緊張感という単語は、数百光年の彼方まで旅に出てしまったらしい。
 まあ、平成の世に怪盗などといわれても、あまり本気にはなれないだろう。
「で、実際の警備体制はどうなってるんです?」
 露樹が言った。
 さすがにステージ衣装ではなく、ラフな普段着だ。
 ちらりと斎が視線を送る。
 金色の瞳をもった大学生ホストとしては、露樹の存在に無関心ではいられない。
 血の呼び声、という。
 とはいえ、個人的な事情を忖度しないのが怪奇探偵の流儀である。
 ごく短時間、青年たちの視線が絡み合っただけだ。
 斎の肩に、九尾がぽんと手を置く。
「いずれにしても、これまで盗まれたものについても調べなくてはな」
 武神が言った。
 彼の言葉は、おそらく幾人かの精神状態に救いを与えたことだろう。
 斎と露樹が、小さく息を吐く。
 まったく、調停者とはよくいったものだ。
「でもぉ」
 人間関係の機微には頓着しない少女。小学生のみあおが口を開く。
「そういうのって、警備じゃなくて捜査っていうんじゃー?」
 正論である。
 子供の一言によって、大人の肺腑が抉られることが往々にしてある。
 それは、痛いところを確実に突くからだ。
「‥‥敵を知り己を知れば百戦して危うからず、だ」
 難しい言葉を使ってみせる武神だったが、残念ながら、甘めに評価しても負け惜しみの領域を出ていないようであった。


 怪盗ペガサスと名乗る輩が盗んだ物は、これまでに四点。
 いずれも美術品だ。
 それも、重要文化財クラスのものばかり。
「ふむ‥‥これは迂闊だったかもしれんな‥‥」
 警視庁から借りたリストに目を通しながら、武神が腕を組む。
 これほどの逸品が闇市場に出回ることはない。
 さばけないのだ。
 簡単に足がつくから。
 考えてみると、もっとありふれているものの方が売りやすい。
 たしかに金額的には見劣りするが。
「ということは、ペガサスとやらは金銭そのものには興味がないのかもしれませんね」
 九尾が言う。
 抽象的な台詞だったが、一瞬未満の時差で全員が正確に理解した。
「コレクターってことになるわね」
 確認するシュライン。
 逆に厄介ではある。
 裏流通のルートから犯人に辿りつくのが困難になるからだ。
「あるいは一つの可能性として、コレクターに雇われているっていうのもありますね」
 微笑を浮かべたまま言う露樹。
 可能性は低くないように思える。
 が、
「だとしたら、予告状を出すのはどうなんだろ?」
 みあおの言葉。
 盗犯に限らないが、犯罪の理想型は「目立たない」ことである。
 できれば、事件があったことすら気づかれないのが望ましい。
 完全犯罪とは誰にも知られない犯罪のことだ。
 という標語もある。
 純効率的にいっても、犯罪が露見するのは遅いほどよい。
 むろん、犯罪者側の立場に立った考えだ。
 初動捜査が遅れることで、犯人の検挙率は加速度的に低くなるものだ。
「だからこそ、警察には機動捜査隊ってのがあるんですけどね」
 斎の説明である。
 機動捜査隊とは、刑事たちが現場を訪れるより速く行動し、事件現場の保存と初期捜査をおこなう部署だ。
 文字通り機動力に優れ、鑑識班なども抱えている。
 たとえば刑事ドラマなどで、主人公が現場に駆けつけたときすでに黄色いテープが張られ、刑事課以外の連中がうろうろしている様子が描写される。
 あれが、機動捜査隊である。
 じつのところ、日本警察の高い検挙率は、機動捜査隊の優秀さによってもたらされているといって良い。
 したがって犯人の取るべき道は、いかに初動捜査を遅らせるか、という一点に集約される。
 証拠を隠し、痕跡を消し。
「だが、それでもこの国の警察は優秀だ。なんらかの形で犯人に繋がるものを見つけ出す」
「その割には、最近は未解決事件が多いですけどね」
「犯人が警察より優秀なんだろうよ」
 シニカルな会話を繰り広げる九尾と草間。
 まあ、勝敗とは常に相対的なものだ。
 ようするに相手を一枚でも上回れば良いのである。
 絶対的に強い必要はない。
「話がそれてるぞ」
 やや強引に武神が軌道を修正した。
「つまり、予告状を出すなんて、わざわざ自分の不利を導いてるってことよね」
「うん」
 もしもペガサスがクライアントからの依頼を受けて動いているとすれば、そういうリスクを犯すはずがない。
 みあおの言いたいことは、そういうことである。
「でも、宣伝ってこともあるかもです」
 穏やかに露樹が反論する。
 だが、斎がゆっくりと首を振った。
「それではクライアントが納得しないでしょう。ペガサスの売名に協力してあげる理由は、どこにもないんですから」
「たしかに」
 ペガサスが捕まった場合、クライアントまで捜査の手が及ぶ。
 そんな条件を、たとえコレクターでも呑むはずがない。
 となれば、
「やっぱり、ペガサスは自分の意志と判断で動いてるんでしょうね」
 腕を組むシュライン。
 結局のところ、側面からの調査は断念して警備にのみ集中すべきだろうか。
 態度を決めかねたように恋人を見る。
「武彦さん‥‥」
「いざ対決となれば、いくらでも小細工はできるさ。罠を用意することもな」
「草間。参考になるか判らんが、一つだけはっきりしたぞ」
 横から口を挟む武神。
「いままで盗まれたのは、いずれも元代のものだな」
 骨董に詳しい調停者ならではの発見だった。
 単純に価値としてみれば、元代のものより宋代のものがはるかに高い。
 青磁馬蝗斑や黒釉油滴天目碗に、青花釉裏紅大壺。
 一口にいって国宝級の代物が名を連ねているのだ。
 にもかかわらず、ペガサスはひたすらに元代の美術品を狙う。
 何故か?
「警備が緩いから、ではないですよね。やっぱり」
 斎が笑った。
 警備の緩さを狙うなら、わざわざ予告状など出さない。
 となれば、
「なにか思い入れがある、と考えるのが妥当ですか‥‥」
 繊細な指で下顎を撫でる九尾。
 元。
 すなわちモンゴル帝国は、騎馬民族であった。
 だからこそ、天馬(ペガサス)を名乗っているのかもしれない。
 現状、推理の域を出ないが。


 大阪市立東洋陶磁美術館。
 青花蓮池魚藻文壺が所蔵されている美術館である。
 怪奇探偵たちは警視庁の要員たちとともに警備についていた。
 このあたりは管轄(なわばり)関係なしで動ける警視庁がバックにいるのが心強い。
「というより、稲積家の力というやつか」
 調停者が苦笑する。
 一応、議会制民主主義を尊しとする日本だが、「家」の力は存在する。
 もちろん公然としたものではないが、稲積の名の影響力は警察組織全体に及んでいる。
 この点は、調停者の本家もたいして違いはないが。
「あとは、この音を全部憶えるだけね」
「俺は外回りをちょっと見てくる」
 シュラインと草間の会話。
 べつに背負うべき家名もないふたりは、自分の智恵と勇気と能力で勝負だ。
 蒼い目の美女は、その聴覚と記憶力で。
 黒髪の探偵は、推理力と論理思考力で。
 互いに短所を補い長所を伸ばす。
 二人がコンビを組むようになってから、ずっと守られてきたことだ。
「これでよし、ですね」
「こっちも終わりました」
 絹糸よりも細い鋼糸を張り巡らせた九尾と、蛍火の符をあちこちに貼った斎。
 前者は侵入を防ぐ為。
 後者は急に照明を落とされたときの備えである。
 みあおはといえば、カメラだの色紙だのを用意して万全の構えだ。
 もちろん捕縛のためでも警備のためでもない。
 ひとえにミーハー魂の産物である。
 感心するほどに。


 月光が、仄白く照らす。
 美術館の屋根。
 音もなく降り立った影。
 まるで体重など持たぬもののように。
「やはり、こっちに現れましたね。怪盗ペガサス」
 唐突に闇から声が響く。
 やがて姿を見せたのは、漆黒のタキシードをまとった露樹だった。
 衣装だ。
 そう。
 彼にとって、ここはステージなのだ。
 ギャラリーもなく喝采もないが。
「なんとかと煙は、高いところが好きだといいますからね」
 嘲弄しつつ、懐からトランプを取り出す。
 氷の刃が仕込まれたカードだ。
 投降を勧めても無駄だということは、考えるまでもない。
 カードを投げつける。
 ダメージを与えて捕縛するしかなかろう。
 すっと影が動いた。
 一言も発せず。
 ぱらぱらと屋根に落ちる危険なトランプ。
「くっ!」
 露樹が突進する。
 視力の良い彼には、ペガサスが鞭をふるったのが見えていた。
 つまり、この間合いでは不利である。
 最接近して格闘戦に持ち込む。
 一瞬でそこまで判断したのは、さすがというべきであろう。
 だが、
「なっ!?」
 マジシャンの拳が掴んだのは、空気だけだった。
 無数の桜の花弁が宙に舞っている。
 ペガサスの姿は‥‥消えていた。
「なんてやつ‥‥」
 無念の臍をかむ露樹。
 手品師が手品にしてやられるとは‥‥。

「来たっ!!」
 みあおが指をさす。
「なんと‥‥」
 九尾がうめいた。
 何処からともなく降ってきた怪盗が、彼の張り巡らせた鋼糸の上に立っていたのだ。
 鉄板をも切り裂く鋼の糸の上に。
 とても人間業とは思えない。
 一斉に警官たちが制式拳銃を構える。
「撃つなっ!」
「任せてください!」
 武神と斎の声が重なる。
 この状態で発砲などしたら、まさにペガサスの思うつぼだ。
 だから、大学生の技が有効なのだ。
 無数の光り輝く蝶が、怪盗に襲いかかる。
 瞬間。
 ペガサスの姿が消え、膨大な量の桜吹雪が舞った。
「しまった‥‥」
 それは、誰の声だったのか。
 目眩ましである。
 降りしきる花弁のなかでは、ペガサスの姿を捉える事ができない。
「なんで音がしないのっ!?」
 パニックを起こしかけるシュライン。
 聞こえないのだ。
 足音も、息づかいも。
 近くにいるはずなのに。
 不思議というより、不可解だった。
 そのとき、何処からか飛来した鞭が、青花蓮池魚藻文壺を絡め‥‥。
 とらなかった。
「どこにいるか、が問題ではない。何を守るかが問題なのでな」
 左腕に鞭を巻き付けた武神の言葉。
 誰もが桜吹雪に目を奪われた一瞬。
 彼だけが壺から目を離さなかった。
 だから、飛んできた鞭に自分の腕をつかませることによって、ターゲットを守ることができたのだ。
「年貢の治め時だ」
 ぐっと腕を引く。
 重い‥‥。
「なに‥‥?」
 唖然とする調停者。
 鳴り響くガラスの破砕音。
 流れ込む夜風。
 即席の霧が晴れると、鞭の先には、
「‥‥銅像に括りつけたか‥‥」
 苦々しく呟く。
「どうやら、逃げたようですね」
 ほっと息を吐き、稲積が近づいてきた。
 犯人を捕らえることができなかったものの、青花蓮池魚藻文壺は守られたようだ。
 警察の威信も。
「まあ、百点ではないがな」
 武神も苦笑した。
 なんとも鮮やかな手際だった。
 これほどの能力者が揃っていて、ぎりぎり守れた、というところだろうか。
「‥‥えいっ!」
 横合いから、突然シュラインが稲積にタックルする。
「なっ!?」
「稲積さんの息づかいとは違うわっ! 怪盗ペガサス! 観念しなさい!!」
 腰に組み付いたまま叫ぶ。
 はっとしたように、仲間たちが壺の周囲を固める。
 オーソドックスな手段だ。
 退いたように見せかけて油断を誘う。
 しかも、あれだけ派手な立ち回りを演じたあとでば、たいていは緊張の糸もゆるむだろう。
 だが、蒼い目の美女の聴覚までは、騙しきれなかったようだ。
「くっ!」
「きゃっ」
 はじき飛ばされるシュライン。
 捕縛しようとしていた草間が軌道を変え、恋人の身体をキャッチする。
「バカっ! 私よりペガサスを」
 内心の嬉しさを隠して、シュラインが叱咤する。
 弾かれたようにカメラのフラッシュを焚くみあお。
「ちっ!」
 とっさに顔を隠し、背を向けて逃亡を開始するペガサス。
 警官たちが後を追う。
 今度こそ本当の逃亡のようだ。
 煙玉がはじけ飛び、警官の怒号が遠ざかってゆく。
「あー これは逃げられたっぽいですねぇ」
「ですねぇ」
 それでも警戒を解かず、壺の周囲を守っている九尾と斎が、苦笑を交わし合った。
「お手柄だったな。みあお」
 鞭をほどいた調停者が小学生の頭を撫でる。
 どうやら幕引きのようだ。
 犯人検挙は警察の責任。
 探偵たちの仕事はここまでである。
 柱時計が時を告げる。
 予告日が、過ぎ去ったのだ。
「俺たちの勝ち、で良いのかな‥‥」
「ペガサスは去り、壺も無事。まあ勝利でしょうね‥‥」
 恋人に抱かれたシュラインが、言葉を紡ぐ。
 納得はできていないようだった。
「‥‥そうだな」
 同様の表情の怪奇探偵。
「で? いつまで抱いてるつもり?」
「嫌だっていうまで」
「そういうのは、プライベートルームでやって欲しいよねぇ」
 呆れたようにみあおが言った。
 苦笑する仲間たち。
 六〇〇年の刻をふった古い壺が、苦笑を浮かべながら見守っていた。


  エピローグ

 後刻、パンツ一丁で縛られている警察官僚が、トイレで発見された。
 警察はともかく、彼の威信は、どうやら守られなかったようである。












                         終わり


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)
0173/ 武神・一樹    /男  / 30 / 骨董屋『櫻月堂』店主
  (たけがみ・かずき)
0164/ 斎・悠也     /男  / 21 / 大学生 ホスト
  (いつき・ゆうや)
0332/ 九尾・桐伯    /男  / 27 / バーテンダー
  (きゅうび・とうはく)
0604/ 露樹・故     /男  /819 / マジシャン
  (つゆき・ゆえ)
1415/ 海原・みあお   /女  / 13 / 小学生
  (うなばら・みあお)

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■         ライター通信          ■
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お待たせしました。
「怪盗vs怪奇探偵」お届けいたします。
ごらんの通り、謎がいくつか残りました。
ペガサスの正体も明らかにならないままです。
まあ、それは次回の講釈で☆
楽しんでいただければ幸いです。

それでは、またお会いできることを祈って。





☆お知らせ☆

5月1日(木)、5月5日(月)の新作アップは、著者、私事都合によりお休みさせて頂きます。
ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。