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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


レッスン2・探偵になろう − 調査編 −


------<オープニング>--------------------------------------


「ルート、ほれ仕事だ。」
 草間武彦にぽんと書類を渡され、片翼の悪魔であるルートはきょとんとした。
「え? 仕事? 俺に??」
 日々草間の助手として認められようと苦労しているが、なかなか上手くいっていないのが現状だった。ルートは咄嗟に何のことだか分からず、あわあわとおかしな動きをしている。
「そう。浮気調査。頑張れよ〜。」
 言いながら上着を羽織り、草間はそそくさと出かけて行ってしまった。ルートは草間の行動を全く気にせず、自分の使命に燃えていた。
「よっしゃ! やってやるぞー!!」
 喜びのあまり、部屋中を飛び回った。



 依頼人 : 松川比沙子(26歳)・女
 依頼内容: 彼氏の菅原公孝が浮気をしているかどうか。
 根拠  : ・他の女性と楽しげに喋っている夢を見る。
       ・名前を呼んでくれない。
       ・一緒にいても楽しくなさそうに見える。
       ・ふっと遠い目をすることがある。


「……はあ?」
 書類に目を通し、ルートは首を傾げた。
「何か変な内容だなあ。」
 とにかく詳しい話を聞こうと、人間に化けて、比沙子の元へとやってきた。なんだかとてつもないお屋敷で、ルートは唖然とする。
 一体どこから草間の名前などを知ったのだろう。その気になれば、あらゆる手段を取れそうである。 連れてこられた部屋は少し肌寒い気がした。
「いらっしゃい。これが彼氏の公孝よ。浮気してないか、しっかり調べてね。」
「え…………。」
 比沙子が示したのは一見棺にも見える箱である。
 ガラスがはめ込まれた場所を覗きこんで、さすがのルートも硬直した。
「これってもしかして……。」
「そう。冷凍保存してるの。ちょっと病気でね。医療の進歩を待っているのよ。」
 にっこりと笑ってそう言うお嬢さまが信じられない。
「ちなみに、私の力で彼の頭の中に送ってあげることが出来るから。私、いつもそうやって公孝とデートしてるのよ。」
 ルートはふらりとした。さすが草間興信所に持ち込んだだけある。わけの分からない話に、きっぱりと宣言した。
「一人じゃ無理!」


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 草間興信所を訪れたシュライン・エマは、主である草間武彦がいないことに首を傾げた。煙草でも買いに行ってるのかと思ったが、しばらく待ってみても帰ってくる気配はない。不思議に思いながらも、シュラインは自分の仕事を順調にこなしていた。
「こんにちは。」
 しばらくすると、斎・悠也(いつき・ゆうや)がやってきた。シュラインと同じく、人口密度の低さに眉を顰める。
「せっかくルートに苺のミルフィーユ作ってきたんですけど……誰もいないんですか?」
「みたいね。」
「珍しいこともあるんですね。もしかして、武彦さん夜逃げですか?」
「冗談にもならないからやめてくれる?」
「おや。すみません。」
 機嫌の悪いシュラインに気付いて、悠也はさっと身を引いた。待っていれば誰かしら来るだろうと思って、冷蔵庫の中にミルフィーユを仕舞う。
 ジリリーンと電話が鳴り、シュラインが受話器を取った。
「こちら草間興信所ですが。」
「シュライン? ちょっと大変なんだよー。どうしたらいい?」
「あら、ルート。どうしたの?」
「どうしたもこうしたも。武彦がさー。」
 電話口で長くなりそうなルートに、シュラインはあっさりと告げた。
「先に帰ってらっしゃい。」
「分かったー。みなももいるし。」
「え?」
 なんでもみなもちゃんがいるの?と聞く前に、ルートが空間移動で帰ってきた。
「ルート、いつまで経ってもそれに関しては聞く耳を持たないんですね。」
 悠也が半眼で言うと、ルートはぶんぶんと首を横に振った。
「ちゃんと周りを見て、誰かに見られてないか調べたし、みなもにも飛ぶって言ったぞ。なあ?」
 助けを求めるように、連れてきた海原・みなも(うなばら・みなも)を振り返る。
「ええ。ルートさんと偶然道で出会って、困ってらっしゃるみたいでしたので、とりあえず興信所の方に電話してみればいいと忠告したのもあたしですし。」
 シュラインは遅まきながら受話器を置き、ルートを振り返った。
「さて、何があったのか話してもらいましょうか。」
 話を聞き終えて、シュラインはルートをぎゅーっと抱きしめた。
「武彦さんには後できっちりしぃーーっかりとお仕置きしましょうね。」
 悠也はルートの頭をぽむぽむと撫でる。
「それは賢明な判断でしたね。この間のご褒美、差し入れに苺のミルフィーユ作ってきてありますよ。一緒に行きますから、依頼を片付けて帰ったら食べましょうね。」
「え? だってそれ、前の依頼の時のご褒美の奴だろ? 今回の依頼と一緒くたかよ!」
「おや、ルートはせっかくの助手昇格の機会を棒に振ってミルフィーユを食べるって言うんですか?」
「うっ……。」
 ルートはささやかな怨みを込めて、悠也を睨みつけた。悠也は涼しげにそれを流した。
「とりあえず、比沙子さんのところへ行って詳しい話を聞いてみましょうか。」
「そうですね。」
 全員の賛成から、比沙子と公孝の元へ行くことになった。



「突然出て行ったから、依頼を受けてもらえないのかと思ったわ。」
 比沙子はにこやかにルートたちを迎えた。案内された部屋に置いてある棺桶状の箱に、シュラインとみなもは目を伏せた。
 悠也は一歩前歩み出て、公孝を覗き込んだ。
「冷凍保存なんてすごいですね。どうやってやったんですか? 比沙子さんの能力なのですか?」
「いいえ。ただ単に我が松川家の財力よ。」
「どういう経緯か教えていただけませんか?」
「公孝が事故にあって重体になったの。愛する人を失いたくない一心で……。当然のことをしたまでだわ?」
 どこか勝ち誇ったように言われて、悠也はそれ以上の経緯を聞くことを諦めて後ろに下がった。
「あのう……。要するに彼は病気の治療もしく治療法確立のために眠っているんですよね。で、お二人の出会いは? どんな場所だったんでしょうか?」
 出会い場所って少ないような気がするのだけど、と思いながらみなもが尋ねた。
「そうね。あれは花の咲き誇る広大な花畑だったかしら。」
「嘘付け。」
 間髪いれずに、ぼそっとルートが呟いた。とりあえず聞かなかった振りをしたが、ルートの意見は正しいと思われる。うっとりと夢見がちな比沙子は真面目に受け答えをしているようには見えない。
「もしかして、デートはその思い出の花畑ってことじゃないわよね?」
 シュラインが恐る恐るそう尋ねる。比沙子の印象から、公孝を買い物に引きずり回すようには思えなかった。何しろ大層なお嬢様だ。街中で買い物なんてしないだろう。
「二人きりばかりなら名前呼ぶ必要にそれ程駆られないし、マンネリ化に飽きてるとか。」
「そんなわけないじゃない。2人は常にハッピーハッピーよ。別に年中花畑でも構わないでしょ。」
「……この2人って本当に恋人?」
 げんなりとシュラインがぼやく。ほら見ろとルートはこそっと窺い見てきた。
「あの、その夢の中に出てくる女性に心当たりはありませんか?」
 みなもは健気に質問を続ける。
「ないわね。あんな女知ってたら、私自ら制裁を加えに行っているわ。」
「共通のご友人とかいらっしゃらないんでしょうか? あと、最後に彼のあなたが知っている範囲でいいですから性格や趣味を教えていただけませんか?」
「それと彼の病気やご実家、仕事、出身校等の情報を頂きたいわ。」
 シュラインがみなもの後に追加した。
「そんなに一度に聞かないでよ。共通の友人なんていないわ。それに彼のことは詳しいことは知らないの。」
「はあ?!」
 ルートが素っ頓狂な声を上げた。意味が分からない。
「恋人同士なんじゃないの?」
 心底げんなりとシュラインが呟いた。みなももがっくりと肩を落としている。
「だって、本当に分からないんだもの。」
「その財力があれば、調べるくらいできるんじゃないですか?」
「興味ないから調べないの。」
 比沙子は悠也の詰問にも大して興味を惹かれないようだった。
 シュラインは目的としていた自分の当てがすっかり外れてしまった。
「これはもしかしなくても、公孝さんの頭の中に入るしかないのね。……入りたくないんだけど。本当に入りたくないんだけど……。」
 悠也もげんなりと頷く。
「そうですね。私も入りたくないんですが……。比沙子さん、もし、公孝さんが浮気をしていたり、精神を病んでいる場合、解放して別れる事と、話し合ってこの状態を保つ事どちらをお望みでしょうか?」
「そうね。それは公孝の希望によるわ。私は別れたくないけれど……あまりに公孝が衰弱しているようだったら身を引くわ。」
「そうですか。……ちょっと見直しましたよ。」
 比沙子の性格からいくと、駄々をこねられると思った悠也は本当に感心していた。事実どういう態度に出るかは分からないが。
「ところで、どうやって頭の中に入るんでしょう?」
 みなもが全員の疑問を口にした。比沙子はあっさりと答える。
「簡単よ。みなさんは眠ってもらうだけ。あとは私が処理するから安心して。」
「他に、公孝さんの中に入れる方がいらっしゃったりするのでしょうか?」
「さあ、それは考えたことはなかったわ。でも、私の力では公孝に触れていないと自分や他人を送り込むことはできないから、同じ能力者なら、無理だと思うけど。」
 悠也の質問に答えながら、比沙子はぱたぱたと手を振って、にこにこしている。
「とりあえず、送るから目を閉じてリラックスしてちょうだい。」
 どう贔屓目に見ても、他人を公孝の頭の中に送り込みたくて堪らない様子だった。



 そこは一面の花畑だった。ただ夢の中であることを示すように、地平線がぼんやりと霧に包まれている。空も青空というよりは白い雲がかかっており、主の元気のなさが窺えた。
「すげー。夢の中ってこんなんなってんだな!」
「本当にすごいですね。」
 初めての体験に、ルートとみなもはわくわくしている。
「確かに簡単ですね。比沙子さんがどのように力を使ったのかは分かりませんが。」
「そうね。」
 気の乗らなかったシュラインは悠也にもなおざりな返答しかせず、興味なさそうに周囲を見回している。
 花畑の真ん中辺りでぼんやりと腰を下ろし、虚ろな瞳をしている青年を見つけた。
「公孝さんですか?」
 恐る恐るみなもが声をかける。青年は少し首を傾げて考え込んでから、ようやく頷いた。
「どうしたのかしら? 一瞬、自分のことが分からないみたいだったけど。」
 シュラインが訝しげに眉を顰める。みなもも心配になってさらに続けた。
「松川比沙子さんって知ってます?」
 公孝はやっぱり少し首を傾げて考え込んでから、首を横に振った。
「……知らないな。」
「…………どういうこと? 恋人同士じゃないの?」
「恋人?」
 逆に公孝に怪訝そうな顔をされる。
「俺の恋人は時々ここに現れる少女だよ。……名前はどうしても思い出せないんだけど。」
「何故でしょう?」
 みなもが心配そうに公孝を覗き込んだ。
「事故の後遺症じゃねえの?」
 ルートは至極当然のことのように肩を竦めて見せる。悠也がぽんと手を叩いた。
「そういえば、書類では、最近名前を呼んでくれなくなった、ではなくて、名前を呼んでくれない、でしたね。」
「ということは、比沙子さんの名前を忘れてしまったのね?」
「さあ?」
 ルートは面倒臭そうにそっぽを向いてしまう。
「一体どうしたんですか、ルート?」
 悠也が一気に機嫌が悪くなったルートを窺おうとした瞬間、公孝が跳ね起きた。
「彼女だ……。」
 そう呟いて花畑の一角を凝視している。その視線を追って、全員が目を見開いた。
「何ですか、あれ……。比沙子さんじゃありませんよ?!」
「どういうこと?」
「例の浮気相手ですかね。」
 彼女が手を振る。公孝も笑顔で手を振り返して、彼女の元へと駆け去って行ってしまった。
「ちょっと! まだ聞きたいことがあるのに。」
 シュラインの静止の声も聞こえた様子もなく、公孝と彼女はどこかへに消えてしまった。
「あ〜あ、これからどうすればいいの?」
「でも、何かやばそうな雰囲気ですね。本当に浮気じゃないですか。」
「比沙子さんのことは知らないみたいでしたけど。」
 う〜んと3人で唸って、嫌な考えにたどり着いた。
「…………これってもしかして……。」
「比沙子のほうが横恋慕してんだろ。」
 あっさりと恐ろしいことをルートが口にする。
「それ、確証あるんでしょうね、ルート。」
「普通に比沙子の財力でやりそうじゃん。」
 言われてみれば、心当たりが多すぎる。
「名前を呼ばなかったのも、初めから比沙子さんの名前を知らなかっただけってことですか。」
 ボソっと悠也が呟いた。完全に考え違いをしていたようだ。
「じゃあ、公孝さんの本物の方の彼女に聞いてみれば分かるんじゃないかしら?」
「無理だよ。あの人死んでるし。」
「え?!」
「だって、あの人の気配、現実世界から感じない。多分、2人で事故にあったんだろ。で、男の方だけ助かって、冷凍保存状態ってとこだろ。」
「実際に比沙子さんに聞いてみましょう。憶測で物事を判断するのは危険だわ。」
 シュラインが厳しくルートを正したので、むっと拗ねたように唇を尖らせた。だが、みなもも悠也もそれに賛成するように頷く。
「そうですね。あたしも、それがいいと思います。」
「先にここから出ましょうか。」
 送られる前に比沙子に教えてもらっていた、夢の中で再び眠るという方法を取った。



 帰りを今か今かと待っていた比沙子は期待を込めた眼差しを向けてくる。本当に彼女が力任せに公孝を自分のものにしたのだろうかと思うだけで、気が滅入ってきた。
「あのですね。公孝さんとの出会いをもう一度聞いてもいいですか?」
 一番冷静に舌が動きそうな悠也が口火を切った。
「だから、花畑って……。」
「じゃなくて、現実の方ですよ。」
「え?」
 わけが分からないという表情をしていたが、しばらく沈黙が続くと、誤魔化しきれないことを悟って、比沙子は顔を伏せた。
「……私の乗った車と公孝とその恋人の車が事故にあったの。私はこの通り無事だったんだけど、2人は助からなくて。私は意識を失っているときに、偶然公孝の夢の中に入ったの。そこで見た花畑が本当に綺麗で、これが運命の出会いだと錯覚してしまったのね。それで、植物人間になった公孝を冷凍保存して、いつでも会えるようにって思ったのよ。」
「自分で恋人だと思い込んでしまったということですか?」
「そうなるわね。でも、公孝は私のことに全然気付いてくれなくて……。何度も名前を教えたのに、全く覚えてくれないの。あなたたちなら公孝の恋人を追い出してくれるんじゃないかと思ったんだけど。」
 ぼんやりとした公孝の表情を思い出す。自分のことすら分からなくなっているのに、比沙子のことを覚えるとは思えない。誰か別の人たちが夢の中に侵入してきたことも、もう記憶の中にはないだろう。
 そして、比沙子のあまりにも自分勝手な意見に、悠也は目を細めた。
「なら、何故初めから恋敵を追い出して欲しいと依頼しなかったんですか?」
「それは…………。」
「あなたもこの状態に疲れていたんじゃないかしら。誰かに間違っていると言って欲しかった。違う?」
「あたしは人を好きになるのは自由だと思うんです。でも、やっぱり相手のことを思いやらずに、自分の想いだけ押し通すのはよくないと思います。」
 シュラインとみなもの言葉にも比沙子は頑なに首を横に振っている。だが、ひどく弱々しかった。
「でも、公孝さえ目覚めてくれれば。恋人はもう死んでしまっているし。夢の中で見た私のことを好きになるかもしれないと。」
「バカじゃねえの。ってか、ありえねえって。身体を強引に眠らせてんのに、頭の中だけ目覚めさせておくなんて。疲弊しないほうがおかしいだろ。このままだと公孝死んじゃうぜ。」
 ルートがどこか怒ったように吐き捨てた。地道な作業に飽きてきたのかと悠也は思った。
「俺はなあ、死体に鞭打つようなことするのは悪魔だけだと思ってんだよ。時々人間の方がえぐいことするじゃねえかよ。」
 悪魔の自尊心が傷つけられたのだろうか。
「ルート、それを知ってて、何故黙ってたの?」
「だって、俺には分からねえもん。人間が何を望んでいて、どうすることが正しいことか。俺には判断できねえもん。」
 それは怒りではなく哀しみだった。正しいことと逆の事をするのが悪魔ならば、ルートはその善悪の判断すら出来ない幼さなのだ。
「ルート……。」
 シュラインはルートを抱きしめて、ぽんぽんと背中を叩いてあげた。
「比沙子さん、もうやめましょう。こんなこと。」
 みなもも涙ぐんでいる。
「あなたの運命の人は現実世界にきっと別にいますよ。公孝さんを解放してあげてください。」
 悠也が促すと、比沙子はようやく頷いた。



「武彦さん、帰ってこないわね。こ〜んなに美味しいミルフィーユがあるのに。」
 シュラインは美味しそうに悠也の手作りの苺のミルフィーユを頬張りながら、瞳だけが怒っている。
「怒りながら食べると消化に悪いですよ。」
「でも、本当に美味しいです、これ。」
「ありがとうございます。」
 みなもはにこにこと食べている。
 ルートはもう無我夢中でミルフィーユを頬張っている。目が真剣なところを見ると、美味しさのあまり言葉も出ないらしい。
 悠也も一緒に啄ばみながら、美味しそうに食べてくれるこの表情が見たくて自分はお菓子を作っているんだろうなあ、と思った。


 *END*


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【1252 / 海原・みなも(うなばら・みなも) / 女 / 13歳 / 中学生】
【0086 / シュライン・エマ / 女 / 26歳 / 翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト】
【0164 / 斎・悠也(いつき・ゆうや) / 男 / 21歳 / 大学生・バイトでホスト】
(受注順で並んでいます。)

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■         ライター通信          ■
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こんにちは、龍牙 凌です。
この依頼に参加していただき、本当にありがとうございます。
納品がぎりぎりになってしまって申し訳ありませんでした。
本当に2人は恋人同士なのかと疑ったことが正解です。
ところで、本当に冷凍保存できたらどうしますか?
自分の大切な人、もしくは自分が冷凍保存されるというのはどんな気分になるんでしょうね。
少しでもそんなことを考えていただけたら幸いです。
それでは、また機会があったらお目にかかりましょう。