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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


調査コードネーム:お江戸なのにゃ☆  〜草間猫しりーず〜
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :草間興信所
募集予定人数  :1人〜4人

------<オープニング>--------------------------------------

「にゅっにゅっにゅっ。嘘八百屋。そちもワルよにょう」
 草間猫が笑います。
 いきなり気持ち悪い口調です。
「いにぇいにぇ、お代官さまには敵いませんにゃ」
「にゃにゃにゃにゃ」
「にゅにゅにゅにゅ」
 意味不明の笑い声をあげるふたり。
 草間ビンゴノカミ武彦と、鰹節問屋の嘘八百屋です。
 見て判るとおり、なにやら談合をしているみたいですね。
 かなりベタベタですが。
「これで、江戸の町の鰹節の値段は一気に上がりますにゃ」
「そうすれば、そちも拙者もウハウハだにゃ」
 うはうは‥‥。
 まあ、悪だくみですね。
 ただこの世に悪が栄えたためしはないといいます。
 大江戸八百八町に住む猫たちのため、草間ビンゴと嘘八百屋の野望(?)を食い止めなくてはなりません。
 おとこだったら〜♪
 ひとつにかける〜♪
 どこかで、お金を投げる悪い人のテーマソングが流れていました。







※草間猫しりーずです。コメディーです。時代劇です。
※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日と木曜日にアップされます。
 受付開始は午後8時からです。


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お江戸なのにゃ☆  〜草間猫しりーず〜

 かっぽーん、という音を出して滴がはねます。
 檜の浴室。
 ゆらゆら揺れる湯気の中、白い毛並みがなまめかしく流れています。
「にゃー いい湯だにゃあ」
 蒼い目の猫が満足の吐息をつきました。
 いきなり入浴シーンからです。
 何の脈略もありませんが、これはまあ、ルールのようなものですから。
 たいていはくのいちがお風呂に入るのですが、ちょっといろいろあって、入っているのは草間ビンゴノカミの細君、シュライン猫です。
 本猫には言いたいこともあるでしょう。
 でも、義務ですから。
 入浴は。
 とはいえ、
「‥‥最近はサービスが悪くなったにゃ‥‥」
 天井裏から覗いている北斗猫が、内心で呟いています。
 昔は、ちゃんとヌードが見えたものです。
 ところが昨今は、自主規制なのかなんなのか、お湯と湯気で肝心な部分がみえやしません。
「冬の時代だにゃ‥‥」
 嘆いています。
 まあ、出歯亀に嘆かれるようではおしまいだという話もあります。
 もっとも、北斗猫は覗き魔ではないです。
 念のため。
 茶色毛並みと青い瞳をもち、ほっかむりをかぶった北斗猫は、なんと忍者猫なのです。
「それも、ただの忍者じゃないにゃ」
 そうです。
 公儀お庭番なのです。
 何がすごいかというと、ナレーションと会話を成立させられるくらいすごいのです。
「なにやつにゃ!!」
 不穏な気配に気づいたシュライン猫が、槍を突き上げました。
 どこに槍があったんだ? とかは突っ込んではいけません。
「にゃ(ちっ)」
 すっと身を退く北斗猫。
 一〇〇分の一秒ほど、悩みましたが。
 このまま覗き続けていれば、湯船から出たシュライン猫のヌードが見れます。
 ただし、槍で刺し殺されてしまいますね。
 普通なら事の軽重は考えるまでもないのですが、そこはそれ、北斗猫だってオトコノコです。
 多少はえっちでも仕方ありません。
「‥‥逃げたようにぇ‥‥」
 引き戻した槍を見ながら呟くシュライン猫。
 青い瞳に憂愁の色をたたえながら。
「ダンナ様があんなふうになっちゃったからにゃ‥‥」
 よよよ、と崩れ落ちます。
 けっこう色っぽいです。
 でも、やっぱり湯気が肝心な部分を隠していました。


「おう、さくにゃ。ちっと外回りに行ってくるにぇ」
 ところ変わって街の一角。
 きっぷの良い声が響きます。
 はちわれの顔に鯔背なはっぴ。
 武神猫です。
 誰が呼んだか、ゼニガタ一樹。
 八丁堀の旦那たちを手助けする岡っ引きです。
「ちょいとおまいさん」
「おぅ。なんでぃ」
「厄よけでございますにゃ」
 かちかちと、今日も愛しい恋女房が背中に火打ち石を打ってくれます。
「ぅあっちぃにゃあぁぁぁ〜〜〜〜!!!」
 そして、元気に飛び出していく親分さん。
 まあ、燃えやすい猫の毛に火花をぶつけたらどうなるか、というところですね。
 いつものことですので、奥さんは手を振って見送っていました。
 平和です。

 さてさて、外回りに出た武神猫は、街角で顔見知りの一人に声をかけられます。
「あ、武神の親分さん。お元気そうでにゃによりだにゃ」
 昼間からふらふらしているのは、斎猫です。
 泣かした牝猫は数知れず、ついたあだ名は「遊び人の悠にゃん」といいいます。
「おみゃえにゃあ‥‥この姿のどこが元気そうにみえるにゃり?」
 防火用水をぺちぺちと背中にかけながら、武神猫が仏頂面をしました。
「にゃにゃにゃ。愛の証じゃにゃいですか」
「‥‥そういう趣味はないにゃり」
「そにょうち、良くなりますにょ」
 なんだか危険きわまりない会話を繰り広げています。
 しかも、一方はジト目、もう一方は爽やかに笑ってたりするものですから。
 あやしさもひとしおです。
「で、にゃんの用にゃり?」
 やや強引に、武神猫が軌道を修正しました。
「そうでしたにゃ。ちょっと小耳に挟んだんですにゃ」
 斎猫が伝えたのは、草間ビンゴノカミと嘘八百屋の悪だくみです。
「うにゅり‥‥」
 深刻そうに親分が毛繕いをします。
 江戸の鰹節の値段が急騰するとすれば、たしかに一大事です。
 お上から預かった十手に賭ても、縺れた謎を解かなくてはなりません。
 とはいえ、事実でしょうか。
 大きな相手ですので、あとになってから「間違っちゃったにゃ。てへ☆」では済みません。
「たいたい。にゃんでおみゃえがそんなことを知ってるんにゃ?」
「ちょっと賭場でききましたにゃ」
「うにゅり‥‥」
 たしかに草間猫は、無類のギャンブル好きで有名です。
 なにしろ名前まで「ビンゴの神」ですから。
「字が違うにゃ」
 ナレーションに謎のツッコミを入れ、北斗猫が走り去っていきました。
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
「‥‥まあ、それはともかく」
「にゅ。お世話になってる小石川の戒那にゃん経由でも情報が入ってますにゃ」
「ほほうにゅ」
 頷きながらも、武神猫の目が鋭く光ります。
 小石川養生所といえば、南町奉行の大岡エチゼンと深い関係があったりします。
 当然、町方の動きとかも情報として入ってくるのですが。
「にしても、羽柴先生がお手軽にそんなことを話すとは思えにぇにゃあ」
「‥‥‥‥」
「前から思ってたんにゃが。悠の字、おにゃえいったいにゃにものにゃ?」
「やだにゃあ。俺はただの遊び人にゃ☆」
「‥‥そういえば、北町奉行の遠にゃまさまも、遊び人の振りをして町を探ってるって噂にゃり」
「違うにゃ。俺はそんにゃ立派にゃ人じゃないにゃ」
 不穏な気配に汗を流す斎猫。
「遠にゃまさまには、桜吹雪の彫り物があるらしいにゃあ‥‥」
 じりじりと、武神猫がにじり寄ってきます。
「お、おれにそんなものないにゃ‥‥」
 そして、じりじりと斎猫が後退します。
「この目で確かめてやるにゃ☆」
「いやにゃ〜 天下の往来で脱ぐのはいやにゃ〜〜〜」
 なんだか壮絶なおっかけっこが始まりました。
 まあ、江戸の町は今日も平和です。


 そのころ、問題の小石川養生所では、
「猫生ラクありゃ苦もあるにゃ〜〜♪」
 歌いながら戒那猫が薬の調合をしていました。
 越後のチリメン問屋のご隠居のテーマソングです。
 ちなみにタイトルは、「ああ、猫生に涙あり」です。
「涙のあとにゅは虹もでにゅ〜♪ にゃんにゃん♪」
 とても楽しそうです。
 ごりごりと、歌に合わせて薬鉢で薬草が砕けていきます。
 けっこう妖しい光景ですが、べつに毒薬を作っているわけではありません。
 これでもお医者さんなんですから。
「戒那せんせい‥‥」
 と、天井裏から小さな声が聞こえました。
「北斗にゃか‥‥どうしたにゃ?」
 真面目な表情に戻る戒那猫。
 シュッタ! と、北斗猫が飛び降りてきました。
 薬鉢の上に。
「うにゃあっ!?」
「にゃび!?」
 素っ頓狂な悲鳴をあげる二人。
 室内は、まるで粉塵公害のように薬の粉末が舞い踊っています。
 粉薬は軽いですから。
 ‥‥ややあって。
「どうしたのにゃ? 北斗にゃ」
 なにごともなかったかのように戒那猫が訊ねました。
「‥‥じつは、草間ビンゴと嘘八百屋が何かたくらんでるにゃ‥‥」
 報告する北斗猫。
 微妙に元気がありません。
 まあ、ボコボコにされた後では仕方ないでしょう。
「また悪だくみにゃ? 何度シュラにゃんを泣かせたら気が済むんにゃ。あにょばかは」
「大岡さまは、できるだけ穏便にと言っていたにゃ」
「ふにゅ‥‥」
 戒那猫は、一介の町医者です。
 たとえ大岡タダスケの信頼が厚くとも、公権力を振るう立場にはありません。
 つまり、ここに話が持ち込まれたということは、バクフは表だって動かない、ということでしょうか。
「で、その悪だくみは、どこまで進んでるのにゃ?」
「まだ計画段階にゃ。動き出す前に止めるのが一番にゃ」
「たしかににゃ‥‥」
 なんだか、すごく真面目に話しています。
 白衣を着た美人の猫と、それにぼこられた茶色の忍者猫が。
「じゃあ今夜、ちょっと行ってみるかにゃ‥‥シュラにゃんの健康診断ってことで」
「にょい(御意)」
「北斗にゃは、悠にゃに声をかけて、二人でついてくるのにゃ。護衛にゃ」
 戒那猫の言葉に軽く頷くと、北斗猫が姿を消しました。
「俺よりせんせいの方が強いと思うにゃ」
 とは、口にしなかった台詞です。
 正解ですね。
 いくら北斗猫でも、これ以上なぐられたら泣いちゃいますから。
 オトコノコは、涙なんか見せないんです。


 人気の絶えた夜の町を、三匹の猫たちが歩きます。
 戒那猫、斎猫、北斗猫。
 横一列に並んで。
 隠密猫同心心得条、みたいな雰囲気です。
 違いは、途中で合流する猫がいないことと、さすがにそこまではナレーションのサービスがないことくらいです。
「どーせ文言をちゃんと憶えてないだけにゃ」
 謎のツッコミを入れるのは、もちろん北斗猫です。
「‥‥事実は時としてひとを傷つけますにゃ」
 呟いた斎猫の周囲を深紅の蝶が踊り、この世のものとは思えない美しさを現出しています。
 それは、まるで闇に舞う花弁のように。
 禍々しく、危険な美しさで夜の町を飾っていました。

「‥‥小技で誤魔化したにゃ‥‥」
「にゅ? どしたにょ? だんな様」
 草間ビンゴの屋敷。
 意味不明なことをぽつりと言った夫に、シュライン猫が尋ねました。
 まあ、夫婦の睦言ということで、問題ないでしょう。
 もっとも、雰囲気としてはそんなに甘くないですが。
「とにかく、上方から入る鰹節をストップさせるにゃ。嘘八百屋」
「判っておりますにゃ」
「もうやめるにゃ。そんなことしたら江戸のみんにゃが迷惑するにゃ」
 じつはシュライン猫は、夫とその友人を説得しようとしていたのです。
 そう。
 かつては草間猫も嘘八百屋猫も、立派な猫物でした。
 お金の魔力に取り憑かれるまでは。
 民のため、天下のため、こつこつと真面目に働いてきたのです。
 でも、出世コースにのったことで、まるで人が変わったようになってしまいました。
 このあたりは、貧乏人が急にお金を持つと身を持ち崩す、という古来からの警句が示す通りです。
「私、貧乏でもいいんにゃよ?」
 シュライン猫の必死の説得が続きます。
「その通りにゃ。草間ビンゴ」
 と、入り口から聞こえる声。
 ずかずかと不法侵入してきたのは、戒那猫とおまけが二匹。
「オマケ言うにゃっ!」
「扱いが悪いですにゃ」
 ‥‥戒那猫と、斎猫と北斗猫です。
 彼女たちも説得の為に訪れたのでした。
 もちろん、説得できなかった場合には実力行使も考えられています。
「うにゅにゅにゅ‥‥」
 追いつめられる草間猫。
 このようなとき、悪役の言う台詞にもルールがあります。
 つまり、
「くせ者にゃ! であえであえ!!」
 こんな感じです。
 そして、わらわらとサムライ猫たちが、集まってきませんでした。
「悪いにゃ。マタタビ酒で眠ってもらったにゃ。みんにゃには」
 北斗猫がポーズを決めました。
 やっと忍者らしい活躍ができたようです。
「じき、武神の親分さんも駆けつけてきますにょ。素直に罪をお認めにゃさい」
 斎猫も、ちゃんと自分の仕事はしているのです。
 ただの遊び人だと思ったら大間違いです。
「待ってにゃ! 戒那にゃん!!」
 なんと、シュライン猫が草間猫と三匹の間に割って入りました。
「このひとの罪は、私がちゃんとつぐにゃわせるから!」
 美しい夫婦愛。
 こうでなくてはいけません。
「うにゅにゅにゅにゅ‥‥」
「うにゃにゃにゃにゃ‥‥」
 精神的にも追いつめられてゆく草間ビンゴと嘘八百屋。
 そして、刀を持ち出したりします。
 まあ、悪あがきするのが悪役の悪役たる所以ですから。
 と、そのとき。
 庭の方から響きわたる拍子木の音。
 ぱっと輝くスポットライト。
 皆が、そちらに注目します。
 鬼のお面をかぶった猫が、端然とたたずんでいました。
「一つ‥‥人世の生き血を啜り。二つ‥‥不埒な悪行三昧」
 漆黒の毛並みをもった闖入者が、詠うように呟いています。
「にゃにやつにゃ!?」
 当然の誰何を、草間ビンゴが発しました。
「ふふふにゃ‥‥」
 ぱっと宙を舞うお面。
 露わになった顔。深紅の瞳がらんらんと輝いています。
「九尾モンドノスケ桐伯。ここに推参」
 名乗りました。
 ていねいに役職までつけて。
 バクフの手のものでしょうか?
 ビンゴノカミの顔が青ざめます。
「‥‥それはないと思うにゃ‥‥」
「まったくですにゃ‥‥‥」
 北斗猫と斎猫が溜息をつきました。
 モンドノスケというのは、漢字で書くと主水介です。
 もう少し分かり易く説明すれば、水道局次官、ということになります。
 したがって、犯罪だのなんだのには関係ありません。
 ええ。
 全くといって良いほどに。
「奥にゃん。水回りの点検、終わりましたにゃ」
「あ、ご苦労様ですにゃ」
 和気あいあいと会話を交わす九尾猫とシュライン猫。
 哀しいまでの気まずさがが、屋敷を包んでいました。
 一方、捕り方と一緒に外に待機していた武神の親分には、出番のないまま事件が終幕を迎えようとしていることも知るよしもありません。
 御用提灯が、むなしい明るさで屋敷を照らしていました。
 いつまでも。
 いつまでも。


  エピローグ

 なんだかうやむやのうちに一件は落着し、草間ビンゴと嘘八百屋は改心を誓いました。
 まあ、おそらくベストな結果でしょう。
 犯罪も、考えただけでは罪ではないのですから。
 そして、
「乾杯にゃー☆」
 北斗猫が音頭を取って、打ち上げが始まります。
 いつものおそば屋さんです。
 一応、解決したということで宴会を催したのです。
 もちろん出資は、騒ぎの張本人である二匹に決まっています。
 でも、お金は出してもこの場にはいません。
「きっといまごろは、シュラにゃんにお仕置きされてるにゃ」
 戒那猫が笑います。
「それが一番の薬だと思いますにゃ」
 ちゃっかりご相伴に預かっている九尾猫も、微笑しました。
「ところで悠の字。おみゃえ、ホントにただの遊び人なのにゃ?」
「親分さんもしつこいにゃあ。そういってるじゃにゃいですか」
 武神猫と斎猫が、不毛な会話を繰り広げています。
「うーにゅ‥‥やっぱり信じられんにゅ。脱げ〜〜☆」
 襲いかかるゼニガタ一樹。
「うにゃぁ〜〜!? 戒那にゃんの前で脱ぐのだけはかんべんにゃ〜〜〜!!」
 逃げまどう遊び人の悠にゃん。
 今日も江戸の町は賑やかです。
 お天道様が、にこにこ笑いながら見守っていました。











                            おしまい


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)
0173/ 武神・一樹    /男  / 30 / 骨董屋『櫻月堂』店主
  (たけがみ・かずき)
0164/ 斎・悠也     /男  / 21 / 大学生 ホスト
  (いつき・ゆうや)
0121/ 羽柴・戒那    /女  / 35 / 大学助教授
  (はしば・かいな)
0568/ 守崎・北斗    /男  / 17 / 高校生
  (もりさき・ほくと)
0332/ 九尾・桐伯    /男  / 27 / バーテンダー
  (きゅうび・とうはく)

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■         ライター通信          ■
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お待たせいたしました。
「お江戸なのにゃ☆」お届けいたします。
あいもかわらず、ドタバタコメディーです。
個人的には、九尾様の役どころがおいしいですよねぇ。
あ、シュラインさまのヌードも‥‥猫ですけど☆
楽しんで頂けたら幸いです。

それでは、またお会いできることを祈って。






☆お知らせ☆
5月1日(木)、5月5日(月)の新作アップは、著者、私事都合によりお休みさせて頂きます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。