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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


アイドルをおびやかす影【後編】
●オープニング【0】
 LAST TIME 『アイドルをおびやかす影』――。
 特撮ドラマ『魔法少女バニライム』の監督、内海良司に紹介され草間興信所にやってきた2人。それは天然キャラとして売られている17歳のアイドル・大倉美奈子と、マネージャーの山城健吉だった。
 山城によると、何でも美奈子がストーカーに付け回されているのだという。美奈子もすっかり怯えている様子。そこで、美奈子を守ってストーカーを捕まえてほしいという話だった。
 依頼を引き受けた草間は、一同にその調査を任せた。各々自分なりの方法で、事件を調べてゆく一同だったが、ストーカーの影がどうにも見えてこない。
 ところが美奈子がマンションの自室に帰った時に、それは起きた。ベランダの窓ガラスが破られてしまったのである。
 しかし、外を見回っていた者によると、怪しい人影も車も見当たらなかったとのこと。けれどもこんな目撃情報を口にする者も居た。ベランダに、黒いもやもやっとした物が見えていたような気がすると。
 果たして、美奈子に付きまとうストーカーの正体とは?

●朝の訪問者たち【2A】
 草間興信所には、朝っぱらから訪問者が相次いでいた。草間武彦はその訪問者たちに対し、やや不機嫌そうに――どうも眠いらしい――応対していた。
「……事件のあらましは、そんな所だな」
 机に向かったまま、草間は訪問者たちにいい放っていた。そこに草間零がお盆に湯飲みを載せて、台所から現れた。
「お茶ですよ」
 草間の机に湯飲みを置いた零は、そのままソファに腰かけている2人――サイデル・ウェルヴァとレイベル・ラブの前にも湯飲みを置く。
「1ヶ月もか。アイドルが台無しだ。ちゃんと耳鼻咽喉科なのだろうな」
 湯飲みを手に取り、レイベルが草間に尋ねた。どうやら美奈子が風邪気味という話に引っかかりを感じたらしい。
「いや。シュラインからの連絡だと、『片山内科』とか言ってたな」
「内科では治らんぞ」
 しれっと言い放ち、レイベルは茶をすすった。確かに1ヶ月も症状が改善されていないようだから、レイベルの言葉ももっともだろう。
「食前に2カプセルか。セフゾンやダーセン……ではなさそうだな」
 思案するレイベル。薬の種類を考察してみるが、除外こそ出来るが今の話だけでは特定までは難しい。やはり実物を見た方が手っ取り早い。
「2割弱と2割強、合わせるとどの位なんだろうな?」
 不意に草間に話しかけるサイデル。それからおもむろに煙草に火をつけ、優雅に吸い始めた。
「うん? どういう意味だ?」
 聞き返す草間。するとサイデルは、火をつけた直後と同じポーズかつ同じタイミングでまた煙草を吸った。草間にはそう見えていた。しかし――。
「煙草の尻に親指を当ててどうした」
 ぼそっとレイベルがつぶやいた。レイベルの位置からは、サイデルが煙草の尻に親指を当てている所がしっかりと見えていたのである。つまり先程の瞬間サイデルは振りをしただけで、実際には煙草を吸ってはいなかったのである。
「いやね、人は見たいモノを見る……さ」
 言わんとすることを、サイデルは草間の目の前で実演してみせた。さすがは女優だ。
「なら、俺たちは何を見てるっていうんだ?」
 頬杖を突き、サイデルに問う草間。サイデルはそれには直接答えず、こんな話を口にした。
「風邪薬って組み合わせたり、中身に適当に混ぜると面白くなるって知ってた?」
「それはある。実験するなら、市販の風邪薬をいくつか買ってきて、チャンポンにするといい。論より証拠だ」
 サイデルの話を受け、すかさずレイベルが口を挟んだ。視線は草間の方を向いて。
「誰が試すか、そんなもん。しかし、だとすると……美奈子が飲んでる薬に、何か仕掛けがあるということか?」
「さあねぇ。ただ元々感受性が強い人間は、正体見たり枯れ尾花って訳にはいかないしね」
「……なるほど。では私も彼女につくとしよう。プラシーボ程度の効果はある」
 茶を飲み干すレイベル。どうやら美奈子に会って、何やら調べるようである。
「まあいずれにせよ、仕向けたヤツが居る訳さ。色々と論議してたどの方法も、内情に詳しくないと出来ない。守るにせよ話題にせよ居るだろ? 一番理由の多いヤツ」
 そう言って、サイデルは煙草を灰皿で消した。
「おい。その条件に当てはまる奴は……1人しか居ないんじゃないか?」
 眉をひそめる草間。サイデルは無言でニヤリと笑みを浮かべた。

●問診中【5A】
「風邪の症状はどうですか?」
「熱はないんですけど、時折咳き込んで、喉が痛くなったりします」
「就寝時間はいつ頃ですか?」
「日によってまちまちですけど……」
「平均的に何時頃に?」
「えっと……23時から26時までの間には寝てます」
「では食事の回数と、その時間は?」
「その日の仕事にもよるんですけど、昼からのお仕事の時は2回です。それ以外は普通に3回。だいたい普通の食事時間だと思います。あ、前後1時間のずれはあるかも」
 島公園スタジオの、美奈子の楽屋ではこのような問診が行われていた。答えているのはもちろん美奈子である。で、質問しているのはというと、レイベル・ラブであった。
 一応レイベルは、風邪が長引く美奈子を心配した草間が寄越した医者だということになっている。そう説明すると、美奈子も納得したようではあった。
「本当に皆さん、心配してくれてるんですね……」
「……今通っている医者は?」
 淡々と問診を進めてゆくレイベル。美奈子は少し思案してから答えた。
「マネージャーがかかったことのあるって言っていたお医者さんです。もう1ヶ月間、定期的に通ってます」
「今、他に飲んでいる薬はありますか?」
「そのお医者さんで出してもらってるお薬だけです。あ、見ますか?」
 自分から薬を出そうとする美奈子。レイベルは無言で頷いて、薬を見せてもらうことにした。
 美奈子が見せてくれたのは、何の変哲もないカプセルの薬であった。レイベルは美奈子が余所を向いている隙に、こっそりと自分の持ってきた物と摺り替えた。
(これでよし。後は分析をするだけだ)
 とレイベルが考えていたその時、楽屋に顔を出した者が居た。真名神慶悟である。
「……その薬、飲まない方がいいのではないか?」
「え、どうしてです?」
 慶悟の開口一番の言葉に、首を傾げる美奈子。慶悟は少し思案してから、こう答えた。
「同じ薬を長く飲み続けていると、あまり効果がなくなってくるというような話を聞いた覚えがあるんだが……」
「それはある。身体がその薬に慣れてきて、それより強い薬でないと効かなくなるということはよくある話だ。まああれだ、抗生物質が効かない耐性菌が出てきたのも似た話だろう」
 慶悟の言葉に同意するかのように、レイベルが言った。そこへ、山城が飛び込んできた。
「何やってるんです!」
「……見ての通り、問診だが。ちなみに私は、草間興信所から依頼を受けた医者だ」
 手にした紙を見せ、さらりと言い放つレイベル。すると、山城はレイベルを手招きして外へ出るよう促した。従うレイベル。慶悟もその後をついていった。
 楽屋から離れた所へ連れてゆかれ、辺りに人が居ないことを確認した山城が小声でこう言った。
「何を勝手なことしてるんですかっ。うちの美奈子ちゃんは、ちゃんと医者に通ってるんですから結構ですっ」
「風邪を1ヶ月も治せないような医者にか?」
 レイベルの言葉に、山城が一瞬言葉に詰まった。
「そっ、それだけしつこいんでしょうっ! いいから、勝手なことをしないでください!」
「他の医者にかかると、何か不味いことでもあるというのか?」
「あっ……ありませんよっ!!」
 顔を真っ赤にして、山城はレイベルに言い放った。そしてそのままどこかへと立ち去っていった。
「……分かりやすいな」
 ぼそっとつぶやく慶悟。レイベルが頷いた。
「人間、痛い所を突かれると反応するものだ。ちょうど患部に触れられたように」
 レイベルのその表現は、的を射ていたように感じられた。

●追い詰められし者【8】
 島公園スタジオの裏手。山城は1人、人気のないこんな所で電話をかけていた。
「山城です。収録始まりました。今頃美奈子は飲み物に仕込まれた薬を飲んで……芸能生活の終わりを迎えてることでしょう。こっちは約束を守ったんです、今度はそちらが守る番ですよ。私は今回の責任を取って辞表を出す。そこを拾ってもらう……そういう筋書きでしたよね。ええ、ええ。小さな事務所のマネージャーで終わりたくないんですよ。力を存分に振るうには、大手でないと……。では今から首尾を確認してきますから、またすぐに連絡します。ではまた」
 電話を切ると山城は、スタジオの中へと戻ろうとした。その瞬間、木の陰から姿を見せた者が居た。真名神慶悟だ。
「そういうことか……私利私欲のために、担当するアイドルを売った訳か」
 慶悟はそう言って、山城に哀れを含む視線を向けていた。
「な……何のことです? 美奈子ちゃんの様子を見に行かないといけないんで、失礼しますよ……」
「おっと、行かせないぜ」
 山城の頭上から声が聞こえてきたかと思うと、すたっと山城の前に降り立つ者が居た。守崎北斗である。
「大手の芸能プロダクションに電話してたんだろ? 何なら、電話番号言おうか?」
 得意げな表情の北斗。山城の表情は引きつっていた。
「……か、関係ないでしょう! 人がどこに電話してようと」
「いや、関係あるでしょう。そことの関係が、事件を起こした原因なのだから」
 水城司が姿を現した。その背後には、守崎啓斗の姿もある。
「たく、マネージャーが聞いて呆れるぜ。風邪薬に、変なもん混ぜさせるなんて」
 心底呆れたように言い放つ啓斗。それに山城が反論した。
「なっ、何を言い掛かりを!」
「言い掛かりではないですわ」
 そんな言葉とともに姿を見せたのは、御影瑠璃花だった。そばにはシュライン・エマと、メイドのファルファに支えられているファルナ・新宮の姿もある。
「例の薬を飲んで、気分を害した人が居るのよ、ここに」
「はい〜……とっても気分が悪かったです〜」
 シュラインの言葉を受け、ファルナがぐったりとした様子で言った。つまり、飲んだのはファルナだということだ。
「そ、そんなの個人の体調のせいかもしれないじゃないですか!」
 なおもしらを切ろうとする山城。だが、山城のその言葉を否定しようという者がさらに現れた。
「あいにくだが、この薬のせいだ」
 と言って出てきたのは、レイベル・ラブだった。
「悪いが分析させてもらった。幻覚剤やら何やら色々と、混ぜたものだな」
「何を口からでまかせを! あんたみたいな人が言うようなことが信じられるはずないでしょう!」
 顔を真っ赤にし、山城がレイベルに向かって叫んだ。
「そうですか? 同じ成分分析の結果が出ているんですけどね」
「わたくしも今、成分分析をお願いしている所ですわ。直に結果は出ると思いますが?」
 司と瑠璃花が口々に言った。山城の顔が、ますます真っ赤になる。
「そんなに人を犯人に仕立てたいのか! だったら決定的な証拠を出せ! 証拠を!」
「証拠たァ、例えばこンなのかァ?」
 その声に反応した山城は、視線の先に現れた者の姿を見てとても驚いた。何故ならば、自分と全く同じ姿の人間がそこに居たのだから。
「メモ書く時はよォ、筆圧に気をつけにゃいかンよなァ。おい? へっ、丸分かりだぜ」
 ニヤッと笑ってみせるもう1人の山城。手には鉛筆で黒く塗られたメモ用紙が握られていた。
「イエース、Mr渡橋の言う通りデス」
 すっと姿を見せるプリンキア・アルフヘイム。実はもう1人の山城は、プリンキアがメイクを施した渡橋十三であった。
「デモ本当の証拠、アソコにありマスネ☆」
 すっと建物の角を指差すプリンキア。すると、白衣をまとった細身の男を連れた和服の女性が姿を現した。天薙撫子である。
 山城の表情が、白衣の男を見た瞬間に変わっていた。
「この方……片山さんが全て話してくださいました。借金を盾に今回の計画に参加させられたと」
「山城さん! もう全部ばれてるんだよ! それに私は殺されそうになった……一緒に警察に行こう。そして罪を償おう」
 申し訳なさそうに言う白衣の男、片山。だが山城は聞く耳を持たなかった。
「うるさい!! そいつの言ってることはでたらめだ!! 今、電話して確かめてやる……」
 電話をかけ始める山城。恐らく相手は大手芸能プロダクションだろう。しかし――電話はむなしく呼び出し音を繰り返すだけだった。
「畜生! 何で出ないんだよ!! 約束通り、美奈子の芸能生命を断ってやったのに!!」
「……あいにくだが、それは無理だ」
「その通り!」
 ぼそりと慶悟がつぶやいたのと同時に、大きな声が響き渡った。その声に振り返ると、征城大悟の姿がそこにあった。大悟の後ろから、サイデル・ウェルヴァも姿を見せる。
「スタジオで、飲み物用意してた奴が白状したぜ……『山城に頼まれた』ってよ!」
「なっ……!!」
 大悟の言葉を聞いて絶句する山城。よほど予想外であったのだろう。
「やれやれ、見苦しいねぇ。今日日のドラマの犯人の方が、まだ素直にお縄につくってもんさ」
 山城の態度に呆れ気味のサイデル。山城はしばし呆然としていたが、突然叫び出した。
「うっ……うっ……うわぁぁぁぁぁっ!!!」
 混乱の極みに達したのだろう、山城は叫びながら皆が居ない方へと走り出していた。大悟がそんな山城を足止めしようと、ベアリングを放つ準備に入った。
 と――山城が逃げている先に、だ。不意に美奈子が姿を見せたのである。
「うわあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
 そのまま美奈子に突撃してゆく山城。次の瞬間、山城と美奈子が交錯し……山城が地面に崩れ落ちた。鼻から大量に血を流しながら。
 交錯した瞬間、美奈子の正拳突きが山城の顔面にクリーンヒットしていたのだ。
「ベリーグッ! さすがMr鳴神デスネー☆」
 拍手するプリンキア。驚きの視線が美奈子に集まった。実はこの美奈子も、プリンキアのメイクが施された鳴神時雨だったのである――。

●恐らくは蛇足【9】
「本当にすまなかった!」
 大量の菓子折を手に、内海が草間興信所を訪れたのは、事件解決後1週間経ってのことだった。無論、今回の事件を回してしまった詫びだ。
 この1週間の出来事を簡単に説明しておこう。山城と片山は警察に逮捕され、片山を襲った男たちの線から暴力団がバックに居る芸能事務所の社長まで逮捕に至っていた。ちなみに例の薬は、どの成分分析の結果を見ても、クロの判定がなされていた。
 社長曰く、売れているタレントを潰して、そこに自分の事務所のタレントを押し込もうと考えていたそうだ。大手芸能プロダクションの名前を使ったのは、ヘッドハンティングをちらつかせて協力させる、偽装工作の一環だったとのことである。
 捜査の結果、名前が使われた芸能プロダクションは全くの無関係だということが分かった。つまり山城は、架空のヘッドハンティングに引っかかり、全てを失ってしまったという訳だ。もし山城が現状で満足していたのであれば、今回の事件は起こらなかったのかもしれない。
 さて、ここまで事件が広がってしまうと、マスコミに知られぬようにすることは無理となってしまった。美奈子も事件の真実を知り、ショックを受けてしまっていた。
 ただ不幸中の幸いなのは、美奈子は被害者ゆえにマスコミが皆同情的に見ていてくれたことだろうか。イメージダウンの心配は少なく、後はもう美奈子が上手くショックから立ち直れるかどうかという点に絞られる。
 美奈子が見た黒い靄に関しては、このような仮説が立てられた。例の薬を飲んだ美奈子の感受性がとても強く、いつしか幻覚を具現化するようになってきていたのでは、と。
 だとすれば、完全に幻覚を具現化させてしまう前に事件を解決出来たのはよかったのだろう。
 だが、それでも分からないことがいくつかある。まず、どうして美奈子だったのか。それから、山城が電話をかけていた相手の携帯電話はどこにあるのか。この辺り、取り調べが進んでも曖昧なままとなっていた。
 さてはて、真実は闇の中――。

【アイドルをおびやかす影【後編】 了】


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 整理番号 / PC名(読み) 
                   / 性別 / 年齢 / 職業 】
【 0024 / サイデル・ウェルヴァ(さいでる・うぇるう゛ぁ)
                    / 女 / 24 / 女優 】
【 0060 / 渡橋・十三(とばし・じゅうぞう)
           / 男 / 59 / ホームレス(兼情報屋) 】
【 0086 / シュライン・エマ(しゅらいん・えま)
  / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト 】
【 0158 / ファルナ・新宮(ふぁるな・しんぐう)
              / 女 / 16 / ゴーレムテイマー 】
【 0328 / 天薙・撫子(あまなぎ・なでしこ)
               / 女 / 18 / 大学生(巫女) 】
【 0389 / 真名神・慶悟(まながみ・けいご)
                   / 男 / 20 / 陰陽師 】
【 0554 / 守崎・啓斗(もりさき・けいと)
                   / 男 / 17 / 高校生 】
【 0568 / 守崎・北斗(もりさき・ほくと)
                   / 男 / 17 / 高校生 】
【 0606 / レイベル・ラブ(れいべる・らぶ)
           / 女 / 20代? / ストリートドクター 】
【 0662 / 征城・大悟(まさき・だいご)
            / 男 / 23 / 長距離トラック運転手 】
【 0818 / プリンキア・アルフヘイム(ぷりんきあ・あるふへいむ)
          / 女 / 35 / メイクアップアーティスト 】
【 0922 / 水城・司(みなしろ・つかさ)
          / 男 / 23 / トラブル・コンサルタント 】
【 1316 / 御影・瑠璃花(みかげ・るりか)
               / 女 / 11 / お嬢様・モデル 】
【 1323 / 鳴神・時雨(なるかみ・しぐれ)
    / 男 / 32 / あやかし荘無償補修員(野良改造人間) 】


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■         ライター通信          ■
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・『東京怪談ウェブゲーム』へのご参加ありがとうございます。本依頼の担当ライター、高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・なお、本依頼の文章は(オープニングを除き)全23場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通す機会がありましたら、本依頼の全体像がより見えてくるかもしれません。
・今回の参加者一覧は整理番号順で固定しています。
・大変お待たせいたしました、アイドルをおびやかす何かのお話の後編をお届けいたします。かなりややこしいお話となってしまったような気がしますが……さてどう思われたでしょうか。
・今回はですね、自分の取った行動が、他の人の所に影響しているということが若干強めかもしれません。総勢14人、影響し合ってますね、本当に。
・ちなみに、もしも美奈子本人が収録に参加していたならば……展開は思いっきり変わっていたと思います、はい。
・レイベル・ラブさん、4度目のご参加ありがとうございます。書いていて思ったんですが、今回は面白い位置に居たように高原は感じられました。山城も、ぼろを出してしまいましたしね。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。
・それでは、また別の依頼でお会いできることを願って。