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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


屋根の上のヴァイオリン弾き

「なあ、いい曲だろう?」
 草間興信所内に流れる、繊細な弦楽器の音色。
 草間武彦は紫煙を吐き出しながら、手の中のCDケースをじっと見つめた。

  星の子守唄/クラウス蔦森

「おまけにこのルックスだ。人気が出ないわけがない」
 したり顔で、男は言った。この無精髭の、どこかうさんくさい男は武彦の知人でレコード会社で働いている三枝耕介だった。
 音楽プロデューサー、などという、マスメディアの周辺に棲息するもの特有のうわついた雰囲気を、三枝はただよわせている。だが、その言葉には嘘はなく、ジャケットに写っているのは、彫の深い顔だちと碧い瞳が印象的な、美貌の青年であった。
「そりゃポップスに比べると何だが、無名ヴァイオリニストの1枚目としては、このアルバムは驚異的に売れてる。クラシック部門は正直、お荷物な部分もあったから、ウチとしても金の卵なんだよな、このハーフのあんちゃんがさ」
「それで?」
「だから、ノイローゼなんかでつぶれてもらっちゃ困るわけさ」
「ノイローゼ……。確か、彼が『自分は誰かに狙われている』と訴えていると」
「そりゃ人気者だから、ストーカーの一人や二人はいるのかもしれんさ。ところが本人は、あれはこの世のもんじゃない、怪物だ悪魔だと言い張るもんでね」
 にやり、と下卑た微笑いを、浮かべた。
「護衛をつけて、それで気がすむなら、安いもんだろ? とにかく安心させてやりたいんだ。これからってときに、音楽やめてドイツに帰りますなんて言い出しかねない雰囲気で――あ、彼、母親がドイツ人のハーフなんだけどさ。……あいつ、『こんなCDをつくったのがいけなかった、この曲を弾いちゃいけなかった』なんて言うんだぜ」
「……ふむ」
 先入観をもって聞いているせいか、CDから流れ出すヴァイオリンの旋律はどこか、不安と怯えを孕んでいるような、そんな気がした。

■ 憂鬱な音楽家

 海原みそのが西白王町にあるクラウスのマンションにやってきたのは、しとしとと雨が降る、ある日の午後のことだった。傘をすこし傾けて、瀟洒な建物を見上げる。一目で家賃も相当、高額であろうと思われたが、みそのはそんなことを考えたのではないようだった。彼女の黒い服には紫陽花を模した飾りがふんだんにつけられ、まるで、黒い花園から少女の小づくりな顔と華奢な手足だけが出ているように見える。
「あら」
 声にふりむくと、シュライン・エマが立っていた。みそのがそっとおじぎをすると、黒い清水のような髪がさらりと揺れた。
「なにか感じる?」
「いえ。今のところは」
 過去に何度か、この種の事件にかかわったこともあるふたりだ。
「行きましょうか」
 連れ立って、最上階だというクラウスの部屋に向かう。「TSUTAMORI」という表札を確認して、シュラインがインターフォンを押した。
「……はい?」
「草間興信所のものですが」
 ややあって、ドアチェーンをかけたまま、扉が開いた。隙間からのぞいたのは、細面の、金髪の青年である。CDジャケットの写真の、本人に違いない。が、落ち窪んだ眼窩には狷介な影がやどり、青年の精神状態をまざまざとあらわしているのを見てとって、シュラインはすこし怯んだ。
「こんにちは。私はシュライン・エマと言います」
「海原みそのと申します」
 つとめて明るく挨拶してみせたシュラインたちを、クラウスは部屋に招き入れてくれる。
「散らかっていますが」
 日独ハーフだというが、そう言った言葉はまったくの日本的な謙遜だった。おそらく3LDKと思われる部屋は草間興信所よりも広く、まして整頓具合は比べ物にならなかった。
「意外だな。女性が来てくださるなんて」
 ソファーに並んで腰をかけたふたりに、クラウスは紅茶を出してくれた。女性ふたりの来訪に気持ちが和んだのか、いくぶん表情もやわらいで見えた。
「草間様のところで聞かせていただきましたわ。素晴らしゅうございました」
 ふいに、みそのがCDを取り出して言った。
「ありがとうございます……」
「この、最後の曲ですが」
「表題作の、『星の子守唄』ね?」
 シュラインもあらためてCDを手に取りながら、問うた。みそのは頷き、
「かのものたちとの接触をお望みでないならば、お弾きにならないほうがよいでしょう」
 と、はっきりと告げた。

 すこし、時は遡る。
「『弾いちゃいけなかった』――か。弾いてはいけない曲、って何でしょうね。読むと魔を召還してしまう本なんていうものもあるけれど……」
 綾和泉汐耶はつぶいやいた。彼女の職場で厳重に保管されている、いくつかの書物のことが頭に浮かんだ。このCDが、それに類するものならば、自分の封印能力で対処できるかもしれないが――。
「サエグサさん」
 ウィン・ルクセンブルクは、熱心に読みふけっていたCDのライナーノーツから顔を上げると、三枝に向かって言った。
「この『星の子守唄』の解説。彼がお母さまの思い出を曲にしたってあるけれど」
「ああ」
 そこはクラウス蔦森の所属するレコード会社のオフィスである。三枝耕介もまた、草間興信所からやってきたというふたりの女たちの来訪を受け、いささか面喰らっているようだった。片や170を越える女性としては長身の身体をシックなパンツルックでかため、眼鏡をかけたいかにも理知的な女性。その連れは長身は同じだが、対照的にはなやかなプラチナブロンドの髪と、グラマラスな体型が目を奪わずにはおかない白人女性だった。
「なんでも子どもの頃に亡くなっただか行方知れずだか、そんな話を聞いたっけかな。たしか向こうの大学の先生だったって話もあったなあ。おう、これだ」
 がさごそと、整理の悪い事務机のひきだしから、その資料の束は出てきた。それは三枝がドイツのプロモーターから送ってもらったクラウス蔦森に関する書類の数々なのだ。
「ふうん。……ちょっとお電話お借りしてもよいかしら」
 資料に目を通しながら、ウィンは言った。返事の代わりに電話を指し示す。
「ひとつ聞くが……あんたたち、まさか、ほんとうにクラウスが化け物に狙われてるなんて思ってないよな」
 三枝があわれむような目で言った。
「現時点では何とも言えませんね」
 と汐耶。
「それを確かめるのが、私たちの仕事です」
 理解できない、といった表情の三枝をよそに、汐耶は窓の外に目をやった。雨は止みそうにない。図書館は、むろん保管状態に気は配られているけれども、それでも雨が続くと湿気が本たちを蝕んでいくような気がして、どことなく気が重くなる。
「……Gut. Danke Schon! Auf Wiedersehen.」
 ウィンの電話が終ったようだった。
「おいおい、どこにかけたんだ。まさか国際電話じゃ――」
「わかったわ。彼のお母さんのこと」

■ 魔界の旋律

 みそのの言葉に、クラウスのおもてがさっとひきしまった。
「ど――どういうことなの。『かのものたち』、って」
「何と呼ぶべきか、わたくしにもはっきりとは申し上げられません。少なくとも、この世界で生まれたものではございませんわ」
「それがこの曲とどう……」
「魚の群れは餌のある場所に群がります。イルカは、イルカにしか聞こえない音にひかれて、集まって来ます」
「そのなにかを呼び寄せる力があると? じゃあ、このCD――」
 手の中のCDが、突如、なにか危険なものに思えてきて、シュラインは声をひそめた。
「それは平気ですわ。いくら甘いものが好きでも、模型の『けえき』に蟻はたかりませんもの」
「生で演奏するのがいけないのね。でもどうして」
「おそらくは、この世でつくられた旋律ではないからです」
 さもあたりまえのように、みそのは言った。
 じっと、奥歯をかみしめたような表情で、クラウスは黙り込んでいる。
「蔦森さん。私たちはあなたの助けになりたくて来たの。なにか心当たりがあるんでしょう?」
「……この曲は」
 シュラインに促されて、ぽつりと、口を開いた。
「ぼくの母が、幼い頃によく聞かせてくれた子守唄があるんです。記憶の中に残っているそのハミングのメロディをもとに、ぼくがアレンジしてつくった曲がこれです」
 シュラインがなにか言いかけたそのとき。チャイムの音がかれらのあいだに割って入った。
「雨がひどくなってきたわよ。……ああ、ヘル・ツタモリ、Guten Tag! Wie geht es Ihnen?」
 ドイツ語を話す女性の出現に、クラウスは驚いたようだった。
「私は綾和泉汐耶です。どうぞよろしく」
 そのままドイツ語だけの会話になられても困るとばかりに、汐耶が挨拶をした。……こうして、草間興信所から依頼を受けた、くしくも全員が女性であった探偵たちは、一堂に会することになった。

 女性ばかり、そのうちひとりは同国人ということもあってか、しばらく話をするうちに、クラウスはすっかり打ち解けた様子だった。そのうち、乞われるままに練習用のヴァイオリンを出してきては即興の数小節を弾いてみさえするほどだった。
「わたしの叔母が声楽家なのだけど」
 ウィンが言った。
「ツタモリさんのこと、前途有望なヴァイオリニストだって褒めていたわ」
「そんな……まだまだですよ」
 照れたように微笑する。そのときふいに、電話が鳴り出した。
「ちょっと失礼」
 コードレスの受話器を手に、隣の部屋へと席を立つ。音楽家が住むにふさわしく、かなり防音がしっかりしているらしい。ドアが閉められると、向こうの音はぴたりと聞こえなくなった。
 本人が席を外すやいなや、女たちの表情がひきしまった。互いがつかんだ情報をすばやく交換し合う。
「つまり、大学教授だった彼のお母さんは、彼が幼い頃に行方不明になった」
 シュラインが話をまとめた。
「ええ、ドイツでホテルを経営している私の母に電話して聞いてみたの。当時は騒ぎになったらしいわ」
 とウィン。
「そして、そのお母さんが歌っていたメロディをもとに、彼がこの曲をつくった……」
「その失踪も、件の曲のせいだという可能性があるの」
 汐耶が発言しながら、ウィンと目を見交わした。
「もしかすると、お母上は……わたくしと同じような……」
 ささやくように、みそのが言った。
「えっ」
「……この世の外で、あの曲をお聞きになったのかもしれません」
「悪魔のトリル――」
 うたれたようにシュラインが言った。
「タルティーニね」
 ウィンが応じた。
「ええ。作曲家タルティーニが夢の中で悪魔に教わった曲だというけれど」
 ウィンは、ソファーに残されていた、クラウスのヴァイオリンに手を伸ばした。
(悪いけど、すこし調べさせてもらうわ)
 そっとそれに手を触れた瞬間――
(………!)

 クラウスだ。
 ヴァイオリンを弾いている。
 この部屋だったが、独りで、一心不乱に、とりつかれたように弾いているのだ。
 額に汗で乱れた金髪がはりついている。せわしなく、動く弓。
 そして稲光り。外は雷雨のようだ。
 ベランダから差し込んだ雷光が、不吉な影を形づくる。
 そこには――ベランダのガラス戸の外から、クラウスをねめつけている、それは……異形!

「ウィンさん、大丈夫? ウィンさん!?」
 汐耶に肩をゆすられて、はっとわれに帰る。
「ああ……何なの、あれは?」
 呆然と呟く。
「どうしたの――」
「……!」
 突然、みそのが、立ち上がった。
「……来ます」
 はっとした表情になって、シュラインが隣の部屋のドアへ走った。扉を開けると、雨まじりの風が彼女の頬を打つ。
 ばさばさとひるがえるカーテン。全開の窓から吹き込む雨に絨毯が濡れている。部屋は――無人だ。
「しまった!」
 みそのが、シュラインのわきをすっと抜けて部屋に入り、探るように風の中に手をさしのべた。
「……この建物の上ですわ」

■ 嵐の神曲

「蔦森さーん!」
 屋上の思い鉄扉を力を合わせて押し開け、雨の中へ走り出た彼女たちは、そこにあらわれた光景にたちすくんだ。
 もっとも、みそのはいちばん後ろで、ただじっと神妙な表情で立っている。その目が通常の意味でものを見ることはない。だが彼女には、誰よりもそこで起こっていることの本質が感じられているのだ。
 ウィン・ルクセンブルクもまた、緊張はしていたが、驚きは薄かった。なぜなら彼女はそれに似た光景を、すでに見ていたからだ。
 クラウスが、雨のただなかで、全身濡れながら、じっと目を閉じ、ヴァイオリンを演奏している。
 そしてその傍に――
「あれは何なの」
 綾和泉汐耶が低くつぶやく。シュラインは答えることができなかった。
 それはおおむねは人型をしている。が、その身長はクラウスのおよそ二倍だ。骨すじばった身体の皮膚は肉色のような、灰緑色のような、無気味な色合いで、細い腕と胴のあいだに、ムササビ類を思わせる皮膜が張り、風を受けてふくらんでいた。細長い鞭のような尾、ズラリと細かい牙がならんだ大きな口を開け……そしてその口しか存在ない顔などを見るまでもなく、それは地球上のどんな生物にも似ていなかった。
 ――キィィィ
 クラウスが演奏する弦楽器の音色にまじって、不快な、脳に突き刺さるような音が発せられている。下手なヴァイオリンの音に似ているが、どうやらその得体の知れない存在が発する声であるらしかった。
「弾け、というんです」
 空では雷鳴がうなりはじめ、風がごうごうとうずまいている。その音と、自身のヴァイオリンとに、クラウスの声はかき消されそうだった。
「かれらが、ヴァイオリンを弾けというんです。自分たちのために、引き続けろと。……それでわかったんです。母さんもきっと、そのために」
 汐耶とウィンの脳裏に、レコード会社からこのマンションに来るまでに立ち寄った、汐耶の管理する書庫での出来事が甦った。
(この……本たちが?)
(そう。古くなった品物が意識や霊力を持った存在を、付喪神というの)
 説明しながら、三枝から借りてきた『星の子守唄』の楽譜を取り出す。そして――彼女にしか聞こえない囁きに耳を傾けるのだ。
(宇宙ノ音階――異界ノ音律)
(星ノ狭間ヲ飛ブモノタチノ声ニ似テイル)
(呼ビ合ッテシマウ)
(同ジ声ヲ発スルモノヲ)
(カレラハ連レテユク――)
 ――キキィィィ
 不協和音。ふわり、と、雨の中に、怪物の身体が浮いた。それにひっぱられるように、クラウスの足もまた地面から離れてゆく。
「だめ!」
 悲鳴のように、シュラインが叫んだ。
「あの方は」
 不吉な神託を告げる預言者のように、みそのがささやく。
「心のどこかで、お母さまが消えてゆかれたところへ、自分も行ってしまいたいと」
「そんなのダメよ!」
 ウィンが豪雨の中へと駆け出した。
「あなたの才能はあなたと、わたしたち人間のものよ! 美しい音楽を奏でる人はこの世の宝だわ。そんな、わけのわからないものになんか渡してたまるもんですか!」
 威嚇するように、かっと口を開いて、それが手をふりあげた。熱帯雨林に棲む猿類を思わせる指の先から、刃物のような爪がしゃっ、と伸びたかと思うと、ウィンめがけてとびかかってくる――!
「……っ!」
 汐耶が、掌を突き出し、目には見えない、彼女の力を解放する。
 なにかに上から抑えつけられたように、それの動きが一瞬だけ、止まった。ほんの一瞬だ。しかし、それで充分だった。
 ――キィィ……ィィィッ!
「ヘル・ツタモリ!」
 嵐に咲く花のように、プラチナ・ブロンドの髪が舞う。
 ――ビィ……ィンンッ
 弦が――クラウスのヴァイオリンの弦がはじめるように、切れた。
 そして、雷鳴――
 シュラインは……稲光が横切る空へ、まがまがしい影が飛び去っていくのを見た、と思った。

■ 終曲

「いったいどういうことなんだよぉ!」
 鼻息荒く吠えているのは三枝耕介だ。
「彼の身は守ったんだ。依頼は完遂」
 と草間武彦。
「冗談じゃねぇ! 朝から会社の電話は鳴りっぱなしなんだ。『星の子守唄』のトラック10が……日本全国に出荷されたすべてのCDから、この一曲のデータだけがすべてきれいサッパリ消え失せちまったんだぞ! どうしてくれる!!」
 そんな光景をドアの隙間から目にして、シュラインはそっとドアを元通りに閉め直した。
「出直したほうがよさそうね」
「でも……いったい何が」
 首を傾げる汐耶に、
「かのものは、クラウス様は諦めて、曲だけを持ち去ったのですわ」
 みそのが告げた。
「そんなことって……」
「彼が無事だったのだから、よしとしましょう」
 ウィンが笑って言った。
「どうしてもあの曲だけが思い出せない、って……お母さんの思い出の曲なのに、ってすこしショックそうだったけれどね」
 そう――。件の曲は、CDから消えただけではない。同時に、すべての人間の記憶からも、消えてしまったのである。
「でも、お母さんだって、彼が生きて活躍してくれることを望んでいたはずよ」
「そうね」
 シュラインも笑った。
「これ――武彦さんのぶん、どうしようかしらね?」
 彼女がひらひらさせたものは、クラウス蔦森コンサート・S席チケットだった。

(了)

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【0086/シュライン・エマ/女/26歳/翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト 】
【1388/海原・みその/女/13歳/深淵の巫女】
【1449/綾和泉・汐耶 /女/23歳/司書 】
【1588/ウィン・ルクセンブルク/女/25歳/万年大学生】

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■         ライター通信          ■
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はじめまして。リッキー2号と申します。
ご参加ありがとうございました。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』をお届けいたします。

ごらんのとおり、ご参加いただいたのが全員女性という結果になり、
嬉しいような気恥ずかしいような困ったような(笑)。
ハンサムで才能あるハーフのヴァイオリニストを守るという依頼、
男性にしてみれば「やってられん」ということでしょうか(笑)。

当初はもっとブラックな結末を想定していましたが、みなさんの
プレイング等々を加味して考えた結果、このような展開になりました。
お楽しみいただければ、そして、みなさんのイメ−ジ通りに
キャラクターを描けていればさいわいです。

>シュライン・エマさま
曲の「制作過程」に注目されたプレイングの鋭さにドッキリ。
悪魔のトリル云々のからみはシナリオにはありませんでしたが、
ちゃっかり使ってしまいました。
冒頭のあたり、みそのさんとは相関のリンクはなかったのですが
過去の調査依頼でご一緒されたこともあるようなのであのような
描写にさせていただきました。

それでは、機会があれば、またお会いできれば嬉しいです。
ありがとうございました。