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<東京怪談・PCゲームノベル>


おぜんよごはんのしたく!

「白鳥座、あれと、あれを繋いだのが、夏の大三角なんだね」
と、花霞が言うのに、支倉は頷いて答える。
「こんな都会でも、探せばちゃんと見えるね」
「哥々は、星好き?」
「星?うん、好きだよ。結構楽しかった」
賈花霞の通う小学校の課外授業、天体観測の帰り道。
星を見ようとなると、多少は街の明かりの少ない場所を選ばねばならず、移動時間に随分時間を食ってしまった。
現実、天体観測に費やしたのはほんの僅かだ。
それでも、花霞は十分満足したらしい。
午前12時を過ぎていると言うのに、楽し気に月のない夜空を見上げては今日教えて貰った星座を探している。
やはり、雑誌や写真や映像で見るのとは、違う。
花霞が指さす星々を支倉も見上げながら、ゆっくりと歩いた。
「きゃっ」
不意に花霞の体が揺らめいて地に伏せる。
「大丈夫か?ほら、ちゃんと前を見て歩かないからだ」
慌ててしゃがんで手を貸しながら、支倉は軽く妹を叱る。
「だって、これに躓いたんだもん」
花霞は痛そうに膝をさすりながら、自分の足を取った茶色い物体を拾い上げた。
受け取って、支倉は外灯に照らして見る。
「お財布?落とした人が困ってるかな」
「誰のだろ?」
花霞に言われて、支倉はカード類を見る。
と、見知った写真の入った免許証が出てきた。
「誰の?」
急かされて、支倉は取り出した免許証を花霞に見せる。
「三下ちゃん?」
時折、草間興信所で会うそこはかとなく陰鬱な顔がそこにはあった。
「きっと困ってるよ。ねえ、届けに行こうよ!確か、あやかし荘って言う処に住んでるんだよね?」
頷きながら住所を見る。
「うん、ここから近いみたいだよ。行こうか?」
「うん!行こう!」
と、歩き出したものの、数分後。
二人は道に迷っていた。
「おかしいな、この辺だと思うんだけど」
住所は確かに近いのだが、肝心のあやかし荘が見付からない。
「こんな時間に、迷子が?」
突如声を掛けられて、二人は振り返る。
と、そこにはやたら派手な出で立ちの青年が立っている。
支倉があやかし荘を捜していると告げると、青年は少し笑って自分はそこの住人である三下忠雄を訪ねるのだと言う。
男は真名神慶悟と名乗り、一緒に行ってくれると言うので、花霞と支倉はその言葉に甘える事にした。


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「あ、ここだったんだ……」
あやかし荘を目の前にして、支倉は呟いた。
慶悟に連れられて来たあやかし荘は、ついさっき通り過ぎた建物だった。
「哥々って実は方向音痴だったの?」
花霞に言われて、支倉は苦笑する。
「暗いから分からなかったんだろ」
とフォローするのは慶悟。
「そうそう」
頷きながら、支倉は慶悟について建物内に足を踏み入れる。
「何か美味しそうな匂いがするよ?」
廊下を進みながら、花霞は言う。
「ああ、本当だな」
慶悟は足を止めて匂いの元を探す。
「二階、ですね?凄く美味しそうだなぁ、お腹空いて来ちゃうなぁ」
3人とも、夕食を食べてから時間が随分経過している。
そこに、甘辛い醤油の匂いや焼いた魚の匂いが漂ってくるのだから、胃が刺激されてしまう。
「でも、こんな時間だよ?誰が作ってる……食べてるんだろう?」
夜の12時をすぎてこんな美味しそうな匂いを発する、手の込んだ料理を作るマメな人がいるのだろうか。
お惣菜やお弁当とは思えない、料理の匂い。
「ああ、そうだ。ツマミがないな……」
手にした一升瓶を肩に乗せて、とんとんと肩を叩きながら慶悟は呟いた。
三下相手に呑むつもりで来たのに、日本酒があるだけ。
三下の部屋に酒の肴になるものがあるとは思えない。
何か買ってくれば良かった。と思っても遅い。
「三下さんの部屋は、二階ですか?」
支倉に言われて、頷きながら慶悟は階段を昇る。
二階に行くと、更に匂いが強くなった。
「うー、本当にお腹が空いちゃったな……。花霞、後で何か食べて帰ろうか?」
ファミリーレストランなら、この時間でも開いているだろう。
「うん、良いよ」
食べ盛り、育ち盛りらしい二人に笑みを漏らす慶悟。ふと、その足が止まった。
「わっ」
横を向いて花霞と話していた支倉は止まった慶悟に気付かずその背にぶつかった。
「すみません」
誤りつつ前を見ると、何故か、三下忠雄が自分の部屋の前に呆然と、ポカンと口を開けて立っていた。


:::::

「どうした、河馬みたいな顔して」
と言いながら、河馬に失礼だったかも知れないと慶悟は思った。
「あ、慶悟さん……それから、えーっと」
「蒼月支倉です。それから、こっちは妹の賈花霞」
「そうそう。そうだった。草間さんの処で、何度か会ったね」
「三下さんのお財布、拾ったんだよ。だから、届けに来たの」
と、花霞は茶色い財布を取り出して三下に渡す。
「何時の間に落としたんだろう、気付かなかった……、ありがとう助かったよ」
言いながら財布を開き、確かに自分のものである事を確認する。
「ところで、どうした?こんな処に突っ立って」
何故中に入らないのか、と慶悟が尋ねる。
「慶悟さん達じゃないですよねぇ?」
それに答えて、三下は自分の部屋を3人に指し示した。
そこに並んだ食べ物。
「わぁ、美味しそうだな……」
匂いの元はここだったのか。
狭苦しいテーブルに並んだ数々の料理に、支倉は目を輝かせた。
「今、帰ったらこんなになってたんですよ。一体誰が準備してくれたんだか……」
いかにも美味しそうな料理の山に、三下は涎を垂らしそうだ。
「あ、三下さんだ」
と言う声に、4人は振り返る。
そこにはお盆を持った少女が二人。
「あれ?」
一人は、ロルベニア・アイオス。
そして、もう一人は三下の知らない人物だ。
「おかえりなさい」
見知らぬ少女は言い、にこりと笑った。
その手のお盆には美味しそうな料理が並んでいる。
「それじゃ、この部屋の料理は君達が……?」
尋ねる三下に、少女は首を振った。
「それは、私が来た時に既にありました。私、エルハンドさんに言われてお裾分けに来たんです」
少女は藤河小春と名乗った。
何でも、父親の家でエルハンドと一緒に作った夕食が残り、途方に暮れていたのだと言う。
エルハンドと言うのはこのあやかし荘の住人の一人である。
「それじゃあ、この料理は一体誰が……?」
ほかほかと湯気を立てる料理の数々を、三下は見る。
「彼女さんとか、お母さんとかじゃないんですか?」
と尋ねてから、支倉は馬鹿な質問だと思った。母親と言う可能性はあるかも知れないが、三下に限って彼女などとはまずあり得ない。
「それはないだろう」
三下の代わりに慶悟が答えた。
「ああ、美味しそうだなぁ。昼も夜もまだなんですよぉ……、誰だか分からないけど、折角用意してくれたんだから御馳走になろうかなぁ……」
ぽたぽたと涎を零しそうな様子で三下は部屋に足を踏み入れる。
「こらこら、待て」
と、その首を慶悟が掴んで止めた。
「誰が作ったのか分かるまで、食べちゃ駄目だよ!毒でも入ってたらどうするの?」
花霞が言う、その横で声が上がった。
「大丈夫だよ、こんなに美味しそうな匂いがするんだから」
ロルベニアが三下と同じように涎を垂らしそうな様子で部屋を覗き込んでいる。こちらも相当お腹が空いているらしい。
「駄目ったら駄目。ねぇ、ほら、これあげるから暫く我慢してて」
と、花霞はポケットからキャラメルを二つ取り出し、一つを三下に、もう一つをロルベニアに渡した。
「日々辛い労働に勤しむ男に殊勝な輩……が飯を作っている、のか。姿を見せないのは、性格的なものから呪的な事までひっくるめて訳有りだ」
慶悟の言葉に小春は頷く。
「私が来た時には既にあって……他に人の姿は見なかったし……」
「どうした?」
何か思い当たる事でもあるのかと、慶悟が尋ねる。
「私が来たのは、30分位前になると思うんですけど……」
言いながら、小春はテーブルに並んだ料理を見る。
湯気を立てて美味しそうな……。
それから、自分とロルベニアの持つ盆の中を見る。
レンジで温めた料理からは、既に湯気が上がっていない。
「冷えてないんですね。どうしてだろう……」
「最近何か買わなかったか?」
クチャクチャとキャラメルをしゃぶっている三下に、慶悟は尋ねる。
「何か……、ええと、カップ麺とかお茶とかなら、買いましたけど……、それから弁当とか……」
「そうじゃなくて、家具とか、置物とかだよ」
三下よりもこの幼い少女の方が余程賢い。
「いえ、別に何も買ってませんよ」
「人から貰ったりもしませんでしたか?宝飾品とか」
支倉にも、三下は首を振って答える。
「誰かが何か仕掛けたのかも」
ロルベニアが口を開き、慶悟が部屋の中に入って行った。
身をかがめてテーブルの下を見て、そこに何も仕掛けがない事を確認する。
「おい、手伝え」
支倉と三下を呼び、それぞれあらゆる家具の裏を確認した。
しかし、これと言ったものは見当たらない。
あるのは、未だほかほかと湯気を立てる料理。
「台所なんかは、どうなんでしょうか?」
「調理室なら私たち、使ったけど……これと言っておかしなところはありませんでしたよ。使った形跡もなくて」
「ボク、これ持ってるの疲れちゃったよ」
答える小春の横で、ずっと盆を持ったままお預けを喰らっているロルベニアが不平を漏らす。
「まぁ、一応確認してみよう。何処かに呪符があるかも知れんしな」
「そうですね。これも温めなおさなくちゃいけませんし」
小春は自分とロルベニアの盆の中の冷めた料理を見た。
「調理室って、どこにあるの?」
「あ、こっち」
花霞達を案内して先を歩く小春を見送り、慶悟はさっと部屋を霊視してみた。
呪術でないのならば霊的なものだろうと思ったのだが……、気の残滓はない。
不思議な事もあるものだ。
首を傾げつつ慶悟は調理室に行っている間の部屋の監視の為に小さな式神を呼び出し、不可視可させて物陰に潜ませた。
先に調理室に行った5人を追うと、既に調理室は支倉と三下によって調べられた後だった。
「なんにもないですよ」
慶悟に伝える支倉の横で、ロルベニアが椅子に座り込む。
「暖かいスープが飲みたい……」
「ああ、お味噌汁に暖かいご飯……、焼き魚に煮物……」
ロルベニアの横で三下が小春の持参した料理を眺める。
と、その時、慶悟の式神がふわりと飛んで現れた。
「うん?」
三下の部屋に何か異変があったらしい。


:::::

他の住人の迷惑にならないよう精々足音を忍ばせて、急いで三下の部屋に戻る。
と、そこにはやはりまだ湯気を立てている料理が並んでいる。
「あ、あれ!」
花霞が指さすテーブルの端にさっきまではなかった筈のポタージュスープが湯気を立てている。
「スープ……」
さっき調理室で温かいスープが飲みたいと言ったのはロルベニアだ。
「食べたい物とか言ったら出てくるのかな?」
と言う花霞の言葉に、支倉が試しに言った。
「うーん、麻婆豆腐が食べたいな、ちょっと辛いやつ」
全員の視線がテーブルに注がれる。
そんな中。
ポン。
と、音こそ立てなかったが、熱々の麻婆豆腐がテーブルの端に現れた。
「おおっ」
思わず歓声を上げる支倉。
「……よし」
暫く考えて、慶悟は口を開いた。
「取り敢えず飯を食べろ」
「え、良いんですかっ!?」
三下が目を輝かせる。
「ボクも食べて良いの?」
ロルベニアが聞いた。が、慶悟は首を振る。
「あんたは辞めておけ。念の為」
何かあっては困る。
「毒味させるつもりですかっ!?」
三下が不満そうに呟く。
「食べれば何かしら変化がある筈だ。場の空気然り、三下の身然り。その様子次第で飯を作っている奴が考えている事も解る筈だ。ただ旨い、というだけでもそれが答えだしな。何かあったら孔雀明王の呪で体内の不浄を一切浄化してやるから安心しろ」
笑みを浮かべて慶悟は言った。
「旨くて無事ならそれで十分過ぎる程充分だ。他は大した問題じゃない。だろう?」
それなら、と三下はいそいそとテーブルについてどれから食べようかと涎を押さえて見回した。
「いただきますぅぅっ!!」
三下は両手を合わせてから箸に手を伸ばす。
が。
「あ、あれ……?」
「どうしました?」
小春が手元を覗き込む。そこには確かに茶色い塗り箸があるのだが。
「どうしてかな……?」
「何してるの?」
花霞も覗き込み、三下の手を見る。
テーブルの上の箸を掴もうとする三下の手。
しかし、その手が擦り抜けて箸に触れられない。
「お箸は諦めて、手づかみで食べてみたらどうですか?」
と支倉が言ったが、生憎手づかみで食べられそうな物がない。
すると、横から慶悟が口を挟む。
「ああ、パンが食いたいな。カリカリのトースト」
ポン。
テーブルにこんがりときつね色のパンが現れる。
「はは、便利ですね」
支倉が笑う。
「それじゃ、頂きます」
三下はバターが金色にとろけるトーストに手を伸ばした。
しかし。
「あれ」
スカッ。
と言う音はしないが、三下の手はトーストに触れられない。
爪の先が当たるのは、トーストでも白い皿でもない。
これは……。
この感触は……。
「テーブルにしか触れませんよぉ……」
目の前にこんな美味しそうな食べ物があるに、得も言われぬ香りが鼻をくすぐるのに、食べられない。
三下は恨めしげに慶悟を見た。
「俺を見てどうする。俺は何もしていないだろう」
「ボクにも触れられないのかな」
ロルベニアが三下の隣に座ってスープの皿に手を伸ばす。
が、やはり皿にも中身にも触れる事が出来ない。
「見るだけ、臭うだけって事なのかな?」
花霞は支倉と慶悟を見上げた。
「所謂、生殺しだな」
喉の奧で笑いをかみ殺しつつ、慶悟は三下の隣に腰を下ろした。
「大丈夫です、私の持ってきた料理がありますから、後で食べて下さい」
言いながら、ふと小春はテーブルの縁に目をやった。
クリーム色のテーブルクロス。
小春は三下の事をよく知らない。ただ、エルハンドから『運からも縁からも天からも見放されたような陰気な男』と教えられただけ。
それだけで判断するのは難しいが、どう見てもこの目の前の男がテーブルクロスを掛けるなど想像し難い。
「どうしたの?」
首を傾げる小春に、ロルベニアが心配そうに声を掛ける。
「うん、テーブルクロス、掛けてるんだなと思って……」
「ホントだ……」
その言葉に頷くのは花霞。
「三下さん、このテーブルクロスどうしたんですか?」
「え?ああ、これ……今朝、綾さんが、ああ、綾さんて言うのは、このあやかし荘に住んでる天王寺綾さんて人だけど、その人が旅行のお土産の魔法のテーブルクロスだとか言って、ここに置いていったんだ」
「魔法のテーブルクロス?」
慶悟がそのクロスの端に触れる。
「ああ、何か昔話しがあったな……、『おぜんよごはんのしたく』とか言うのが……、知らないか?」
男が魔法のテーブルクロスを持っていて、それをテーブルに掛けて「おぜんよごはんのしたく」と言うと食べたいものが現れると言う話しではなかったか……。
「それじゃ、この料理は全部魔法の為せる技って事ですか?」
「そう言う事になるかな。これが魔法のテーブルクロスなら」
言って、パッと慶悟はテーブルクロスを強く引っ張った。
クロスを引いた瞬間テーブルの料理はパッと消え失せた。
「ああっ!!」
切ない悲鳴を上げたのは、三下とロルベニア。
「ほい、この通り」
ひらりとクロスを振っておどける慶悟に、花霞は歓声を上げた。
「すごーい!魔法使いみたいっ!!」
「本当に魔法のテーブルクロスなんですねぇ」
「ま、半分って処かな」
本当に魔法のクロスならば、並んだ料理に触れることも食べる事も出来る筈だ。
「バッタものって事か……」
支倉が苦笑する。天王寺綾は一体どこでこんなものを購入したのだろう。
「はぁぁ……お腹が空いた……」
半分涙を浮かべて、三下が綺麗サッパリ片づいたテーブルを切なく見つめた。
「ボクも……」
力尽きた様にテーブルに伏すロルベニア。
「だから、大丈夫です。私の持って来たのがありますから。すぐ、温めますね」
パタパタと走って小春は調理室に向かい、慶悟は持ってきた日本酒をテーブルに置く。
「あ、そうだ。君達に何かお礼をしなくちゃ……、と、取り敢えずお茶でも……」
所在なさ気に立つ花霞と支倉に、三下は慌ててお茶の準備を始めた。


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数分後、もう1時に近い時間。
飢えた三下とロルベニアは漸く夕食にありつく事が出来た。
慶悟は煮物を肴に酒を飲み、花霞と支倉は三下の用意したお茶とお菓子を抓んでいる。
「まだありますから、沢山食べてくださいね」
三下とロルベニアにとっては天使のような小春は、その様子を楽しげに見ている。
「コレ何?マッシュポテト?」
生まれて初めて肉じゃがを見るらしいロルベニアはフォークの先でじゃがいもを潰そうとして小春に止められ、首を傾げつつ塊のままのじゃがいもを口に運ぶ。
「もひほひふほもほはないほひへはふほ?」
口一杯にご飯を詰めた三下が喋ったが、理解出来ない。しかしロルベニアには理解出来たようで、味噌汁の碗に手を伸ばす。
「ミソスープ……僕、スプーンがないと飲めないの」
「味噌汁をスプーンでだって?」
ちびりちびりと酒を口に運ぶ慶悟が溜息を付いたが、三下はいそいそとスプーンを取りに立ち上がる。
「こう言う点では、三下さんてマメなんだね」
花霞は横でお茶を啜る支倉に囁く。
「マメなんじゃなくて、使われ慣れてるって言うんじゃないかな?」
全く、その通り。
花霞と支倉、慶悟は苦笑したが、よく分からないらしい小春とロルベニアは首を傾げる。
そこに戻った三下は自分の事を言われているなどとは思いもせず、ロルベニアにスプーンを渡すとまたいそいそと口に料理を詰め込んだ。





end




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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0389 / 真名神・慶悟    / 男 / 20  / 陰陽師
1691 / 藤河・小春     / 女 / 20  / 大学生
1351 / ロルベニア・アイオス/ 女 / 16  / ウィッカのカヴン司祭長
1651 / 賈・花霞      / 女 / 600 / 小学生
1653 / 蒼月・支倉     / 男 / 15  / 高校生兼プロバスケットボール選手

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■         ライター通信          ■
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今回はなかなか受注がなくて、もう窓を閉めてしまおうかなと思った処で一杯になり、
ビックリしてる佳楽です、こんにちは。
この度はご利用有り難う御座いました。
「おぜんよごはんのしたく」と言う話し、その昔読んだ筈なのですが、実はタイトル
しか記憶にありません。
脳の容量が少ないらしく、何でも頭に入れた側から出てしまって、困っております。
妙にダラダラ長くなってしまったので、皆様が途中でイヤになってしまったのではない
かと不安に思っております………(遠い目)
何時もの事ですが、納品って胃がキリキリ痛みますね。
痛む程立派な物が書けてるかって問題なんですけども……(トドメ)
とか言う訳で……。
また何時か何処かでお目に掛かれたら幸せです。