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<東京怪談・PCゲームノベル>


黄金褌伝説

*ゴーストネット発掘隊*

「黄金の褌って……こんなの持ってる人に覇権って事自体が……嫌……」
 ネットでその書き込みを見つけ、あまりにもあまりのネタにシュライン・エマ(しゅらいん・えま)は思わず呟いてしまった。
 ただ、ネタとしては確実に「オカシイ」ネタなだけに覇権云々の効力が本当かどうか、また実物を発見すればそれなりに執筆ネタになるのではないかと思い立ち、発掘参加のメールを出した。
 どうも近頃草間興信所でのアルバイトがほぼボランティアと化している。発掘に参加するのはいいとして、このネタを生活の糧とするには換金する必要がある。
「さぁて、こんなネタを売り込めるのは……あそこよね」
 シュラインはある女性の顔を思い出しておもむろに電話をかけた。
『はい、白王社月刊アトラス編集部編集長碇です』
「もしもし、シュラインです。面白いネタがあるんだけど買わない?」
『面白いネタ? どんな?』
 案の定、麗香はすぐに食いついてきた。
「覇権を握れるといわれている秘宝があるって話なんだけど―――――」
 シュラインがそう言ったとたん、電話の向こうで麗香が小さく噴き出した。
『黄金の―――とかいう話でしょ?』
「なぁに、もう知ってるの?」
『まぁ、うちからも何人か行く予定なんだけど……実物を見つけたら連絡頂戴。何せ、うちからのメンバーには三下が入ってるからボツる可能性がねぇ』
 一見、直属の上司の言葉とは思えないような台詞ではあるが、過去の経験からあながちそれを否定できない事をシュラインも知っていた。
「了解」
 それだけ言うと、シュラインは電話を切った。
 どうも、暗雲が立ち込めそうな気配がしてきた。

 シュラインは、海原みあお(うなばら・みあお)、葛妃曜(かつらぎ・よう)、綾和泉汐耶(あやいずみ・せきや)の3人と一緒に、今回の現場と目される山梨県は富士山の麓にある青木ヶ原樹林を目指し電車に乗っていた。
 電車に乗ってまずはじめにシュラインは汐耶と目配せをして、みあおが被っていた懐中電灯付の黄色いヘルメット―――いわゆるガテン系の人がよく現場で被っているそれを彼女の頭からはずす事にした。
 待ち合わせ場所に来たみあおは明らかに小学生の彼女に似つかわしくないそのヘルメットを被って現れたため無駄に注目を浴びて仕方がなかったのである。一応、恥も外聞もある妙齢の女性2人としては、ここは大人として常識を死守したいところであった。例え、今から発掘するものが明らかに『常識はずれなモノ』だとしても、だ。
「みあおちゃん。とりあえず、危ないからそれはしまっておきましょう」
「そうね、はい貸して。リュックの中に入れて上げるわ」
みあおは良い子には〜いと返事をして、シュラインにリュックとヘルメットを渡した。シュラインは手渡されたヘルメットの内側にリュックの中に入っていたロープやお菓子などを詰めてからもう一度リュックの中に入れなおした。
 その間にも、
「本物だったらい〜ね。だって、全国統一できたらへ〜わになるよ〜」
みあおはそう言ってきゃっきゃとはしゃぎ、
「ソレが褌ってことはハナから男性限定かよ。前時代的だよな」
と曜は微妙にずれた所に反発を覚えているようで不服そうに口を少し尖らせている。
 シュラインと汐耶はさすがに「褌」という言葉を電車の中という公共の場で口に出すのもためらわれたため少し声を押さえて、
「黄金の……っていっても本当の金なわけじゃないわよね。でも金糸で織り込んであるなら結構重そうじゃない?」
「まぁ、金には変わりないけどねぇ。その効力が本当か知りたいからわざわざ有給申請してきたわけだし」
と話し合う。
 とりあえず、今回のこの面子の中ではシュラインと汐耶が頭脳担当、曜が体力担当、みあおが「運」担当といったところだろう。
 発掘には当然、基本的な下調べ等も必要だろうが、今回のような場合であれば「運」というものもかなりかかわってくると思われた。あいにくと、女性ばかりではあるが、そう言った意味では非常にバランスのとれたメンバーとなっている。
 汐耶が事前に雫から地図の写しを借りて、彼女なりに現在の地図と照らし合わせて大まかな場所を把握して来ていたのでとりあえず汐耶がナビ役ということになっている。
「でもさぁ、金ムクな褌なんて履き心地最悪そうだし悪趣味だよな〜」
「まぁ、ネタとしては楽しいわよね」
「馬鹿馬鹿しくっておもしろそ〜だよねぇ」
 ネタとしてはくだらなくて面白そうなことこの上ない。実物が入手できれば、確実に生活の糧になる事は確かだろう。
 心の中で、シュラインはひそかに気合を入れた。

「わぁい、樹海樹海。ここって自殺する人が来るとこなんだよね〜」
 どうも情報過多の最近の小学生にも樹海のある意味間違ったイメージが強いらしく、そう言っていたみあおは現地に到着して自分の中のイメージとの違いに驚いた声をあげた。
「ぜんぜん思ってたのと違う〜」
「俺ももっとおどろおどろしいところ想像してたんだけどなんだか案外フツーでがっかり」
 どんな想像をしていたのか、あからさまにがっかりしているみあおと曜の台詞にシュラインと汐耶は思わず苦笑した。
「大丈夫よ、2人の期待に応えるわけじゃないけど例のモノはこの整備されたハイキングロードを反れて森の中の中心にあるようだから」
と2人に言い聞かせる。
そういうシュラインを振り返って、曜は、
「ところで、2人とも何でそんなに荷物多いんだ?」
と、シュラインと汐耶の荷物を指す。
「あぁ、これね。お弁当よ」
「わぁ〜い、本当にピクニックみたいだね〜」
 2人が2人ともお弁当だといって指した鞄はやけに大きくて、そのサイズからも明らかに4人分よりはるかに多いだろう。
「あぁ、これはアトラスからも調査に来てるらしいから余分に持ってきてみたんだけど」
 はいはいと挙手して、
「あっちには三下がいるらしいよ〜」
と、みあおがどこか楽しそうな口調でそういった。
「まぁ、三下が居る向こうがすぐに見つけられるとは思わないけどぉ、でも、やっぱりアトラスチームより先に見つけたいよね。だって、こっちが先に見つけてネタを売ったら宴会が出来るもんっ!」
と、みあおが言った。
 小学生にここまで言われると、可哀想を通り越してすでに哀れとしか思えない。だが、それも三下のキャラクター故だろうと、誰も異論を挟むものは居なかった。
「さぁて、じゃあ、そろそろ本格的にお宝捜しに行きましょうか」
 地図を片手に汐耶が告げたスタートの声に、
「お宝ゲットだぜ!」
「えいえい、オー!」
と、年少組みが気合の声をあげた。

 少し進むごとにシュラインは持ってきた紐を木の幹に結びながら進んだ。方位磁石のきかない森の中で迷子になった場合、最悪でももと来た道はわかるようにという目印のためだった。
「あれ?」
 シュラインがある木に紐を結んでいるのを、見ていた曜があることに気づいた。
「これ、何の矢印だ?」
 手招きしてみあおと汐耶も呼び寄せる。
「何かの道標かしら?」
「この傷、まだ新しいものじゃない」
 根元にある小さい矢印はナイフかなにかで彫ったような痕で、ごく最近彫られたような感じだった。
「あっち向いてるね〜」
 みあおに釣られるように、4人が矢印の先を見た。
 そのとき、シュラインの特殊な聴力が微かな声を拾った。
「声、聞こえなかった?」
 シュラインは振り返って曜にそう言った。
 シュラインほどではないにしろ曜は虎人チェンジしなくても普通の人間よりは遥かに聴覚は発達している。
 しかし、曜が耳を済ませた直後に、遠くから
「うぁぁぁぁぁ――――――――」
という男の悲鳴が聞こえた。
 その悲鳴は聞き覚えのある声だった。
「今のって、三下の声だよね〜」
「何かあったのかも知れないわ。急ぎましょう」
 汐耶、シュライン、みあおの順に声の聞こえたほうに向かって駆け出した。

 その3人の横を虎人化した曜が駆け抜けて行くのに気づいた汐耶は、曜の背中に、
「曜くん、気を付けて―――――」
と、注意を投げかけた。
 しかし――――――
「三下君、あなた何してるの」
 ようやく曜に追いついた3人は先に着いて大笑いしている曜を尻目に、あきれたような目で逆さ釣り状態の三下を見ていた。
「僕だって好きでこんなことになってるんじゃないんですよぉ、見てないで下ろしてくださぁぁいぃぃ」
 しょうがねぇなぁ、と、力仕事担当である曜が笑いを堪えながら木の上に上がろうとしたとき、突然、

「観念しなさい〜!」
横の茂みからという声とバットが飛んできた。
 それを追いかけるように、少年の、
「あぁ、涼姐、ストップストップ〜〜〜!」
という声も聞こえてきたが。
 しかし静止の声だけで投げつけられたらしいバットが止まるはずもない。だが幸いな事にバットは曜に向かって飛んでいた。虎人化していた曜はその驚異的な反射神経で飛行バットを見切って一気にジャンプして枝の上に乗った。
 鈍い音がして、バットが木の幹に当たって地面に落ちる。
「って―――――あれ?」
「あら」
「あ〜!」
 いくつかの声が同時に発せられた。
「なんでこんなところにそろいも揃って……あ、碇さんに聞いたの?」
 自分がバットを投げつけたことも忘れたように、元気暴走印の女子大生村上涼(むらかみ・りょう)はシュラインやみあおの顔を見て、そう言ってぽんと手を叩いた。
「えぇ、でも私たちはアトラスからの調査じゃなくってゴーストネットのほうから来たんだけどね」
「おもしろかったよ〜、悲鳴が聞こえて飛んできたら三下がぶら下がってるんだもん」
 みあおがそう言ったことでようやく三下のことを思い出した涼が見ると、すでに曜の手によってとりあえず、三下は無事下ろされていた。
「まぁ、目的は一緒なわけだしここは手を組むってのはどう?」
 明らかに今回アトラスチームの決定権を握っているであろう涼に、シュラインはそう提案した。
「うぅん」
 悩む涼に、それまで黙って成り行きを見守っていた少年―――天樹火月(あまぎ・かづき)が涼のTシャツのすそを引っ張っる。
「涼姐、そうさせてもらおうよ。なんだかトラップも出てきたからきっとお宝には近いのかもしれないけど」
「人数が増えるって事はそれだけブツを売ったときの分け前が減るわけでしょ」
「でも、危ないよ。涼姐は普通のか弱い女の人なんだから。それにもしも涼姐になにかあったら俺に勉強を教えてくれる人いなくなっちゃうし―――――」
 火月の『普通のか弱い女の人』発言が涼の琴線に触れたのか、
「もう、火月がそこまで言うんならしょうがないわねぇ」
と、涼はゴーストネットチームとの合同調査を承諾することにした。
「OK。じゃ、とりあえずお昼でも食べながら作戦会議にしましょう」

 トラップなどからアトラスチームの3人が居たあたりが宝に近いという結果に落ち着き、お弁当をきれいに平らげた後、アトラス、ゴーストネット合同チームは三下が次々とトラップに引っかかった場所に戻りそこから先へ進むことになった。
 合同チームになってもやはり先頭は、涼いわく『ナマ盾』の三下だった。
 当然三下は今度も「もう嫌ですぅぅ」と泣き叫んだが今度は涼だけでなくみあおや曜にも責めたてられて三下の意思が通るはずもなかった。
 これがまた、トラップが現れること現れること。
 しかも、ことごとく三下はそれに引っかかった。
 手裏剣が飛んで来たり、網が上から降って来たり……と。
 しかし、その苦労が報われる時が来た。
「きっと、ここよ!」
 一際大きな大木にたどり着いたときにナビゲーターをしていた汐耶と涼がそう言いきった。
「何の変哲もない木に見えるんだけど?」
 火月が年少組みを代表するように問い掛けた。
 曜も疑わしそうな顔で見ているが、汐耶と涼は嫌に自信に満ちた顔をする。
「あたし達だって闇雲に歩いてたわけじゃないのよ、多分、この木がこの樹海の中心にあたるはずよ」
 確かに、今までは木どころか樹木の根が地面からあちらこちらと顔を出してやたらと凹凸が激しく歩き難かったのだがその木は小さく盛り上がった塚のような上に生えており、その樹木の根が洞の様になって居るその姿はまるで人の腕が何かを抱えているような姿だった。
「よし、そうと決まったら掘るぞ!」
 そういって曜は背中に背負ってきていたスコップでがむしゃらにその根と根の間を掘り出した。みあもも「お宝お宝ぁ、褌さんは出てくるかなぁ」と妙な節をつけた歌を歌いながらリュックの中からシャベルを取り出して砂場遊びに夢中になっている子供のように掘っている。
「ほら、三下さんもさっさと掘る!」
 涼は死人のようにぐったりした顔の三下に鞭をうって掘らせる。
 ざっざっざっ―――――――土が掘られる音がしばらく続いていたが、突然その音がガチンと何か硬いものに当たったような音がした。
「何かに当たった!」
 曜はスコップを止め、みあおのシャベルで丁寧にその何の周囲を掘る。
 するとそこにはやたらと薄汚れた梅干が入っているような形の壷が現れた。
「やった!」
「アレかしら?」
「早く明けて明けて」
「じゃあ、明けるよ」
 曜がそう言うと壷を囲んだ全員の咽がごくりと動く。
「せーの!」
 壷が用の腕によって逆さにされる。
 当たりが沈黙に包まれて、どこかで鳴く野鳥の声だけが微かに聞こえる。
地面にはその中に入っていたらしい銅銭が3枚だけ申し訳程度に転がっている。
 汐耶はその1枚を手に取った。
 そして、持参した今まで発掘され武田家の埋蔵金だと言われている銅銭の写真と比較した。ほぼ、同じものと断定して間違いないだろう。
 しかし、
「―――――これだけ?」
と、誰ともなくそんな台詞がこぼれた。
「本当に、これだけなの? 他になんか入ってないわけ!? ほら、壷にへばりついてるとか!!」
その中でも、特に涼はそう言って曜からその壷を奪い取って中身をのぞきこんだが、塵一つ入っていない。
 ゴトっという音がして涼の腕から壷が落ちた。
 誰も彼もが呆然として言葉を失っていたが、ぽつりと、
「……みあも、もう疲れたぁ」
と呟いた。
 そうみあもが言ったのも無理はなかった。昼前に森の中に入ったにもかかわらず今時間はすでに夕方を指している。
「もしかしたら違う場所かもしれないけど、今日はもう無理ね。出直すしかないわ」
「そうね、野宿するわけにもいかないものね……」
 シュラインと汐耶はそう判断を下した。その判断は正しいのだろうが、
「これじゃただのくたびれ儲けじゃない!」
と、涼は憤懣やる方ないようだ。
 しかし、そうは言ってもこれ以上ここにいて日が暮れてしまっては取り返しがつかなくなる。
 結局どうやら今回のネタは空振りだったようだ。
 しかし、誰よりもそのことに1番ショックを受けているのは三下に違いないだろう。
 あれだけ体を晴らされて居たい目にも辛い目にもあいながら、しかも宝は見つからず……などと戻って碇になんといえば言いやら。それを考えるだけで、もう、このままこの森に留まってしまった方がまだ自分は幸せなのではないかと本気でそう思えてくる。
「……」
「……」
「―――――」
 火月の目印をたどって一行はとりあえず森を抜けた。
 口数が極端に少なくなってしまったのは、まぁ、無理もないだろう。

 7人が森を出ると、陽は半分以上沈みかかっていた。
「あれぇ、あんたたち何しとるんだねぇ」
 不意に通りすがりの老人がすっかり疲れて座り込んでしまっている6人を見て声をかけてきた。
「東京から取材調査に来たんですけれど……」
シュラインは疲労感を隠せない口調でそう言った。
「ほぉ、それはえらいことだったねぇ。でぇ、何を調べとったんかね」
「黄金の褌だよぉ」
 みあおが老人にそう言うと、
「あぁ、アレの事か」
と、老人の口から思っても見ない言葉が飛び出した。
「おじいさんしってるんですかっっっ!?」
一同の声が重なる。
「おぉおぉ、知っておるよぉ。あれじゃろう、あれなら源さん所にあるさぁ」
 なんと、すでにそれは発掘されていたと言うのか!?
 色めきたつ勢いに押されて老人は7人をその源さんなる人物の家に案内する事になったのである。
 そこで、一同が見たのは今まで見た事もないような光景だった。
 夕日の差す中、物干し竿代わりのロープにはためく何枚も連なった褌。
 ひらひらと揺れるそれはすべて夕日の中に溶け込んでしまいそうな目にも眩しい山吹色をしている。
 まるで、昔の映画のワンシーンのような光景だった――――もっとも、映画のほうはハンカチだったが。
 そして、その中に1枚だけきらきらと夕日を反射させているものがあった。
 確かに、きらきらと光るそれには間違いなく金糸で見事な刺繍が施されていた。
 「あぁ、アレだ、アレ。何でも源さんが若い頃に森に迷い込んだ時に見つけたって言うハイカラな褌」
 それ以来、源さんなんだか黄色い褌に凝ってしまってのぉ……など老人が続けている。

  確かにそれは予想通りの姿をしていたが、所有者である源さんの家はどう見ても昔ながらの田舎の民家そのものでとても何らかの『覇権』を手に入れた様子は全く欠片も見当たらない。
「―――これ、持って行ってもボツ原稿よねぇ……」
 今日1日の出来事をどんなに上手く纏め上げたとしてもオチがこれでは生活の糧なるような原稿は出来あがりそうもない――――もし、纏め上げたところであの碇麗香がそれを採用する事はないだろうし、アトラス以外にこんなネタを買ってくれそうな出版社をシュラインは思いつく事が出来なかった。
 シュラインははためく褌の群れを見ながらため息をついた。
 
 Fin

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【 0381 / 村上・涼 / 女 / 22 / 学生 】
【 1451 / 海原・みあお/ 女 / 13 / 小学生 】
【 1449 / 綾和泉・汐弥 / 女 / 23 / 司書 】
【 0086 / シュライン・エマ / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト】
【 0888 / 葛妃・曜 / 女 / 16 / 女子高生】
【 1600 / 天樹・火月 / 男 / 15 / 高校生件喫茶店店員(祓い屋)】
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■         ライター通信          ■


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こんにちは、遠野藍子です。この度はご参加ありがとうございました。
締め切り数日前、さぁ続き書くぞ〜とPCをたちあげたのですが……立ち上がりませんでした。突然PCが飛んじゃいまして、再セットアップする羽目になりました。<泣
幸いなことにPC自体は復活したのですが、あまりにも突然Windows自体立ち上がらなくなったため、当然書きかけの原稿はぱぁ。再セットアップ再インストールに2日かけてようやく書き直した次第です。
バックアップはまめにしよう。特に仕事中は……

 初めてコミカルタッチのものを書かせていただいたわけですがいかがでしたでしょうか。難しいですね。慣れないものを書くのは。
 精進します。
 また、機会があればよろしくお願いいたします。