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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡線・仮面の都 札幌>


調査コードネーム:奈菜絵ふたたび  〜吸血奇譚〜
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :界境線『札幌』
募集予定人数  :1人〜2人

------<オープニング>--------------------------------------

「さて‥‥情報によればここですね」
 槙野奈菜絵が呟き、オートバイを降りる。
 札幌から最も近い湖、支笏湖。
 月明かりに照らされた湖水が揺れる。
 この湖畔にヴァンパイアロードたちのアジトの一つがあるらしい。
 ハンターから流れてきた情報の真偽を確かめるため、彼女は単身、湖を訪れていた。
 随員を伴わなかったのは、いざというとき一人の方が逃げやすいからである。
「まあ、おそらく罠でしょうけどね」
「くくく‥‥その通りだ」
 呟きに応えるように闇がわだかまり、人の姿を取った。
 動揺の素振りすら見せず、
「こんな人里離れた場所にアジトを作る理由がありませんから」
 奈菜絵が影を見据える。
 こんな場所では行き来にも不便だし、敵対勢力が遠慮なく攻撃できる。
 ならば市街地のど真ん中にアジトを作った方が効率的だ。
 何十万かの市民を間接的に人質に取れるのだから。
「噂に違わぬ軍師ぶりだな」
「あなたに褒められても嬉しくありません。ヴァンパイアロード」
 無造作に右手を振る少女。
 瞬間、幾条もの水流が湖面から迸り影を貫く。
「水辺は私のフィールド。あまり嘗めないでいただきましょう」
「クトゥルフの水魔法か。すでにダゴンを呼んでいたとはな」
 だが、声は後から聞こえた。
「なっ!?」
 はじめて狼狽する奈菜絵。
 先ほどの攻撃、たしかに手応えはあった。
 幻術などではなかったはずだ。
「別にたいした芸ではない。そやつの口から我の声を出していただけだ」
 月が、魔法に貫かれたものの死体を照らす。
「ミゲルさんっ!?」
「ハンターなどと名乗るクズだな。我に変わってトドメを刺してくれたこと、礼を言うぞ」
 嘲笑。
「貴様っ! どこまで卑劣なのだ!!」
 少女が激昂し、シミターを鞘走らせる。
 が、
「この程度で冷静さを失うか。未熟だな」
 声とともに繰り出された拳が奈菜絵の腹部にめりこむ。
「か‥‥は‥‥っ」
 少女の口から微量の鮮血が零れる。
 そしてそのまま崩れ落ちる。
「エサになって貰うぞ。ヤツらを誘きだすための、な」
 ヴァンパイアロードの嘲笑が木霊する。
 千古の眠りを呼び覚ますかのように。








※吸血奇譚です。
 バトルシナリオです。推理の要素はありません。
 奈菜絵を救出できれば成功です。失敗すると奈菜絵が死亡します。
※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日にアップされます。
 受付開始は午後8時からです。
※八月四日(月)の新作アップは、著者、私事都合によりおやすみさせていただきます。
 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。


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奈菜絵ふたたび  〜吸血奇譚〜

 暗い。
 暗い森の奥。
 新月期に近づく月を映す湖。
 支笏湖という。
 オカルティストの間では、死骨湖と呼ばれる。
 湖面がざわめき、さざ波を立てる。
 眠りからめざめるかのように。
 強さを増す風。
 三人の黒髪をなびかせる。
 武神一樹。巫灰慈。シュライン・エマ。
 黙然とたたずむ。
 会話を交わすことすらなく。
 弓弦をぎりぎりまで引き絞るがごとき沈黙。
 やがて、
「‥‥現れたな‥‥」
 調停者と呼ばれる男が口を開いた。
 前方の闇が、濃さと深さを増しているような気がする。
 年少の二人が軽く頷く。
 緊張を無表情の陰に隠して。
「ようこそ。我が宴の席へ」
 朗々と響く声。
 何者が発したのか、確認するまでもない。
 巫が愛刀を鞘走らせ、シュラインが懐中から黄金銃を取り出す。
 が、
「そちらは罠だ」
 ごく静かに武神が仲間たちを制した。
「気づいたか‥‥さすがは調停者。小娘とは違うということだな」
 背後から聞こえる声。
 余裕たっぷりに。
 振り返った先に立っていたのは、もちろんヴァンパイアロード。
 左右に控える影は、おそらくバウディア・ラスプーチンと七条燕だろう。
「豪華キャストね。ところで奈菜絵ちゃんはどこかしら?」
 冷笑しつつシュラインが訊ねる。
「小娘なら、そこに転がっておるわ」
 ヴァンパイアロードの声に応じて、ちらりと巫が視線を動かした。
 わだかまっている闇が晴れ、縛られた少女の白い裸身が浮かび上がっていた。
「‥‥悪趣味の極致だな」
 吐き捨てるような浄化屋の言葉。
「なかなか良い躰だったぞ」
 ヴァンパイアロードが挑発する。
「そいつはよかったな」
 むろん巫は乗らなかった。
 この程度の舌戦で冷静さを失うわけにはいかない。
 積極攻撃型に属する彼としては即座に殴りかかりたいところではあるが。
『すこしは成長しているようだな。愚孫よ』
 貞秀に言わせれば、こういうことだろうか。
「‥‥シルフィード」
 唇の動きだけでシュラインが命令する。
 それに応じて、風の精霊が奈菜絵の戒めを切り裂いた。
 ついでに黄金銃を発射し、少女の服を作る。
 レインボーエリクシルから撃ち出される水は、無から有を生み出すことができるのだ。
 もちろんそれは無限ではないし作れるものと作れないものがある。
 装弾数にだって限りがあるのだ。
 それでも貴重な一発をこのようなことに使ったのは、同性としての優しさだろう。
 戦術的な意味もあるかもしれない。
 裸の女性が一緒では、いざ撤退となったとき行動が制限されるのだから。
「えらく簡単に人質を解放したな。ヴァンパイアロード」
 油断なく状況を見守っていた調停者が訊ねる。
「結果からいうならそのような仕儀になるな」
 ドラキュラの声も冷静だ。
 彼は護り手たちが問答無用で攻撃を仕掛けると仮定し、囮として奈菜絵を置いたのだ。
 少女を捉えたときと同じ方法である。
 だが、三人は引っかからなかった。
 ヴァンパイアロードにしてみれば策が破れたことになる。
 にもかかわらずここまで冷静でいられるのは、
「最初からたいして期待していなかったか、実力で俺らに勝てるだけの自信があるか。どっちかだろうぜ」
 乾ききった唇を嘗める巫。
 三対三。
 暴行を受け気を失っている奈菜絵は員数外として、数の上では互角だ。
 だが、戦闘力としてなら?
 認識は戦慄を孕む。
 武神、シュライン、巫、三人が三人とも実戦経験を有する卓抜した戦士ではあるが、普通の人間だ。
 不死の眷属であるヴァンパイアロードとどう戦うか。
 最大の問題だった。
「いま一度確認しておこう。ヴァンパイアロード」
「いまさらなにを確認するというのだ? 調停者よ」
「日の本の神に正邪の別はない。お前とお前の眷属がこの地の掟に従って生きるというなら、我々はお前を受け入れられる」
「ナンセンスだな、調停者。我らが吸血してもそれを受け入れるというのか?」
「それは、輸血パックを使うなどの方法で解決できるはずだ」
「解決などせぬ。血とはすなわち生命エネルギーの象徴。生物から吸わなくては意味がないのだからな」
「‥‥‥‥」
「人間の論理で我らを測るなよ。調停者」
「では、どうあっても戦うというのか。ヴァンパイアロード」
「然り」
 ドラキュラの顔に肉食獣の笑いが刻まれる。
 武神は交渉の決裂を悟った。
 吸血鬼にとってみれば、人間はエサでしかないのだ。
 たとえば、牛や豚が食用にされることを知って折から逃げ出したら人間はどうするだろう。
 無原則に寛大な笑顔でそれを見送るだろうか。
 そんなはずはない。
 追いかけていって、ふたたび檻に戻すか叩き殺すかするだろう。
 家畜と人間が対等な交渉のテーブルにつくなど、笑止というべきである。
 人間は動物の肉を食うのだ。
 交渉もなにもあるはずがない。
 もし仮に妥協点を探すとしたら、おそらくひとつしかない。
 吸血鬼は無差別に人間を襲わない。その代わり、人間は定期的に彼らの食料を差し出す。
 つまり、生贄だ。
 無茶苦茶な話ではある。
 だが、栄養補給の方法が完全に異なる以上、これ以外に方法はないのだ。
 そして、武神には生贄を選ぶことなどできない。
 否、彼だけではなく、他の誰にもできぬだろう。
 であれば、戦うしかないではないか。
 人類社会は吸血鬼がいなくてもやっていけるが、吸血鬼は人間がいなくなれば滅ぶしかない。
 人間が家畜を大切にする程度には、ヴァンパイアロードたちは人間を大切にしてくれるだろう。
「人間が他の動物たちしてきたことを、するだけの話だからな」
 辛辣という表現ですら追いつかないドラキュラの言葉。
 彼は言っているのだ。
 食物ピラミッドの頂点に、常に人類が立っている必然性などない、と。
 人間より強い生物がより上位を占めて、何の不都合があるのか、と。
 それこそが自然の摂理ではないか、と。
「それとも、やはり人間が頂点でなくては気に入らぬか?」
 嘲笑。
 武神は答えられなかった。
 人間は現在、絶滅に瀕している幾多の動植物を保護している。それは、むろん尊いこと。
 しかし裏を返せば、絶滅に追い込んだのはほとんどが人間である。
 保護という言葉すら、上から見下ろしたものだ。
 今度は人間が見下される立場になったとして、なにを不思議がることがあるだろう。
「で、アンタが人間より優れてるって、誰が証明してくれるのよ?」
 反論は、美貌の事務員の口から出た。
「象が歩けば蟻が踏みつぶされる。それは当然のことよ。象に悪意があるわけじゃないわ。でもね」
 いったん言葉を切り、ヴァンパイアロードを睨みつける。
「でもね、蟻は踏みつぶされて死ぬために生まれてきたわけじゃないのよ!」
 膨れあがる風の精霊力。
 不可視の弓から放たれた不可視の矢が闇の眷属たちに迫る。
 シュラインが正面の敵に対してここまで積極的な行動を取るのは珍しい。
 怒っているのだ。
 あたかも地球の代弁者のように得々と語る吸血鬼に。
 人類がその叡智によってこの惑星の覇者となったとするなら、滅びるときはその愚劣さによってであるべきだ。
「今まで滅んだ生物だって喜んで消えていったわけじゃねえ! 最後の瞬間まで生きようと望んだはずだぜ!!」
 矢のあとを追うように巫が奔る。
 闇色の愛刀を振りかざして。
 理屈など必要ない。
 彼には誰かに支配されるつもりはなかった。誰を支配するつもりもなかった。
 欲しいのは臣下でも君主でもない。
 対等な友だ。
 単純すぎる考えかもしれない。
 だが、
「やり方は三つしかねぇんだよ。正しいやり方、間違ったやり方、そして、俺のやり方だっ!!」
 貞秀一閃。
 ヴァンパイアロードの予測すら上回る速度で斬り込む。
 風の矢を弾いた吸血鬼の防御は間に合わない。
 決まった。
 勝利の確信は、だが極短命しか保ちえなかった。
 横合いから躍り出た影が、錫杖でがっちりと刃を受け止める。
「貴様らはいつもそうだな‥‥論理で敵わないとなるとすぐに力を使う。浄化術しかり、十種の神法しかり」
「燕っ!!」
 奥歯を噛みしめる巫。
「貴様らが地上で最も優れた存在なのか?」
「誰もそんなこと言ってねぇ!!」
 刀と錫杖が衝突し、無明の火花を散らす。
「共存なんて嘘だ。貴様らは結局、この星を食いつぶす」
「人間はそこまで愚かじゃねえ!」
「私たちは虐げられたものの代弁者だ。人間が借金を返すときがきたのだ」
「世迷い言をっ!」
 剣術と杖術。
 陰陽術と物理魔法がしのぎを削る。
 むろん、戦闘は巫と燕だけの専有物ではなかった。
 シュラインはバウディアと、武神はドラキャラと、すでに激烈な戦闘状態に入っている。
「なんでアンタが吸血鬼に協力するのよっ」
 間断なくシルフィードを撃ち放ちながら、シュラインが訊ねる。
 回答など期待していなかったが。
「あの方のもとでなら、我が一族はふたたび歴史の表舞台に立てる‥‥」
「そんなことのためにっ!」
「お前には判らないっ! 我が一族の苦悩と屈従を!!」
「くっ!」
 ヴァルキリーの魔法で吹き飛ばされるシュライン。
 空中を舞いながら黄金銃を抜き放つ。
 残っている薬液をすべて撃ち出す。
 瞬間、現れるドラゴン。
 すっと背に着地した蒼い目の美女が、
「判りたくもないわね。過去しかみれない人の意見なんか」
 冷然と決めつけた。
 かっと灼熱するロシア人魔術師の瞳。
 戦乙女の翼を自らの背に生やし、空中へと舞う。
「いくわよ。アルケミックドラゴン」
 シュラインの声に応じて、錬金術の龍が飛翔した。
 無音の咆吼を発して。

 次々と繰り出される斬撃。
 あるいは払い、あるいは受け、間隙を突いて風の刃を放つ。
 武神とドラキュラの戦いもまた、一進一退を繰り返していた。
 調停者の得物は天叢雲。
 不死の王の武器は毒々しく紅のレイピア。
 黙々と殺しあいに従事する。
 力量は互角。
 事情を知らぬものが見れば、そう評したかもしれない。
 しかし、武神は自分の不利をはっきりと自覚していた。
 卓抜した戦士であるだけに、判ってしまうのだ。
 大人と幼児の差。あるいは、もっとずっと根元的な力の差だったのかもしれない。
「くっ」
 軽く後に跳んで間合いを取る青年。
「どうした? その程度か」
 嘲弄を交え、無造作に歩み寄るヴァンパイアロード。
「天叢雲も素晴らしいが、しょせんレプリカではこんなものか」
「‥‥嬉しいか?
「なに?」
「強大な力を持っていることが、そんなに自慢かと訊いている」
「当然だ」
「そうか。ではお前はけっして勝てない。誰にもな」
「世迷い言を」
 すっと接近した吸血鬼が矢継ぎ早に攻撃を繰り出す。
 かろうじて防いだ武神だったが、数瞬の攻防の後、ついに右肩にレイピアが突き立った。
 噴き出す血が驟雨となり、月光が青白く照らす。
 血でぬめった手から、剣がこぼれ落ちる。
「ぐ‥‥やはり、お前は勝てない」
「そんなザマでまだ強がるか」
「強がりではない‥‥まだ判らないのか」
「なんだと?」
「俺を倒したところで意味などない。第二第三の俺が、必ずお前の野望の前に立ち塞がる」
「黙れ」
「思いを繋ぎ、理想をリレーするのが人の持つ力なのだから」
「黙れといっておる!」
 激昂したヴァンパイアロードが、狂ったように剣を振るう。
 武神は避けなかった。
 腕を、足を、腹を刺されつつも、一歩も退かなかった。
「お前にはなにもない。護るべきものも、志を継いでくれる仲間も、なにひとつ、ない」
 身体の各所に紅い滝を作り、傲然と言い放つ。
「痴れ者がっ!」
 怒り狂った吸血鬼の腕が振り上がり、ついに致命的な一撃が青年に降りかかる。
「一樹さんっ!?」
「ダンナっ!!」
 シュラインと巫がフォローに走ろうとするが、難敵に阻まれ、行動の自由は得られなかった。
 間に合わない。
 だれもがそう思ったとき。
「水辺は私のフィールド。嘗めないでいただきます」
 声とともに飛来する奔流。
 ダイヤモンドすら切り裂く危険な水が、レイピアを折る。
「奈菜絵‥‥っ!」
 目を剥くドラキュラ。
「裏を掻かれるのは、一度きりでたくさんです。フォローが遅れて申し訳ありません」
 かつて敵だった少女の微笑。
 黙ったまま、苦笑で応じる調停者。
 気絶から醒めた奈菜絵が援護に動いたのだ。
 最も効率的に。
 湖から巨大な影が姿を現す。
 ダゴンと呼ばれる水の眷属だ。
「さあ、続けましょうか」
 ぞっとするような笑顔のまま、少女が口を開いた。
 ごくわずかな空白。
 闇に溶け込むように消えてゆく三つの影。
「‥‥逃げたみてぇだな」
 巫が言った。
「じつに賢明な判断ね。引き際を心得てるわ」
 シュラインの嘆息。
 戦力に差が開いた。それを知った瞬間、ヴァンパイアロードたちは逃げを打ったのである。
 戦略的意味のない場所での戦術的な勝利には拘泥しない、ということなのだろう。
 奈菜絵とダゴンが戦線に加われば勝率が数割下がる。そういう計算ができる相手なのだ。
「‥‥血塗られた道しか歩めないのか‥‥俺たちは‥‥」
 呟いた武神が、がっくりと膝から崩れ落ちた。
 黒髪が地面と接吻する。
 誰がどう見ても重傷だった。
「一樹さんっ!!」
 駆け寄るシュライン。
 青年の身体から流れだす命の欠片を、月が黙然と照らしていた。
 青白く。










                         終わり




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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0143/ 巫・灰慈     /男  / 26 / フリーライター 浄化屋
  (かんなぎ・はいじ)       with貞秀
0173/ 武神・一樹    /男  / 30 / 骨董屋『櫻月堂』店主
  (たけがみ・かずき)       with天叢雲
0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)       withシルフィード
                   withレインボーエリクシル

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■         ライター通信          ■
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お待たせいたしました。
「奈菜絵ふたたび」お届けいたします。
じつは、奈菜絵へのフォローが少ない場合には、ヴァンパイアロード側に付かせようかとも考えていたんですけど。
そうならなくて良かったです☆
楽しんでいただけたら幸いです。

それでは、またお会いできることを祈って。


8月4日の新作アップは、著者、私事都合によりおやすみさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
その代わりといってはなんですが、シナリオノベルとシチュエーションノベルの窓口を開きます。
オープンは火曜日の午後9時頃からです。
よろしければご利用ください