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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


永田町の病

「あるお方の、ご病気を、診ていただきたいのです」
 草間興信所の前にリムジンを乗り付け、やってきた男は言った。三十代くらいだろうか、細い銀縁眼鏡と、きっちりとなでつけた髪型が、神経質そうな印象を与える、ダークスーツの男だった。
「その方のお名前は申し上げることができません。が、あなたもきっとご存じでいらっしゃるはずです」
「もちろん医者にはお診せになったんでしょうね」
 うんざり、といった口調で、草間は言った。
 それは皮肉でもあり、自嘲でもあった。医者に診せてなんとかなるような状態であれば、誰も草間のもとを訪ねなどしないのだ。
「普通の病気ではないのです」
 無表情なまま、男は言わずもがなのことを言う。
「どのように」
「なんといいましょうか、その――」
 はじめて、鉄仮面のようだった男の顔に、とまどいのような、怯えのような、色が差した。
「――顔、なのです」
「顔?」
「ご覧になっていただければわかります」
「……ふむ」
 草間が不機嫌なのは、なにも、またもや怪奇な依頼だからというだけではない。男の背後には、仏頂面でこわもての巨漢がふたり、仁王のように立っているからだ。男たちはお約束のような黒いスーツにサングラスをしていて、無個性なぶん、双児のように似通っていた。
「その方がご病気であることは、秘密になっています。万一、それが公に知られるようになったり、ましてや、その身にもしものことがあった場合には……この国のまつりごとに重大な支障をきたすでしょう」
「…………」
 政治がらみ、ということなのだ。
「ご協力いただけますか?」
 これが『依頼』などという生やさしいものではないことは、草間にはわかっている。断れば、明日にもこの興信所は空家になり、草間は行方不明になっているかもしれない。
 ゆっくりと、煙草の煙を吸い込みながら、草間は助っ人の顔をひとりひとり、思い出していた。

■覆面の男

 しかし。
 草間武彦に特に人望がない、というわけではないのだが。
「畜生、政治がらみの話は皆、敬遠しやがる」
「まあ、臑に瑕持つ人も多いしね。でも武彦さん……妙なところで有名になっちゃったわね……」
 シュライン・エマの苦笑まじりの言葉に、草間は押し殺した呻き声でしか応えることができなかった。今回は、すこぶる調査員の集まりが悪かったのだ。
「いいわ。私も協力してあげる。武彦さんに魚の餌になられちゃ寝覚めも悪いものね」
「……頼む」
「まあ、みそのさんが来てくれたから心強いけれど」
 結局、草間の呼び掛けに応えてくれた唯一の調査員であるところの、少女のほうを見遣った。海原みそのは、いつもの、静かな微笑をたたえて、そっとソファーに坐っていた……のだが。
「でも……その格好は……」
「極秘裏の調査とおうかがいしましたので」
 にっこりと応えたみそのの衣裳は、黒子のそれだった。
「くっさまサ〜ン! こんちわ〜!!」
「ちわッス」
 と、そこへ、元気よく飛び込んできた声がある。
「花霞ちゃん、支倉くん。いらっしゃい」
「今日も、暑いねー。シュラインさーん、飲物もらっていいー?」
「冷蔵庫に麦茶とオレンジジュースがあるわよ」
「哥々も飲むでしょー?」
「すいませんね、いつも」
「いいの、いいの」
 ぱたぱたと、小動物のようによく動く賈花霞。そして、いくぶんは遠慮がちにしながらも、勝手知ったるふうにソファーに腰を降ろす蒼月支倉。兄妹があらわれただけで、興信所の中がぱっと明るくなったようで、シュラインは、笑顔でかれらを迎えた。
「どしたの、草間さん。元気ないみたい」
 ジュースをついだコップ片手に、花霞が草間をのぞきこんだ。
 草間は、じろり、と、目を動かしただけで、ふーっと腹の底からのため息とともに煙草の煙を吐いた。
「探偵生命の瀬戸際なのよ」
 かわりにシュラインが応える。

「――顔、ですか」
 神妙な顔つきで支倉がつぶやく。
「顔が病気なの? お岩サンみたいになっちゃったのかな!?」
「表情が固まっちゃって動かなくなるとか、どうやっても笑ったみたいな顔になっちゃうとかって病気もあるらしいね」
「そうね。でも……」
「そっか、お医者さんじゃなくて、わざわざ草間さんのところに来たんだから、もっと異常な事態なんですよね、きっと」
「わかった! 花霞がなんとかしてあげる。そしたら、草間さんもひどい目に遭わなくてすむんだよね」
 草間には選択の余地はなかった。
 しかし、シュラインはともかく、黒子の格好をした少女と、高校生と小学生の兄妹――このメンバーの働きに運命がかかっているのだと思うと、不安は隠し切れない。いや、みそのにせよ、支倉、花霞の兄妹にせよ、それこそ草間自身などよりもよほど、こうした異常な事件には適した人材であることはわかってはいるのだが。
「じゃあ、僕たちはどこに行けばいいんです?」
「それが、もうすぐここへ、向こうから迎えに来てくれることになっているのよ」
 その言葉通り。
 約束の時間に、再びあらわれたリムジンに、4人は乗せられた。ごていねいなことに、黒い目隠しまでされて。
 そのため、どこをどう走ったのかもわからなかったのだが、シュラインはだいたいの見当をつけていた――永田町だ。
「お疲れさまでした」
 例の銀縁眼鏡の男が、屋内駐車場に入って、やっと目隠しから解放された4人を案内してくれる。
「お会いいただきます」
 そして通されたのは、広い応接室だった。
「あ――」
 支倉は小さく声をあげた。
 ソファーに坐っていたのは、鼠色のスーツを来た、恰幅のよい男性だと……思われた。思われた、というのは、その人物は顔をすっぽりと覆面で覆っていたからである。いわゆる目出し帽というやつで、その有様は政治家というよりも銀行強盗に近かった。
「やっぱり、顔が病気なの?」
 花霞が無邪気に問うた。
「いえ、違います。これは、その……」
「まあ、事情はわかります」
 男は、小学生の花霞には、大人の世界の事情を説明しづらいようだったので、シュラインが助け舟を出して、話を引き取った。
「それでは、ご病気というのは?」
 銀縁眼鏡と覆面が頷き合う。
 覆面の人物は、ジャケットを脱ぎ、ワイシャツのカフスをはずして、自身の左袖をまくりあげた。
「わっ!」「ひえ」「う……」「あらまあ」
 4人それぞれの驚きの声が重なる。
 男の二の腕のあたりに、肉が変色して、すこし盛り上がっているところがあった。遠目には、打ち身かなにかで、青黒い痣ができたのか、と見えるだろう。だが、近寄ってみればあきらかにそれは、そんな生やさしいものではない。……そうだ、他になんとこれを呼ぼう。まぎれもなく、これは『顔』だ。
 いびつに盛り上がった腫れ物は、人の顔のかたちをしている。

■『顔』

「やっぱりね」
 シュラインは予想していたらしい。
「……人面瘡、ですね」
 支倉の言葉に頷く。
 人面瘡――。その言葉に反応したかのように、腫れ物の“目”にあたる箇所がぐりっと、無気味にうごめいた。
「わっ、こっち見た!」
「うええ、気持ち悪いね」
 奇怪である。さすがの調査員たちもいくぶん顔があおい。いや、ただ、みそのだけは興味津々といった風に見入って(見えないはずなのだが)いる……。
「興味深いものですわ。これを取り除けばよろしいのですね? 取り除いたものは、持ち帰ってもよろしいでしょうか。よいお土産になります」
「好きにして構いません。とにかく、先生はそのデキモノのせいでたいへんお困りなのです」
「『御伽婢子』っていう江戸時代の奇談集に、『人面瘡』の逸話があるわ。それによると貝母(バイモ)っていう薬草を無理矢理、食べさせたら治ったっていうけれど」
 ――笑った。そう言ったシュラインのほうを見て、それはニタニタと笑ったのだ。ぞくり、と身震いが走った。
「……うう、なんか無理そうね……」
「切り取っちゃえばいいんだよ!」
 花霞が叫んだ。覆面の男は思わず身をすくませる。
「ダメだ、花霞。切っても再生する。燃やしちゃえばいいんだよ」
 支倉の手の中に、青白い狐火が灯った。
 これには、覆面の奥からひっ、と悲鳴があがる。
「さあ、やるよ。みんな、おじさんを押さえて!」
「ちょ、ちょっと支倉くん」
「お、おい、キミ、先生にケガをさせるつもりかね!」
「火傷くらいなにさ、男の勲章だよ!」
「バカいうんじゃない!」
 黒服の巨漢たちが飛んできて、支倉を引き離した。そんなもの振り払えない彼ではなかったが、ここは一旦、退いておく。
「ちぇっ。じゃあ、どうするのさ。このままにしていたら人面瘡がおじさんを乗っ取っちゃうかもしれないんだよ」
「そうね。これが出来た原因を探れば解決の糸口が掴めるんじゃないかしら。いつ頃これができはじめたのか、その頃、どういう行動を取ってらしたかを照らし合わせれば思い当たることがあるかもしれないわ」
 歯切れのいい口調でシュラインは言った。
「なにかの祟りなんじゃない? 建てちゃいけないところにビル建てたり、道路通したりしたとか」
「呪いかもしれないな。おじさんのやったことで、結果として誰か不幸になった人や、おじさんを恨んでいる人はいない?」
「お忙しいでしょうから、お墓参りにも行けなくて、ご先祖様が怒ったなんてね」
「最近、どっかから変なものを手に入れた、なんてことは?」
「行っちゃいけない場所に踏み込んでしまったりとか……」
「…………」
 覆面の奥で、もごもごと呟く声。
「なにか心当たりがありました?」
「……ある」
 消え入りそうな声で、男は言った。
「祟りですか、恨みですか、それとも――」
「全部だ」
「はい!?」
 あっけにとられたようなシュラインに、男はやけくそのようにぶちまける。
「墓場を移転させて高速道路も通したし、古物商から大陸で2000年前につくられたという壷も買い受けた。政敵は山ほどおるし、わしが手を回して失脚させた議院が一家心中もした。視察で地方に行ったときに、運転手が車を野仏にぶつけよったし、実家の蔵から、得体の知れん巻き物が出てきたし、墓参りなどもう十年以上も行っとらんわい」
「あー、ええと……」
 二の句が告げない。
「先生はアグレッシヴな政治活動をなさっておいでですから」
 銀縁眼鏡がフォローのようなそうでもないような、よくわからない合いの手を入れた。
「あの」
 ふいに、ずっと沈黙を守っていたみそのが言葉を発する。
「よろしければ、わたくしが《流れ》の源を辿りましょうか」
 液体であれ気体であれ、霊的な力であれ。およそ《流れる》ものは深淵の巫女たるみそのの力の支配下にある。
「怨念や悪意……負の力が肉体を変質させているのです。源をつきとめて、そこからの《流れ》を遮断すれば」
「それだわ。お願いできる?」
「ええ、でも、これだけを全部となりますと少々お時間が」
 小首を傾げて、みそのは言った。
「え、これだけ全部って――」
「あー、それはですね」
 とりつくろうように、言葉を割って入ってくる眼鏡の男。
 覆面の紳士は、おもむろにネクタイをとくと、ワイシャツの前のボタンをはずしはじめた。
「ええっ」
「うげえ、こりゃひどい」
「わああ!」
 その男は半裸になってみせた。そしてその――身体中に、肩といわず胸といわず腹といわず背中といわず……びっしりと、人面瘡がおおっていたのである。
「そんな……よくもこんな状態で」
 シュラインは絶句する。気が狂ってもおかしくない。だが――。
 これが政治家なのだ。
 ありとあらゆる、悪意や怨念を被ってさえ、休むことなく、まつりごとに向かう。男の脱ぎ捨てたスーツは、仕立てのよい、高級なものだ。表面はそうしてとりつくろいながら、その身は、目をおおわんばかりの穢れと汚辱にまみれている。
 ギロリギロリ、と、目を剥き、周囲をねめつけ。
 ニタリニタリ、と、醜悪な笑みをうかべ。
 ブクリブクリ、と、頬をふくらませ。
 必死に、そこから産まれ出、這い出そうとでもしているかのようにうごめき。
 悪意の種子から育った無数の顔たちは、やがて。
 ゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタ――。
 一斉に、笑った。一切のものを嘲る醜い笑い。悪い夢のような光景だった。

■奔走、永田町

「この人ね」
 シュライン・エマはそう断言すると、テープレコーダーの「停止」ボタンを押す。一方、銀縁眼鏡の男は、流していたVTRのほうを止めた。ビデオには国会答弁でのある政治家の演説が、テープには人面瘡のひとつの声が記録されていた。
「自明党の松永議員です。――蒼月さんに連絡します」
「お願い」
「では次を……」
 シュラインはため息をついた。
 恨みによって産まれた人面瘡はある意味、実体のある生霊のようなもの。顔つきや声は本体に似てくるのだ。彼女は、類まれな耳の感覚を活かして、人面瘡の声と「あやしい」と目される政敵の声との照合作業を行っているのである。
 すでに、いくつも「犯人」をつきとめてはいるが、まだまだテープもビデオも減らないのだった。

 扉を蹴り開けて、飛び込んできた少年のほうに、男はびくりと怯えた表情で振り返る。地下の小部屋には、簡素だが祭壇がしつらえてあり、香の匂いがたちこめていた。
「やっぱり、《呪》をかけていたんだな!」
 支倉が男に詰め寄る。
「し、知らない。わたしは――」
 返事を待たず、青い狐火が宙を舞った。
「こんなことで人の足をひっぱらずに、正々堂々、勝負しなよっ!」
 炎の弾丸が祭壇を粉砕していく。男は悲鳴をあげて逃げ惑った。
「ふん」
 祭壇が焼け焦げた木材になったのを見届けて、支倉は携帯電話を手に取った。
「終ったよ。次はどこ? シュラインさん」

「こちらですわ」
 みそのの示す通りに車を走らせること数十分。
 工事現場の片隅で、花霞は、掘り出された土に半ば埋もれているほこらのようなものを見つけた。
「ああ〜、ひどい。土地の神さまをお祀りしてあったんだよ」
「神石が傾いていますでしょう?」
「これをなおしてあげればいいのね」
 花霞が腕をふるうと、巻き起こった風が土吹き飛ばした。
「よいしょっと」
 そして崩壊しかかっていた石積みのほこらを立て直す。
「《流れ》をあるべき方向に」
 その石に、みそのがそっとふれた。
「これで、人面瘡も消える?」
「ここが源であったひとつは」
 そう。
 4人はそれぞれの能力を駆使して、ひとつひとつ、人面瘡の原因を取り除いてまわっているのである。そうしていくことで、邪悪な腫れ物はひとつずつ消えていくはずであった。
 しかし、あくまでも、ひとつずつである。

「ありがとうございます。みなさんのおかげです。何とお礼を申し上げてよいか……」
 銀縁眼鏡の男が、感極まったように言った。うっすら涙ぐんでさえいたかもしれない。結局ところ、無表情ながらも、彼も、仕える政治家のことを想っていたのであろう。
 それはいいのだが。
「……いえ。どういたしまして……」
 ぐったりと、シュラインは、それだけ言うのがやっとだった。
 消しても消しても、男の人面瘡には限りがなかった。やがて日も暮れ、夜も更け、空が白み……事態がすべて解決を見るには、十二時間以上の時間の経過が必要だった。
 シュラインの隣では支倉が疲れ果てた様子で座り込んでおり、彼にもたれかかって花霞が半ば眠っている。いつも涼しげな顔でたたずんでいるみそのでさえ、さすがに疲労の色が隠せない。
「やっと……終ったわね……」
「さすがにこの数は……キツかったッスね……」
「うーん……哥々……むにゃ」
「……人の怨念や悪意に、限りはないということでしょう」
 ぽつりと、みそのが言ったその一言には、この先の、さらにおそろしい暗示が含まれていたのだったが、そのときのかれらには、これ以上ものを考える余裕すら残されてはいなかった。
「うわっ、みそのさん、ソ、ソレはっ!」
「ああ、これですか。ひとつ、記念に持ち帰ろうと思いまして」
 みそのは微笑みながら、ガラス壜を見せてくれた。
 中には、青紫色の、煙の塊のようなものが入っていたが、よく見ると、それは『顔』のかたちになって、声にならない怨嗟の叫びに、ムンクの絵画のような表情を見せていた。
「怨念の気……ですか」
「これが人の身体にとりつくと、あのようなものになるのですね。おもしろうございます」
「はあ……」
 それで、事件は終ったかのように見えたのだが。



「はい、草間興信所。……えっ、民社党?」
「ええ、そうですが……はあ、参議院……?」
 興信所を訪れた支倉と花霞はぽかんとした表情で、電話対応に追われている草間とシュラインの姿を眺めていた。この興信所の電話が、こんなにひっきりなしに鳴るのを見たのは、ふたりははじめてのことだったのだ。
 その上――。ホワイトボードの予定表には、次々と、TVのニュースや新聞で見かけるような政党や政治家の名前がズラズラと書き込まれて並んでいく。
「草間さん……大人気だね」
「……っていうか、でも、これって全部、あのときみたいな……」
「あのようなものが、ありふれているとは」
 ソファーには、ひとり、涼しい顔でみそのが坐り、お茶を飲んでいた。
「面白いところなのですね、あの『ながたちょう』というところは」
 みそのはにこりとしたが、支倉には笑えない話だ。
「ああ、支倉くん、花霞ちゃん!」
 やっと、電話から解放されたシュラインがふたりに気づいて声を掛けてくる。
「いいところに来てくれたわ。仕事があるのよね……」
 シュラインは微笑んでいた。
 微笑んでいたが、目だけは笑っていなかった。
「あー、えっと、……そうだ、オレ、ちょっと試合が近いんで、練習に行かなくちゃ!」
「花霞も学校の宿題があるんだ〜!」
 あやしい雲行きを察知して、逃げ出す兄妹。
「あっ、ちょっと待って――」
 追い縋りかけたところへ、また電話がなる。
「はい、草間興信所」
 怨み、怨まれ、祟りを被り、悪意を応酬する。
 それは、まつりごとのひとつの本質かもしれない。だけれども。
 シュラインはとうとう、電話に向かって声を荒げた。
「誰にも怨まれたりしないような、政治をしてくださいッ!!」
 
(了)

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【0086/シュライン・エマ/女/26歳/翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト 】
【1388/海原・みその/女/13歳/深淵の巫女】
【1651/賈・花霞/女/600/小学生】
【1653/蒼月・支倉/男/15/高校生兼プロバスケットボール選手】

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■         ライター通信          ■
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こんにちは。リッキー2号です。ご参加ありがとうございました。
『永田町の病』をお届けいたします。

そうです。今回のネタは人面瘡(人面疽)でした。

>シュライン・エマさま
2度目のご参加、ありがとうございます。
含蓄のあるプレイングに唸りました!
声にまつわるシュラインさんの能力を、前回は活かせなかったので、今回はご覧のような展開にしてみました。

それでは、機会があれば、またお会いできれば嬉しいです。
ありがとうございました。