コミュニティトップへ
高峰心霊学研究所トップへ 最新レポート クリエーター別で見る 商品別一覧 ゲームノベル・ゲームコミックを見る 前のページへ

<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


二人目の座敷童子 【捜査篇】

二人目の座敷童子【保護篇】からの概略
草間武彦から座敷童子の五月を預かった嬉璃。その事情を知るために集まった数名。
預かってから一週間後…謎の武装集団がやってきた。
「座敷童子を渡せ」
と言ってきたが、これを拒否。幸い戦いにもならず、相手は去ったが…。
謎は残ったままであった。
そして、草間が帰ってきたところこの話をする。
「事情か…」
草間にあやかし荘に彼女を預けた理由を問いつめる貴方が居た。
溜息をつく草間はタバコでなく何故かパイプをくわえて話し始めた。
其れには深い意味はないらしいが、…
あやかし荘の一件から時間は遡る…

散歩がてらに草間・焔は路地裏を歩いていた…。
自分のテリトリーを確保する猫独特の習性だ。
興信所前…誰かが立っていた…通り過ぎる人間は誰も気が付いていないようだ。
「にゃ〜(何者だにゃをにゃのれ」と呼んでみる。
それは…洋服をきた小さな子供だった。焔は相手に敵意がないのを感じ取るとすり寄よる。
「…ねこ?…あたし…五月」
子供は猫を撫でる。
「猫言葉分かるのにゃ?」
驚いた。この子供、只物ではない。
「妖気からして…座敷わらしかにゃ?」
五月は頷く。
「どうしたにゃ?」
理由を訊こうとしたが。いきなり泣いた。
慌てる赤猫
「落ち着くにゃ!零おねーちゃん!おねーちゃん!」
何とか、零を呼び、五月を興信所に連れて行く。

「で…何故此処にいたか…」
タバコを吸いながら草間武彦は座敷わらしを抱いている零を見た。
「…タバコくさい…」
五月がいきなり言った。
「…あのなぁ…で、用件は?」
「追われているの…怖いの…」
「はぁ」
「みんな殺された…だから…助けて…」
座敷わらしは泣きながらそれだけしか言わなかった。
草間は一考した…。妹と自分の頭に乗っている猫の視線が痛い。
「無駄働きかも知れないが…やるだけやってみるか…」
溜息をつく草間。
「せめて事情を詳しく話してくれ、あやかし荘に知り合いが居る。しばらくそこで厄介になるんだ」
そう五月に言うと、彼女は頷いた。

「というわけだ…流石に依頼料無しで誰かに手伝って貰うのに気が引けてな…」
と言い訳。
「何とか自力で調べてみたが…長野の山奥で…村一つの人間達が惨殺されていたそうだ。小さい村だから50世帯あるかないかというもの…それでも新聞に載るぐらい酷い話のはずだった」
一息ついて…
「それに、それでも新聞に載っていなかったのは…その集落は『忘れ去られていた』という事だ。おそらく…昔からの特殊な一族…『退魔』か『鬼』なのだろう…五月はその生き残りと言っていい…」
「滅びた真相と…襲ってくる存在…これらを調べている最中だ…此処まで聞いたがお前はどうする?」

■興信所での出来事。
「ん〜それでも情報が不足よね…」
シュライン・エマは五月を抱っこして言った。
あやかし荘の事件から、五月は怖がって誰かといないと泣くようだ。
鈴白ゆゆと風野時音も頷いている。
「戦いにならないことがいいのだけど…五月ちゃんが心配」
「人ってエル先生が言っていたよね…。だとすると退魔…かな?退魔が関係するなら僕も加わります」
それぞれの意見を述べる。
「退魔と鬼ね…実は両方一緒という線も考えなきゃね…」
シュラインは今も怖がっている五月に目をやった。
「う?」
「五月ちゃん…今は辛いけど…。あのね、何を守っているの?」
「うう…」
黙したままの五月。
「落ち着くまではそっとした方が良いわね…」
シュラインはため息をつく。
けたたましいブザーがなる。
「いい加減、取り替えないと」
シュラインは五月をゆゆに預け、ドアを開いた。
「どうも、草間興信所で…。あら、みそのちゃん」
ドアを開けると、海原・みそのが立っていた。服装は濃い藍染めの野良着である。
「お話は妹たちから聞きましたし、2人が適任なのですが…、「自由研究が〜!?」と叫びながら出かけてしまいましたの。なので、私が代わりにお手伝いをすることになりました」
「そうなのね…」
みそのは困っているのかないのか、難しい表情をしているが笑っている。どうも、妹達は宿題のほとんどすましたようだが…肝心な自由研究だけは忘れていたらしい。シュラインも昔のことを思い出し苦笑する。
「さ、中に入って皆で考えましょう」

草間はというと、仮眠室で戦いに備えての準備をしていた。
「アレとは異なるが……」
仮眠室に置いている特殊金庫。彼が愛用していた「あのリボルバー」とほぼ同じ性能を持つモノが納められている。金庫を開け、ホルダーを着けて、銃の手入れを始めた。


●よみがえる記憶
「あの…」
ソファーで焔を抱いている五月がシュラインを呼んだ。
「どうしたの?」
目線を合わせるためにしゃがみ込む。
「あの…わたしが守っているもの…危険な刀なの…」
「よかった…思い出してくれたのね」
優しく、五月の頭を撫でる。
ゆゆは五月が過去の出来事を思い出して怖がらないように側に居てあげる。
みそのは静かに成り行きを見守るだけ。
「凶悪な鬼を倒すための神器…。あたし…其れを守っていた人たちの…」
その後退魔一族の最期を目の前で見たためか恐怖でゆゆに抱きつき泣きはじめた。
「よしよし」
「ヒック…ごめんなさい」
ゆゆはよほど辛い事を体験したのだろうと…五月を強く抱きしめた。

みそのはそのやりとりの中…五月の「流れ」を見ていた。
表向きは極普通の座敷童子の流れである…。
そう表向きは、だ。
正より強烈な「聖」を内面からの力が強烈とわかる。見極めようと試みるがその力が強いため…めまいを起こした。
「大丈夫ですか?」
とっさに時音が彼女を支える。
「すみません…ありがとうございます」
(成る程、これ程強力な「流れ」なら「糸」が無くても相手の方は分かりますね…)
みそのは支えてくれた退魔剣士に礼を述べた。

「準備が出来た」
草間は、険しい顔をして皆にそう言った。
「かなり遠いから、車内泊を考えてくれよ。それと、田中祐介が先行しているそうだ、現地で落ち合うだろう」
「わかったわ、武彦さん」
「待ってください。一部の人は顔が割れています…なので合い言葉を考えた方が良いかと」
と時音が言った。
「どんな合い言葉にする?」
草間やゆゆも一生懸命考え…
「恥ずかしい合い言葉だな…」
と、ぽつりと草間が言った。
「すみません…これしかベストな…」
「これはこれで良いけど…時音君も【人生終わり】?」
「そんなこと無いです!」
「面白い合い言葉と思いますわ」
「みそのちゃんと同じく!」
「一応…祐介にも連絡を入れておくか…」


●移動
草間達は五月を連れて〈村〉に向かう。零は興信所で留守番をしている。
山奥な為、4WDを借りての移動だ。
ほとんど整備されていない道を進み…途中から車を降りて向かう。
小径の足場は悪く、獣道と間違うようなモノだった。
「足下、気を付けろよ」
と、草間が言う前に…みそのが転んでしまった。思いっきり顔面から突っ伏してしまう。
「大丈夫?」
ゆゆがみそのを起こして。
「流石に陸の上では歩くのが難しいですわね」
神との交信の代償が人魚なのに泳げない、何もないところで転ぶほどの運動音痴。険しい山道を歩かせるのは無理があるのか?
時音が彼女を負ぶって進むことになる。
「すみません」
「いえ…かまいませんよ…」
時音の歩き方はぎくしゃくしている。
まあ…みそのが13歳の割に17〜20歳並みな豊満な体つきなので、胸の感触にドキドキしていると言うことだが…みその自身は全く気がついていない。

そして30分か1時間かけて村に着いた。
「ひどい…」
その光景を目にして皆は呟く。
山の中にひっそりと、江戸末期〜大正時代を彷彿とさせるような民家が並んでいた。かなり時間が経っているが、惨状ははっきりと分かる。人外の大きさもする足跡。獣の爪で破壊された家。
「鬼の仕業かしら?」
シュラインが五月を抱っこして周りを眺める。
みそのは時音に礼を言って、降りてから…流れを見た。
「確かに、鬼の流れが残っていますわ。あと…術を使った形跡も」
と彼女は報告する。
ゆゆは、この惨状に唇をかみしめていた。
「先に、田中が居る。どこかで待っているはずだ」
と、草間は言った。
五月はシュラインに抱きついて、
「こわい…こわいよ」
と泣く。
「大丈夫よ…」
「鬼…鬼が…皆を…」
襲われたときの記憶が一気によみがえって…震えている。まるで譫言のようだ。
シュラインが宥めてやっと落ち着きを取り戻したようだ。
「…あっち」
と五月が指を指した。その先には武家屋敷のような大きな建物がある。
「あの中に刀があるの…」
「どんな効果なの?」
シュラインが訊ねる。
「〈鬼殺し〉とおじいちゃん言ってた。…鬼や悪魔、あらゆる能力者を斬り殺す御神刀…。でも、諸刃の剣だから…世の中にでたらあぶないといっていたの…」
五月は、私とおじいちゃんの家族しか知らないと最後に小さく呟く。
「確かに神器だと通常の人間では…扱えないです。しかし、知っている人が限定されているのは…」
「スパイが居たのかもな…」
時音の疑問に草間がパイプを吹かしながら答えた。
屋敷にたどり着いたときに…祐介が門の前で皆を待っていた。みそのが「流れ」を見て本人と確認した。

■作戦
屋敷の広い部屋で今後どうするかを話する。
「私が思うのに…五月ちゃんは封印媒体なのかもしれません」
とみそのが言った。
「どうしてだ?」
草間が訊ねる。
「流れを見ましたとき、神器を封印するに相応しい気を感じ取りました。しかし、まだ確信を持てませんでしたので黙っておりました。すみません」
そして、話を続ける。
「残留流れを見ましたところ…鬼はこの屋敷で封印されましたが、術師はそこで息を引き取っております」
「おじいちゃん」
五月が…泣きながら呟く。
「成る程…封印したのは五月ちゃんのおじいちゃんなんだ」
ゆゆが五月の頭を撫でた。
「俺からは、襲ってきた忍者から何とか吐かせてみようとしたが…自害してな…この屋敷の作りがおかしい」
「侍の次は忍者…影で動くモノが多いな…合い言葉を決めて正解だった」
草間は苦笑いしながら…祐介に合い言葉を耳打ちした。祐介は…笑いをこらえてしまう。笑う対象は時音であった。
情報の交換や照らし合わせをすると…影に潜む退魔一族が、「鬼殺し」の所有権を巡っての争いのようだ。屋敷の中央に謎の部屋らしき区画があるのだが…中にはいることが出来ない。そこに刀が納められていると考えても良いだろう。
「退魔一族も権力闘争がありますからね。未来では一時期其れで全滅した一族が沢山居ます」
時音はみそのが用意したお茶を飲んで答える。
「物欲や権力欲は人間と同じと言うことか」
五月は落ち着いたのか、シュラインの膝枕で眠っている。
「やっぱ疲れているのね」
毛布を掛けてあげて五月の頭を撫でた…。

暫くたった後…。
シュラインとみそのが感づいた。シュラインは音で、みそのは邪悪な流れで。
「皆、此処から離れて!」
シュラインとゆゆは五月をかばいながらその場を離れ、草間は銃を取り出し別方向に飛び退く。
祐介はみそのを横抱きして飛び退くが時音はそのまま座っていた。
天井を突き破ってきたモノは、7尺もあろうかという人型生物…鬼だった。
「時音!」
草間が受け身をとって叫ぶ。
鬼はそのまま時音を殴り畳ごとめり込ませた。土煙がおさまるのを待った。
「だいじょうぶですわ」
みそのはのんびりと答えた。
神格独特のオーラをまとい、両腕で鬼の拳を止めていた。
「鬼は僕が始末する。此処から急いで車まで逃げてください」
落ち着いて時音は言った。
神状態になった彼の戦いを見てみたい人物もいるが…かなりの激しい戦闘になるので時音に従った。


■合い言葉成功。
時音の攻撃により屋敷では爆発が起こった。
ちりぢりになる一行は、其れが合図かのように、謎の忍者と侍に襲われる。
シュラインが五月を抱いてにげてゆゆは襲っている相手に幻影を見せる。
その幻影は…前に戦う姿を見たエルハンドの姿から、爆音入りのミサイルまで様々だった。
特に効果的だったのは夏に見た花火で、閃光と爆音が相手をひるませている。
シュラインも声音の防御壁を形成し、音波で手裏剣や刀の攻撃をはじいた。
みそのを担いでいる祐介はかなり不利に見える。しかし、内気功による超人的運動能力で交わしている。みそのの「流れを見る」能力が、全ての攻撃を祐介に伝えているのだ。
「ひとまず逃げて、合流しないと」
「ですね〜。まったく荒々しい方達です、あ、3時の方向から手裏剣が6つですわ」
お姫様抱っこされているみそのはご満悦の様子。楽しそうに先を読んでいる
「お礼に服をお渡しせねばなりませんね」
とサポートしている
「確か、祐介様はメイド服がお好きなようで?つぎは6時の方向」
「ええ、そうですよ?」
「では気になるデザインがありますのでお願いしましょうかしら。次は跳んでください。真下です」
「喜んで」
―逃げている割に、余裕がありすぎるのも何ですけど…。
的確に攻撃をかわして、2人は時音の言った集合場所までかけていった。
草間は、銃を連射。的確に急所をはずしながら相手を行動不能にして車に向かう

そして皆は車までたどり着いた…。
しかし…人数が倍になっている…五月以外は…要するに…。
「変装されたか?」
と両方の草間が呟く。
「忍者が居るなら…確かに変装などつかうよな…」
「ですわねぇ」
「声紋も一緒とは…」
「私が本物!」
「ニセモノくん!君も退魔神なのか!?」
とサラウンド状態。
みそのも自分と同じ流れをもっている偽物をみて驚いて旨く流れが読めない。
五月も今抱っこして貰っているシュラインが本物なのかすらわからない。
しかし…片方の時音が…赤面して
「メイドと巫女さん、スクール水着ワッショイワッショイ…」
と呟く。
「「呼ばれて飛び出て萌え者惨状」」
本物達が一斉に口にした。
変装した偽物は…いきなりの電波な言葉に…沈黙…。
その沈黙が…機会攻撃を生む。
大けがをしないように、ゆゆの幻覚でひるませて時音の時空跳躍指弾、祐介の関節技、シュラインの音波の波状攻撃で一網打尽にした。


■五月と刀の行き先は…
退魔の首領を締め上げたのち、話を聞いた。
皆が予想していたように、「鬼殺し」の所有を巡って争っていたという。守護する村の者と彼らに組する者は皆殺し。遙か過去に封じていたあの鬼さえも利用していたのだ。封印結界内には五月にしか其れを触ることが出来ないため、座敷童子の五月を捕獲しようと躍起になっていたのである。
それほどまでにあの刀を欲する理由は何かと聞くと。
「あの神器は俺たち影の退魔一族の復興の鍵なのだ」
と答える。当然、其れは嘘であり、私益のみと見抜いたシュラインは、
「嘘だわ!只自分がお山の大将になりたいだけじゃない!それだけのために人の命をなんだと思ってるの!」
と、怒鳴った。
彼女の気持ちを分かったように草間が首領を思いっきり殴った。顎が砕け…気絶する。
「武彦さん…」
「…これは俺の怒りの分だ…」
と言って、シュラインの頭を撫でる。
「やはり退魔も…腐っていたのか」
未来から来ている時音は唇をかみしめた。退魔師である祐介も同じである。
時音が「暗黒天空剣・心の技・心改」を首領やその場の退魔一族につかい「鬼殺し」の事を一切忘れさせたしかし、村を襲った罪の意識を強く感じさせるために細工を施している。
これからの退魔がどうなっていくか、2人の退魔師は不安だった。

もう一度屋敷に戻り…五月が意を決し、封印の間から「鬼殺し」をもってきた。
かなり大きな長刀だ。6尺5寸はある。先ほどの鬼でも持てないかもしれない。
「此処にはおけない…だれか信用できる所に封印して欲しいです…」
と彼女は言う。
「ならば…退魔一族の神器というならば…私のところではおけませんね…神様がご機嫌を損ねそうです」
「かといって神室におくことも問題だ…この村と同じ運命をたどりそうだ…」
「結局…神器は神の所有物と言うことかしら?」
みそのと祐介が困り果てているところシュラインがぽつりと言った。
「面白かったけど…恥ずかしい合い言葉を作った人に一任したいでーす」
とゆゆ。
「其れについては同感だ」
と草間。
「わ…わかりましたよ!」
未来から一緒に来た件の上司の悪い癖が感染ったことが何より一生の不覚だと、時音は思った。

とりあえず、五月と共に車で興信所に戻る一行。
刀の件は時音(正確にはエルハンドだろう)に任せ、今度は座敷童子の五月がどこにすむべきかだ。
草間興信所。
「しばらくあやかし荘が良いか…?」
草間が五月に訊く。
「シュラインさんと一緒にいたい…」
「懐かれたな。シュライン」
「う〜ん。こまったわね〜」
彼女を世話できるほど自分の財政がしっかりしていないのは確かなのだ。
しかし、情が移ったのもある。
五月は焔も零ともと仲良くなっている。
「だめ?だったら此処にいる」
興信所に居座るようだ。
暇なときは嬉璃「お姉さん」の所に遊びにいくそうだ。
自己完結されてしまったので、草間とシュラインは苦笑するしかない。
「座敷童子に招き猫、更に縁起が良いです」
「焔の何処が招き猫なのだ?只の頭乗り猫だろうが」
零の言葉に草間はつっこんだ。焔は怒って草間の頭をひっかいた。
「悪かった!止めろ!止めろ!」
「禁煙にはうってつけです。五月ちゃんは煙草が嫌いですから」
「我慢できなかったら…外ですってちょうだいね?でもシケモクは禁止よ」
五月を抱っこして笑うシュライン。
五月は数年ぶりに笑っていた。

―おじいちゃん、今までありがとう

End

□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
【0086 /シュライン・エマ /女 /26 / 翻訳家&幽霊作家+時々草間興信所でバイト】
【0428 / 鈴代・ゆゆ / 女 / 10 / 鈴蘭の精】
【1098 / 田中・祐介 / 男 / 18 / 高校生兼何でも屋】
【1219 / 風野・時音 / 男 / 17 / 時空跳躍者】
【1388 / 海原・みその / 女 / 13 / 深淵の巫女 】


□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■         ライター通信          ■
□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
『二人目の座敷童子【捜査篇】』に参加していただきありがとうございます。
シリアスになる感じでしたが…合い言葉で総崩れとなりました。
風野時音様…合い言葉のアイデアは良かったですが…極普通にすると…退魔一族にばれてしまいます。そう言うわけで風野様の特殊環境を使わせていただきました、まる
鈴白ゆゆ様、幻影作戦はベストでした。怯ませるにはナイフの雨以外でも、「花火」という最強の幻覚があります(火傷は負わないけど爆音と閃光で聴覚麻痺と盲目状態を狙えます)。『河川敷の花火大会』が功を奏しましたね。
途中参加の田中様、海原みその様、趣向が似通っているのではと思い、のんきな会話の中の逃走劇…いかがでしたでしょうか?
シュライン・エマ様、座敷童子の五月をこれからも宜しくお願いします。彼女は本当に懐いちゃっています。今のところ彼女は興信所とあやかし荘を行ったり来たりをするそうです。

どうも皆さんありがとうございます。

また機会がありましたらお会いしましょう。

滝照直樹拝