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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


調査コードネーム:ひととしていきるために
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :草間興信所
募集予定人数  :1人〜4人

------<オープニング>--------------------------------------

 九月に入ったというのに、鬱陶しい残暑は居座ったままだ。
 だるだると事務机にふんぞり返った草間武彦が、煙でリングを作って遊んでいる。
「暇そうですね。兄さん」
 呆れたように、義妹の零が声をかけた。
 珍しい光景ではない。
「暇なんだよ。実際に」
「ファイルの整理でもしたらどうですか?」
「‥‥もう終わったよ」
「嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき」
「ぐっは‥‥」
「まあ、それは置いておいて」
「言い逃げかよ‥‥」
「手紙が来てますよ。兄さん宛に」
「都民税だったら払わねーぞー」
「そのくらいは払いましょうよ。でも、役所からじゃないです」
「ふむ‥‥」
 受け取った草間が封を切る。
 丁寧な字が紙面に踊っていた。
「へぇ‥‥」
「どなたからです?」
「旧友だ。トラブルがあったので助けて欲しい、だってよ」
 三日ほど前、誘拐事件が起きた。
 それ自体は妙でも珍でもないが、誘拐された人物と誘拐した組織が問題だった。
 前者はとある携帯電話会社の社長令嬢。後者は、環境保護過激派。
 突きつけられた要求は、携帯電話をはじめとした電磁波アイテムを無くすこと。
「はあ?」
 零が首を振る。
 いまさら電磁波をなくすことなどできるわけがない。
「それでまあ、ネゴシエーターが交渉に当たってるんだが」
「平行して救出作戦、ですか」
「そういうことだな」
「わかりました」
「急いで人選を進めてくれ。あまり時間がない」
 にわかに慌ただしくなった探偵事務所を、午後の日差しが照らしていた。







※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日にアップされます。
 受付開始は午後8時からです。


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ひととしていきるために

 地球規模で環境が悪化しているのは事実だ。
 そしてその原因が人間にあることもまた事実である。
 山を削り、海を埋め立て、森を消し、幾多の動植物を滅ぼし。
 今日の繁栄はそうやって作られてきた。
 業(カルマ)とでもいうのだろうか、人間は他の命を奪わなくては三日と生きられぬ。
 人類がその叡智によって地球の覇者となったとするなら、滅び去るときはその愚劣さによってだろう。
 当たり前の話だが、土地を放射能汚染させるのが目的で原子力発電所を建造する馬鹿は存在しない。
 存在しないが、それでも事故が起こる。
 そういうものなのだ。
 人間はけっして神にはなりえない。失敗や誤断から自由になることはない。
 たぶん、絶対に。
 だからこそ自然に寄り添って生きるべきだ。
「それは判るがよぅ。なんで携帯電話をなくせって話になるんだ?」
 巫灰慈が疑問を発した。
 紅い瞳には疑念と不快が浮かんでいる。
 浄化屋という顔を持つ青年はオカルティストである。霊能力、特殊能力などと呼ばれるチカラを使うからだ。
 だが、それは彼が現実主義者でないことを意味しない。
 どだい、現代社会から携帯電話をなくすことなど不可能なのだ。
「現実より理屈を優先させる人って、どこにでもいるのよね」
 肩をすくめるシュライン・エマ。
 同席している雨柳凪砂や守崎啓斗も似たようなポーズをしている。
 これに先ほどから仏頂面をしている那神化楽を加えた五名が、今回の仕事に従事するメンバーだ。
 うち四人は、まあ、五二パーセントから七九パーセント程度のやる気を示している。
 唯一の例外は美髭の絵本作家で、彼のやる気ときたら、ゼロ以下であった。
 そもそも荒事に自分が向いているとは思っていない那神なのだ。
 ただし、そう思っているのは自分だけで、たとえばシュラインや巫は絵本作家の肉弾格闘戦能力が興信所随一であることを知っている。
 本人は知らなくて、他人が知っているというのも奇妙な話だが、これにはむろん事情がある。
 さしあたり現在の話とは関係がないが。
「あたしも環境保護派なんですよね。一応」
 おずおずと凪砂が口を開いた。
 エアコンディショニングの風が黒髪をくすぐっている。
「それとこれとは、次元も事象も馬鹿馬鹿しくなるほど違うって」
 苦笑を浮かべる啓斗。
 日常レベルで地球に優しくあるのと、人質を取ってまで要求を押し通そうとする環境過激派を同列に置くことはできない。
 ただ、
「地球に優しいって言い方、俺は好きじゃねぇけどな。あんまり」
 とは、巫の言葉である。
「ま、地球に人が住めなくなっても、べつに地球は困らないわよね」
 シュラインの台詞は婉曲的であったが、仲間たちが等しく頷く。
 この惑星と人類は共生関係にあるわけではない。
 人が一方的に寄生しているだけだ。
 したがって、人間がいなくなったところで地球は痛痒を感じない。人間が破壊の限りを尽くしたあとに滅びれば、地球は何百年何千年という歳月をかけて自らの身体を再生するだろう。
 星の生命活動からみれば、それは一瞬にも満たない時間である。
 はっきりいって、スケールが違いすぎる。
 卑小な無毛の猿どもか「地球に優しく」とは、おこがましさの極致ともいえる。
 地球が、地母神が優しいから、人類は生きていられるのだ。
 母なる大地が人間を拒絶したなら、人間などそこで終わりなのだから。
「地球と仲良く、というあたりが妥当なところですか」
 那神がうまいことを言う。
 さすがは文筆業というべきだろう。
「でも、地球となかよくするより前に、人間同士がなかよくしないとね」
 啓斗の声には穏やかな皮肉が込められていた。
 肩をすくめる事務員と浄化屋。
 ここで哲学を語っていても、事態の解決には寄与しないのである。
「誘拐した組織の名前は、判ってるんですか?」
 凪砂が訊ねた。


 ブルーアースガーディアン。
 これが、今回、携帯電話会社の社長令嬢を誘拐したものたちの名だ。
 青き地球の護り手とは、ご大層な名乗りではある。
 どうしてあっさりと犯人が判わかったかというと、堂々と声明発表があったからだ。
 このあたりは、まあ犯罪組織ではないので当然ともいえる。
 自分たちのしたこと、要求、目指すもの。
 公表しなくては意味がないのだ。
「それで、ここが判ったってわけね」
 草むらに身を隠したシュラインが呟く。
「間抜けな話だな。その令嬢の携帯の電源を切っていないなんて」
「デジタルなものがきらいなんじゃねーの」
「いまのご時世、どこの空にだって人工衛星が二、三個は浮かんでいますからね」
「電波を辿れば居場所も判りますね」
 巫、啓斗、那神、凪砂の順で口を開く。
 行動開始から六時間。驚嘆すべき迅速さで誘拐犯どもの根拠地に肉薄していた。
 だが、
「時間的にはギリギリです」
 今回の依頼人、草間武彦の旧友でもある佐藤義則が言った。
 職業はネゴシエーター。
 誘拐事件などに際して、犯人と交渉するのが仕事だ。
 しかし、この場合、佐藤だけでは解決がおぼつかないため、怪奇探偵たちの出番がきたのである。
 というのも、この手の過激派はイエス以外の返答を求めないからだ。
 交渉によって時間を稼ぎ、その隙に人質を救出する。
 これが基本方針だ。
「娘さんが誘拐されてから約七六時間。そろそろ限界に達します。肉体的にも精神的にも」
 佐藤の言葉に、一様に頷く探偵たち。
 判っていることだ。
 現状、ブルーアースガーディアンとやらが人質を殺す可能性は低い。
 低いが、
「命があったから無事、というものでもありません」
 囚われているのは女性なのだ。
「恐怖感だけでも想像を絶するものがありますからね。もし性的暴行など加えられていたら‥‥」
 呟くように凪砂が言う。
 同じ女性として、その点に思いを致さないわけにはいかない。
「凪砂。悪い方に考え出したら、最悪の結果しか考えられなくなるわよ」
 たしなめるシュライン。
 幾度も難事件に挑んできた蒼眸の美女は知っている。後ろ向きの考えに取り憑かれた瞬間から失敗の交響曲は演奏を開始するのだ。
 慎重に繊細に、かつ大胆に。そして希望を捨てず。
 それが怪奇探偵の流儀である。
「じゃあ、行くぜ」
「はい」
「OK」
 男たちが音もなく移動を開始する。
 インドア派の那神まで前線に出るのは、事が荒立ったときのためだ。
「ま、九九パーセントくらいの確率で荒立つだろうけどね」
 とは、苦笑混じりのシュラインの台詞である。


 現代社会から携帯電話をなくすことは、不可能である。
 テレビも、パソコンも、電磁波を出す道具をこの世から消すことなどできるわけがない。
 それらは、もう大衆の生活と密接に関わってしまっているから。
 もちろん電磁波アイテムだけでなく、多くの電化製品も同様だ。
 ごく初歩のたとえ話なら、風呂あがりに冷たい飲み物が飲めなかったとしたら、ひとは怒るだろう。
 緊急の連絡を受ける手段がなければ、ひとはいらいらするだろう。
 排気ガスが大気を汚していると知っていても、自動車のない生活など考えられない。
 オゾン層を破壊すると知っていても、冷蔵庫がない生活など考えられない。
 限りある資源と知っていても、ガスも電気も石油も使わざるをえない。
 いまさら原始のような生活などできるはずがない。
「昔、地球環境サミットで、一二歳の女の子が発言したの」
 油断なく気配を探りながらシュラインが口を開いた。
 二〇人、といったところか。
「何をですか?」
 凪砂が問う。
 荒事を得意としないふたりは後方支援が仕事である。
「あなたたちは砂漠を緑にする方法を知っていますか? なくなった珊瑚礁を元に戻す方法を知っていますか? 知らないでしょう? 直し方も判らないのに壊すのですか? ってね」
 戯けたように肩をすくめる。
 ほう、と、凪砂が目を見張った。
 至言というべきであろう。これほど事態の本質を突いた言葉も珍しい。
 どうして環境を保全しないといけないのか。それは、壊れてしまうと直せないからだ。極論すると、修復可能なら壊してもかまわないということになってしまうのだが、無原則な破壊にいそしむより、はるかに健全でまっとうな考え方である。
「本当はね、ごく些細なことでも良いのよ。紙コップを使うのをやめようとか割り箸を使うのをやめようとか、そんなことで良いの」
「ええ、本当にそうですよね」
 頷く凪砂。
 環境保護などといっても、それによって人間の生活が「圧迫」されるなら、だれもそんなことをしない。
 ごく些細な、ちょっとだけ不便さを我慢する。
 この程度がせいぜいなのだ。
 だが、この程度のことを皆がやれば、ものすごい効果になる。


 満月期にさしかかった月が、青白い光を投げかける。
 獲物を狙う野獣のように息を殺した三人の耳に、話し声が聞こえる。
 ネゴシエーターと、過激派の代表が交渉をおこなっているのだ。
「‥‥不可能なことばかり要求してるな‥‥」
 口の中で啓斗が呟いた。
 要求の一つが耳に入ったのだ。
 曰く、すべての動物実験をやめろ。
 たしかに、実験によって殺される動物たちは哀れだ。
 沈んだ光が、那神の金の瞳にも揺れていた。
「だけど‥‥」
 啓斗の心が反論する。
 動物実験をやめれば、今度は人間が実験台にならないといけなくなる。
 高校生の彼にも、その程度のことは判る。
 ことは、可哀相だからとかそういう次元の問題ではないのだ。
 たとえば動物実験すらおこなっていない新薬を、人間に使うわけにはいかない。
 現実として、人間の生活は他の動植物の犠牲の上に成り立っている。
 それをいまさら変えることなど、できるはずもない。
 良い考え方とはいえなくても、それが現実なのだ。
 巫が軽く啓斗の肩を叩く。
「エアコンの設定温度を一度あげろとかいうなら、こっちも妥協の余地があるんだけどな」
 冗談めかした声。
 それは、少年の心を軽くするため。
「そろそろ、始めますか‥‥」
 那神が言った。
 建物から聞こえる言葉は、激化の一途を辿っていた。


 カラスが割れる音。
 慌てたように振り向く男たち。
 愕然とした顔で。
 むろん、侵入者には環境過激派どもの同様に付き合ってやる義理などない。
 巫が指示を飛ばした後、猛然と突進する。
 瞬く間に、二、三人ほどが打ち倒された。
「へっ! バッタみてぇに弱ぇな。草ばっかり食ってるからだぜっ」
 菜食主義者が聞いたら目を三角にして怒りそうな台詞を吐いて、更に攻勢を続ける。
 このとき彼は、侵入の鉄則に従って行動していた。
 隠密に、それが不可能ならなるべく現場を混乱させる。
 数の多い方に冷静な判断などされたら、勝算の立てようがなくなるのだ。
 混乱させ、いきりたたせなくはならない。
 過激派たちの注意を巫が引き付けている隙に、別ルートから侵入した那神と啓斗が人質を救出する。
 これが作戦の大枠だった。
 オーソドックスで新味のない計画だが、それだけに成功率が高い。奇をてらっても仕方がないのである。
「いくよ‥‥」
 宙に舞った啓斗が、まるで飛燕のように過激派どもを薙ぎ倒す。
 人質が囚われている部屋。
 令嬢にかけられた縄をほどく那神。
 ふたりがどうしてここまで簡単に場所を特定できたかというと、ちゃんとした理由がある。
 つまり、後方から支援してくれているシュラインと凪砂の存在だ。
 人間レーダーともいえるシュラインの超聴覚と凪砂の超嗅覚によって、この建物のなかにいる唯一の女性の居場所を探り当てたのである。
「逃げます。立てますか?」
 那神の声に、令嬢がこくりと頷く。
 憔悴しきってはいるが、彼女の着衣に乱れはなく、無意味な虐待などは受けていないようだ。
 まずは一安心、である。
 だが、安心してばかりもいられない。
 撤収りは侵入よりもなお困難なのだから。
「先に行ってっ! 那神のオッチャン!」
「判ってます!」
 自ら殿軍をかってでる啓斗。
 多少の危険は承知の上だった。とにもかくにも人質を保護して、警官隊の突入までの時間を稼がなくてはならない。
 こうして、侵入を果たした三人はそれぞれに分派行動を取ったのだが、
「く‥‥」
「マジかよ‥‥」
「銃は地球に優しくねぇと思うぜ」
 それぞれの場所でうめき声をあげる。
 ついに環境過激派どもが銃器を持ち出したのだ。
 絶体絶命である。
 が、
「くくく‥‥結局自分の理屈に従うんだよな‥‥人間ってやつは」
 那神らしくもない粗野な言葉が、絵本作家の口から漏れた。
 ベータと呼ばれているもうひとつの人格である。
 すっと令嬢を抱え、床を蹴る。
 慌てたように銃口を向ける過激派たち。
「おせぇよ」
 嘲るような声。
 虚しく壁を穿つ銃弾。
 まとめて倒れ伏す男ども。
「手加減してやったぜ。俺も甘くなったもんだな」
 くくく、と、喉の奥で笑いながら、駆け出す金瞳の男。
 人間とは思えない速度で。


「どうやら人質は無事に保護されたらしいな」
「うん。こっちにも連絡が入った」
 合流した巫と啓斗が会話を交わす。
 インカムから流れ出る情報が、作戦の成功を告げていた。
「ベータが現れたらしいな。ま、タイミングの良いことだ」
「もしかしたら狙ってたのかもね」
「ありえそうでいやだな。それは」
「じゃあ俺たちも脱出しよう」
「賛成だ。こんなところに長居は無用だからな」
「りょーかいっ!」
 言葉とともに、啓斗が懐から取り出した球を過激派どもに投げつける。
 瞬間、猛烈な煙が立ちこめた。
 煙玉。
 すなわち煙幕である。
 人工の霧が晴れたとき、二六歳の男と一七歳の少年の姿はどこにもなかった。


  エピローグ

 男どもが連行されてゆく。
 葬列のように。
 令嬢を救急隊員に委ねた五人は、黙然とその様子を見つめていた。
 彼らの仕事はここで終わり。
 あとは官憲やカウンセラーなどの仕事だろう。
「ご苦労様でした。草間くんによろしくお伝えください」
 歩み寄った佐藤が頭をさげる。
 仲間を代表する形で、シュラインが目礼した。
 と、そのとき、過激派のリーダー格の男が叫び声をあげる。
「キサマらのやり方は間違ってるっ! このままではいつか人間は地球を食いつぶすぞっ!!」
 その声は、負け惜しみと斬り捨てるには重かった。
「一理あることは、あるかもしれませんね」
 ぽつりと呟く凪砂。
 彼らのやり方は、正しいものではなかった。
 だが、主張は理解できるのだ。
 人間はむしろ、この星にとっては有害なのかもしれない。
 もし地球が自分の考えを口にできたら「人間さえいなければ」と言うかもしれない。
「壊すのも人間。守ろうとするのも人間、か」
 啓斗の声も苦い。
 繰り返す歴史。終わらない螺旋運動。狂った歯車。
「度し難いと思う?」
「いや。この愚かさを失ったときが人間の歴史が終わる時かもしれねぇぜ」
「‥‥そうかもね」
 シュラインと巫が視線を交わした。
 それは、あまりにも抽象的すぎる言葉のキャッチボール。
 小首をかしげる仲間たち。
 一人の例外を除いて。
「あれぇ。またいつの間にか解決してしまっていますねぇ」
 那神の声だ。
 くすりと探偵たちが微苦笑を浮かべる。
 そうすることで精神のバランスを取っているかのように。
 天蓋には満点の星々。
 冷たく冴えた月が、ただ静かに地上を見下ろしていた。
 褒めることもなく。
 蔑むこともなく。
 ただ、静かに。






                         終わり



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0143/ 巫・灰慈     /男  / 26 / フリーライター 浄化屋
  (かんなぎ・はいじ)
0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)
0554/ 守崎・啓斗    /男  / 17 / 高校生
  (もりさき・けいと)
0374/ 那神・化楽    /男  / 34 / 絵本作家
  (ながみ・けらく)
1847/ 雨柳・凪砂    /女  / 24 / 好事家
  (うりゅう・なぎさ)

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■         ライター通信          ■
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お待たせいたしました。
「ひととしていきるために」お届けいたします。
環境問題というテーマです。
これ系の問題は難しいですよねー
作中で紙コップや割り箸を使わないって話をしましたが、そうすると今度はその業者が大打撃を受けるんですよねぇ。
なにもかも問題なく解決、という方法がないから、みんな悩むんでしょうねぇ。
などと考える秋の一日でした。
楽しんでいただけだら幸いです。

それでは、またお会いできることを祈って。