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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


私を知る彼女【調査編】
●オープニング【0】
「……私の考え過ぎなのかもしれないんですけど」
 草間興信所所長・草間武彦の前に座っていた高1の少女、伊藤はるなはそう前置きしてから本題を口にした。
「どうして彼女が私の名前を知っていたのか、それが引っかかるんです」
 話は2週間ほど前、2学期始業式の日に遡る。
 はるなの通う星村高校に、人形のように可愛らしい1人の少女が転入してきた。少女の名は雪村樹理(ゆきむら・じゅり)といった。
 転入初日のホームルームも終わり帰ろうとしていたはるなを、『伊藤はるなさん』と呼び止める者が居た。樹理である。樹理ははるなに校内を案内してもらえないかと頼んできたので、はるなは快くそれに応じ案内をしてあげた。
「けど、家に帰ってから気が付いたんです。彼女は何故……初対面の私の名前を知っていたのでしょうか?」
 草間は樹理の前で名前を呼ばれていないかと尋ねたが、はるなは頭を振った。
 樹理はその容姿と、汚れを知らないような笑顔から瞬く間にクラスの男子生徒の注目の的となった。嫌味だとかお高くとまることもないため、女生徒の間でも評判は上々だという。
「君はどう思うんだい?」
「私は……」
 草間の問いかけに、はるなは言葉を詰まらせうつむいた。そして少し思案してから、また口を動かした。
「……怖いんです。何か起こりそうな気がして……」
 はるなが事務所を後にしてから、草間は苦笑して小さな溜息を吐いた。
「金にはならない依頼だがなあ……。さて、誰に手伝ってもらうか」
 どうやらはるなの話は、草間の興味を引いたようだ。
 とりあえず、可能な範囲から調べてみましょうか。

●大入袋はいりません【1】
「あの……お相撲のあれみたいなの、出した方がいいですか?」
 お茶の準備をしていた草間零が、台所からひょこっと顔を出して草間に尋ねた。
「『満員御礼』って垂れ幕か? 必要ない。たく、誰が余計なこと教えたんだ……」
 呆れたように答える草間。けれども満員御礼というのは本当で、事務所には草間や零、そして今回の依頼人であるはるなを含め13人も集まっていた。
「えっと……今日は何を……」
 台所に居る零を除く22の瞳に囲まれた形になっているはるなは、やや緊張気味に周囲を見回した。
「そう緊張しないで。昨日のお話だけじゃまだよく分からない部分もあるから、これからの質問に素直に答えてくれればいいの。ね?」
 シュライン・エマがはるなの緊張をほぐすように、笑顔で話しかけた。はるなはこくんと頷く。
「お茶ですよ」
 全員分のお茶を湯飲みに乗せ、零が台所から出てきた。そしてお茶を順番に配ってゆく。
「ほい。火傷せんよーにな」
 ごく自然にはるなの隣に陣取っていた月見里豪は、自分が受け取った湯飲みを当たり前のようにはるなへと回した。
「あ、どうも……」
 少し照れたように答えるはるな。その間に全員にお茶が行き渡った。テーブルには饅頭もしっかりと。
「雪村さんがどうして伊藤さんの名前と顔を知っていたか。そして、何故校内の案内を頼んだか、ですね」
「初対面に名前を呼ばれるか。ありえない話ではないが……だが……確かに何か引っかかるな」
 お茶を一口飲んでから海原みなもが本題を切り出すと、田中裕介も饅頭を割る手を止めてつぶやいた。
 確かに不思議な話である。後者はまだ偶然だと言うことも出来るが、前者は偶然では片付けられないのだから。
「相手が名前を知っている、という事情は様々だとは思うが……」
 真名神慶悟はそう前置きしてから、次のように言葉を続けた。
「要するに少なくとも雪村嬢にとっては初対面ではない、ということだ。霊的にか、血の繋がりかは不明だが……生き別れの相手が探していて名を知っている、とかな」
「そう言われても……。両親からそんな話も聞いたことないですし、親戚の中に雪村さんは居ませんし……私が知らないのに、彼女は知ってるだなんて……」
 ふるふると頭を振るはるな。
「まぁ推測の域は出ない。それを調べるのが仕事なんだしな」
 と言って煙草をくわえる慶悟。とりあえず可能性として挙げてみただけだ。可能性はゼロではない訳だから。

●記憶の糸【2】
「……キミに接触するために、学校に転入して来たのかもしれませんね」
 それまで黙って話を聞いていたセレスティ・カーニンガムが、はるなに視線を向け口を開いた。皆の視線がセレスティへと集まる。
「え? 私に……ですか?」
「同じクラスに転入するなどは、手続きやコネがあればどうにでもなりますし。男女ともに受けがよいというのは、そのように振る舞うべく演技をしているように受け取れます。疑いを持たれないようにすることは、何かを隠していると判断することも出来ます」
 静かに、けれど一気に考えを述べるセレスティ。一理はある意見だ。
「でもっ! でも私……普通の女の子ですよ? 家はお金持ちじゃないですし、別に何か取り柄がある訳でもないし……」
 困惑した様子のはるな。はるなには思い当たる理由がないのだから、当然といえば当然な反応だった。
「彼が先程言ったように、キミには何か記憶にないとしても、相手の樹理嬢にはあるのかもしれませんね」
 セレスティがちらっと慶悟を見た。
「その推測が事実だったら、ややこしいな」
 溜息を吐く草間。実際問題、こういうのは動きにくいパターンである。原因が依頼者側にあったり、あるいは認識している場合ならすぐ対処も出来ようが、相手だけが認識している場合だとまずそこから調べなければならないからだ。ゆえに対処が遅れる、と。
「……ジュリちゃん……はるなちゃんのこと……知っテル会話、ナカッタノ……?」
 黙々と饅頭を食べていた戸隠ソネ子が、不意にはるなに尋ねた。
「えっと、案内した時の……?」
 はるながそう聞き返すと、ソネ子はこくんと頷いた。もう1度確認しておこうというのだろう。
「それは全然なくて……だから私も帰るまで気付かなかったんです。……あ、でも」
「デモ?」
「今思い出したんですけど、屋上に案内した時に『やっぱり屋上って好きだわ』って。その時は一瞬あれって思ったんですけど、これって単に屋上が好きだってことですよね。ごめんなさい、関係ない話しちゃって……」
「謝らなくてもいいわよ。気になったことなんでしょう?」
 恐縮するはるな。シュラインがそれを慰める。
「……にしても不思議だよな? ホントにそいつのコト知らねぇのかよ? 忘れてるだけで昔会ったコトあるとか、知り合いの知り合いとかの可能性もねぇの?」
「そうだな……本当に見覚えないのか? 小さい頃のお隣さんとか」
 鬼頭郡司と守崎啓斗が相次いではるなに質問を投げかけた。やはり皆、そのことが気になるのだろう。
 しかし、はるなは首を横に振った。
「本当に見覚えないんです。記憶を辿ってみても……さっぱり」

●極めて有名な避暑地【3】
「じゃあ、質問を変えましょうか」
 と言ったのは、宮小路皇騎だった。はるながきょとんとして皇騎の顔を見た。
「最近、他に気になるようなことはなかったですか? 例えば、妙な夢を見るとか、家族に妙なことはなかったかなど」
 笑みを浮かべ尋ねる皇騎。するとはるなは思案を始めた。
「…………」
 30秒……1分……2分……3分……。何か考えたまま、はるなはぴくりとも動こうとはしなかった。
「……寝てるんちゃうやろな。おーい」
 豪がひらひらとはるなの前で手を動かした。それでようやく我に返ったのか、ぴくっとはるなが動いた。
「あっ……すみません。つい、考え込んじゃって」
「それで、思い出しましたか?」
 再度はるなに尋ねる皇騎。はるなは首を傾げながら答えた。
「あの……別に何も……。今度父が、会社の部長さんになることが決まったくらいで……」
「ああ、それはおめでたい話ですね。それだけですか?」
「……はい」
 こくっとはるなは頷いた。
「んー……はるなさん以外に、初対面で名前を知ってた相手は居ないのね?」
 間髪入れずシュラインが尋ねた。
「私は聞いていません。でも他の皆は、結構すぐに雪村さんに話に行ってたから……自分から名前を言ってると思います」
「ああ、そうなの。それとね、紹介の時に樹理さんは前の学校名を言っていなかった?」
「そうそう、以前住んでたトコとか交友関係ってヤツ?」
 さらにシュラインが尋ねると、郡司がぽんっと手を叩いて付け加えた。するとはるなはこう答えた。
「学校名は言ってなかったですけど、他の人たちと話をしていたのが聞こえてきた時に……軽井沢かな? 確かそう言ってました」
「って、別荘地のあの軽井沢か?」
 目をぱちくりとさせ啓斗が聞き返すと、はるなは頷いた。
「はい。軽井沢の私学に通ってたって、聞こえました」
 軽井沢――昔から別荘地、避暑地として有名な場所である。まあ今では長野新幹線で1時間ちょっとあれば行けるようになり、ある程度身近にはなったが……。
「軽井沢には?」
 草間がはるなに尋ねると、やはりこれにも首を横に振った。行ったことがないのなら、現地で会ったということもないのだろう。無論、向こうがこっちにやってきたという可能性はあるのだが。
 結局今日の所はこれ以上手がかりが得られないと判断したのか、草間ははるなを家に帰した。
「本格的に調べるのは、明日からだな……」
 窓の下、家路を急ぐはるなの姿を見つめながら草間が言った。そんな草間に郡司が話しかける。
「なぁ、武彦」
「ん、何だ?」
「まさかタダ働きじゃねぇだろうな?」
「…………」
 うわ、何か急に黙ってますよ、この人。

●軽井沢での出来事【6B】
「気候が違うぜ……こっちは」
 鼻をグスッとさせながら、郡司は1人つぶやいた。そんな郡司の周囲に見えるのは、別荘、別荘、また別荘。ペンションや土産物屋を挟んでまた別荘といった具合の風景。
 実は郡司、軽井沢までやってきていたのだ。じゃあ新幹線を使ったのかといえば、さにあらず。雷獣を召喚し、乗って移動してきたのである。
 雷獣の速さもなかなかのものだし、何より郡司自身が召喚するのだからタダである。極貧な郡司にとって、これに勝る乗り物はないだろう。いやまあ……交通費全額支給とかいう場合なら、そっちが勝る可能性もあるかもしれないが。閑話休題。
 では何故軽井沢へやってきたのか。やはり昨日のはるなの言葉によるものが大きいと言えよう。
 樹理が軽井沢に住んでいたのであれば、交友関係やひょっとすると以前の家もあるかもしれない。そこから何か導かれるのでは……と、郡司は感じたのだ。
 違う方向性から話をするなら、現在の樹理の家は調べてないのだからまだ分からない。それに東京における交友関係も浅いものであると考えられる。だったら軽井沢を調べた方が……となるのは自然だろう。
「聞き込んで絞りゃ、以前住んでたトコくらい分かるよな」
 軽井沢と呼ばれる範囲は限られている。ある程度まで絞り込めたら、後は植物に話を聞いて場所を特定させるのは難しくはないはず。
「名前は聞いてんだしな」
 自分でそう言った時、はるなの言葉がふと思い出された。
『どうして彼女が私の名前を知っていたのか……』
(名前か……人間はどうだか知らねぇが、すげぇ重要なモンだからな)
 人間の場合はひとまず脇に置くとして、確かに名前はとても重要な物であると言える。物体は名を持つことによって初めて『個』として成り立ち認識される。すなわち名を知られるということは、存在を認められることであり、場合によっては支配されることでもある。現に『真名使い』と呼ばれる者も居るくらいなのだから。
 郡司たち人間外の存在の場合、役職名だったり総称だったりは使うけれども、簡単に本名を名乗ることはない。万一名乗るとすれば、よほどのことがあった場合のみであろう。無論『郡司』も本名などではない。
(けど、何かが起こりそうな予感がするとかいうアイツもちと気になるんだけどな)
 『アイツ』とはもちろんはるなのことだ。ここまでやってきたはいいが、実際問題動くきっかけとなっているのははるなの言葉のみである。もしもはるなの言葉が嘘偽りであれば、その目的が気になる訳で……。
「ま、いいや。とにかく仕事、仕事!」
 さっそく郡司は、辺りの聞き込みを開始した。そして5分ほど聞き込みをしていた時だったか、ある老人が樹理の以前の家を知っていたのだ。
「雪村樹理? おお知っとるよ、湯三郎先生とこの嬢ちゃんじゃろ。その家なら、この先にあるぞい。先生らは8月に引っ越されたようじゃがな」
 来てみるものである、聞いてみるものである。
「先生? てコトは、教師か何かだったのか?」
「医者じゃ、偉い医者先生じゃよ。確か先生の専門は何かの外科じゃったかのう。もっとも医院を開いておった訳ではないがな」
 軽井沢、そして医者の娘とくれば――お嬢さまと言って差し支えない気がする。
 郡司は老人に教えられた通りに歩いていった。10分ほど歩いて、見えてきたのは2階建ての立派で大きな家。外観が白で統一されていた。『雪村』と表札もあるので、ここで間違いはない。
「ここか」
 差し当たり、ぐるりと周囲を巡ってみる郡司。家から人の気配は感じられない。そして1周して正面へと戻ってくる。
 そして気付く。何やらステッカーが張られていることに。某元監督がCMに出ている有名警備会社のあれだ。
「警備システム張ってんのかよ」
 忌々し気につぶやく郡司。このまま入り込めば、間違いなく警備会社のスタッフが飛んでくる。捕まることはあり得ないだろうが、侵入したことは確実に樹理の家へ伝えられるはずだ。それはちと避けたいことだ。
「わざわざ警戒させんのも、馬鹿みてぇだし。さぁて……どうすっかな」
 腕を組み、思案する郡司。少ししてある考えが浮かんできた。
「……システム自体がぶっ壊れりゃ、ちと状況は変わってくるんじゃねぇか……?」
 しかし、システムを壊したとしても、異常を感知したらスタッフは飛んでくる。そしてシステムを調査して、人為的に壊されたと判明すればやはり樹理の家にその旨連絡が行くことになるだろう。
 では――自然の仕業だとすれば?
 郡司は警備システムのボックスらしき部分の見当をつけると、それ目掛けおもむろに雷を落とした。そう、落雷による物に見せかけようとしたのだ。
 見事警備システムは壊れ、侵入しても作動することはなくなった。けれども異常は感知されているはずなので、遅かれ早かれ確認のスタッフはやってくる。郡司はそれまでの間に、家の中を調べてみることにした。
 電気式のオートロックか何かだったのか、玄関の鍵は開いていた。思わぬ副産物である。鍵を壊さずに済んだのは喜ばしい。
 まず2階、そして1階を調べる郡司。ほとんどの荷物は運び出されており、残っているのはタンスや冷蔵庫、ベッドといった大物家具の類ばかりであった。
 空振りかと思われたその時、郡司は地下へ続く階段を発見した。慎重に降りてゆく郡司。
 地下にはいくつか部屋が存在していた。その中の1つに足を踏み入れた郡司は、怪訝な表情を浮かべた。
「な……んだ、この部屋……?」
 そこはまるで手術室のようであった。手術台、無影灯、心電図……そういった物がその部屋にはあったのである。
 そしてその部屋の奥にもう1部屋存在していた。警戒しつつ、奥へと入る郡司。そこにあったのは奇妙な機械。人間1人入れる大きさのカプセルがついた機械が、2台並んでいるのである。
「……どんなトコだよ……」
 郡司は機械に近付き、少し調べてみた。よくは分からないが、『COLD』『ICE』という文字があることから察するに、どうも冷やすことが出来るようだ。
 さて、この機械は何をするための物なのだろう?

●矢は放たれた【10】
 翌朝午前7時過ぎ、草間興信所。
「草間、起きてる?」
 テレビつけっぱなしの事務所に、そう言って入ってきたのは啓斗だった。
「見れば分かるだろ」
 答えた草間は、零の作ってくれた朝食をまさに食べようとしていた所であった。
「おはようございます。よければ、ご一緒にいかがですか?」
「いいの? んじゃ、お言葉に甘えて」
 グッドタイミング、零の申し出を受ける啓斗。零は台所に引っ込んで、啓斗の分の用意を始めた。
「朝っぱらから何だ? うちはモーニングサービスやってないぞ」
「違う違う、朝食の所に来たのはたまたま。本当は昨日の調査の報告に来たんだよ」
「それだって、電話で済む話だろ?」
「ああ、そうだよ。だから夕べ電話しようとしたさ。……草間にかける前に、バッテリーが切れた」
 と言って、啓斗はがくっと肩を落とした。調べた内容を友人知人には連絡したはいいが、肝心の草間の所でバッテリーがぶつっと切れてしまったのだ。
「そりゃ災難だったな」
 明らかに草間は笑いを堪えていた。
「そんな訳だから、こうして来た……」
「……現場は星村高校のグラウンドで……」
 啓斗の言葉と、テレビのアナウンサーの声が重なった。そしてテレビに2人の視線が注がれる。テレビには星村高校が映し出されていた。
「……繰り返します。本日未明、星村高校のグラウンドで少年が頭から血を流して倒れているのが発見されました。身元を確認した所、少年は同校1年の上野浩二くん16歳と分かりました。近くの木の下に靴が脱ぎ捨てられていたことから、上野くんは木に登った後でバランスを崩して地面に墜落したものと警察では見ております。なお上野くんは病院搬送途中に、救急車内で亡くなりました……」
 これこそが、はるなの言葉が現実となってしまった瞬間だった――。

【私を知る彼女【調査編】 了】


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 整理番号 / PC名(読み) 
                   / 性別 / 年齢 / 職業 】
【 0086 / シュライン・エマ(しゅらいん・えま)
     / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員 】
【 0389 / 真名神・慶悟(まながみ・けいご)
                   / 男 / 20 / 陰陽師 】
【 0461 / 宮小路・皇騎(みやこうじ・こうき)
        / 男 / 20 / 大学生(財閥御曹司・陰陽師) 】
【 0554 / 守崎・啓斗(もりさき・けいと)
                / 男 / 17 / 高校生(忍) 】
【 0645 / 戸隠・ソネ子(とがくし・そねこ)
           / 女 / 15 / 見た目は都内の女子高生 】
【 1098 / 田中・裕介(たなか・ゆうすけ)
              / 男 / 18 / 高校生兼何でも屋 】
【 1252 / 海原・みなも(うなばら・みなも)
                   / 女 / 13 / 中学生 】
【 1552 / 月見里・豪(やまなし・ごう)
                   / 男 / 25 / ホスト 】
【 1838 / 鬼頭・郡司(きとう・ぐんじ)
                   / 男 / 15 / 高校生 】
【 1883 / セレスティ・カーニンガム(せれすてぃ・かーにんがむ)
        / 男 / 青年? / 財閥総帥・占い師・水霊使い 】


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■         ライター通信          ■
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・『東京怪談ウェブゲーム』へのご参加ありがとうございます。本依頼の担当ライター、高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・なお、本依頼の文章は(オープニングを除き)全18場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通す機会がありましたら、本依頼の全体像がより見えてくるかもしれません。
・今回の参加者一覧は整理番号順で固定しています。
・大変お待たせいたしました、どういう方向に転がるのか謎のお話をようやく皆様にお届けいたします。体調不良などでご迷惑をおかけしておりますが、完全復調まではもう少しかかるかと思われます。その点、深くお詫びいたします。
・正直言いまして、全員の文章に目を通さないと把握出来ない部分がいくつかあると思います。あちこちに散らばって重要な情報が出ていますから。ちなみに……現時点で出ている情報だけで、事件の真相を言い当てることは不可能ではありません。
・次回から樹理の写真は全員入手しているものとして考えていただいて結構です。また自宅および旧宅の場所も把握しているものと考えてくださって構いません。
・鬼頭郡司さん、2度目のご参加ありがとうございます。一応プレイングの流れから、本文のように解釈させていただきました。その結果、何だかよく分からない機械が見付かってます。ちなみに警備システム、自然災害として処理されましたのでご安心を。
・ここからはちょっと宣伝となりますが、コミネット・eパブリッシングにて『一夏の経験 ―ソーラーメイド さなえさん―』の購入受付が行われております。締切は10日いっぱい、1口300円となっておりますので、ご興味がお有りの方はどうかよろしくお願いいたします。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。
・それでは、また別の依頼でお会いできることを願って。