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<東京怪談ウェブゲーム ゴーストネットOFF>


■とある劇団で−一生の言葉−■

「えーっとそんなこと言われても困るんだけどぉ……」
 瀬名雫は掲示板に書かれていた記事の投稿者を目の前にして、ぽりぽり頭をかいていた。
 とあるネットカフェで、隣のテーブルで自分のホームページの掲示板に書き込んでいる人物とばったり一緒になってしまったのである。
「あなたのお噂はかねがね聞いておりまして、是非とも解決して頂きたいんです」
 と、とある劇団の劇長だという岡田総司が言った。
 小さな劇団なのだが、公演を目前に控えて劇団員が全員劇中に事故に遭って怪我をし、出られなくなったので解決も兼ねて代役をやってほしいというのである。
「頼みます、この劇団が存続するかどうかがかかっているんです、今度の公演には!」
 岡田総司は頭を下げる。雫は慌てて言った。
「しょーがないなぁ。じゃ、人、集めてみるよ。最悪、一人だけしか集まらなくても恨まないでよ?」
「はい、ありがとうございます!」
 パソコンでカタカタと心当たりの人物にメールを送る雫の背後で、岡田総司は呟いた。
「そういえば団員の一人が妙な事を言っていたな……。劇場全体が黒い霧で包まれてるように一瞬見えたとか……」

 果たして、代役をしながらこの事件を解決してくれる人材が集まるのだろうか―――


■建物・楽屋前■

「まさか、俺ひとりじゃないよな。劇にならないし」
 教えられていた建物、劇場の前まで来て、美青年―――香坂・蓮は独りごちた。手には、しっかりと大切なヴァイオリンケースを持っている。
「ま、芝居が出来なくても情報の中の『黒い霧』が気にかかる。でもな……もし『眠り姫』という劇自体に問題があるとしたら?」
 呟く香坂の耳に、足音と共に聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「香坂さん……ですか?」
 振り向くと、青い髪と瞳の美少女が立っている。知り合いの海原・みなもだった。
「ああ、みなもか。これで二人……か?」
「蓮さんも劇をしに? といっても、あたしは殆ど裏方にまわるつもりでいますけど」
 残暑がようやく薄れてきている夕焼けの中、二人は道の向こう側にどちらからともなく目を向ける。人影がふたつ、やってきていた。
「麦茶はやっぱりこのメーカーやろ?」
「そうかな? ボク前にそのメーカーのもの飲んで、アレルギーおこしたことあるんだけどなぁ」
「どんなアレルギー持ちやねん」
 あまり劇とは関係のない話をしている少年少女が一組、通り過ぎようとして立ち止まった。
「ここやない?」
「あ、ホントだね。つばさクンて方向音痴にはならないタイプ?」
 楽しそうに笑っている、金髪の雰囲気が小悪魔といった可愛らしい少年と、快活さが全身から滲み出ているような感じの大阪弁の元気が魅力なタイプの少女。
 香坂は一度みなもと顔を見合わせ、声をかけてみた。
「おまえ達も『例の件』で来たのか?」
 少女はペットボトルを飲む手を休め、「もちろんや。ちょうど途中で会って行く方向一緒やったから。うちは大曽根・つばさ、よろしくな」と妙に力いっぱい応え、その隣で頻りに興味深そうに劇場の外観を眺めている金髪少年も「そうだよ。ボクは瀬川・蓮。劇なんて面白そうだしね」と可愛らしく笑った。
 香坂とみなもも二人に自己紹介をする。
「これで4人……全部みたいですね。時間ももう過ぎてますし。劇長さんはどこでしょうか?」
 みなもがなにやら荷物の入ったバッグを提げ直しながら建物の中を覗く。そんなに大きくも小さくもない建物だが、少し黄ばんでいるところを見ると、多少年月が経っているのが分かる。
 丁度良く、劇長の岡田総司が出て来た。思ったよりも年が若い。最高を見ても30代くらいだろう。
「遅れてしまって失礼しました。4人……丁度ですね。有難いことです。もう日も暮れます、公演は今日からですので早めに支度を願います」
「今日から!?」
「って……今から、ぶっつけ本番か?」
 つばさと香坂の言葉が重なる。
「ゆっくり事前調査をする暇もないみたいですね。まあ、一応劇団員さん達が入院している病院には行ってきましたけれど」
 みなもが、バッグの中のペットボトルを弄りながら首を傾げる。蓮が尊敬したように目を見開いて微笑んだ。
「解決する気満々って感じ、みなもクンは。いや、ボクもそうだけどね? それで、劇団員さんからは何か聞けたの?」
 いいえ、とみなもがかぶりを振る。
「何故か劇団員さん全員が昏睡状態に陥っていたので、話をするもなにも」
 それを聞き、つばさが声を上げた。
「なんや……やっぱり外からの妨害なんかな」
「昏睡状態―――これからするという劇の『眠り姫』とやはり関係がありそうだな」
 と、香坂が続ける。
「まあ……そこら辺は、私もどうしたらいいか、という感じでして」
 とにかく用意を、と急かす若い劇長を筆頭に、ざわざわとそれぞれ話し合い、建物の中をそれぞれ見ながら楽屋へと進む4人。
「衣装はもう出来てるんだ。というか、人間以外は無事なんだね?」
 楽しそうに魔法使いの衣装を自分にあてて鏡を見る蓮。
「そうらしいな。時間もおしているようだし、配役は歩きながら決めたものでいいな?」
 なんとなく年齢的にというのもあるのだろうが、リーダー的になってしまった雰囲気の香坂が皆を見渡す。劇長はチケットを切るのと入り始めた客の応対で精一杯のようだ。
「うちは不満やなあ」
 まだ衣装の裾を引っ張りながら、着るのを躊躇っているつばさ。
「じゃんけんで負けたから、観念してくださいね」
 微笑んで、みなも。
 配役は各々の希望や何やらを入れ、次のように決まった。

☆王子→香坂・蓮
☆眠り姫→大曽根・つばさ
☆魔法使い→瀬川・蓮
☆裏方(主に照明らしい)→海原みなも

「キスだけはイヤやからね!?」
 何度も念をおし、ようやく着替え室に入っていくつばさ。
「分かってるってのに」
 ため息をつきながら、香坂。自分だってこんな王子の衣装―――ハマりすぎだ。
「瀬川さんも似合ってますね」
 着替えが終わった頃に、一通り、客から見えないところから建物を見てきたらしいみなもが皆を見る。
「そう? ありがと。眠り姫も王子様も、ボクと同じ異能者なら、容赦はいらないんだよね? ふふ、たのしみーっ」
「楽しみやない、全然……」
 ひとりだけまだ納得の出来ていないような、つばさ。
「年下の女の子ならともかくっ、年上とかまして男やったら洒落にならへん! ぜっっったいやるとしてもフリだけやからな!?」
「―――……つばさ。お前……」
 更に色々な意味でがっくりと肩を落とす香坂。
「まーさ、建物のあちこちに霊力・妖力探知型小悪魔、数体配置してきてあるし、たしかみなもクンも霊水持ってきてるんだよね? 劇長さんがさっきからノックしてるし、行こうよ」
 蓮の妙にポジティブな台詞に「イヤや……」と呟きながらも香坂とみなものあとに続くつばさだった。


■開幕−眠り姫−■

 台本を渡されて正味1時間。
 4人は本当にぶっつけ本番で『眠り姫』をさせられることとなった。
 内容は基本の童話に則った物語で、特に変わったところはない。
 役でない裏方、みなもは劇長からの指示がない間を狙って最悪ラインのことを考え、水道管の位置を確認していた。うまい具合に見つかった途端、
「なんやこれっ!」
 眠っているはずの眠り姫―――つばさが『半身を起こし、声を上げてしまった』。
 ざわざわと、結構な入りだった客達が騒ぎ出す。実は『同じこと』が香坂と蓮にも起きていたのだが、香坂は冷静に、蓮は楽しそうに笑いを堪えながらそれぞれ小声で言った。
「何が原因か分からないが、恐らく『元凶』が今までもこういうことをしてきたんだろ。続けるしかないだろう?」
「そーそ、アドリブでねっ」
「暗記そんなに早くできるかっちゅーねん、カンニングの台本いきなり『焼滅』されてどないすんねん」
 それでも小声になりながら、つばさ。
「今のところ、ヘンな感じはしないし、やっぱアドリブ〜」
 蓮が小道具の杖で軽くコツンとつばさの額をつつき、つばさは渋々とまたセットのベッドの上に横になる。香坂が急ぎとはいえ「眠り姫、悪夢を見ているんだね。そんなに魘されるなんて」と言ったのには客達の笑いを誘った。そのつもりじゃなかったのだが、と内心頭を抱える香坂だったがこの際仕方がない。とにかく成功させなければ―――との劇長・岡田総司の言葉の反芻に三度目の小さな小さなため息。
(焼滅―――)
 照明を当てながら、考え込むみなも。
 彼女の記憶によれば、今はちょうど王子と姫の出逢い、そしてその次が王子が魔法使いと戦い、説得し、姫にキスをして起こすシーンと続くはずなの、だが。
「黒い霧なんか、やっぱりないですね」
 背後から、劇長の岡田総司。ナレーターは劇長がやっていたのだが、今は僅かな空き時間らしい。
「黒い霧が見えなければ、ほかに思い当たるものはないんですか?」
 みなもが聞いた、そのまた途端だった。
「あー……眠り姫」
 蓮が、なんとなく上を見ながら、眠っている演技をしているつばさに一言。
「その位置だと、あと1秒後に照明が落ちてくるよ」
「んなーっ!」
 今度こそ起き上がる眠り姫つばさ。僅差で照明が本当に落ちてきた。
「なんで教える前に引っ張り起こすなりなんなりせんのやっ!」
「あんまり怒ると血圧あがるよ」
 ぽりぽりと頭をかきながら天使の―――否、小悪魔の笑みを見せる蓮。
「これ『眠り姫』のパロディだったっけ?」
「んー、でも面白いからいいんじゃない?」
 客達はそれはそれで納得しているようだ。
 その様子に、香坂は何か不審なものを感じた。
(どうして客達はこんなにも『友好的』なんだ?)
 何もこの失敗だらけの劇に文句をつけるふうでもない。むしろ楽しんでいるようだ。
「まっず?」
 蓮も同時に、配置していた小悪魔からの『通達』を受け、香坂とつばさ、そして舞台袖に駆け寄ってそこにいたみなもにも告げる。
「ヤバいの『客達だったみたい』だよ、どうするー?」
「どういうことですか?」
 みなもの質問に応える必要は、誰もなかった。客達が『行動を起こした』のである。
 みるみるうちに黒い影となり、わらわらと舞台に上がろうとしてくる。
「体力には自信あるけどなあ……霊体? 悪霊だかわからんけどこいつら相手にはうちはムリやで……」
 しゃーないなーといった感じの眠り姫、つばさ。
「建物に関係があるわけでもなかったみたいですね」
 と、舞台袖から出て来たみなも。勿論、水道管のすぐ上に立つことは忘れない。
「出て来たみたい、黒い霧」
 ほらあそこ、と何故だかわくわくしているように見える蓮が指差した先を見ると、客席の真ん中、その天井のシャンデリア辺りから黒い霧が滲み出てきている。客達を覆い包もうとしているようだ。
「浄化、するか」
 香坂が、ベッドの脇に忍ばせておいたケースからヴァイオリンを取り出す。
「どっちを、ですか?」
 と、みなも。
「そや。客も黒でイヤな感じやし霧も黒。どっちが『元凶』かわからん」
 つばさが続けて言うと、顎を可愛らしい仕草で撫でていた蓮が口を開いた。
「簡単だよ?」
 香坂も続ける。
「とり合えず俺がヴァイオリンで鎮魂歌を弾けば浄化は出来る。消えたほうが元凶なんじゃないか」
「それにしても、情報がまったく足りないのにこんな―――」
 みなもの慎重さを破ったのはつばさである。
「うちの足、黒い客のひとりがうちの足つかんだっ! はよ弾くなら弾け香坂ーっ」
 なんだか今日は叫んでばかりいるつばさだったが、そんなことには本人自身も構っていられない。いつの間にか劇長までもが舞台袖から出てきていることにみなもと蓮が気付いたのは、香坂が鎮魂歌を弾き始めた時だった。


■終幕■

「花枝(ハナエ)―――」
 え、と視線を劇長、岡田総司のそれに重ねる一同。香坂はだがまだ鎮魂歌を止めない。
 黒い客達が『ない瞳』から涙を流し消えてゆく。かわりとばかりに霧からふわりと糸車を回しながら降りてきたのは、可愛らしい女性だった。
<総司、……やっと会えた>
「どういうことだ、私には全然分からない。急に黒い霧が出たり劇団員が怪我をしたり、第一花枝、お前は確か一年前、結婚式の前日の公演で照明の落下事故で死んだはず―――」
 そういうことか、と4人はほぼ同時に納得する。
 花枝と呼ばれた女性が糸車を回す手を止め、総司のところまですっかり降り立って微笑む。
<覚えてる?>
 彼女がそう言った瞬間、そこは焼け野原に変わった。


     ―――覚えてる……?


 しばらくして元の劇場に戻ったが、変化はやまなかった。岡田総司の瞳からは、涙が滂沱のごとく溢れ出していた。
<元々、わたし達ボランティアで劇団を作ったわね。戦争の跡地のここに建ってしまった建物の中、せめてそこに昔死んでいった戦争の犠牲者達の慰霊碑をたてようって>
「そうだ、私はそこでお前に出会った、花枝」
 ―――そして恋に落ちた。
 劇をするのも、練習をするのも、客引きをするのも。
 みんなみんな楽しかった。だが、彼女さえいれば―――その気持ちが逆に彼女を生から突き落とした。
「私に―――俺に恋をしている女が他にいるなんて知らなかった、俺にはお前しか見えていなかった、嫉妬で眠り姫を演じているお前に照明を落とした裏方の女の存在にも気付かず―――」
 その負の感情が、次々と過去の戦死者を悪霊として呼び寄せてしまった。
<まもろうとしたの>
 この建物を。悪霊になってしまった戦死者達を。なによりもあなたを。
 けれど、生を半ばにして無念を抱き死んでいった大勢の霊の力にはかなわず、彼女は『黒い霧』の中に封印された。
<ほんとうなら、劇団員達もみんなまもりたかった、傷ひとつつけたくなかった。でも、昏睡状態にまでもっていくのだけで精一杯だった……哀しい死者達の哀しさと苦しみが強すぎて>
「充分だ」
 総司は花枝を抱き寄せようとして、手が通り抜けてしまったことに再び涙を流す。
 4人はただ、じっと見守るしか出来なかったが、みなもとつばさがひそひそとし、蓮にも話して頷いたのを見ると、鎮魂歌を弾き続けている香坂にリクエストした。
 曲が変わったのに気付き、花枝は口元を手で覆ったが涙は隠せなかった。
<なんて優しい音色―――>
 それは、タイスの瞑想曲。
 偶然にも花枝が大好きだった曲だった。無論、それは「小悪魔」からこっそり情報を得た蓮がちらりと小声で口にしたからみなもとつばさがリクエストしたのだが。
「充分だよ、花枝」
 抱きしめることもかなわぬと知った総司は、頬を涙で濡らしながらもう一度言った。
<結婚、してないのね、総司>
「プロポーズの言葉とその返事、それが俺の全てだから」
 今の俺を支えている全てだから。
 一生を支える全てだから。
「どうして他の女と結婚なんか出来る?」
 花枝は泣きながら微笑み、通り抜けてしまうのも構わずに婚約者の胸に頬を寄せる。涙がぽたぽたと落ちては床にまで至らずに消えてゆく。
 そして、花枝自身も。
<―――わたしも、充分>
 塵となっていた黒い霧が、光の破片に変わってゆく。あまりの眩しさに、4人は一瞬目を細めた。
<愛をくれてありがとう、総司>
 ―――わたしの一生で一度の、真実の恋人。法律で認められなくとも、確かに自分達は既に伴侶だった。
 恐らくは、出逢ったときに。
 否、生まれ落ちたその瞬間から。
<光のお花がいっぱいのところ。そこで、待ってるから。お爺ちゃんになったら、迎えにきて>
 ―――来世へと誘って。
 ああ、と言葉にならずに総司は頷いた。
 誰もいなくなったホールに、香坂の弾くタイスの瞑想曲が鎮魂歌そのものとなって流れ続けていた。


■最終章■

 その後、劇団員達はすぐによくなって退院することが出来、公演も次々に繁盛していったらしい。
 4人はそれぞれに、光の花とはどんなものか、と考えてみる。
 それは命のともし火なのかもしれない。
 一生を、運命を、宿命すらも誘う篝火なのかもしれない。
 そんなところにいつか行きたい、と誰かが思ったかもしれなかった。


<愛してる。一生お前だけを>
<わたしも愛してる。光のお花で一生あなたを導いてあげるわ>


     導いてあげるから、

          ―――総司……

 
 


《完》



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
☆1532/香坂・蓮/男/24/ヴァイオリニスト(兼、便利屋)☆
☆1252/海原・みなも/女/13/中学生☆
☆1411/大曽根・つばさ/13/中学生、退魔師☆
☆1790/瀬川・蓮/男/13/ストリートキッド(デビルサモナー)




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■         ライター通信          ■
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こんにちは、東瑠真黒逢(とうりゅう まくあ)です。
今回、ライターとして書かせていただきました。

今回は皆さん同じ内容のノベルになりましたが、物語としてはこのほうがいいような気がしたもので、ご了承下さると嬉しいです☆
結局タイトルが、というかサブタイトルが変わってしまいましたが、如何でしたでしょうか?
皆さん一人一人に少しでもご満足頂ければ極上に幸せです。

因みに香坂さんと瀬川さんのお名前がご一緒でしたので、年齢の高く、呼んでも違和感のない香坂さんのほうを苗字で書かせて頂きました。そちらもご了承下さると嬉しいです<(_ _)>

今回も、わたしの永遠のテーマ、「愛」「命」「夢」を極力取り入れていました。「夢」だけがちょっとかなり薄れてしまったのが残念ですが、自分で精一杯書いたので後悔はありません。

それでは、これからも変わらず魂だけは込めて頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します<(_ _)>