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<東京怪談ウェブゲーム ゴーストネットOFF>


万聖節前夜

■オープニング

「……とうとう来たねえ、この季節が!」
何の季節なんだ、何の!
と言う外野のツッコミはさらりと無視して。
少女はわくわくとカレンダーに丸をつける。
10月31日、ハロウィンに。

「やっぱさ、仮装して人を驚かせたりお菓子振舞ったり。滅多に逢えない人と
交流をもつってのは良いものだと思うし……てなわけで、お茶会でも
どうかなって思うんだけど」

どう?
少女の口が問い掛けるように動いた。


■まずは何をする? 〜準備編〜

ハロウィンにはまず何をする?
準備だよね♪

「ハロウィンですか? まあ……そのようなお祭りがあるのでしたか。私、知りませんでしたわ」
にこにこと、微笑みながらお茶を一口。
天慶・真姫は微笑したまま、言葉を続ける。
「でしたら、私も参加させていただきましょう。まずは準備ですわね♪」
いそいそと立ち上がると真姫はゴーストネットへの通信を切り、様々な準備をするべく自室から違う場所へと歩き出した。
お茶会なら、お菓子を。パンプキンパイにパンプキンプディング、クッキーも添えて。
そうしてお茶を数種類。
紅茶も駄目な人もいるかもしれないから緑茶にお抹茶、甘いと言われる八女茶もおまけに♪
昔、誰かが聞かせてくれた「不思議の国のアリス」のようにお茶でお腹を一杯にするのも楽しいですわよね、と考えながら。
再び、自然と真姫の穏やかな唇から笑みがこぼれる。
仮装は、どのようなものにしようかしら?
後で、おつきの人に色々と調べて貰って良いと思ったものを着ていこうかしら、と。
色々と考えを頭の中でめぐらせながら。


そして、場所は変わり――。

とある一室。
こちらは少々、ぼんやりとした灯りの中でパソコンの画面を見つめる少女が一人。
闇より深い色をした瞳が画面をじっと見ていた。

「…ハロウィンとは実際どのようなものなのでしょう…陸では良くやられているようですが」
いい機会ですから教えてもらうのもいいのかもしれませんね……、小さく呟きながら海原・みそのは軽く頷いた。
ただ、どのくらいお菓子を持っていけば足りるのだろう?
トラック一台分で足りるでしょうか、と思案する。
詳しくは知らないけれど確かお菓子を振舞う行事であったと思ったし……。
んー……と呟きながらも早速お菓子の手配へと向かう。
「もしもし? 申し訳ありませんが今から言う期日に指定した場所へお菓子をトラック一台分――」
もし、今この場所に。――誰か他の人がいたのならば。
みそのは周囲の人から「ちょいと待ちなさい」と慌てられたかもしれないが――、…今現在、みそのの周りには誰もいなかった。そう、みその以外は誰も。


■お菓子ならば、和洋中? いいや、日本人ならば!

「はろうぃん? ほ〜そう言うお祭りがあるんか……知らなかったなあ」
呟くのは外見は十五歳前後であると見受けられる伍宮・春華。
くるくると大きな黒い瞳を動かしながら「おっしゃ! 今日やってるのなら乱入すっか!」と勢い良く立ち上がると早速学生服からとある服へと着替え始めた。
…とは言え、着替えたのは普段着ている和服だったりする。
白が基調の着物に赤い襟。青い帯に黒の羽織。
白袴で、やはり襟と同色の赤で足元を絞り上げている、まるで天狗が着ていたような色合いの着物をぴしっと着こなすと目にも止まらぬ早業で走りだす。
「お祭」ではあるけれど「お茶会」だし!
どんな人がいるのだろう、どんなお菓子が出るか、やっぱ菓子は和菓子だよなと、楽しみに考えながら。
(そだ、もし大福があったなら大福をお土産にするか♪)
――そして同居人と夜のお茶のときに一緒に食べて。
心なしか更に春華の走る、スピードが上がった。

そして、ゴーストネットOFFに場所は移り、とある窓際の席。セーラー服に身を包んだ少女はぶるっと身震いしながら辺りを見渡す。
休日でもないのに多くの人が、店内には居るばかり。
だが。
「……今、恐ろしく寒気が走ったのは気のせい……? それとも……」
風邪ひいたかなあ?
ちょっと最近寒い日が続いたり蒸し暑い日があったりするし……。
考えてみると熱っぽいような気もする。
けれど、まあ、こういうのは気力で何とかなるものだ。
何せ、今日はハロウィンにちなんだお茶会♪
少しくらい羽目をはずして楽しまなければバチがあたる。
(さて、そろそろ行くとしますか……今回、どんな人に逢えるか楽しみだな〜♪)」

……はてさて、今回のお茶会はどうなることやら……。
何はともあれ……お茶会のはじまり?である。


■お茶会―かぼちゃも踊る……?―

風に、かすかな歌声が乗る。
何処か懐かしいような歌詞が道端を染め上げるように。

黒い、フードコート。
白のブラウスが引き立つような黒のジャンパースカートに黒の三角帽子。
大き目のバスケットには様々なお菓子を沢山とお茶を詰め。
バスケットには小さなマスコットが二つ。
箒を持っていきたかったのだが、流石にそれは歩く際に却下されてしまい小さな、マスコットになったのだが。
風でゆらゆらとマスコットが揺れる。

(皆様喜んでくださるでしょうか……ああ、もう少し大目に作ってきても良かったかもしれませんね……)

けれど、他の人も持ってくるのかもしれないから。
とりあえずは、今はお茶会へ急ぐべきだろう。
カタカタと、バスケットにお付きの人がつけてくれたかぼちゃのマスコットが風に、揺れては――戻る。


その頃……お茶会、会場では――。

「えーーーーーーーーーっとぉ?」
汗だらだら。
天高く…と言うのはある程度オーバーな表現になるからさて置き、会場を埋め尽くすかと思ったお菓子が鈴夏の目の前にあった。
にこにこと鈴夏のとなりで微笑む、和装着流し乙姫様風…全てが黒で統一されたみその。
「お菓子は、これくらいで足りるでしょうか? 本当はもう一台くらいトラックを手配したほうがいいかと考えていたのですが……」
ぴきっ。
みそのの言葉に鈴夏の表情が凍りつく。
そして―――、
「や、みそのちゃんっ。その気持ちだけで充分に嬉しいよ! ゴーストネットOFFに来ているお客さんにも後で配りに行かないとだし」
「あら? こう言うのは家々を回るのではございませんの?」
きょとんとしながらみそのは鈴夏に問う。
鈴夏もうんうん、頷きつつ
「本当はそうだよ、仮装した子供たちが"悪戯かお菓子か"で家々を回るの。で、お菓子を貰うのね? 無論、くれない人も居るけど…そう言うお家には騒いだりして悪戯を残していって。まあ…今回のこのお茶会は「ハロウィンにちなんだ」お茶会だから…とりあえず仮装してお茶とお菓子を楽しもうねって言う感じに……」
(しようと思ってたけど……でも、今日限定でお菓子を配るって言うのも楽しいかもしれない)
仮装してきてくれる面々で「Trick or Treat!」ならず「Treat on Treat!」と声を出して。
「……どう、なさいました? 急に黙り込んで……」
「ん? ううん、何でもないよ? さっきまでは、考えてたけど方向を変えたら楽しくなりそうだなって」
「? …だって、楽しむための行事なのでしょう?」
「はは、そうだね…その通り! さて、じゃあ…少し座れるくらいにはお菓子を片して……」
と、言っていた合間に。
どがっ――と言うダンボールに激突しながら、こちらに駆けて来る足音が響きだした。
……グリコ一粒で何メートルだったかな……思わず、鈴夏がそんなことを呟き「ぐりこ? それはまた、なんですの?」と言うみそののツッコミが入ったりもしたけれど。

――まあそれはさて置いて。

春華は駆けて来た割に息一つ乱さずにきょろきょろ辺りを見渡す。
…見渡す限りのダンボールの山。
テーブルと椅子があり、茶器類が用意されてはいる。
だが――、だが……これではまるで夜逃げ後…じゃなく、引越し作業終了後のような……?
「……なあなあ、お茶会の会場って此処だろ? 何でこんなダンボールの……うわぁっ?」
つるり、と滑った…いや、正確には。
春華の姿が『見えなかった』真姫が春華を通り過ぎたのだ。
そして春華がそれに驚き、つるりと滑り……約二名は響くであろう音を想定して耳を塞いだ。
すてんっ。
…非常に良い音が室内に響いた。
おろおろと急に響いた音に真姫はうろたえた――確かに『音』たちはこの方向で良いと言っていたはずなのに。
「あら……? 申し訳ございません、私……今何かに……ぶつかったのでしょうか?」
「んー…大丈夫だよ真姫ちゃん。ぶつかったんじゃなくて驚いただけみたいだから♪」
「まあ……驚かせてしまいましたのね、申し訳ないことを致しました」
鈴夏の声に頷きながら音がした方向へと手を差し伸べようとすると、
「や、俺も後ろから来てるの気付かなかったしな…で、あんたが持ってるその篭の中身は…お菓子か?」
と、篭を指差され真姫は「はい」と返事をした。
「ですけれど、私は『あんた』と言う名前ではございませんのよ? 天慶、と申します。天慶真姫と」
「ふん? 真姫、な? んで、黒装束着てるあんたは?」
「自己紹介はあまり好きではないのですが…海原みその、です」
宜しく、とも言わずにみそのは頭を下げる。
それに対し春華も特に思うところは無いのかくるりと鈴夏の方へと向き直り、
「なるほど。で、お茶会の発起人がセーラー服着てる、あんたって訳だな……鈴夏だったか」
確認の意味をこめてそう、問いかけた。
ふむ、と軽くもう一言口にしながら。
「そう、私が弓弦鈴夏。で、今からお茶会をしようと思って片そうとね……してたんだけど、もう良いか……いっそこのままで」
「まぢ? や、ダンボールがこんなにあるんじゃあ…片す方が先なんじゃないか?」
春華の無邪気な突っ込みに、ぐは!と鈴夏も叫ぶ。
やはりそうか、片付けが先よね…と当たり前すぎる事を呟く。
…まあ、最後にやろうと思っていた「Treat on Treat」が先にくるだけの話ではあるし、と自身を納得させながら、ではあるけれど。
「えっと、んじゃ、このビルの隣だけどネットカフェのゴーストネットOFFに御菓子配りに行きますか……」
「ん、片すとしようぜ?」
「お菓子を配りに行くんですね? では、私も沢山作ってまいりましたしそれを配ることに致しましょう♪」
同意するように、春華、真姫が一緒に行くことを示したのだが一人だけ、首を振る少女が一人。
「申し訳ありませんが、私は動かずにこちらで留守番をしておりますね? 誰かが、いらしたら大変ですし……」
あまり、動くことが得意ではないみそのは丁寧に辞退の意を示した。
少しばかり鈴夏の額に汗が浮かんだようではあるが、留守番が必要なことも事実ではあるから。
「そ、そだね、留守番も必要だもんね! じゃ、式神置いていくから一緒に先にお茶でも飲んでて? すぐ! 戻るからっ」
ダッシュで、お菓子を持ち寄り、駆けていく?と言うより、早足?で歩く三人。
それらを見て、みそのはぽそりと何度目になるだろうかツッコミを口にした。
「いらない人にまで……押し売るのだけはやめてくださいましね……」――と。
式神はまるで、その言葉の意味が解ったかのように、にこりと微笑んだ。


■配れ、配れ! とは言え、誰に?

「とりあえず」と三人が訪れたのは、鈴夏が言っていたようにゴーストネットOFF。
だが。
「人に配るより、お店でしたらこの方が早いのではないのでしょうか?」と言う真姫の助言により。
来てくれた人々へは本日お菓子を無料で配ってくださいと言うことをお願いしている最中だったりする。
"お願い"と悪ノリ的に瞳をうるうるさせる春華と鈴夏に両手を胸の前で組み『何卒、お願いいたします……』と静かに訴える真姫。
店主は「うーん」と唸りながら、ぽりぽりと顎をかいた。
考えるように、悩むように。

「んー。ハロウィンの日限定と言うことで、今から深夜十二時まで、こちらのお菓子持ち帰り及び食べるの自由か……やってもいいけど」
うわぁいっ!!
歓声が上がるのを見越していたように店主は「けど、そのかわり!」と言葉を挟んだ。
「次回にこういう事があるかお客様から聞かれても、こちらは一切答えないからね? とりあえず、困ってるようではあるし…店内で暴れられても困るから、という事で」
そう言う店主の声を聞いてか聞かずか、ぼそぼそと小声で相談する三人。
『君たち、僕の話聞いてる?』と言う店主のツッコミも何処吹く風だ。
此処はどうにかなった、ダンボールのお菓子は此処でかなりの量、消えてくれると見越して……、
「どうする?」
鈴夏がそう呟けば。
「どう致しましょうか?」
真姫も真剣な表情で、そう問い返し「音」からの情報は無いがこちらにいるだろう春華へと視線を向ける。
「……此処はやっぱ街頭で、配るってのはどうだ? 意外とウケてくれる気がする」
うーん、と店主と同じような呟きをもらしつつ春華が妥協案を出し。
いや、もう既にウケるとかそう言う問題ではないのだが「すぐ帰る!」と鈴夏が言ってしまっているし……大勢の人と触れ合うのは春華自身、大好きなことだったから。
……あまり、態度には出たことは無いが結構寂しいと春華自身感じてしまうことがある。
それらはやはり、周りに人が誰もいなくてがらんとしている所にいると特に思うことなのだが。
『寂しがりや』と言われるのも癪なので滅多には言わない、けれど。
「そうだね…やっぱ、それが一番だよね。よし、此処は私たち自身も配るけれど人海戦術で一つ!」
こそこそとした話し合いが終わると、「お菓子足りなくなったら、いつでもストックありますから!」――そう、叫び魔女っ子姿の真姫と、和服の春華、セーラー服の鈴夏は再び、駆ける事は若干無理があるので真姫の手をひきながら急ぎ足で歩き出す。

外の時刻は黄昏時。
ある程度の不思議が闊歩しても何ら、おかしくは無い時刻である。


■万聖節前夜

「……すぐ帰ってくるといったのに、遅いですね……」
こぽこぽ……。
一通り揃っていた茶器に手を伸ばすとみそのはお茶を淹れ初めた。
コーヒーメーカーにも何度目かの保温が開始されている。
様々な、お茶の香りが室内には満ちていた。

時折、ネットカフェでもあるゴーストネットOFFの方から店員や、お付きの方々に式神等がやってくるので一杯のお茶と沢山のお菓子を渡しているけれど、いかんせん彼等の帰りが遅い。

(退屈にはなれていますが…色々とお話を伺ってみたくもありましたのに)

たとえば先ほどの鈴夏の言葉。
ハロウィンの事とか、もう少し深く聞いてみたくもあったのだが。
溜息をひとつ。室内を見渡す。
ダンボールに入れられていたお菓子は、ほぼない。
あるとしてもあと、五箱ほどだろうか。

「…お菓子、いっそのこと全部食べてしまいましょうか」
ぽそっと呟く。
カップの中にあるティースプーンが驚いたかのようにかちゃん、と軽く音を立てた。

――その頃、鈴夏たちはというと。

季節外れのサンタのように色々な人にお菓子を配ったりしていた。
無論――、人海戦術、と言った様に様々な手段も講じてはいるのだが。
鈴夏は式神を。春華は能力を使って。真姫は、自分の家の配下の方々を使い、違う場所でのお菓子配りを。
すこぉしばかり。
この日にお菓子を配る奇妙な面々に街頭を歩く方々も不思議に思いながらもほぼ受け取ってくれて。
どうにかこうにか『自分たちでこれだけ出来たら上等』と言うところまでに持ち込めたときには。
「すぐ! 帰るから!」と言っていた時間から、ゆうに――二時間は軽く過ぎていた。

「…待ちくたびれてるでしょうね、海原さん」
「一緒に来れれば良かったんだが、な」
冷えた空気に手を合わせながら真姫と春華は会場へと歩きながら呟く。
それを受け、鈴夏も呟きを返す。
「まあ、仕方ないよね…思う存分みそのちゃんには謝り倒して、残りのお菓子を食べながらお茶会、楽しむとしよ?」
「……そうですわね、遅れてしまったのは仕方の無いことですし。まだ、色々と作ってきたお菓子も残ってますし♪」
「漸く、お茶会本番かぁ……俺さ、ちょっとの間何しに来てたか思いっきり忘れてた」
「―――あはは」

鈴夏の乾いた笑い声を隠すように、真姫と春華の笑い声が漏れる。

さて、早く戻って。
お茶会で、甘いものを食べて疲れを癒そうか。
みそのは少し、考え込むように膨れているかもしれないけれど。

「そだ。戻るんだったらさ、いっその事みそのちゃんにこう言おうか」
「? 何と言うんですの? あ、もしかして……」
「そうそう、ハロウィンのお決まり文句♪」
手を合わせながら「いいですね♪」と頷きあう少女二人に春華は一人、微妙な表情を浮かべる。
「…みその、それはさぞかしびっくりするだろーな……。あ、そーだ。聞くの忘れてた。お菓子って言ったら…やっぱ和菓子だよな?」
楽しみにしていたことを漸く口に出し、聞くと。
――返ってきたのは少女二人のあまりに落胆した姿だった。
「…真姫ちゃん、和菓子…持ってきてる?」
「申し訳ございません…お茶は持って来れたのですが茶巾絞りまで作れる時間が……あ、でも海原さんの持ってきたあの中に一つはあるのでは?」
「そ、そうだよね、まだ解らないよね!」
二人の言葉に春華も落胆を隠せないまま、会場の扉に手をかける。

"Trick or Treat!"

そう――三人で叫びながら驚いたような顔のみそのを見て微笑いあう。

悪戯か、お菓子か?
ちょっとと言うか、かなり色々と大変な事ばかりがあったけれど。
そう言うことも全部忘れて。
漸く話をしながらお茶やお菓子を食べれる時間だけを過ごして。

万聖節、前夜。
それは子供と魔物に許された一日限りのお祭り。
次の日には消える姿を惜しみながら毎年続くただ、一夜の。

その後。
やはり和菓子は何処にも無く落胆した春華が、真姫の持ってきた八女茶を全て飲み……、
「和菓子は俺の心のおあしすなのに……」と呟いたとか呟かなかったとか。
大福をお土産に!と決めていたのに持ち帰ったお土産は真姫特製のパンプキン・パイと、みそののお菓子の詰め合わせだったとか。
少女三人はそれを見て苦笑しつつも、もし次があったなら和菓子も用意しておこうね?と小さな指切りを、した。




―End―

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【1892 / 伍宮・春華 / 男 / 75 / 中学生】
【1379 / 天慶・真姫 / 女 / 16 / 天慶家当主】
【1388 / 海原・みその / 女 / 13 / 深淵の巫女】
【NPC / 弓弦・鈴夏 / 女 / 16 / 高校生兼陰陽師】
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■         ライター通信          ■
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こんにちは、または初めまして。
ライターの秋月奏です。
今回はこちらの依頼にご参加誠に有難うございました。
三者三様の様々なプレイングで、このような感じとなりましたが
如何でしたでしょうか?
少しでも、楽しんでいただければ幸いです♪

・伍宮・春華さん
初めましてのご参加本当に有難うございました(^^)
プレイングを見て、和菓子…という項目を見てそうだ、日本でやるハロウィン
なのに和菓子ってなあまり見ないなあ…と思いました。
色々と場面場面では引っ張ってくださる存在で有り難かったです♪

・天慶・真姫さん
二度目のご参加、本当に有難うございます!
真姫さんは前回に書かせていただいたとき、またお会いできれば良いな、と
思っていましたので(^^)
今回のプレイングも可愛らしくて楽しくなりました。ふんわりとした真姫さんのイメージが
出せてると良いなあと思います。

・海原・みそのさん
初めましてのご参加本当に有難うございました(^^)
トラック一台分のお菓子! と言うのにわくわくしながら書かせて頂きました。
何処か不思議な雰囲気のある、憎めない少女…私の中の、みそのさんは
このようなイメージでしたが……イメージとあっていたならば良いのですが♪

ではでは、今回はこの辺で。
また、何処かにてお逢いできる事を祈りつつ。