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舞茸
●序
草間興信所に、慌しくノックが為された。否、ノックとは本当に名前ばかりで、ただコンコンと申し訳程度に音がしたかと思うと、次の瞬間にはドアが開いてしまっていた。
「緊急事態です!」
入ってきたのは、木野・公平(きの こうへい)であった。茸研究所、略して茸研(だけけん)の所長をしており、巨大で動き、人語を理解する茸を開発するのに全力を尽くしている男である。
「またキャサリンが家出でもしたのか?」
うんざりしたように草間が言った。キャサリンとは、木野が作り上げた赤い傘に白い体をした巨大茸である。興奮すると火の粉の胞子を吹くというなんとも迷惑な茸だ。
「ち、違います!キャサリンがそんな事をする筈が」
「じゃあ何だ?」
木野の話を折り、草間が尋ねる。木野は小さく深呼吸し、至極真面目な顔つきで草間に向き直る。
「マイタケを発見したんです」
「マイタケ?」
「……そう、呼ぶのに相応しい美しさを兼ね備えていたんです!」
「マイタケならスーパーに売ってるじゃないか」
「違います!……舞うんでうすよ」
「は?」
木野は興奮したかのように頬を赤らめ、頷く。
「それはそれは華麗に舞うんですよ!ただ、僕も一度しか見てなくて……」
「茸探しを手伝え、という事か」
「ええ。野小山(のこやま)というところで見かけたんで」
草間は地図を出して確認する。そこまで標高は高くなく、比較的近いところにある。
「じゃあ、多少は人員をおかししますよ」
草間が言うと、木野は軽い足取りで去って行った。まるで彼自身が舞っているかのような歩き方であった。
●前日
「あら、これはなぁに?」
シュライン・エマ(しゅらいん えま)は興信所に貼ってある紙を青の目で見て首を傾げた。その仕種で、はらりと黒の髪が揺れる。そして読み進めるうち、だんだん顔をほこらばせてゆく。
「また茸じゃないの」
「ああ、シュライン。来ていたのか」
草間がシュラインに気付いたように声をかけた。シュラインは張り紙を指差し、口を開く。
「また木野さんがここに来たの?」
「ああ。……ここが茸相談所だと勘違いしているんじゃないか?」
「まさか」
シュラインは言った後、黙る。まさかと思いつつも、ありえぬ話ではないと思いながら。
「また茸連(だけれん)の茸じゃないのかしら?」
シュラインは以前に起こった事件を思い起こす。茸研とライバル関係にある茸愛好連合会、略して茸連。しかし、草間は首を横に振った。
「あの団体が原因なら、木野がマイタケを探して欲しいって言う依頼は出さないと思うがな」
「じゃあ、自然に発生したのかしら?それとも、そう見えるだけなのかしら?」
シュラインが言うと、草間は苦笑しながら煙草を口にくわえる。
「木野、随分興奮していたからな。見間違いとは思えないぞ」
「そうよねぇ」
シュラインは窓の外を眺める。そろそろ紅葉の季節だ。
「ビデオやカメラ、持っていこうかしら」
今、山は綺麗な季節の筈だ。ならば、恐らくは舞う茸だけが見所ではないだろう。シュラインはそう呟き、張り紙を今一度確認するのだった。
●当日
茸研究所に、計7名もの男女が集まっていた。木野は人数の多さに感激する。
「皆さんがこんなにもやる気だなんて!」
「随分興奮しているのねぇ、木野さん」
苦笑しながらシュライン)が言った。
「そんなに茸、好きなんだ?」
興味深そうに黒の目を木野に向けながら影崎・雅(かげさき みやび)が言った。勢い良く「ええ!」と答えた木野に苦笑し、黒の髪が揺れた。
「どんな特性があるんです?仕事場にいらっしゃる九十九神憑きの書物の方々でも、ご存知ではなくて」
少しだけ寂しそうに青い目を光らせ、綾和泉・汐耶(あやいずみ せきや)が言った。ショートカットの黒髪が、小さく揺れる。
「特性……そうですねぇ。綺麗に舞っていましたよ」
その時の様子を思い出したのか、木野はうっとりと反芻した。
「所詮、どんなに綺麗に舞おうが茸は茸。負けませんぞ」
妙に対抗心を燃やした銀の目をさせ、護堂・霜月(ごどう そうげつ)は言った。
「ぼくも一緒に踊るのー。楽しそうなのー」
緑の髪を揺らしながら、銀の目を楽しそうに光らせて藤井・蘭(ふじい らん)は言った。楽しそうに軽く踊っている。
「とりあえず、食べられたらいいですね」
金の目を細め、黒の髪を揺らしながら斎・悠也(いつき ゆうや)は笑った。その途端、皆の動きが止まる。
「華麗な舞もいいが、茸が美味いかどうかも興味深いからな」
ウェーブがかった赤い髪をかきあげながら、羽柴・戒那(はしば かいな)は金の目を細めながら微笑んだ。
「た、食べるんですか?」
ひいい、と声をあげながら木野が叫ぶ。戒那はにっこりと笑いながら木野の背を叩く。
「一緒に行こうな、木野君。ついでに、写真とかは無いのかな?」
木野の叫びを軽く流し、戒那は尋ねる。木野は暫く思考を停止した後、首を振る。
「いえ、無いですが……」
「こんなのだよね?」
蘭が『良い子のきのこずかん』という本を取り出し、マイタケの項目を指し示す。そこには、普通にスーパー等で売られているマイタケの写真が載っていた。
「ええ、こんな感じです!……もうちょっと、大きかったのですが」
その時、研究所の奥から赤い笠に白い体をした茸がのこのこと歩きながらやって来た。木野の生み出した人語を理解し、自意識を持ち、動き回ることの出来る体長30センチほどのキャサリンだ。木野はにっこりと笑い、抱き上げる。
「これくらいの大きさでしょうか」
木野が言うと、キャサリンは一瞬びくりと体を震わせた。
「ちょっと、木野さん。キャサリンちゃんを引き合いに出すのは……」
シュラインが苦笑しながら言うと、木野は不思議そうに首を傾げる。
「何か、変ですかね?」
「鈍感ねぇ……」
シュラインはそっと呟き、木野からキャサリンを取り上げて自らの腕に抱いた。ぽにょっとした感触が、気持ちいい。
「ええと、木野さん。その舞茸は何処で見たんだ?」
雅が尋ねると、木野は「ええと」と呟きながら、野小山の地図を取り出した。その地図の一箇所に、赤いペンでハートマークが書かれている。一同が一瞬固まったのも気付かず、木野は至極真面目な顔で「ここですね」と言った。
「……そ、そうですか。この展望台の周辺なんですね」
いち早く意識を取り戻す事の出来た汐耶はそう呟いた後、その地図を持って立ち上がる。
「折角ですから、皆さんの分もコピーしますね」
コピーをし、皆に配る。ハートマークが赤い原本は、当然のように木野に手渡される。
「じゃあ、行きましょうか!いざ、舞茸に会いに!」
木野がガタンと音を立てて立ち上がった。
「そういえば、木野さん。見つけてどうするの?」
シュラインが尋ねると、木野はにっこりと笑う。
「決まってるじゃないですか。この研究所に来て貰うんです」
シュラインの腕の中にいるキャサリンが、プルプルと震えた。
「キャサリンちゃん。木野さんを困らせるために家出する時は、ウチにいらっしゃいね」
そっとシュラインは呟く。キャサリンは暫く考えた後、こっくりと頷くのだった。
●舞調べ
野小山はなだらかな斜面が多く、普通にハイキングするだけでも心地よい。30分ほどで展望台に辿り着く事が出来た。
「きのさん、どこらへんで見たのー?」
蘭が尋ねると、木野はしばらくきょろきょろとした後にある一点に目を向ける。
「ここ、ここです!」
木野が興奮気味にベンチの裏を指差した。「ここで、あの舞茸を見たんです!」
「それじゃあ、ここからローラー作戦に出るのが一番いいのかもしれないな」
あたりを見回しながら、雅が提案する。
「そうですね。……どうでしょう?お弁当を食べてから、散策をするというのは」
汐耶が鞄から弁当箱を出しながら提案する。
「いいですね。実は俺もサンドイッチなど作ってきてるんで」
悠也はそう言いながらバスケットを差し出す。
「紅茶もあるという優れものだ。……実は、これも楽しみにしてたんだ」
にこにこと戒那が言い、急遽お弁当時間が取られる事となった。汐耶のお弁当も、悠也のサンドイッチと紅茶も、皆の舌とお腹を満たしていった。
「おお、美味しいですなぁ」
霜月がうっとりと舌鼓を打つ。
「今度、レシピを教えてね」
シュラインが悠也と汐耶にこっそりと耳打ちした。二人ともが、にっこりと笑いながら了承する。あっという間に、お弁当は無くなってしまった。
「……これで、バスケットを空にする事が出来ましたね」
ぼそり、と悠也が呟いた。
「そうだな。これで準備万端だな」
戒那が紅茶を啜りながら頷く。途端、皆の目が悠也と戒那とバスケットに向けられる。
(どういう事かしら?)
何となく嫌な予感が、皆の中に駆け巡るのだった。
「それじゃあ、いっちょ探しに行きますか」
手についた米粒を舐め、雅が立ち上がる。それに続き、他の皆も立ち上がる。
「じゃあ、一時間後にここに集合でいいかしら?」
シュラインが提案すると、皆が頷いた。舞茸を見つけるために。
シュラインは歩きながら耳を澄ます。
(30センチもあって、しかも舞っているんだったら何かしらの音がしそうだものね)
幸いにして、季節は秋。紅葉した葉達が道に積もっている。がさ、とかいう音がしてもおかしくない。
「そうだわ」
踊るくらいならば、音に反応する性質があるのかもしれない。シュラインはそう考えると、鼻歌を歌い始めた。他の登山者達に気付かれぬよう、そっと。耳を澄ましながら、鼻歌を歌いながら。
「あら」
ふと紅葉の綺麗な木があった。シュラインはポケットからデジカメを取り出す。ビデオ機能もある、優れものだ。木に照準を合わせ、何枚か写真を撮った。ふわふわと風に揺れる葉の様子もビデオに撮る。
「思わぬところで、いい収穫があったわ」
シュラインは自らが撮ったものたちを見直し、にっこりと笑った。そして綺麗な葉を何枚か拾っていると、不意に何かが手に当たった。すべすべした肌のようだった。シュラインは一瞬他の登山者達と思い「すいません」と小さく言った。手が当たったのだと思ったのだ。だが、それは手ではなかった。手ではなく、体と言った方が近い。
「……まあ!」
それは、蘭の持ってきていた茸図鑑と寸分違わぬマイタケであった。但し、体長が30センチはあろうかという、大物。
「まさか、あなた……」
シュラインが何か言おうとした瞬間、マイタケはその身をくるりと翻して踊り始めた。正に舞茸!シュラインはそれを邪魔せぬよう、そっとデジカメを構える。ビデオでその舞を撮り始めたのだ。
(可愛らしいわ……)
シュラインはにっこりと顔を綻ばせ、その様子をじっと見つめた。幼稚園のお遊戯会を思い出させるような、可愛らしさ。舞が終わると、思わずシュラインは拍手した。舞茸は照れたようにお辞儀をし、何処かにさっと走り去ってしまった。
「ああ……折角だから一緒に来て貰いたかったんだけどな」
だが、デジカメで証拠は撮る事が出来た。シュラインはそう思い直し、集合場所に向かった。もうすぐ、1時間が経とうとしていた。
●茸集結
一時間後、それぞれが再び集まった。ある者は茸を持って、ある者は茸を持たずに。
「それがねぇ、歌に合わせて踊ってくれたのよ。残念ながら、すぐに逃げちゃったんだけど……」
シュラインが言うと、戒那がこっくりと頷く。
「俺の歌にも反応してきたぞ。尤も……捕まえたのは悠也なんだが」
ちらりと戒那は悠也を見る。悠也はにっこりと笑い、バスケットの中からもがいている舞茸を取り出す。
「この通り、一つしか得られなかったんですが」
「俺も一つだけだぜ?な、ぽち」
雅はそう言って茸を抱きながらいい、ちらりと傍らに座っている黒い狼を見た。狼はご機嫌で「わう」と答える。
「いいわね。私達も踊りを見たんだけど、捕まえられなかったわ」
汐耶はそう言って蘭の方を見た。蘭は一瞬寂しそうに頷くが、すぐに顔を明るくする。
「でも、いっしょに踊ったの!楽しかったのー」
「一緒に、ですか。……奇遇ですな。実は、私も」
霜月はそう言って手に捕まえたままの舞茸を差し出す。
「しかし、実に良い踊りでしたぞ。……まあ、まだまだ菌類に負ける気はしませんがな」
「みみみ、皆さん!凄いです、素晴らしいです!」
木野は興奮しながら捕らえられた舞茸を見つめた。合計三つの舞茸。
「ああ、三人も舞茸が……」
うっとりと見つめる木野を見て、キャサリンはぷいっと向いてシュラインの方に駆け寄って抱きついた。
「あら、どうしたの?キャサリンちゃん」
「あー……ヤキモチじゃないのか?」
雅がキャサリンの笠をぽふぽふと叩くと、キャサリンはぷるぷると震えながら、シュラインにしがみついた。
「それで皆さん、この舞茸さん達はいただけるんですよね?」
木野が言うと、皆が顔を見合わせる。
「そういうのは、本人……いや、茸なのだが……それを尊重せねばならぬからのう」
霜月が言うと、霜月の持っている舞茸はいやいやと拒否を示した。
「一緒に踊るくらいならいいのかもしんないけど、あまり強引なのはよくないと思うぞ」
雅が言うと、雅の抱き上げている茸がぷるぷると震えた。
「そうですね。やはり、茸自身の気持ちを尊重した方がいいと思いますよ」
汐耶が言うと、捕らえられている舞茸たちが一斉に頷いた。
「みんな、けんきゅーしょに行くのはいやだって言ってるの」
蘭が茸達の声を代弁する。木野ががっくりとうな垂れる。
「すまんな、木野君。この舞茸はきちんと美味しく頂くから安心してくれたまえ」
戒那が言うと、皆の動きが止まった。茸も含めて。
「食べる気、なの?」
シュラインが恐る恐る尋ねると、にっこりと戒那は頷く。
「大丈夫です。食べられるかどうか、ちゃんと確かめてから食べますから」
悠也がにっこりと笑って言う。
「ええと、どうやって見分けるの?」
腕の中でブルブルと震えるキャサリンを優しく撫でながら、シュラインは尚も尋ねた。すると、事も無げに悠也は言い放つ。
「武彦さんに食べていただこうかと」
「駄目!絶対に、駄目!」
シュラインが盛大に反対を叫ぶ。戒那と悠也は顔を見合わせ、苦笑しあう。
「……結局、僕は舞茸と一緒には帰れないんですかね……?」
木野が寂しそうに舞茸達を見て、呟いた。
「ねぇ、木野さん。そんな事したら、キャサリンちゃんが可哀想じゃない?」
「キャサリンが……?」
シュラインの言葉に、木野が顔を上げる。キャサリンはもぞもぞとシュラインの腕の中で動き、木野の様子を窺っている。
「そうそう。今回はとりあえずいるという事が分かってよかったって思えばいいじゃん。んで、暇があればここに来ればいいんだしさ」
「舞茸達に会いに、ここに来る・・…・」
雅の言葉に、木野は頷く。連れて帰らなければならないという理由は一つも無い。
「ほら、記念写真もありますし。何なら、今ここで撮ってもいいですしね」
汐耶はそう言ってデジカメを取り出す。いるという事実だけは、今ここに存在しているのだ。
「だんすばとるならば、いつでも受けたってくれるのではあるまいか?」
霜月はそう言い「というか、いつでも受けてたつぞ」と呟く。自らの手に入る舞茸に向かって。
「そうなのですー。いやいやしているのを無理に連れ帰ってはいけないの」
蘭はそう言って胸を張った。その行動に意味があるのかどうかは、いまいち定かではないが。
「食べたいでしたら、夕飯をおすそ分けしますよ」
悠也はそう言ってにっこりと笑う。もがいている舞茸をそっとバスケットにしまいながら。
「おお、それはいいな。大丈夫だ、悠也の飯は美味いから」
戒那はそう言って笑う。シュラインは「それは駄目」ともう一度主張する。
「……いえ、別に食べたい訳じゃないんで」
ぼそり、と木野は呟く。そして、もごもごともがいていた舞茸達を一つ一つ抱きしめてから放してやる。悠也の持っているバスケットの中にいた、舞茸も。
「いいのか?」
雅が尋ねると、何故だかすっきりした顔をした木野が頷く。
「いいんです。……実際に、いることだけでも確認できましたし」
木野はそう言うと、そっと手を伸ばしてシュラインからキャサリンを受け取る。
「キャサリンが、僕にはいますし」
「そうよ。ちゃんと、キャサリンちゃんがいるんだから」
にこにことシュラインが頷く。
「それにしても、全員が舞茸に遭遇したんですよね?」
汐耶はそう言うと、皆が頷く。
「つまり、少なくとも5人はいた訳ですね。舞茸」
「そうだな、そういう事になるな」
戒那が頷く。ひーふーみー、と人数を見ながら。
「おや、木野さんはお会いになられたんですか?」
悠也が尋ねると、木野はびくりと体を震わせた。
「……会えませんでした」
「……すいません」
何故だか、悠也は謝ってしまった。
「すごいのー!だったら、みんなで踊りを踊ってるかもしれないのー」
蘭はそう言ってにっこりと笑った。体長30センチほどはあろうかというマイタケ達が輪になり、踊っているのを想像したのであろう。
「ぬう、どれだけ来ようとも負けませぬぞ!」
霜月はぐっと拳を握った。
「ともかく、帰りましょう。何だか妙に疲れちゃったし」
シュラインが言うと、皆が賛成した。舞う茸と遭遇する事には、何故だか体力を消耗させる力があるかのようだった。
●結
シュラインは興信所に戻り、そっとドアを開けた。
「武彦さん?」
シュラインが呼びかけると、零がそっと出てきて口元に指を当てた。草間のデスクに近付くと、そこで草間はうつぶせて居眠りをしていた。零と顔を見合わせ、シュラインはくすくすと笑った。
「零ちゃん。これ、お土産」
「わあ、綺麗ですね」
シュラインは零にデジカメで撮った写真や映像を見せた。それから鞄からそっと紅葉した葉を取り出し、草間の机の上にある辞書にティッシュで包んでから挟んだ。次にあけるときがいつかは分からないが、その時にはきっと綺麗な押し葉になっている事だろう。
「綺麗な紅葉だったわよ?武彦さん」
シュラインはそっと、草間を起してしまわないように囁くのだった。
<押し葉はいつしか綺麗になり・了>
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【 0086 / シュライン・エマ / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員 】
【 0121 / 羽柴・戒那 / 女 / 35 / 大学助教授 】
【 0164 / 斎・悠也 / 男 / 21 / 大学生・バイトでホスト】
【 0843 / 影崎・雅 / 男 / 27 / トラブル清掃業+時々住職 】
【 1069 / 護堂・霜月 / 男 / 999 / 真言宗僧侶 】
【 1449 / 綾和泉・汐耶 / 女 / 23 / 都立図書館司書 】
【 2163 / 藤井・蘭 / 男 / 1 / 藤井家の居候 】
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■ ライター通信 ■
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お待たせしました、コニチハ。霜月玲守です。このたびは「舞茸」にご参加いただき、本当に有難うございました。茸シリーズも早いもので第三弾です。いかがだったでしょうか?
色々会って、何だか大人数になりました。それでも、少しでも楽しんでいただけていたら嬉しいです。そういえば、舞茸発生の原因は不明なままですね。謎が一つくらいあった方が楽しいですね、きっと。
シュライン・エマさん、いつも参加していただき、本当に有難うございます。いつの間にか茸大好きシュラインさん、みたいにしちゃった気がします。す、すいません。キャサリンはきっとシュラインさんに一番なついていると思います。
今回は、個別の文章となっております。全員分を読むのは中々大変だと思われますので、凄く暇な時に見てやってくださいませ。
ご意見・ご感想等心よりお待ちしております。それでは、またお会いできるその時迄。
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