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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


調査コードネーム:怪盗VS怪奇探偵 パート2
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :草間興信所
募集予定人数  :1人〜4人

------<オープニング>--------------------------------------

 東京の混乱はまだ続いている。
 さすがにペストの拡大は収まったものの、治安維持機能が半ば崩壊してしまっているからだ。
 警察力が低下すれば、当然のように犯罪が増加する。
 略奪や窃盗なども頻発していた。
 もっとも、東京などまだおとなしいほうで、これが南米諸国であればもっと拡大していただろう。
「で、この機に乗じて例の怪盗が動き出したってわけだ」
 草間武彦が言った。
 たいして広くもない彼の事務所だ。
「例の‥‥? ああ、ペガサスとか言いましたか」
 ぽむと手を拍つ義妹の零。
「そうそう。元代の美術品ばかりを狙う変なドロボーだ」
「なにか思い入れでもあるんでしょう。ペガサスってのは天馬のことですからね」
 判るような判らないことを言う。
 たしかに元帝国は騎馬民族であり、天馬の一族などともいわれるのだが。
「それで、私たちに仕事が回ってきたんですね?」
「よく判るな」
「いくらなんでもそのくらいは判ります。警察もいっぱいいっぱいなのでしょう?」
「そーいうことだ」
「うちもこないだの騒動で修繕費がかかります」
「ま、今回は利害が一致したということさ」
 偽悪的に言い放つ草間。
 最大級のスポンサーであり友人でもある稲積の頼みを断ったことなど一度もないくせに。
「今回は何が狙われてるんですか?」
「狙われてるというより、足取りを掴んだということらしい」
「というと?」
「怪盗ペガサスだと思われる人物が四人うかんでいる」
「ふむふむ」
「そのうち三人が、歌舞伎町に潜伏して何事かたくらんでるらしい」
「じゃあ、私たちのやることは‥‥」
「絞り込みと確定。できれば捕縛まで、だな」
 不敵な笑みを浮かべる草間。
 すでに勝算が立っているのだろうか。
 びっくりしたように、零が言った。
「まるで探偵みたいな仕事ですねぇ」
「‥‥もしかして忘れてるかもしれないからもう一度言っておこう」
「はい?」
「探偵なんだっ! 俺はっ!!」









※怪盗VS怪奇探偵の続編です。
※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日にアップされます。
 受付開始は午後8時からです。

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怪盗VS怪奇探偵 パート2

 雑踏。
 人、人、人の波。
「どっからこんなに湧いてくるんだか」
 黒髪蒼眸の美女が呟いた。
 新宿は歌舞伎町。
 半月ほど前の大混乱からも逞しく立ち直り、けばけばしいネオンも八割ほどは復活している。
 まったく、人間の欲望というのは凄まじい。
 本質的な肉欲と金銭欲が極彩色の花を咲かせ、誘蛾灯のように人を誘う。
 それがこの街だ。
 元気でけっこうなことではある。
「残念ながら捜査に向いた場所じゃないのよね。ねぇ灰慈」
 後半は、後から近づいてきた青年に向けた台詞だ。
「まったくだぜ‥‥」
 ややげっそりとした口調で、男が応える。
 巫灰慈という。
 今回の調査スタッフの一人だ。
「そっちはどうだった?」
「一人目は大ハズレだったぜ。ケチな売人だったぜ」
「麻薬の?」
「ああ。さっさと警察に引き渡した。もうすぐみあおもこっちにくるだろ」
 肩をすくめる青年。
 みあおというのは一緒に行動していた少女で、フルネームを海原みあおという。
「警官にサインをねだってなきゃいいけど」
 くすくすと笑う美女。
「いくらなんでもそれはねーって」
「もう一組の方はどうかしら?」
「たぶんハズレだと思うぜ。この時間になってもとくに動きもねーしな」
「そうね‥‥」
 歌舞伎町に潜伏しているといわれる怪盗ペガサス。
 その候補者は三名。
 一人の所在には巫とみあおが向かい、ハズレだった。
 二人目の隠れ家には、守崎啓斗と御柳紅麗という高校生コンビが向かっている。
 そして、おそらくそこもハズレだろう。
 可能性の低そうなところから当たっているから、むしろ当然の結果だ。
「もどってきたみたいね」
 黒髪の美女が呟く。
 一瞬遅れて、
「シュラ姐。こっちはハズレだった」
「単なる詐欺師だったな」
 啓斗と御柳の声が聞こえた。
「これで、残りは一人ね」
 満足そうにシュライン・エマが頷いた。


 怪盗ペガサスは、謎の人物だ。
 年齢も性別も不明。
 警視庁での手配番号は、広域手配盗犯第〇九九三二号。
 散文的なことこの上ないが、警察が韻文を好む必要はない。
 事実は常に散文的なものなのだ。
 名前もなにも判っていないのだから指名手配をかけることはできない。
 今のところ、ペガサスの姿を捉えた写真は一枚しかない。
 ちなみにこれを撮ったのはみあおである。
 前回の事件の時、とっさにシャッターを切った一枚。
 写っているのは警視庁刑事部参事官の稲積秀人どの。
 むろん、これはペガサスの変装だが、いまをときめくエリート警察官僚としては二重三重に面目を失したかたちである。
 だからというわけでないだろうが、稲積は周到で執念深い捜査の末、ついにペガサスだと思われる人間を四人にまで絞り込んだ。
 客観的に見て、彼は無能からはほど遠い。
 優秀な資質学者がたった一つの岩石から太古の情景を思い浮かべることができるように、彼もまた、一枚の写真から整合性をもって割り出しを進めていった。
 このままいけば、必ず、ペガサスの正体を掴み追いつめることができただろう。
 だが、状況は稲積の味方をしなかった。
 ヴァンパイアロードとその眷属が引き起こした混乱により、日本の警察力は著しく低下し、たかだか盗犯を追いかけ回す余裕はなくなってしまったのである。
 そこで、草間興信所の出番となったのだ。
 彼らが警察の後を引き継いで、ペガサスを追いつめる。
 簡単なことではないが、幾度も難事件を解決してきた怪奇探偵と愉快な仲間である。ちゃんとこなせるはずであった。
 事実、容疑者四人のうち二人まで絞り込んでいる。
 これはシュラインの作戦だ。
 可能性の低い方から調査し、消去法的に追いつめる。
「相変わらずシュラ姐の作戦は堅実だねぇ」
 と、啓斗が皮肉混じりに賞賛したほどだ。
 もっとも、所長の草間武彦などはその堅実さが気に入らなかったのか、
「俺は独自にアプローチしてみるぜ」
 などと、かっこつけた台詞を残して姿を消している。
 まあ、どだい集団行動に向いた男ではないので、仕方がないともいえるだろう。
「どうするんだ? これから」
 御柳がいう。
 自明のような質問だったが、仲間たちは正確に意図を察した。
 彼は言ってるのである。
 候補がまだ二人残っているのに合流して良かったのか、と。
「歌舞伎町には、あと一人しか残っていないからね」
 意外なほどあっさりしたシュラインの答え。
 この街にいるのが本物なら、依頼はそこで解決である。捕縛できるかという問題はあるが、正体に肉薄できるだろう。
 逆に、歌舞伎町のが偽物だとしたら、やはりそこで仕事は終わりなのだ。
 つまり、最後の一人、この街にはいない一人がペガサスということになる。
 探偵としては、そこまで調査すれば充分だ。
 そこからは警察の仕事になるだろう。
「ふん‥‥たしかにな」
 歩きながら巫が腕を組む。
 シュラインの言っていることは判る。
 たしかにお説の通りだ。
 だが‥‥。
「きづいてる? 啓斗」
 後方、みあおがささやいた。
「ああ。ずっといるな。あのホームレス」
 こくりと啓斗が頷く。
 尾行されているような気配はないにもかかわらず、振り返ればそこにかならず一人のホームレスがいる。
 歌舞伎町においてホームレス自体は珍しくもないが‥‥。
 すっと歩調を緩めた御柳が、啓斗の耳に口を寄せた。
「尾行けられてると思うか?」
「‥‥いや、それにしては意識も視線もこっちを向いてない。ちらちらシュラ姐を見てるけど、どっちかっていうとスケベーな視線だ」
 啓斗は隠密行動のエキスパートである。
 ニンジャと表現すれば、やや胡散臭い。
 その啓斗をして、留保の色が濃い。
 薄汚れたボロ服。肌の露出した部分は垢がたかっているのが見える。どこにでもいるようなホームレスだ。
 ふらあらと歩調が定まらないのは、安酒でも喰らっているからだろうか。
「俺たちの行動とは無関係?」
 御柳がさらに問う。
「判らない。まさかあれがペガサスってことはないと思うけど」
 苦笑をたたえる啓斗。
 そうこうしているうちに、ホームレスが客引きに何事か怒鳴られ、すごすごと姿を消している。
「やれやれ‥‥」
 と、みあおが肩をすくめた。
 決断を欠いた啓斗と御柳を皮肉ったのか、それとも杞憂を抱いた自分に辛口の評価を下したのか。
 おそらく本人にも判っていないだろう。


 やがて、一行は最後の候補者が根城にしている安ホテルへと到着する。
「ひっどいボロ‥‥」
「武さんの事務所とかわんねーな」
「いくらなんでも、ここまでぼろくないわよ」
「五十歩百歩だなぁ」
 シュラインと巫の会話である。
 消防法も守ってないような建物だ。
 火事による大惨事がしばらく前に東京であったはずだが、こういうことは自分の身に降りかからないと反省も改善もできないらしい。
「じゃあ、いくぜ」
「はい」
 啓斗とみあおが、すっと路地裏に消える。
 索敵能力の高い二人が先行偵察し、ペガサス候補が部屋にいるかどうかを確認するのだ。
 むろんそれだけでなく、そのまま裏口を押さえることになる。
「追いつめたのに逃げられたってのは、あまりにもバカだからな」
「まったくだ」
 言いながら、シュラインの左右に立つ巫と御柳。
 女王を守る近衛みたいだった。
 三人は正面からである。
 フロントに話を通し、真っ直ぐに部屋を目指す。
 高級ホテルなら客のプライベートを守るために全力で抗議するところだろうが、そういう使命感とは無縁らしい。
 トラブルは御免だ、ということだろう。
 勇気に欠けるが賢明な判断だ。
「ここね」
 扉の前でシュラインが立ち止まる。
 三階の一室。
 在室中であることは、すでにみあおから連絡が入っている。
 もっとも、容疑者一人ではなく女性を連れ込んでいるらしいが。
「けっこうなご身分だぜ」
 苦笑混じりに切り捨てる巫。
 まあ、お楽しみの最中なら逃亡は難しいだろう。
「なんだか拍子抜けだけど、さっさと片づけちまおう」
 御柳が言った。
 トラブルをこよなく愛する不良高校生としては、あっけない幕切れというのは気に入らないのかもしれない。
 むろん、自分の楽しみを仕事に優先するほど彼は子供ではない。
 扉が開け放たれる。
 響き渡る女の金切り声。
「三流のオペラ歌手ってところね」
 げっそりと呟くシュライン。
 それを圧して、
「なんだ!? てめぇらは!!」
 ベッドでお楽しみだった男が叫ぶ。
「だいたい判るだろ?」
「くっ!!」
 冷然と答える巫に対し、男は同衾していた女を突き飛ばして逃げを打つ。
 パンツ一丁で。
 滑稽を通り越して哀しみを誘う姿だった。
「違うわね」
「ああ。ハズレだ」
 シュラインと御柳が小声で会話を交わす。
 あの怪盗ペガサスがこんなに無様なはずがない。
 そうこうしているうちに、男が窓を破って逃亡を試みる。
 ペガサスではないとしても、よほど後ろ暗いことがあるのだろう。
「あー いまさら遅いかもしれねぇけど、ここ三階だぞ」
 巫の声が、夜空に吸い込まれていった。
 地上から聞こえる悲鳴。
 一応、窓際に歩み寄って確認した御柳が、溜息をついて両手を広げた。
 たぶん足でも骨折したのだろう。
 男が倒れて泡を吹いている。
 啓斗とみあおが駆け寄って確保するところだった。
「確保したぜ。シュラ姐」
 無線機から聞こえる声。
「そう。ご苦労さま」
 シュラインの顔に、苦笑が刻まれる。


「結局、全員ハズレかよ」
 やれやれ、と、啓斗が溜息をついた。
 最後の一人を警察に引き渡した後である。
 結局、ただの闇金業者だった。
 犯罪者ではあるが、追っていた人物とは違う。さんざん苦労して全部ハズレでは、溜息の一つも出るというモノだ。
「まあまあ。絞り込み自体はできたわけだから」
 慰めるつもりか、御柳が軽く肩を叩く。
「あれ?」
 その傍ら、みあおが小首をかしげた。
 またあのホームレスがいるのだ。
 偶然にしてはできすぎているような気がする。
 ホームレスに近づいていく少女。
 ふらふらと歩く薄汚れた男の、目深にかぶった帽子の中を覗き込み‥‥。
「‥‥え?」
 動作が止まる。
 同時に、いくつものことが起きた。
 唖然としたみあおをよそに、ホームレスが探偵たちに突撃する。
 正確には、シュラインに向かってだ。
 とっさにガードしようとした啓斗と御柳をかいくぐる。
 単なるホームレスにできることでははない。
「くっ!?」
「なにぃ!?」
 一瞬の対応の遅れ。
 男の手がシュラインにかか‥‥らなかった。
 黒髪の美女の方こそ人間離れした動きで、大きく飛びさがっていたのである。
 目を見張る巫。
 彼女は歴戦の勇士ではあるが、とくに体術に優れているわけでもない。
 こんな軽業師のような動きができるはずがないのだ。
「そいつがペガサスよっ!」
 シュラインの声は、蒼眸の美女の口からではなく、薄汚れたホームレスの口から発せられた。
 かなぐり捨てられる帽子。
 流れ出る黒い髪。
 露わになったホームレスの顔は、よく知っている女性の顔だった。
「なるほどそうかっ!!」
 飛燕の身こなしで、巫がニセシュラインに掴みかかる。
 だが、半瞬遅れた。
 ふたたび大きく飛びさがる美女。
「危ない危ない。まさかこういう仕掛けだったとはね」
 二転三転と蜻蛉を切って、数メートルの距離をおいたニセシュラインの口から零れたのは、先ほどまでとはまったく違う女の声だった。
 事態の急展開に目を見張らせる啓斗と御柳。
「呼び出し電話がかかってきた時、ピンときたのよ。稲積さんが私に「だけ」極秘情報を渡すわけがないからね」
 すっくと立ったシュラインが告げる。
 薄汚れてはいても、女王の風格だった。
 シュラインに「稲積」から直接電話がかかってきたのは、現場調査に出掛ける前日である。
 そして歌舞伎町にはいない一人の情報を渡された。
 場所は、神奈川県の川崎市。
 最初、シュラインは単独で調査に向かうつもりだった。
 ペガサスの狙い通りに。
 だが、ペガサスに読めなかったことがある。
 シュラインはいう女性は、怪奇探偵の薫陶よろしきを得ている人物だったのだ。
 絶倫な推理力は、しっかりと受け継いでいる。
「武彦さんをなめすぎたわね。ペガサス」
 自分を、といわないところが、まあ惚れた弱みというものだろうか。
「‥‥‥‥」
 怪盗にとって、最も利益になることはなにか。
 すなわち、味方になりすまして調査を攪乱することである。
 まさかリーダー格のシュラインこそがペガサスだとは、普通は考えない。
「そう思って様子を見ていたんだけど、目的はちょっと違うみたいね」
「あの三人は、ボクの名前で色々悪事をはたらいてたんでね。ちょっとお仕置き」
 ペガサスシュラインが微笑する。
 だいたいの状況は、探偵たちにも飲み込めていた。
 実際の調査が始まる前から、駆け引きは始まっていたのだ。
「でもまあ、詰めは甘かったけど、ボクの目的は達せられたから。みんなご苦労さま」
 憎々しいほど余裕たっぷりに言い放つペガサス。
 利用された無念さに唇を噛む御柳とみあお。
「本当に詰めが甘かったな」
「ああ」
 だが、巫と啓斗だけは余裕を失っていなかった。
 左右から、じりじりとにじり寄る。
「この時期になっても武さんが現れねぇのは不思議だと思わなぇかぃ?」
「じつはとっくに現れてるんだけどね。アンタの後にさ」
「そんなでたらめ‥‥」
「いや、本当さ」
 ペガサスの言葉を遮って響く声。
 口の端に煙草をくわえた探偵の声。
 振り向いた怪盗が見たものは、拳銃を構えた草間武彦だった。
「自分の恋人が本物か偽物かすら判らない程度の男だと思われるのは、いくらなんでも不本意なんでな。罠を張らせてもらったぜ」
 路地にサイレンと赤い光が流れ込む。
「観念することね。怪盗ペガサス」
 化粧で汚した顔をわずかに赤らめつつ、本物のシュラインがいった。


  エピローグ

「ま、今回は二人の愛の力の勝利ってわけだぁな」
 巫が笑う。
「うむうむ」
「善哉善哉」
 啓斗と御柳が熱心に頷く。
「辞めてよ。もうっ」
 事件解決以来からかわれっぱなしのシュラインは、いささかご機嫌斜めだ。
「それにしても、シュラインさんはあんなに変装がうまかったんだねぇ」
 みあおが感心する。
「女が男に化ける方がラクだし、それに、わざわざホームレスの顔を近寄って確認する物好きはすくないからね」
 その通りだ。
 シュラインがホームレスに化けたのは、これが二回目である。
 ちゃんと効果は立証されているのだ。
 ぽかぽかとした陽光が窓越しに降りそそぐ。
 季節が日ごとに冬に向かっているとは、信じられないほどだった。
 そのとき、外回りから草間が戻ってくる。
「面白いニュースを拾ったぜ。拘置所からペガサスが脱走したそうだ」
 凶報とともに。
「それはそれは‥‥」
 御柳が不敵な微笑を浮かべた。
 もつれた糸は、簡単には解れてくれそうもなかった。












                         終わり


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)
0143/ 巫・灰慈     /男  / 26 / フリーライター 浄化屋
  (かんなぎ・はいじ)
1415/ 海原・みあお   /女  / 13 / 小学生
  (うなばら・みあお)
1703/ 御柳・紅麗    /男  / 16 / 高校生
  (みやなぎ・くれい)
0554/ 守崎・啓斗    /男  / 17 / 高校生
  (もりさき・けいと)


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■         ライター通信          ■
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お待たせいたしました
「怪盗VS怪奇探偵 パート2」お届けいたします。
ペガサスと怪奇探偵の関係は、もうちょっと続く予定です。
楽しんでいただけたら幸いです。

それでは、またお会いできることを祈って。